JP2001169499A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
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- JP2001169499A JP2001169499A JP34631099A JP34631099A JP2001169499A JP 2001169499 A JP2001169499 A JP 2001169499A JP 34631099 A JP34631099 A JP 34631099A JP 34631099 A JP34631099 A JP 34631099A JP 2001169499 A JP2001169499 A JP 2001169499A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電動機を取り付けるための取付脚をなくして部
品点数や組立工数を低減するとともに、スペースの制約
を緩和して取り付けの自由度を高める。 【解決手段】ブラシのメンテナンスが不要な交流電動機
を用い、電動機1のエンドカバー2を平坦な下面35を
有する角形に形成して、この下面35に取付孔16を設
け、カバー2に取付機能をもたせる。取付孔16に挿入
されるボルト31によって電動機1の本体をトレイ30
に固定し、トレイ30をゴムブッシュ32を介してボル
ト33によりフォークリフトの車体フレーム34に取り
付ける。
品点数や組立工数を低減するとともに、スペースの制約
を緩和して取り付けの自由度を高める。 【解決手段】ブラシのメンテナンスが不要な交流電動機
を用い、電動機1のエンドカバー2を平坦な下面35を
有する角形に形成して、この下面35に取付孔16を設
け、カバー2に取付機能をもたせる。取付孔16に挿入
されるボルト31によって電動機1の本体をトレイ30
に固定し、トレイ30をゴムブッシュ32を介してボル
ト33によりフォークリフトの車体フレーム34に取り
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトな
どに搭載される電動機に関し、特にエンドカバーの形状
を改良した交流電動機に関する。
どに搭載される電動機に関し、特にエンドカバーの形状
を改良した交流電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトには、車体の走行や油圧
ポンプの駆動のための電動機が搭載されている。図5は
従来のフォークリフトに用いられている直流電動機の一
例を示す一部断面図、図6はその右側面図、図7は左側
面図である。図5において、51は電動機のハウジング
であり、このハウジング51は、前後の1対のエンドカ
バー52,53と、これらの間に配設されたヨーク55
とから構成されていて、ステータを構成するステータコ
ア54の内部にロータ56が配置されている。
ポンプの駆動のための電動機が搭載されている。図5は
従来のフォークリフトに用いられている直流電動機の一
例を示す一部断面図、図6はその右側面図、図7は左側
面図である。図5において、51は電動機のハウジング
であり、このハウジング51は、前後の1対のエンドカ
バー52,53と、これらの間に配設されたヨーク55
とから構成されていて、ステータを構成するステータコ
ア54の内部にロータ56が配置されている。
【0003】エンドカバー52はカップ状の円筒体から
形成されていて、その内部にブラシ57が配設されてい
る。ブラシ57は枠体58に保持されており、電動機の
回転方向に対して90°間隔で合計4個が設けられてい
る。また、エンドカバー52の中央部には、ベアリング
60を備えた軸受部61を介してロータ56の回転軸6
2の一端部が支持されている。63はエンドカバー52
の側面に設けられたメンテナンス用の窓であって、ここ
からブラシ57などのメンテナンス作業を行う。64は
ステータコア54とともにステータを構成する巻線であ
る。
形成されていて、その内部にブラシ57が配設されてい
る。ブラシ57は枠体58に保持されており、電動機の
回転方向に対して90°間隔で合計4個が設けられてい
る。また、エンドカバー52の中央部には、ベアリング
60を備えた軸受部61を介してロータ56の回転軸6
2の一端部が支持されている。63はエンドカバー52
の側面に設けられたメンテナンス用の窓であって、ここ
からブラシ57などのメンテナンス作業を行う。64は
ステータコア54とともにステータを構成する巻線であ
る。
【0004】一方、エンドカバー53もカップ状の円筒
体から形成されており、エンドカバー53とエンドカバ
ー52とは、円筒形のヨーク55を間にはさんだ状態
で、ヨーク55に対して長ボルト65によってそれぞれ
連結され固定されている。また、エンドカバー53の中
央部には、ベアリング66を備えた軸受部67を介し
て、ロータ56の回転軸62の他端部が支持されてい
る。
体から形成されており、エンドカバー53とエンドカバ
