JP2001175582A - ディスク制御装置 - Google Patents

ディスク制御装置

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JP2001175582A
JP2001175582A JP35648099A JP35648099A JP2001175582A JP 2001175582 A JP2001175582 A JP 2001175582A JP 35648099 A JP35648099 A JP 35648099A JP 35648099 A JP35648099 A JP 35648099A JP 2001175582 A JP2001175582 A JP 2001175582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク制御装置において、高信頼性のための
ディスクキャッシュの2重化に対し、どちらか一方のキ
ャッシュに故障が生じた場合、あるいは同一キャッシュ
内特定メモリモジュールに故障が起った場合、キャッシ
ュ間のデータのコピーまたはキャッシュ内のデータのコ
ピーの機能が必要となる。このキャッシュ間の転送方式
に関して、従来の方式ではコピーしたデータの情報を確
認あるいは抽出するにはコピー後に再度リードすること
が必要であった。 【解決手段】データ転送プロトコル上の転送開始の指示
から動作終了報告までの時間は転送起動を行う上位制御
部は受信待ち状態にありこの間に転送指示を行ったキャ
ッシュ部の転送データをモニタリングする機能を加える
ことにより転送データのエラーのチェックや情報の採取
がキャッシュ間転送と並行して実行することが可能とな
る。これにより再度アクセスの手間は省け効率のよいデ
ータ転送処理が実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク制御装置に
関し、特に複数のディスクキャッシュ部を有する装置に
おけるキャッシュ間のデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶装置の信頼性の向上のため、データ
を二重化し管理する手段が一般的である。ディスクイン
ターフェースとホストインターフェースによりリード及
びライトされるデータを一時的に格納するキャッシュメ
モリ部において、メモリ領域の全部または1部を2重化
し、キャッシュメモリ部のデータの書き込み時に2重化
した2つの領域に同じデータを書き込むことによりデー
タの信頼性を上げることが行われている。これが2重書
き動作と呼ばれる。この様な複数のキャッシュメモリ部
を持つディスク制御装置は障害時にキャッシュを復旧さ
せる場合、ホストまたはディスクインタフェース部が介
在して一方のキャッシュメモリからデータを読み出し他
方のキャッシュメモリにデータを書き込みしなければな
らない。即ち、2重キャッシュの片側障害時の復旧時は
データのリード、ライトと転送のプロトコルを2段踏ま
なくてはならない。なお、このとき、データはインタフ
ェース部を通るためデータそれ自体の正当性のチェック
も同時に行なわれていた。
【0003】最近記憶装置のデータ容量増加に伴いディ
スクキャッシュメモリの容量の増大化の傾向がある。容
量が大きければ、キャッシュ障害時の復旧時間もそれに
伴い増大し、システムの性能に対して与える影響も大き
くなる。まして、無停止保守の装置では、復旧時の負荷
はできるだけ少なく止めたい。
【0004】2重書きについては以下のものがあるがい
ずれも本発明での観点は示していない。特開平8−32
0842号公報、これには、転送するデータにそのデー
タが任意のチャネル制御部で処理すべきデータであるこ
とを示す情報を付加し、主記憶装置から読み出したデー
タを任意のチャネル制御部に同時に転送することが記載
されている。また、特開平9−185556号公報、こ
れには、2つのメモリ部に対し書き込みは両方に対して
行ない、読み込みはいずれか一方から行うことで常に同
じデータを保留する2重化メモリシステムであって、プ
ライマリメモリが単一データである場合、自分自身のデ
ータ構造で修復をし、シャドウメモリに別のデータを保
持することが可能なメモリ管理方式が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】キャッシュメモリにお
いての2重書きによるデータの保証では、万が一2重化
したキャッシュメモリ部のどちらかのデータが壊れた場
合、あるいはメモリ部が故障した場合、保守により故障
したメモリ部の復旧を行なった後、データの再度の書き
込みを行なうことになる。ここでは正常なメモリ部から
データを読み出し、復旧したメモリ部へ書き込むといっ
た動作が要求される。
【0006】もし、ディスクインタフェースやホストイ
ンタフェースを通さずキャッシュ間によりデータを転送
する機能を持てば、前述したプロトコルは1つで済み転
送時間の短縮が可能となる。しかしながら、この場合は
新たな問題が生じる。
【0007】この動作を行う場合、データ自体はデータ
転送元であるキャッシュメモリ部からコピー先であるキ
ャッシュメモリ部に転送され、この過程でエラーチェッ
ク回路の配置によりデータビットの反転などのエラーチ
ェックは行なわれる。しかし、書き込まれたデータの信
頼性を確認するには、キャッシュ間のエラーチェック情
報(ECCなど)のみでは十分ではない。例えば、ドラ
イブに関する論理ラベル情報のチェックなど本当に書き
込まれるべきデータが書き込まれたかというデータそれ
自体の正当性のチェックはなされ得ない。このように2
段階のプロトコルを踏んでいたときのチェックがなされ
なくなるという問題が生じる。このため、もう一度コピ
