JP2001174387A - 汚泥分析計の排水装置 - Google Patents
汚泥分析計の排水装置Info
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- JP2001174387A JP2001174387A JP36356099A JP36356099A JP2001174387A JP 2001174387 A JP2001174387 A JP 2001174387A JP 36356099 A JP36356099 A JP 36356099A JP 36356099 A JP36356099 A JP 36356099A JP 2001174387 A JP2001174387 A JP 2001174387A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異物による目詰まりを防止し、かつ配管にお
ける外部との連通を遮断することができる汚泥分析計の
排水装置を提供する。 【解決手段】 汚泥試料を供給する汚泥供給系16と、
余剰な汚泥を投棄する攪拌槽26と、攪拌槽26から汚
泥排水が流入する排水槽27と、排水槽27の汚泥排水
を排水する排水サイフォン管路28と、排水サイフォン
管路28にジェット水を噴射する圧力水管路32と、圧
力水管路32に介装した制御バルブ33と、制御バルブ
33を制御する排水制御装置37bと、汚泥供給系16
を制御する汚泥供給制御装置37aとを備え、汚泥供給
制御装置37aは、汚泥廃棄時に汚泥廃棄信号を排水制
御装置37bに発信し、排水制御装置37bは、汚泥廃
棄信号の受信時に制御バルブ33を開栓して、排水サイ
フォン管路28にジェット水を噴射してサイフォンの成
立を誘起する。
ける外部との連通を遮断することができる汚泥分析計の
排水装置を提供する。 【解決手段】 汚泥試料を供給する汚泥供給系16と、
余剰な汚泥を投棄する攪拌槽26と、攪拌槽26から汚
泥排水が流入する排水槽27と、排水槽27の汚泥排水
を排水する排水サイフォン管路28と、排水サイフォン
管路28にジェット水を噴射する圧力水管路32と、圧
力水管路32に介装した制御バルブ33と、制御バルブ
33を制御する排水制御装置37bと、汚泥供給系16
を制御する汚泥供給制御装置37aとを備え、汚泥供給
制御装置37aは、汚泥廃棄時に汚泥廃棄信号を排水制
御装置37bに発信し、排水制御装置37bは、汚泥廃
棄信号の受信時に制御バルブ33を開栓して、排水サイ
フォン管路28にジェット水を噴射してサイフォンの成
立を誘起する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥分析計の排水
装置に関し、汚泥溶融炉等において用いる汚泥分析計の
汚水を排出する技術に係るものである。
装置に関し、汚泥溶融炉等において用いる汚泥分析計の
汚水を排出する技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、下水処理施設では、汚泥の効率的
処分を目的として広域汚泥処理を採用する傾向にある。
しかし、搬入される汚泥性状は時間変動を生じ易く、焼
却、溶融処理プラントの安定運転に影響を及ぼしてい
る。このような、処理プラントにおいて汚泥の含水率、
強熱減量を事前に計測することは、プラントの安定運転
を行なうために重要である。
処分を目的として広域汚泥処理を採用する傾向にある。
しかし、搬入される汚泥性状は時間変動を生じ易く、焼
却、溶融処理プラントの安定運転に影響を及ぼしてい
る。このような、処理プラントにおいて汚泥の含水率、
強熱減量を事前に計測することは、プラントの安定運転
を行なうために重要である。
【0003】この測定は、日本下水道協会が定める試験
方法に基づいて行なっている。水分は、試料汚泥を10
5〜110℃で2時間乾燥し、経過後の全蒸発残留物の
重量を測定し、乾燥前の試料汚泥の重量との差を算出す
る。強熱減量は、含水率計測後の全蒸発残留物を600
±25℃で1時間強熱灰化し、経過後の強熱残留物の重
量を測定し、全蒸発残留物の重量との差を算出する。
方法に基づいて行なっている。水分は、試料汚泥を10
5〜110℃で2時間乾燥し、経過後の全蒸発残留物の
重量を測定し、乾燥前の試料汚泥の重量との差を算出す
る。強熱減量は、含水率計測後の全蒸発残留物を600
±25℃で1時間強熱灰化し、経過後の強熱残留物の重
量を測定し、全蒸発残留物の重量との差を算出する。
【0004】従来の汚泥含水率や強熱減量の計測装置に
おいては、溶融炉等へ汚泥を供給する送泥本管から汚泥
を計測装置へ引き込み、引き込んだ汚泥から試料汚泥
(5g)を予め重量計測した試料皿に採取し、始めに加
熱計量室内において試料汚泥の重量を計測する。次に、
乾燥工程における加熱によって試料汚泥の水分を蒸発さ
