JP2001177533A - データ通信制御装置及び方法 - Google Patents

データ通信制御装置及び方法

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JP2001177533A
JP2001177533A JP36053299A JP36053299A JP2001177533A JP 2001177533 A JP2001177533 A JP 2001177533A JP 36053299 A JP36053299 A JP 36053299A JP 36053299 A JP36053299 A JP 36053299A JP 2001177533 A JP2001177533 A JP 2001177533A
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Japan
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JP36053299A
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Inventor
Takeshi Matsushita
健 松下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークに接続されたネットワーク機器
が、自分以外のネットワーク接続機器の制御または情報
取得を行う際の処理量を軽減する。 【解決手段】ノード2は、ノード0,1,3,4という
順番で回覧させる回覧先が記載された情報取得要求デー
タを、最初の回覧先であるノード0へ出力する。回覧さ
れた各ノードは、自機器に要求されているデータを情報
取得要求データに付加し、次の回覧先へ送付する。最終
的に、対象となる機器全てのノードのデータが追加され
た情報取得要求データはノード4からノード2に送られ
る。このようにしてノード2は必要とする他のノードか
ら必要な情報を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークに
関し、特に複数の機器に複数の信号を伝送可能なIEE
E1394ディジタルインターフェース等でネットワー
クされたオーディオ・ビデオ機器等に好適なデータ通信
制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394に関しては、特開平9
−185577号公報(特願平7−342842号)、
特開平8−279818号公報(特願平7−81548
号)、特開平10−154996号公報(特願平8−3
09656号)等により開示されている。
【0003】以下、従来のデータ通信制御装置及び方法
について図8を用いて説明する。なお、従来の技術では
インターフェースとしてIEEE1394方式のディジ
タルインターフェースを用いた場合について説明を行
う。
【0004】ノード0からノード4迄の計5台のネット
ワーク機器は、図8に示す通りIEEE1394インタ
ーフェースを介してネットワーク接続されている。
【0005】このときノード2が、自分以外全てのネッ
トワーク機器であるノード0、ノード1、ノード3、ノ
ード4から情報を取得する場合の動作について説明す
る。この情報を取得する例として、ノード2が、他の機
器がそれぞれ持っているメモリ空間の0xFFFFF0
00040C番地から8バイトのデータを取得するもの
とする。なお、このメモリ空間は、IEEE1394で
各機器が実装することになっている、ネットワークに接
続された自分以外の機器が読み書き出来るメモリ空間で
ある。
【0006】ノード2は、IEEE1394インターフ
ェースを介してノード0に対して情報を要求する図9
(a)に示す情報取得要求データを送信する。この情報
取得要求データには、送信先のノード番号,送信元のノ
ード番号,要求内容(読み出し/書き込み),アドレ
ス,読み書きを行うデータ長が含まれている。この情報
取得要求データを受信したノード0は、情報要求元であ
るノード2に対して要求された情報(データ)である
「0x00003900」および「0x0010203
0」を付加し、図9(b)に示す通りの返答データを返
す。このようにしてノード2はノード0から情報を取得
する。ノード2は同様にして、残りのノード1,ノード
3,ノード4からについてもそれぞれ情報を取得し、自