ー先のキャッシュからデータを読み出してホストインタ
フェースあるいはドライブインタフェースのエラーチェ
ック部を介して(どちらでも良い)確認しなければならな
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】データ転送制御部におい
て、キャッシュ間あるいはキャッシュ内でデータ転送時
に、合わせてホストインターフェース部あるいはディス
クインターフェース等のキャッシュ以外の部位に対して
も書き込みをしたデータをモニタリングさせる制御を行
う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1に本発明の実施例の構成であり、発
明が適用される基本的な装置構成を示す。ディスク制御
装置1は、ホストコンピュータ50との2つのインター
フェース部(ホストIF部)11と、磁気ディスク装置
20との2つのインターフェース部(ディスクIF部)
12と、2つのセレクタ部13と、2つのキャッシュメ
モリ部14とアクセスパス0:135とアクセスパス
1:136とを有する。
【0010】ここで、ホストIF部、ディスクIFは2
つずつあるが、一般化するため2つずつとしたものであ
り、1つずつでも良い。また、ホストIF部、ディスク
IFとキャッシュメモリ部とはセレクタで接続パスが作
られているが、ここをバス方式の相互接続方式としても
良い。セレクタまたはバスでのホストまたはディスクI
Fとキャッシュメモリ部との相互接続部を接続部と呼
ぶ。
【0011】ホストIF部11は、ホストコンピュータ
50との2つのホストIF102とホストコンピュータ
50に対する入出力を制御する2つのマイクロプロセッ
サ101と、キャッシュメモリ(CM)部14へのアク
セスを制御するアクセス制御部(CMアクセス制御部)
104とを有し、マイクロプロセッサ101の制御によ
りホストコンピュータ50とキャッシュメモリ部14の
データ転送を実行する。マイクロプロセッサ101及び
ホストIF102は内部バス106によって接続され、
CMアクセス制御部104は2つのホストIFに接続さ
れている。
【0012】ディスクIF部12は、磁気ディスク装置
20との2つのIF(ドライブIF)103と、磁気デ
ィスク装置20に対する入出力を制御する2つのマイク
ロプロセッサ101と、キャッシュメモリ部14への1
つのアクセス制御部(CMアクセス制御部)104とを
有し、マイクロプロセッサ101の制御により磁気ディ
スク装置20とキャッシュメモリ部14間のデータ転送
を実行する。 マイクロプロセッサ101及びドライブ
IF103は内部バス106によって接続され、CMア
クセス制御部104は、2つのドライブIF103に接
続されている。ディスクIF部はRAID制御等の演算
機能の実行も行なう。
【0013】キャッシュメモリ部14は、CMコントロ
ーラ107とメモリモジュール109を有し、磁気ディ
スク装置20へ記録するデータを一時的に格納する。C
Mアクセス制御部104には、2本のアクセスパス0:
135を接続し、それらを2つの異なるセレクタ部13
にそれぞれ接続する。セレクタ部13には、2本のアク
セスパス1:136を接続し、それらを2つの異なるC
Mコントローラ107にそれぞれ接続する。したがっ
て、CMコントローラ107には、2つのセレクタ部か
ら1本ずつ、計2本のアクセスパス1:136が接続さ
れる。 1つのCMアクセス制御部104から1つのC
Mコントローラ107へのアクセス経路は2つとなり、
1つのアクセスパスまたはセレクタ部13に障害が発生
した場合でも、もう一つのアクセスルートによりキャッ
シュメモリ部14へのアクセスは可能となるため、耐障
害性を向上させることができる。
【0014】セレクタ部13には、2つのホストIF部
11と、2つのディスクIF部12から、それぞれ1本
ずつ、計4本のアクセスパス0:135を接続する。ま
たセレクタ部13には、2つのキ ャッシュメモリ部1
4へのアクセスパス1:136が1本ずつ、計2本接続
される。
【0015】この時アクセスパス0:135とアクセス
パス1:136の間に上記の様なパス数の関係がある
為、セレクタ部13では、ホストIF部11及びディス
クIF部12からの4本のアクセスパス0:135から
の要求のうち、キャッシュメモリ部14へのアクセスパ
ス1:136の数に相当する2つだけを選択して実行す
る機能を持つ。
【0016】本実施例では耐故障性の向上という観点か
らセレクタ部13、キャッシュメモリ部14は、それぞ
れ二重化されている。
【0017】図2は、CMアクセス制御部104内の構
成を示している。これは発明に関係する周辺構成をより
詳細に説明するものである。CMアクセス制御部104
は、セレクタ302と、アドレス、コマンド、データを
一時格納するパケットバッファ303と、セレクタ部1
3に接続するアクセスパス0:135とのパスIF30
1と、データのエラーチェック部300’(図3、図4
のエラーチェック回路とは違い単なるエラーのチェック
だけでなく、データそのものの正当性などをチェックす
る)と、データ転送制御部310を有する。セレクタ3
02の2つのポートはデータ線210でホストIF10
2あるいはドライブIF103に接続される。また、セ
レクタ302の他の2つのポートはパスIF301に接
続され、パスIF301はアクセスパス0:135でセ
レクタ部13に接続される。データ転送部310は、制
御線2:212でセレクタ部13内の図3で示すデータ
転送制御部315に接続される。データ転送制御部31
0は、アービタ308によりホストIF102あるいは
ドライブIF103からのアクセス要求のアービトレー
ションを行なう。ここでは2つのゲートのうち例えば先
