JP2001175238A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示方法

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JP2001175238A
JP2001175238A JP35559299A JP35559299A JP2001175238A JP 2001175238 A JP2001175238 A JP 2001175238A JP 35559299 A JP35559299 A JP 35559299A JP 35559299 A JP35559299 A JP 35559299A JP 2001175238 A JP2001175238 A JP 2001175238A
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JP35559299A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Tamaki
茂弘 玉木
Katsutaka Okawa
雄敬 大川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個のウインドウのスクロールを実現するこ
とができるが、ビデオメモリ1やCPU2が複数のウイ
ンドウに対応する構成になっていないため、複数のウイ
ンドウをモニタに表示して、複数のウインドウのスクロ
ールを実現することができない課題があった。 【解決手段】 各ウインドウに表示する画像データを格
納するため、ウインドウの個数に応じてビデオメモリ1
1のメモリ領域を分割するとともに、各ウインドウに対
するスクロール指令を受けると、そのスクロールに伴っ
てウインドウに追加表示する画像データをビデオメモリ
11に書き込んで、各ウインドウに表示する画像データ
が格納されているメモリ領域を指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パソコンやテレ
ビのモニタ上に表示されるウインドウ内の画像データを
上下・左右にスクロールする画像表示装置及び画像表示
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開昭61−5282号公
報に示された従来の画像表示装置を示す構成図であり、
図において、1はウインドウの1画面分の画像データを
格納するメモリ領域の他に、ウインドウのスクロールに
伴ってウインドウに追加表示する画像データを格納する
メモリ領域を有するビデオメモリ、2はウインドウに対
するスクロール指令を受けると、そのスクロールに伴っ
てウインドウに追加表示する画像データをビデオメモリ
1に書き込んで、そのウインドウに表示する画像データ
が格納されているメモリ領域を指定するCPUである。
【0003】3はウインドウのスクロール指令やウイン
ドウに表示する画像データ等の入力を受け付けるデータ
入力部、4はデータ入力部3により受け付けられた画像
データをビデオメモリ1に書き込むための書込アドレス
を出力するアドレス制御部、5はデータ入力部3により
受け付けられた画像データをビデオメモリ1に出力する
データ制御部、6は現在ウインドウに表示されている画
像データを管理し、ウインドウのスクロールに伴うメモ
リ領域上の画像データの移動量を示すスクロールオフセ
ット量を出力する表示モード制御部である。
【0004】7はモニタ表示同期信号を表示部9に出力
するとともに、そのモニタ表示同期信号に同期した表示
タイミング信号をスクロール表示処理部8に出力するモ
ニタ表示制御部、8は表示モード制御部6からスクロー
ルオフセット量を受けると、そのスクロールオフセット
量に基づいてビデオメモリ1の所定のメモリ領域から画
像データを出力させるスクロール表示処理部、9はスク
ロール表示処理部8の制御の下、ビデオメモリ1から画
像データを受けると、モニタ表示制御部7が出力するモ
ニタ表示同期信号に同期して、ウインドウに対応する表
示エリアに当該画像データを表示する表示部である。
【0005】次に動作について説明する。まず、ウイン
ドウに画像データを表示する場合、CPU2は、図9に
示すように、0ラスタからmラスタまで書込アドレスを
操作して、1画面分の画像データをビデオメモリ1に書
き込む処理を実行する。これにより、表示部9は、スク
ロール表示処理部8の制御の下、ビデオメモリ1から画
像データを受けると、モニタ表示制御部7が出力するモ
ニタ表示同期信号に同期して、ウインドウに対応する表
示エリアに当該画像データを表示する。
【0006】そして、CPU2のデータ入力部3がウイ
ンドウのスクロール指令と、そのウインドウに追加表示
する画像データの入力を受け付けると、CPU2のアド
レス制御部4は、現在ウインドウに表示されている画像
データのアドレス範囲を考慮して、追加表示する画像デ
ータをビデオメモリ1に書き込むための書込アドレスを
出力し、CPU2のデータ制御部5は、その追加表示す
る画像データをビデオメモリ1に出力する。
【0007】例えば、0ラスタからmラスタのアドレス
範囲に格納されている画像データ“a,b,c,…,
x,y,z”を表示しているとき(図10(c)を参
照)、下方向のスクロール指令を受けると、m+1ラス
タのアドレスを書込アドレスとして出力し、画像データ
“α”を出力する(図10(b)を参照)。なお、下方
向のスクロールが進んで、書込アドレスがm+nラスタ
のアドレスに到達すると、次の下方向のスクロールで
は、書込アドレスがビデオメモリ1の先頭アドレスに戻
る。図10(a)の例では、0ラスタのアドレスを書込
アドレスとして出力している。
【0008】一方、0ラスタからmラスタのアドレス範
囲に格納されている画像データ“a,b,c,…,x,
y,z”を表示しているとき(図10(c)を参照)、
上方向のスクロール指令を受けると、m+nラスタのア
ドレスを書込アドレスとして出力し、画像データ“G”
を出力する(図10(d)を参照)。また、次の上方向
のスクロールでは、m+n−1ラスタのアドレスを書込
アドレスとして出力し、画像データ“T”を出力する
(図10(e)を参照)。
【0009】そして、CPU2の表示モード制御部6
は、現在ウインドウに表示されている画像データを管理
し、ウインドウのスクロールに伴うメモリ領域上の画像
データの移動量を示すスクロールオフセット量をスクロ
ール表示処理部8に出力する。
【0010】例えば、0ラスタからmラスタのアドレス
範囲に格納されている画像データを表示しているとき
(図10(c)を参照)、下方向のスクロール指令を受
けると、“1”のスクロールオフセット量を出力する
(図10(b)を参照)。なお、下方向のスクロールが
進んで、0ラスタよりn+1行下のラスタを先頭アドレ
スとする場合には、図10(a)に示すように、“n+
1”のスクロールオフセット量を出力する。