分以外の全てのネットワーク機器から情報収集を行う。
【0007】このようにネットワークに接続された機器
が、自分以外のネットワーク機器の制御または情報取得
を行うためには、対象機器の全てに対して情報取得要求
データを送信し、これに対する返答データを受信するこ
とを行っていた。
【0008】このため情報要求を行う機器の処理量が多
くなったり、ネットワーク上を多数の要求/返答データ
を送るデータが流れることにより、ネットワークのトラ
フィックを増大させていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のデー
タ通信制御装置及び方法においては、情報要求を行う機
器の処理量が多くなったり、ネットワーク上を多数の要
求/返答データを送るデータが流れることにより、ネッ
トワークのトラフィックを増大させるという問題があっ
た。
【0010】この発明は、ネットワークに接続されたネ
ットワーク機器が、自分以外のネットワーク接続機器の
制御または情報取得を行う際の処理量を軽減することを
目的とする。また、この発明は、ネットワークの通信ト
ラフィックを低減させることが出来るデータ通信制御装
置及び方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、ネットワークに接続された
複数の他機器から共通の情報を取得するとき、情報取得
要求データ内に前記取得する複数の回覧先を指定するデ
ータを加えて最初の回覧先の他機器へ出力する出力手段
と、前記回覧先の他機器から、前記情報取得要求データ
に前記回覧先の他機器に要求した情報が加えられたデー
タを取得する手段とを備えたことを特徴とするデータ通
信制御装置を提供する。
【0012】また、上記の目的を達成するために、この
発明においては、ネットワークに接続された他機器から
入力された情報取得要求データを前記ネットワーク内で
回覧するかどうか判定する判定手段と、この判定結果が
回覧するという場合、前記情報取得要求データに応じて
次の回覧先となる回覧先機器を決定する回覧先決定手段
と、自機器に要求された情報を前記情報取得要求データ
に追加して前記回覧先機器へ出力する出力手段とを具備
することを特徴とするデータ通信制御装置を提供する。
【0013】また、上記の目的を達成するために、この
発明においては、ネットワークに接続された複数の他機
器から共通の情報を取得するとき、情報取得要求データ
内に前記取得する複数の回覧先を指定するデータを加え
て最初の回覧先の他機器へ出力し、前記回覧先の他機器
から、前記情報取得要求データに前記回覧先の他機器に
要求した情報が加えられたデータを取得することを特徴
とするデータ通信制御方法を提供する。
【0014】また、上記の目的を達成するために、この
発明においては、ネットワークに接続された他機器から
入力された情報取得要求データを前記ネットワーク内で
回覧するかどうかを判定手段により判定し、この判定結
果が回覧するという場合、前記情報取得要求データに応
じて次の回覧先となる回覧先機器を回覧先決定手段によ
り決定し、自機器に要求された情報を前記情報取得要求
データに追加して前記回覧先機器へ出力手段により出力
することを特徴とするデータ通信制御方法を提供する。
【0015】このように構成されたデータ通信制御装置
及び方法によれば、情報取得要求データを回覧させるの
でネットワークの通信トラフィックを低減させることが
出来る。また、情報取得要求データ送信元の機器は、情
報取得要求データ送信後、最終返答データが戻ってくる
迄の間に、他の処理を実行することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明のデータ通信制御装置の第1の実施の形態について、
図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形
態ではインターフェースとしてIEEE1394方式の
ディジタルインターフェースを用いた場合について説明
を行う。
【0017】ノード0からノード4は、図1に示す通り
IEEE1394インターフェースを介して接続されて
いる。
【0018】図2は、各ノードのIEEE1394イン
ターフェースを含む本発明のデータ通信制御装置の構成
を示す図である。以下、図2を用いてデータ通信制御装
置の動作を説明する。
【0019】他の機器から1394ケーブルを介して自
