JP2001175105A - 定着用ゴムローラ - Google Patents

定着用ゴムローラ

Info

Publication number
JP2001175105A
JP2001175105A JP35887699A JP35887699A JP2001175105A JP 2001175105 A JP2001175105 A JP 2001175105A JP 35887699 A JP35887699 A JP 35887699A JP 35887699 A JP35887699 A JP 35887699A JP 2001175105 A JP2001175105 A JP 2001175105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holes
elastic layer
fixing
roller
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35887699A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Saito
親二 齊藤
Kesaaki Kitazawa
今朝昭 北沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Co Ltd filed Critical Nitto Kogyo Co Ltd
Priority to JP35887699A priority Critical patent/JP2001175105A/ja
Publication of JP2001175105A publication Critical patent/JP2001175105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スポンジゴムを用いなくとも、ニップ幅を確保
することが出来ると共に、低熱容量を達成することの出
来る定着用ゴムローラを提供することである。 【構成】芯金12と、この芯金12の外周に配設された
非発泡ゴム14a製の弾性層14と、この弾性層14に
形成され、これの外周面から等距離を保って延出する複
数の貫通孔14bとを具備し、貫通孔14bは、弾性層
14の外周面から0.5mm以上深い範囲に配設され、
且つ、この外周面から深さ5mmまでの総空隙率が5乃
至46%の範囲に入るように、その配設個数を規定され
ていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等において、シート上の未定着トナー
を溶融圧着し、該シートに定着させるために使用される
定着装置に用いられる定着用ゴムローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置用の定着装置としては、従
前より、発熱源を内蔵した加熱ローラと、これに所定圧
力で圧接する加圧ローラの2本のローラを基本的に備え
た所謂2本ローラ構造が採用されており、多種多用の特
許が出願されていると共に、広く実用に供されている。
【0003】このような2本ローラ構造の定着装置にお
いては、両ローラの転接部に、所定幅を有してニップ部
を構成しようとすると、何れか一方又は両方にゴム製の
弾性層を配設しなければならないことになる。従来にお
いては、加熱ローラに発熱源を内蔵している都合上、加
熱ローラは耐熱性の良好なゴム製の弾性層又はフッ素樹
脂層で構成され、加圧ローラはニップを取るのに必要な
ゴム弾性層で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述したニッ
プ幅を十分に取ることに注目すれば、加圧ローラの弾性
層をスポンジゴムから構成することが好ましいものであ
る。即ち、スポンジゴムは、弾性に富むと共に、熱容量
が非常に小さく、これにより、熱応答性が早いものであ
る。この結果、加熱されると短時間のうちに温度上昇
し、要求される定着温度まで短い時間での到達が可能と
なる。このことは、定着装置に適用した場合において、
ウォーミングアップ時間の短縮化を図ることが出来るこ
とを意味し、近年の省エネルギーの要請の観点から、非
常に好ましいものである。
【0005】しかしながら、加圧ローラの弾性層の外周
面は、加熱ローラから受ける熱により定着温度である例
えば180℃近辺まで加熱されることとなる。このよう
にスポンジゴムからなる弾性層が高温に加熱されると、
当然に、熱膨張することになるが、スポンジゴムにおけ
る発泡の程度の相違等に基づき、この熱膨張の程度が、
部位により異なることとなる。
【0006】即ち、加圧ローラの軸方向に沿う位置で見
た場合に、弾性層にスポンジゴムを採用した加圧ローラ
の外径寸法は、特にウォームアップ動作終了の直後にお
いては、ランダムに異なること(換言すれば、外周面が
凸凹状)となる。
【0007】この結果、ウォームアップ動作終了直後に
おいて、未定着トナーが担持された未定着シートがニッ
プ部に挿通されると、加圧ローラの外周面形状の凸凹に
基づき、未定着シートに紙皺が発生し易い状況となる。
このように未定着シートに紙皺が発生すると、例えトナ
ー像は定着されたとしても、もはや皺のついたシートを
使うことは出来ず、大きな意味で定着不良が発生したこ
ととなり、問題である。
【0008】また、加圧ローラの弾性層をスポンジゴム
から形成すると、長時間に渡り停止状態が継続して、ニ
ップ部における弾性層の凹み状態が長く維持されると、