着順のようなアルゴリズムで一方を選ぶ、またはどちら
のキャッシュが選択されているかを検出するなどしてそ
れに通信権を与える。データは矢印で示すように双方向
性である。セレクタ302はアービタ308により通信
権が与えられたデータ線に通信パスが形成されるように
ゲートの一方を選んで通信路を切り替える動作を行な
う。
【0018】図3は、後述する本発明の動作を実現する
セレクタ部13内の構成を示している。特徴とするとこ
ろはセレクタに入るデータ線が枝分かれしていることで
ある。即ち、キャッシュメモリ側から転送されてきたデ
ータが他方のキャッシュメモリへ転送されるパスとイン
タフェースへ転送されるパスとが同時に存在しうること
である。セレクタ部13は、ホストIF部11ならびに
ディスクIF部12につながるアクセスパス0:135
との計4つのパスIF301と、CMコントローラ10
7につながるアクセスパス1:136との2つのパスI
F301と、両者間を互いに接続するセレクタ306
と、パケットバッファ303と、データのエラーチェッ
ク部300とCMアクセス制御部104から送出された
アドレス及びコマンドを解析するアドレス/コマンド解
析部305と、データ転送制御部315を有する。
【0019】データ転送制御部315は、制御線2:2
12でCMアクセス制御部104内のデータ転送部31
0に接続され、制御線3:213でCMコントローラ1
07内のデータ転送制御部315に接続される。またデ
ータ転送制御部315は、ア−ビタ308によりアドレ
ス/コマンド解析部305で解析した4本のアクセスパ
ス0:135からのアクセス要求のアービトレーション
を行い、セレクタ306の切り替えを行う。データ転送
制御部315はセレクタ306と相俟って本発明の動作
を実現するものであり、詳細を後述する。
【0020】パケットバッファ303は、アクセスパス
0:135側のパスとアクセスパス1:136側のパス
でデータ転送速度に差がある場合、速度差を吸収するた
めに、転送するデータの一部または全部をバッファリン
グする。アドレス/コマンド解析部305は、アドレス
及びコマンドを格納するバッファと、アドレス抽出部
と、コマンド抽出部を有する。(図示はしていない)。
アドレス/コマンド解析部305ではCMアクセス制御
部104に接続される4本のアクセスパス0:135そ
れぞれに1つずつ割り当てられたバッファに、アドレ
ス、コマンドを格納する。アドレス抽出部及びコマンド
抽出部では、アクセスするCMコントローラの種類を割
り出し、データ転送制御部315内のアービタ308へ
送出する。
【0021】図のセレクタ306はデータ転送制御部3
15の制御によりリード、ライト、キャッシュ間転送な
どを行なう。セレクタ306はバス構造にも置き換えら
れる。このとき、一方のキャッシュからバス上に載せら
れたデータは他方のキャッシュに転送されると共にイン
タフェース部にも転送されることを許す構成となってい
ることが必要である。
【0022】図4は、キャッシュメモリ部14内の構成
を示している。これは本発明の周辺部を示すものとして
キャッシュメモリ側の構成の詳細を示したものである。
キャッシュメモリ部14は、CMコントローラ107と
メモリモジュール109を有する。CMコントローラ1
07は、セレクタ部13につながるアクセスパス1;1
36との図3に示す2つのパスIF301と、セレクタ
304とデータを一時格納するパケットバッファ303
と、データのエラーチェック部300と、メモリモジュ
ール109へのアクセスを制御するメモリ制御部307
とCMアクセス制御部104から送出されたアドレス及
びコマンドを解析するアドレス/コマンド解析部305
とデータ転送部310を有する。データ転送制御部31
0は、アービタ308により、アドレス/コマンド解析
部305で解析した2本のアクセスパス1:136から
のアクセス要求のアービトレーションを行い、セレクタ
304の切り替えを行う。
【0023】アドレス/コマンド解析部305は、バッ
ファとアドレス抽出部とコマンド抽出部を有する。(図
示はしていない。)アドレス/コマンド解析部305で
は、CMコントローラ107に接続される2本のアクセ
スパス1:126それぞれに1つずつ割り当てられたバ
ッファに、アドレス、コマンドを格納する。アドレス抽
出部及びコマンド抽出部ではアクセスするメモリのアド
レスとアクセスの種類を割り出し、メモリ制御部307
へ送出する。また、2本のアクセスパス1:136から
のアクセス要求をデータ転送制御部310内のアービタ
308へ送出する。
【0024】次に、本発明に関係するキャッシュメモリ
部14へのアクセス手順について記述する。
【0025】(キャッシュライト動作)キャッシュメモ
リ部14へのアクセスする場合、マイクロプロセッサ1
01はホストIF102あるいはドライブIF103
へ、キャッシュメモリ部14へのアクセス開始を指示す
る。マイクロ処理装置101はプログラムの実行をする
ものであり、アクセスの要求を出し、以下の動作を起動
する。アクセス開始の指示を受けた図1のホストIF1
02あるいはドライブIF103は、制御線1:211
によりCMアクセス制御部104内の図2のデータ転送
制御部310へアクセス開始を示す信号を送出し、それ
とともにデータ線210を通してアドレス、コマンド、
データを送出する。CMアクセス制御部104は、デー
タ線210を通して送られてきたアドレス、コマンド、
データをパケットバッファ303に格納する。データ転
送制御部310はアービトレーションを行って1つのデ
ータについてパスIF301の使用権を決定し、図2の
セレクタ302を切り替える。
【0026】図5は、キャッシュメモリ部14へデータ
を書き込む場合の、CMアクセス制御部104からCM
