JP2001177856A - 構内交換機 - Google Patents

構内交換機

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JP2001177856A
JP2001177856A JP36025899A JP36025899A JP2001177856A JP 2001177856 A JP2001177856 A JP 2001177856A JP 36025899 A JP36025899 A JP 36025899A JP 36025899 A JP36025899 A JP 36025899A JP 2001177856 A JP2001177856 A JP 2001177856A
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Yuji Ito
雄二 伊藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内線番号等の検索のための通信が発生するこ
とを防止でき、パフォーマンスの低下を防げる構内交換
機を提供することを目的とする。 【解決手段】 記憶装置108は、自交換機内に接続さ
れている内線や局線を識別するための番号と交換機ID
設定部106で設定され内線や局線が実装されている交
換機のIDとを対応付けるリソース・ノード対応テーブ
ル109を格納し、システム制御部104は、交換機シ
ステムの起動時に、自交換機に接続されている他交換機
からのテーブル情報を収集して自交換機のテーブル10
9に追加し、自交換機の加入者から発信があった時に、
発信先の内線または局線が実装されている交換機を自交
換機のテーブル109を検索することにより特定し、特
定した交換機が自交換機であれば着信等の処理を行い、
特定した交換機が他交換機であれば特定した他交換機に
向けて接続要求等を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆電話網と構内
電話網との間の音声通信やデータ通信の交換等を行う構
内交換機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構内交換機は、従来、電話機による音声
通信の交換を行う手段として利用されてきたが、近年で
はそれのみならず、デジタルデータ通信にも利用されて
きている。ところで、このような構内交換機の複数台を
専用インターフェース等を使って接続した比較的規模の
大きな交換機システムでは、例えば内線間の通話を行う
場合、発信先の内線電話機がどの交換機に実装されてい
るのかを知る必要がある。
【0003】図7は従来の構内交換機を有する交換機シ
ステムを示すブロック図である。
【0004】図7において、7、8、9はシステム間接
続線10により相互に接続され、構成が同じである構内
交換機、701は公衆網インターフェース部、702は
内線インターフェース部、703は通話路の交換を行う
通話路スイッチ部、704は交換機能を有しシステム全
体の制御を行うシステム制御部、705は交換機の種別
を設定するための交換機ID設定部、706は他交換機
とのシステム間接続を行うためのシステム間接続インタ
ーフェース部、707は構内交換機7の記憶装置、70
8は自交換機内に接続されている内線や局線を識別する
ための番号その他リソースに関連する情報を保持してい
る記憶装置707内のリソース情報テーブル、709は
内線電話機である。
【0005】上記のように構成された交換機システムに
ついて、自交換機に実装された内線電話機から内線発信
が行われる場合の動作を例にとる。
【0006】内線電話機709から内線発信操作が行わ
れると、システム制御部704は、発信先の電話番号を
解析し、リソース情報テーブル708を参照し、発信先
が自交換機に実装されている内線であるかどうかを調べ
る。自交換機内の内線である場合には、内線インターフ
ェース部702および通話路スイッチ部703を制御し
て、当該内線電話機への着信処理を行う。また、発信先
が自交換機内の内線ではなかった場合には、システム間
接続インターフェース部706を通じて、すべての他交
換機に対して、発信先内線番号を含む接続要求メッセー
ジを送信し、発信先内線番号が存在する交換機が応答を
返すと、その交換機内の当該内線電話機に対して着信処
理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構内交換機においては、上述のように、発信先の番
号が自交換機内に存在しない場合、接続されているすべ
ての交換機に対してメッセージを送り、該当する交換機
を探す必要があり、この交換機探索の処理を発信操作が
行われる度に行わなければならず、交換機間の通信が増
加し、また、交換機を跨いだ検索処理が入ることで、ユ
