JP2001174695A - オートフォーカス装置及びその方法 - Google Patents

オートフォーカス装置及びその方法

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JP2001174695A
JP2001174695A JP36349099A JP36349099A JP2001174695A JP 2001174695 A JP2001174695 A JP 2001174695A JP 36349099 A JP36349099 A JP 36349099A JP 36349099 A JP36349099 A JP 36349099A JP 2001174695 A JP2001174695 A JP 2001174695A
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imaging
distance
autofocus
belt
moving
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Kazuyoshi Nakamura
和義 中村
Kenichi Matsumura
謙一 松村
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NEC Corp
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NEC Corp
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    • H04N23/675Focus control based on electronic image sensor signals comprising setting of focusing regions

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  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で位置精度の高いオートフォーカスを実
現する。 【解決手段】 撮像デバイス11は、2組のプーリ1
3、14に架け渡された金属ベルト12に両端部を固定
されている。制御部25は、まずパルスモータ15を逆
回転させて撮像デバイス11を原点位置11cに移動さ
せた後、高さセンサ24で検出された撮像距離に応じた
パルス数を演算する。次にそのパルス数だけモータ15
を正方向に回転させ、撮像デバイス11を原点位置11
aから矢印A方向に直線的に移動させることにより、合
焦位置で停止させることができる。従って、フィードフ
ォワード制御によるオートフォーカス動作を実現するこ
とができ、高速制御が可能でかつ合焦位置精度を向上さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置等において
レンズの自動焦点調節を行うためのオートフォーカス装
置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオートフォーカス装置を図4〜7
を参照して説明する。図4は、微少のフォーカシングを
行うためのものであり、デジタルコピー機等での微少フ
ォーカシング調整に使用されている方法である。図4に
おいて、撮像デバイス141は基板142上にCCD等
の撮像素子143を搭載してなるものであり、基板14
2の一端が支点140を軸として回動可能に支持されて
いる。レンズ144を通過した被写体光が撮像素子14
3で撮像される。尚、145はレンズの無限遠点、14
6は最近接点である。
【0003】上記構成において、レンズ144に比べて
撮像デバイス141の基板142は軽量であるので、基
板142端の支点140を軸として基板142の傾きを
変えることにより、フォーカシングすることができる。
【0004】図5は、特開平9−311903号公報に
記載されるもので、撮像デバイス51に駆動用コイル5
2を設けると共に、駆動用磁石53を配し、撮像デバイ
ス51の位置を容量性位置検出センサ54で検出し、そ
の検出値に応じた電流を駆動用コイル52に流すことに
より、撮像デバイス51を電磁力により微小移動55さ
せるものである。尚、56は撮像方向を示す。
【0005】図6は、特開平4−62511号公報に記
載されたもので、可動レンズ62をヨーク+コイル部6
7を有する磁石付きベース材68に取り付け、ヨーク+
コイル部67により可動レンズ62を前方レンズ61と
後方レンズ63の間(可動レンズ移動範囲66)で電磁
力により動かすようにしたものである。これによってカ
メラ部65の撮像デバイス64を動かすことなく、電動
オートフォ−カスレンズを実現することができる。