コントローラ107へのアクセスの流れを示す。CMア
クセス制御部104内のデータ転送部310は、アービ
トレーションによってアクセスパス0:135の使用権
が決定されると、制御線2:212によって図3のセレ
クタ部13内のデータ転送制御部315へアクセス開始
を示す信号(REQ)を出す(ステップ501)。続いて
アドレス及びコマンドを送出する(ステップ502)。
【0027】セレクタ部13内のデータ転送制御部31
5は、CMアクセス制御部104からREQ信号を受け
取り、次にアクセスパス0:135を通して送られてく
るアドレス及びコマンドを受信し、アドレス/コマンド
解析部305で解析(デコード)したアクセス要求に基づ
いてアービトレーションを行う(ステップ503)。ア
ービトレーションの結果、アクセスパス1:136への
接続権を得たら、データ転送制御部315はセレクタ3
06を切り替える(ステップ504)。そして制御線2:
212によりCMアクセス制御部104内のデータ転送
制御部310へ、アクセスパス1:136への接続が得
られたことを示す信号(ACK)を返す(ステップ50
5)。
【0028】次にデータ転送制御部315は、図3図4
の制御線3:213によってCMコントローラ107内
のデータ転送制御部310へのアクセス開始を示す信号
(REQ)を出す(ステップ506)。続いてアドレスお
よびコマンドを送出する(ステップ507)。CMアク
セス制御部104はACK信号を受け取ると、パケット
バッファ303からデータを読み出しセレクタ302、
パスIF301を介してアクセスパス0:135へ送出
する。セレクタ部13は、アクセスパス0:135を通
して送られてきたデータを、パスIF301及びセレク
タ306を介してアクセスパス1:136へ送出する
(ステップ509)。
【0029】CMコントローラ107内のデータ転送制
御部310は、制御線3:213によってREQ信号を
受け取ると、次にアクセスパス1:136を通して送ら
れてきたアドレス及びコマンドを受信し、アドレス/コ
マンド解析部305で解析したアクセス要求に基づいて
アービトレーションを行い(ステップ508)、セレクタ
304を切り替える。アクセスパス1:136を通して
送られてくるデータは図4のパケットバッファ303に
格納する。アービトレーションの結果、メモリモジュー
ル19へのアクセス権を得たら、メモリの制御情報をメ
モリ制御部307へ送出し、メモリアクセスのための前
処理を行う(ステップ510)。次にパケットバッファ
303からデータを読み出し、セレクタ304を介して
メモリモジュール109へ書き込む(ステップ51
1)。
【0030】メモリモジュール109へのアクセスが終
了すると、メモリアクセスの後処理を行い、データ転送
制御部310においてアクセス結果(アクセス状況)を
示すステータス情報(STATUS)(正常終了か、エラ
ーか等)を生成する(ステップ512)。次にステータス
情報をセレクタ部13を介してCMアクセス部104へ
送出する(ステップ513)。セレクタ部13内のデー
タ転送制御部315はステータス情報(STATUS)を
受け取ると、CMコントローラ107へのREQ信号を
オフする(ステップ514)。CMアクセス制御部10
4内のデータ転送制御部310はSTATUSをうけと
るとセレクタ部13へのREQ信号をオフにする(ステ
ップ515)。セレクタ部13内のデータ転送制御部3
15はCMアクセス制御部104からのREQ信号のオ
フを確認すると、CMアクセス制御部104へのACK
信号をオフする(ステップ516)。CMアクセス制御
部104内のデータ転送制御部310はステータスを受
け取ると、制御線1:211により、ホストIF102
あるいはドライブIF103へキャッシュメモリ部14
へのアクセスの終了を報告する。
【0031】(キャッシュリード動作)キャッシュリー
ド動作については特に図示していない。基本的にはキャ
ッシュライト動作のデータの流れる方向が逆になるだけ
である。
【0032】キャッシュメモリ部14からデータを読み
出す場合(リード動作)のCMアクセス制御部104か
らCMコントローラ107へのアクセスの流れはステッ
プ501から508までと同じであり、ステップ512
以降はデータの書き込みの場合(ライト動作)と同じで
ある。ここでCMアクセス制御部104は、ステップ5
05でACK信号を受けると、データの受信待ち状態に
入る。
【0033】ステップ508でメモリアクセス権を得る
と、CMコントローラ107はメモリモジュール109
からデータを読み出し、セレクタ304、パスIF30
1を介してアクセスパス1:136にデータを送出す
る。 セレクタ部13は、アクセスパス1:136を通
してデータを受信すると、セレクタ302、データ線2
10を介してホストIF102あるいはドライブIF1
03へデータを送出する。
【0034】(キャッシュ2重ライト動作)これは、本
実施例で2重書きが出来ることを示したものである。図
1において、2つのキャッシュメモリ部14間で、メモ
リ領域の全部または1部を2重化し、キャッシュメモリ
部14へのデータの書き込み時に2重化した2つの領域
に同じデータを書き込むことにより、データの信頼性を
上げることが可能となる。
【0035】2重化した2つのキャッシュメモリ部14
へデータを書き込む場合の手順の概略はは以下のように
なる。アクセス開始の指示を受けたホストIF102あ
るいはドライブIF103は、制御線1:211により
CMアクセス制御部104内のデータ転送制御部310
へアクセス開始を示す信号を送出する。それとともにデ
ータ線210を通して2つのアドレス、コマンドと1つ
のデータを送出する。CMアクセス制御部104は、デ