ーザの操作に対するレスポンスも悪くなるという問題点
を有していた。
【0008】この構内交換機では、各交換機の配下にあ
る内線番号等の配置データをそれぞれの交換機が共有す
ることにより、内線番号等の検索のための通信が発生す
ることを防止することが要求されている。
【0009】本発明は、この要求を満たすため、内線番
号等の検索のための通信が発生することを防止すること
ができ、パフォーマンスの低下を防ぐことができる構内
交換機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構内交換機は、公衆網とのインターフェース
を司る公衆網インターフェース部と、内線電話機とのイ
ンターフェースを司る内線インターフェース部と、交換
機能を有しシステム全体の制御を行うシステム制御部
と、通話路の交換を行う通話路スイッチ部と、交換機の
種別を設定するための交換機ID設定部と、他交換機と
のシステム間接続を行うためのシステム間接続インター
フェース部と、記憶装置とを有し、記憶装置は、自交換
機内に接続されている内線や局線を識別するための番号
と交換機ID設定部で設定され内線や局線が実装されて
いる交換機のIDとを対応付けるリソース・ノード対応
テーブルを格納し、システム制御部は、交換機システム
の起動時に、システム間接続インターフェース部を介し
て自交換機に接続されている他交換機から他交換機それ
ぞれのリソース・ノード対応テーブルの情報を収集して
自交換機のリソース・ノード対応テーブルに追加し、自
交換機の加入者から発信があった時に、発信先内線また
は捕捉する局線が実装されている交換機を自交換機のリ
ソース・ノード対応テーブルを検索することにより特定
し、特定した交換機が自交換機であれば着信等の処理を
行い、特定した交換機が他交換機であればシステム間接
続インターフェース部を介して特定した他交換機に向け
て接続要求等を送出する構成を備えている。
【0011】これにより、内線番号等の検索のための通
信が発生することを防止することができ、パフォーマン
スの低下を防ぐことができる構内交換機が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の構内交
換機は、公衆網とのインターフェースを司る公衆網イン
ターフェース部と、内線電話機とのインターフェースを
司る内線インターフェース部と、交換機能を有しシステ
ム全体の制御を行うシステム制御部と、通話路の交換を
行う通話路スイッチ部と、交換機の種別を設定するため
の交換機ID設定部と、他交換機とのシステム間接続を
行うためのシステム間接続インターフェース部と、記憶
装置とを有し、記憶装置は、自交換機内に接続されてい
る内線や局線を識別するための番号と交換機ID設定部
で設定され内線や局線が実装されている交換機のIDと
を対応付けるリソース・ノード対応テーブルを格納し、
システム制御部は、交換機システムの起動時に、システ
ム間接続インターフェース部を介して自交換機に接続さ
れている他交換機から他交換機それぞれのリソース・ノ
ード対応テーブルの情報を収集して自交換機のリソース
・ノード対応テーブルに追加し、自交換機の加入者から
発信があった時に、発信先内線または捕捉する局線が実
装されている交換機を自交換機のリソース・ノード対応
テーブルを検索することにより特定し、特定した交換機
が自交換機であれば着信等の処理を行い、特定した交換
機が他交換機であればシステム間接続インターフェース
部を介して特定した他交換機に向けて接続要求等を送出
することとしたものである。
【0013】この構成により、自交換機の加入者からの
発信時、発信先の内線や局線が実装されている交換機が
記憶装置内のリソース・ノード対応テーブルにより検索
されるので、内線番号や局線のポート番号を検索するた
めの通信の発生が防止され、システム間通信が軽減され
るという作用を有する。
【0014】請求項2に記載の構内交換機は、請求項1
に記載の構内交換機において、システム制御部は、内線
番号の変更などにより自交換機のリソース・ノード対応
テーブルの内容が修正された場合、システム間接続イン
ターフェース部を介して接続された他交換機に自交換機
のリソース・ノード対応テーブルの修正情報を送ること
としたものである。
【0015】この構成により、接続された他交換機にリ
ソース・ノード対応テーブルの修正情報が送られ、交換
機間のリソース・ノード対応テーブル内容の不整合が防
止されるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の構内交換機は、請求項1
に記載の構内交換機において、システム制御部は、一定
時間毎に自交換機と他交換機のリソース・ノード対応テ
ーブルの更新記録番号またはバージョン番号を比較し、