機器(自身の機器)に送られた情報取得要求データは、
1394物理層及び1394リンク層21を介して転送
方式判定手段22へ供給される。この情報取得要求デー
タには、図3(a)に示す通り転送方式フィールドが加
えられている。
【0020】転送方式判定手段22は、1394物理層
及び1394リンク層21から情報取得要求データが入
力されると、この情報取得要求データに含まれる転送方
式フィールドの値を見て、「通常モード」と「回覧モー
ド」のどちらであるかを判定し、この判定結果を転送先
決定手段23へ出力する。
【0021】まず先に、転送方式判定手段22の判定結
果が「通常モード」のときの動作について説明する。こ
の「通常モード」では、図3(a)に示す情報取得要求
データが転送方式判定手段22に入力されている。
【0022】転送先決定手段23は、転送方式判定手段
22から入力された判定結果が「通常モード」のとき、
情報取得要求データの送信元である“ノード2”を転送
先として決定し、この決定結果である“ノード2”およ
び図3(a)に示す情報取得要求データを返答データ生
成手段26へ出力する。返答データ生成手段26は、情
報取得要求データに含まれている要求内容(読み出し/
書き込み),アドレス,データ長を基に、自機器が持つ
メモリ空間25に対してアクセスを行い、メモリ空間2
5から返答データを取得する。そして情報取得要求デー
タに取得した返答データである「0x0000390
0」および「0x00102030」を付加し、転送先
決定手段23によって決定された転送先である“ノード
2”を送信先とした図3(b)に示す返答データを生成
し、返答データ送信手段27へ出力する。
【0023】返答データ送信手段27は、返答データ生
成手段26から入力された図3(b)に示す返答データ
を、1394物理層及び1394リンク層21を介して
1394ケーブルへ出力する。
【0024】以上のようにして、転送方式判定手段22
による転送方式判定結果が「通常モード」のとき返答デ
ータの送信が行われる。
【0025】次に、転送方式判定手段22の判定結果が
「回覧モード」のときの動作について説明する。この
「回覧モード」では、図4(a)に示す情報取得要求デ
ータが転送方式判定手段22に入力されている。なお、
図4(a)は、ノード2からノード0に送られる情報取
得要求データである。
【0026】転送先決定手段23は、転送方式判定手段
22から入力された判定結果が「回覧モード」のとき、
次の回覧先決定手段24に、次の回覧先となる結果を決
定するよう指示を出す。
【0027】次の回覧先決定手段24は、情報取得要求
データに含まれる回覧先フィールドを上から順番に検出
し、自分のノード番号が格納されている回覧先フィール
ドの次の回覧先フィールド(回覧先1,2,・・・n。
nは回覧する順番を示す)に格納されたノードを次の回
覧先(送信先)として決定し、転送先決定手段23へ出
力する。図4(a)に示す例では、自分のノード番号即
ち“ノード0”が格納されている回覧先フィールド(回
覧先1)の次の回覧先フィールド(回覧先2)に格納さ
れている“ノード1”を次の回覧先として決定する。
【0028】次の回覧先決定手段24は、自分のノード
番号が格納されている回覧先フィールドの次に回覧先フ
ィールドが存在しない場合は、最終送信先フィールドに
格納されたノードを次の回覧先として決定し、転送先決
定手段23へ出力する。
【0029】転送先決定手段23は、次の回覧先決定手
段24から入力された次の回覧先である“ノード1”お
よび図4(a)に示す情報取得要求データを返答データ
生成手段26へ出力する。
【0030】返答データ生成手段26は、情報取得要求
データに含まれている要求内容(読み出し/書き込
み),アドレス,データ長を基に、自機器が持つメモリ
空間25に対してアクセスを行い、メモリ空間25から
返答データを取得する。そして情報取得要求データの自
分のノード番号“ノード0”が格納されている回覧先フ
ィールドの次に、取得した返答データである「0x00
003900」および「0x00102030」を挿入
し、転送先決定手段23によって決定された転送先であ
る“ノード1”を送信先とした図4(b)に示す返答デ
ータを生成し、返答データ送信手段27へ出力する。
【0031】返答データ送信手段27は、返答データ生
成手段26から入力された図4(b)に示す返答データ
を、1394物理層及び1394リンク層21を介して
