JP2001170072A - 定位脳手術支援システム - Google Patents

定位脳手術支援システム

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JP2001170072A JP35676599A JP35676599A JP2001170072A JP 2001170072 A JP2001170072 A JP 2001170072A JP 35676599 A JP35676599 A JP 35676599A JP 35676599 A JP35676599 A JP 35676599A JP 2001170072 A JP2001170072 A JP 2001170072A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マーカの位置座標を確定するための操作を容
易にすること。 【解決手段】 被検体の頭部の両側に基準位置を示すマ
ーカ6が写し込まれた複数スライスの断層画像を取得し
て表示する表示器9と、表示器9に表示される任意の1
スライスの断層画像に含まれているマーカ近傍にROI
を設定するROI設定部13と、これによって設定され
たROI内のCT値に基づき、マーカの位置座標を演算
する演算部14とを具備した。これにより、マーカ近く
にROIを設定するだけで、後はマーカの位置座標を正
確に自動的に確定し、他の画像の所定位置にROIを表
示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定位脳手術を実施
するに際して、手術標的点の座標を求めるに当たって
の、基準となる位置座標を容易に求められるようにした
定位脳手術支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】頭部に発生した腫瘍などを治療するため
の手術手法として、定位脳手術が患者の負担を比較的軽
くできるものとして適用されるケースが増えている。そ
の理由の一つとして、X線CT装置やMRI装置のよう
なコンピュータを用いて、断層画像を再構成することの
できる画像診断装置の進歩によって、先鋭な断層画像か
ら病巣を明瞭に認識することができ、その画像から病巣
の位置座標を正確に求めることができるようになったこ
とが挙げられる。そこで先ず、定位脳手術を実施する際
における、ターゲットとなる病巣の位置座標の求め方の
従来の方法について、図5ないし図10を参照して説明
する。なお、図5には、画像診断装置としてX線CT装
置を用いたものが示めされているが、これはMRI装置
であってもよい。
【0003】すなわち、X線CT装置1の寝台2に患者
Pを載せて、その頭部PHに輪状に形成された固定フレ
ーム3を固定するとともに、この固定フレーム3を寝台
2に固着する。固定フレーム3には、例えば図6に示す
ように、患者Pの頭部PHに固定するためのねじ4が、
外周側から内周側へ向けて貫通するように4ケ所に設け
られている。さらに固定フレーム3には、頭部PHの両
側に位置するように、一対のゲージ板5が、固定フレー
ム3のなす平面と直交するように設けられている。ゲー
ジ板5には、固定フレーム3の基準面を原点として3方
向へ広がる3本の線状のマーカ6を有している。このマ
ーカ6は図7に示すように、中央部のマーカ6aが固定
フレーム3の基準面3aから鉛直方向へ延びるように配
置されている。そして、他のマーカ6b、6cは、マー
カ6aの任意の点をPとし、基準面3aから点P
での距離をαとしたとき、この点Pをとおりマーカ6
aに垂直な直線がマーカ6b、6cと交わる点P、P
間の距離βが、距離αに等しくなるように配置されて
いる。なお、このマーカ6は、ゲージ板5のCT値と異
なるCT値を呈するものが使用され、3本のマーカ6
a、6b、6cのCT値は略等しいことが望ましい。
【0004】図5に戻って、X線CT装置1は、ガント
リ7、コンソール8、表示器9を有している。そして、
架台7の中には、被検体Pへ向けてX線を曝射するX線
管10と、被検体Pを透過したX線を検出する検出器1
1とが、対向して配置されており、これらは被検体Pの
周りを回転する。検出器11で検出された信号は、コン
ソール8へ送られ、ここでコンピュータによって断層画
像が再構成されて、その画像が表示器9に表示される。