【0011】一方、0ラスタからmラスタのアドレス範
囲に格納されている画像データを表示しているとき(図
10(c)を参照)、上方向のスクロール指令を受ける
と、“m+n”のスクロールオフセット量を出力する
(図10(d)を参照)。また、次の上方向のスクロー
ルでは、“m+n−1”のスクロールオフセット量を出
力する(図10(e)を参照)。
【0012】スクロール表示処理部8は、CPU2の表
示モード制御部6からスクロールオフセット量を受ける
と、そのスクロールオフセット量に基づいてビデオメモ
リ1の所定のメモリ領域から画像データを出力させて、
表示部9に当該画像データを表示させる。
【0013】例えば、0ラスタからmラスタのアドレス
範囲に格納されている画像データを表示しているとき
(図10(c)を参照)、“1”のスクロールオフセッ
ト量を受けると、ラスタ1からラスタm+1の範囲の画
像データ“b,c,…,x,y,z,α”をビデオメモ
リ1から表示部9に出力させる(図10(b)を参
照)。なお、下方向のスクロールが進んで、“n+1”
のスクロールオフセット量を受けると、書込アドレスが
ビデオメモリ1の先頭アドレスに戻っているので、ラス
タn+1からラスタm+nの範囲の画像データ“z,
…,γ,δ”に続いて、ラスタ0の画像データ“a”を
ビデオメモリ1から表示部9に出力させる(図10
(a)を参照)。
【0014】一方、0ラスタからmラスタのアドレス範
囲に格納されている画像データを表示しているとき(図
10(c)を参照)、“m+n”のスクロールオフセッ
ト量を受けると、ラスタm+nの画像データ“G”に続
いて、ラスタ0からラスタm−1の範囲の画像データ
“a,b,c,…,x,y”をビデオメモリ1から表示
部9に出力させる(図10(d)を参照)。また、次の
上方向のスクロールでは、ラスタm+n−1からラスタ
m+nの範囲の画像データ“T,G”に続いて、ラスタ
0からラスタm−2の範囲の画像データ“a,b,c,
…,x”をビデオメモリ1から表示部9に出力させる
(図10(e)を参照)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像表示装置は
以上のように構成されているので、1個のウインドウの
スクロールを実現することができるが、ビデオメモリ1
やCPU2が複数のウインドウに対応する構成になって
いないため、複数のウインドウをモニタに表示して、複
数のウインドウのスクロールを実現することができない
課題があった。
【0016】また、CPU2による画像データの書込処
理と、スクロール表示処理部8によるウインドウの表示
処理が独立して実行されるため、ウインドウのスクロー
ル速度が変動することがある課題があった。さらに、ウ
インドウをスクロールする場合、CPU2がスクロール
オフセット量を計算しなければならず、CPU2の負荷
が過大になる課題もあった。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、複数のウインドウのスクロールを
実現することができる画像表示装置及び画像表示方法を
得ることを目的とする。また、この発明は、ウインドウ
のスクロール速度の変動を抑制することができる画像表
示装置及び画像表示方法を得ることを目的とする。さら
に、この発明は、CPUの負荷を軽減することができる
画像表示装置及び画像表示方法を得ることを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
装置は、各ウインドウに表示する画像データを格納する
ため、ウインドウの個数に応じてビデオメモリのメモリ
領域を分割するとともに、各ウインドウに対するスクロ
ール指令を受けると、そのスクロールに伴ってウインド
ウに追加表示する画像データをビデオメモリに書き込ん
で、各ウインドウに表示する画像データが格納されてい
るメモリ領域を指定するメモリ領域指定手段を設けたも
のである。
【0019】この発明に係る画像表示装置は、メモリ領
域指定手段からスクロール方向とスクロールライン数の
指定を受けた場合、各ウインドウの画像データを読み込
んで、各ウインドウをスクロールする際、そのスクロー
ル方向とスクロールライン数から各ウインドウに表示す
る画像データが格納されているメモリ領域を逐次更新す
る表示手段を設けたものである。
【0020】この発明に係る画像表示装置は、画像デー
タの変更を伴うスクロールを実行する場合、スクロール
方向とスクロールライン数からスクロールに伴ってビデ
オメモリに新たに書き込む必要がある画像データのアド
レス情報を計算し、そのアドレス情報と画像データの書
込要求をメモリ領域指定手段に出力する表示手段を設け
たものである。
【0021】この発明に係る画像表示装置は、更新した
メモリ領域の先頭アドレス情報をメモリ領域指定手段に
出力する表示手段を設けたものである。
【0022】この発明に係る画像表示装置は、インタレ
ースとノンインタレースの表示形式で各ウインドウを表
示することが可能な場合、それらの表示形式に対応する
演算係数を用いて、各ウインドウに表示する画像データ
が格納されているメモリ領域を計算する表示手段を設け
たものである。
【0023】この発明に係る画像表示装置は、ビデオメ
モリにEPG情報を格納して、そのEPG情報をウイン
ドウに表示するようにしたものである。
【0024】この発明に係る画像表示方法は、各ウイン
ドウに表示する画像データを格納するため、ウインドウ
の個数に応じてビデオメモリのメモリ領域を分割すると
ともに、各ウインドウに対するスクロール指令を受ける
と、そのスクロールに伴ってウインドウに追加表示する
画像データをビデオメモリに書き込んで、各ウインドウ
に表示する画像データが格納されているメモリ領域を指
定するようにしたものである。
【0025】この発明に係る画像表示方法は、スクロー
ル方向とスクロールライン数の指定を受けた場合、各ウ
インドウの画像データを読み込んで、各ウインドウをス
クロールする際、そのスクロール方向とスクロールライ
ン数から各ウインドウに表示する画像データが格納され
ているメモリ領域を逐次更新するようにしたものであ
る。
【0026】この発明に係る画像表示方法は、画像デー
タの変更を伴うスクロールを実行する場合、スクロール
方向とスクロールライン数からスクロールに伴ってビデ
オメモリに新たに書き込む必要がある画像データのアド
レス情報を計算し、そのアドレス情報と画像データの書
込要求を出力するようにしたものである。
【0027】この発明に係る画像表示方法は、更新した
メモリ領域の先頭アドレス情報を出力するようにしたも
のである。
【0028】この発明に係る画像表示方法は、インタレ
ースとノンインタレースの表示形式で各ウインドウを表
示することが可能な場合、それらの表示形式に対応する
演算係数を用いて、各ウインドウに表示する画像データ
が格納されているメモリ領域を計算するようにしたもの
である。
【0029】この発明に係る画像表示方法は、ビデオメ