1394ケーブルへ出力する。なお、図4(b)は、ノ
ード0からノード1に送られる情報取得要求データであ
る。
【0032】以上のようにして、転送方式判定手段22
による転送方式判定結果が「回覧モード」のとき返答デ
ータの回覧が行われていくことにより、ノード2から送
信された情報取得要求データは図1に示す通りノード
0、ノード1、ノード3、ノード4という順番で回覧さ
れることにより各回覧先の返答データが追加されデータ
量を増していき、最終的に全ての回覧先の返答データを
含む図4(c)に示す返答データが、最初に情報取得要
求データを送信したノード2に戻ってくることになる。
【0033】本発明のデータ通信制御装置を適用するこ
とで、図1での情報取得要求データ送信元(ノード2)
の機器は、図4(a)に示す情報取得要求データ送信
後、図4(c)に示す最終返答データが戻ってくる迄の
間に、他の処理を実行することが出来る。このように自
分以外の他の接続機器の制御または情報取得を行う際の
処理量を軽減することが出来る。
【0034】また、従来のデータ通信制御装置の図8で
は情報取得要求データと返答データ合わせて8つのデー
タがバス上を流れるのに対して、本発明のデータ通信制
御装置を適用した図1では、情報取得要求データと返答
データ合わせて5つのデータがバス上を流れることとな
る。このように本発明のデータ通信制御装置では、「回
覧モード」を用いることによりネットワークの通信トラ
フィックを低減させることが出来る。
【0035】(第2の実施の形態)次に、本発明のデー
タ通信制御装置の第2の実施の形態として、FCPプロ
トコルを用いたデータ通信制御装置について図面を用い
て詳細に説明する。FCPプロトコルとは、図5に示す
データを相手機器の予め決められたアドレス(0xFF
FFF0000B00)に書き込むことで、情報の収集
や制御を行うプロトコルである。この図5に示したFC
Pフレームと呼ばれるエリアは、自由に使って良いこと
になっている。なお、本発明の実施の形態ではインター
フェースとしてIEEE1394方式のディジタルイン
ターフェースを用いた場合について説明を行う。
【0036】本実施例においても、第1の実施の形態と
同様に、図1および図2を用いて説明する。ノード0か
らノード4は、図1に示す通りIEEE1394インタ
ーフェースを介して接続されている。また、図2は、各
ノードのIEEE1394インターフェースを含む本発
明のデータ通信制御装置の構成を示す図である。以下、
図2を用いてデータ通信制御装置の動作を説明する。
【0037】他の機器から1394ケーブルを介して自
機器(自身の機器)に送られた情報取得要求データは、
1394物理層及び1394リンク層21を介して転送
方式判定手段22へ供給される。この情報取得要求デー
タには、図7(a)のFCPフレーム(太線枠内)に示
す通り転送方式フィールドが加えられている。
【0038】転送方式判定手段22は、1394物理層
及び1394リンク層21から情報取得要求データが入
力されると、この情報取得要求データのFCPフレーム
に含まれる転送方式フィールドの値を見て、「通常モー
ド」と「回覧モード」のどちらであるかを判定し、この
判定結果を転送先決定手段23へ出力する。
【0039】まず先に、転送方式判定手段22の判定結
果が「通常モード」のときの動作について説明する。こ
の「通常モード」では、図6(a)に示す情報取得要求
データが転送方式判定手段22に入力されている。
【0040】転送先決定手段23は、転送方式判定手段
22から入力された判定結果が「通常モード」のとき、
情報取得要求データの送信元である“ノード2”を転送
先として決定し、この決定結果である“ノード2”およ
び図6(a)に示す情報取得要求データを返答データ生
成手段26へ出力する。返答データ生成手段26は、情
報取得要求データのFCPフレームに含まれている要求
内容(読み出し/書き込み),アドレス,データ長を基
に、自機器が持つメモリ空間25に対してアクセスを行
い、メモリ空間25から返答データを取得する。そして
情報取得要求データ取得した返答データである「0x0
0003900」および「0x00102030」を付
加し、転送先決定手段23によって決定された転送先で
ある“ノード2”を送信先とした図6(b)に示す返答
データを生成し、返答データ送信手段27へ出力する。
【0041】以上のようにして、転送方式判定手段22