せ、その後に全蒸発残留物の重量を計測し、この計測値
と乾燥前の試料汚泥の重量との差を算出して水分量を求
め、水分量を乾燥前の試料汚泥の重量で除算して含水率
を算出する。続いて、強熱灰化工程における加熱によっ
て燃焼させ、その後に強熱残留物の重量を計測し、この
計測値と全蒸発残留物の重量との差を全蒸発残留物の重
量で除算して強熱減量として算出する。
おいては、溶融炉等へ汚泥を供給する送泥本管から汚泥
を計測装置へ引き込み、引き込んだ汚泥から試料汚泥
(5g)を予め重量計測した試料皿に採取し、始めに加
熱計量室内において試料汚泥の重量を計測する。次に、
乾燥工程における加熱によって試料汚泥の水分を蒸発さ
せ、その後に全蒸発残留物の重量を計測し、この計測値
と乾燥前の試料汚泥の重量との差を算出して水分量を求
め、水分量を乾燥前の試料汚泥の重量で除算して含水率
を算出する。続いて、強熱灰化工程における加熱によっ
て燃焼させ、その後に強熱残留物の重量を計測し、この
計測値と全蒸発残留物の重量との差を全蒸発残留物の重
量で除算して強熱減量として算出する。
【0005】この一連の計測処理工程が終了した時点
で、計測操作サイクルの最初に戻り、前回に引き込んだ
汚泥を廃棄し、新たに送泥本管から汚泥を計測装置へ引
き込み、計測操作を繰り返す。
で、計測操作サイクルの最初に戻り、前回に引き込んだ
汚泥を廃棄し、新たに送泥本管から汚泥を計測装置へ引
き込み、計測操作を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
おいて、計測操作サイクルの最初において、前回に引き
込んだ汚泥は排水系に投入して廃棄しており、廃棄する
汚泥は攪拌槽へ投入して希釈後に排水槽へ送っている。
この希釈水には、加熱ランプなどの機器冷却排水を使用
し、排水槽から排水ポンプで系外へ排出している。
おいて、計測操作サイクルの最初において、前回に引き
込んだ汚泥は排水系に投入して廃棄しており、廃棄する
汚泥は攪拌槽へ投入して希釈後に排水槽へ送っている。
この希釈水には、加熱ランプなどの機器冷却排水を使用
し、排水槽から排水ポンプで系外へ排出している。
【0007】ところで、汚泥には固形異物(石など)や
し渣が混入しており、これらの異物が排水系のポンプや
バルブ等の排水機器に詰まり、動作不良を生じることが
ある。その際には、分析計の運転を停止して、清掃のメ
ンテナンスを行なう必要がある。この異物の詰まりを防
止するために大型の排水機器を設置することは、精密な
重量計測を行なう分析計では困難であり、排水機器を介
さずに直接に外部に排出する場合には、配管を通して分
析計内部と外部が連通し、外部の空気が流入して計測精
度に影響を与え、分析計内の臭気が配管を通して外部へ
漏れ出る問題がある。
し渣が混入しており、これらの異物が排水系のポンプや
バルブ等の排水機器に詰まり、動作不良を生じることが
ある。その際には、分析計の運転を停止して、清掃のメ
ンテナンスを行なう必要がある。この異物の詰まりを防
止するために大型の排水機器を設置することは、精密な
重量計測を行なう分析計では困難であり、排水機器を介
さずに直接に外部に排出する場合には、配管を通して分
析計内部と外部が連通し、外部の空気が流入して計測精
度に影響を与え、分析計内の臭気が配管を通して外部へ
漏れ出る問題がある。
【0008】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、排水機器を介することなく、汚泥の排出を行なうこ
とで異物による目詰まりを防止し、かつ配管における外
部との連通を遮断することができる汚泥分析計の排水装
置を提供することを目的とする。
り、排水機器を介することなく、汚泥の排出を行なうこ
とで異物による目詰まりを防止し、かつ配管における外
部との連通を遮断することができる汚泥分析計の排水装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の汚泥分析計の排水装置は、汚泥試料を供給
ノズルに供給する汚泥供給系と、供給ノズルに対向して
開口し、汚泥供給系の余剰な汚泥を投棄する攪拌槽と、
攪拌槽からオーバーフローで汚泥排水が流入する排水槽
と、排水槽の汚泥排水を排水する排水サイフォン管路
と、攪拌槽に連通する冷却水排水管路と、排水サイフォ
ン管路内に上方に向けてジェット水を噴出する圧力水管
路と、圧力水管路に介装した制御バルブと、制御バルブ
を制御する排水制御装置と、汚泥供給系を制御する汚泥
供給制御装置とを備え、汚泥供給制御装置は、汚泥廃棄
時に汚泥廃棄信号を排水制御装置に発信し、排水制御装
置は、汚泥廃棄信号の受信時に制御バルブを開栓して、
排水サイフォン管路内にジェット水を噴出してサイフォ
ンの成立を誘起する構成としたものである。
に、本発明の汚泥分析計の排水装置は、汚泥試料を供給
ノズルに供給する汚泥供給系と、供給ノズルに対向して