モリにEPG情報を格納して、そのEPG情報をウイン
ドウに表示するようにしたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による画
像表示装置を示す構成図であり、図において、11はウ
インドウの個数に応じてメモリ領域が分割され、各ウイ
ンドウに表示する画像データを格納するビデオメモリで
あり、ビデオメモリ11は各ウインドウの表示中の画像
データを格納するメモリ領域の他に、スクロールに伴っ
て各ウインドウに追加表示する画像データを格納するメ
モリ領域を有している。12は各ウインドウに対するス
クロール指令を受けると、そのスクロールに伴ってウイ
ンドウに追加表示する画像データをビデオメモリ11に
書き込んで、各ウインドウに表示する画像データが格納
されているメモリ領域を指定するCPU(メモリ領域指
定手段)である。
【0031】13はウインドウのスクロール指令やウイ
ンドウに表示する画像データ等の入力を受け付けるデー
タ入力部、14はデータ入力部13により受け付けられ
た画像データをビデオメモリ11に書き込むための書込
アドレスを出力するアドレス制御部、15はデータ入力
部13により受け付けられた画像データをビデオメモリ
11に出力するデータ制御部、16は現在ウインドウに
表示されている画像データを管理し、各ウインドウに表
示する画像データが格納されているメモリ領域を示す表
示領域指定情報を出力する表示モード制御部である。
【0032】17はウインドウに対する表示領域指定
情報を格納するウインドウ用入力レジスタ、18はウ
インドウに対する表示領域指定情報を格納するウイン
ドウ用入力レジスタ、19はモニタ表示同期信号を表
示部22に出力するとともに、ウインドウの表示タイ
ミング信号とウインドウの表示タイミング信号を交互
に出力するモニタ表示制御部であり、モニタ表示制御部
19はウインドウの表示タイミング信号を出力する場
合には、スイッチ20を制御して、ウインドウ用入力
レジスタ17とスクロール表示処理部21を接続し、ウ
インドウの表示タイミング信号を出力する場合には、
スイッチ20を制御して、ウインドウ用入力レジスタ
18とスクロール表示処理部21を接続する。20はス
イッチである。
【0033】21はモニタ表示制御部19からウインド
ウの表示タイミング信号を受けると、ウインドウ用
入力レジスタ17からウインドウに対する表示領域指
定情報を入力する一方、モニタ表示制御部19からウイ
ンドウの表示タイミング信号を受けると、ウインドウ
用入力レジスタ18からウインドウに対する表示領
域指定情報を入力し、何れかの表示領域指定情報に基づ
いてビデオメモリ11の所定のメモリ領域から画像デー
タを出力させるスクロール表示処理部、22はスクロー
ル表示処理部21の制御の下、ビデオメモリ11から画
像データを受けると、モニタ表示制御部19が出力する
モニタ表示同期信号に同期して、各ウインドウに対応す
る表示エリアに当該画像データを表示する表示部であ
る。なお、モニタ表示制御部19,スイッチ20,スク
ロール表示処理部21及び表示部22から表示手段が構
成されている。図4はこの発明の実施の形態1による画
像表示方法を示すフローチャートである。
【0034】次に動作について説明する。この実施の形
態1では、表示部22のモニタに対して2個のウインド
ウを設定するものについて説明する。
【0035】まず、CPU12は、図2に示すように、
ウインドウに画像データを表示する場合、Nラスタか
らN+mラスタまで書込アドレスを操作して、1画面分
の画像データをビデオメモリ11に書き込む処理を実行
し、ウインドウに画像データを表示する場合、N’ラ
スタからN’+m’ラスタまで書込アドレスを操作し
て、1画面分の画像データをビデオメモリ11に書き込
む処理を実行する。これにより、表示部22は、スクロ
ール表示処理部21の制御の下、ビデオメモリ11から
画像データを受けると、モニタ表示制御部19が出力す
るモニタ表示同期信号に同期して、各ウインドウに対応
する表示エリアに当該画像データを表示する。
【0036】そして、CPU12のデータ入力部13が
ウインドウ,のスクロール指令と、ウインドウ,
に追加表示する画像データの入力を受け付けると、C
PU12のアドレス制御部14は、現在ウインドウ,
に表示されている画像データのアドレス範囲を考慮し
て、追加表示する画像データをビデオメモリ11に書き
込むための書込アドレスを出力し、CPU12のデータ
制御部15は、その追加表示する画像データをビデオメ
モリ11に出力する(図4中ステップST1)。
【0037】例えば、ウインドウに対してNラスタか
らN+mラスタのアドレス範囲に格納されている画像デ
ータ“a,b,c,…,x,y,z”を表示していると
き(図3(c)を参照)、下方向のスクロール指令を受
けると、N+m+1ラスタのアドレスを書込アドレスと
して出力し、画像データ“α”を出力する(図3(b)
を参照)。なお、下方向のスクロールが進んで、書込ア
ドレスがN+m+rラスタのアドレスに到達すると、次
の下方向のスクロールでは、書込アドレスがビデオメモ
リ11の先頭アドレスに戻る。図3(a)の例では、N
ラスタのアドレスを書込アドレスとして出力している。
【0038】一方、ウインドウに対してNラスタから
N+mラスタのアドレス範囲に格納されている画像デー
タ“a,b,c,…,x,y,z”を表示しているとき
(図3(c)を参照)、上方向のスクロール指令を受け
ると、N+m+rラスタのアドレスを書込アドレスとし
て出力し、画像データ“G”を出力する(図3(d)を
参照)。また、次の上方向のスクロールでは、N+m+
r−1ラスタのアドレスを書込アドレスとして出力し、
画像データ“T”を出力する(図3(e)を参照)。
【0039】そして、CPU12の表示モード制御部1
6は、現在ウインドウ,に表示されている画像デー
タを管理し、ウインドウ,に表示する画像データが
格納されているメモリ領域を示す表示領域指定情報を出
力する(図4中ステップST2)。即ち、ウインドウ
に対する表示領域指定情報をウインドウ用入力レジス
タ17に格納し、ウインドウに対する表示領域指定情
報をウインドウ用入力レジスタ18に格納する。
【0040】ここで、表示領域指定情報は、領域先頭ア
ドレスA/A’、垂直方向領域折り返しアドレスB/
B’、1ラスタ全画素数に対応するアドレス数C/
C’、次ラスタ先頭アドレス迄のオフセットアドレス数
D/D’、モニタ表示読み出し開始アドレスE/E’か
ら構成される(図2及び図5(a)の<入力情報>を参
照)。
【0041】例えば、ウインドウに対してNラスタか
らN+mラスタのアドレス範囲に格納されている画像デ
ータ“a,b,c,…,x,y,z”を表示していると
き(図3(c)を参照)、下方向のスクロール指令を受
けると、図3(b)に示すように、スクロールオフセッ
ト量を“1”に決定する。そして、現在のモニタ表示読
み出し開始アドレスである“N”に“1”のスクロール
