JP2001178140A - 交流―直流変換装置 - Google Patents

交流―直流変換装置

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JP2001178140A
JP2001178140A JP36367299A JP36367299A JP2001178140A JP 2001178140 A JP2001178140 A JP 2001178140A JP 36367299 A JP36367299 A JP 36367299A JP 36367299 A JP36367299 A JP 36367299A JP 2001178140 A JP2001178140 A JP 2001178140A
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JP
Japan
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switch
semiconductor switch
diode
capacitor
reactor
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JP36367299A
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Inventor
Yasushi Katayama
靖 片山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電圧範囲が広い交流―直流変換装置にお
ける、低入力電圧時の効率改善を図る。 【解決手段】 入力電圧Vinのダイオード21,22に
よる整流電圧を、半導体スイッチ11,12のオン,オ
フによりコンデンサ2,3に昇圧して出力するタイプの
交流―直流変換装置にスイッチ4を設け、低入力電圧時
にはこれを短絡して昇圧比をスイッチ開放時の1/2と
することにより、低入力電圧時の効率を低下させないよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単相交流電源か
ら直流電力を取り出す交流―直流変換装置、特に高力率
の交流―直流変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に交流―直流変換装置の従来例を、
図5にその動作波形を示す。図4に示すように、この回
路はダイオード21〜24からなる整流回路部と、半導
体スイッチ11、リアクトル1、ダイオード25および
コンデンサ2を含む昇圧チョッパ回路部とからなってい
る。図4においては、半導体スイッチ11のオン,オフ
により、交流入力電圧Vinの全波整流波形を直流出力電
圧に昇圧して出力する。このとき、図5に示す入力電流
inの波形が正弦波となるように、半導体スイッチ11
のオン時比率が制御され、入力力率が改善される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成で
は、例えば入力電圧範囲が90〜264Vのように広範
囲の場合、入力電圧範囲の全域で力率を改善するために
は、最大入力電圧264Vにおいても力率改善が可能な
ように、チョッパ回路部の設計を行なう必要がある。通
常、昇圧チョッパ回路は出力電圧,出力電力を一定とし
た場合、入力電圧が低下し昇圧比が大きくなるほど入力
電流が大きくなるため電流が原因で発生する損失が増加
し、効率が低下するため、上記の如く入力電圧範囲が広
い場合には、入力電圧が最低入力電圧90Vに近い動作
条件では昇圧比が大きくなり、昇圧チョッパ回路の効率
が大幅に低下するという問題がある。したがって、この
発明の課題は入力電圧が広範囲な交流―直流変換装置に
おける、低入力時の効率改善を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、リアクトルの一端と交流
入力端子の一方を接続し、第1の半導体スイッチの一端
と第1のダイオードの陽極側と前記リアクトルの他端と
を接続し、第2の半導体スイッチの一端と第2のダイオ
ードの陽極側とスイッチの一端と前記交流入力端子の他
方とを接続し、第1のコンデンサの一端と第2のコンデ
ンサの一端と前記スイッチの他端とを接続し、前記第1
の半導体スイッチの他端と前記第2の半導体スイッチの
他端と第3のダイオードの陰極側とを接続し、前記第1
のダイオードの陰極側と前記第2のダイオードの陰極側
と前記第1のコンデンサの他端と直流出力端子の正側と
を接続し、前記第3のダイオードの陽極側と前記第2の
コンデンサの他端と直流出力端子の負側とを接続し、前
記交流入力の電圧が低いときは前記スイッチを短絡する
ことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明では、リアクトルの一端と
交流入力端子の一方を接続し、第1の半導体スイッチの
一端と第1のダイオードの陰極側と前記リアクトルの他
端とを接続し、第2の半導体スイッチの一端と第2のダ
イオードの陰極側とスイッチの一端と前記交流入力端子
の他方とを接続し、第1のコンデンサの一端と第2のコ
ンデンサの一端と前記スイッチの他端とを接続し、前記
第1の半導体スイッチの他端と前記第2の半導体スイッ
チの他端と第3のダイオードの陽極側とを接続し、前記
第1のダイオードの陽極側と前記第2のダイオードの陽
極側と前記第2のコンデンサの他端と直流出力端子の負
側とを接続し、前記第3のダイオードの陰極側と前記第
1のコンデンサの他端と直流出力端子の正側とを接続
し、前記交流入力の電圧が低いときは前記スイッチを短
絡することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す回路図、図3はその動作を説明するための波形
図である。図1において、1はリアクトル、2,3は出
力平滑コンデンサ、11,12は半導体スイッチとして
のMOSFET、21〜23はダイオード、4は回路動
作を切り替えるためのスイッチで、通常は開放で低入力
電圧時に短絡される。
【0007】図1の動作について、図3も参照しながら
説明する。はじめにスイッチ4が開放の場合、入力電圧
inが正の期間T1では、半導体スイッチ12は常時オ
ンとし、半導体スイッチ11をオン,オフさせる(図3
参照)。ここで、半導体スイッチ11がオンの期間にお
いては、リアクトル1→半導体スイッチ11→半導体ス
イッチ12の経路で入力電源を短絡してリアクトル1に
流れる電流を増加させ、半導体スイッチ11がオフの期
間においては、リアクトル1→ダイオード21→コンデ
ンサ2→コンデンサ3→ダイオード23→半導体スイッ
チ12の経路で、リアクトル1に蓄えられたエネルギー
をコンデンサ2,3に放出し、リアクトル1に流れる電
流を減少させる。このとき、半導体スイッチ11のオン
時比率を制御することで、入力電流Iinを正弦波に追従
させる。
【0008】入力電圧Vinが負の期間T2では、半導体
スイッチ11は常時オンとし、半導体スイッチ12をオ
ン,オフさせる(図3参照)。ここで、半導体スイッチ
12がオンの期間においては、半導体スイッチ12→半
導体スイッチ11→リアクトル1の経路で入力電源を短
絡してリアクトル1に流れる電流を増加させ、半導体ス
イッチ12がオフの期間においては、ダイオード22→
コンデンサ2→コンデンサ3→ダイオード23→半導体
スイッチ11→リアクトル1の経路で、リアクトル1に
蓄えられたエネルギーをコンデンサ2,3に放出し、リ
アクトル1に流れる電流を減少させる。このとき、半導
体スイッチ12のオン時比率を制御することで、入力電
流Iinを正弦波に追従させる。
【0009】次に、スイッチ4が短絡の場合、入力電圧
inが正の期間T1では、半導体スイッチ12は常時オ
ンとし、半導体スイッチ11をオン,オフさせる(図3
参照)。ここで、半導体スイッチ11がオンの期間にお
いては、リアクトル1→半導体スイッチ11→半導体ス
イッチ12の経路で入力電源を短絡してリアクトル1に
流れる電流を増加させ、半導体スイッチ11がオフの期
間においては、リアクトル1→ダイオード21→コンデ
ンサ2→スイッチ4の経路で、リアクトル1に蓄えられ
たエネルギーをコンデンサ2に放出してリアクトル1に
流れる電流を減少させる。このとき、半導体スイッチ1
1のオン時比率を制御することで、入力電流Iinを正弦
波に追従させる。
【0010】入力電圧Vinが負の期間T2では、半導体
スイッチ11は常時オンとし、半導体スイッチ12をオ
ン,オフさせる(図3参照)。ここで、半導体スイッチ
12がオンの期間においては、半導体スイッチ12→半
導体スイッチ11→リアクトル1の経路で入力電源を短
絡してリアクトル1に流れる電流を増加させ、半導体ス
イッチ12がオフの期間においては、スイッチ4→コン
デンサ3→ダイオード23→半導体スイッチ11→リア
クトル1の経路で、リアクトル1に蓄えられたエネルギ
ーを出力に放出し、リアクトル1に流れる電流を減少さ
せる。このとき、半導体スイッチ12のオン時比率を制
御することで、入力電流Iinを正弦波に追従させる。以
上の動作説明からも明らかなように、スイッチ4が開
放,短絡のいずれであっても、入力電圧Vinの整流電圧
をコンデンサ2,3に昇圧して出力する昇圧形チョッパ
動作となっている。
【0011】図2にこの発明の第2の実施の形態を示
す。同図からも明らかなように、図1の半導体スイッチ
11,12とダイオード21,22の接続位置を入れ替
