JP2001171077A - ウェブ印刷機のための紙取られ防止装置及び方法 - Google Patents
ウェブ印刷機のための紙取られ防止装置及び方法Info
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- JP2001171077A JP2001171077A JP2000337388A JP2000337388A JP2001171077A JP 2001171077 A JP2001171077 A JP 2001171077A JP 2000337388 A JP2000337388 A JP 2000337388A JP 2000337388 A JP2000337388 A JP 2000337388A JP 2001171077 A JP2001171077 A JP 2001171077A
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/18—Web break detection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41P—INDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
- B41P2233/00—Arrangements for the operation of printing presses
- B41P2233/20—Safety devices preventing damage
- B41P2233/22—Safety devices preventing damage by deviating the web in case of web break
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェブ印刷機における紙取られを回避するの
に役立つ単純かつ信頼できる装置を提供する。 【解決手段】 ウェブ印刷機の破損したウェブを検出す
るためのセンサと、該センサによって制御されるドクタ
ブレード52とが設けられており、該ドクタブレード
が、外面から離れた第1の位置と、ドクタブレードが外
面に接触する第2の位置とを有している。
に役立つ単純かつ信頼できる装置を提供する。 【解決手段】 ウェブ印刷機の破損したウェブを検出す
るためのセンサと、該センサによって制御されるドクタ
ブレード52とが設けられており、該ドクタブレード
が、外面から離れた第1の位置と、ドクタブレードが外
面に接触する第2の位置とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してウェブ印刷
機、特に、印刷機の胴への破損したウェブの紙取られを
回避するための方法及び装置に関する。
機、特に、印刷機の胴への破損したウェブの紙取られを
回避するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブ印刷機は、紙等の材料の連続的な
ウェブを印刷する。例えば、ガフニー他に発行された米
国特許第5429048号明細書は、オフセット平版印
刷機を説明しており、この場合、印刷したい材料ウェブ
が一連の印刷ユニットを通過する。各印刷ユニットは、
版胴と、ブランケット胴と、圧胴とを有しており、この
圧胴は第2のブランケット胴であってよい。印像を有す
る版板は、版胴に固定されてよく、間隙のない管状のブ
ランケットがブランケット胴に固定されてよい。印刷作
業中、ウェブはブランケットと圧胴との間を通過する。
次いで、ウェブは、処理される前に乾燥機を通過してよ
い。
ウェブを印刷する。例えば、ガフニー他に発行された米
国特許第5429048号明細書は、オフセット平版印
刷機を説明しており、この場合、印刷したい材料ウェブ
が一連の印刷ユニットを通過する。各印刷ユニットは、
版胴と、ブランケット胴と、圧胴とを有しており、この
圧胴は第2のブランケット胴であってよい。印像を有す
る版板は、版胴に固定されてよく、間隙のない管状のブ
ランケットがブランケット胴に固定されてよい。印刷作
業中、ウェブはブランケットと圧胴との間を通過する。
次いで、ウェブは、処理される前に乾燥機を通過してよ
い。
【0003】ウェブ印刷機の運転中、例えばウェブにお
ける欠陥によりウェブの破損が生じる。印刷機を停止す
ることができる前に、破損したウェブが1つ又は2つ以
上の胴に巻き付き、胴の紙取られ(wrap-up)として知
られるものを生じる。紙取られは製品の損失及び機械停
止時間を生ぜしめる。なぜならば、胴に巻き取られたウ
ェブは除去されなければならず、これはしばしば時間の
無駄となるプロセスである。オフセット印刷機では、ブ
ランケット紙取られは、ブランケットの損傷及び印刷機
への損傷を生ぜしめる。
ける欠陥によりウェブの破損が生じる。印刷機を停止す
ることができる前に、破損したウェブが1つ又は2つ以
上の胴に巻き付き、胴の紙取られ(wrap-up)として知
られるものを生じる。紙取られは製品の損失及び機械停
止時間を生ぜしめる。なぜならば、胴に巻き取られたウ
ェブは除去されなければならず、これはしばしば時間の
無駄となるプロセスである。オフセット印刷機では、ブ
ランケット紙取られは、ブランケットの損傷及び印刷機
への損傷を生ぜしめる。
【0004】特に高速ウェブ印刷機、例えば2000フ
ィート(609.6m)毎分以上で運転する印刷機で
は、破損したウェブは急速にブランケットに巻き付くお
それがあり、著しい損傷及び停止時間を生ぜしめる。
ィート(609.6m)毎分以上で運転する印刷機で
は、破損したウェブは急速にブランケットに巻き付くお
それがあり、著しい損傷及び停止時間を生ぜしめる。
【0005】米国特許第5678484号明細書は、ウ
ェブ印刷機のための紙取られ防止装置を開示している。