オフセット量を加算して、ウインドウに対する表示領
域指定情報を更新し、更新後の表示領域指定情報をウイ
ンドウ用入力レジスタ17に上書きする。
【0042】なお、下方向のスクロールが進んで、0ラ
スタよりN+r+1行下のラスタを先頭アドレスとする
場合には、図3(a)に示すように、スクロールオフセ
ット量を“r+1”に決定する。そして、現在のモニタ
表示読み出し開始アドレスを“N+r+1”に変更し
て、ウインドウに対する表示領域指定情報を更新し、
更新後の表示領域指定情報をウインドウ用入力レジス
タ17に上書きする。
【0043】一方、ウインドウに対してNラスタから
N+mラスタのアドレス範囲に格納されている画像デー
タ“a,b,c,…,x,y,z”を表示しているとき
(図3(c)を参照)、上方向のスクロール指令を受け
ると、図3(d)に示すように、スクロールオフセット
量を“m+r”に決定する。そして、現在のモニタ表示
読み出し開始アドレスである“N”に“m+r”のスク
ロールオフセット量を加算して、ウインドウに対する
表示領域指定情報を更新し、更新後の表示領域指定情報
をウインドウ用入力レジスタ17に上書きする。
【0044】また、次の上方向のスクロールでは、図3
(e)に示すように、スクロールオフセット量を“m+
r−1”に決定する。そして、現在のモニタ表示読み出
し開始アドレスを“N+m+r−1”に変更して、ウイ
ンドウに対する表示領域指定情報を更新し、更新後の
表示領域指定情報をウインドウ用入力レジスタ17に
上書きする。
【0045】ここでは、更新後の表示領域指定情報をウ
インドウ用入力レジスタ17に上書きするものについ
て示したが、ウインドウに対してスクロール指令を受
けた場合には、ウインドウに対する表示領域指定情報
を上記と同様に更新し、更新後の表示領域指定情報をウ
インドウ用入力レジスタ18に上書きする。
【0046】スクロール表示処理部21は、モニタ表示
制御部19からウインドウの表示タイミング信号を受
けると(図4中ステップST3)、ウインドウ用入力
レジスタ17からウインドウに対する表示領域指定情
報を入力し、その表示領域指定情報に基づいてビデオメ
モリ11の所定のメモリ領域から画像データを出力させ
て、表示部22に当該画像データを表示させる(図4中
ステップST4)。一方、モニタ表示制御部19からウ
インドウの表示タイミング信号を受けると(図4中ス
テップST5)、ウインドウ用入力レジスタ18から
ウインドウに対する表示領域指定情報を入力し、その
表示領域指定情報に基づいてビデオメモリ11の所定の
メモリ領域から画像データを出力させて、表示部22に
当該画像データを表示させる(図4中ステップST
6)。
【0047】例えば、ウインドウに対してNラスタか
らN+mラスタのアドレス範囲に格納されている画像デ
ータ“a,b,c,…,x,y,z”を表示していると
き(図3(c)を参照)、ウインドウ用入力レジスタ
17からモニタ表示読み出し開始アドレスが“N+1”
の表示領域指定情報を受けると、ラスタN+1からラス
タN+m+1の範囲の画像データ“b,c,…,x,
y,z,α”をビデオメモリ11から表示部22に出力
させる(図3(b)を参照)。なお、下方向のスクロー
ルが進んで、モニタ表示読み出し開始アドレスが“N+
r+1”の表示領域指定情報を受けると、書込アドレス
がビデオメモリ11の先頭アドレスに戻っているので、
ラスタN+r+1からラスタN+m+rの範囲の画像デ
ータ“z,…,γ,δ”に続いて、ラスタNの画像デー
タ“a”をビデオメモリ11から表示部22に出力させ
る(図3(a)を参照)。
【0048】一方、ウインドウに対してNラスタから
N+mラスタのアドレス範囲に格納されている画像デー
タ“a,b,c,…,x,y,z”を表示しているとき
(図3(c)を参照)、ウインドウ用入力レジスタ1
7からモニタ表示読み出し開始アドレスが“N+m+
r”の表示領域指定情報を受けると、ラスタN+m+n
の画像データ“G”に続いて、ラスタNからラスタN+
m−1の範囲の画像データ“a,b,c,…,x,y”
をビデオメモリ11から表示部22に出力させる(図3
(d)を参照)。また、次の上方向のスクロールでは、
ラスタN+m+r−1からラスタN+m+rの範囲の画
像データ“T,G”に続いて、ラスタNからラスタN+
m−2の範囲の画像データ“a,b,c,…,x”をビ
デオメモリ11から表示部22に出力させる(図3
(e)を参照)。
【0049】ここでは、更新後の表示領域指定情報をウ
インドウ用入力レジスタ17から読み込んで、ウイン
ドウの画像データをスクロール表示するものについて
示したが、モニタ表示制御部19からウインドウの表
示タイミング信号を受けると、ウインドウに対する表
示領域指定情報をウインドウ用入力レジスタ18から
読み込んで、ウインドウの画像データと同様にして、
ウインドウの画像データをスクロール表示する。
【0050】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、各ウインドウに表示する画像データを格納す
るため、ウインドウの個数に応じてビデオメモリ11の
メモリ領域を分割するとともに、各ウインドウに対する
スクロール指令を受けると、そのスクロールに伴ってウ
インドウに追加表示する画像データをビデオメモリ11
に書き込んで、各ウインドウに表示する画像データが格
納されているメモリ領域を指定するように構成したの
で、複数のウインドウのスクロールを実現することがで
きる効果を奏する。
【0051】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による画像表示装置を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説
明を省略する。31は各ウインドウのスクロール指令や
画像データの他に、スクロールライン数の入力を受け付
けて、各ウインドウに対するスクロール制御信号(スク
ロールの動作許可やスクロールの起動条件を示す制御信
号)を制御信号レジスタ35に格納する一方、制御信号
レジスタ35からスクロールに伴う画像データの書込要
求等を読み込むデータ入力部である。
【0052】32は制御信号レジスタ35から各ウイン
ドウに対するスクロール制御信号を入力すると、各ウイ
ンドウをスクロールする際に、各ウインドウのスクロー
ル方向とスクロールライン数から各ウインドウに表示す
る画像データが格納されているメモリ領域を計算して、
そのメモリ領域から画像データを出力させる一方、スク
ロールに伴ってビデオメモリ11に新たに書き込む必要
がある画像データのアドレス情報を計算し、そのアドレ
ス情報と現在表示中の画像データに係るメモリ領域の先
頭アドレス情報をウインドウ用出力レジスタ33又は
ウインドウ用出力レジスタ34に格納し、また、スク
ロールに伴う画像データの書込要求を制御信号レジスタ
35に格納するスクロール表示処理部(表示手段)であ