【0006】図7は、特開平2−167513号公報に
記載されたものであり、1眼レフカメラなどのオートフ
ォ−カス機構に使用されている。基本的には図6と類似
しているが、前方レンズ71と後方レンズ73の間で可
動レンズ72を超音波モータ74により移動させるもの
である。即ち、撮像デバイス75から得られる画像信号
を用いて合焦位置サーチを行い、合焦位置に応じて超音
波モータ74を介して可動レンズ72を可動レンズ移動
範囲76で駆動するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示す方法では、その構造から、合焦範囲が非常に
狭い、1次元CCD等のラインセンサに適用不可とい
う問題があった。
【0008】また、図5に示す方法では、フィードバ
ック制御を行っているため、容量性位置検出センサ54
等の位置決めセンサ(何らかのエンコーダ)が必要と云
う問題があった。また、移動量が比較的小さく、近め
の撮像を行うのに必要な移動量を確保しにくいという問
題があった。さらに、撮像デバイス51の基板は軽く
滑軸で保持されているだけのため、移動後の振動、揺れ
等の影響で、静止するまでの時間がかかるという問題が
あった。
【0009】また、図6に示す方法では、可動レンズ
62という重い物体を動かすため、応答性不良によりオ
ートフォーカス時間がかかり、またレンズを囲むコイ
ル駆動のため、磁石付きベース材68を含めた撮像装置
が大型になるという問題があった。
【0010】また、図7に示す方法では、画像信号の
フィードバックが必須であり、このため例えばコンベア
上の物流等をワンショット撮像するような場合には使用
できず、またレンズ送り構造自体が数百万回以上の可
動に耐えることができないという問題があった。
【0011】本発明は上記〜の問題を解決するため
になされたもので、高速な合焦を行うと共に、合焦後の
焦点も安定するオートフォーカス装置及びその方法を提
供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明によるオートフォーカス装置においては、
撮像対象物体を撮像する撮像手段を直線的に移動させる
移動手段と、前記移動手段を制御する制御手段とを設け
ている。
【0013】また、本発明によるオートフォーカス方法
においては、撮像対象物体を撮像する撮像手段を直線的
に移動させるようにしている。
【0014】また、本発明による他のオートフォーカス
方法においては、撮像対象物体を撮像する撮像手段から
撮像対象物体までの撮像距離を検出する検出ステップ
と、検出された撮像距離に応じて撮像手段の移動距離を
演算する演算ステップと、演算された移動距離だけ撮像
手段を直線的に移動させる制御ステップとを設けてい
る。
【0015】また、オートフォーカス装置及びその方法
において、前記制御に際しては、撮像手段を原点位置ま
で移動させた後、その原点位置から所定方向に移動させ
るようにしてよい。
【0016】また、前記演算は、検出された撮像距離と
移動距離とを対応させたテーブルを用いて行うようにし
てよい。
【0017】また、撮像手段を直線的に移動させるの
に、モータで駆動される第1のプーリと、第2のプーリ
と、撮像手段が固定され上記第1、第2のプーリ間に架
け渡されるベルトを用いるようにしてよい。
【0018】また、ベルトは金属製のものを用いてよ
く、モータはパルスモータを用いてよい。また、ベルト
を第1のプーリに固定するようにしてよい。
【0019】また、ベルトに撮像手段の一端部を固定
し、他端部をスライダに慴動可能に取り付けるようにし
てよく、あるいは第1、第2のプーリ及びベルトを2組
用い、撮像手段の両端部を各ベルトに固定するようにし
てよい。
【0020】さらに、撮像手段の前記制御による実際の
移動距離を検出するようにしてよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は第1の実施の形態によるオート
フォーカス装置を示す構成図である。本実施の形態は、
図1において、プーリ13、14の間に架け渡した金属
ベルト12に撮像デバイス11を固定すると共に、パル
スモータ15でプーリ13をダイレクト駆動することに
より、撮像デバイス11を直線移動させるようにしたも
のである。
【0022】このように構成することにより、撮像デバ
イス11の位置調整を高速、かつ遊びを抑えて行うこと
ができる。この結果、撮像対象19までの撮像距離に応
じて撮像デバイス11をピントの合う位置に移動させ、
高速に安定したオートフォーカシングを実現することが
できる。さらに、安定した位置再現性を有するため、エ
ンコーダフィ−ドバックを省く構成を可能にした。
【0023】次に図1を参照して本実施の形態を詳細に
