JP2001171678A - 注入容器 - Google Patents

注入容器

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JP2001171678A
JP2001171678A JP35382799A JP35382799A JP2001171678A JP 2001171678 A JP2001171678 A JP 2001171678A JP 35382799 A JP35382799 A JP 35382799A JP 35382799 A JP35382799 A JP 35382799A JP 2001171678 A JP2001171678 A JP 2001171678A
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JP
Japan
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main body
toner
container
present
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP35382799A
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English (en)
Inventor
Hidejiro Tanaka
秀二郎 田中
Akihiko Noguchi
昭彦 野口
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Toli Corp
Original Assignee
Toli Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目地充填作業において目地充填材料を調色する
際のトナーの調色作業等を大幅に簡略化し、かつ誰もが
トナーの調色作業が容易にできるようにすることによ
り、目地処理作業の効率を大幅に向上させることを目的
とする。 【解決手段】ノズル部、及び本体部からなる容器におい
て、筒状の本体部が一定の容積を有し、その胴部が蛇腹
状であり、かつ当該本体部の底部が平面であることを特
徴とする注入容器、及び球状、又は楕円体の本体部が一
定の容積を有し、当該本体部の中心部に線状の溝を設け
たことを特徴とする注入容器等を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】着色することを目的としてト
ナーを目地充填材料と混合する際、トナーの調色を必要
とせず、かつ当該樹脂に添加可能なトナー注入容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】昨今の床材をはじめとするインテリア市
場において、顧客の意匠性に対するニーズは向上してき
ている。かかる市場ニーズに伴い、床材の接合部を埋め
合わせる施工、即ち目地施工においても意匠性の向上が
求められている。例えば、目地充填材料の色彩の付与、
又は金属等による金属色や光沢の付与、さらには、着色
繊維、又はチップの添加等により、意匠性の向上が図ら
れている。このような状況の中、目地充填材料に色彩を
付与する場合、目地施工作業時に複数のトナーを適宜混
合、調色し、当該目地充填材料に添加することが一般的
に行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかし、施工現場でトナーを適宜混合、調
色し、目地充填材料に添加、攪拌等をして着色する作業
は施工作業者にとって非常に煩雑であった。とりわけ、
トナーの調色においては施工現場で正確なトナーの計量
等を行うことは困難であるため、調色の際は当施工作業
者の勘等により、調色され、かつこのような場合にはあ
る程度の熟練が要求されていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】そこで、本発明は上記調色という煩雑、か
つ熟練を要する作業を無くし、効率よく目地充填材料を
着色することを目的とし、ノズル部、及び本体部からな
る容器において、筒状の本体部が一定の容積を有し、そ
の胴部が蛇腹状であり、かつ当該本体部の底部が平面で
あることを特徴とする注入容器、及び球状、又は楕円体
の本体部が一定の容積を有し、当該本体部の中心部に線
状の溝を設けたことを特徴とする注入容器等を提供する
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を例示図
面を参照して詳細説明する。図1の(a)には本発明の
注入容器の一例の縦断面図を、図2の(a)には同容器
の一例の側面図を、図3の(a)には同容器の一例の正
面図を示す。
【0007】本発明の注入容器を構成する素材はポリオ
レフィン系樹脂、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ブテン1共重合体の