る。
【0053】33はビデオメモリ11に新たに書き込む
必要があるウインドウの画像データのアドレス情報や
現在表示中の画像データに係るメモリ領域の先頭アドレ
ス情報を格納するウインドウ用出力レジスタ、34は
ビデオメモリ11に新たに書き込む必要があるウインド
ウの画像データのアドレス情報や現在表示中の画像デ
ータに係るメモリ領域の先頭アドレス情報を格納するウ
インドウ用出力レジスタ、35は各ウインドウに対す
るスクロール制御信号の他に、スクロールに伴う画像デ
ータの書込要求やビデオメモリ11に対する画像データ
の書込実行状態等を格納する制御信号レジスタである。
【0054】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、各ウインドウの画像データをスクロールする
毎に、CPU12の表示モード制御部16が表示領域指
定情報を計算して、その表示領域指定情報をウインドウ
用入力レジスタ17等に格納するものについて示した
が、CPU12の負荷を軽減するため、各ウインドウの
画像データを一定方向に連続してスクロールする場合に
は、スクロール表示処理部32がスクロールライン数
(逐次表示更新移動量)に基づいて各ウインドウに表示
する画像データが格納されているメモリ領域を逐次計算
するとともに、ビデオメモリ11に対する画像データの
書込タイミングを管理するようにしてもよい。
【0055】具体的には、CPU12のデータ入力部3
1がウインドウ,に対するスクロール指令や追加表
示する画像データの入力を受け付ける際、連続してスク
ロールさせる行数を示すスクロールライン数(逐次表示
更新移動量)の入力を受け付けて、各ウインドウに対す
るスクロール制御信号を制御信号レジスタ35に格納
し、各ウインドウのスクロールライン数とスクロール方
向をウインドウ用入力レジスタ17等に格納する。
【0056】スクロール表示処理部32は、制御信号レ
ジスタ35から各ウインドウに対するスクロール制御信
号を入力すると(図5(b)の<制御信号>を参照)、
ウインドウ用入力レジスタ17等から各ウインドウの
表示領域指定情報とスクロールライン数(逐次表示更新
移動量)とスクロール方向を入力する(図5(b)の<
入力情報>を参照)。
【0057】そして、スクロール表示処理部32は、各
ウインドウをスクロールする毎に、各ウインドウの表示
領域指定情報とスクロールライン数とスクロール方向と
から、各ウインドウに表示する画像データが格納されて
いるメモリ領域を計算するとともに(表示領域指定情報
に含まれているモニタ表示読み出し開始アドレスを更新
する)、スクロールに伴ってビデオメモリ11に新たに
書き込む必要がある画像データの書込アドレスを計算す
る。
【0058】具体的には、次のようにして、画像データ
の書込アドレスとモニタ表示読み出し開始アドレスを計
算する(ここでは、ウインドウを例に取って説明す
る)。まず、上方向のスクロールの場合には、画像デー
タの書込アドレスとモニタ表示読み出し開始アドレスが
一致し、下記の条件式が成立するか否かを判定する。 E−k×(C+D)−A≧0 ただし、A,C,D,Eは表示領域指定情報に含まれて
いる情報であり、Aは領域先頭アドレス、Cは1ラスタ
全画素数に対応するアドレス数、Dは次ラスタ先頭アド
レス迄のオフセットアドレス数、Eは現時点のモニタ表
示読み出し開始アドレスである。kはスクロールライン
数であり、1以上の自然数である。
【0059】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、画像データの書込アドレスとモニタ表示読み出し開
始アドレスを下記のように設定する。 書込アドレス(モニタ表示読み出し開始アドレス)=E
−k×(C+D) 一方、上記の条件式が成立しない場合には、画像データ
の書込アドレスとモニタ表示読み出し開始アドレスを下
記のように設定する。 書込アドレス(モニタ表示読み出し開始アドレス)=E
−k×(C+D)+B ただし、Bは表示領域指定情報に含まれている情報であ
り、垂直方向領域折り返しアドレスである。
【0060】次に、下方向のスクロールの場合、画像デ
ータの書込アドレスについては、下記の条件式が成立す
るか否かを判定する。 E+(k−1)×(C+D)+F−B<0 ただし、Fは表示領域指定情報に含まれている情報であ
り、1画面分に対応するアドレス数である。
【0061】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、画像データの書込アドレスを下記のように設定す
る。 書込アドレス=E+(k−1)×(C+D)+F 一方、上記の条件式が成立しない場合には、画像データ
の書込アドレスを下記のように設定する。 書込アドレス=E+(k−1)×(C+D)+F−B+
【0062】次に、モニタ表示読み出し開始アドレスに
ついては、下記の条件式が成立するか否かを判定する。 E+k×(C+D)−B<0
【0063】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、モニタ表示読み出し開始アドレスを下記のように設
定する。 モニタ表示読み出し開始アドレス=E+k×(C+D) 一方、上記の条件式が成立しない場合には、モニタ表示
読み出し開始アドレスを下記のように設定する。 モニタ表示読み出し開始アドレス=E+k×(C+D)
−B+A
【0064】スクロール表示処理部32は、上記のよう
にして、画像データの書込アドレスとモニタ表示読み出
し開始アドレスを計算すると、これらをCPU12に与
えるためウインドウ用出力レジスタ33等に格納する
(図5(b)の<出力情報>を参照)。また、各スクロ
ールに追加表示する画像データの書込要求をCPU12
に与えるため、その書込要求を制御信号レジスタ35に
格納する(図5(b)の<制御信号>を参照)。
【0065】CPU12のデータ入力部31は、制御信
号レジスタ35から画像データの書込要求を入力する
と、ウインドウ用出力レジスタ33等から画像データ
の書込アドレスとモニタ表示読み出し開始アドレスを入
力して、処理の整合性を判定し、処理の整合性が認めら
れない場合には、異常発生を示す信号を出力する。一
方、処理の整合性が認められる場合には、アドレス制御
部14が当該書込アドレスをビデオメモリ11に出力し
て、データ制御部15が各ウインドウに追加表示する画
像データをビデオメモリ11に書き込む処理を実行す
る。CPU12のデータ入力部31は、各ウインドウに
追加表示する画像データの書込処理が完了すると、スク
ロールの起動を許可する旨を示すスクロール制御信号と
書込実行状態信号を制御信号レジスタ35に格納する
(図5(b)の<制御信号>を参照)。
【0066】スクロール表示処理部32は、制御信号レ
ジスタ35からスクロール制御信号と書込実行状態信号
を入力すると、先に計算したモニタ表示読み出し開始ア
ドレスを参照して、各ウインドウに表示する画像データ