説明する。良く知られているように焦点距離=fのレン
ズに対し合焦位置は、レンズ前主点から撮像対象物まで
の撮像距離=a、レンズ後主点から焦点面(フイルム
面)までの距離=bとすると、1/f=1/a+1/b
となる。また、そのときの撮像倍率はb/aで与えられ
る。
【0024】このことから分かるように、比較的近距離
=1.0m(最小0.5m程度)〜数m程度の範囲で、
視野サイズ=数10cm〜1m程度を確保して、かつ標
準的な焦点距離(35〜70mm程度)のレンズを使用
して、CCD(数mm〜数cm)上に焦点を合わせるに
は、焦点面位置bを最大でも数10mm(実用的には数
mm程度)移動させれば良いことが分かる。
【0025】これを実現するオートフォーカス装置の構
成を図1に示す。図1において、撮像デバイス11はそ
の一端部を伸縮性のないベルト(多くの場合は金属ベル
ト)12に固定される。ベルト12はプーリ13に十分
な張力を掛ける。ベルト12は駆動側のプーリ13に固
定ピン17で固定する。また、非駆動側のプーリ14は
ベルト12に十分な張力を与える機構を設ける。また、
レンズ18は固定されている。ここでプーリ13の半径
をr、プーリ14の半径をRとする。
【0026】また、撮像デバイス11のベルト12への
固定位置によっては必要に応じてスライダ16を設けて
撮像デバイス11の他端部を慴動可能に支持し、撮像デ
バイス11の煽り・傾き・ねじれを防止する。
【0027】上記構成により、ベルト12は最大移動可
能距離π・rの安定した送りが可能となる。この最大移
動可能距離に対し、実際には固定ピン17のサイズ・余
裕をみて、水平移動距離h=(0.5〜0.8)×π・
rが最近撮像時の撮像デバイス位置・最遠撮像時の撮像
デバイス位置となる。
【0028】また、最大移動範囲を超えると、固定ピン
17、プーリ13、14、ベルト12が破損する可能性
があるので動作リミットを設け、以下のような範囲を設
定する。 最大移動範囲⊃動作リミット範囲⊃水平移動範囲 水平移動範囲=撮像対象物体19の近距離側19a、遠
距離側19bに対応した撮像デバイス11の移動範囲
【0029】駆動側プーリ13はモータ15で直接駆動
される。使用するモータ15としては、「絶対値エンコ
ーダ付きモータ」か、一度の原点出し後は位置が決まる
「パルスモータ」、「ロータリエンコーダ内蔵サーボモ
ータ」等を使用する。
【0030】尚、撮像デバイス11を撮像対象物体19
に対応した位置に移動する際に、一度原点位置に戻して
から片方向送りで行うことで「位置再現精度を向上させ
る場合」は、パルス脱調によるズレ発生の可能性が低い
ため、コストなどからモータにパルスモータを使用する
ことが多い。
【0031】上記構成において、レンズ18から撮像対
象物体19までの撮像距離=aが与えられると、レンズ
焦点距離=fやレンズ18のフランジバック距離=L
(無限遠に対する適正な撮像デバイス距離)から、適正
な撮像デバイス位置=lが演算により求まる。これに応
じてモータ15を回転させることにより、撮像デバイス
11を適正な位置に移動させることができる。 1/f=1/a+1/b b=(L+l)
【0032】尚、レンズ18の収差・ピント設定(無限
遠点に合焦していない場合)によっては、aに対しlを
与えるテーブルをピント状態により実測して作成し、こ
れを用いる場合もある。これは、撮像対象物体19の遠
距離側19aを無限遠点として、レンズ18のピントを
無限遠点に合わせた状態での、レンズ18から適正にピ
ントが合う面が、フランジバック距離L(=理論上はこ
こを原点とすれば最も分かりやすい)であり、理論的に
は一番計算が簡単となるため、無限遠を基準にしてい
る。
【0033】しかし、実際の撮像距離はせいぜい数mの
範囲であり、この場合、最適なレンズのピント位置も異
なり、必ずしも上記の演算式が適用できるとはかぎら
ず、実測によるテーブルの方が精度が高くなる場合が多
い。実際、実測によるテーブルを用いる方が、プーリ1
3、14の偏心・モータ15の軸ブレ等もこのテーブル
に吸収されるため合焦性能は向上する。
【0034】次に、図2を参照して本実施の形態の全体
の動作について詳細に説明する。図2は、カメラをコン
ベアの上方に設置し、真下(図2では左方向)のコンベ
ア上を流れる撮像対象物体の上面を撮像するカメラに適
用した場合のオートフォーカス装置の構成図である。
【0035】図2ではプーリ13、14、ベルト12を
2組用いている。また、撮像デバイス11は基板19、
CCD等の撮像素子20、CCD放熱板21等からな
る。矢印Bは撮像方向を示す。
【0036】コンベア上を撮像対象物体が流れて来る
と、まずパルスモータ等のモータ15を逆転させてプー
リ13、14を逆転させる。撮像デバイス11が所定位
置にくると遮光センサ等からなる原点センサ22が働