ー52とは、円筒形のヨーク55を間にはさんだ状態
で、ヨーク55に対して長ボルト65によってそれぞれ
連結され固定されている。また、エンドカバー53の中
央部には、ベアリング66を備えた軸受部67を介し
て、ロータ56の回転軸62の他端部が支持されてい
る。
【0005】68は、ハウジング51を構成するヨーク
55の下部外面に溶接等により固定された取付脚であっ
て、図6および図7に示すように、合計4個が設けられ
ている。この取付脚68は、電動機本体をフォークリフ
トの車体フレームなどに取り付けるためのものであっ
て、取付用のボルト等が挿通される透孔69を備えてい
る。なお、図6および図7において、70は巻線64に
電流を供給するためのケーブル71が接続される電源端
子である。
55の下部外面に溶接等により固定された取付脚であっ
て、図6および図7に示すように、合計4個が設けられ
ている。この取付脚68は、電動機本体をフォークリフ
トの車体フレームなどに取り付けるためのものであっ
て、取付用のボルト等が挿通される透孔69を備えてい
る。なお、図6および図7において、70は巻線64に
電流を供給するためのケーブル71が接続される電源端
子である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造を備
えた直流電動機では、ブラシ57が磨耗したり損傷した
りした場合にメンテナンスが必要なため、前述のように
メンテナンス用の窓63をエンドカバー52に設けてい
る。そして、この窓63は4個のブラシ57に対応した
位置に、ブラシ57と近接して設ける必要があるため、
エンドカバー52は図6のように、回転軸62の軸方向
からみて円形に形成されている。したがって、電動機を
車体フレームなどに取り付けるにあたっては、エンドカ
バー52を直接フレームに取り付けることはできず、取
付脚68を用いて、透孔69に挿通されるボルトにより
取り付けている。このため、取付脚68を溶接等でハウ
ジング51に固着しなければならず、部品点数や組立工
数が増加する。また、取付脚68が存在することで取付
スペースの制約を受け、搭載場所の自由度が低下すると
いう問題もある。
えた直流電動機では、ブラシ57が磨耗したり損傷した
りした場合にメンテナンスが必要なため、前述のように
メンテナンス用の窓63をエンドカバー52に設けてい
る。そして、この窓63は4個のブラシ57に対応した
位置に、ブラシ57と近接して設ける必要があるため、
エンドカバー52は図6のように、回転軸62の軸方向
からみて円形に形成されている。したがって、電動機を
車体フレームなどに取り付けるにあたっては、エンドカ
バー52を直接フレームに取り付けることはできず、取
付脚68を用いて、透孔69に挿通されるボルトにより
取り付けている。このため、取付脚68を溶接等でハウ
ジング51に固着しなければならず、部品点数や組立工
数が増加する。また、取付脚68が存在することで取付
スペースの制約を受け、搭載場所の自由度が低下すると
いう問題もある。
【0007】本発明は、上記のような不具合を解消する
ものであって、電動機本体を取り付けるための取付脚を
なくして部品点数や組立工数を低減するとともに、スペ
ースの制約を緩和して取り付けの自由度を高めた電動機
を提供することを課題としている。
ものであって、電動機本体を取り付けるための取付脚を
なくして部品点数や組立工数を低減するとともに、スペ
ースの制約を緩和して取り付けの自由度を高めた電動機
を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、従来の直流電動機に代えて交流電動機を用
い、そのエンドカバーを平坦な下面を有する形状に形成
したものである。
に本発明は、従来の直流電動機に代えて交流電動機を用
い、そのエンドカバーを平坦な下面を有する形状に形成
したものである。
【0009】交流電動機は、直流電動機のようなブラシ
を有していないので、基本的にメンテナンスフリーであ
り、エンドカバーにメンテナンス用の窓を設ける必要は
ない。このため、エンドカバーをあえて円形にする必要
はなく、カバー形状は制約を受けなくなる。本発明はこ
の点に着目し、交流電動機においてエンドカバーを角形
のように平坦な下面を有する形状に形成することで、エ
ンドカバーに取付機能をもたせて取付脚を不要にすると
ともに、取付スペースの制約も少なくしている。
を有していないので、基本的にメンテナンスフリーであ
り、エンドカバーにメンテナンス用の窓を設ける必要は
ない。このため、エンドカバーをあえて円形にする必要
はなく、カバー形状は制約を受けなくなる。本発明はこ
の点に着目し、交流電動機においてエンドカバーを角形
のように平坦な下面を有する形状に形成することで、エ
ンドカバーに取付機能をもたせて取付脚を不要にすると
ともに、取付スペースの制約も少なくしている。
【0010】本発明では、エンドカバーの平坦な下面に
取付孔を形成することによって、この取付孔に挿入され
るボルト等で、エンドカバーを直接トレイや車体フレー