起動動作に伴い加圧ローラが回転駆動されたとしても直
ぐには元の状態まで復帰せず、所謂「ニップ跡」が残る
ことになる。このような「ニップ跡」が消えないで残っ
ていると、定着画像にこのニップ跡が出て、画像不良を
引き起こすこととなり、問題である。
【0009】この発明は、上述した事情に鑑みなされた
もので、この発明の主たる目的は、スポンジゴムを用い
なくとも、ニップ幅を確保することが出来ると共に、低
熱容量を達成することの出来る定着用ゴムローラを提供
することである。
【0010】また、この発明の他の目的は、ニップ幅を
十分に確保することが出来ると共に、ウォーミングアッ
プ終了直後においても紙皺の発生することのない定着用
ゴムローラを提供することである。
【0011】また、この発明の別の目的は、ニップ幅を
十分に確保することが出来ると共に、長時間の停止後に
おいてもニップ跡の出来にくい定着用ゴムローラを提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる定着装置は、請
求項1の記載によれば、芯金と、この芯金の外周に配設
された非発泡ゴム製の弾性層と、この弾性層に形成さ
れ、これの外周面から等距離を保って延出する複数の貫
通孔とを具備し、前記貫通孔は、前記弾性層の外周面か
ら0.5mm以上深い範囲に配設され、且つ、該外周面
から深さ5mmまでの総空隙率が5乃至46%の範囲に
入るように、その配設個数を規定されていることを特徴
としている。
【0013】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項2の記載によれば、前記貫通孔は、前記弾性
層の外周面から等距離を保って配設させた状態を1列と
した場合に、少なくとも1列は配設されていることを特
徴としている。
【0014】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項3の記載によれば、前記貫通孔が、前記弾性
層の外周面から異なる深さに複数列で配設されている場
合において、互いに隣接する列の貫通孔は千鳥状となる
ように配設されていることを特徴している。
【0015】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項4の記載によれば、前記貫通孔は、各列にお
いて、等ピッチに配設されていることを特徴としてい
る。
【0016】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項5の記載によれば、前記貫通孔は、互いに隣
接するもの同士の間隙寸法が、0.5mm以上に設定さ
れていることを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項6の記載によれば、前記貫通孔は、各々同一
形状に形成されていることを特徴としている。
【0018】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項7の記載によれば、前記貫通孔は、断面円形
状に形成されていることを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項8の記載によれば、前記貫通孔のサイズは、
その直径が0.5mm乃至2.0mmの範囲内に設定さ
れていることことを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わる定着用ゴムローラ
は、請求項9の記載によれば、前記前記弾性層の外周面
には、離型層が被覆されていることを特徴としている。
【0021】
【発明を実施する形態】以下に、この発明に係わる定着
用ゴムローラの一実施例の構成及びその製造方法を、添
付図面の図1及び図2を参照して以下に詳細に説明す
る。
【0022】{定着装置10の概略説明}先ず、図1に
示すように、この一実施例の定着用ゴムローラが備えら
れる定着装置20を説明する。この定着装置20は、図
示しない電子式画像形成装置、例えば、電子プリンタの
フレームに固定される定着ハウジング(図示せず)を備
え、この定着ハウジング内に、加熱ローラ22と、この
加熱ローラ22に所定の圧接力で圧接する、この実施例
における定着用ゴムローラとしての加圧ローラ10とを
備えて構成されている。
【0023】ここで、この加熱ローラ22は、アルミニ
ウム製の円筒状の芯金24と、この芯金24の外周にコ
ーティングされたフッ素樹脂からなる離型層26とを備
えて構成されている。また、この加熱ローラ22は、図
示していないが駆動手段により所定の回転速度で回転駆
動されると共に、発熱源としてのハロゲンランプ28を
内蔵している。尚、この実施例においては、加熱ローラ
22の外径寸法は、直径25mmに設定されている。
【0024】一方、上述した加圧ローラ10は、図2に
取り出して示すように、表面がニッケルメッキされた鉄
製の芯金12と、この芯金12の外周に接着剤を介して
緊密に接着された円筒状の非発泡ゴム製の弾性層14
と、この弾性層14の外周面に被覆されたフッ素樹脂層
から形成され所定厚さを有する離型層16とを備えて構
成されている。尚、この実施例においては、弾性層14
の厚さは6.5mmに設定されると共に、加圧ローラ1
0の外径寸法は、直径27mmに設定されている。尚、
この実施例において、芯金12は自身の中心軸線に沿っ
て一直線状に延出するロッドから形成されている。
【0025】以下に、この加熱ローラ10の弾性層14
を図3を参照して詳細に説明する。この弾性層14は、
