JP2001174779A - 時分割カラー液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

時分割カラー液晶表示装置及びその駆動方法

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JP2001174779A
JP2001174779A JP2000322938A JP2000322938A JP2001174779A JP 2001174779 A JP2001174779 A JP 2001174779A JP 2000322938 A JP2000322938 A JP 2000322938A JP 2000322938 A JP2000322938 A JP 2000322938A JP 2001174779 A JP2001174779 A JP 2001174779A
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JP2000322938A
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Yojiro Matsueda
洋二郎 松枝
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間調を含む表示色の再現性にすぐれた時分
割カラー液晶表示装置画面の実現。 【解決手段】 時分割3原色発光装置の走査タイミング
を、液晶の光学的な応答速度の分だけ遅らせる。また、
液晶の光学応答時間に相当する非発光期間を設ける。一
方、同一信号をスタティックに書き込む場合に比べて画
像信号振幅を増大させて中間調における書き込み不足を
補う。さらに、前回書き込んだデータと比較することに
より最適な纒竦ウを施す。これらによってすぐれた色再
現性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時分割3原色発光装
置と液晶表示装置を組み合わせた時分割カラー液晶表示
装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の時分割カラー液晶表示装置の例と
しては、特開昭58−186791や特開昭62−75
514などがある。図5はその構造を示す図である。時
分割カラー液晶表示装置は時分割3原色発光装置59と
白黒表示の液晶表示装置58とから成る。時分割3原色
発光装置とは3原色R(赤),G(緑),B(青)の光
をそれぞれ独立して発光させる光源である。この光源を
単色で表示させ、画面の上から下へ順次色を走査させ
る。この走査と同期して液晶表示装置もその色に対応し
た画像を順次書き込んでいく。本図はRからGへ画面を
書き換えている時の状態を示している。緑色画像信号保
持領域53は画像信号が新たに書き換えられた領域であ
り、赤色画像信号保持領域54は前回書き込んだ画像信
号がまだ保持されている領域である。液晶表示装置53
の1走査線ごとに画像信号が緑に書き換えられていくの
と同期して、時分割3原色発光装置59の赤色発光領域
52と緑色発光領域51の境界が下に移動する。例え
ば、NTSCのビデオ信号は60Hzで1フィールドの
カラー信号が送られて来るので、3倍の180Hzで
R,G,Bの画面を書き込めばちょうど1フィールドの
カラー画像を表示したのと同じに見える。この方法では
カラーフィルタを用いた場合に比べて、液晶表示装置の
画素数が3分の1で済み、画素ピッチが大きくなるため
開口率を大きくすることができるという特徴がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の時分割
カラー液晶表示装置では液晶の応答速度が遅いために色
再現性があまりよくないという問題点があった。これを
図5を用いて説明する。時分割3原色発光装置59のあ
る部分が赤色発光から緑色発光に変化してから、それに
対応する液晶表示装置58の液晶が応答するのには時間
を要する。例えば、高速応答液晶を用いたアクティブマ
トリクス型液晶表示装置でも1msec以下の応答速度
を得るのは難しい。180Hzで各色の画面を書き換え
る場合の垂直走査期間は約5.6msecしかないか
ら、点灯時間に対して無視できない時間である。しかも
その応答速度は駆動電圧によって異なる。したがって、
同じ走査線上の画素でもある画素では緑色画像信号に対
する表示がなされていても、ある画素ではまだ赤色画像