き、モータ15の回転を停止させる。これにより撮像デ
バイス11を原点位置11cに持ってくる。この原点位
置11cは、撮像デバイス11が図1のレンズ18から
最も遠く、即ち、図2では最も右側、実際には最も上方
の位置にある。
【0037】次に、何らかの高さセンサ24によりコン
ベア上を流れてくる撮像対象物体の高さ(撮像距離)を
求め、その高さ情報から制御部25においてテーブルを
検索し、撮像デバイス11の移動距離(=移動パルス
数)を求める。次に制御部25によりモータ15をその
パルス数だけ正転させ、撮像デバイス11を11bと1
1aの間の位置に矢印A方向に移動させる。
【0038】この場合、撮像デバイス11の移動は矢印
Aの片方向送り(実際には上から下方向)であり、これ
に実測したテーブルを用いることで、撮像デバイス位置
の再現性を確保する。このように片方向送りを行うこと
により、フィードバック制御を行うことなく、オートフ
ォーカシングを行うことができる。
【0039】また、上下方向に安定して撮像デバイス1
1を煽りなく安定移動させるために、プーリ13、1
4、ベルト12は2連とし、共通の駆動軸23で各プー
リを同時にモータ15によりダイレクトドライブするよ
うにしている。尚、撮像デバイス11の撮像素子20に
CCDを用いる場合、その発熱対策としてCCD放熱板
21を取り付る場合もある。
【0040】以上説明した本実施の形態による第1の効
果は、フィードバック制御することなくオートフォーカ
スができることである。その理由は、撮像デバイス11
の位置再現性が高く、原点位置に対して撮像距離に応じ
てフィードフォワードで撮像デバイス11の移動を行え
ば良いためである。
【0041】また、第2の効果は、2次元CCD等の撮
像に影響の大きい煽りの発生を抑えて撮像デバイスを移
動させることが可能であり、2次元カメラのオートフォ
カスに利用しやすいことである。その理由は、撮像デバ
イスをベルトで直接リニア駆動するためである。
【0042】第3の効果は、高速なフォーカシングが可
能なことである。その理由は、モータ15の回転角が少
なく、かつ重量の大きなものを駆動しない構成になって
いるためである。
【0043】第4の効果は、遊びが少ない位置決めが可
能なことである。その理由は、ダイレクトドライブによ
る高張力ベルト駆動を行っているためである。
【0044】第5の効果は、機構的寿命が長く、かつメ
ンテナンスフリーのモータ15を選定すれば、メンテナ
ンスすることなく装置稼働が可能なことである。その理
由は、駆動機構が簡単であり、センサ類もあまり使用し
ていないためである。
【0045】第6の効果は、撮像デバイスを長い距離移
動させることができると共に、精度良く移動させること
ができることである。その理由は、撮像デバイスを移動
させる手段として、ベルトが架け渡された2つのプーリ
を用い、ベルトに撮像デバイスを固定するようにしたた
めである。これにより、従来の駆動コイルを用いたもの
の移動距離に比較して長い距離を精度良く移動させるこ
とができる。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態について
図3を参照して説明する。図3は、評価機能付きの実験
機としてのオートフォーカス装置の構成を示すものであ
る。撮像デバイス31の一端部はリニアエンコーダ兼用
のスライダ36に慴動可能に支持され、そのリニアエン
コーダ値はエンコーダ処理部38に入力される。
【0047】また、撮像デバイス31の他端部は金属ベ
ルト32に固定され、金属ベルト32はプーリ33、3
4に架け渡されると共に、プーリ33に固定ピン37で
固定されている。またプーリ33はパルスモータ35に
直結されると共に、ロータリエンコーダ39にも直結し
ている。ロータリエンコーダ39のエンコーダ値はエン
コーダ処理部38に入力される。
【0048】全体処理部40は、エンコーダ処理部38
からのカウント値を読み込むためのカウンタボード4
1、撮像デバイス31からの画像を取り込むための画像
取込ボード42、モータドライバ46を介してモータ3
5を制御するためのモータ制御ボード43、高さセンサ
(距離センサ)45からのデータを取り込むための高さ
センサI/Fボード44を内蔵する。
【0049】上記構成において、撮像距離に応じてフィ
ードフォワードにより撮像デバイス31を動かしたとき
のモータ35の実際の回転角をロータリエンコーダ39
から、撮像デバイス31の実際の位置をスライダ36の
リニアエンコーダからエンコーダ処理部38を介して全
体処理部40に読み込むことによって、フィードフォワ
ードによる位置決めの精度確認を行うことができる。
【0050】実験によれば、精度確認の結果、10μ程
度の精度を出すには、上下駆動では片方向送りが必須で
あること、偏心の等の影響で、演算で求めたモータ回転