この実施例においては、信越化学工業社製のシリコーン
ゴムコンパウンド(型番:KE−941U)と、加硫剤
(型番:C−3)と、着色剤(型番:KE−color−B
R)とが配合されて混練りされた非発泡ゴム14aをベ
ースゴムとして形成されたもので、この非発泡ゴム14
aに、多数の貫通孔14bが形成されたものが用いられ
ている。
【0026】ここで、貫通孔14bの配設状態は、図4
に拡大した状態で示すように、ゴム弾性層の外周面から
1.0mm内方の位置で各々の中心位置を整合させた状
態で、1列状に等間隔に配設され、配設個数は39個に
設定されている。また、各貫通孔14bの断面形状は円
形状に形成されており、そのサイズは直径1.0mmに
設定されている。
【0027】換言すれば、これら貫通孔14bは、弾性
層14の外周面からの深さが0.5mmより深い範囲に
配設されており、また、互いに隣接する貫通孔14b同
士の間隙は、1.0mmとなる。このように貫通孔14
bが複数個形成された状態で、弾性層14の外周面から
深さ5.0mmまでの範囲での総空隙率は、計算上、
8.9%となっている。
【0028】ここで、これら貫通孔14bの配設範囲
は、弾性層14の深さ方向に関しては、弾性層14aの
外周面から0.5mmから5mmの深さまでの範囲に配
設されるのが好ましい。これは、貫通孔14bを弾性層
14の外周面から0.5mmよりも浅い範囲に配設する
と、加圧ローラ10を成形する際に実施される研磨工程
において、貫通孔14bを形成したことに依存する研磨
ムラの模様が弾性層14の外周面に出てしまうからであ
る。
【0029】また、互いに隣接する貫通孔14b同士の
間隙は、上述したようにこの実施例においては1.0m
mとなっているが、この間隙の0.5mm以上であるこ
とが好ましい。これは、この間隙を0.5mmよりも短
く設定すると、貫通孔14b間の隔壁として機能してい
る隙間部分の強度が低下し、破損により耐久性が損なわ
れる虞があるからである。
【0030】更に、上述した断面円形状の貫通孔14b
のサイズを、上述した実施例においては直径を1.0m
mとなるように説明したが、この直径は0.5mm乃至
2.0mmの範囲内に設定することが好ましい。これ
は、直径が2.0mmを超えると、貫通孔14bの配設
部分の近傍の非発泡ゴム14aの硬度と、貫通孔14b
から離れた部分の非発泡ゴム14aの硬度との差が、弾
性層14の外周面に出やすくなり、好ましくないからで
あり、また、直径が0.5mmよりも小さい場合には、
極めて多数の貫通孔14bを形成しなければ、所望の総
空隙率を確保できなくなり、加工上の困難性を伴うこと
になるからである。
【0031】ここで、上述した総空隙率を計算する際
に、弾性層14の外周面から5mmの深さまでの範囲で
計算するように説明したが、これは、外周面に近い範囲
に貫通孔14bが形成されている方が、低熱容量化に対
して有利となるからである。また、限界を深さ5mmと
したのは、貫通孔14bのサイズを最大径である2.0
mmに設定して2列に配設した場合の外周面から2列目
の貫通孔14bの最深部までの深さが5mmとなるから
である。
【0032】従って、この発明においては、総空隙率の
計算は、弾性層14の外周面から深さ5mmの範囲まで
とするが、これは、あくまでも総空隙率の計算の対象と
なる範囲であって、弾性層14の外周面から5mmより
も深い範囲に貫通孔14bが設けられることを何ら排除
するものではない。換言すれば、貫通孔14bは、弾性
層14の全範囲にわたり形成されていても何ら問題ない
ものである。尚、この貫通孔14bの総空隙率の最適範
囲については、後に詳細に検討する。
【0033】次に、上述した構成の加圧ローラ10の製
造方法について説明する。まず、弾性層14の製造方法
であるが、これは、芯金12とは別個独立に製造するも
のであり、まず、上述した配合のゴム材料を、ニーダー
又は練りローラにて均一に混練する。混練が終了した
ら、押し出し成形機において、内径13mm、外径30
mmで、外周面から2.5mm内方の位置に上述した配
設間隔で貫通孔14bが形成されるようなダイスを用い
て押し出し、200℃に温度調整した連続加硫炉を通し
て1時間に渡り一次加硫を行う。その後、所定の長さに
カットして、200℃のオーブンに入れて10時間に渡
り二次加硫を行う。
【0034】このようにして、貫通孔14bが多数形成
された非発泡ゴム14aがスリーブ状の形態を呈して、
独立して製造されることになる。
【0035】次に、以上のようにして製造されたスリー
ブ状の非発泡ゴム14aを用いて、加圧ローラ10を製
造するには、先ず、芯金12の外周に、貫通孔14bが
形成されたスリーブ状の非発泡ゴム14aを圧入する。
ここで、芯金12の外周面にシリコーンRTVの接着剤
を塗布して、接着させてもよい。接着剤を塗布したもの
においては、室温にて1日放置して接着剤を確実に硬化
させる。このようにして、芯金12の外周に、弾性層1
4が形成されることになり、この後、研磨機にて、所望
の外径である直径27mmまで研磨加工する。
【0036】そして、このように芯金12の外周に取り
付けられた弾性層14の外周に、PFAチューブを被覆
する。そして、PFAチューブと弾性層14との間にシ
リコーンLTVの接着剤を注入し、150度のオーブン
にて30分間加熱する。そして、更に200℃のオーブ
ンにて2時間に渡り二次加硫さ、加圧ローラ10を完成
させる。
【0037】このようにPFAチューブは弾性層14の
外周に被覆された状態で、離型層16として機能するこ