ムなどの取付板に取り付けることができる。また、ステ
ータの前後に一対設けられているエンドカバーのそれぞ
れを角形のように平坦な下面を有する形状に形成するこ
とで、電動機本体を安定した状態で取り付けることがで
きる。
取付孔を形成することによって、この取付孔に挿入され
るボルト等で、エンドカバーを直接トレイや車体フレー
ムなどの取付板に取り付けることができる。また、ステ
ータの前後に一対設けられているエンドカバーのそれぞ
れを角形のように平坦な下面を有する形状に形成するこ
とで、電動機本体を安定した状態で取り付けることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に
係るフォークリフト用の交流電動機を示す一部断面図、
図2はその右側面図、図3は左側面図である。図1にお
いて、1は電動機であり、この電動機1は前後の1対の
エンドカバー2,3と、これらの間に配設されたステー
タを構成するステータコア4と、その内部に支持された
ロータ5とから構成されている。
図を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に
係るフォークリフト用の交流電動機を示す一部断面図、
図2はその右側面図、図3は左側面図である。図1にお
いて、1は電動機であり、この電動機1は前後の1対の
エンドカバー2,3と、これらの間に配設されたステー
タを構成するステータコア4と、その内部に支持された
ロータ5とから構成されている。
【0012】エンドカバー2は内方に隔壁6を備えてお
り、この隔壁6の中央部には、ベアリング7を備えた軸
受部8を介してロータ5の回転軸9の一端部が支持され
ている。10はエンドカバー2の外周に3個設けられた
巻線端子(1個のみ図示)、11はロータ5の回転軸9
に連結されたエンコーダである。エンコーダ11は、電
動機1の回転数を検出するためのものである。12はエ
ンドカバー2の開口部を覆うように設けられたプレート
であって、ボルト13によりエンドカバー2に取り付け
られている。14はステータコア4とともにステータを
構成する巻線であり、この巻線14は隔壁6に形成され
た透孔15(図2参照)から引き出されて、巻線端子1
0に接続されている。この巻線端子10には、巻線14
に電流を供給するための3相ケーブル22(図2、図3
参照)が接続される。
り、この隔壁6の中央部には、ベアリング7を備えた軸
受部8を介してロータ5の回転軸9の一端部が支持され
ている。10はエンドカバー2の外周に3個設けられた
巻線端子(1個のみ図示)、11はロータ5の回転軸9
に連結されたエンコーダである。エンコーダ11は、電
動機1の回転数を検出するためのものである。12はエ
ンドカバー2の開口部を覆うように設けられたプレート
であって、ボルト13によりエンドカバー2に取り付け
られている。14はステータコア4とともにステータを
構成する巻線であり、この巻線14は隔壁6に形成され
た透孔15(図2参照)から引き出されて、巻線端子1
0に接続されている。この巻線端子10には、巻線14
に電流を供給するための3相ケーブル22(図2、図3
参照)が接続される。
【0013】エンドカバー2は、隔壁6を境として前部
2aと後部2bとからなり、図2に示すように、ロータ
5の回転軸9の軸方向(紙面に垂直な方向)からみて、
前部2aは半月形に形成されており、後部2bは平坦な
下面35を有する角形に形成されている。そしてこの下
面35には、電動機1を取付板に取り付けるための取付
孔16が形成されている。取付孔16は、雌ネジが形成
されたタップ穴になっていて、エンドカバー2と一体形
成された取付座17を貫通して設けられている。
2aと後部2bとからなり、図2に示すように、ロータ
5の回転軸9の軸方向(紙面に垂直な方向)からみて、
前部2aは半月形に形成されており、後部2bは平坦な
下面35を有する角形に形成されている。そしてこの下
面35には、電動機1を取付板に取り付けるための取付
孔16が形成されている。取付孔16は、雌ネジが形成
されたタップ穴になっていて、エンドカバー2と一体形
成された取付座17を貫通して設けられている。
【0014】一方、エンドカバー3はカップ状に形成さ
れており、図1のようにその中央部には、ロータ5の回
転軸9の他端部が、ベアリング18を備えた軸受部19
を介して支持されている。また、このエンドカバー3は
図3に示すように、エンドカバー2の後部2bと同様に
平坦な下面36を有する角形に形成されている。そし
て、エンドカバー3の下面36にも、電動機1を取付板
に取り付けるための取付孔20と取付座21とが設けら
れている。これらは、前述の取付孔16、取付座17と
同じ構造を有している。エンドカバー3はステータコア
4を間にはさんで長ボルト23によってエンドカバー2
に連結され、ステータコア4とエンドカバー2,3とは
一体に固定されている。
れており、図1のようにその中央部には、ロータ5の回
転軸9の他端部が、ベアリング18を備えた軸受部19
を介して支持されている。また、このエンドカバー3は