各種共重合樹脂等慣用的に使用されている熱可塑性樹脂
を用いることができるがコスト面からポリエチレン樹
脂、又はポリプロピレン樹脂が好適である。
【0008】本発明の容器には本体部1が設けてあり、
当該本体部1にトナーが封入される。所定量のトナーを
封入できるよう本体部1の容積はトナーを封入した場
合、所定量となるように成型する。
【0009】また、本発明の注入容器は発明の目的から
本体部1に封入されているトナーを簡単に押出せる構造
を採る必要性がある。即ち本体部1に封入されているト
ナーを無駄無く、簡単に押出せることが必要となる。
【0010】従って、本発明の容器の本体部1に封入さ
れているトナーを上記したように無駄無く、簡単に押出
せることが必要であることから、一例として図1(a)
又は図2(a)に示すように胴部の形状が凸部2、及び
凹部3からなる蛇腹状であることが望ましい。当該蛇腹
構造を設けることにより、本体部1の圧縮が容易とな
り、本体部1にトナーを殆ど残存させることなく押出す
ことができる。
【0011】図1(a)に示す本発明容器の一例のトナ
ーを押出す前後の状態の縦断面図を図5(a)、及び図
6(a)に示す。当該図面に示すように、トナーを押出
した後にもノズル部5にトナー11が残存する状態にな
る。したがって、該残存量分のトナーの添加量が減少す
るのを防止し、本体部1に封入されたトナーを正確に取
り出すためには、容器には図5(a)に示すようにトナ
ーをノズル部の最上部まで封入しておくことが望まし
い。
【0012】また、本体部の底面4はトナーを押出す際
の扱い易さの観点から平面であることが望ましい。尚、
図3(a)、及び図4(a)は各々本発明容器の一例の
正面図、及び底面図を示すが、本体部1の底面4も含め
た蛇腹状の凸部2、又は凹部3は円形、三角形、四角形
等任意の多角形にすることも可能であり、蛇腹状の凸部
2、凹部3、及び底面部4の形状は必ずしも全て同一で
ある必要はない。
【0013】また、本体部1における上面部7、蛇腹状
の凸部2、及び底面部4の一辺、又は直径の長さL1は
任意に設定することができるが取り扱い易さ等より20
mm〜60mmが好適である。また、蛇腹状の凹部3の
一辺、又は直径の長さl1も上記L1より小さければ任
意に設定することができるが、取り扱い易さ等より30
mm〜100mmが好適である。また、本体部分の高さ
Hも任意に設定することができるが、同様の理由により
20mm〜60mmが好適である。
【0014】さらに、図1(b)、図2(b)、及び図
3(b)に示すように押出す際の本体部分からのトナー
の流れをより円滑にするために本体部分とノズル部分と
の間にテーバー部Tを設けてもよい。
【0015】テーバー部は図16に示すテーバー部の下
部面の面積S2が本体部の上部面全体の面積S1の20
%〜60%が好ましい。さらに、テーバー部Tの上部面
の面積S3は同下部面の面積S2の75%〜95%程度
が好適である。また、テーバー部の高さh1はノズル部
5’の高さの5%〜20%が好ましい。
【0016】本発明の他の一例を図7乃至図11に示
す。図7乃至図11の各図面において、(a)は本体部
とノズル部の間にテーバーを設けない本発明容器を、
(b)は本体部とノズル部の間にテーバー部T’を設け
た本発明容器の一例を示す。本体部は球状、略球状、楕
円体、又は略楕円体であればよい。
【0017】図7乃至図11の各(b)には本体部とノ
ズル部の間にテーバー部T’を設けたものを示す。テー
バー部T’を設ける理由としては上記本体部が蛇腹状の
本発明注入容器と同様、トナーを押出す際の流動性を向
上させるためである。
【0018】本体部が球状等の容器については図14に
示すようにテーバー部の下部面の面積S5が本体部の中
心部の断面積S4の20%〜60%が好ましい。さら
に、テーバー部分の上部面の面積S6は同下部面の面積
S5の75%〜95%程度が好適である。さらに、テー
バー部T’の高さh1’はノズル部10’の高さの5%
〜20%が好ましい。
【0019】本体部が球状等の場合、トナーを押出す前
後の状態を示す図11(a)、(b)、及び図12
(a)、(b)からも分かるように、本体部の底部を親
指等で押圧をかけ、球状等である本体部分の下半分を上
半分にめり込ませることにより本体部8、8’に封入さ
れているトナーを押出す状態になるため、当該トナーを
無駄無く押出すためにはトナーを押出した際、本体部分
の下半分と上半分の内壁同士がほぼ重なるようにするこ
とが必要となる。
【0020】従って、かかる状態に容易になるようにす
るために、図7、又は図8の各々9、9’に示すように
本体部8、8’の中心部の側壁に溝を線状に設けること
が好ましい。当該溝は本体部8、8’の外側の側面に設
けてもよいし、内側の側面に設けてもよく、内側、及び
外側の双方に設けても良い。尚、図7、及び図8の各
(a)、(b)には上記溝を外側に設けた場合を示す。
【0021】また、本体部における中心部の直径l2も