信号に対する表示が残っていることになる。このため各
3原色の画像データが本来の明るさで表示されず、実際
の色と異なってしまうのである。
【0004】本発明の時分割カラー液晶表示装置とその
駆動方法はこの様な課題を解決するものであり、その目
的とするところはすぐれた色再現性を実現することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の時分割カラー液
晶表示装置およびその駆動方法は、時分割3原色発光装
置の走査タイミングを液晶表示装置の画面の切り替えに
比べて液晶の応答速度に相当する時間だけ遅らせる。あ
るいは、液晶の応答している時間は非点灯期間とし、色
のにじみを防ぐ。また、液晶の応答速度が遅いため不足
する印加電圧を補うよう入力画像信号を増幅する。さら
に、前回書き込んだ信号と比較することによりこの増幅
量を調整し、常に最適な画像信号を印加するという機能
を有する。
【0006】
【実施例】本実施例を以下図面に基づいて説明する。図
1は時分割カラー液晶表示装置の構造を示す図である。
時分割カラー液晶表示装置は時分割3原色発光装置9と
白黒表示の液晶表示装置8とから成る。時分割3原色発
光装置とは3原色R(赤),G(緑),B(青)の光を
それぞれ独立して発光させる光源である。この光源を単
色で表示させ、画面の上から下へ順次色を走査させる。
この走査と同期して液晶表示装置もその色に対応した画
像を順次書き込んでいく。本図はRからGへ画面を書き
換えている時の状態を示している。緑色画像信号保持領
域3は画像信号が新たに書き換えられた領域であり、赤
色画像信号保持領域4は前回書き込んだ画像信号がまだ
保持されている領域である。液晶表示装置8の1走査線
ごとに画像信号が緑に書き換えられていくのと同期し
て、時分割3原色発光装置9の赤色発光領域2と緑色発
光領域1の境界が下に移動する。例えば、NTSCのビ
デオ信号は60Hzで1フィールドのカラー信号が送ら
れて来るので、3倍の180HzでR,G,Bの画面を
書き込めばちょうど1フィールドのカラー画像を表示し
たのと同じに見える。この方法ではカラーフィルタを用
いた場合に比べて、液晶表示装置の画素数が3分の1で
済み、画素ピッチが大きくなるため開口率を大きくする
ことができるという特徴がある。本実施例においては、
液晶の光学応答に必要な時間だけ時分割3原色発光装置
9の走査タイミングを液晶表示装置8の走査タイミング
に対して遅らせてある。
【0007】一般に、電界効果型の液晶を用いた液晶表
示装置の応答速度は図3のように表わされる。すなわ
ち、電圧印加時には比較的速く応答するが無電圧あるい
は電圧を小さくした場合には応答速度が遅くなる。ここ
ではノーマリー白モードを例にしてあるので、立ち下が
り時間T1は立ち上がり時間T2より小さくなる。ノー
マリー黒モードでは逆になる。また、中間調で振幅が小
さくなるとさらに応答時間が遅くなるなど、電圧の条件
によっても変化する。そこで本実施例では、実際に使用
する駆動電圧における立ち下がり時間T1と立ち上がり
時間T2を測定した上で、T1とT2の間の一定時間だ
け時分割3原色発光装置の走査タイミングを遅らせる。
これによって色のずれを最低限に抑えることができる。
【0008】次に、本実施例の回路構成について説明す
る。図2は時分割カラー液晶表示装置の回路ブロック図
の例である。タイミングコントローラ21は時分割カラ
ー液晶表示装置のすべてのタイミングを制御する。ま
ず、画像信号をサンプリング回路22でサンプリングさ
せ、R,G,Bそれぞれフィールドメモリ23に蓄積さ
せる。次に、蓄積された画像信号は1色ずつ信号選択回
路24に送られる。1フィールドの期間で3色の画像信
号を1色ずつ送るため、サンプリングの約3倍の速度が
必要になる。送られた画像信号は信号増幅回路25によ
って液晶表示装置の光学特性に合わせて増幅される。増
幅された信号はデータドライバ26に送られ、液晶表示
装置を駆動する。ここでは、比較的応答速度の速いアク
ティブマトリクス型液晶表示装置28を用いているが、
応答速度が速ければ他の液晶表示装置でもかまわない。
アクティブマトリクス型液晶表示装置は、走査ドライバ
27によって1ラインずつ順次選択され、その選択パル
スと同期して画像信号がデータドライバによって書き込
まれる。一方、時分割3原色発光装置29もタイミング
コントローラによって制御されており、データドライバ
26や走査ドライバ27と同期して発光色を順次変化さ