とになる。
【0038】以上のようにして製造された加圧ローラ1
0は、弾性層14を構成する非発泡ゴム14a内に貫通
孔14bが多数形成されているため、弾性層14を非発
泡ゴムのみから構成する場合と比較して、ローラ1本当
たりのゴム密度が低くなる。この結果、密度と比熱とを
掛け合わせた単位体積当たりの熱容量も小さくなり、従
って、弾性層14に非発泡ゴム14aを用いていなが
ら、低熱容量化を達成することが出来、熱応答性の向上
を図ることが可能となる。即ち、これにより、ウォーミ
ングアップ時間の短縮化を図ることができることにな
る。勿論、非発泡ゴム14aを用いることにより達成さ
れる熱による低膨張の効果は、同様に達成されることに
なることは言うまでもない。
【0039】但し、貫通孔14bを形成すればするほ
ど、換言すれば、貫通孔14bを啓し得することによる
総空隙率が高まるほど,弾性層14の硬度が低下するこ
とになり好ましくない。一方で、弾性層14の低熱容量
化の観点からは、貫通孔14bが多いほど好ましいもの
である。この為、貫通孔14bの形成による総空隙率に
は、最適の範囲が存在する。以下に、この貫通孔14b
の形成による総空隙率の最適範囲を検証する。
【0040】先ず、貫通孔14bの形成による総空隙率
を0.0%(即ち、貫通孔14bなし)、3.0%、
5.0%、10.0%、20.0%、30.0%、3
5.0%、46.0%、48.0%と変化させた弾性体
試料a乃至iを、上述した製造方法に則り製造する。そ
して、各弾性体試料a乃至iを芯金12の外周に接着剤
を介して圧入し、更にPFAチューブを被覆して、加圧
ローラA乃至Iを製造する。そして、各加圧ローラA乃
至Iを定着装置に装着した状態での、定着性及び画像評
価を総空隙率との関連において検証した。
【0041】尚、比較例として、スポンジタイプのロー
ラを製造し、この場合の定着性を測定すると共に画像評
価試験を実施した。ここで、このスポンジタイプのロー
ラとは、芯金の外周にスポンジゴム層を形成させ、この
スポンジゴム層の外周にフッ素樹脂チューブを被覆させ
ることにより構成されている。
【0042】この比較例としてのスポンジタイプのロー
ラは、シリコーンゴムコンパウンドとしてのKE−90
4FUを100部、加硫剤としてのC−24を0.5
部、加硫剤としてのC−3を3.0部、発泡剤としての
KE−P−13を2.5部、着色剤としてのKE−co
lor−BRを0.5部(以上、全て信越化学工業社
製)を原材料として、これらをニーダー又は練りロール
にて均一に混練りする。混練り終了後、接着剤を塗布し
た芯金の外周に押出し機にて外径が24mmとなるよう
にゴムを巻き付ける。そして、200℃に加熱したオー
ブンに入れ、40分間加熱発泡させる。この後、更に2
00℃のオーブンにて10時間に渡り二次加硫させる。
【0043】このように二次加硫が終了したローラを、
研磨機にて外径27mmまで研磨加工する。そして、研
磨されたスポンジゴムの外周に、シリコーンLTVの接
着剤を介してPFAチューブを被覆する。尚、RTVの
加硫は、一次加硫として150℃のオーブンにて30分
間、二次加硫として更に200℃のオーブンにて2時間
加硫させる。このようにして、同一形状のフッ素樹脂チ
ューブ被覆のスポンジゴムローラを比較例として形成し
た。
【0044】即ち、各々の加圧ローラA乃至I及び比較
例のスポンジゴムローラを定着装置に順次組み込み、加
熱ローラ22とニップ幅が4mmとなるように圧接さ
せ、100mm/secの周速で回転させた。そして、
スイッチオン1分後の定着率を測定した。尚、加熱ロー
ラ22の設定温度(即ち,定着温度)は180℃と設定
した。その測定結果を、以下の表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】この表1において、◎印は、定着率95%
以上であることを示し、○印は、定着率が90〜95%
であることを示し、△印は、定着率が85〜90%であ
ることを示し、×印は、定着率が84%以下であること
を示している。この表1から明らかなように、総空隙率
が5%以上であれば、十分な定着性が得られることが判
明した。
【0047】一方、引き続き加圧ローラA乃至I及び比
較例のスポンジゴムローラを用いて、画像評価試験を実
施した。即ち、この画像評価試験においては、加圧ロー
ラA乃至I及び比較例のスポンジゴムローラを順次、2
ローラ式定着装置に組み込み、電源オンの状態で加熱ロ
ーラに圧接したままの状態で、24時間放置する。そし
て、黒ベタを20枚連続で画像だし実験をし、圧接部の
ニップ跡が画像に出ていないかで画像評価をした。その
測定結果を、以下の表2に示す
【0048】
【表2】
【0049】この表2において、◎印は、画像出しした
1枚目からニップ跡が目立たない良好な画像であること
を示し、○印は、はじめの数枚までは画像にニップ跡が
残るが途中よりなくなり、実質的に問題のないものであ
ることを示し、×印は、最後(20枚目)まで画像にニ
ップ跡が残って画像として全てNGであることを示して
いる。この表2から明白なように、画像評価は、総空隙
率が46%以下の場合には、実用に耐える状態であるこ
とが判明した。
【0050】以上の2つの検証結果から、非発泡ゴム1
4aに貫通孔14bをあけて弾性層14を形成する場合
には、貫通孔14bによる総空隙率が、5乃至46%の
範囲内にあることが要求されることが判明した。
【0051】次に、上述した検証実験を踏まえて、実際