をビデオメモリ11から表示部22に出力させて表示さ
せる。
【0067】以上で明らかなように、この実施の形態2
によれば、スクロール方向とスクロールライン数の指定
を受けた場合、各ウインドウの画像データを読み込ん
で、各ウインドウをスクロールする際、そのスクロール
方向とスクロールライン数から各ウインドウに表示する
画像データが格納されているメモリ領域を逐次更新する
ように構成したので、ウインドウをスクロールする毎に
CPU12の表示モード制御部16が表示領域指定情報
を更新する処理が不要になり、その結果、CPU12の
負荷が軽減される効果を奏する。また、CPU12によ
る画像データの書込処理と、スクロール表示処理部32
によるウインドウの表示処理が同期して実行されるた
め、ウインドウのスクロール速度の変動を抑制すること
ができる効果も奏する。
【0068】実施の形態3.上記実施の形態2では、各
ウインドウをスクロールする毎に、画像データの書込ア
ドレスを計算して、画像データの書込要求をCPU12
に与えるものについて示したが、この場合、各ウインド
ウをスクロールする毎に、CPU12が各ウインドウに
追加表示する画像データをビデオメモリ11に書き込む
処理を実行する必要がある。
【0069】しかし、各ウインドウをスクロールする場
合でも、既にビデオメモリ11に書き込まれている画像
データを変更することなくスクロール表示する場合に
は、画像データの書込要求をCPU12に与える必要が
なく、CPU12は画像データの書込処理が不要にな
る。なお、図3における“*”印は、画像データが未格
納であることを示す記号である。
【0070】この実施の形態3では、各ウインドウをス
クロールする場合でも、画像データの書込要求をCPU
12に与えない場合があるものについて説明する。この
ような動作を実現する場合、モニタ表示読み出し開始ア
ドレスについては、各ウインドウをスクロールする毎に
計算する必要があるが、画像データの書込アドレスにつ
いては、各ウインドウをスクロールする毎に計算する必
要がない点で、上記実施の形態2と相違する。
【0071】最初に、画像データの書込アドレスとモニ
タ表示読み出し開始アドレスの計算方法について説明す
る(ここでは、ウインドウを例に取って説明する)。
まず、上方向のスクロールの場合、画像データの書込ア
ドレスについては、下記の条件式が成立するか否かを判
定する。 E−kw×(C+D)−A≧0 ただし、kwは書込アドレス算出用のスクロールライン
数であり、1以上の自然数である。例えば、5行分の画
像データを変更せずにスクロールする場合には、kw=
5が設定される。
【0072】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、画像データの書込アドレスを下記のように設定す
る。 書込アドレス=E−kw×(C+D) 一方、上記の条件式が成立しない場合には、画像データ
の書込アドレスを下記のように設定する。 書込アドレス=E−kw×(C+D)+B
【0073】次に、モニタ表示読み出し開始アドレスに
ついては、下記の条件式が成立するか否かを判定する。 E−kr×(C+D)−A≧0 ただし、krはモニタ表示読み出し開始アドレス用のス
クロールライン数であり、1以上の自然数である。Kr
<kwのように設定される。
【0074】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、モニタ表示読み出し開始アドレスを下記のように設
定する。 モニタ表示読み出し開始アドレス=E−kr×(C+
D) 一方、上記の条件式が成立しない場合には、モニタ表示
読み出し開始アドレスを下記のように設定する。 モニタ表示読み出し開始アドレス=E−kr×(C+
D)+B
【0075】次に、下方向のスクロールの場合、画像デ
ータの書込アドレスについては、下記の条件式が成立す
るか否かを判定する。 E+(kw−1)×(C+D)+F−B<0
【0076】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、画像データの書込アドレスを下記のように設定す
る。 書込アドレス=E+(kw−1)×(C+D)+F 一方、上記の条件式が成立しない場合には、画像データ
の書込アドレスを下記のように設定する。 書込アドレス=E+(kw−1)×(C+D)+F−B
+A
【0077】次に、モニタ表示読み出し開始アドレスに
ついては、下記の条件式が成立するか否かを判定する。 E+kr×(C+D)−B<0
【0078】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、モニタ表示読み出し開始アドレスを下記のように設
定する。 モニタ表示読み出し開始アドレス=E+kr×(C+
D) 一方、上記の条件式が成立しない場合には、モニタ表示
読み出し開始アドレスを下記のように設定する。 モニタ表示読み出し開始アドレス=E+kr×(C+
D)−B+A
【0079】図7はスクロールの表示制御方法を示す説
明図である。スクロール動作開始前に、CPU12は図
7(a)のハッチ部で示すメモリ領域に画像データを1
画面分書き込み、その後にスクロール動作を開始させ
る。ここで、kw>krとなる値を設定する。
【0080】上方向のスクロールの場合には、図7
(b)のハッチ部で示すメモリ領域の先頭アドレスを画
像データの書込アドレスとすると同時に、画像データの
書込要求を発生する。一方、図7(c)のハッチ部で示
すメモリ領域の先頭アドレスを次のモニタ表示読み出し
開始アドレスとする。現在のモニタ表示読み出し開始ア
ドレスが画像データの書込アドレスに追いつくまでの
間、画像データの書込アドレスの算出と画像データの書
込要求の発生は起こらない動作となる。
【0081】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、各ウインドウをスクロールする場合でも、既
にビデオメモリ11に書き込まれている画像データを変
更することなくスクロール表示する場合には、画像デー
タの書込要求をCPU12に与えないようにしたので、
CPU12の負荷が更に軽減される効果を奏する。
【0082】実施の形態4.上記実施の形態1〜3で
は、表示部22の表示形式については特に言及していな
いが、表示部22がインタレースとノンインタレースの
切り換えに対応することができる場合には、各表示形式
に対応する演算係数を用いて、各ウインドウに表示する
画像データが格納されているメモリ領域を計算するよう
にする。
【0083】具体的には、表示部22が画像データの表
示を開始して、次に表示する画像データをアクセスする
際、その画像データのラスタアドレスが垂直方向領域折
り返しアドレスを超えるか否かを判定する。即ち、下記
の条件式が成立するか否かを判定する。 G+H×(C+D)≧B ただし、Gは現在のラスタアドレスである。Hはインタ
レース時に“2”になり、ノンインタレース時に“1”