せる。ただし、前述のように本実施例ではこのアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置8の走査タイミングに対し
一定時間遅らせて時分割3原色発光装置9を走査する。
なお、時分割3原色発光装置が複数のブロックに分かれ
ており、1ブロックが液晶表示装置の数本の走査線に対
応して同時に発光させるような場合、すなわち発光ブロ
ック数が走査線数の数分の1しかないような場合には、
次の条件を満たすのが望ましい。すなわち、各発光ブロ
ックに対応する液晶表示装置の選択時間の開始から発光
するまでの時間がT1とT2の小さい方よりも大きく、
各発光ブロックに対応する液晶表示装置の選択時間の終
了から発光するまでの時間がT1とT2の大きい方より
も小さいという条件である。
【0009】次に、第2の実施例について説明する。前
述の時分割カラー液晶表示装置では光の利用効率を最大
にするため各色の発光領域の間に隙間を設けなかった
が、より正確な色再現を実現するためには液晶の光学応
答が始まってから終了するまでの期間は非発光とするの
が理想的である。そこで、図4に示すように時分割3原
色発光装置49の緑色発光領域41と赤色発光領域42
との間に非発光領域45を設ける。一方、液晶表示装置
48は画面の上から順次走査され、緑色信号保持領域4
3には新たに書き換えられた画像信号が保持されてお
り、赤色画像信号保持領域44には前回書き込んだ画像
信号が保持されている。ここで緑信号保持領域43のう
ち、走査直後の部分については非発光領域45が対応し
ているから、液晶が応答して所望の透過率になるまでは
光が透過しない。具体的には、図3における立ち下がり
時間T1と立ち上がり時間T2の大きい方以上の期間を
非発光とすればよい。
【0010】なお、時分割3原色発光装置が複数のブロ
ックに分かれており、1ブロックが液晶表示装置の数本
の走査線に対応して同時に発光させるような場合、すな
わち発光ブロック数が走査線数の数分の1しかないよう
な場合には、次の条件を満たすのが望ましい。すなわ
ち、各発光ブロックに対応する液晶表示装置の選択時間
の開始直後から、そのブロックの選択期間にT1とT2
の大きい方を加えた時間以上を非発光期間とすればよ
い。
【0011】本実施例は時分割3原色発光装置の各色の
発光期間の間に所望のブランキング期間を挿入するだけ
で実現できる。また、回転するカラーフィルタ等を用い
て3原色を切り換えるような場合には各色のカラーフィ
ルタの間に黒い遮光領域を挿入するだけでよい。もちろ
ん非選択期間に相当する面積が必要である。
【0012】第3の実施例では、液晶に印加する信号を
補正して色再現性を向上する方法を説明する。一般に、
液晶表示装置を180Hz程度で駆動する場合には図6
に示すようなV−Tカーブ、すなわち透過率の印加電圧
依存性を示す。61はスタティック駆動の場合のV−T
カーブである。この場合には常に同じ電圧振幅で駆動し
続けるから、液晶の光学応答は考慮しなくてもよい。し
かし、前回書き込んだ信号が白レベルの場合には62、
黒レベルの場合には63に示すようなV−Tカーブを描
く。これは液晶が応答をしている期間の遷移的な状態も
平均的な透過率に影響を与えるからであり、前回書き込
んだ信号との電圧差が大きいほどスタティック駆動のV
−Tカーブからはずれることになる。そこで本実施例で
はこのずれ量をなるべく少なくするために、64に示す
ようなV−Tカーブをモデルとして画像信号振幅を変調
する。これは平均的な信号振幅における液晶の応答を考
慮したものであり、スタティック駆動より白側と黒側の
信号を伸長してある。
【0013】一般に、液晶のγ特性はCRTの特性と異
なるため、専用のγ補正回路を設けることが多い。たと
えば図2において信号増幅回路25にγ補正機能を持た
せればよい。図7はそのγ補正回路の入出力特性の例で
ある。ノーマリ白モードの場合には信号レベルを反転し
た上で、交流信号に変換し本図のような入出力変換を行
う。これによって液晶表示装置でもCRTのような中間
調表示が可能となる。本実施例ではこの入出力特性を変
更すればよい。図8は本実施例におけるγ補正回路の入
出力特性の例である。図7の特性はスタティック駆動の
場合に相当するから、それより白側と黒側の信号を伸長
してある。この伸長された信号を用いれば、平均的な信
号の変化がある場合にちょうど本来の透過率が得られ、
中間調での色再現性が改善されることになる。第4の実
施例では、液晶に印加する信号を信号の変化量に応じて