開口し、汚泥供給系の余剰な汚泥を投棄する攪拌槽と、
攪拌槽からオーバーフローで汚泥排水が流入する排水槽
と、排水槽の汚泥排水を排水する排水サイフォン管路
と、攪拌槽に連通する冷却水排水管路と、排水サイフォ
ン管路内に上方に向けてジェット水を噴出する圧力水管
路と、圧力水管路に介装した制御バルブと、制御バルブ
を制御する排水制御装置と、汚泥供給系を制御する汚泥
供給制御装置とを備え、汚泥供給制御装置は、汚泥廃棄
時に汚泥廃棄信号を排水制御装置に発信し、排水制御装
置は、汚泥廃棄信号の受信時に制御バルブを開栓して、
排水サイフォン管路内にジェット水を噴出してサイフォ
ンの成立を誘起する構成としたものである。
【0010】上記した構成により、計測時に機器冷却排
水は冷却水排水管路から攪拌槽へ流入し、攪拌槽は常に
満水状態となり、攪拌槽内の排水が排水槽へ越流し、排
水槽内の排水が排水サイフォン管路に流入する。排水操
作の通常状態において、排水サイフォン管路はその頂部
がサイフォンの成立する満管状態とならず、排水は攪拌
槽から排水槽への流入量に見合って排水サイフォン管路
の頂部を越流して槽外へ流れ出る。
水は冷却水排水管路から攪拌槽へ流入し、攪拌槽は常に
満水状態となり、攪拌槽内の排水が排水槽へ越流し、排
水槽内の排水が排水サイフォン管路に流入する。排水操
作の通常状態において、排水サイフォン管路はその頂部
がサイフォンの成立する満管状態とならず、排水は攪拌
槽から排水槽への流入量に見合って排水サイフォン管路
の頂部を越流して槽外へ流れ出る。
【0011】このとき、排水槽内に没した部分の排水サ
イフォン管路は満管状態であり、排水サイフォン管路に
存在する排水が、装置の内外の連通を遮断する水封作用
を発揮し、外部の空気が計測精度に影響を及ぼすことが
ない。一方、汚泥の廃棄時に汚泥供給制御装置は汚泥供
給系を操作して余剰な汚泥を満水状態の攪拌槽へ投棄す
る。この汚泥は機器冷却排水によって希釈されてオーバ
ーフローで排水槽へ越流する。このとき、汚泥供給制御
装置は汚泥廃棄信号を排水制御装置に発信する。汚泥廃
棄信号を受信した排水制御装置は、制御バルブを予め設
定する所定時間だけ開栓し、圧力水管から排水サイフォ
ン管路内にジェット水を噴出する。排水サイフォン管路
内にジェット水が流れることで、そのエジェクタ効果に
よって排水サイフォン管路の開口周囲の槽内水および汚
泥を吸い込み、サイフォンの成立を誘起する。このた
め、少量のジェット水によってサイフォンが成立し、ジ
ェット水が噴出する間にエジェクタ効果によって排水槽
の底部に滞留する汚泥を排水サイフォン管路内に吸引し
て排出する。
イフォン管路は満管状態であり、排水サイフォン管路に
存在する排水が、装置の内外の連通を遮断する水封作用
を発揮し、外部の空気が計測精度に影響を及ぼすことが
ない。一方、汚泥の廃棄時に汚泥供給制御装置は汚泥供
給系を操作して余剰な汚泥を満水状態の攪拌槽へ投棄す
る。この汚泥は機器冷却排水によって希釈されてオーバ
ーフローで排水槽へ越流する。このとき、汚泥供給制御
装置は汚泥廃棄信号を排水制御装置に発信する。汚泥廃
棄信号を受信した排水制御装置は、制御バルブを予め設
定する所定時間だけ開栓し、圧力水管から排水サイフォ
ン管路内にジェット水を噴出する。排水サイフォン管路
内にジェット水が流れることで、そのエジェクタ効果に
よって排水サイフォン管路の開口周囲の槽内水および汚
泥を吸い込み、サイフォンの成立を誘起する。このた
め、少量のジェット水によってサイフォンが成立し、ジ
ェット水が噴出する間にエジェクタ効果によって排水槽
の底部に滞留する汚泥を排水サイフォン管路内に吸引し
て排出する。
【0012】排水サイフォン管路のサイフォンが成立す
ると、排水槽内の排水が排水サイフォン管路を通して急
速に槽外へ流出し、同時に排水槽内の汚泥を排出する。
排水サイフォン管路の基端の開口が水面上に露出した時
点でサイフォンがブレイクして排水を停止する。排水槽
の水位は攪拌槽から排水が越流するにしたがって上昇
し、排水が排水サイフォン管路の頂部を越流する位置ま
で回復し、この次のジェット水の噴出時まで通常状態を
維持する。
ると、排水槽内の排水が排水サイフォン管路を通して急
速に槽外へ流出し、同時に排水槽内の汚泥を排出する。
排水サイフォン管路の基端の開口が水面上に露出した時
点でサイフォンがブレイクして排水を停止する。排水槽
の水位は攪拌槽から排水が越流するにしたがって上昇
し、排水が排水サイフォン管路の頂部を越流する位置ま
で回復し、この次のジェット水の噴出時まで通常状態を
維持する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、計測装置1は計測
装置本体2と計測制御盤3とからなり、計測装置本体2
は汚泥採取室4、加熱計量室5、電子天秤室6、廃棄室