ータ線210を通して送られてきた2つのアドレス、コ
マンドと1つのデータをパケットバッファ303に格納
する。データ転送制御部310はアービトレーションを
行ってパスIF301の使用権を決定し、図2のセレク
タ302を切り替える。どちらのデータ線が選択されて
もパスIF部には同一のデータが転送され、2重書きが
可能となる。
【0036】図6は2重化した2つのキャッシュメモリ
部14へデータを書き込む場合(2重ライト動作)のC
Mアクセス制御部104から2つのCMコントローラ
a,b,:107へのアクセスの流れを示している。図6
は本実施例で2重書きが出来ることを示している。CM
アクセス制御部104内のデータ転送制御部310は、
アービトレーションによってアクセスパス0:135の
使用権が決定されると、制御線2:212によってセレ
クタ部13内のデータ転送制御部315へアクセス開始
を示す信号REQを出す(ステップ701)。続いてア
ドレス及びコマンドを2つ連続して送出する(ステップ
702)。
【0037】セレクタ部13内のデータ転送制御部31
5はCMアクセス制御部104からREQ信号を受け取
ると次にアクセスパス0:135を通して送られてくる
アドレス及びコマンドを受信し、アドレス/コマンド解
析部305で解析したアクセス要求に基づいてアービト
レーションを行う(ステップ703)。アービトレーショ
ンの結果、CMコントローラa、b:107への接続権が
得られたことを示す信号ACKを返す(ステップ70
4)。そして制御線2:212により、CMアクセス制
御部104内のデータ転送制御部310へCMコントロ
ーラa、b:107への接続権が得られたことを示す信号
ACKを返す(ステップ705)。次にデータ転送制御部
315は制御線3:213によって2つのCMコントロ
ーラ107内のデータ転送制御部310へアクセス開始
を示す信号REQを出す(ステップ706a,706b)。
続いて、CMコントローラa、b:1−7へアドレス及び
コマンドをそれぞれ送出する(ステップ707a,707
b)。
【0038】CMアクセス制御部104はACK信号を
受け取るとパケットバッファ303からデータを読み出
し、セレクタ302、パスIF301を介してアクセス
パス0:135へ送出する(ステップ709)。セレクタ
部13はアクセスパス0:135を通して送られてきた
1つのデータをパスIF301及びセレクタ306を介
して2つのアクセスパス1:136の両方へ送信する
(ステップ709a、ステップ709b)。
【0039】CMコントローラa、b:107内のデータ
転送制御部315は制御線3:213によってREQ信
号を受け取ると、次にアクセスパス1:136を通して送
られてくるアドレス及びコマンドを受信し、アドレス/
コマンド解析部305で解析したアクセス要求に基づい
てアービトレーションを行い(ステップ708a、70
8b)、セレクタ304を切り替える。アクセスパス1:
136を通して送られてくるデータはパケットバッファ
303に格納する。アービトレーションの結果、メモリ
モジュール109へのアクセス権を得たらメモリ制御情
報をメモリ制御部307へ送出し、メモリアクセスのた
めの前処理を行う(ステップ710a、710b)。次
に、パケットバッファ303からデータを読み出し、セ
レクタ304を介してメモリモジュール109へ書き込
む(ステップ711a、711b)。
【0040】メモリモジュール109へのアクセスが終
了すると、メモリアクセスの後処理を行い、データ転送
制御部310においてステータス情報(STATUS)を
生成する(ステップ712a、712b)。
【0041】次にステータスをセレクタ部13を介して
CMアクセス制御部104へ送出する(ステップ713
a、713b)。セレクタ部13内のデータ転送制御部3
15はSTATUSを受け取るとCMコントローラa、
b:107へのREQ信号をそれぞれオフする(ステップ
714a,714b)。
【0042】またセレクタ部13は、CMコントローラ
a、b:107の両方からSTATUSを受け取ったら、
それらを続けてCMアクセス制御部へ送出する(ステッ
プ713)。CMアクセス制御部104内のデータ転送
制御部310は2つのSTATUSを受け取ったらセレ
クタ13へのREQ信号をオフする(ステップ71
5)。セレクタ部13内のデータ転送部315はCMア
クセス制御部104からのREQ信号のオフを確認する
と、CMアクセス制御部104へのACK信号をオフす
る(ステップ716)。CMアクセス制御部104内の
データ転送制御部310はSTATUSを受け取ると制
御線1:211によりホストIF102あるいはドライ
ブIF103へキャッシュメモリ部14へのアクセスの
終了を報告する。
【0043】(キャッシュ間コピー動作〜データモニタ
方式)本発明の特徴は、この動作にある。この処理は図
3に示したセレクタを用い、図7に示したデータ転送制
御部315のコマンド別のセレクタ切り替えのアルゴリ
ズムで図3のセレクタの切り替えを行なうことで実現さ
れる。ディスク制御装置1では、キャッシュメモリ部1
4を複数設けた場合、あるキャッシュメモリ14から別
のキャッシュメモリ部14へデータをコピーする機能が
必要となる場合がある。例えば、前述した2重ライトに
よるデータの保証であるが、万が一2重化したキャッシ
ュメモリ部のどちらかのデータが壊れた場合、あるいは
メモリ部が故障した場合、保守により復旧を行う場合に
データの再度の書き込みのため正常なメモリ部から、読
み出し復旧したメモリ部へ書き込むといった動作が要求
されることがある。
【0044】またこの動作を行う場合、データ自体はデ
ータ元であるキャッシュメモリ部14からコピー先であ
るキャッシュメモリ部14であるが、書き込まれたデー