図3に示すように、エンドカバー2の後部2bと同様に
平坦な下面36を有する角形に形成されている。そし
て、エンドカバー3の下面36にも、電動機1を取付板
に取り付けるための取付孔20と取付座21とが設けら
れている。これらは、前述の取付孔16、取付座17と
同じ構造を有している。エンドカバー3はステータコア
4を間にはさんで長ボルト23によってエンドカバー2
に連結され、ステータコア4とエンドカバー2,3とは
一体に固定されている。
【0015】図2および図3は、図1の交流電動機をフ
ォークリフトの車体フレームに取り付けた状態での側面
図を示している。図において、30は電動機1が載置さ
れるトレイであり、電動機1は、エンドカバー2および
エンドカバー3の取付座17,21がトレイ30の上面
に当接するように、トレイ30上に載置される。そし
て、エンドカバー2,3に形成された取付孔16,20
とトレイ30に形成された取付孔(図示省略)との位置
合わせを行った後、取付孔16,20に固定部材である
ボルト31を螺入して電動機1の本体をトレイ30に固
定する。また、トレイ30は、クッション部材としての
ゴムブッシュ32を介して、固定部材であるボルト33
によりフォークリフトの車体フレーム34に取り付けら
れる。
ォークリフトの車体フレームに取り付けた状態での側面
図を示している。図において、30は電動機1が載置さ
れるトレイであり、電動機1は、エンドカバー2および
エンドカバー3の取付座17,21がトレイ30の上面
に当接するように、トレイ30上に載置される。そし
て、エンドカバー2,3に形成された取付孔16,20
とトレイ30に形成された取付孔(図示省略)との位置
合わせを行った後、取付孔16,20に固定部材である
ボルト31を螺入して電動機1の本体をトレイ30に固
定する。また、トレイ30は、クッション部材としての
ゴムブッシュ32を介して、固定部材であるボルト33
によりフォークリフトの車体フレーム34に取り付けら
れる。
【0016】図4は、電動機1を取り付ける場合の他の
実施形態を示している。図2と対比すれば明らかなよう
に、ここではトレイ30を省略し、エンドカバー2の取
付座17と車体フレーム34との間にゴムブッシュ32
を介在させて、ボルト33を取付孔16に螺入すること
によって、電動機1の本体を直接車体フレーム34に固
定している。なお、エンドカバー3側についても同様で
ある。
実施形態を示している。図2と対比すれば明らかなよう
に、ここではトレイ30を省略し、エンドカバー2の取
付座17と車体フレーム34との間にゴムブッシュ32
を介在させて、ボルト33を取付孔16に螺入すること
によって、電動機1の本体を直接車体フレーム34に固
定している。なお、エンドカバー3側についても同様で
ある。
【0017】このようにして、上記実施形態によると、
メンテナンスフリーな交流電動機を用いて、エンドカバ
ー2,3の形状を平坦な下面35,36を有する角形に
したことで、エンドカバー2,3をトレイ30や車体フ
レーム34への取り付けに利用することができるため、
取付脚が不要となって取付場所の制約も少なくなる。ま
た、前後のエンドカバー2,3を共に平坦な下面35,
36を有する角形に形成したことで、電動機1のすわり
がよくなり、安定して取り付けることができる。
メンテナンスフリーな交流電動機を用いて、エンドカバ
ー2,3の形状を平坦な下面35,36を有する角形に
したことで、エンドカバー2,3をトレイ30や車体フ
レーム34への取り付けに利用することができるため、
取付脚が不要となって取付場所の制約も少なくなる。ま
た、前後のエンドカバー2,3を共に平坦な下面35,
36を有する角形に形成したことで、電動機1のすわり
がよくなり、安定して取り付けることができる。
【0018】本発明は、上述した実施形態の他にも種々
の形態を採用することができる。たとえば、上記実施形
態では、エンドカバー2は半月形の前部2aと角形の後
部2bとから構成されているが、エンドカバー2の全体
を角形に形成してもよい。また、上記実施形態ではエン
ドカバー2,3が大略4角形をしているが、必ずしもこ
の形状に限定されるものではなく、たとえば大略5角形
あるいは6角形をしていてもよい。さらには、エンドカ
バー2,3はたとえば下部が角形で上部が円形のような
形状であってもよく、平坦な下面を有する形状であれば
すべて本発明の範囲に含まれる。また、平坦な下面3
5,36は必ずしもエンドカバー2,3の下方全域に設
ける必要はなく、一部に設けられたものであってもよ
い。
の形態を採用することができる。たとえば、上記実施形
態では、エンドカバー2は半月形の前部2aと角形の後
部2bとから構成されているが、エンドカバー2の全体
を角形に形成してもよい。また、上記実施形態ではエン
ドカバー2,3が大略4角形をしているが、必ずしもこ
の形状に限定されるものではなく、たとえば大略5角形
あるいは6角形をしていてもよい。さらには、エンドカ
バー2,3はたとえば下部が角形で上部が円形のような