比較の結果、自交換機のリソース・ノード対応テーブル
の情報が古い場合、他交換機のリソース・ノード対応テ
ーブルの情報を取得し、自交換機のリソース・ノード対
応テーブルを更新することとしたものである。
【0017】この構成により、自交換機のリソース・ノ
ード対応テーブルの情報が古い場合にはその情報が更新
されるので、交換機間のリソース・ノード対応テーブル
の不整合が是正されるという作用を有する。
【0018】請求項4に記載の構内交換機は、請求項1
乃至3のいずれか1に記載の構内交換機において、シス
テム制御部は、リソース・ノード対応テーブルの情報を
交換機間で交換するにあたり、システム間接続インター
フェース部に異常がある場合、自交換機内の内線電話機
として接続されている無線電話機を使って他交換機に実
装されている無線電話機に発信し、自交換機の無線電話
機と他交換機の無線電話機の通話路を用いることとした
ものである。
【0019】この構成により、無線電話機をシステム間
インターフェース部の代替とすることができるので、シ
ステム間接続インターフェース部に異常があっても、請
求項1〜3に記載の作用と同様の作用を有することが可
能になる。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による構内交換機を有する交換機システムを示すブ
ロック図である。
【0022】図1において、1、2、3は構成が同一の
構内交換機、100は構内交換機1〜3を相互に接続す
るシステム間接続線、101は公衆網インターフェース
部、102は内線インターフェース部、103は通話路
の交換を行う通話路スイッチ部、104は交換機能を有
しシステム全体の制御を行うシステム制御部、105は
タイマ制御部、106は交換機の種別を設定するための
交換機ID設定部、107は他交換機とのシステム間接
続を行うためのシステム間接続インターフェース部、1
08は構内交換機1の記憶装置、109は記憶装置10
8内のリソース・ノード対応テーブル、110は内線電
話機である。記憶装置108に格納されたリソース・ノ
ード対応テーブル109では、自交換機内に接続されて
いる内線や局線を識別するための番号と交換機ID設定
部106で設定され或る内線や局線が実装されている交
換機のIDとが対応付けられている。また、ここでは、
システム間接続線100により、構内交換機1と3およ
び構内交換機2と3が接続されている。リソース・ノー
ド対応テーブル109には、内線番号や局線のポート番
号等のリソースIDと、それらのリソースが実装されて
いる交換機のIDとが記載されている。交換機のIDは
具体的には、スイッチ等により交換機ID設定部106
を通じて設定されるものである。
【0023】次に、このように構成された構内交換機の
動作について、図2、3を用いて説明する。図2はシス
テム起動時の構内交換機の動作を示すフローチャートで
あり、図3は内線発信時の動作を示すフローチャートで
ある。
【0024】まず、システム起動時の構内交換機の動作
の説明を図2を用いて行う。
【0025】システム起動時、構内交換機1〜3の電源
が投入され、それぞれ起動処理が開始される(S1)。
各構内交換機1〜3内では、自交換機に実装されている
内線・局線インターフェース等のリソースの接続状況の
検査が行われ、その実装情報が記憶装置108内に記録
される(S2)。この時、各リソースを識別するための
内線番号等のIDは、前回の起動時にユーザによる設定
等により既に与えられており、それにより、自交換機に
関するリソース・ノード対応テーブル109の情報も設
定されている。この間の処理は、既に知られている構内
交換機システムの起動時の処理と同様である。
【0026】次に、各構内交換機1〜3では、システム
制御部104の指示により、記憶装置108内のリソー
ス・ノード対応テーブル109を検索し、自交換機以外
の交換機のリソース・ノード対応テーブルの情報が含ま
れているかどうかを判定する(S3)。含まれていると
判定した場合には、その他の起動処理を行って起動を終
わる(S4)。ステップS3で他交換機の情報が含まれ
ていないと判定した場合には、システム制御部104の
指示により、システム間接続インターフェース部107
を通じて、全ての他交換機(自構内交換機1の場合には
2、3)から、リソース・ノード対応テーブルの情報を
収集し(S5、S6)、収集した他交換機の情報を自身
のリソース・ノード対応テーブル109に追加し、その
他の起動処理を行って起動を終わる(S7)。
【0027】次に、上記のようにして起動された交換機
システム内で内線発信を行う場合の動作を図3を用いて
説明する。
【0028】まず、内線加入者が内線通話の発信操作を
行うと、システム制御部104は、ダイヤルされた内線
番号の解析を行う(S11)。次に、その内線番号でリ