タの信頼性を確認するには、前述したようにキャッシュ
間のエラーチェック情報のみでは十分でない。もう一度
コピー先を読みだし、ホストIFあるいはドライブIF
エラーチェック部を介して確認する動作が必要である。
【0045】そこで本発明はここで、キャッシュメモリ
にデータを転送するとともに、敢えて転送開始を指示す
るホストIF部102またはドライブIF部103へデ
ータを転送することを考える。この動作はアクセスパス
0:135に対しては前述したリードの動作と同様に見
えることになりコピーと同時にリード動作を平行して行
うことが可能である。
【0046】エラーチェックは図3、図4におけるエラ
ーチェック部300もチェックするが、エラーチェック
部300’ではデータフォーマットのチェックやデータ
自体の正当性のチェックも加わっている。この動作によ
って、リード動作と同様に図2のデータ転送制御部31
0は、データをエラーチェック部300’のチェックを
同時に行うことも可能だし、またバッファにおいて特定
のデータを抽出することも可能となる利点も加わる。
【0047】この機能は、以下に述べる手順で実現でき
る。アクセスの開始の指示を受けたホストIF102ま
たはドライブIF103は、制御線1:211によりC
Mアクセス制御部104内のデータ転送制御部310へ
アクセスする開始を示す信号を送出する。それととも
に、データ線210を通して2つのアドレスとコマンド
を送出する。この2つのうち1つのアドレス及びコマン
ドは、コピー元のアドレスとリードコマンドで、もう一
つのアドレス及びコマンドはコピー先のアドレスとライ
トコマンドである。ここではCMコントローラa:10
7をコピー元、CMコントローラbをコピー先として説
明する。
【0048】CMアクセス制御部104は、データ21
0を通して送られてきた2つのアドレス、コマンドをパ
ケットバッファ303に格納する。データ転送制御部3
10はアービトレーションを行いパスIF301の使用
権を決定し、セレクタ302を切り替える。この後の詳
細な説明は図8を使って後述する。
【0049】図7は本発明のセレクタ13のデータ転送
制御部315の詳細を示したものである。CMアクセス
制御部からデータの転送の起動がかかるかどうかを調べ
る(ステップ720)。即ち、REQ ONかどうかを見
る。REQが来ない場合は待ち状態となる。REQが来
ると転送されてくるアドレスとコマンドの解析を行なう
(ステップ721)。アドレスは例えばキャッシュのア
ドレスであり、コマンドはリードか、ライトか、2重書
きか、キャッシュ間コピーか等である。エラーがあるか
どうかを調べ(ステップ722)、あればエラー処理し
て(ステップ735)終わる。エラーがなければデータ
線の送信権のアービトレーションを行い、(ステップ7
23)、送信権を得てデータパスが出来ると(ステップ7
24)、セレクタ切り替え動作に移る(ステップ72
5)。
【0050】先のコマンド解析の結果コマンドが1重ラ
イト命令であればセレクタ306をホストまたはディス
クIFからのデータを送信するように、そしてキャッシ
ュがそれを受信するよう切り替える(ステップ72
6)。1重リードの場合は逆にキャッシュ側を送信に、
ホストまたはディスクIFを受信になるようセレクタを
切り替える。2重ライト(2重書き)の場合はホストまた
はディスクIFを送信となるよう、かつ2つのキャッシ
ュが同時に受信となるようセレクタを切り替える(ステ
ップ728)。
【0051】本発明の最も特徴となるキャッシュ間コピ
ーの場合はキャッシュの一方が送信となり、他方のキャ
ッシュ及びホストまたはディスクIFがともに受信とな
るようセレクタ306を切り替える(ステップ72
9)。またキャッシュ内コピーの場合セレクタ306は
キャッシュを送信とし、ホストまたはディスクIFを受
信に切り替える。キャッシュ内へのライトはCMコント
ローラ107内のセレクタの働きにより行なわれる。上
述のキャッシュ間コピー及びキャッシュ内コピーのホス
トまたはディスクIFの受信はモニタの働きをする。そ
の後、CMアクセス制御部104にACKを送り、CM
コントローラ107にREQを送る(ステップ731)。
そして、データの送受信を行ない、(ステップ732)、
STATUS信号の送受信を行なう(ステップ733)。
REQ OFFを出して一連の動作を終了し、もとの待
ち状態へ戻る(ステップ734)。
【0052】図8は、2つのキャッシュメモリ部間でデ
ータをコピーする場合のCMアクセス制御部104から
CMコントローラa、b:107へのアクセスのフローを
示している。CMアクセス制御部104内のデータ転送
制御部310は、アービトレーションによってアクセス
パス0:135の使用権が決定されると、制御線2:2
12によりセレクタ部13内のデータ転送制御部315
へのアクセス開始を示す信号(REQ)を送信する(ステ
ップ801)。続いて2つのアドレス及びコマンドを連
続して送出する(ステップ802)。
【0053】セレクタ部13内のデータ転送制御部31
5は、CMアクセス部104からREQ信号を受取ると
次にアクセスパス0:135を通して送られてくるアド
レス及びコマンドを受信し、アドレス/コマンド解析部
305で解析したアクセス要求に基づいてアービトレー
ションを行う(ステップ803)。アービトレーション
の結果、CMコントローラa、b:107への2つのアク
セスパス1:136への接続権利の両方を得たら、デー
タ転送制御部315はセレクタ306を切り替える(ス
テップ804)とともに制御線2:212によりCMア
クセス制御部104内のデータ転送制御部310へCM
コントローラa、b:107の接続権が得られたことを示
す信号(ACK)を返信する(ステップ805)。