補正して正確な色再現性を実現する方法を説明する。図
6において、前回書き込んだ信号が白の場合にはV−T
カーブの下側が高電圧側へシフトし、前回書き込んだ信
号が黒の場合にはV−Tカーブの上側が低電圧側へシフ
トしている。そこで前回書き込んだ信号が白の場合には
本来の信号が黒に近い程電圧を伸長してやればよい。同
様に前回書き込んだ信号が黒の場合には本来の信号が白
に近い程電圧を圧縮してやればよい。そして前回書き込
んだ信号が中間調の場合にはその電圧に応じて伸長ある
いは圧縮してやることで、すべての信号に対してスタテ
ィック駆動の場合と同じ透過率を得ることが可能であ
る。つまり、非常に正確な色再現性を実現することがで
きる。
【0014】図9は本実施例におけるγ補正回路の入出
力特性の例である。81は前回書き込んだ信号が白の場
合で、黒レベル側の信号を伸長してある。82は前回書
き込んだ信号が黒の場合で、白レベル側の信号を圧縮し
てある。前回書き込んだ信号が中間調である場合にはこ
れらの2つのカーブの間に同様のカーブを設定し、必要
な量だけ信号を伸長あるいは圧縮する。
【0015】次に、本実施例の回路構成について説明す
る。図10は時分割カラー液晶表示装置の回路ブロック
図の例である。タイミングコントローラ91は時分割カ
ラー液晶表示装置のすべてのタイミングを制御する。ま
ず、画像信号をサンプリング回路92でサンプリングさ
せ、R,G,Bそれぞれフィールドメモリ93に蓄積さ
せる。次に、蓄積された画像信号は1色ずつ信号選択回
路94に送られる。たとえば、NTSCのビデオ信号で
は60分の1秒毎に1枚の画面を書き込む必要があるた
め、180分の1秒毎に1色分の画像信号を送ることに
なる。一方、同じ信号が信号比較回路100にも送られ
る。信号比較回路では送られた画像信号を各画素毎に前
回書き込んだ信号、すなわち180分の1秒前の信号と
比較する。たとえば赤から緑に書き換える場合には同じ
画素の赤と緑の信号の電圧を比較し、γ補正用テーブル
101の中から最適な補正量を選び信号増幅回路95に
送る。信号増幅回路95では、信号選択回路94から送
られた画像信号に、γ補正用テーブル101から送られ
たデータに基づいたγ補正をしてデータドライバ96に
送る。アクティブマトリクス型液晶表示装置98は、走
査ドライバ97によって1ラインずつ順次選択され、そ
の選択パルスと同期して画像信号がデータドライバによ
って書き込まれる。一方、時分割3原色発光装置99も
タイミングコントローラによって制御されており、デー
タドライバ96や走査ドライバ97と同期して発光色を
順次変化させる。この方法はビデオ表示だけでなく様々
なデータ表示にも用いることができる。
【0016】時分割カラー液晶表示装置に用いる時分割
3原色発光装置の例としては、3原色の蛍光体を塗布し
たアノード電極を短冊状に配置した蛍光表示管や、円板
状のカラーフィルタを白色光源上で回転させるものや、
白色光源の光を3原色に分離して光学的に走査させるも
のや、πセルなどの高速応答液晶シャッターと色偏光板
を組み合わせたものなど様々な方式があるが、本発明は
あらゆる種類の時分割3原色発光装置を用いた時分割カ
ラー液晶表示装置に適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明の時分割カラー
液晶表示装置およびその駆動方法は、時分割3原色発光
装置の発光色を切り換えるタイミングを液晶の光学応答
の時間だけ遅らせたから、色のずれを最小に抑えること
ができる。また、液晶の光学応答の時間だけ非発光とす
ることによって、常に正確な色再現が実現できる。一
方、液晶に印加する信号を一定量補正することで回路構
成を変えることなく色再現性を向上できる。これらの装
置は従来とほとんど構成が変わっていないため、低コス
トで高画質の液晶表示装置を実現できる。さらに、信号
の変化量に応じて最適な補正を行うことで正確な色再現
性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 時分割カラー液晶表示装置の構造を示す図。
【図2】 時分割カラー液晶表示装置の回路ブロック
図。
【図3】 液晶の光学応答を示す図。
【図4】 時分割カラー液晶表示装置の構造を示す図。
【図5】 従来の時分割カラー液晶表示装置の構造を示
す図。
【図6】 液晶表示装置の透過率の印加電圧依存性を示
す図。
【図7】 従来のγ補正回路の入出力特性を示す図。