紙取られ防止装置は、最終印刷ユニットの後及び乾燥機
の前に配置された独立ユニットである。紙取られ防止装
置は、ウェブ破損センサ及びローラを有しており、破損
したウェブに係合し、テンションを提供し、これにより
ウェブが最終印刷ユニットのブランケット胴に巻き付か
ないようにする。米国特許第5678484号明細書に
開示された装置は、ウェブキャッチャとも呼ばれる。な
ぜならば、この装置は、ブランケット紙取られを回避す
るために破損後にウェブを捕らえるからである。
ェブ印刷機のための紙取られ防止装置を開示している。
紙取られ防止装置は、最終印刷ユニットの後及び乾燥機
の前に配置された独立ユニットである。紙取られ防止装
置は、ウェブ破損センサ及びローラを有しており、破損
したウェブに係合し、テンションを提供し、これにより
ウェブが最終印刷ユニットのブランケット胴に巻き付か
ないようにする。米国特許第5678484号明細書に
開示された装置は、ウェブキャッチャとも呼ばれる。な
ぜならば、この装置は、ブランケット紙取られを回避す
るために破損後にウェブを捕らえるからである。
【0006】ウェブキャッチャは、概して、高価であ
り、複雑であり、精巧な電子機器及び保守を必要とし、
信頼性が変化することができるという欠点を有する。さ
らに、そのサイズにより、ウェブキャッチャは通常最後
の印刷ユニットの後にのみ使用することができ、ひいて
は、最後の印刷ユニットの前に例えばウェブ破損又はテ
ンションの欠落から印刷ユニットを保護するために、こ
れらの印刷ユニットの間に配置することはできない。ま
た、ウェブキャッチャは通常インライン2ウェブ印刷機
の上側のウェブに対して使用することができる。
り、複雑であり、精巧な電子機器及び保守を必要とし、
信頼性が変化することができるという欠点を有する。さ
らに、そのサイズにより、ウェブキャッチャは通常最後
の印刷ユニットの後にのみ使用することができ、ひいて
は、最後の印刷ユニットの前に例えばウェブ破損又はテ
ンションの欠落から印刷ユニットを保護するために、こ
れらの印刷ユニットの間に配置することはできない。ま
た、ウェブキャッチャは通常インライン2ウェブ印刷機
の上側のウェブに対して使用することができる。
【0007】米国特許第4676159号明細書は、ウ
ェブ印刷機の紙搬送又はガイドローラが組み込まれた紙
カッタを開示している。通常の運転時には、紙カッタは
後退させられており、搬送又はガイドローラの運転に影
響しない。ウェブの破損が検出されると、紙カッタはロ
ーラの周面を越えて裁断位置へ移動させられ、これによ
り、ウェブが裁断される。この装置は、誤作動した場合
にウェブが運転中に裁断されてしまうという欠点を有す
る。また、この装置がウェブを裁断する位置においてウ
ェブ裁断を有さないことが望ましい。さらに、この装置
は、通常のブランケット胴又は版胴に対して使用するこ
とができず、別個のガイド又は搬送ローラにおいてのみ
使用することができるという欠点を有する。
ェブ印刷機の紙搬送又はガイドローラが組み込まれた紙
カッタを開示している。通常の運転時には、紙カッタは
後退させられており、搬送又はガイドローラの運転に影
響しない。ウェブの破損が検出されると、紙カッタはロ
ーラの周面を越えて裁断位置へ移動させられ、これによ
り、ウェブが裁断される。この装置は、誤作動した場合
にウェブが運転中に裁断されてしまうという欠点を有す
る。また、この装置がウェブを裁断する位置においてウ
ェブ裁断を有さないことが望ましい。さらに、この装置
は、通常のブランケット胴又は版胴に対して使用するこ
とができず、別個のガイド又は搬送ローラにおいてのみ
使用することができるという欠点を有する。
【0008】欧州特許出願公告第0442824号明細
書は、ブランケット紙取られが開始した場合にウェブを
裁断するためののこ刃縁部を備えたブランケット紙取ら
れ検出装置を開示している。ウェブをのこ刃縁部に押し
付けるために押付けバーが使用されている。この装置は
印刷ユニットとは別個である。この装置は、のこ刃縁部
がウェブを裁断し損ねると、ブランケット紙取られが依
然として生じるという欠点を有する。さらに、この装置
がウェブを裁断する位置においてウェブ裁断を有さない
ことが望ましい。
書は、ブランケット紙取られが開始した場合にウェブを
裁断するためののこ刃縁部を備えたブランケット紙取ら
れ検出装置を開示している。ウェブをのこ刃縁部に押し
付けるために押付けバーが使用されている。この装置は
印刷ユニットとは別個である。この装置は、のこ刃縁部
がウェブを裁断し損ねると、ブランケット紙取られが依
然として生じるという欠点を有する。さらに、この装置
がウェブを裁断する位置においてウェブ裁断を有さない
ことが望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、ウェブ印刷機における紙取られを回避するのに
役立つ単純かつ信頼できる装置を提供することである。
択一的又は付加的な課題は、ウェブ印刷機における紙取
られを回避するための単純かつ信頼できる方法を提供す
ることである。
課題は、ウェブ印刷機における紙取られを回避するのに
役立つ単純かつ信頼できる装置を提供することである。
択一的又は付加的な課題は、ウェブ印刷機における紙取
られを回避するための単純かつ信頼できる方法を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙取られ防止
装置であって、ウェブ印刷機の破損したウェブを検出す
るためのセンサと、このセンサによって制御されるドク
タブレードとが設けられており、該ドクタブレードが、
該ドクタブレードがウェブ印刷機の胴の表面から分離さ
れている第1の位置と、前記ドクタブレードが胴の表面
に接触する第2の位置とを有しているような紙取られ防
