JP2001178043A - 直流ブラシレスモータのロータ - Google Patents

直流ブラシレスモータのロータ

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JP2001178043A
JP2001178043A JP36074899A JP36074899A JP2001178043A JP 2001178043 A JP2001178043 A JP 2001178043A JP 36074899 A JP36074899 A JP 36074899A JP 36074899 A JP36074899 A JP 36074899A JP 2001178043 A JP2001178043 A JP 2001178043A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
weight
brushless motor
rotor core
core portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP36074899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Koji Kasai
宏治 河西
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流ブラシレスモータのロータの相切換の一
次周波数による振動、騒音の発生を削減した直流ブラシ
レスモータのロータを提供する。 【解決手段】 中心部に設けられた軸3と、同軸3と磁
性材料を含む樹脂材によりロータコア部2を一体成形
し、同ロータコア部2の外周部を着磁して、着磁部2a
を設けてなる直流ブラシレスモータのロータ1におい
て、前記ロータコア部2の一側の一体成形により設けた
円柱状端部2bに環状の重り4を嵌入固定して添設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流ブラシレスモ
ータのロータに係り、詳しくはロータコアの防振構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の直流ブラシレスモータの
ロータの一例を示す一部切欠き断面図である。
【0003】従来、直流ブラシレスモータのロータ1
は、磁性材料を含む樹脂材により中心部に設けられた軸
3とロータコア部2を一体成形し、同ロータコア部2の
外周部を着磁して、着磁部2aを設けていた。
【0004】しかしながら、前記ロータ1を組込んだ直
流ブラシレスモータは、相切換の一次周波数成分である 回転数*(1回転内のスイッチング回数) 例えば、350rpmの回転数で、3相8極ロータの場
合、 350rpm*3*8/60=140Hz に相当する騒音を使用電圧により発生するおそれがあ
り、この騒音を低い値に抑制することが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、直流ブラシレスモータの
ロータの相切換の一次周波数による振動、騒音の発生を
削減した直流ブラシレスモータのロータを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、中心部に設けられた軸と、同軸と磁性材料を含む樹
脂材によりロータコア部を一体成形し、同ロータコア部
の外周部を着磁してなる直流ブラシレスモータのロータ
において、前記ロータコア部の一側に環状の重りを添設
してなるようにする。
【0007】また、前記重りを、前記ロータコア部2の
一側に一体成形により設けた円柱状端部2bに嵌入固定
してなるようにする。
【0008】そして、前記重りの重さを、前記ロータの
共振周波数が、所定の直流ブラシレスモータの相切換の
一次周波数よりも低くなる値で、且つ、重さに対する騒
音レベルの変化率の絶対値がほぼゼロになる値にしてな
るようにする。
【0009】また、前記重りが、複数の磁性板を積層し
てなるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
による直流ブラシレスモータのロータの一実施例を示す
一部切欠き断面図である。図2(a)、(b)は、本発
明による直流ブラシレスモータのロータの一実施例の説
明図である。ここで、従来例と同じ部分の符号は同一と
する。図において、1はロータ、2はロータコア部、2
aは着磁部、3は軸、4は重り、5は軸受を示す。
【0011】直流ブラシレスモータのロータ1は、中心
部に設けられた軸3と、同軸3と磁性材料を含む樹脂材
により中心部に設けられたロータコア部2を一体成形
し、同ロータコア部2の外周部を着磁して、着磁部2a
を設けている。そして、前記ロータコア部2両側の前記
軸3の所定位置に、軸受5を設けている。ここで、前記
ロータコア部2の一側に一体成形により設けた円柱状端
部2bに環状の重り4を嵌入固定して添設している。
【0012】次いで、前記重り4の重さWについて説明
する。前記ロータ1の共振周波数f0は、前記重り4の
重さWが増大するにつれて低下するので、前記重り4の
重さWを所定の直流ブラシレスモータの相切換の一次周
波数f1よりも低い値で、且つ、重さWに対する騒音レ
ベルの変化率の絶対値が所定値Nmよりも低くなる値に
している。
【0013】一方、前記重り4は、ステータコアと同様
に複数の珪素鋼板などの磁性板を積層して構成される。
【0014】次に、図2(a)、(b)により、本発明
の作用、効果について説明する。図2(a)に示すよう