による転送方式判定結果が「通常モード」のとき返答デ
ータの送信が行われる。
【0042】次に、転送方式判定手段22の判定結果が
「回覧モード」のときの動作について説明する。この
「回覧モード」では、図7(a)に示す情報取得要求デ
ータが転送方式判定手段22に入力されている。なお、
図7(a)は、ノード2からノード0に送られる情報取
得要求データである。
【0043】転送先決定手段23は、転送方式判定手段
22から入力された判定結果が「回覧モード」のとき、
次の回覧先決定手段24に、次の回覧先となる結果を決
定するよう指示を出す。
【0044】次の回覧先決定手段24は、情報取得要求
データのFCPフレーム(太線枠内)に含まれる回覧先
フィールドを上から順番に検出し、自分のノード番号が
格納されている回覧先フィールドの次の回覧先フィール
ド(回覧先1,2,・・・n。nは回覧する順番を示
す)に格納されたノードを次の回覧先(送信先)として
決定し、転送先決定手段23へ出力する。図7(a)に
示す例では、自分のノード番号即ち“ノード0”が格納
されている回覧先フィールド(回覧先1)の次の回覧先
フィールド(回覧先2)に格納されている“ノード1”
を次の回覧先として決定する。
【0045】次の回覧先決定手段24は、自分のノード
番号が格納されている回覧先フィールドの次に回覧先フ
ィールドが存在しない場合は、最終送信先フィールドに
格納されたノードを次の回覧先として決定し、転送先決
定手段23へ出力する。
【0046】転送先決定手段23は、次の回覧先決定手
段24から入力された次の回覧先である“ノード1”お
よび図7(a)に示す情報取得要求データを返答データ
生成手段26へ出力する。
【0047】返答データ生成手段26は、情報取得要求
データのFCPフレームに含まれている要求内容(読み
出し/書き込み),アドレス,データ長を基に、自機器
が持つメモリ空間25に対してアクセスを行い、メモリ
空間25から返答データを取得する。そして情報取得要
求データのFCPフレームの自分のノード番号“ノード
0”が格納されている回覧先フィールドの次に、取得し
た返答データである「0x00003900」および
「0x00102030」を挿入し、転送先決定手段2
3によって決定された転送先である“ノード1”を送信
先とした図7(b)に示す返答データを生成し、返答デ
ータ送信手段27へ出力する。
【0048】返答データ送信手段27は、返答データ生
成手段26から入力された図7(b)に示す返答データ
を、1394物理層及び1394リンク層21を介して
1394ケーブルへ出力する。なお、図7(b)は、ノ
ード0からノード1に送られる情報取得要求データであ
る。
【0049】以上のようにして、転送方式判定手段22
による転送方式判定結果が「回覧モード」のとき返答デ
ータの回覧が行われていくことにより、ノード2から送
信された情報取得要求データは図1に示す通りノード
0、ノード1、ノード3、ノード4という順番で回覧さ
れることにより各回覧先の返答データが追加されデータ
量を増していき、最終的に全ての回覧先の返答データを
含む図7(c)に示す返答データが、最初に情報取得要
求データを送信したノード2に戻ってくることになる。
【0050】本発明のデータ通信制御装置を適用するこ
とで、図1での情報取得要求データ送信元(ノード2)
の機器は、図7(a)に示す情報取得要求データ送信
後、図7(c)に示す最終返答データが戻ってくる迄の
間に、他の処理を実行することが出来る。このように自
分以外の他の接続機器の制御または情報取得を行う際の
処理量を軽減することが出来る。
【0051】また、従来のデータ通信制御装置の図8で
は情報取得要求データと返答データ合わせて8つのデー
タがバス上を流れるのに対して、本発明のデータ通信制
御装置を適用した図1では、情報取得要求データと返答
データ合わせて5つのデータがバス上を流れることとな
る。このように本発明のデータ通信制御装置では、「回
覧モード」を用いることによりネットワークの通信トラ
フィックを低減させることが出来る。
【0052】このように、従来のFCPプロトコルを用
いても、本発明を実施することが出来る。
【0053】なお、全ての実施の形態はインターフェー
スとしてIEEE1394方式のディジタルインターフ
ェイスを用いていたが、他のディジタルインターフェイ
スに適用しても良い。また、ネットワークに接続された
他の機器から情報取得する必要がないノードの機器につ
