JP2001168725A - 符号化装置及び方法、記録媒体、並びに復号装置及び方法 - Google Patents

符号化装置及び方法、記録媒体、並びに復号装置及び方法

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JP2001168725A JP35229099A JP35229099A JP2001168725A JP 2001168725 A JP2001168725 A JP 2001168725A JP 35229099 A JP35229099 A JP 35229099A JP 35229099 A JP35229099 A JP 35229099A JP 2001168725 A JP2001168725 A JP 2001168725A
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    • G10L19/16Vocoder architecture
    • G10L19/167Audio streaming, i.e. formatting and decoding of an encoded audio signal representation into a data stream for transmission or storage purposes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のフォーマットにしたがった第1の符号
列よりも符号化効率の高い第2のフォーマットにしたが
った第2の符号列を、第1のフォーマットの第1の符号
列を再生するための再生装置に無音再生させるように符
号化する。 【解決手段】 第1コーデックダミー列生成部132
は、第1の符号化方法による第1のフォーマットにした
がった第1の符号列中に第1コーデックダミー列を生成
する。第2コーデック符号化部131は、上記第1の符
号列よりも符号化効率の高い上記第1のフォーマットと
は異なる第2のフォーマットにしたがった第2の符号列
を生成する。符号列生成部133は、第1コーデックダ
ミー列生成部132により生成された上記第1コーデッ
クダミー列に基づいて上記第1の符号列中に形成される
空き領域に、上記第2コーデック符号化部131により
生成された第2コーデックの符号列を埋め込んで合成符
号列を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の符号化方法
による第1のフォーマットにしたがった第1の符号列よ
りも符号化効率の高い、第2の符号化方法による第2の
フォーマットにしたがった第2の符号列を符号化するた
めの符号化装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】符号化されたオーディオ或いは音声等の
信号を記録可能な光磁気ディスク等の記録媒体に記録す
る技術が広く使用されている。オーディオ或いは音声等
の信号の高能率符号化の手法には種々あるが、例えば、
時間軸上のオーディオ信号等をブロック化しないで、複
数の周波数帯域に分割して符号化する非ブロック化周波
数帯域分割方式である、帯域分割符号化(サブ・バンド
・コーディング:SBC)や、時間軸の信号を周波数軸上の
信号に変換(スペクトル変換)して複数の周波数帯域に分
割し、各帯域毎に符号化するブロック化周波数帯域分割
方式、いわゆる変換符号化等を挙げることができる。ま
た、上述の帯域分割符号化と変換符号化とを組み合わせ
た高能率符号化の手法も考えられており、この場合に
は、例えば、上記帯域分割符号化で帯域分割を行った
後、該各帯域毎の信号を周波数軸上の信号にスペクトル
変換し、このスペクトル変換された各帯域毎に符号化が
施される。ここで用いるフィルターとしては、例えばQM
Fフィルターがあり、これは、1976 R.E.Crochiere Dig
ital coding of speech in subbands,Bell Syst.Tech.
J. Vol.55,No.8 1976に、述べられている。また、ICAS
SP 83,BOSTON Polyphase Quadrature filters-A new su
bband coding technique Joseph H. Rothweilerには、
等バンド幅のフィルター分割手法が述べられている。
【0003】ここで、上述したスペクトル変換として
は、例えば、入力オーディオ信号を所定単位時間(フレ
ーム)でブロック化し、当該ブロック毎に離散フーリエ
変換(DFT)、コサイン変換(DCT)、モディファイドDCT変
換(MDCT)等を行うことで時間軸を周波数軸に変換するよ