角では必ずしも適正な合焦状態にならないことが判明し
た。このため、図3の実施の形態では、図2と同様に
「毎回の原点復帰による片方向送り」と「撮像距離に対
する回転角(パルス数)テーブル使用」を採用した。
【0051】これにより、高さセンサ45で撮像対象物
体の高さを検出してから、10msec以内に10μの
精度で安定して撮像デバイス31を動かすことを実現す
ることができた。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像デバイス等の撮像手段を直線的に移動させるように構
成したことにより、フィードバック制御することなく、
フィードフォワード制御によりオートフォーカスを行う
ことができる。このため、移動後の振動や揺れ等がな
く、高速で移動範囲の比較的大きい、かつ位置精度の高
い安定したオートフォーカスを実現することができる。
また、撮像手段を原点位置から片方向駆動させることに
より、さらに精度の高いオートフォーカスを実現するこ
とができる。
【0053】また、撮像手段をベルトに固定し、ベルト
をプーリ等で直接リニア駆動することにより、2次元C
CD等の撮像に影響の大きい煽りの発生を抑えることが
でき、これによって撮像手段を長い距離でしかも精度良
く移動させることができ、2次元カメラのオートフォー
カスに利用しやすい。
【0054】また、モータの回転角が少なく、かつレン
ズ等の重量の大きなものを駆動せず、比較的軽い撮像デ
バイスを移動させる構成となっているので、高速なフォ
ーカシングを行うことができる。
【0055】また、金属製の高張力ベルトによるダイレ
クト駆動を行っているため、遊びが少ない位置決めが可
能である。
【0056】さらに、駆動機構が簡単であり、センサ類
もあまり使用していないため、機構的寿命を長くするこ
とができる。またメンテナンスフリーのモータを選定す
ることにより、特にメンテナンスすることなく耐久性の
良い装置稼働が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるオートフォー
カス装置を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるオートフォー
カス装置を実際に使用する場合の動作を説明するための
構成図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるオートフォー
カス装置を示す構成図である。
【図4】従来のオートフォーカス装置を示す構成図であ
る。
【図5】従来の他のオートフォーカス装置を示す構成図
である。
【図6】従来の他のオートフォーカス装置を示す構成図
である。
【図7】従来の他のオートフォーカス装置を示す構成図
である。
【符号の説明】
11、31 撮像デバイス 12、32 ベルト 13、14、33、34 プーリ 15、35 モータ 16 スライダ 17、37 固定ピン 18 レンズ 19 撮像対象物体 22 原点センサ 24、45 高さセンサ 25 制御部 36 リニアエンコーダ兼用スライダ 38 エンコーダ処理部 39 ロータリーエンコーダ 40 全体処理部 41 カウンタボード 43 モータ制御ボード 44 高さセンサI/Fボード
フロントページの続き Fターム(参考) 2H011 AA06 BA51 CA11 CA19 CA21 2H051 BA60 BB35 CB22 CB27 CE24 FA04 FA19 FA40 FA76 GB12 GB15 GB19

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像対象物体を撮像する撮像手段を直線
    的に移動させる移動手段と、 前記撮像手段が移動するように前記移動手段を制御する
    制御手段とを設けたことを特徴とするオートフォーカス
    装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段から上記撮像対象物体まで
    の撮像距離を検出する検出手段と、前記検出された撮像
    距離に応じて前記撮像手段の移動距離を演算する演算手
    段とを設け、前記制御手段は、前記演算された移動距離
    だけ上記撮像手段が移動するように前記移動手段を制御
    することを特徴とする請求項1記載のオートフォーカス
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記撮像手段を原点位
    置まで移動させた後、その原点位置から所定方向に移動
    させることを特徴とする請求項1記載のオートフォーカ
    ス装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記撮像手段を原点位