7に区画してそれぞれ閉塞空間を形成している。
に基づいて説明する。図1において、計測装置1は計測
装置本体2と計測制御盤3とからなり、計測装置本体2
は汚泥採取室4、加熱計量室5、電子天秤室6、廃棄室
7に区画してそれぞれ閉塞空間を形成している。
【0014】電子天秤室6には計測機器として電子天秤
8を配置し、電子天秤8の天秤皿9を加熱計量室5の内
部に配置し、この天秤皿9に汚泥試料10を採取する試
料皿11を載置している。加熱計量室5は、上部に熱源
としてのハロゲンランプ装置12を配置し、側壁面上部
に脱臭ファン13を設けており、一側の壁面に形成した
開口5aを開閉する扉装置14を有している。
8を配置し、電子天秤8の天秤皿9を加熱計量室5の内
部に配置し、この天秤皿9に汚泥試料10を採取する試
料皿11を載置している。加熱計量室5は、上部に熱源
としてのハロゲンランプ装置12を配置し、側壁面上部
に脱臭ファン13を設けており、一側の壁面に形成した
開口5aを開閉する扉装置14を有している。
【0015】汚泥採取室4には、試料皿11をハンドリ
ングするためのロボットハンド15を配置するとともに
と、汚泥試料10を供給する汚泥供給系16と、計測後
の残留物を吸引除去する吸引系17と、汚泥供給系16
に残る余剰な汚泥を投棄する排水系18とがそれぞれ開
口している。汚泥供給系16は、基端側が汚泥を焼却炉
等へ供給する送泥本管(図示省略)に連通し、途中に汚
泥加圧ポンプ19a、給泥バルブ19bを有し、先端に
供給ノズル20を接続している。供給ノズル20は、ノ
ズル口20aを有する先端部20bが下方に向けて屈曲
している。
ングするためのロボットハンド15を配置するとともに
と、汚泥試料10を供給する汚泥供給系16と、計測後
の残留物を吸引除去する吸引系17と、汚泥供給系16
に残る余剰な汚泥を投棄する排水系18とがそれぞれ開
口している。汚泥供給系16は、基端側が汚泥を焼却炉
等へ供給する送泥本管(図示省略)に連通し、途中に汚
泥加圧ポンプ19a、給泥バルブ19bを有し、先端に
供給ノズル20を接続している。供給ノズル20は、ノ
ズル口20aを有する先端部20bが下方に向けて屈曲
している。
【0016】供給ノズル20には先端部20bの頂部側
に圧縮空気を供給する圧縮空気供給系22が接続してい
る。吸引系17は廃棄室7に配置した吸引ブロア23お
よび集灰缶24を有している。排水系18は汚泥採取室
4に開口する投入口部25と、廃棄室7に配置した攪拌
槽26および排水槽27と、排水槽27に連通する排水
サイフォン管28とを有しており、排水サイフォン管2
8は基端側開口28aが排水槽27の中央部の底部付近
に位置し、先端側開口28bが槽外に位置している。攪
拌槽26は排水槽27へオーバーフローする越流堰26
aおよび攪拌器29を有している。
に圧縮空気を供給する圧縮空気供給系22が接続してい
る。吸引系17は廃棄室7に配置した吸引ブロア23お
よび集灰缶24を有している。排水系18は汚泥採取室
4に開口する投入口部25と、廃棄室7に配置した攪拌
槽26および排水槽27と、排水槽27に連通する排水
サイフォン管28とを有しており、排水サイフォン管2
8は基端側開口28aが排水槽27の中央部の底部付近
に位置し、先端側開口28bが槽外に位置している。攪
拌槽26は排水槽27へオーバーフローする越流堰26
aおよび攪拌器29を有している。
【0017】排水槽27は槽底部にピットを形成し、底
面をピットに向けて傾斜面に形成すうることもでき、ピ
ットに排水サイフォン管28の基端側開口28aを配置
することもできる。ハロゲンランプ装置12には、冷却
水を供給する冷却水供給管路30と、使用した機器冷却
水を排出するための冷却水排水管路31とが接続してお
り、冷却水排水管路31は先端が投入口部25に連通し
ている。
面をピットに向けて傾斜面に形成すうることもでき、ピ
ットに排水サイフォン管28の基端側開口28aを配置
することもできる。ハロゲンランプ装置12には、冷却
水を供給する冷却水供給管路30と、使用した機器冷却
水を排出するための冷却水排水管路31とが接続してお
り、冷却水排水管路31は先端が投入口部25に連通し
ている。
【0018】圧力水管路32は制御バルブ33を介して
排水サイフォン管28の内部に連通し、先端にはノズル
部34を設けている。ノズル部34はジェット水を排水
サイフォン管28の内部に上方に向けて噴射する。これ
らの機器を制御する計測制御盤3は、ハロゲンランプ装
置12の出力を制御するランプコントローラ35と、ラ
ンプコントローラ35への指示量を調節する指示調節計
36と、パーソナルコンピュータ37からなる。パーソ
ナルコンピュータ37は、加熱計量室5に配置した温度
センサー38、電子天秤8からの出力を受け取り、ロボ
ットハンド15、汚泥加圧ポンプ19a、給泥バルブ1
