JP2001171758A - 保温袋 - Google Patents

保温袋

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Publication number
JP2001171758A
JP2001171758A JP36206899A JP36206899A JP2001171758A JP 2001171758 A JP2001171758 A JP 2001171758A JP 36206899 A JP36206899 A JP 36206899A JP 36206899 A JP36206899 A JP 36206899A JP 2001171758 A JP2001171758 A JP 2001171758A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat insulating
bag
pot
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP36206899A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kaneko
隆 金子
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KANEMASU KK
Original Assignee
KANEMASU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】調理物をある程度煮炊きした後は、ガス等の熱
源を使用することなく、既存の通常の鍋でもとろ火炊き
ができるようにする。 【解決手段】保温袋を、表地と裏地を抗菌性を有するキ
チン・キトサンと保湿効果を有するレーヨンを融合して
紡いだ繊維により形成した布で形成し、芯材として低密
度ポリエチレン樹脂を発泡させて形成した断熱性を有す
る樹脂シートを介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理物をある程度
煮炊きした後は、ガス等の熱源を使用しなくても、とろ
火炊きができるようにした保温袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、煮炊き等の調理において、とろ火
炊きをする場合、強火にて調理物をある程度煮炊きした
後、ガス等の熱源を小さくして時間をかけてじっくりと
調理をすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため調理者は、調
理物が焦付かないようにするため、常に調理物の水或い
は出し汁が無くならないように気を遣わなければならな
いと云う煩わしさがある。又、長時間燃料を使用するた
め、燃料費が嵩むだけではなく、延いては資源の無駄と
なる問題も生じていた。
【0004】前記従来の問題を解消するものとして、と
ろ火炊きができるようにした専用の保温鍋があるが、高
価なものであり、又、断熱材で形成した収納筐に煮炊き
した調理物を鍋ごと入れてそこでとろ火炊き効果を上げ
るようにしたものが提案されているが、鍋の大きさや形
に制約があり専用の鍋を必要とし、且つ該筐は使用して
いないときでも載置場所を必要とするという問題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は前記従
来の問題点に鑑みて為されたものであって、既存の通常
の鍋を使用して、ガス等の熱源を使用しなくてもとろ火
炊きができるようにし、且つ保管場所も必要としない保
温袋を提案せんとするもので、表地と裏地の少なくとも
一方を抗菌性を有するキチン・キトサンと保湿効果を有
するレーヨンを融合して紡いだ繊維により形成した布で
形成し、芯材として低密度ポリエチレン樹脂を発泡させ
て形成した断熱性を有する樹脂シートを介在させたこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に随って詳細に説明する。1は調理用鍋2等を収納す
るように成された保温袋であって、表地11と裏地12
は抗菌性を有するキチン・キトサンと保湿度果を有する
レーヨンを融合して紡いだ繊維により形成した布により
形成され、その間には芯材として低密度ポリエチレン樹
脂を発泡させて形成した断熱性を有する樹脂シート1
3,13,…が複数枚積層されて構成された略四角形状
を成す生地によって形成されている。尚、樹脂シート1
3,13,…の積層は、7〜13枚程度が好ましく(実
施例では11枚積層した。)、6枚以下であると保温効
果が低くなり、14枚以上になると生地が厚くなり折り
畳み難くなる。
【0007】前記保温袋1を形成するには、前記生地の
四つの角部の内、三つの角部a,b,cを生地の中央に
折り込んで、夫々の接合片a1とb1及びb2とc1を
縫合3,3して袋状部14を形成する。残りの一片dは
開閉自在な蓋15とする。尚、上記生地に適宜間隔を存
してステッチ縫い4,4,…を施すことは芯材としての
樹脂シート13,13,…を安定させることができるた
め推奨される。又、蓋15の内側縁部151と該縁部1