形状であってもよく、平坦な下面を有する形状であれば
すべて本発明の範囲に含まれる。また、平坦な下面3
5,36は必ずしもエンドカバー2,3の下方全域に設
ける必要はなく、一部に設けられたものであってもよ
い。
【0019】また、上記実施形態ではフォークリフトに
搭載される電動機1を例に挙げたが、本発明はフォーク
リフト以外のたとえば無人搬送車や高所作業車などにも
適用することができ、さらにはこれらの電動式荷役運搬
車両以外の用途にも適用することが可能である。
搭載される電動機1を例に挙げたが、本発明はフォーク
リフト以外のたとえば無人搬送車や高所作業車などにも
適用することができ、さらにはこれらの電動式荷役運搬
車両以外の用途にも適用することが可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、エンドカバーの形状が
制約を受けないため、エンドカバーを平坦な下面を有す
る形状にして、これに取付機能を付与することで取付脚
が不要となり、部品点数や組立工数を削減することがで
きるとともに、スペースの制約を少なくして取り付けの
自由度を高めることができる。
制約を受けないため、エンドカバーを平坦な下面を有す
る形状にして、これに取付機能を付与することで取付脚
が不要となり、部品点数や組立工数を削減することがで
きるとともに、スペースの制約を少なくして取り付けの
自由度を高めることができる。
【図1】本発明に係る電動機の一部断面図である。
【図2】電動機を取り付けた状態での右側面図である。
【図3】電動機を取り付けた状態での左側面図である。
【図4】電動機を取り付ける他の実施形態を示す右側面
図である。
図である。
【図5】従来の電動機の一部断面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図5の左側面図である。
1 電動機 2 エンドカバー 2a 前部 2b 後部 3 エンドカバー 4 ステータコア 5 ロータ 9 回転軸 16 取付孔 20 取付孔 30 トレイ(取付板) 31 固定部材 33 固定部材 34 車体フレーム(取付板) 35 下面 36 下面
Claims (3)
- 【請求項1】ステータの内部にロータを内蔵し、このロ
ータの回転軸をエンドカバーに支持した交流電動機にお
いて、 前記エンドカバーは、平坦な下面を有する形状に形成さ
れていることを特徴とする電動機。 - 【請求項2】前記エンドカバーの平坦な下面に、電動機
本体を取付板に取り付けるための取付孔が形成されてい
る請求項1に記載の電動機。 - 【請求項3】エンドカバーは、ステータの前後に一対設
けられている請求項1または2に記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34631099A JP2001169499A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34631099A JP2001169499A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001169499A true JP2001169499A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18382545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34631099A Pending JP2001169499A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001169499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302107A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Shimadzu Corp | 車両用液圧装置 |
CN106300765A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 无锡太昌精密机械有限公司 | 便于拆卸的密封式电机后盖 |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34631099A patent/JP2001169499A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302107A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Shimadzu Corp | 車両用液圧装置 |
CN106300765A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 无锡太昌精密机械有限公司 | 便于拆卸的密封式电机后盖 |
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