9b、給気バルブ22a、吸引ブロア23、制御バルブ
33等の各機器を制御して計測操作と汚泥廃棄操作を行
なうものである。
排水サイフォン管28の内部に連通し、先端にはノズル
部34を設けている。ノズル部34はジェット水を排水
サイフォン管28の内部に上方に向けて噴射する。これ
らの機器を制御する計測制御盤3は、ハロゲンランプ装
置12の出力を制御するランプコントローラ35と、ラ
ンプコントローラ35への指示量を調節する指示調節計
36と、パーソナルコンピュータ37からなる。パーソ
ナルコンピュータ37は、加熱計量室5に配置した温度
センサー38、電子天秤8からの出力を受け取り、ロボ
ットハンド15、汚泥加圧ポンプ19a、給泥バルブ1
9b、給気バルブ22a、吸引ブロア23、制御バルブ
33等の各機器を制御して計測操作と汚泥廃棄操作を行
なうものである。
【0019】図2に示すように、パーソナルコンピュー
タ37には、汚泥加圧ポンプ19a、給泥バルブ19b
を制御する汚泥供給制御装置37aと、制御バルブ33
を制御する排水制御装置37bとを機能回路として設け
ている。汚泥供給制御装置37aは汚泥廃棄時に汚泥廃
棄信号を排水制御装置37bに発信し、排水制御装置3
7bは汚泥廃棄信号の受信時に制御バルブ33を予め設
定したタイマー時間毎に、もしくはレベル計(図示省
略)の上限水位信号を受けて設定時間(約5秒)にわた
って開栓し、この動作を汚泥廃棄信号が消えた後におい
ても所定時間継続する。
タ37には、汚泥加圧ポンプ19a、給泥バルブ19b
を制御する汚泥供給制御装置37aと、制御バルブ33
を制御する排水制御装置37bとを機能回路として設け
ている。汚泥供給制御装置37aは汚泥廃棄時に汚泥廃
棄信号を排水制御装置37bに発信し、排水制御装置3
7bは汚泥廃棄信号の受信時に制御バルブ33を予め設
定したタイマー時間毎に、もしくはレベル計(図示省
略)の上限水位信号を受けて設定時間(約5秒)にわた
って開栓し、この動作を汚泥廃棄信号が消えた後におい
ても所定時間継続する。
【0020】以下、上記した構成における作用を説明す
る。計測操作の1サイクルの初期状態において試料皿1
1は加熱計量室5の天秤皿9の上にある。パーソナルコ
ンピュータ37は、加熱計量室5の扉装置14を開放
し、ロボットハンド15を操作して試料皿11を採取位
置へ移動する。次に、汚泥供給系16の給泥バルブ19
bを設定開放時間だけ開栓して、供給ノズル20に設定
採取用量の汚泥を供給する。給泥バルブ19bを閉栓し
た後に設定経過時間を経た時点で、供給ノズル20に接
続した圧縮空気供給系22の給気バルブ22aを開栓し
て、供給ノズル20の先端部20bの汚泥を圧縮空気で
押し出して汚泥試料を試料皿11に切り出す。
る。計測操作の1サイクルの初期状態において試料皿1
1は加熱計量室5の天秤皿9の上にある。パーソナルコ
ンピュータ37は、加熱計量室5の扉装置14を開放
し、ロボットハンド15を操作して試料皿11を採取位
置へ移動する。次に、汚泥供給系16の給泥バルブ19
bを設定開放時間だけ開栓して、供給ノズル20に設定
採取用量の汚泥を供給する。給泥バルブ19bを閉栓し
た後に設定経過時間を経た時点で、供給ノズル20に接
続した圧縮空気供給系22の給気バルブ22aを開栓し
て、供給ノズル20の先端部20bの汚泥を圧縮空気で
押し出して汚泥試料を試料皿11に切り出す。
【0021】次に、扉装置14を開放し、汚泥試料10
を採取した試料皿11をロボットハンド15で天秤皿9
に載置し、扉装置14を閉じて電子天秤8で採取した汚
泥試料の重量を計測し、計測した値を記憶する。ランプ
コントローラ35はハロゲンランプ装置12を所定の出
力で点灯し、汚泥試料10を設定温度に加熱し、汚泥試
料10を乾燥させる。乾燥工程の終了時における電子天
秤8による計測重量を蒸発残留物の重量として記憶す
る。
を採取した試料皿11をロボットハンド15で天秤皿9
に載置し、扉装置14を閉じて電子天秤8で採取した汚
泥試料の重量を計測し、計測した値を記憶する。ランプ
コントローラ35はハロゲンランプ装置12を所定の出
力で点灯し、汚泥試料10を設定温度に加熱し、汚泥試
料10を乾燥させる。乾燥工程の終了時における電子天
秤8による計測重量を蒸発残留物の重量として記憶す
る。
【0022】次に、指示調節計36によりハロゲンラン
プ装置12の出力を増し、試料皿11に残る蒸発残留物
を設定温度に加熱し、汚泥試料10を強熱灰化する。強
熱灰化工程の終了時における電子天秤8による計測重量
を強熱残留物の重量として記憶し、強熱減量を算出す
る。次に、ロボットハンド15により試料皿11を加熱
計量室5から取り出し、試料皿11を廃棄位置で吸引系
17に対応させる。吸引ブロア23を駆動して試料皿1
1の強熱残留物を吸引除去し、吸引した灰を集灰缶24
に貯留する。加熱計量室5の扉装置14を開放し、ロボ