よって、ここで再構成された断層画像には、図8に示す
ような、被検体Pの頭部PHとともにゲージ板5やマー
カ6も写し込まれている。なお図8に表示されている頭
部PHは、輪郭のみが模式的に示されている。また、コ
ンソール8は脳手術支援装置12に接続されている。脳
手術支援装置12は、X線CT装置1で撮影された複数
枚の断層画像の内、脳手術支援を行うために最初の1枚
目の画像を表示器9に表示させたときに、その画像中に
存在するマーカ6に対して関心領域(region o
f interest:以下ROIと称する)を設定す
るROI設定部13と、ここで設定されたROIに基づ
きマーカの位置座標を演算するとともに、新たにROI
を設定すると、先に演算して求めたマーカの位置座標を
基に、新たなROIの位置座標を演算する演算部14
と、2枚目以降の画像に対して初期画像に設定した位置
にROIを自動的に配置するROI自動配置処理部15
とを有している。
【0005】このように構成された従来の脳手術支援装
置12によって、手術標的点は次のようにして設定され
ていた。先ず、初期画像に対する手術標的点の設定の手
順を、図9にフローチャートで示してある。すなわち、
ステップ11として、表示器9を見ながら、断層画像中
に被検体Pの頭部PHとともに表示されているゲージ板
5のマーカ6にROIを設定する。このROIの設定
は、コンソール8の操作部に配置される入力手段として
のマウスなどを手動操作することによって行われる。ま
た、左右のゲージ板5にそれぞれ3個のマーカ6a、6
b、6cがあるので、都合6個のマーカ6についてRO
Iを設定し、それぞれの位置座標を演算する。次に、ス
テップ12として、ターゲットとなる病巣の位置にRO
Iを手動で配置することにより、ステップ13として、
先に演算された6個のマーカ6a、6b、6cの位置座
標を基に、演算部14において病巣の位置座標を演算す
る。そして、ステップ14として、演算を終了するか否
かを判定し、NOであればステップ11またはステップ
12へ戻ってROIの設定をやり直し、OKであれば一
連の処理を終了とする。これにより、最初の画像におけ
る、手術標的点(ターゲット)としての病巣位置がRO
I自動配置処理部15に保存される。
【0006】また、2枚目以降の断層画像を表示器9に
表示したときには、図10に示すフローチャートに従
い、手術標的点にROIが設定される。すなわち、ステ
ップ21として、ROIの自動配置機能を使用するかど
うかを決め、使用しない(NO)ときは、ステップ22
へ進んで初期画像に対する場合と同様の手順により、6
個のマーカ6にROIを設定し、その位置座標を演算
し、ステップ23へ進むことになる。しかし、ROIの
自動配置機能を使用する(YES)ときはステップ24
へ進み、ROI自動配置処理部15が作動するように指
示した上でステップ23へ進む。従って、ステップ22
の操作をすることなく、1枚目の断層画像によって演算
された座標位置にROIが自動的に配置される。ただ
し、断層画像が基準面3aからマーカ6aに沿って頭頂
方向へ移動するに従い、手術標的点の位置がずれてくる
ことが予想されるので、ステップ23としてオペレータ
は、2枚目以降の断層画像について、それぞれ病巣位置
がずれた分だけROIの配置を修正する操作を実施す
る。そして、ROIの修正位置を確定すれば、ステップ
25として、2枚目以降の断層画像における新たな病巣
位置の位置座標を演算する。次に、ステップ26とし
て、演算を終了するか否かを判定し、NOであればステ
ップ21またはステップ22へ戻ってROIの設定をや
り直し、OKであれば一連の処理を終了とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来は、
最初の断層画像にあっては手術標的点に直接ROIを設
定することができず、必ずゲージ板5のマーカ6にRO
Iを設定する操作から始める必要があった。これは、あ
る意味では、手術標的点を探し出しその位置座標を計算
すための画像なので、ROIが自動的に配置できなくて
も当然と言えるものであった。しかも、6個のマーカ6
へそれぞれ手動で設定したROIの位置に基づき座標系
を形成することになるので、座標系を形成するのに十分
な位置であることを必要とし、ソフトウェアによる厳し
いチェックに耐えるようにROIを設定するには、オペ