いては、「回覧モード」の情報取得要求データを他の機
器へ出力することがない。また、ネットワークに接続さ
れた他の機器へ情報を与えることがなく、他の機器から
情報を受け取るだけのノードの機器は、次の回覧先へ送
る必要がない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
返答データを回覧して得るようにしたので、ネットワー
クに接続された機器が自分以外の他の接続機器の制御ま
たは情報取得を行う際の処理量を軽減し、同時にネット
ワークの通信トラフィックを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信制御装置を備えた各ネット
ワーク機器の接続状況を説明するための図。
【図2】本発明のデータ通信制御装置の構成を説明する
ためのブロック図。
【図3】本発明のデータ通信制御装置の「通常モード」
で用いられる情報取得要求データを説明するための図。
【図4】本発明のデータ通信制御装置の「回覧モード」
で用いられる情報取得要求データを説明するための図。
【図5】FCPプロトコルを説明するための図。
【図6】本発明のFCPプロトコルを用いたデータ通信
制御装置の「通常モード」で用いられる情報取得要求デ
ータを説明するための図。
【図7】本発明のFCPプロトコルを用いたデータ通信
制御装置の「回覧モード」で用いられる情報取得要求デ
ータを説明するための図。
【図8】従来のデータ通信制御装置を備えた各ネットワ
ーク機器の接続状況を説明するための図。
【図9】従来のデータ通信制御装置の情報取得要求デー
タを説明するための図。
【符号の説明】
21…1394リンク層及び1394物理層、22…転
送方式判定手段、23…転送先決定手段、24…次の回
覧先決定手段、25…メモリ、26…返答データ生成手
段、27…返答データ送信手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数の他機器
    から共通の情報を取得するとき、情報取得要求データ内
    に前記取得する複数の回覧先を指定するデータを加えて
    最初の回覧先の他機器へ出力する出力手段と、 前記回覧先の他機器から、前記情報取得要求データに前
    記回覧先の他機器に要求した情報が加えられたデータを
    取得する手段とを備えたことを特徴とするデータ通信制
    御装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続された他機器から入
    力された情報取得要求データを前記ネットワーク内で回
    覧するかどうか判定する判定手段と、 この判定結果が回覧するという場合、前記情報取得要求
    データに応じて次の回覧先となる回覧先機器を決定する
    回覧先決定手段と、 自機器に要求された情報を前記情報取得要求データに追
    加して前記回覧先機器へ出力する出力手段とを具備する
    ことを特徴とするデータ通信制御装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された複数の他機器
    から共通の情報を取得するとき、情報取得要求データ内
    に前記取得する複数の回覧先を指定するデータを加えて
    最初の回覧先の他機器へ出力し、 前記回覧先の他機器から、前記情報取得要求データに前
    記回覧先の他機器に要求した情報が加えられたデータを
    取得することを特徴とするデータ通信制御方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続された他機器から入
    力された情報取得要求データを前記ネットワーク内で回
    覧するかどうかを判定手段により判定し、 この判定結果が回覧するという場合、前記情報取得要求
    データに応じて次の回覧先となる回覧先機器を回覧先決
    定手段により決定し、 自機器に要求された情報を前記情報取得要求データに追
    加して前記回覧先機器へ出力手段により出力することを
    特徴とするデータ通信制御方法。
JP36053299A 1999-12-20 1999-12-20 データ通信制御装置及び方法 Abandoned JP2001177533A (ja)

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