ットハンド15により試料皿11を天秤皿の計測位置に
戻す。その後、脱臭ファン13によって加熱計量室5の
空気を排気することにより加熱計量室5および試料皿1
1を冷却し、初期状態に復帰する。
プ装置12の出力を増し、試料皿11に残る蒸発残留物
を設定温度に加熱し、汚泥試料10を強熱灰化する。強
熱灰化工程の終了時における電子天秤8による計測重量
を強熱残留物の重量として記憶し、強熱減量を算出す
る。次に、ロボットハンド15により試料皿11を加熱
計量室5から取り出し、試料皿11を廃棄位置で吸引系
17に対応させる。吸引ブロア23を駆動して試料皿1
1の強熱残留物を吸引除去し、吸引した灰を集灰缶24
に貯留する。加熱計量室5の扉装置14を開放し、ロボ
ットハンド15により試料皿11を天秤皿の計測位置に
戻す。その後、脱臭ファン13によって加熱計量室5の
空気を排気することにより加熱計量室5および試料皿1
1を冷却し、初期状態に復帰する。
【0023】上述した計測時において、排水系18では
機器冷却排水系の冷却水排水管路31から機器冷却排水
が排水槽27へ流入し、排水槽27から排水サイフォン
管路28を通って排水が槽外へ流れ出る。この排水操作
の通常状態においては、排水サイフォン管路28はその
頂部28cがサイフォンの成立する満管状態とならず、
排水は攪拌槽26から排水槽27への流入量に見合って
排水サイフォン管路28の頂部28cを越流して槽外へ
流れ出る。このとき、排水槽27内に没した部分の排水
サイフォン管路28は満管状態であり、排水サイフォン
管路28に存在する排水が、装置の内外の連通を遮断す
る水封作用を発揮し、外部の空気が計測精度に影響を及
ぼすことがない。
機器冷却排水系の冷却水排水管路31から機器冷却排水
が排水槽27へ流入し、排水槽27から排水サイフォン
管路28を通って排水が槽外へ流れ出る。この排水操作
の通常状態においては、排水サイフォン管路28はその
頂部28cがサイフォンの成立する満管状態とならず、
排水は攪拌槽26から排水槽27への流入量に見合って
排水サイフォン管路28の頂部28cを越流して槽外へ
流れ出る。このとき、排水槽27内に没した部分の排水
サイフォン管路28は満管状態であり、排水サイフォン
管路28に存在する排水が、装置の内外の連通を遮断す
る水封作用を発揮し、外部の空気が計測精度に影響を及
ぼすことがない。
【0024】パーソナルコンピュータ37は、汚泥試料
を採取する操作サイクルの始めにおいて、汚泥加圧ポン
プ19aを駆動し、給泥バルブ19bを開栓して現在に
おいて本管を流れる汚泥と同質の新たな汚泥をリアルタ
イムに取り込んで、汚泥供給系16および供給ノズル2
0に導くとともに、汚泥供給系16および供給ノズル2
0内に残留する汚泥を廃棄し、汚泥試料を廃棄汚泥とし
て満水状態の攪拌槽26へ投棄し、汚泥廃棄信号を排水
制御装置37bに発信する。汚泥は機器冷却排水によっ
て希釈されてオーバーフローで排水槽27へ越流する。
を採取する操作サイクルの始めにおいて、汚泥加圧ポン
プ19aを駆動し、給泥バルブ19bを開栓して現在に
おいて本管を流れる汚泥と同質の新たな汚泥をリアルタ
イムに取り込んで、汚泥供給系16および供給ノズル2
0に導くとともに、汚泥供給系16および供給ノズル2
0内に残留する汚泥を廃棄し、汚泥試料を廃棄汚泥とし
て満水状態の攪拌槽26へ投棄し、汚泥廃棄信号を排水
制御装置37bに発信する。汚泥は機器冷却排水によっ
て希釈されてオーバーフローで排水槽27へ越流する。
【0025】図3に示すように、汚泥廃棄信号を受信し
た排水制御装置37bは、制御バルブ33を予め設定す
る所定時間(5秒)だけ開栓し、圧力水管32を通して
供給する圧力水をノズル部34から排水サイフォン管路
内にジェット水として噴出する。排水サイフォン管路2
8にジェット水が流れると、そのエジェクタ効果によっ
て排水サイフォン管路28の基端側開口28aの周囲の
槽内水および汚泥が吸い込まれ、サイフォンの成立が誘
起される。このため、少量のジェット水によってサイフ
ォンが成立し、ジェット水が噴出する間にエジェクタ効
果によって排水槽27の底部に滞留する汚泥を排水サイ
フォン管路28に吸引して排出する。排水サイフォン管
路28は基端側開口28aが排水槽27の中央部の槽底
部付近に開口することにより、槽底部に滞留する汚泥を
効率良く吸い込むことができる。
た排水制御装置37bは、制御バルブ33を予め設定す
る所定時間(5秒)だけ開栓し、圧力水管32を通して
供給する圧力水をノズル部34から排水サイフォン管路
内にジェット水として噴出する。排水サイフォン管路2
8にジェット水が流れると、そのエジェクタ効果によっ
て排水サイフォン管路28の基端側開口28aの周囲の
槽内水および汚泥が吸い込まれ、サイフォンの成立が誘
起される。このため、少量のジェット水によってサイフ