レータにとって極めて慎重な操作を余儀なくされ、多大
のストレスを与えていた。同時に、このための操作に長
時間を要していた。本発明は、このような問題を解決す
るためになされてものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、被検体の頭部の両側に基
準位置を示すマーカが写し込まれた複数スライスの断層
画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示される
任意の1スライスの前記断層画像に対して、前記断層画
像に含まれている前記マーカを含む近傍に関心領域を設
定する第1の関心領域設定手段と、この第1の関心領域
設定手段によって設定された関心領域内のCT値に基づ
き、前記マーカの位置を演算するマーカ位置演算手段と
を具備することを特徴とするものである。これにより、
マーカ近くにROIを設定するだけで、後はマーカの座
標位置を正確に自動的に確定することができるので、1
枚目の断層画像であってもROIの設定が容易となり、
位置座標の設定に要する時間が短縮される。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、被検体の
頭部の基準面を形成する当該頭部に固定されたフレーム
に前記頭部の両側に位置するようにマーカ部材を取付け
た状態で、当該頭部の複数スライスの断層画像を取得す
る断層画像取得手段と、この断層画像取得手段で取得さ
れた断層画像を表示する表示手段と、この表示手段に表
示される任意の1スライスの前記断層画像に対して、前
記断層画像に含まれている前記マーカを含む近傍に関心
領域を設定する第1の関心領域設定手段と、この第1の
関心領域設定手段によって設定された関心領域内のCT
値に基づき、前記マーカの位置を演算するマーカ位置演
算手段とを具備することを特徴とするものである。これ
により、断層画像取得手段を有するものにおいても、請
求項1に記載の発明と同様に、マーカ近くにROIを設
定するだけで、後はマーカの座標位置を正確に自動的に
確定することができるので、1枚目の断層画像であって
もROIの設定が容易となり、位置座標の設定に要する
時間が短縮される。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2のいずれか1項に記載の定位脳手術支
援システムにおいて、前記マーカ位置演算手段により求
められた前記マーカ位置に基づき、他のスライスの断層
画像を前記表示手段に表示させたときに前記関心領域を
所定位置に表示させる関心領域自動配置処理手段を具備
することを特徴とするものである。これにより、2枚目
以降のスライスの断層画像には、所定位置に関心領域を
自動的に表示させるので、操作が極めて容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る定位脳手術支
援システムの一実施の形態について、図1ないし図4を
参照するとともに、ターゲットとなる病巣の位置座標の
求め方の従来の方法の説明に参照した、図5ないし図9
も適宜引用して詳細に説明する。図1は、本発明によ
り、断層画像に対して最初に手術標的点を設定する場合
の手順を示したフローチャートである。先ず、ステップ
1として、表示器9を見ながら、断層画像中に被検体P
の頭部PHとともに表示されているゲージ板5のマーカ
6の近くに、手動操作によってROIを設定する。この
操作は、従来の図9に示したステップ11の操作に類似
しているが、従来のような厳密な設定操作ではなく、単
にROIを形成する円の内にマーカ6が入ればよい。次
に、ステップ2へ進み、ここでマーカの位置座標を確定
することにより、マーカ6上の正確な位置にROIを置
き直す。そこで、表示器9には図8に示すような断層画
像が表示されているので、これを図2に示すような座標
系に置き換えて、手術標的点の座標系を設定する。すな
わち、頭部PHの左側にあるゲージ板5のマーカ6a、
6b、6cをそれぞれML、AL、PLとし、頭部PH
の右側にあるゲージ板5のマーカ6a、6b、6cをそ
れぞれMR、AR、PRとする。そして、両側の中央部
MLとMRを通る線をX軸、MLとMRとの中点0と直
交し断面(スライス面)に平行な線をY軸、中点0を通
り断面(スライス面)に垂直な線をZ軸とする。そし