に、貫通孔14bを形成した弾性層14を有する加圧ロ
ーラ10を製造し、定着装置に装着した状態での各加圧
ローラの加熱形状の変化を検証した。
【0052】この為、貫通孔14bを総空隙率10%で
形成させた弾性層14を有する加圧ローラ10を製造し
てこれを実施例1とし、貫通孔14bを総空隙率20%
で形成させた弾性層14を有する加圧ローラ10を製造
してこれを実施例2とし、貫通孔14bを総空隙率46
%で形成させた弾性層14を有する加圧ローラ10を製
造してこれを実施例3とした。また、上述したスポンジ
ローラからなる弾性層を有する加圧ローラを製造してこ
れを比較例1とし、貫通孔を形成させていない非発泡ゴ
ムのみからなる弾性層を有する加圧ローラを製造してこ
れを比較例2とした。そして、恒温加熱槽を180℃に
設定し、この180℃の雰囲気中に各加圧ローラを入
れ、5分、10分、15分、30分経過後の外径寸法
を、レーザ測長機t(東京光電子工業社製)により測定
した。
【0053】実施例1の加圧ローラの測定結果を図4
に、実施例2の加圧ローラの測定結果を図5に、実施例
3の加圧ローラの測定結果を図6に、比較例1の加圧ロ
ーラの測定結果を図7に、比較例2の加圧ローラの測定
結果を図8に、夫々示す。
【0054】これら図4乃至図6及び図8から、実施例
1乃至3及び比較例2においては、加熱することにより
確かに外径寸法は膨張することになるが、その変化は軸
方向に沿って略均一であり、従って、この外径形状(外
周面形状)の熱変化に基づき、紙皺を発生させる虞はな
い。このことは、弾性層14aのベースゴムとして非発
泡ゴムを用いていることから、当然に期待することの出
きる効果である。
【0055】一方、比較例1の図7から、発明が解決し
ようとする課題の欄において既に説明したと同様に、ス
ポンジゴム特有の問題として、熱変形が軸方向に沿って
ランダムに出て、紙皺の原因となることが理解される。
【0056】更に、上述した図4乃至図8より、各経過
時間における外径変化量(平均値)を抽出すると、図9
に示すとおりとなる。この図9より、形成した貫通孔1
4bの総空隙率を増すほど、加熱時の外径変化量は少な
くなり、紙皺の出来る虞が効果的に抑制され、好ましい
ことが判明した。
【0057】以上詳述したように、この実施例によれ
ば、加圧ローラ10は、芯金12と、この芯金12の外
周に配設された非発泡ゴム14a製の弾性層14と、こ
の弾性層14に形成され、これの外周面から等距離を保
って延出する複数の貫通孔14bとを具備し、これら貫
通孔14bは、弾性層14の外周面から0.5mm以上
深い範囲に配設され、且つ、この外周面から深さ5mm
までの総空隙率が5乃至46%の範囲に入るように、そ
の配設個数を規定されていることにより、スポンジゴム
を用いなくとも、ニップ幅を確保することが出来ると共
に、低熱容量を達成することが出来、また、ウォーミン
グアップ終了直後においても紙皺の発生することがな
く、更に、長時間の停止後においてもニップ跡が出来に
くく画像評価の良い等の種々の効果を奏する事が出来る
ことになる。
【0058】この発明は、上述した実施例の構成に限定
されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形可能であることはいうまでもない。
【0059】例えば、上述した実施例においては、貫通
孔14bは、一列状に配設されるように説明したが、こ
の発明はこのような構成に限定されることなく、以下、
種々の変形例として示すように、複数列に渡り配設され
ていてもよいものである。要は、上述したように、総空
隙率が、所定の範囲に入っていれば、その配設態様は何
でもよいものである。
【0060】例えば、上述した実施例においては、加圧
ローラ10の外径が27mmの場合で説明したが、ロー
ラ外径が異なれば、当然に貫通孔の配設個数も変更さ
れ、これに伴い、総空隙率も変化することになる。ここ
で、ローラ外径を20mmから50mmまで10mm刻
みで変化させた場合の貫通孔14bの配設個数と対応す
る総空隙率の関係を、次の表3に示す。
【0061】
【表3】
【0062】この表3から明らかなように、ローラ外径
を変化させても、貫通孔14bの配設個数を変更するこ
とにより、総空隙率を所望の範囲に収めることが出来、
上述した実施例と同様の効果を奏する事が出来ることに
なる。
【0063】また、上述した実施例においては、貫通孔
14bを一列状に配設するように説明したが、この発明
はこのような構成に限定されることなく、図10に第1
の変形例として示すように、貫通孔14bのサイズを直
径1.5mmとし、加圧ローラ10の外周面から1.7
5mmと3.48mmの位置に、2列に渡り配設しても
良いものである。尚、各列の貫通孔14bは、互いに隣
接するもの同士の隙間が0.5mmとなるように設定さ
れ、且つ、隣接する列の貫通孔14bは、千鳥状となる
ように配設されている。
【0064】このように第1の変形例で貫通孔14bを
2列状に配設する場合でも、総空隙率は35.0%とな
り、上述した実施例と同様の効果を奏する事が出来るこ
とになる。
【0065】尚、ここで、第1の変形例の構成におい
て、ローラ外径を20mmから50mmまで10mm刻
みで変化させた場合の貫通孔14bの配設個数と対応す
る総空隙率の関係を、次の表4に示す。
【0066】
【表4】
【0067】この表4から明らかなように、第1の変形
例においてローラ外径を変化させても、貫通孔14bの
配設個数を変更することにより、総空隙率を所望の範囲