止装置を提供する。通常運転中のドクタブレードは、第
1の位置を占めている。ウェブの破損がセンサによって
検出されると、ドクタブレードが、胴の表面に接触する
第2の位置へ移動させられ、これにより、ウェブが胴に
巻き付き始めるならば、ウェブが胴から離れるように逸
らされ、これにより紙取られを回避する。
装置であって、ウェブ印刷機の破損したウェブを検出す
るためのセンサと、このセンサによって制御されるドク
タブレードとが設けられており、該ドクタブレードが、
該ドクタブレードがウェブ印刷機の胴の表面から分離さ
れている第1の位置と、前記ドクタブレードが胴の表面
に接触する第2の位置とを有しているような紙取られ防
止装置を提供する。通常運転中のドクタブレードは、第
1の位置を占めている。ウェブの破損がセンサによって
検出されると、ドクタブレードが、胴の表面に接触する
第2の位置へ移動させられ、これにより、ウェブが胴に
巻き付き始めるならば、ウェブが胴から離れるように逸
らされ、これにより紙取られを回避する。
【0011】
【発明の効果】紙取られ防止装置は、印刷機内のあらゆ
る印刷ユニットに隣接して配置されるように十分に小さ
な装置を用いて、紙取られの信頼できかつ容易な回避を
可能にする。したがって、ウェブの破損が印刷ユニット
内で生じても、紙取られが回避される。有利には、ウェ
ブは、本発明の装置によって切断されない。
る印刷ユニットに隣接して配置されるように十分に小さ
な装置を用いて、紙取られの信頼できかつ容易な回避を
可能にする。したがって、ウェブの破損が印刷ユニット
内で生じても、紙取られが回避される。有利には、ウェ
ブは、本発明の装置によって切断されない。
【0012】ドクタブレードは、ピストンによって第1
の位置の間で移動させられ、前記ピストンは、電気的、
ハイドロリック式又はニューマチック式に作動させられ
ることができる。また、ドクタブレードは、回転アーム
の一方の側に配置されておりアームの他方の側は、アー
ムの移動を制限するための2つのストッパを有してい
る。調節ねじが各ストッパのために設けられており、こ
れにより、第1の位置及び第2の位置が正確に調節され
る。第2の位置の調節は、ブランケットの損傷を回避す
るのに役立つことができる。
の位置の間で移動させられ、前記ピストンは、電気的、
ハイドロリック式又はニューマチック式に作動させられ
ることができる。また、ドクタブレードは、回転アーム
の一方の側に配置されておりアームの他方の側は、アー
ムの移動を制限するための2つのストッパを有してい
る。調節ねじが各ストッパのために設けられており、こ
れにより、第1の位置及び第2の位置が正確に調節され
る。第2の位置の調節は、ブランケットの損傷を回避す
るのに役立つことができる。
【0013】有利には、装置はオフセット平版印刷機と
共に使用されてよく、これにより、装置は、ブランケッ
トを有するブランケット胴と相互作用する。装置は、間
隙なしブラケットと共に使用されると特に有利である。
なぜならば、ドクタブレードは、間隙と相互作用する必
要がないからである。間隙は、必ずというわけではない
が潜在的にドクタブレードを損傷するおそれがある。
共に使用されてよく、これにより、装置は、ブランケッ
トを有するブランケット胴と相互作用する。装置は、間
隙なしブラケットと共に使用されると特に有利である。
なぜならば、ドクタブレードは、間隙と相互作用する必
要がないからである。間隙は、必ずというわけではない
が潜在的にドクタブレードを損傷するおそれがある。
【0014】しかしながら、装置は、間隙を有するブラ
ンケットと共に使用されてもよい。
ンケットと共に使用されてもよい。
【0015】本発明の装置は、高速ウェブ印刷機、例え
ば2000フィート毎分を越えて運転する印刷機と共に
使用すると特に有利である。
ば2000フィート毎分を越えて運転する印刷機と共に
使用すると特に有利である。
【0016】ドクタブレードはプラスチック材料から形
成されていると有利である。
成されていると有利である。
【0017】有利には、ドクタブレードは、交換可能に
ブレードホルダに保持されている。ブレードホルダは、
第1のバーと第2のバーとを有していてよく、第1のバ
ーは、胴から離れて位置するドクタブレードの側に設け
られている。有利には、ブレードホルダは、ドクタブレ
ードの交換を可能にするためにクランプとして機能す
る。第2のバーは、ドクタブレードが胴に接触したとき
に支持を提供するために、ドクタブレードのほぼ全幅に
亘って延びた幅を有している。第1及び第2のバーは、
金属又は硬質ポリマ材料等の剛性の材料から形成されて
いると有利である。ブレードホルダの第3のバーが、ド
クタブレードの1つの縁部に沿って支持を提供するため
に設けられていてよく、第1及び第2のバーと同様の材
料から形成されていてよい。
ブレードホルダに保持されている。ブレードホルダは、
第1のバーと第2のバーとを有していてよく、第1のバ
ーは、胴から離れて位置するドクタブレードの側に設け
られている。有利には、ブレードホルダは、ドクタブレ
ードの交換を可能にするためにクランプとして機能す
る。第2のバーは、ドクタブレードが胴に接触したとき
に支持を提供するために、ドクタブレードのほぼ全幅に
亘って延びた幅を有している。第1及び第2のバーは、
金属又は硬質ポリマ材料等の剛性の材料から形成されて
いると有利である。ブレードホルダの第3のバーが、ド
クタブレードの1つの縁部に沿って支持を提供するため
に設けられていてよく、第1及び第2のバーと同様の材
料から形成されていてよい。
【0018】第2の位置におけるドクタブレードは、ブ
ランケット胴に接触していると有利であり、これによ
り、ドクタブレードと、ブランケット胴の表面に対する
接線との間に鈍角が形成される。この角度は、破損後に
ウェブを逸らせるのに役立つ。
ランケット胴に接触していると有利であり、これによ