ソース・ノード対応テーブル109を検索し(S1
2)、発信先がどの交換機に実装されているのかを判定
する(S13)。自交換機内であった場合には、内線番
号に対応する内線電話機110に対して、内線インター
フェース部102及び通話路スイッチ部103を使用し
て着信を行う(S14)。他交換機内の内線であった場
合には、システム間接続インターフェース部107を通
じて、当該交換機に対して着信の要求を示すメッセージ
を送信する(S15)。着信要求を受けた交換機は、ス
テップS14におけると同様に自交換機内の該当する内
線電話機に対して着信処理を行う(S16)。また、ス
テップS13で、どの交換機にも存在しない番号であっ
た場合には、発信者の電話機に、ダイヤルされた番号が
不正である旨のメッセージを表示する等の番号不正処理
を行う(S17)。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、各構
内交換機1〜3が全交換機のリソース・ノード対応テー
ブルの情報を持つことで、発信先の交換機を探すために
発信操作の度に全交換機にメッセージを送るなどの無駄
な通信処理を行うことが無くなるので、交換機システム
のパフォーマンス低下を招くことが避けられ、利用者の
操作に対する交換機のレスポンスの向上が図れる。ま
た、リソース・ノード対応テーブル109の内容も、内
線・局線等のリソースのIDと交換機のIDのみからな
る対応データであり、使用記憶容量の大幅な増加にはな
らない。
【0030】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる構内交換機の構成は図1の構成と同様である。
【0031】本実施の形態による構内交換機について、
その動作を図4を用いて説明する。図4は本発明の実施
の形態2による構内交換機の動作を示すフローチャート
である。
【0032】まず、運用中に、ユーザによる内線番号の
変更やハードウェア構成の変更などにより、リソース・
ノード対応テーブル109の情報に変更の必要が生じる
と(S21)、システム制御部104は、自交換機のリ
ソース・ノード対応テーブル109の修正を行い、テー
ブルの更新履歴番号を加算する(S22)。次に、自交
換機と接続されている全ての他交換機に対して、テーブ
ルの修正情報を送信する(S23、S24)。テーブル
の修正情報を受け取った各交換機では、その情報を元に
自身のリソース・ノード対応テーブル109の情報の修
正を行う(S24)。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、シス
テム制御部104は、内線番号の変更などにより自交換
機のリソース・ノード対応テーブル109の内容(情
報)が修正された場合、システム間接続インターフェー
ス部107を介して接続された他交換機に自交換機のリ
ソース・ノード対応テーブル109の修正情報を送るよ
うにしたことにより、接続された他交換機にリソース・
ノード対応テーブル109の修正情報が送られ、交換機
間のリソース・ノード対応テーブル109の内容の不整
合を防止することができる。
【0034】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる構内交換機の構成は図1の構成と同様である。
【0035】本実施の形態による構内交換機について、
その動作を図5を用いて説明する。図5は本発明の実施
の形態3による構内交換機の動作を示すフローチャート
である。
【0036】システム制御部104は起動時に、タイマ
制御部105に対して、リソース・ノード対応テーブル
109の検査周期時間を設定する(S31)。タイマ制
御部105は、設定された時間が経過すると(S3
2)、システム制御部104に通知を行う(S33)。
システム制御部104は、リソース・ノード対応テーブ
ル109が実施の形態2におけるように更新される度に
加算される更新履歴番号(更新記録番号またはバージョ
ン番号)を参照し(S34)、その情報を含むテーブル
整合要求メッセージを全ての他交換機に送る(S35、
S36)。テーブル整合要求メッセージを受け取った他
交換機は、自身のリソース・ノード対応テーブル109
の更新履歴番号を参照し(S37)、テーブル整合要求
メッセージ中の送信元交換機(自交換機)に、自身のテ
ーブルの更新履歴番号を含めたテーブル整合応答メッセ
ージを送信する(S38)。送信元の交換機は、全ての
他交換機から応答を受け取ったら(S39、S40)、
各交換機からの応答内容を比較し、自身の更新履歴番号
と違うものがあるかどうかを判定する(S41)。違う
ものがない場合、すなわち全交換機でリソース・ノード
対応テーブル109の整合が取れている場合には、そこ
で処理を終わる。
【0037】ステップS41で更新履歴番号に違うもの