【0054】次にデータ転送制御部315は、制御線
3:213によってCMコントローラa、b:107内の
データ転送制御部315に対するアクセス開始を示す信
号(REQ)を出す(ステップ806a,806b)。 続い
てCMコントローラa、b:107にそれぞれアドレス及
びコマンドを送出する(ステップ807a、807b)。
CMアクセス制御部104はACK信号を受取ると、ア
クセスの終了を知らせるSTATUSの受信待ち状態に
なる。
【0055】コピー元のCMコントローラa:107内の
データ転送制御部310は、制御線3:213によって
REQ信号を受取ると、次はアクセスパス1:136を
通して送られてくるアドレス及びコマンドを受信し、ア
ドレス/コマンド解析部305で解析したアクセス要求
に基づいてアービトレーションを行い(ステップ80
8)、図4のセレクタ304を切り替える。アービトレ
ーションの結果、メモリモジュール109へのアクセス
権を得たら、メモリの制御情報をメモリ制御部307へ
送出し、メモリアクセスのための前処理を行う(スッテ
プ809)。次にメモリモジュール109からデータを
読み出し(ステップ810)、セレクタ304を介しアクセ
スパス1:136へ送出する(ステップ811a)。
【0056】セレクタ部13は、アクセスパス1:13
6を通してCMコントローラa:107から送られてき
たデータをCMコントローラbに接続するアクセスパス
1:136へ送出する(ステップ811b)。 またここ
でセレクタ部13は同じように、アドレス及びコマンド
を発行したホストIF102あるいはドライブIF10
3に対しても、それらの接続するアクセスパス0:13
5を介しCMコントローラa:107から送られてきた
データを送出する(ステップ811)。ここがデータの
モニタに当たる。これにより転送開始を指示したホスト
IF102あるいはドライブIF103は前述したリー
ド動作と同様にデータをモニタすることが出来る。そし
て、この間ホストIF102あるいはドライブIF10
3は空き時間が生じるのでその中にあるエラーチェック
回路300’を通し障害がないことを確認することが出
来る(ステップ830)。CMコントローラb:107内
のデータ転送制御部310は、制御線3:213によっ
てREQ信号を受取ると、次にアクセスパス1:136
を通して送られてくるアドレス及びコマンドを受信し、
アドレス/コマンド解析部305で解析し、その後でデ
ータを受信開始するのを待って、メモリアクセスのアー
ビトレーションにエントリーする(ステップ812)。
アクセスパス1:136を通して送られてくるデータは
パケットバッファ303に格納する。アービトレーショ
ンの結果、メモリモジュール109へのアクセス権を得
たら、メモリの制御情報をメモリ制御部307へ送出
し、メモリアクセスのための前処理を行う(ステップ8
13)。次にパケットバッファ303からデータを読み
出し、セレクタ304を介してメモリモジュール109
へ書き込む(ステップ814)。
【0057】CMコントローラa、b:107はそれぞれ
CMモジュール109へのアクセスが終了すると、メモ
リアクセスの後処理を行い、データ転送制御部315に
おいてアクセス状況をしめすステータス情報(STAT
US)を生成する(ステップ815,818)。次にST
ATUSをセレクタ部13へ送出する(ステップ81
6,819)。セレクタ部13内のデータ転送制御部31
5はSTATUSを受取ると、CMコントローラa、b:
107へのREQ信号をそれぞれオフする(ステップ8
17,821)。またセレクタ部13は2つのCMコン
トローラa、b:107の両方よりSTATUSを受取っ
たらそれらを続けてCMアクセス制御部に対して送出す
る(ステップ820)。CMアクセス制御部104内の
データ転送部310は2つのSTATUSを受取ると、
セレクタ部13へのREQ信号をオフにする(ステップ
822)。セレクタ部13内のデータ転送制御部315
はCMアクセス制御部104からのREQ信号がオフさ
れるのを確認するとCMアクセス制御部104へのAC
K信号をオフする(ステップ823)。CMアクセス制
御部104内のデータ転送制御部310はSTATUS
を受取ると、制御線1:211によりホストIFあるい
はドライブIF103へキャッシュメモリ部14へのア
クセスの終了を報告する。
【0058】以上のフローを実行するためにはエラーチ
ェック回路300をメモリモジュール109からセレク
タ306までの間に最低1つと、ホストコンピュータ5
0及び磁気ディスク装置20に接続されるCMアクセス
制御部ないにエラーチェック回路300’を最低1つ設
けておけば良い。
【0059】(キャッシュ内メモリ間コピー動作〜デー
タモニタ方式)ディスクアレイ制御装置1ではまた1つ
のキャッシュメモリ部14内にあるアドレスから、別の
アドレスへデータをコピーする機能も可能である。また
この機能においても前述のキャッシュ間コピー動作と同
様にメモリからメモリへ読み出し、書き込むデータをア
ドレス及びコマンドを発行して転送の指示をしたホスト
IF102あるいはドライブIF103に対して送信
し、それらはデータをモニタしている。すなわち図5で
示したデータの書き込み(ライト動作)時の手順におい
てステップ511のメモリモジュール109へのライト
アクセスの代わりにメモリモジュール109からデータ
を読み出してCMコントローラ107内のパケットバッ
ファ303に格納し、続けてそのデータをメモリモジュ
ール109へ書き込むと同時にアクセスパス1:136
とセレクタ部13を介し、アドレス及びコマンドの発行
をしたホストIF102あるいはドライブIF103に
対して送信することで実現する。
【0060】