り、ドクタブレードと、ブランケット胴の表面に対する
接線との間に鈍角が形成される。この角度は、破損後に
ウェブを逸らせるのに役立つ。
【0019】ドクタブレードは、胴の下流側、すなわ
ち、ウェブがニップを通過した後の胴の側に配置されて
いると有利であるが、センサはウェブに沿ったあらゆる
位置に配置されてよい。
ち、ウェブがニップを通過した後の胴の側に配置されて
いると有利であるが、センサはウェブに沿ったあらゆる
位置に配置されてよい。
【0020】ドクタブレードのハウジングは、印刷ユニ
ットの作動側フレーム(work-sideframe)に取り付けら
れているかこれと一体的に形成されていると有利であ
り、これにより、ハウジングはフレームに固く取り付け
られている。
ットの作動側フレーム(work-sideframe)に取り付けら
れているかこれと一体的に形成されていると有利であ
り、これにより、ハウジングはフレームに固く取り付け
られている。
【0021】本発明は、ウェブ印刷機における紙取られ
を回避する方法であって、ウェブの破損を検出し、ウェ
ブの破損が検出されたときにウェブ印刷機の胴に接触す
るようにドクタブレードを移動させるステップから成る
方法をも提供する。
を回避する方法であって、ウェブの破損を検出し、ウェ
ブの破損が検出されたときにウェブ印刷機の胴に接触す
るようにドクタブレードを移動させるステップから成る
方法をも提供する。
【0022】次いで、破損したウェブが胴から離れるよ
うに逸らされる。
うに逸らされる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
につきさらに詳しく説明する。
につきさらに詳しく説明する。
【0024】図1及び図2は、本発明の有利な実施例を
側面図で示している。関連した紙取られ防止装置50を
備えた印刷機のオフセット印刷ユニット1が概略的に示
されている。印刷ユニット1は、上部版胴10と、上部
ブランケット胴12と、下部ブランケット胴22と、下
部版胴20とを有している。印刷ユニット1の印刷運転
中、紙等の材料ウェブは、上部ブランケット胴12と下
部ブランケット胴22との間に形成されたニップを通過
し、運転経路8をたどる。
側面図で示している。関連した紙取られ防止装置50を
備えた印刷機のオフセット印刷ユニット1が概略的に示
されている。印刷ユニット1は、上部版胴10と、上部
ブランケット胴12と、下部ブランケット胴22と、下
部版胴20とを有している。印刷ユニット1の印刷運転
中、紙等の材料ウェブは、上部ブランケット胴12と下
部ブランケット胴22との間に形成されたニップを通過
し、運転経路8をたどる。
【0025】印刷運転中、インキが版胴10及び20へ
転移され、これらの版胴は次いで印像に対応するインキ
を個々のブランケット胴12及び22へ印刷させる。次
いで、印像は、ウェブがニップを通過するときにこのウ
ェブに印刷される。図1は、ウェブの両面オフセット印
刷のための印刷ユニットを示している。しかしながら、
本発明の紙取られ防止装置は、例えば片側にのみ印刷す
る印刷ユニットにおいて、又はオフセットではない印刷
ユニットと共に使用されてもよい。
転移され、これらの版胴は次いで印像に対応するインキ
を個々のブランケット胴12及び22へ印刷させる。次
いで、印像は、ウェブがニップを通過するときにこのウ
ェブに印刷される。図1は、ウェブの両面オフセット印
刷のための印刷ユニットを示している。しかしながら、
本発明の紙取られ防止装置は、例えば片側にのみ印刷す
る印刷ユニットにおいて、又はオフセットではない印刷
ユニットと共に使用されてもよい。
【0026】紙取られ防止装置50は、ホルダ60に固
く保持されたドクタブレード52を有しており、このド
クタブレードは、後部バー62と、前部バー64と、下
部バー66とを有していてよい。ホルダ60は、ドクタ
ブレード52を後部バー62と前部バー64との間に締
め付けるクランプとして機能すると有利であり、前記後
部バー62及び前部バー64は、ドクタブレード50が
容易に取り外されかつ交換されるように相対的に移動す
ることができる。
く保持されたドクタブレード52を有しており、このド
クタブレードは、後部バー62と、前部バー64と、下
部バー66とを有していてよい。ホルダ60は、ドクタ
ブレード52を後部バー62と前部バー64との間に締
め付けるクランプとして機能すると有利であり、前記後
部バー62及び前部バー64は、ドクタブレード50が
容易に取り外されかつ交換されるように相対的に移動す
ることができる。
【0027】ホルダ60は、旋回可能なアーム70のホ
ルダ側72に固定されているかこのホルダ側と一体的に
形成されていてよく、前記旋回可能なアームは、定置の
旋回軸78を中心に旋回可能である。アーム70の制限
側74は、オフストッパ80とオンストッパ82との間
で移動可能である。オフストッパ80は、延長部85に
おいて調節可能な調節可能なねじ84の端部によって形
成されていてよい。延長部85は、紙取られ防止装置5
0のハウジング90に固定されているかこのハウジング
と一体的に形成されていてよい。ハウジング90は、印
刷ユニット1のフレームに結合されているかこのフレー
ムと一体的に形成されていてよい。オンストッパ82
は、延長部88において調節可能な調節可能なねじ86
によって形成されていてよい。
ルダ側72に固定されているかこのホルダ側と一体的に
形成されていてよく、前記旋回可能なアームは、定置の
旋回軸78を中心に旋回可能である。アーム70の制限
側74は、オフストッパ80とオンストッパ82との間
で移動可能である。オフストッパ80は、延長部85に
おいて調節可能な調節可能なねじ84の端部によって形
成されていてよい。延長部85は、紙取られ防止装置5
0のハウジング90に固定されているかこのハウジング