になる演算係数である。
【0084】そして、上記の条件式が成立する場合に
は、次に表示する画像データのラスタアドレスを次のよ
うに設定する。 次のラスタアドレス=G+H×(C+D)−B+A 一方、上記の条件式が成立しない場合には、次に表示す
る画像データのラスタアドレスを次のように設定する。 次のラスタアドレス=G+H×(C+D)
【0085】これにより、ノンインタレース対応の表示
出力動作では、常に、垂直方向領域折り返しアドレスが
領域先頭アドレスに折り返って、表示ラスタスキャンシ
ーケンスを開始する。インタレース対応の表示出力動作
では、垂直方向領域折り返しアドレスが領域先頭アドレ
スに折り返る場合と、領域折り返しアドレスを越えたア
ドレス分に相当して、領域先頭アドレスから1ラスタ全
画素数に対応するアドレス数分オフセットしたアドレス
に折り返る場合の2通りのフィールドに対応して表示ラ
スタスキャンシーケンスを開始する。領域折り返しアド
レスから折り返る動作において、異なるフィールドの表
示データをアクセスすることのない表示動作となる。
【0086】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、演算係数を変更するだけで、インタレースとノンイ
ンタレースを切り換えることができるので、回路規模の
増大を招くことなく、表示部22の表示形式を切り換え
ることができる効果を奏する。
【0087】実施の形態5.上記実施の形態1〜4で
は、画像データのデータ種別については特に言及してい
ないが、画像データとしてEPG(Electric
Program Guidance)情報をビデオメモ
リ11に格納して、そのEPG情報をウインドウに表示
するようにしてもよい。これにより、現在実用化されつ
つあるデジタル放送システムにおいて不可欠であるEP
G情報を受信機側で画像表示する上で、効果的なレンダ
リングを実現することができる効果を奏する。
【0088】ところで、上記説明ではこの発明を垂直方
向(縦)スクロールに適用する場合について述べたが、
水平方向(横)スクロールについても適用できることは
いうまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各ウ
インドウに表示する画像データを格納するため、ウイン
ドウの個数に応じてビデオメモリのメモリ領域を分割す
るとともに、各ウインドウに対するスクロール指令を受
けると、そのスクロールに伴ってウインドウに追加表示
する画像データをビデオメモリに書き込んで、各ウイン
ドウに表示する画像データが格納されているメモリ領域
を指定するメモリ領域指定手段を設けるように構成した
ので、複数のウインドウのスクロールを実現することが
できる効果がある。
【0090】この発明によれば、メモリ領域指定手段か
らスクロール方向とスクロールライン数の指定を受けた
場合、各ウインドウの画像データを読み込んで、各ウイ
ンドウをスクロールする際、そのスクロール方向とスク
ロールライン数から各ウインドウに表示する画像データ
が格納されているメモリ領域を逐次更新する表示手段を
設けるように構成したので、ウインドウをスクロールす
る毎に、CPUであるメモリ領域指定手段による表示領
域指定情報の更新処理が不要になり、その結果、CPU
の負荷を軽減することができる効果がある。
【0091】この発明によれば、画像データの変更を伴
うスクロールを実行する場合、スクロール方向とスクロ
ールライン数からスクロールに伴ってビデオメモリに新
たに書き込む必要がある画像データのアドレス情報を計
算し、そのアドレス情報と画像データの書込要求をメモ
リ領域指定手段に出力する表示手段を設けるように構成
したので、CPUによる画像データの書込処理と、表示
手段によるウインドウの表示処理が同期して実行される
結果、ウインドウのスクロール速度の変動を抑制するこ
とができる効果がある。
【0092】この発明によれば、更新したメモリ領域の
先頭アドレス情報をメモリ領域指定手段に出力する表示
手段を設けるように構成したので、処理の整合性を判定
することができる効果がある。
【0093】この発明によれば、インタレースとノンイ
ンタレースの表示形式で各ウインドウを表示することが
可能な場合、それらの表示形式に対応する演算係数を用
いて、各ウインドウに表示する画像データが格納されて
いるメモリ領域を計算する表示手段を設けるように構成
したので、回路規模の増大を招くことなく、表示形式を
切り換えることができる効果がある。
【0094】この発明によれば、ビデオメモリにEPG
情報を格納して、そのEPG情報をウインドウに表示す
るように構成したので、現在実用化されつつあるデジタ
ル放送システムにおいて不可欠であるEPG情報を受信
機側で画像表示する上で、効果的なレンダリングを実現
することができる効果がある。
【0095】この発明によれば、各ウインドウに表示す
る画像データを格納するため、ウインドウの個数に応じ
てビデオメモリのメモリ領域を分割するとともに、各ウ
インドウに対するスクロール指令を受けると、そのスク
ロールに伴ってウインドウに追加表示する画像データを
ビデオメモリに書き込んで、各ウインドウに表示する画
像データが格納されているメモリ領域を指定するように
構成したので、複数のウインドウのスクロールを実現す
ることができる効果がある。
【0096】この発明によれば、スクロール方向とスク
ロールライン数の指定を受けた場合、各ウインドウの画
像データを読み込んで、各ウインドウをスクロールする
際、そのスクロール方向とスクロールライン数から各ウ
インドウに表示する画像データが格納されているメモリ
領域を逐次更新するように構成したので、ウインドウを
スクロールする毎に、CPUによる表示領域指定情報の
更新処理が不要になり、その結果、CPUの負荷を軽減
することができる効果がある。
【0097】この発明によれば、画像データの変更を伴
うスクロールを実行する場合、スクロール方向とスクロ
ールライン数からスクロールに伴ってビデオメモリに新
たに書き込む必要がある画像データのアドレス情報を計
算し、そのアドレス情報と画像データの書込要求を出力
するように構成したので、ウインドウのスクロール速度
の変動を抑制することができる効果がある。
【0098】この発明によれば、更新したメモリ領域の
先頭アドレス情報を出力するように構成したので、処理
の整合性を判定することができる効果がある。
【0099】この発明によれば、インタレースとノンイ
ンタレースの表示形式で各ウインドウを表示することが
可能な場合、それらの表示形式に対応する演算係数を用
いて、各ウインドウに表示する画像データが格納されて
いるメモリ領域を計算するように構成したので、回路規
模の増大を招くことなく、表示形式を切り換えることが
できる効果がある。
【0100】この発明によれば、ビデオメモリにEPG
情報を格納して、そのEPG情報をウインドウに表示す
るように構成したので、現在実用化されつつあるデジタ