て、このような座標系におけるMLとMRとを通る平面
をX−Z平面とする。従って、図2に示す手術標的点Q
のX座標は、上記座標系のY−Z平面と手術標的点Qと
の距離となり、同じくそのY座標は、上記座標系のX−
Z平面と手術標的点Qとの距離となる。また、固定フレ
ーム3の基準面3aすなわち原点0からスライス面まで
の距離Zは、ALとPLとの距離をHl、ARとPRと
の距離をHrとすれば、Z=(Hl+Hr)/2として
表される。このことは、図7において、α=βとしたこ
とからも明らかである。なお、距離Zを手術標的点Qの
Z座標とする。
【0012】このような座標系において、AL、ML、
PL、AR、MRおよびPRの正確な位置座標を、それ
ぞれ次のようにして求める。ただし、各位置座標の求め
方はそれぞれについて同じ手順で実施するものであり、
求める順番は適宜でよい。すなわち、図3に示すよう
に、マーカ6の直径をrとし、このマーカ6を囲むRO
Iは半径がrで中心の座標が(x,y)の円Aだと
する。また、円Aに囲まれた部分の各点(x,y
のCT値をp(x,y)とする。さらに、マーカ6
を埋め込んだゲージ板5のCT値をpとする。そし
て、マージンをε、円A内の重みをq(x,y)と
する。なお、CT値とは、物質のX線吸収係数を、基準
物質からの相対値として表したもので、一般に基準物質
としての水のCT値を0としたとき、空気のCT値を−
1000としている。
【0013】そこで、ステップ1で設定したROIの円
Aの中心の座標は(x,y)であるとみなして、円
A内のCT値を調べ、マーカ6のCT値と推定される点
にのみ、次のように重みを与える。すなわち、各点の重
みq(x,y)は、
【数1】
【数2】 とする。
【0014】その結果として、重みを与えたCT値の中
心すなわち重心が、ROIの円Aの中心(x,y
からどれだけずれているかを調べる。ここで、円Aの中
心(x,y)に対するX軸方向の重心とのずれを
x’とし、Y軸方向の重心とのずれをy’とすると、
x’およびy’は次式で表される。
【数3】
【数4】 よって、ROIを設定したマーカ6の位置座標は、次式
から求められる。
【数5】
【0015】そこで、上記数式5で求められたROIを
設定したマーカ6の位置座標(x,y)を中心とする新
たな円A’を想定し、この新たな円A’についても同様
の演算を行い、これを所望の回数繰り返すことにより、
マーカ6の正確な位置座標が確定する。このようにし
て、1ケ所のマーカ6の位置座標を確定すると、同様の
手順で順次他のマーカ6について、その位置座標を確定
していき、6ケ所全部のマーカ6の位置座標を確定す
る。次に、ステップ3へ進み、ターゲットとなる病巣の
位置にROIを手動で配置することにより、ステップ4
として、先に演算された6ケ所のマーカAL、ML、P
L、AR、MRおよびPRの位置座標を基に、図5に示
した脳手術支援装置12の演算部14において病巣の位
置座標を演算する。これらステップ3およびステップ4
の作用は、図9に示した従来のステップ12およびステ
ップ13の作用と同じである。そして、ステップ5とし
て、演算を終了するか否かを判定し、NOであればステ
ップ1またはステップ3へ戻ってROIの設定をやり直
し、OKであれば一連の処理を終了とする。これによ
り、手術標的点(ターゲット)としての病巣位置がRO
I自動配置処理部15に保存される。
【0016】なお、2枚目以降の断層画像については、
従来と同様に、図10に示したフローチャートに従っ
て、ROIの自動配置を選択すれば、自動的に前回配置
した手術標的点QにROIが配置されるので、その修正
操作を実施するだけでよく、その説明は省略する。ま
た、確定した手術標的点Qの位置座標のデータは、図4
に示すように、表示器9に表示されている断層画像に対
して、手術標的点Qが画面の上部にあれば、画面の下側
に表示される。逆に、手術標的点Qが画面の下部にあれ
ば、位置座標のデータは画面の上側に表示される。そし
て、表示器9に表示された位置座標のデータは、ドラッ
キングすることにより、表示位置を画面内の任意の位置
に変更することができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、完全な自動配置ではないものの、マーカ近くにR
OIを設定するだけで、後はマーカの位置座標を正確に
自動的に確定することができるので、1枚目の断層画像