ォンが成立し、ジェット水が噴出する間にエジェクタ効
果によって排水槽27の底部に滞留する汚泥を排水サイ
フォン管路28に吸引して排出する。排水サイフォン管
路28は基端側開口28aが排水槽27の中央部の槽底
部付近に開口することにより、槽底部に滞留する汚泥を
効率良く吸い込むことができる。
【0026】排水サイフォン管路28のサイフォンが成
立すると、排水槽27の排水が排水サイフォン管路28
を通して急速に槽外へ流出し、同時に排水槽27の汚泥
を排出する。排水槽27の水位が低下して、排水サイフ
ォン管路28の基端側開口28aが水面上に露出した時
点でサイフォンがブレイクして排水を停止する。この状
態で、排水槽27の水位は攪拌槽26から排水が越流す
るにしたがって上昇し、排水が排水サイフォン管路28
の頂部28cを越流する位置まで回復し、この次の注水
時まで通常状態を維持する。そして、予め設定したタイ
マー時間毎に、もしくはレベル計の上限水位信号を受け
た時に上述した操作を繰り返し、この動作を汚泥廃棄信
号が消えた後においても所定時間継続する。
立すると、排水槽27の排水が排水サイフォン管路28
を通して急速に槽外へ流出し、同時に排水槽27の汚泥
を排出する。排水槽27の水位が低下して、排水サイフ
ォン管路28の基端側開口28aが水面上に露出した時
点でサイフォンがブレイクして排水を停止する。この状
態で、排水槽27の水位は攪拌槽26から排水が越流す
るにしたがって上昇し、排水が排水サイフォン管路28
の頂部28cを越流する位置まで回復し、この次の注水
時まで通常状態を維持する。そして、予め設定したタイ
マー時間毎に、もしくはレベル計の上限水位信号を受け
た時に上述した操作を繰り返し、この動作を汚泥廃棄信
号が消えた後においても所定時間継続する。
【0027】汚泥の廃棄操作を終了して後に、給泥バル
ブ19bを閉栓して汚泥の供給を一旦停止し、給気バル
ブ22aを開栓して圧縮空気供給系22から圧縮空気を
供給ノズル20の先端部20bに供給する。この圧縮空
気は供給ノズル20の頂部側に作用し、供給ノズル先端
部20bに残留する汚泥をノズル外へ押し出して除去す
るとともに、ノズル内を洗浄する。
ブ19bを閉栓して汚泥の供給を一旦停止し、給気バル
ブ22aを開栓して圧縮空気供給系22から圧縮空気を
供給ノズル20の先端部20bに供給する。この圧縮空
気は供給ノズル20の頂部側に作用し、供給ノズル先端
部20bに残留する汚泥をノズル外へ押し出して除去す
るとともに、ノズル内を洗浄する。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常時に
排水は攪拌槽から排水槽への流入量に見合って排水サイ
フォン管路の頂部を越流して槽外へ流出し、排水槽内に
没した部分の排水サイフォン管路に存在する排水が、装
置の内外の連通を遮断する水封作用を発揮し、外部の空
気が計測精度に影響を及ぼすことがない。汚泥の廃棄時
には、圧力水管路から噴出する少量のジェット水によっ
てサイフォンが成立し、そのエジェクタ効果によって排
水サイフォン管路の開口の周囲の槽内水および汚泥を吸
い込んで排出することができ、サイフォンの成立後はサ
イフォン効果によって排水槽内の排水と汚泥を排出する
ことができる。したがって、排水機器を介することな
く、汚泥の排出を行なうことで異物による目詰まりを防
止し、かつ配管における外部との連通を遮断することが
できる。
排水は攪拌槽から排水槽への流入量に見合って排水サイ
フォン管路の頂部を越流して槽外へ流出し、排水槽内に
没した部分の排水サイフォン管路に存在する排水が、装
置の内外の連通を遮断する水封作用を発揮し、外部の空
気が計測精度に影響を及ぼすことがない。汚泥の廃棄時
には、圧力水管路から噴出する少量のジェット水によっ
てサイフォンが成立し、そのエジェクタ効果によって排
水サイフォン管路の開口の周囲の槽内水および汚泥を吸
い込んで排出することができ、サイフォンの成立後はサ
イフォン効果によって排水槽内の排水と汚泥を排出する
ことができる。したがって、排水機器を介することな
く、汚泥の排出を行なうことで異物による目詰まりを防
止し、かつ配管における外部との連通を遮断することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態を示す計測装置の摸式図で
ある。
ある。
【図2】同計測装置の機器冷却水の排水経路を示す摸式
図である。
図である。
【図3】同装置のタイムチャートである。