【図8】 γ補正回路の入出力特性を示す図。
【図9】 γ補正回路の入出力特性を示す図。
【図10】 時分割カラー液晶表示装置の回路ブロック
図。
【符号の説明】
1、41、51 緑色発光領域 2、42、52 赤色発光領域 3、43、53 緑色画像信号保持領域 4、44、54 赤色画像信号保持領域 8、48、58 液晶表示装置 9、29、49、59、99 時分割3原色発光装置 45 非発光領域 21、91 タイミングコントローラ 22、92 サンプリング回路 23、93 フィールドメモリ 24、94 信号選択回路 25、95 信号増幅回路 26、96 データドライバ 27、97 走査ドライバ 28、98 アクティブマトリクス型液晶表示装置 100 信号比較回路 101 γ補正用テーブル
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月20日(2000.11.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の時分割カラー液
晶表示装置、時分割3原色発光装置と液晶装置を組み合
わせた時分割カラー液晶装置において、画像を表示する
ためのデータを保持するメモリと、前記メモリ内のデー
タに基づき、液晶表示装置を駆動するドライバと、前記
ドライバの動作タイミングを制御するタイミングコント
ローラとを有し、前記タイミングコントローラは、前記
液晶装置の液晶の光学応答が始まってから終了するまで
の所定期間、前記3原色発光装置が非発光になるよう制
御することを特徴とする。さらに、前記所定期間は、前
記液晶の光学応答の立ち上がり時間と立ち下がり時間の
うちの大きい方の値以上に設定されてなることを特徴と
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明の時分割カラー
液晶表示装置は、液晶の光学応答の時間だけ非発光とす
ることによって、常に正確な色再現が実現できるという
効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 623 G09G 3/20 623Q 641 641Q 642 642K 3/34 3/34 J 3/36 3/36

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置を
    組み合わせた時分割カラー液晶表示装置において、前記
    時分割3原色発光装置の走査タイミングを前記液晶表示
    装置の走査タイミングより一定時間遅らせるタイミング
    コントローラーを有し、前記一定時間は液晶の光学応答
    の立ち上がり時間と立ち下がり時間の間の値に設定され
    ていることを特徴とする時分割カラー液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記時分割3原色発光装置の発光面が垂
    直走査方向にN分割されてなり、前記タイミングコント
    ローラは、前記N分割された発光面を前記液晶表示装置
    の走査と同期して走査する機能と前記N分割された各発
    光面に対応する前記液晶表示装置の画素アレイ群の選択
    期間開始の一定時間後に前記発光面を点灯させる機能と
    を有し、前記一定時間は液晶の光学応答の立ち上がり時
    間と立ち下がり時間の短い方の時間よりも大きく設定さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の時分割カラー
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記N分割された各発光面に対応する前
    記液晶表示装置の画素アレイ群の選択期間終了から前記
    発光面を点灯させるまでの時間は、液晶の光学応答の立
    ち上がり時間と立ち下がり時間の長い方の時間よりも小
    さく設定されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の時分割カラー液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶表示装置は白黒表示のアクティ
    ブマトリクス型であることを特徴とする請求項1または
    2または3記載の時分割カラー液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置を
    組み合わせた時分割カラー液晶表示装置の駆動方法にお