があると判定した場合には、以下のような処理を行う。
【0038】まず自分より大きい更新履歴番号があるか
否かを判定し(S42)、自分より大きい更新履歴番号
があれば、最も大きな番号を持つ、すなわち最新のリソ
ース・ノード対応テーブルの情報を持つ交換機に対し
て、テーブル情報送信要求メッセージを送信する(S4
3)。それ以外の交換機でテーブル情報が最新でない交
換機には、最新のテーブル情報を持つ交換機のID情報
を含むと共にテーブルの更新を促すテーブル更新要求メ
ッセージを送る(S44)。テーブル更新要求メッセー
ジを受け取った交換機は、最新のテーブル情報を持つ交
換機に同様に、テーブル情報送信要求メッセージを送
り、テーブルの更新を行う(S45)。
【0039】ステップS42で全ての他交換機の更新履
歴番号が自分の更新履歴番号より小さいか又は等しいと
判定した場合には、自分のテーブル情報が最新であるの
で、自分の交換機(自交換機)のID情報を含むと共に
テーブルの更新を促すテーブル更新要求メッセージを送
る(S46)。そして、テーブル更新要求メッセージを
受け取った交換機からのテーブル情報送信要求メッセー
ジを受信したら、自分の記憶装置108からリソース・
ノード対応テーブル109の情報を読み出し、テーブル
情報送信要求メッセージ送信元の交換機に送信する(S
47)。
【0040】なお、本実施の形態では、タイマ制御部1
05に対してリソース・ノード対応テーブル109の検
査周期時間を設定するようにしたが、ユーザが保守用端
末装置から設定することも可能である。
【0041】以上のように本実施の形態によれば、シス
テム制御部104は、一定時間毎に自交換機と他交換機
のリソース・ノード対応テーブルの更新記録番号または
バージョン番号を比較し、比較の結果、自交換機のリソ
ース・ノード対応テーブル109の情報が古い場合、他
交換機のリソース・ノード対応テーブルの情報を取得
し、自交換機のリソース・ノード対応テーブル109を
更新するようにしたことにより、自交換機のリソース・
ノード対応テーブル109の情報が古い場合にはその情
報が更新されるので、交換機間のリソース・ノード対応
テーブルの不整合を是正することができる。すなわち、
実施の形態2の場合のようにテーブル情報の修正が行わ
れて、他交換機に修正情報を送信しようとした際に、シ
ステム間接続インターフェース部107の障害や、送信
先の交換機が起動していなかったなどの理由でテーブル
の修正情報が送信されないような場合であっても、結果
として交換機間のリソース・ノード対応テーブルの情報
の整合をとることができ、リソース・ノード対応テーブ
ルの内容の不整合を自動的に是正することができる。
【0042】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
よる構内交換機の構成は図1の構成と同様である。
【0043】本実施の形態による構内交換機について、
その動作を図6を用いて説明する。図6は本発明の実施
の形態4による構内交換機の動作を示すフローチャート
である。
【0044】本実施の形態における動作は実施の形態3
における動作と同様であるので、主としてその相違を説
明する。
【0045】他交換機との通信に関係する図5のステッ
プであるS35、S38、S39、S43、S44、S
46、S47においてシステム間接続インターフェース
部107を使ってメッセージまたはデータの送受信を行
おうとした際に、システム間接続インターフェース部1
07に何らかの障害があって使用できない場合に以下の
ような処理を行う。
【0046】図6において、システム制御部104は、
あらかじめ記憶装置108の中に記録され、システム間
のデータ通信用に使用する内線電話機として接続されて
いる無線電話機の全交換機分の番号リストを参照する
(S51)。そして、その中から、自交換機及び送信先
の交換機内の内線電話機の番号を読み出し(S52)、
内線インターフェース部102を制御して、自交換機内
の当該無線電話機から、送信先交換機の対象となる無線
電話機に対して発信操作を行い(S53)、通話路を確
立する(S54)。その後、システム制御部104は、
この無線通話路をシステム間接続インターフェース部1
07の代替として使用し、図5に示す処理と同様の処理
を行う。
【0047】なお、本実施の形態では実施の形態3の図
5に示す動作を例に説明したが、実施の形態1の図2、
図3に示すフローチャートおよび実施の形態2の図4に
示すフローチャートにおいても通信処理が行われてお
り、実施の形態3の場合と同様に適用することができ
る。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、シス
テム制御部104は、リソース・ノード対応テーブルの