と一体的に形成されていてよい。ハウジング90は、印
刷ユニット1のフレームに結合されているかこのフレー
ムと一体的に形成されていてよい。オンストッパ82
は、延長部88において調節可能な調節可能なねじ86
によって形成されていてよい。
【0028】ピストン100が一方の端部においてアー
ム70の一方の側に回転可能に結合されており、これに
よりアーム70を旋回軸78を中心に移動させることが
できる。ピストン100の他方の端部は、有利にはハウ
ジング90に回転可能に固定されている。これにより、
ピストン100はアーム70の制限側74をオフストッ
パ80とオンストッパ82との間で移動させることがで
きる。これらの2つの位置は、紙取られ防止装置50の
オフ位置とオン位置とに相当する。オフ位置において、
ドクタブレード52は図1に示したように間隙110の
分だけ下部ブランケット胴22から分離されている。オ
ン位置において、ドクタブレード52は図2に示したよ
うに所定の位置23においてブランケット胴22に接触
する。ピストンは、例えばニューマチック式、電気的又
はハイドロリック式に操作されてよい。しかしながら、
別のタイプの可動な作動装置も可能である。
ム70の一方の側に回転可能に結合されており、これに
よりアーム70を旋回軸78を中心に移動させることが
できる。ピストン100の他方の端部は、有利にはハウ
ジング90に回転可能に固定されている。これにより、
ピストン100はアーム70の制限側74をオフストッ
パ80とオンストッパ82との間で移動させることがで
きる。これらの2つの位置は、紙取られ防止装置50の
オフ位置とオン位置とに相当する。オフ位置において、
ドクタブレード52は図1に示したように間隙110の
分だけ下部ブランケット胴22から分離されている。オ
ン位置において、ドクタブレード52は図2に示したよ
うに所定の位置23においてブランケット胴22に接触
する。ピストンは、例えばニューマチック式、電気的又
はハイドロリック式に操作されてよい。しかしながら、
別のタイプの可動な作動装置も可能である。
【0029】図3は、図1の紙取られ防止装置の概略的
な上面図を示しているが、分かり易くするためにオンス
トッパ及びオフストッパは省略されている。ドクタブレ
ード52はホルダ60に保持されており、ホルダ60
は、カンチレバー配列で、旋回可能なアーム70に結合
されているか又はこのアームと一体的に形成されてい
る。旋回軸78はハウジング90に直接に取り付けられ
ていてよい。ボルト120は回転可能にアーム70をピ
ストン100に結合させており、ピストン100は、他
方の端部においてボルト122によってハウジング90
に回転可能に固定されている。ピストンは例えば空圧
源、液圧源又は電源に接続されていてよい。カンチレバ
ー配列ではなく、付加的な支持を提供するために、同じ
作動エレメントの鏡セットが、ドクタブレード52及び
ホルダ60の別の側に設けられていてよい。
な上面図を示しているが、分かり易くするためにオンス
トッパ及びオフストッパは省略されている。ドクタブレ
ード52はホルダ60に保持されており、ホルダ60
は、カンチレバー配列で、旋回可能なアーム70に結合
されているか又はこのアームと一体的に形成されてい
る。旋回軸78はハウジング90に直接に取り付けられ
ていてよい。ボルト120は回転可能にアーム70をピ
ストン100に結合させており、ピストン100は、他
方の端部においてボルト122によってハウジング90
に回転可能に固定されている。ピストンは例えば空圧
源、液圧源又は電源に接続されていてよい。カンチレバ
ー配列ではなく、付加的な支持を提供するために、同じ
作動エレメントの鏡セットが、ドクタブレード52及び
ホルダ60の別の側に設けられていてよい。
【0030】ドクタブレードは、有利には、少なくとも
関連した胴の長さの半分よりも大きい長さ、特に有利に
は、関連した胴の長さに相当する長さを有していると有
利である。
関連した胴の長さの半分よりも大きい長さ、特に有利に
は、関連した胴の長さに相当する長さを有していると有
利である。
【0031】図4は、4つの印刷ユニット1,2,3,
4を備えた4色オフセット平版印刷機を示している。各
印刷ユニットは有利には関連した紙取られ防止装置5
0,150,250,350を有しているが、必ずしも
有しているとは限らない。乾燥機140が最後の印刷ユ
ニット4の後に配置されていてよい。
4を備えた4色オフセット平版印刷機を示している。各
印刷ユニットは有利には関連した紙取られ防止装置5
0,150,250,350を有しているが、必ずしも
有しているとは限らない。乾燥機140が最後の印刷ユ
ニット4の後に配置されていてよい。
【0032】1つ又は2つ以上のウェブ破損センサがウ
ェブに沿ったあらゆる箇所に配置されていてよく、これ
らのセンサは、ウェブの破損を、例えばウェブのテンシ
ョンの損失によって検出することができる。センサは、
例えばレーザ及び光検出器を使用する光電式であってよ
い。センサは、接触式センサであっても、破損したウェ
ブを検出するための別の技術に基づいていてもよい。引
用により本願に組み込まれる米国特許第5678484
号明細書は、例えばウェブを検出する場合に使用するた
めの赤外線式センサに言及している。
ェブに沿ったあらゆる箇所に配置されていてよく、これ
らのセンサは、ウェブの破損を、例えばウェブのテンシ
ョンの損失によって検出することができる。センサは、
例えばレーザ及び光検出器を使用する光電式であってよ
い。センサは、接触式センサであっても、破損したウェ
ブを検出するための別の技術に基づいていてもよい。引
用により本願に組み込まれる米国特許第5678484
号明細書は、例えばウェブを検出する場合に使用するた
めの赤外線式センサに言及している。
【0033】図4に示したように、ウェブ破損センサ1