    いて、前記時分割3原色発光装置は液晶表示装置の走査
    方向と同一方向に発光領域を走査し、前記時分割3原色
    発光装置の走査タイミングを前記液晶表示装置の走査タ
    イミングより一定時間遅らせ、前記一定時間は液晶の光
    学応答の立ち上がり時間と立ち下がり時間の間の値に設
    定することを特徴とする時分割カラー液晶表示装置の駆
    動方法。
  6. 【請求項6】 前記時分割3原色発光装置の発光面をN
    分割して順次走査し、前記N分割された各発光面に対応
    する前記液晶表示装置の画素アレイ群の選択期間開始の
    一定時間後に前記発光面を点灯させ、前記一定時間は液
    晶の光学応答の立ち上がり時間と立ち下がり時間の短い
    方の時間よりも大きく設定することを特徴とする請求項
    5記載の時分割カラー液晶表示装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 前記N分割された各発光面に対応する前
    記液晶表示装置の画素アレイ群の選択期間終了から前記
    発光面を点灯させるまでの時間を、液晶の光学応答の立
    ち上がり時間と立ち下がり時間の長い方の時間よりも小
    さく設定することを特徴とする請求項5または6記載の
    時分割カラー液晶表示装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置を
    組み合わせた時分割カラー液晶表示装置において、前記
    時分割3原色発光装置の各色の発光領域と他の色の発光
    領域の間に非発光領域を有し、前記時分割3原色発光装
    置の走査タイミングを前記液晶表示装置の走査タイミン
    グより一定時間遅らせるタイミングコントローラーを有
    し、前記一定時間は液晶の光学応答の立ち上がり時間と
    立ち下がり時間の大きい方の値以上に設定されているこ
    とを特徴とする時分割カラー液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記時分割3原色発光装置の発光面が垂
    直走査方向にN分割されてなり、前記タイミングコント
    ローラは、前記N分割された発光面を前記液晶表示装置
    の走査と同期して走査する機能と前記N分割された各発
    光面に対応する前記液晶表示装置の画素アレイ群の選択
    期間終了の一定時間後に前記発光面を点灯させる機能と
    を有し、前記一定時間は液晶の光学応答の立ち上がり時
    間と立ち下がり時間の長い方の時間よりも大きく設定さ
    れていることを特徴とする請求項8記載の時分割カラー
    液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記N分割された各発光面の非発光期
    間は、液晶の光学応答の立ち上がり時間と立ち下がり時
    間の差よりも大きく設定されていることを特徴とする請
    求項8または9記載の時分割カラー液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 前記液晶表示装置は白黒表示のアクテ
    ィブマトリクス型であることを特徴とする請求項8また
    は9または10記載の時分割カラー液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置
    を組み合わせた時分割カラー液晶表示装置の駆動方法に
    おいて、前記時分割3原色発光装置は液晶表示装置の走
    査方向と同一方向に発光領域を走査し、発光期間が終了
    し他の色の発光を開始する前には非発光期間を設け、前
    記時分割3原色発光装置の走査タイミングを前記液晶表
    示装置の走査タイミングより一定時間遅らせ、前記一定
    時間は液晶の光学応答の立ち上がり時間と立ち下がり時
    間の大きい方の値よりも長くすることを特徴とする時分
    割カラー液晶表示装置の駆動方法。
  13. 【請求項13】 前記時分割3原色発光装置の発光面を
    N分割して順次走査し、前記N分割された各発光面に対
    応する前記液晶表示装置の画素アレイ群の選択期間開始
    の一定時間後に前記発光面を点灯させ、前記一定時間は
    液晶の光学応答の立ち上がり時間と立ち下がり時間の長
    い方の時間よりも大きく設定することを特徴とする請求