に収めることが出来、上述した実施例と同様の効果を奏
する事が出来ることになる。
【0068】また、上述した第1の変形例においては、
二列状に配設する貫通孔14bのサイズを直径1.5m
mとするように説明したが、この発明はこのような構成
に限定されることなく、図11に第2の変形例として示
すように、貫通孔14bのサイズを直径2.0mmとし
ても良いものである。この場合、この第2の変形例にお
いては、加圧ローラ10の外周面から2.0mmと4.
0mmの位置に、2列に渡り配設されている。そして、
各列の貫通孔14bは、互いに隣接するもの同士の隙間
が0.5mmとなるように設定され、且つ、隣接する列
の貫通孔14bは、千鳥状となるように配設されてい
る。
【0069】このように第2の変形例で貫通孔14bを
そのサイズを直径2.0mmとして2列状に配設する場
合でも、総空隙率は46.0%となり、上述した実施例
と同様の効果を奏する事が出来ることになる。
【0070】尚、ここで、この第2の変形例の構成にお
いて、ローラ外径を20mmから50mmまで10mm
刻みで変化させた場合の貫通孔14bの配設個数と対応
する総空隙率の関係を、次の表5に示す。
【0071】
【表5】
【0072】この表5から明らかなように、第2の変形
例においてローラ外径を変化させても、貫通孔14bの
配設個数を変更することにより、総空隙率を所望の範囲
に収めることが出来、上述した実施例と同様の効果を奏
する事が出来ることになる。
【0073】また、上述した第1及び第2の変形例にお
いては、貫通孔14bを二列状に配設するように説明し
たが、この発明はこのような構成に限定されることな
く、図12に第3の変形例として示すように、貫通孔1
4bを4列に渡り配設しても良いものである。この場
合、この第3の変形例においては、各貫通孔14bのサ
イズを直径1.0mmとし、加圧ローラ10の外周面か
ら1.0mm、2.17mm、3.14mm、4.51
mmの位置に、4列に渡り配設されている。そして、各
列の貫通孔14bは、互いに隣接するもの同士の隙間が
0.5mmとなるように設定され、且つ、互いに隣接す
る列の貫通孔14bは、千鳥状となるように配設されて
いる。
【0074】このように第3の変形例で貫通孔14bを
4列状に配設する場合でも、総空隙率は35.0%とな
り、上述した実施例と同様の効果を奏する事が出来るこ
とになる。
【0075】尚、ここで、この第3の変形例の構成にお
いて、ローラ外径を20mmから50mmまで10mm
刻みで変化させた場合の貫通孔14bの配設個数と対応
する総空隙率の関係を、次の表6に示す。
【0076】
【表6】
【0077】この表6から明らかなように、第3の変形
例においてローラ外径を変化させても、貫通孔14bの
配設個数を変更することにより、総空隙率を所望の範囲
に収めることが出来、上述した実施例と同様の効果を奏
する事が出来ることになる。
【0078】また、上述した第1乃至第3の変形例にお
いては、貫通孔14bを2列状又は4列状に配設し、そ
の貫通孔の形状は全て同一の形状となるように説明した
が、この発明はこのような構成に限定されることなく、
図13に第4の変形例として示すように、貫通孔14b
を複数列、例えば2列に配設させた場合に、表層に近い
列の貫通孔のサイズを、芯金に近い方の貫通孔の直径よ
りも大きく設定しても良いものである。
【0079】この場合、この第4の変形例においては、
加圧ローラ10の外周面から1.9mmの位置に配設し
た貫通孔14bのサイズを直径1.8mmとし、また、
外周面から3.0mmの位置に配設した貫通孔14bの
サイズを直径1.5mmとして、2列の貫通孔のサイズ
を変えている。そして、各列の貫通孔14bは、互いに
隣接するもの同士の間隙が1.0mmとなるように設定
され、且つ、互いに隣接する列の貫通孔14bは、千鳥
状の配列となるように設定されている。このように第4
の変形例で貫通孔14bを2列状に配設する場合でも、
総空隙率は27.5%となり、上述した実施例と同様の
効果を奏することが出来ることになる。
【0080】尚、この第4の変形例において、ローラ外
径を20mmから50mmまで10mm刻みで変化させ
た場合の貫通孔14bの配設個数と対応する総空隙率と
の関係を、次の表7に示す。
【0081】
【表7】
【0082】この表7から明らかなように、第4の変形
例においてローラ外径を変化させても、貫通孔14bの
配設個数を変更することにより、総空隙率を所望の範囲
に収めることが出来、上述した実施例と同様の効果を奏
することが出来ることになる。
【0083】また、上述した第1の実施例においては、
加圧ローラ10の外径を27mmと設定した状態で、1
列状に貫通孔14bを配設するように説明したが、この
発明は、このような構成に限定されることなく、例えば
以下の表8に示すように、2列状や3列状に配設するこ
とが可能であることは言うまでもない。
【0084】
【表8】
【0085】尚、この表8から明白なように、貫通孔1
4bを設けることによる総空隙率は、2列状で互いに隣
接する貫通孔同士の間隙が1.5mmである場合を除
き、上述した最適範囲に入るものである。
【0086】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、スポンジゴムを用いなくとも、ニップ幅を確保する
ことが出来ると共に、低熱容量を達成することの出来る
定着用ゴムローラが提供されることになる。
【0087】また、この発明によれば、ニップ幅を十分