20,121,122,123,124はウェブの様々
な段階に沿って設けられている。有利には、各ウェブ破
損センサ120,121,122,123,124は、
紙取られ防止装置50,150,250,350のドク
タブレードのための各作動装置に例えば電気的に接続さ
れており、前記装置は全て、図1、図2及び図3を参照
にして説明した装置50と同様のものである。1つ又は
2つ以上のウェブセンサ120,121,122,12
3,124がウェブの破損を検出すると、全ての作動装
置が作動させられ、各装置のドクタブレードがオフ位置
からオン位置へ移動し、各ユニットにおける各ブランケ
ットを紙取られから保護する。択一的に、ウェブの破損
の位置に応じて、例えばどのセンサがウェブの破損を検
出するかに応じて、1つの又は全部よりも少ない紙取ら
れ防止装置が、作動させられてよい。例えば、乾燥機ウ
ェブ破損センサ124によってのみ検出されたウェブの
破損は、紙取られ防止装置350のみ、又はウェブ装置
(紙取られ防止装置)250及び350のみを作動させ
るために使用することができる。
20,121,122,123,124はウェブの様々
な段階に沿って設けられている。有利には、各ウェブ破
損センサ120,121,122,123,124は、
紙取られ防止装置50,150,250,350のドク
タブレードのための各作動装置に例えば電気的に接続さ
れており、前記装置は全て、図1、図2及び図3を参照
にして説明した装置50と同様のものである。1つ又は
2つ以上のウェブセンサ120,121,122,12
3,124がウェブの破損を検出すると、全ての作動装
置が作動させられ、各装置のドクタブレードがオフ位置
からオン位置へ移動し、各ユニットにおける各ブランケ
ットを紙取られから保護する。択一的に、ウェブの破損
の位置に応じて、例えばどのセンサがウェブの破損を検
出するかに応じて、1つの又は全部よりも少ない紙取ら
れ防止装置が、作動させられてよい。例えば、乾燥機ウ
ェブ破損センサ124によってのみ検出されたウェブの
破損は、紙取られ防止装置350のみ、又はウェブ装置
(紙取られ防止装置)250及び350のみを作動させ
るために使用することができる。
【0034】図1に示したように、通常印刷運転時に
は、ウェブは運転経路8をたどり、これにより、ウェブ
は上部ブランケット胴12と下部ブランケット胴22と
によって形成されたニップの間を通過する。ウェブの破
損が例えばウェブのテンションの欠落によってセンサに
よって検出されると、ピストン100が作動させられ、
図2に示したように所定の箇所23においてブランケッ
ト22に接触するようにドクタブレード52を移動させ
る。ウェブが破損により胴22に巻き付き始めたなら
ば、ウェブは次いで胴22から離れるように択一的な経
路9をたどり、これにより、紙取られが回避される。次
いで、印刷機は停止させられ、ウェブにテンションが加
えられると迅速に再始動させられる。
は、ウェブは運転経路8をたどり、これにより、ウェブ
は上部ブランケット胴12と下部ブランケット胴22と
によって形成されたニップの間を通過する。ウェブの破
損が例えばウェブのテンションの欠落によってセンサに
よって検出されると、ピストン100が作動させられ、
図2に示したように所定の箇所23においてブランケッ
ト22に接触するようにドクタブレード52を移動させ
る。ウェブが破損により胴22に巻き付き始めたなら
ば、ウェブは次いで胴22から離れるように択一的な経
路9をたどり、これにより、紙取られが回避される。次
いで、印刷機は停止させられ、ウェブにテンションが加
えられると迅速に再始動させられる。
【0035】ここで使用されているように、ブランケッ
ト胴という用語は、ブランケット胴本体と、ブランケッ
ト胴本体に巻き付けられた実際のブランケットとの両方
を含んでいてよい。有利には、印刷ユニットのブランケ
ットは個々のブランケット胴本体において軸線方向にス
ライドする無間隙の取外し可能なブランケットである。
このような軸線方向に取外し可能なブランケット及び関
連したブランケット胴は、引用により本願に組み込まれ
る米国特許第5429048号明細書に開示されてい
る。本発明は、ドクタブレードに使用される材料と、平
らなブランケットの端部の間に形成される間隙のサイズ
及び性質とがこのような目的のために十分であるなら
ば、平らなブランケットにも適用可能である。
ト胴という用語は、ブランケット胴本体と、ブランケッ
ト胴本体に巻き付けられた実際のブランケットとの両方
を含んでいてよい。有利には、印刷ユニットのブランケ
ットは個々のブランケット胴本体において軸線方向にス
ライドする無間隙の取外し可能なブランケットである。
このような軸線方向に取外し可能なブランケット及び関
連したブランケット胴は、引用により本願に組み込まれ
る米国特許第5429048号明細書に開示されてい
る。本発明は、ドクタブレードに使用される材料と、平
らなブランケットの端部の間に形成される間隙のサイズ
及び性質とがこのような目的のために十分であるなら
ば、平らなブランケットにも適用可能である。
【0036】ここで使用されている版胴という用語は、
デジタル式に印像形成可能な版胴又は無間隙の印像担体
を収容するための版胴等のあらゆるタイプの版胴であっ
てよいが、平らな平版版板を収容するための版胴である
と有利である。
デジタル式に印像形成可能な版胴又は無間隙の印像担体
を収容するための版胴等のあらゆるタイプの版胴であっ
てよいが、平らな平版版板を収容するための版胴である
と有利である。
【0037】ここで使用されているウェブ印刷機という
用語は、あらゆるサイズ及びタイプの全てのウェブ印刷
機を含んでいる。ここで使用されている胴との接触と
は、実際の物理的な接触と、使用されているウェブ材料
の厚さよりも胴に近付くこととを意味する。