に、前記重り4の重さWを順次W1から、W2、W3と
増加させた場合に、ロータ1の共振周波数f0がfr1
から徐々にfr2、fr3と低下する。そして、f0が
fr1(前記重り4の重さをW1)の場合には、相切換
の一次周波数f1はfr1より高い値であったが、f0
がfr1から徐々にfr2、fr3と低下するに従い、
f1よりも離れ、且つ、より低い周波数値となる。
【0015】一方、図2(b)に示すように、前記重り
4の重さWをW2からW3に増加した場合に、騒音レベ
ルは、f0がfr2からfr3になり、急激に低下す
る。
【0016】しかしながら、その騒音レベルの変化率の
絶対値は、前記重り4の重さWをあまり大きくしても、
所定値を超えるとさほど変化しなくなる。このように、
前記騒音レベルの変化率の絶対値が所定値Nmよりも低
くなるように前記重り4の重さをW3に設定することに
より、騒音の削減が良好で、且つ、前記ロータ1の重量
の不必要な増加を抑えることができる。
【0017】他方、複数の珪素鋼板などの磁性板を積層
して前記重り4とすることにより、前記重り4の最適値
に磁性板の使用枚数を変化させて適合することができる
とともに、ステータコアと同じ材料により低コストで実
現できる。なお、磁性板を1枚添設することで本発明の
効果を得られる場合もある。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明においては、中心部
に設けられた軸と、同軸と磁性材料を含む樹脂材により
ロータコア部を一体成形し、同ロータコア部の外周部を
着磁してなる直流ブラシレスモータのロータにおいて、
前記ロータコア部の一側に環状の重りを添設してなるよ
うにした。この結果、直流ブラシレスモータのロータの
相切換の一次周波数による振動、騒音の発生を削減した
直流ブラシレスモータのロータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による直流ブラシレスモータのロータの
一実施例を示す一部切欠き断面図である。
【図2】(a)、(b)は、本発明による直流ブラシレ
スモータのロータの一実施例の説明図である。
【図3】従来の直流ブラシレスモータのロータの一例を
示す一部切欠き断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 ロータコア部 2a 着磁部 2b 円柱状端部 3 軸 4 重り 5 軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA04 AA07 AB04 AB07 AC06 AE08 5H019 AA06 AA10 CC03 EE14 5H622 CA01 CA05 CB06 DD04 PP03 PP16 PP20 QA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に設けられた軸と、同軸と磁性材
    料を含む樹脂材によりロータコア部を一体成形し、同ロ
    ータコア部の外周部を着磁してなる直流ブラシレスモー
    タのロータにおいて、 前記ロータコア部の一側に環状の重りを添設してなるこ
    とを特徴とする直流ブラシレスモータのロータ。
  2. 【請求項2】 前記重りを、前記ロータコア部2の一側
    に一体成形により設けた円柱状端部2bに嵌入固定して
    なることを特徴とする請求項1記載の直流ブラシレスモ
    ータのロータ。
  3. 【請求項3】 前記重りの重さを、前記ロータの共振周
    波数が、所定の直流ブラシレスモータの相切換の一次周
    波数よりも低くなる値で、且つ、重さに対する騒音レベ
    ルの変化率の絶対値が所定値よりも低くなる値にしてな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の直流
    ブラシレスモータのロータ。
  4. 【請求項4】 前記重りが、磁性板または複数の磁性板
    を積層してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載の直流ブラシレスモータのロータ。
JP36074899A 1999-12-20 1999-12-20 直流ブラシレスモータのロータ Pending JP2001178043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003021742A1 (fr) * 2001-09-03 2003-03-13 Hitachi Powdered Metals Co.,Ltd. Rotor de type a aimant permanent et procede de fabrication du rotor
CN100414815C (zh) * 2003-12-12 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 无刷直流电机用转子的磁铁固定结构

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US7151334B2 (en) 2001-09-03 2006-12-19 Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. Permanent magnet type rotor and method of manufacturing the rotor
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