51に対応する袋状部14の上面の対応部141,14
1に係止手段、例えばマジックテープ16、17等を設
けることは、保温袋1を密封することができるため推奨
される。又、袋状部14に設ける係止手段を複数とする
ことにより、収納する鍋2の大きさに応じて係止部を適
宜変えることができるので、収納した鍋2を安定して収
納密封することができる。
【0008】
【実施例】本実施例では、表地11と裏地12にオーミ
ケンシ株式会社製のクラビオンを使用し、樹脂シートに
はSNUG SHIN社製のFLOTEXを使用した。
尚、実施例では表地と裏地をクラビオンによって形成し
たが、表地と裏地のいずれか一方をクラビオンによって
形成し、他方を他の素材で形成した布を使用しても目的
を達成することができるが、両方にクラビオンを使用し
た方がより保温効果を高めることができるため推奨され
る。 〔実験1〕先ず、3個の鍋を用意し、夫々に1.8lの
水を入れ沸騰させた後、1つを保温袋に入れ密封し、1
つをシーツに包み、1つをそのまゝ室温(19℃)に放
置し、10分間隔で温度の下がり具合を調べた。その結
果は表1の通りである。
【表1】 これを具体的に数字で示すと表2のようになる。
【表2】 これらの表からも分かるように、実験開始から3時間
(180分)を経過したとき室温に放置したものは、2
0.8度と室温近くまで温度が低下したのに対し、本発
明の保温袋1に入れたものは50.5度と温度が高く、
シーツに包んだものと比較しても11度も高く、保温効
果が高いことが分かる。
【0009】〔実験2〕鍋にじゃがいも30個を入れ、
水、出し汁、調味料等を加えガスコンロで加熱させ、沸
騰後3分間煮込み、じゃがいもがまだ固いうちに火を止
め、それを鍋ごと保温袋1に入れて密封し、20分間放
置した。その結果、じゃがいもは軟らかく煮上がり、味
も中まで充分に沁み込んでいた。この実験により、本発
明の保温袋1はとろ火炊きもできることが判明した。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1によ
れば、表地と裏地の少なくとも一方を抗菌性を有するキ
チン・キトサンと保湿効果を有するレーヨンを融合して
紡いだ繊維により形成した布で形成し、芯材として低密
度ポリエチレン樹脂を発泡させて形成した断熱性を有す
る樹脂シートを介在させたので、保温効果が高く、調理
物を鍋ごと保温できるだけではなく、通常の鍋でもその
まゝとろ火炊きをすることができるため、調理物を焦が
したりする心配のなく容易に行うことができるだけでは
なく、調理物の変質を防止することができる。又、ガス
等の熱源を使用しないので、燃料費の削減を図ることが
できる。更に、本発明による保温袋は、小さく折り畳め
ることができるので、収納場所を取らないという利点が
ある。
【0011】又、請求項2によれば、樹脂シートを複数
枚積層させたので、保温効果をより一層高めることがで
きる等実用上有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例を示す保温袋の斜視図
【図2】同上の一部拡大縦断面図
【図3】使用状態を示す縦断面図
【符号の説明】
1 保温袋 11 表地 12 裏地 13 樹脂シート 2 鍋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AD14 BA27 BA44 BA60 BB04 BC20 EA01 EA18 EA30 GA01 HN21 3E067 AA21 AB59 AC01 BA20A BB05A BB15A BB24A BB25A BC10A CA18 CA30 EA22 EB17 FA01 FC01 GA11 GB20 GC05 4B002 AA21 BA59 CA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表地と裏地の少なくとも一方を抗菌性を
    有するキチン・キトサンと保湿効果を有するレーヨンを
    融合して紡いだ繊維により形成した布で形成し、芯材と
    して低密度ポリエチレン樹脂を発泡させて形成した断熱
    性を有する樹脂シートを介在させたことを特徴とする保
    温袋。
  2. 【請求項2】 樹脂シートを複数枚積層させたことを特
    徴とする請求項1に記載の保温袋。
JP36206899A 1999-12-21 1999-12-21 保温袋 Pending JP2001171758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161018A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Sayoko Nishio 煮物鍋の保温カバー
JP2021529705A (ja) * 2018-07-04 2021-11-04 クール グローバル ソリューションズ ピーティーワイ リミテッドKool Global Solutions Pty Ltd 断熱コンテナ

Cited By (3)

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