    置まで移動させた後、その原点位置から所定方向に前記
    移動距離だけ移動させることを特徴とする請求項2記載
    のオートフォーカス装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、前記検出された撮像距
    離と前記移動距離とを対応させたテーブルを用いること
    を特徴とする請求項2記載のオートフォーカス装置。
  6. 【請求項6】 前記移動手段は、モータで駆動される第
    1のプーリと、第2のプーリと、前記撮像手段が固定さ
    れ前記第1、第2のプーリ間に架け渡されるベルトから
    なることを特徴とする請求項1記載のオートフォーカス
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ベルトは金属からなることを特徴と
    する請求項6記載のオートフォーカス装置。
  8. 【請求項8】 前記モータはパルスモータであることを
    特徴とする請求項6記載のオートフォーカス装置。
  9. 【請求項9】 前記ベルトは前記第1のプーリに固定さ
    れることを特徴とする請求項6記載のオートフォーカス
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ベルトに前記撮像手段の一端部を
    固定し、他端部をスライダに慴動可能に取り付けたこと
    を特徴とする請求項6記載のオートフォーカス装置。
  11. 【請求項11】 前記第1、第2のプーリ及びベルトを
    2組用い、前記撮像手段の両端部を各ベルトに固定した
    ことを特徴とする請求項6記載のオートフォーカス装
    置。
  12. 【請求項12】 前記撮像手段の前記移動手段による実
    際の移動距離を検出する距離検出手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のオートフォーカス装置。
  13. 【請求項13】 撮像対象物体を撮像する撮像手段を直
    線的に移動させることを特徴とするオートフォーカス方
    法。
  14. 【請求項14】 撮像対象物体を撮像する撮像手段から
    前記撮像対象物体までの撮像距離を検出する検出ステッ
    プと、 前記検出された撮像距離に応じて前記撮像手段の移動距
    離を演算する演算ステップと、 前記演算された移動距離だけ前記撮像手段を直線的に移
    動させる制御ステップとを設けたことを特徴とするオー
    トフォーカス方法。
  15. 【請求項15】 前記撮像手段を移動させるに際し、前
    記撮像手段を原点位置まで移動させた後、その原点位置
    から所定方向に移動させることを特徴とする請求項13
    記載のオートフォーカス方法。
  16. 【請求項16】 前記制御ステップは、前記撮像手段を
    原点位置まで移動させた後、その原点位置から所定方向
    に前記移動距離だけ移動させることを特徴とする請求項
    14記載のオートフォーカス方法。
  17. 【請求項17】 前記演算ステップは、前記検出された
    撮像距離と前記移動距離とを対応させたテーブルを用い
    ることを特徴とする請求項14記載のオートフォーカス
    方法。
  18. 【請求項18】 モータで駆動される第1のプーリと、
    第2のプーリと、前記撮像手段が固定され前記第1、第
    2のプーリ間に架け渡されるベルトを用いて前記撮像手
    段を移動させることを特徴とする請求項13又は14記
    載のオートフォーカス方法。
  19. 【請求項19】 前記ベルトは金属からなることを特徴
    とする請求項18記載のオートフォーカス方法。
  20. 【請求項20】 前記モータはパルスモータであること
    を特徴とする請求項18記載のオートフォーカス方法。
  21. 【請求項21】 前記ベルトは前記第1のプーリに固定
    されることを特徴とする請求項18記載のオートフォー
    カス方法。
  22. 【請求項22】 前記ベルトに前記撮像手段の一端部を
    固定し、他端部をスライダに慴動可能に取り付けること
    を特徴とする請求項18記載のオートフォーカス方法。
  23. 【請求項23】 前記第1、第2のプーリ、ベルトを2
    組用い、前記撮像手段の両端部を各ベルトに固定したこ
    とを特徴とする請求項18記載のオートフォーカス方
    法。
  24. 【請求項24】 前記撮像手段の実際の移動距離を検出
    することを特徴とする請求項13又は14記載のオート
    フォーカス方法。
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