用語は、あらゆるサイズ及びタイプの全てのウェブ印刷
機を含んでいる。ここで使用されている胴との接触と
は、実際の物理的な接触と、使用されているウェブ材料
の厚さよりも胴に近付くこととを意味する。
【0038】ここで使用されているドクタブレードとい
う用語は、胴と接触したときにウェブを胴から逸らせる
のに十分なあらゆるタイプの細長い構造物であることが
できる。したがって、ドクタブレードは、例えば薄い狭
幅なブレードや、テーパした又はU字形の側部を備えた
より厚い構造物をも含んでいる。
う用語は、胴と接触したときにウェブを胴から逸らせる
のに十分なあらゆるタイプの細長い構造物であることが
できる。したがって、ドクタブレードは、例えば薄い狭
幅なブレードや、テーパした又はU字形の側部を備えた
より厚い構造物をも含んでいる。
【図1】オフセットウェブ印刷機の印刷ユニットの側面
図と、本発明による紙取られ防止装置の実施例とを示し
ており、紙取られ防止装置はオフ位置を占めている。
図と、本発明による紙取られ防止装置の実施例とを示し
ており、紙取られ防止装置はオフ位置を占めている。
【図2】図1と同様の図を示しているが、紙取られ防止
装置は、紙取られを回避するためにオン位置を占めてい
る。
装置は、紙取られを回避するためにオン位置を占めてい
る。
【図3】印刷ユニットの作業側フレームに取り付けられ
た、図1の実施例の正面図を示している。
た、図1の実施例の正面図を示している。
【図4】4つの印刷ユニットを備えた4色オフセット平
版印刷機を示しており、各印刷ユニットは、関連した紙
取られ防止装置を有している。
版印刷機を示しており、各印刷ユニットは、関連した紙
取られ防止装置を有している。
1,2,3,4 印刷ユニット、 8,9 経路、 1
0 上部版胴、 12上部ブランケット胴、 22 下
部ブランケット胴、 20 下部版胴、 50,15
0,250,350 紙取られ防止装置、 52 ドク
タブレード、60 ホルダ、 62 後部バー、 64
前部バー、 66 下部バー、 70 アーム、 7
2 ホルダ側、 74 制限側、 78 旋回軸、 8
0 オフストッパ、 82 オンストッパ、 85,8
8 延長部、 86 ねじ、90 ハウジング、 10
0 ピストン、 110 間隙、 120,121,1
22,123,124 ウェブ破損センサ、 122
ボルト、 140 乾燥機
0 上部版胴、 12上部ブランケット胴、 22 下
部ブランケット胴、 20 下部版胴、 50,15
0,250,350 紙取られ防止装置、 52 ドク
タブレード、60 ホルダ、 62 後部バー、 64
前部バー、 66 下部バー、 70 アーム、 7
2 ホルダ側、 74 制限側、 78 旋回軸、 8
0 オフストッパ、 82 オンストッパ、 85,8
8 延長部、 86 ねじ、90 ハウジング、 10
0 ピストン、 110 間隙、 120,121,1
22,123,124 ウェブ破損センサ、 122
ボルト、 140 乾燥機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many
Claims (19)
- 【請求項1】 外面を備えた胴を有するウェブ印刷機の
ための紙取られ防止装置において、ウェブ印刷機の破損
したウェブを検出するためのセンサと、該センサによっ
て制御されるドクタブレードとが設けられており、該ド
クタブレードが、外面から離れた第1の位置と、ドクタ
ブレードが外面に接触する第2の位置とを有しているこ
とを特徴とする、ウェブ印刷機のための紙取られ防止装
置。 - 【請求項2】 前記ドクタブレードを前記第1の位置と
前記第2の位置との間で移動させるためのピストンが、
前記センサと前記ドクタブレードとに接続されている、
請求項1記載の紙取られ防止装置。 - 【請求項3】 前記ドクタブレードに接続された回転可
能なアームが設けられている、請求項1記載の紙取られ
防止装置。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の位置が、ドクタブレ
ードの移動を制限するオンストッパとオフストッパとに
よって規定されている、請求項1記載の紙取られ防止装
置。 - 【請求項5】 前記オンストッパ及びオフストッパが調
節可能である、請求項4記載の紙取られ防止装置。 - 【請求項6】 前記ドクタブレードを保持するためのホ
ルダが設けられている、請求項1記載の紙取られ防止装
置。 - 【請求項7】 前記ホルダがクランプである、請求項6
記載の紙取られ防止装置。 - 【請求項8】 前記ドクタブレードの長さが、胴の長さ
に対応している、請求項1記載の紙取られ防止装置。 - 【請求項9】 前記第2の位置におけるドクタブレード
が、ドクタブレードと前記外面に対する接線との間に鈍
角が形成されるようにブランケット胴と接触するように
なっている、請求項1記載の紙取られ防止装置。 - 【請求項10】 オフセットウェブ印刷機において、第
1の版胴と、外面を有する第1のブランケット胴と、紙
取られ防止装置とが設けられており、該紙取られ防止装
置が、ウェブ印刷機の破損したウェブを検出するための
センサと、該センサによって制御されるドクタブレード
とを有しており、該ドクタブレードが、外面から離れた
第1の位置と、ドクタブレードが前記外面と接触する第
2の位置とを有していることを特徴とする、オフセット
ウェブ印刷機。 - 【請求項11】 前記第1の版胴に取り付けられた平版
版板が設けられている、請求項10記載のオフセットウ
ェブ印刷機。 - 【請求項12】 前記第1のブランケット胴が、無間隙
ブランケットを有している、請求項10記載のオフセッ
トウェブ印刷機。 - 【請求項13】 前記第1のブランケット胴とニップを
形成した第2のブランケット胴が設けられており、前記
紙取られ防止装置が、前記ニップの下流に配置されてい