【発明の効果】本発明によると、キャッシュ間のデータ
転送のプロトコルを実行時、それとともに転送している
データをモニタすることにより、データのチェックやデ
ータ内情報の採取と転送処理を並行して行うという効率
化と信頼性の向上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能を持つディスク制御装置の構成を
示す図。
【図2】本発明の機能を持つディスク制御装置内のCM
アクセス制御部の構成を示す図。
【図3】本発明の機能を持つディスク制御装置内のセレ
クタ部の構成を示す図。
【図4】本発明の機能を持つディスク制御装置内のキャ
ッシュメモリ部の構成を示す図。
【図5】キャッシュメモリ部への書き込み動作の手順を
示す図。
【図6】2重化したキャッシュメモリ部への書き込み動
作の手順を示す図。
【図7】データ転送制御部315の詳細図。
【図8】1つのキャッシュメモリ部から別のキャッシュ
メモリ部への書き込み動作の手順を示す図。
【符号の説明】
1:ディスク制御装置、11:ホストIF部、12:デ
ィスクIF部、13:セレクタ部、14:キャッシュメ
モリ部、20:磁気ディスク装置、50:ホストコンピ
ュータ、101:マイクロプロセッサ、102:ホスト
IF、103:ドライブIF、104:CM アクセス制御部、107:CMコントローラ、109:
メモリモジュール、135:アクセスパス0、136:
アクセスパス1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/08 G06F 12/08 G 320 320 12/16 310 12/16 310J 310E 13/10 340 13/10 340B Fターム(参考) 5B005 JJ01 MM12 VV11 WW15 5B014 EB04 GC05 GD13 5B018 GA04 HA02 KA13 KA22 MA03 5B065 BA01 CA11 CE12 EA25 EA35 PA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1または複数のキャッシュメモリと、ホス
    トコンピュータとのインタフェースを持つホストインタ
    フェース部と、磁気ディスク装置とのインタフェースを
    持つディスクインタフェース部と、前記キャッシュメモ
    リ間または1つのキャッシュメモリ内のデータの転送に
    あたって前記データを前記ホストインタフェース部また
    はディスクインタフェース部にモニタせしめる転送部と
    を備えたことを特徴とするディスク制御装置。
  2. 【請求項2】前記ホストインタフェース部及びまたはデ
    ィスクインタフェースは前記モニタしたデータの正当性
    をチェックすることを特徴とする請求項1記載のディス
    ク制御装置。
  3. 【請求項3】1または複数のキャッシュメモリと、ホス
    トコンピュータとのインタフェースを持つホストインタ
    フェース部と、磁気ディスク装置とのインタフェースを
    持つディスクインタフェース部と、前記キャッシュメモ
    リ間または1つのキャッシュメモリ内のデータの転送に
    おいて前記ホストインタフェース部またはディスクイン
    タフェース部がキャッシュリード動作をすることを特徴
    とするディスク制御装置。
  4. 【請求項4】複数のキャッシュメモリと、ホストコンピ
    ュータとのインタフェースを持つホストインタフェース
    部と、磁気ディスク装置とのインタフェースを持つディ
    スクインタフェース部と、前記キャッシュメモリと、前
    記ホストインタフェース部及びディスクインタフェース
    部とを接続する接続部とを有し、前記接続部は前記ホス
    トインタフェース部またはディスクインタフェース部か
    らのコマンドを解析し、前記コマンドがキャッシュ間コ
    ピーの場合、一方のキャッシュメモリがデータの送信、
    他方のキャッシュメモリがデータの受信、前記ホストイ
    ンタフェース部またはディスクインタフェース部がデー
    タの受信となるよう接続することを特徴とするディスク
    制御装置。
  5. 【請求項5】1または複数のキャッシュメモリと、ホス
    トコンピュータとのインタフェースを持つホストインタ
    フェース部と、磁気ディスク装置とのインタフェースを
    持つディスクインタフェース部と、前記キャッシュメモ
    リと、前記ホストインタフェース部及びディスクインタ
    フェース部とを接続する接続部とを有し、前記接続部は
    入力データを2方向に転送し、そのうちの1方向に転送
    されたデータはデータの正当性のチェックが行なわれる
    ことを特徴とするディスク制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7606971B2 (en) 2004-11-09 2009-10-20 Fujitsu Limited Storage control apparatus and external storage apparatus

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WO2003075166A1 (fr) * 2002-03-06 2003-09-12 Fujitsu Limited Systeme de stockage et procede de transfert de donnees dans ledit systeme
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