うなスペクトル変換がある。MDCTについては、ICASSP 1
987 Subband/Transform Coding Using Filter Bank D
esigns Based on Time Domain Aliasing Cancellation
J.P.Princen A.B.Bradley Univ. of Surrey Roya
l Melbourne Inst.of Tech.に述べられている。
【0004】波形信号をスペクトルに変換する方法とし
て上述のDFTやDCTを使用した場合には、M個のサンプル
からなる時間ブロックで変換を行うとM個の独立な実数
データが得られる。時間ブロック間の接続歪みを軽減す
るために通常、両隣のブロックとそれぞれM1個のサンプ
ルずつオーバーラップさせるので、平均して、DFTやDCT
では(M-M1)個のサンプルに対してM個の実数データを量
子化して符号化することになる。
【0005】これに対してスペクトルに変換する方法と
して上述のMDCTを使用した場合には、両隣の時間とM個
ずつオーバーラップさせた2M個のサンプルから、独立な
M個の実数データが得られるので平均して、MDCTではM個
のサンプルに対してM個の実数データを量子化して符号
化することになる。復号装置においては、このようにし
てMDCTを用いて得られた符号から各ブロックにおいて逆
変換を施して得られた波形要素を互いに干渉させながら
加え合わせることにより、波形信号を再構成することが
できる。
【0006】一般に変換のための時間ブロックを長くす
ることによって、スペクトルの周波数分離度が高まり特
定のスペクトル成分にエネルギーが集中する。したがっ
て、両隣のブロックと半分ずつオーバーラップさせて長
いブロック長で変換を行い、しかも得られたスペクトル
信号の個数が、元の時間サンプルの個数に対して増加し
ないMDCTを使用することにより、DFTやDCTを使用した場
合よりも効率の良い符号化を行うことが可能となる。ま
た、隣接するブロック同士に十分長いオーバーラップを
持たせることによって、波形信号のブロック間歪みを軽
減することもできる。
【0007】このようにフィルターやスペクトル変換に
よって帯域毎に分割された信号を量子化することによ
り、量子化雑音が発生する帯域を制御することができ、
マスキング効果などの性質を利用して聴覚的により高能
率な符号化を行なうことができる。また、ここで量子化
を行なう前に、各帯域毎に、例えばその帯域における信
号成分の絶対値の最大値で正規化を行なうようにすれ
ば、さらに高能率な符号化を行なうことができる。
【0008】周波数帯域分割された各周波数成分を量子
化する周波数分割幅としては、例えば人間の聴覚特性を
考慮した帯域分割が行われる。すなわち、一般に臨界帯
域(クリティカルバンド)と呼ばれている高域程帯域幅が
広くなるような帯域幅で、オーディオ信号を複数(例え
ば25バント)の帯域に分割することがある。また、こ
の時の各帯域毎のデータを符号化する際には、各帯域毎
に所定のビット配分或いは、各帯域毎に適応的なビット
割当て(ビットアロケーシヨン)による符号化が行われ
る。例えば、上記MDCT処理されて得られた係数データを
上記ビットアロケーシヨンによって符号化する際には、
上記各ブロック毎のMDCT処理により得られる各帯域毎の
MDCT係数データに対して、適応的な割当てビット数で符
号化が行われることになる。これらの適応的なビット割
り当ての情報は、予め符号列に含めるように定めておく
ことができ、そのようにしておけば、復号方法の規格を
決定した後でも、符号化方法の改善で音質を向上させる
ことが可能である。ビット割当手法としては、次の2手
法が知られている。
【0009】一つの手法は、Adaptive Transform Codin
g of Speech Signals,R.Zelinskiand P.Noll,IEEE Tr
ansactions of Accoustics,Speech,and Signal Process
ing,vol.ASSP-25,No.4,August 1977に開示されている。
この手法では、各帯域毎の信号の大きさをもとに、ビッ
ト割当を行なっている。この方式では、量子化雑音スペ
クトルが平坦となり、雑音エネルギー最小となるが、聴
感覚的にはマスキング効果が利用されていないために実
際の雑音感は最適ではない。
【0010】他の一つの手法は、ICASSP 1980,The cri
tical band coder--digital encoding of the percept
ual requirements of the auditory system,M.A.Krans
nerMITに開示されている。この手法では、聴覚マスキン