情報を交換機間で交換するにあたり、システム間接続イ
ンターフェース部107に異常がある場合、自交換機内
の内線電話機として接続されている無線電話機を使って
他交換機に実装されている無線電話機に発信し、自交換
機の無線電話機と他交換機の無線電話機の通話路を用い
るようにしたことにより、無線電話機を前記システム間
接続インターフェース部の代替とすることができるの
で、システム間接続インターフェース部に異常があって
も、実施の形態1〜3における効果と同様の効果を奏す
ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の構内交換機によれば、公衆網とのインターフェー
スを司る公衆網インターフェース部と、内線電話機との
インターフェースを司る内線インターフェース部と、交
換機能を有しシステム全体の制御を行うシステム制御部
と、通話路の交換を行う通話路スイッチ部と、交換機の
種別を設定するための交換機ID設定部と、他交換機と
のシステム間接続を行うためのシステム間接続インター
フェース部と、記憶装置とを有し、記憶装置は、自交換
機内に接続されている内線や局線を識別するための番号
と交換機ID設定部で設定され内線や局線が実装されて
いる交換機のIDとを対応付けるリソース・ノード対応
テーブルを格納し、システム制御部は、交換機システム
の起動時に、システム間接続インターフェース部を介し
て自交換機に接続されている他交換機から他交換機それ
ぞれのリソース・ノード対応テーブルの情報を収集して
自交換機のリソース・ノード対応テーブルに追加し、自
交換機の加入者から発信があった時に、発信先内線また
は捕捉する局線が実装されている交換機を自交換機のリ
ソース・ノード対応テーブルを検索することにより特定
し、特定した交換機が自交換機であれば着信等の処理を
行い、特定した交換機が他交換機であればシステム間接
続インターフェース部を介して特定した他交換機に向け
て接続要求等を送出することにより、自交換機の加入者
からの発信時、発信先の内線や局線が実装されている交
換機を記憶装置内のリソース・ノード対応テーブルによ
り検索することができるので、内線番号や局線のポート
番号を検索するための通信の発生を防止することがで
き、システム間通信を軽減することができるという有利
な効果が得られる。
【0050】請求項2に記載の構内交換機によれば、請
求項1に記載の構内交換機において、システム制御部
は、内線番号の変更などにより自交換機のリソース・ノ
ード対応テーブルの内容が修正された場合、システム間
接続インターフェース部を介して接続された他交換機に
自交換機のリソース・ノード対応テーブルの修正情報を
送ることにより、接続された他交換機にリソース・ノー
ド対応テーブルの修正情報が送られるので、交換機間の
リソース・ノード対応テーブル内容の不整合を防止する
ことができるという有利な効果が得られる。
【0051】請求項3に記載の構内交換機によれば、請
求項1に記載の構内交換機において、システム制御部
は、一定時間毎に自交換機と他交換機のリソース・ノー
ド対応テーブルの更新記録番号またはバージョン番号を
比較し、比較の結果、自交換機のリソース・ノード対応
テーブルの情報が古い場合、他交換機のリソース・ノー
ド対応テーブルの情報を取得し、自交換機のリソース・
ノード対応テーブルを更新することにより、自交換機の
リソース・ノード対応テーブルの情報が古い場合にはそ
の情報が更新されるので、交換機間のリソース・ノード
対応テーブルの不整合を是正することができるという有
利な効果が得られる。
【0052】請求項4に記載の構内交換機によれば、請
求項1乃至3のいずれか1に記載の構内交換機におい
て、システム制御部は、リソース・ノード対応テーブル
の情報を交換機間で交換するにあたり、システム間接続
インターフェース部に異常がある場合、自交換機内の内
線電話機として接続されている無線電話機を使って他交
換機に実装されている無線電話機に発信し、自交換機の
無線電話機と他交換機の無線電話機の通話路を用いるこ
とにより、無線電話機をシステム間インターフェース部
の代替とすることができるので、システム間接続インタ
ーフェース部に異常があっても、請求項1〜3における
効果と同様の効果を奏することができるという有利な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3による構内交換
機を有する交換機システムを示すブロック図
【図2】システム起動時の構内交換機の動作を示すフロ
ーチャート
【図3】内線発信時の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2による構内交換機の動作
を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態3による構内交換機の動作