    項12記載の時分割カラー液晶表示装置の駆動方法。
  14. 【請求項14】 前記N分割された各発光面の非発光期
    間は、液晶の光学応答の立ち上がり時間と立ち下がり時
    間の差よりも大きくすることを特徴とする請求項12ま
    たは13記載の時分割カラー液晶表示装置の駆動方法。
  15. 【請求項15】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置
    を組み合わせた時分割カラー液晶表示装置において、前
    記液晶表示装置に入力する映像信号を増幅する信号増幅
    回路を有し、前記増幅された映像信号振幅は前記液晶表
    示装置を同一信号振幅で駆動し続ける場合に必要な信号
    振幅よりも大きいことを特徴とする時分割カラー液晶表
    示装置。
  16. 【請求項16】 前記信号増幅回路は中間調レベルに比
    べて白レベル側と黒レベル側の信号をより伸長するγ補
    正機能を備えていることを特徴とする請求項15記載の
    時分割カラー液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 前記信号増幅回路で増幅された信号
    は、黒レベルが黒レベルを常に書き込む場合に必要な電
    圧と白レベルから黒レベルに書き換えるのに必要な電圧
    との間にあり、白レベルが白レベルを常に書き込む場合
    に必要な電圧と黒レベルから白レベルに書き換えるのに
    必要な電圧との間にあることを特徴とする請求項15ま
    たは16記載の時分割カラー液晶表示装置。
  18. 【請求項18】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置
    を組み合わせた時分割カラー液晶表示装置の駆動方法に
    おいて、前記液晶表示装置に入力する映像信号を増幅
    し、前記増幅された映像信号振幅を前記液晶表示装置を
    同一信号振幅で駆動し続ける場合に必要な信号振幅より
    も大きくすることを特徴とする時分割カラー液晶表示装
    置の駆動方法。
  19. 【請求項19】 前記増幅された映像信号は、中間調レ
    ベルに比べて白レベル側と黒レベル側の信号をより伸長
    してγ補正することを特徴とする請求項18記載の時分
    割カラー液晶表示装置の駆動方法。
  20. 【請求項20】 前記信号増幅回路で増幅された信号
    は、黒レベルが黒レベルを常に書き込む場合に必要な電
    圧と白レベルから黒レベルに書き換えるのに必要な電圧
    との間にあり、白レベルが白レベルを常に書き込む場合
    に必要な電圧と黒レベルから白レベルに書き換えるのに
    必要な電圧との間にあるようにすることを特徴とする請
    求項18または19記載の時分割カラー液晶表示装置の
    駆動方法。
  21. 【請求項21】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置
    を組み合わせた時分割カラー液晶表示装置において、前
    記液晶表示装置に入力する映像信号を増幅する信号増幅
    回路と、各画素の映像信号を前回書き込んだ映像信号と
    比較する信号比較回路と、比較した結果に基づき異なる
    γ補正を行うγ補正用テーブルとを備えたことを特徴と
    する時分割カラー液晶表示装置。
  22. 【請求項22】 前記γ補正用テーブルは、前記映像信
    号が前回書き込んだ信号に比べて変化が大きいほど信号
    増幅量も大きくなるように設定されていることを特徴と
    する請求項21記載の時分割カラー液晶表示装置。
  23. 【請求項23】 時分割3原色発光装置と液晶表示装置
    を組み合わせた時分割カラー液晶表示装置の駆動方法に
    おいて、各画素の映像信号を前回書き込んだ映像信号と
    比較した場合の変化量に応じて映像信号振幅増幅量も変
    化させることを特徴とする時分割カラー液晶表示装置の
    駆動方法。
  24. 【請求項24】 前記映像信号が前回書き込んだ信号に
    比べて変化が大きいほど信号増幅量も大きくすることを
    特徴とする請求項23記載の時分割カラー液晶表示装置
    の駆動方法。
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