グを利用することで、各帯域毎に必要な信号対雑音比を
得て固定的なビット割当を行なう手法が述べられてい
る。しかしこの手法ではサイン波入力で特性を測定する
場合でも、ビット割当が固定的であるために特性値が、
それほど良い値とならない。
【0011】これらの問題を解決するために、ビット割
当に使用できる全ビットが、各小ブロック毎にあらかじ
め定められた固定ビット割当パターン分と、各ブロック
の信号の大きさに依存したビット配分を行なう分に分割
使用され、その分割比を入力信号に関係する信号に依存
させ、前記信号のスペクトルが滑らかなほど前記固定ビ
ット割当パターン分への分割比率を大きくする高能率符
号化装置が提案されている。
【0012】この方法によれば、サイン波入力のよう
に、特定のスペクトルにエネルギーが集中する場合には
そのスペクトルを含むブロックに多くのビットを割り当
てる事により、全体の信号対雑音特性を著しく改善する
ことができる。一般に、急峻なスペクトル成分をもつ信
号に対して人間の聴覚は極めて敏感であるため、このよ
うな方法を用いる事により、信号対雑音特性を改善する
ことは、単に測定上の数値を向上させるばかりでなく、
聴感上、音質を改善するのに有効である。
【0013】ビット割り当ての方法にはこの他にも数多
くのやり方が提案されており、さらに聴覚に関するモデ
ルが精緻化され、符号化装置の能力があがれば聴覚的に
みてより高能率な符号化が可能になる。これらの方法に
おいては、計算によって求められた信号対雑音特性をな
るべく忠実に実現するような実数のビット割り当て基準
値を求め、それを近似する整数値を割り当てビット数と
することが一般的である。
【0014】例えば、本件出願人は、スペクトル信号か
ら聴感上特に重要なトーン性の成分、すなわち特定の周
波数周辺にエネルギーが集中している信号成分、を分離
して、他のスペクトル成分とは別に符号化する方法を提
案しており、これにより、オーディオ信号等を聴感上の
劣化を殆ど生じさせずに高い圧縮率での効率的に符号化
することが可能になっている。
【0015】実際の符号列を構成するにあたっては、先
ず、正規化および量子化が行なわれる帯域毎に量子化精
度情報、正規化係数情報を所定のビット数で符号化し、
次に、正規化および量子化されたスペクトル信号を符号
化すれば良い。また、ISO/IEC 11172-3: 1993(E),1993
では、帯域によって量子化精度情報を表すビット数が異
なるように設定された高能率符号化方式が記述されてお
り、高域になるにしたがって、量子化精度情報を表すビ
ット数が小さくなるように規格化されている。
【0016】量子化精度情報を直接符号化するかわり
に、復号装置において、例えば、正規化係数情報から量
子化精度情報を決定する方法も知られているが、この方
法では、規格を設定した時点で正規化係数情報と量子化
精度情報の関係が決まってしまうので、将来的にさらに
高度な聴覚モデルに基づいた量子化精度の制御を導入す
ることができなくなる。また、実現する圧縮率に幅があ
る場合には圧縮率毎に正規化係数情報と量子化精度情報
との関係を定める必要が出てくる。
【0017】量子化されたスペクトル信号を、例えば、
D.A.Huffman: A Method for Construction of Minimum
Redundancy Codes,Proc.I.R.E., 40, p.1098 (1952)に
述べられている可変長符号を用いて符号化することによ
って、より効率的に符号化する方法も知られている。
【0018】このように符号化効率を高める手法は次々
と開発されており、新たに開発された手法を組み込んだ
規格を採用することによって、より長時間の記録が可能
になったり、同じ記録時間であれば、より音質の高いオ
ーディオ信号を記録することが可能になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一旦定
められた規格(以下、これを「第1規格」と呼ぶ)で記録
された信号のみを再生できる再生装置(以下、これを
「第1規格対応再生装置」と呼ぶ)が普及すると、この
第1規格対応再生装置ではより高能率の符号化方式を使
用した規格(以下、これを「第2規格」と呼ぶ)を使って
記録された記録媒体を再生できない。特に、第1規格が
決定された時点では、たとえ記録媒体に規格を示すフラ
グを持っていても、フラグ信号を無視して再生する第1
規格対応再生装置では、その記録媒体に記録されている
信号はすべて第1規格で符号化されているものとして再
生する。したがって、すべての第1規格対応再生装置が
その記録媒体に第2規格に基づいて記録されていること
を識別するわけではない。このため、もし第1規格対応
再生装置が、第2規格に基づいて記録されている信号を