任意に設定することができるが、上記同様取り扱い易さ
等の観点から20mm〜60mmが好適である。
【0022】本体部の上部には図1、及び図7に示すよ
うにノズル部5、5’、10、10’が設けてある。ノ
ズル部の縦断面図を図18に示す。当該ノズル部によ
り、トナーの垂れ等を防止することができる。また、当
該ノズルの長さHは任意に設定することができるが取り
扱い易さの観点から30mm〜90mmが好適である。
また、内径Rは3mm〜10mmが好適である。
【0023】かかる形状の容器にトナーを封入し、当該
ノズルの先端を封じる。先端を封じた状態のノズル先端
の部分拡大図の例を図13乃至15に示す。
【0024】封じる方法としては、慣用的に用いられて
いる方法、例えば、ヒートシール、キャップ等によって
封じる方法を用いるとよい。図13乃至図15にノズル
先端を封じた状態の一部を例示する。使用時にはヒート
シール部の切除、キャップの除去等により、トナーを取
り出せる状態にする。さらに、親指等で本体部分の底面
を押すことにより、トナーを前述したように押出す。
【0025】尚、本発明の容器に封入するトナーを予め
所定の色に調色したものでも良いし、また、目地充填材
料をある特定色に着色するために必要な色数、及び所定
量のトナーが入る各種本体部分の容積をもつ複数の本発
明の容器に封入し、使用時に各々の容器から各々のトナ
ーを順次取り出し、目地充填材料に添加、混合等をする
こともできる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下のような効果を奏する。即ち、本発明の容器
により、トナーの調色作業等が不要となり、従来はトナ
ーの調色作業等は作業者個人の熟練による経験や勘等が
必要とされてきたが、かかる熟練等に依存することな
く、誰もがトナーの調色作業が容易にできるようにな
る。従って、目地充填処理作業において目地充填材料の
着色作業を大幅に簡略化がすることができ、総体的に目
地充填処理作業の効率が著しく向上する。
【0027】さらに、トナーの調色作業の際、作業者が
トナーにより周辺部を汚したり、或いは衣類を汚したり
することは殆どなくなるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の一例を示す縦断面図である。
【図2】 本発明容器の一例を示す側面図である。
【図3】 本発明容器の一例を示す正面図である。
【図4】 本発明容器の一例を示す底面図である。
【図5】 本発明容器にトナーが注入された状態の一例
を示す縦断面図である。
【図6】 本発明容器にトナーを押出した後の状態の一
例を示す縦断面図である。
【図7】 本発明容器の他の一例を示す縦断面図であ
る。
【図8】 本発明容器の他の一例を示す側面図である。
【図9】 本発明容器の他の一例を示す正面図である。
【図10】本発明容器の他の一例を示す底面図である。
【図11】本発明容器にトナーが注入された状態の他の
一例を示す縦断面図である。
【図12】本発明容器にトナーを押出した後の状態の一
例を示す縦断面図である。
【図13】ノズル部先端をシーリングした一例の部分拡
大図を示す。
【図14】ノズル部先端をシーリングした他の一例の部
分拡大図を示す。
【図15】ノズル部先端をキャップにて封じた一例の部
分拡大図を示す。
【図16】テーバー部を有した本発明容器の一例を斜視
した部分拡大図を示す。
【図17】テーバー部を有した本発明容器の他の一例を
斜視した部分拡大図を示す。
【図18】ノズル部の縦断面図を示す。
【符号の説明】
1、1’、8、8’ 本体部 2、2’ 蛇腹凸部 3、3’ 蛇腹凹部 4、4’ 底面部 5、5’、10、10’ ノズル部 T、T’ テーバー部 7、7’ 上面部 9、9’ 溝部 11、12 トナー 15 キャップ H、H’ 本体部の高さ H1、H1’、H2、H2’ノズル部の高さ h1、h1’ テーバー部の高さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル部、及び本体部からなる容器におい
    て、筒状の本体部が一定の容積を有し、その胴部の形状
    が蛇腹状であり、かつ当該本体部の底部が平面であるこ
    とを特徴とする注入容器
  2. 【請求項2】ノズル部、及び本体部からなる容器におい
    て、球状、又は略球状、若しくは楕円体、又は略楕円体
    の本体部が一定の容積を有することを特徴とする注入容
  3. 【請求項3】本体部の中心部の表面、又は/及び内側に
    線状の溝を設けた請求項2の注入容器
  4. 【請求項4】ノズル部と本体部の間にテーバーを有する
    請求項1乃至3の注入容器
JP35382799A 1999-12-14 1999-12-14 注入容器 Pending JP2001171678A (ja)

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