る、請求項10記載のオフセットウェブ印刷機。 - 【請求項14】 前記第1の版胴と第1のブランケット
胴とが第1の印刷ユニットを規定しており、第2の外面
を備えた第2のブランケット胴を有する第2の印刷ユニ
ットが設けられており、第2のドクタブレードが設けら
れており、該ドクタブレードが、前記第2の外面から離
れた第3の位置と、前記第2のドクタブレードが第2の
外面に接触する第4の位置とを有している、請求項10
記載のオフセットウェブ印刷機。 - 【請求項15】 ウェブの破損を検出するための第2の
センサが設けられている、請求項10記載のオフセット
ウェブ印刷機。 - 【請求項16】 ウェブ印刷機において紙取られを回避
する方法において、ウェブの破損を検出し、ウェブの破
損が検出された場合にドクタブレードをウェブ印刷機の
胴に接触するように移動させることを特徴とする、ウェ
ブ印刷機において紙取られを回避する方法。 - 【請求項17】 ウェブを胴から離れるように逸らせ
る、請求項16記載の方法。 - 【請求項18】 ウェブを2000フィート毎分以上の
速度で印刷する、請求項16記載の方法。 - 【請求項19】 ウェブの破損が検出された場合に、ウ
ェブ印刷機の別の胴に接触するように第2のドクタブレ
ードを移動させる、請求項16記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US43680999A | 1999-11-09 | 1999-11-09 | |
US09/436809 | 1999-11-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171077A true JP2001171077A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=23733910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000337388A Pending JP2001171077A (ja) | 1999-11-09 | 2000-11-06 | ウェブ印刷機のための紙取られ防止装置及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1099553A3 (ja) |
JP (1) | JP2001171077A (ja) |
DE (1) | DE10052013A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004017676B4 (de) * | 2004-04-10 | 2008-09-11 | Baldwin Germany Gmbh | Fehlererfassungsvorrichtung einer Rollenrotations-Druckmaschine |
DE102015102695A1 (de) * | 2015-02-25 | 2016-08-25 | Manroland Web Systems Gmbh | Strangfangvorrichtung |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5429048A (en) * | 1989-10-05 | 1995-07-04 | Gaffney; John M. | Offset lithographic printing press |
DE4029366C2 (de) * | 1990-09-15 | 1995-07-06 | Kotterer Grafotec | Vorrichtung zum Fangen und Halten einer gerissenen Bedruckstoffbahn |
DE4039108C1 (ja) * | 1990-12-07 | 1992-04-16 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 6050 Offenbach, De | |
US5678484A (en) * | 1993-03-25 | 1997-10-21 | Baldwin Web Controls | Anti-wrap device for a web press |
DE19508298C2 (de) * | 1995-03-09 | 1999-05-06 | Joh Clouth Fa | Schabvorrichtung für eine Walze |
FR2761355B1 (fr) * | 1997-03-26 | 1999-06-11 | Heidelberg Harris Sa | Dispositif de retenue d'une bande dans la superstructure d'une machine rotative a imprimer |
-
2000
- 2000-10-20 EP EP00122294A patent/EP1099553A3/de not_active Withdrawn
- 2000-10-20 DE DE2000152013 patent/DE10052013A1/de not_active Withdrawn
- 2000-11-06 JP JP2000337388A patent/JP2001171077A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1099553A2 (de) | 2001-05-16 |
DE10052013A1 (de) | 2001-05-10 |
EP1099553A3 (de) | 2002-12-11 |
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