ル放送システムにおいて不可欠であるEPG情報を受信
機側で画像表示する上で、効果的なレンダリングを実現
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による画像表示装置
を示す構成図である。
【図2】 ビデオメモリと表示イメージの対応関係を示
す説明図である。
【図3】 スクロールの制御動作を説明する説明図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1による画像表示方法
を示すフローチャートである。
【図5】 各種レジスタの格納内容を示す説明図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態2による画像表示装置
を示す構成図である。
【図7】 スクロールの表示制御方法を示す説明図であ
る。
【図8】 従来の画像表示装置を示す構成図である。
【図9】 ビデオメモリと表示イメージの対応関係を示
す説明図である。
【図10】 スクロールの制御動作を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
11 ビデオメモリ、12 CPU(メモリ領域指定手
段)、13 データ入力部、14 アドレス制御部、1
5 データ制御部、16 表示モード制御部、17 ウ
インドウ用入力レジスタ、18 ウインドウ用入力
レジスタ、19モニタ表示制御部(表示手段)、20
スイッチ(表示手段)、21 スクロール表示処理部
(表示手段)、22 表示部(表示手段)、31 デー
タ入力部、32 スクロール表示処理部(表示手段)、
33 ウインドウ用出力レジスタ、34 ウインドウ
用出力レジスタ、35 制御信号レジスタ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウの個数に応じてメモリ領域が
    分割され、各ウインドウに表示する画像データを格納す
    るビデオメモリと、各ウインドウに対するスクロール指
    令を受けると、そのスクロールに伴ってウインドウに追
    加表示する画像データを上記ビデオメモリに書き込ん
    で、各ウインドウに表示する画像データが格納されてい
    るメモリ領域を指定するメモリ領域指定手段と、上記メ
    モリ領域指定手段が指定するメモリ領域から各ウインド
    ウの画像データを読み込み、各ウインドウに対応するモ
    ニタ上の表示エリアに当該画像データを表示する表示手
    段とを備えた画像表示装置。
  2. 【請求項2】 表示手段は、メモリ領域指定手段からス
    クロール方向とスクロールライン数の指定を受けた場
    合、各ウインドウの画像データを読み込んで、各ウイン
    ドウをスクロールする際、そのスクロール方向とスクロ
    ールライン数から各ウインドウに表示する画像データが
    格納されているメモリ領域を逐次更新することを特徴と
    する請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 表示手段は、画像データの変更を伴うス
    クロールを実行する場合、スクロール方向とスクロール
    ライン数からスクロールに伴ってビデオメモリに新たに
    書き込む必要がある画像データのアドレス情報を計算
    し、そのアドレス情報と画像データの書込要求をメモリ
    領域指定手段に出力することを特徴とする請求項2記載
    の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 表示手段は、更新したメモリ領域の先頭
    アドレス情報をメモリ領域指定手段に出力することを特
    徴とする請求項2または請求項3記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 表示手段は、インタレースとノンインタ
    レースの表示形式で各ウインドウを表示することが可能
    な場合、それらの表示形式に対応する演算係数を用い
    て、各ウインドウに表示する画像データが格納されてい
    るメモリ領域を計算することを特徴とする請求項2記載
    の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 ビデオメモリにEPG情報を格納して、
    そのEPG情報をウインドウに表示することを特徴とす
    る請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の画
    像表示装置。
  7. 【請求項7】 各ウインドウに表示する画像データを格
    納するため、ウインドウの個数に応じてビデオメモリの
    メモリ領域を分割し、各ウインドウに対するスクロール
    指令を受けると、そのスクロールに伴ってウインドウに
    追加表示する画像データを上記ビデオメモリに書き込ん
    で、各ウインドウに表示する画像データが格納されてい
    るメモリ領域を指定する一方、そのメモリ領域から各ウ
    インドウの画像データを読み込み、各ウインドウに対応
    するモニタ上の表示エリアに当該画像データを表示する
    画像表示方法。
  8. 【請求項8】 スクロール方向とスクロールライン数の
    指定を受けた場合、各ウインドウの画像データを読み込
    んで、各ウインドウをスクロールする際、そのスクロー
    ル方向とスクロールライン数から各ウインドウに表示す
    る画像データが格納されているメモリ領域を逐次更新す
    ることを特徴とする請求項7記載の画像表示方法。
  9. 【請求項9】 画像データの変更を伴うスクロールを実
    行する場合、スクロール方向とスクロールライン数から
    スクロールに伴ってビデオメモリに新たに書き込む必要
    がある画像データのアドレス情報を計算し、そのアドレ
    ス情報と画像データの書込要求を出力することを特徴と
    する請求項8記載の画像表示方法。
  10. 【請求項10】 更新したメモリ領域の先頭アドレス情
    報を出力することを特徴とする請求項8または請求項9
    記載の画像表示方法。
  11. 【請求項11】 インタレースとノンインタレースの表
    示形式で各ウインドウを表示することが可能な場合、そ
    れらの表示形式に対応する演算係数を用いて、各ウイン
    ドウに表示する画像データが格納されているメモリ領域
    を計算することを特徴とする請求項8記載の画像表示方
    法。
  12. 【請求項12】 ビデオメモリにEPG情報を格納し
    て、そのEPG情報をウインドウに表示することを特徴
    とする請求項7から請求項11のうちのいずれか1項記
    載の画像表示方法。
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