であってもROIの設定が容易となり、位置座標の設定
に要する時間が短縮され、オペレータの負担を極めて軽
減することができる。よって、定位脳手術を速やかに実
施することができ、患者への負担も軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定位脳手術支援システムにおけ
る、断層画像に対して最初に手術標的点を設定する場合
の手順を示したフローチャートである。
【図2】手術標的点の座標系の設定手段を説明するため
に示した説明図である。
【図3】マーカの位置座標の求め方を説明するために示
した説明図である。
【図4】本発明に係る定位脳手術支援システムにおけ
る、表示器に表示された画像の一例を示した図である。
【図5】定位脳手術支援システムの概略的な構成を示し
た構成説明図である。
【図6】固定フレームとゲージ板の構成例を示した斜視
図である。
【図7】ゲージ板に設けられているマーカの配置を説明
した説明図である。
【図8】表示器に表示された断層画像を模式的に示した
図である。
【図9】従来の定位脳手術支援システムにおける、初期
画像に対する手術標的点の設定の手順を示したフローチ
ャートである。
【図10】従来の定位脳手術支援システムにおける、2
枚目以降の画像に対する手術標的点の設定の手順を示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
1 X線CT装置 3 固定フレーム 5 ゲージ板 6 マーカ 9 表示器 12 脳手術支援装置 13 ROI設定部 14 演算部 15 ROI自動配置処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 AA22 AA25 BA07 CA15 CA17 CA18 DA04 ED12 EE01 FF22 FF28 4C096 AA18 AB36 AB38 AB39 AC01 DC23 DC28 EB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の頭部の両側に基準位置を示すマ
    ーカが写し込まれた複数スライスの断層画像を表示する
    表示手段と、この表示手段に表示される任意の1スライ
    スの前記断層画像に対して、前記断層画像に含まれてい
    る前記マーカを含む近傍に関心領域を設定する第1の関
    心領域設定手段と、この第1の関心領域設定手段によっ
    て設定された関心領域内のCT値に基づき、前記マーカ
    の位置を演算するマーカ位置演算手段とを具備すること
    を特徴とする定位脳手術支援システム。
  2. 【請求項2】 被検体の頭部の基準面を形成する当該頭
    部に固定されたフレームに前記頭部の両側に位置するよ
    うにマーカ部材を取付けた状態で、当該頭部の複数スラ
    イスの断層画像を取得する断層画像取得手段と、この断
    層画像取得手段で取得された断層画像を表示する表示手
    段と、この表示手段に表示される任意の1スライスの前
    記断層画像に対して、前記断層画像に含まれている前記
    マーカを含む近傍に関心領域を設定する第1の関心領域
    設定手段と、この第1の関心領域設定手段によって設定
    された関心領域内のCT値に基づき、前記マーカの位置
    を演算するマーカ位置演算手段とを具備することを特徴
    とする定位脳手術支援システム。
  3. 【請求項3】 前記マーカ位置演算手段により求められ
    た前記マーカ位置に基づき、他のスライスの断層画像を
    前記表示手段に表示させたときに前記関心領域を所定位
    置に表示させる関心領域自動配置処理手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載の定位脳手術支援システム。
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JP2005081046A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Hitachi Medical Corp 定位脳手術支援システム
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