を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態4による構内交換機の動作
を示すフローチャート
【図7】従来の構内交換機を有する交換機システムを示
すブロック図
【符号の説明】
1、2、3 構内交換機 100 システム間接続線 101 公衆網インターフェース部 102 内線インターフェース部 103 通話路スイッチ部 104 システム制御部 105 タイマ制御部 106 交換機ID設定部 107 システム間接続インターフェース部 108 記憶装置 109 リソース・ノード対応テーブル 110 内線電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K026 AA21 CC07 EE05 FF02 GG02 GG27 HH01 HH04 5K049 AA17 BB04 EE01 EE11 FF01 FF32 FF35 GG11 5K051 AA03 DD03 DD15 EE01 EE06 FF16 GG01 KK05 5K065 CA02 DA23 DA25 DA42 DA53 EA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆網とのインターフェースを司る公衆網
    インターフェース部と、内線電話機とのインターフェー
    スを司る内線インターフェース部と、交換機能を有しシ
    ステム全体の制御を行うシステム制御部と、通話路の交
    換を行う通話路スイッチ部と、交換機の種別を設定する
    ための交換機ID設定部と、他交換機とのシステム間接
    続を行うためのシステム間接続インターフェース部と、
    記憶装置とを有し、 前記記憶装置は、自交換機内に接続されている内線や局
    線を識別するための番号と前記交換機ID設定部で設定
    され前記内線や局線が実装されている交換機のIDとを
    対応付けるリソース・ノード対応テーブルを格納し、 前記システム制御部は、交換機システムの起動時に、前
    記システム間接続インターフェース部を介して自交換機
    に接続されている他交換機から他交換機それぞれのリソ
    ース・ノード対応テーブルの情報を収集して自交換機の
    前記リソース・ノード対応テーブルに追加し、自交換機
    の加入者から発信があった時に、発信先内線または捕捉
    する局線が実装されている交換機を前記自交換機のリソ
    ース・ノード対応テーブルを検索することにより特定
    し、前記特定した交換機が自交換機であれば着信等の処
    理を行い、前記特定した交換機が他交換機であれば前記
    システム間接続インターフェース部を介して前記特定し
    た他交換機に向けて接続要求等を送出することを特徴と
    する構内交換機。
  2. 【請求項2】前記システム制御部は、内線番号の変更な
    どにより前記自交換機のリソース・ノード対応テーブル
    の内容が修正された場合、前記システム間接続インター
    フェース部を介して接続された他交換機に前記自交換機
    のリソース・ノード対応テーブルの修正情報を送ること
    を特徴とする請求項1に記載の構内交換機。
  3. 【請求項3】前記システム制御部は、一定時間毎に自交
    換機と他交換機の前記リソース・ノード対応テーブルの
    更新記録番号またはバージョン番号を比較し、比較の結
    果、前記自交換機のリソース・ノード対応テーブルの情
    報が古い場合、前記他交換機のリソース・ノード対応テ
    ーブルの情報を取得し、前記自交換機のリソース・ノー
    ド対応テーブルを更新することを特徴とする請求項1に
    記載の構内交換機。
  4. 【請求項4】前記システム制御部は、前記リソース・ノ
    ード対応テーブルの情報を交換機間で交換するにあた
    り、システム間接続インターフェース部に異常がある場
    合、自交換機内の内線電話機として接続されている無線
    電話機を使って他交換機に実装されている無線電話機に
    発信し、前記自交換機の無線電話機と前記他交換機の無
    線電話機の通話路を用いることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1に記載の構内交換機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100490406C (zh) * 2003-11-12 2009-05-20 威盛电子股份有限公司 以太网络的非对称数据传输系统及方法

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