に確保することが出来ると共に、ウォーミングアップ終
了直後においても紙皺の発生することのない定着用ゴム
ローラが提供されることになる。
【0088】また、この発明によれば、ニップ幅を十分
に確保することが出来ると共に、長時間の停止後におい
てもニップ跡の出来にくい定着用ゴムローラ提供される
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる定着用ゴムローラが装着され
る定着装置の構成を概略的に示す正面図である。
【図2】図1に示す定着装置に備えられる定着用ゴムロ
ーラとしての加圧ローラを取り出して示す正面断面図で
ある。
【図3】図2に示す加圧ローラの貫通孔の配設状態を模
式的に示す図である。
【図4】貫通孔を総空隙率10%で形成した弾性層を有
する加圧ローラを加熱させた場合における外径寸法の時
間変化状態を示す線図である。
【図5】貫通孔を総空隙率20%で形成した弾性層を有
する加圧ローラを加熱させた場合における外径寸法の時
間変化状態を示す線図である。
【図6】貫通孔を総空隙率46%で形成した弾性層を有
する加圧ローラを加熱させた場合における外径寸法の時
間変化状態を示す線図である。
【図7】スポンジゴムからなる弾性層を有する加圧ロー
ラを加熱させた場合における外径寸法の時間変化状態を
示す線図である。
【図8】非発泡ゴムのみからなる弾性層を有する加圧ロ
ーラを加熱させた場合における外径寸法の時間変化状態
を示す線図である。
【図9】貫通孔を形成することによる総空隙率と加熱ロ
ーラの外径変化量との関係を示す線図である。
【図10】図2に示す加圧ローラの第1の変形例におけ
る貫通孔の配設状態を模式的に示す図である。
【図11】図2に示す加圧ローラの第2の変形例におけ
る貫通孔の配設状態を模式的に示す図である。
【図12】図2に示す加圧ローラの第3の変形例におけ
る貫通孔の配設状態を模式的に示す図である。
【図13】図2に示す加圧ローラの第4の変形例におけ
る貫通孔の配設状態を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10 加圧ローラ(定着用ゴムローラ) 12 芯金 14 弾性層 14a 非発泡ゴム 14b 貫通孔 16 離型層 20 定着装置 22 加熱ローラ 24 芯金 26 離型層 28 発熱源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA15 BB29 BB30 3J103 AA02 AA14 AA21 AA33 AA53 AA78 BA01 BA31 BA41 EA02 EA03 EA07 FA01 FA02 FA05 FA09 FA18 FA20 GA02 GA57 GA58 GA60 GA66 HA03 HA04 HA05 HA37 HA41 HA53

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯金と、 この芯金の外周に配設された非発泡ゴム製の弾性層と、 この弾性層に形成され、これの外周面から等距離を保っ
    て延出する複数の貫通孔とを具備し、 前記貫通孔は、前記弾性層の外周面から0.5mm以上
    深い範囲に配設され、且つ、該外周面から深さ5mmま
    での総空隙率が5乃至46%の範囲に入るように、その
    配設個数を規定されていることを特徴とする定着用ゴム
    ローラ。
  2. 【請求項2】前記貫通孔は、前記弾性層の外周面から等
    距離を保って配設させた状態を1列とした場合に、少な
    くとも1列は配設されていることを特徴とする請求項1
    に記載の定着用ゴムローラ。
  3. 【請求項3】前記貫通孔が、前記弾性層の外周面から異
    なる深さに複数列で配設されている場合において、互い
    に隣接する列の貫通孔は千鳥状となるように配設されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の定着用ゴムロー
    ラ。
  4. 【請求項4】前記貫通孔は、各列において、等ピッチに
    配設されていることを特徴とする請求項2に記載の定着
    用ゴムローラ。
  5. 【請求項5】前記貫通孔は、互いに隣接するもの同士の
    間隙寸法が、0.5mm以上に設定されていることを特
    徴とする請求項4に記載の定着用ゴムローラ。
  6. 【請求項6】前記貫通孔は、各々同一形状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の定着用ゴムロー
    ラ。
  7. 【請求項7】前記貫通孔は、断面円形状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の定着用ゴムロー
    ラ。
  8. 【請求項8】前記貫通孔のサイズは、その直径が0.5
    mm乃至2.0mmの範囲内に設定されていることこと
    を特徴とする請求項7に記載の定着用ゴムローラ。
  9. 【請求項9】前記前記弾性層の外周面には、離型層が被
    覆されていることを特徴とする請求項前記何れか1項に
    記載の定着用ゴムローラ。