え、コンデンサ3に接続されたダイオード23をコンデ
ンサ2に接続して構成されている。その動作は図1の場
合と全く同じとなるので、説明は省略する。
【0012】
【発明の効果】スイッチ4の開放,短絡時の動作を比較
すると、スイッチ4が開放の場合には直列接続したコン
デンサ2,3の両端電圧2Voに昇圧して出力するのに
対し、スイッチ4が短絡の場合には、期間T1ではコン
デンサ2の両端電圧Voに昇圧して出力し、期間T2
はコンデンサ3の両端電圧Voに昇圧して出力する。し
たがって、入力電圧Vinの瞬時電圧値をvinとすると、
スイッチ4開放時の昇圧比roおよび短絡時の昇圧比rc
は、それぞれ次式のようになる。 ro=2Vo/|vin| rc= Vo/|vin
【0013】つまり、スイッチ4を短絡することで、昇
圧比を開放時の1/2にすることができる。このことか
ら、この発明によれば、例えば入力電圧範囲が90〜2
64Vのように広範囲の場合には、低入力電圧(例えば
100V)においてはスイッチ4を短絡し昇圧比を1/
2にすることで、低入力電圧時の効率を改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図2】この発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図3】図1(図2)の動作説明図である。
【図4】交流―直流変換装置の従来例を示す回路図であ
る。
【図5】図4の動作説明図である。
【符号の説明】
1…リアクトル、2,3…コンデンサ、4…スイッチ、
11,12…半導体スイッチ(MOSFET)、21〜
25…ダイオード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアクトルの一端と交流入力端子の一方
    を接続し、第1の半導体スイッチの一端と第1のダイオ
    ードの陽極側と前記リアクトルの他端とを接続し、第2
    の半導体スイッチの一端と第2のダイオードの陽極側と
    スイッチの一端と前記交流入力端子の他方とを接続し、
    第1のコンデンサの一端と第2のコンデンサの一端と前
    記スイッチの他端とを接続し、前記第1の半導体スイッ
    チの他端と前記第2の半導体スイッチの他端と第3のダ
    イオードの陰極側とを接続し、前記第1のダイオードの
    陰極側と前記第2のダイオードの陰極側と前記第1のコ
    ンデンサの他端と直流出力端子の正側とを接続し、前記
    第3のダイオードの陽極側と前記第2のコンデンサの他
    端と直流出力端子の負側とを接続し、前記交流入力の電
    圧が低いときは前記スイッチを短絡することを特徴とす
    る交流―直流変換装置。
  2. 【請求項2】 リアクトルの一端と交流入力端子の一方
    を接続し、第1の半導体スイッチの一端と第1のダイオ
    ードの陰極側と前記リアクトルの他端とを接続し、第2
    の半導体スイッチの一端と第2のダイオードの陰極側と
    スイッチの一端と前記交流入力端子の他方とを接続し、
    第1のコンデンサの一端と第2のコンデンサの一端と前
    記スイッチの他端とを接続し、前記第1の半導体スイッ
    チの他端と前記第2の半導体スイッチの他端と第3のダ
    イオードの陽極側とを接続し、前記第1のダイオードの
    陽極側と前記第2のダイオードの陽極側と前記第2のコ
    ンデンサの他端と直流出力端子の負側とを接続し、前記
    第3のダイオードの陰極側と前記第1のコンデンサの他
    端と直流出力端子の正側とを接続し、前記交流入力の電
    圧が低いときは前記スイッチを短絡することを特徴とす
    る交流―直流変換装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011058665A1 (ja) * 2009-11-13 2011-05-19 日立アプライアンス株式会社 電力変換装置
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US8488346B2 (en) 2010-10-18 2013-07-16 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Power conversion apparatus and method
US8824180B2 (en) 2010-10-18 2014-09-02 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Power conversion apparatus

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