1 計測装置 2 計測装置本体 3 計測制御盤 4 汚泥採取室 5 加熱計量室 5a 開口 6 電子天秤室 7 廃棄室 8 電子天秤 9 天秤皿 10 汚泥試料 11 試料皿 12 ハロゲンランプ装置 13 脱臭ファン 14 扉装置 15 ロボットハンド 16 汚泥供給系 17 吸引系 18 排水系 19a 汚泥加圧ポンプ 19b 給泥バルブ 20 供給ノズル 20a ノズル口 20b 先端部 22 圧縮空気供給系 23 吸引ブロア 24 集灰缶 25 投入口部 26 攪拌槽 26a 越流堰 27 排水槽 28 排水サイフォン管 28a 基端側開口 28b 先端側開口 28c 頂部 29 攪拌器 30 冷却水供給管路 31 冷却水排水管路 32 圧力水管路 33 制御バルブ 34 ノズル部 35 ランプコントローラ 36 指示調節計 37 パーソナルコンピュータ 37a 汚泥供給制御装置 37b 排水制御装置 38 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 誠 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 Fターム(参考) 4D059 BB01 BB02 BB04 CA21 CA28 CB19 EA01 EA20 EB20
Claims (1)
- 【請求項1】 汚泥試料を供給ノズルに供給する汚泥供
給系と、供給ノズルに対向して開口し、汚泥供給系の余
剰な汚泥を投棄する攪拌槽と、攪拌槽からオーバーフロ
ーで汚泥排水が流入する排水槽と、排水槽の汚泥排水を
排水する排水サイフォン管路と、攪拌槽に連通する冷却
水排水管路と、排水サイフォン管路内に上方に向けてジ
ェット水を噴出する圧力水管路と、圧力水管路に介装し
た制御バルブと、制御バルブを制御する排水制御装置
と、汚泥供給系を制御する汚泥供給制御装置とを備え、 汚泥供給制御装置は、汚泥廃棄時に汚泥廃棄信号を排水
制御装置に発信し、排水制御装置は、汚泥廃棄信号の受
信時に制御バルブを開栓して、排水サイフォン管路内に
噴出してサイフォンの成立を誘起することを特徴とする
汚泥分析計の排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36356099A JP3611024B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 汚泥分析計の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36356099A JP3611024B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 汚泥分析計の排水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001174387A true JP2001174387A (ja) | 2001-06-29 |
JP3611024B2 JP3611024B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=18479624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36356099A Expired - Fee Related JP3611024B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 汚泥分析計の排水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3611024B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111699028A (zh) * | 2017-12-27 | 2020-09-22 | 欧萨斯能源环境设备有限公司 | 用于除去液态盐的具有排出部的装置以及方法 |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36356099A patent/JP3611024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111699028A (zh) * | 2017-12-27 | 2020-09-22 | 欧萨斯能源环境设备有限公司 | 用于除去液态盐的具有排出部的装置以及方法 |
CN111699028B (zh) * | 2017-12-27 | 2023-04-04 | 克里斯托夫全球影响有限公司 | 用于除去液态盐的具有排出部的装置以及方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3611024B2 (ja) | 2005-01-19 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040903 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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