JP35887699A 1999-12-17 1999-12-17 定着用ゴムローラ Pending JP2001175105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35887699A JP2001175105A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 定着用ゴムローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35887699A JP2001175105A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 定着用ゴムローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001175105A true JP2001175105A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18461567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35887699A Pending JP2001175105A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 定着用ゴムローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001175105A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005265879A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Kyocera Mita Corp 定着装置および画像形成装置
US7260352B2 (en) 2003-12-09 2007-08-21 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device cleaning device and image forming device
JP2018013613A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2020118888A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 株式会社沖データ 現像剤供給部材、画像形成ユニット及び画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7260352B2 (en) 2003-12-09 2007-08-21 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device cleaning device and image forming device
JP2005265879A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Kyocera Mita Corp 定着装置および画像形成装置
JP4544882B2 (ja) * 2004-03-16 2010-09-15 京セラミタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2018013613A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2020118888A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 株式会社沖データ 現像剤供給部材、画像形成ユニット及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5129978B2 (ja) 画像形成装置の定着装置及び画像形成装置
JP2007293345A (ja) 画像形成装置の定着装置及び定着方法
JP2004272255A (ja) 定着装置
JPWO2003102699A1 (ja) ヒートローラ
JP2001175105A (ja) 定着用ゴムローラ
JP5643358B2 (ja) トナー搬送ローラ及びトナー搬送ローラの製造方法
JP2007212614A (ja) 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP2869960B2 (ja) 定着用弾性ローラ
JP2003263054A (ja) 画像形成装置の定着装置
JP2870878B2 (ja) 定着器用ロール
JP2014174535A (ja) 加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2001175104A (ja) 定着用ゴムローラ
JPH10288906A (ja) 定着装置
JP2007241004A (ja) ベルト定着器
JPH04360185A (ja) 定着装置
JP3808926B2 (ja) 電子写真画像定着装置
JP2014215581A (ja) 画像形成装置
JP2007147990A (ja) 弾性ローラ、およびこれを備えた画像形成装置
JP2004240172A (ja) 定着装置
JP2004141880A (ja) 薄肉芯金、その加工方法、定着ローラ、定着装置及び画像形成装置
JPH10176710A (ja) 加圧ローラ
JP2007057706A (ja) 加圧ローラ
JPH063995A (ja) 定着装置
JPH07205337A (ja) 加圧ローラー
JP2005208321A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060221