第1規格に基づいて記録されているものと解釈して再生
しようとすると、ひどい雑音を発生する恐れがある。
【0020】本発明に係る符号化装置及び方法は、上記
実情に鑑みてなされたものであり、第1のフォーマット
にしたがった第1の符号列よりも符号化効率の高い第2
のフォーマットにしたがった第2の符号列を、第1のフ
ォーマットの第1の符号列を再生するための再生装置に
無音再生させるように符号化できる符号化装置及び方法
の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る符号化装置
は、上記課題を解決するために、ダミー列を生成するダ
ミー列生成手段と、上記ダミー列を持つことによりフレ
ーム内に空き領域を形成して第1の符号列を生成する第
1の符号化手段と、入力信号を符号化して第2の符号列
を生成する第2の符号化手段と、上記第1の符号列中の
空き領域に、上記第2の符号化手段により生成された第
2の符号列を埋め込んで合成符号列を生成する符号列合
成手段とを備える。
【0022】本発明に係る符号化方法は、上記課題を解
決するために、ダミー列を生成するダミー列生成工程
と、上記ダミー列を持つことによりフレーム内に空き領
域を形成して第1の符号列を生成する第1の符号化工程
と、入力信号を符号化して第2の符号列を生成する第2
の符号化工程と、上記第1の符号列中の空き領域に、上
記第2の符号化工程により生成された第2の符号列を埋
め込んで合成符号列を生成する符号列合成工程とを備え
る。
【0023】本発明に係る符号化装置は、上記課題を解
決するために、第1の符号列を生成する第1の符号化手
段と、第2の符号列を生成する第2の符号化手段と、上
記第2の符号化手段で生成した上記第2の符号列の一部
が、上記第1の符号列の一部となるように合成符号列を
生成する符号列合成手段とを備える。
【0024】本発明に係る符号化方法は、上記課題を解
決するために、第1の符号列を生成する第1の符号化工
程と、第2の符号列を生成する第2の符号化工程と、上
記第2の符号化工程で生成した上記第2の符号列の一部
が、上記第1の符号列の一部となるように合成符号列を
生成する符号列合成工程とを備える。
【0025】本発明に係る記録媒体は、上記課題を解決
するために、第1の符号列中に生成されたダミー列に基
づいて第1の符号列中に形成される空き領域に、第2の
符号列を埋め込むことによって得られた合成符号列を記
録している。
【0026】本発明に係る記録媒体は、上記課題を解決
するために、第2の符号列の一部が、第1の符号列の一
部となるように合成された合成符号列を記録している。
【0027】本発明に係る復号装置は、上記課題を解決
するために、第1の符号列中に生成されたダミー列に基
づいて第1の符号列中に形成される空き領域に、第2の
符号列を埋め込むことによって得られた合成符号列を受
け取る合成符号列受け取り手段と、上記合成符号列受け
取り手段で受け取られた上記合成符号列から上記ダミー
列を検出するダミー列検出手段と、上記第2の符号列を
復号する第2符号列復号手段と、上記ダミー列検出手段
での所定のダミー列の検出の有無に応じて上記第2の符
号列を復号した復号信号の出力を制御する出力制御手段
とを備える。
【0028】本発明に係る復号方法は、上記課題を解決
するために、第1の符号列中に生成されたダミー列に基
づいて第1の符号列中に形成される空き領域に、第2の
符号列を埋め込むことによって得られた合成符号列を受
け取る合成符号列受け取り工程と、上記合成符号列受け
取り工程で受け取られた上記合成符号列から上記ダミー
列を検出するダミー列検出工程と、上記第2の符号列を
復号する第2符号列復号工程と、上記ダミー列検出工程
での所定のダミー列の検出の有無に応じて上記第2の符
号列を復号した復号信号の出力を制御する出力制御工程
とを備える。
【0029】本発明に係る復号装置は、上記課題を解決
するために、第2の符号列の一部が、第1の符号列の一
部となるように合成された合成符号列を受け取る合成符
号列受け取り手段と、上記合成符号列受け取り手段で受
け取られた上記合成符号列から所定のダミー列を検出す
るダミー列検出手段と、上記第2の符号列を復号する第
2符号列復号手段と、上記ダミー列検出手段での所定の
ダミー列の検出の有無に応じて上記第2の符号列を復号
した復号信号の出力を制御する出力制御手段とを備え
る。
【0030】本発明に係る復号方法は、上記課題を解決
するために、第2の符号列の一部が、第1の符号列の一
部となるように合成された合成符号列を受け取る合成符
号列受け取り工程と、上記合成符号列受け取り工程で受
け取られた上記合成符号列から所定のダミー列を検出す
るダミー列検出工程と、上記第2の符号列を復号する第
2符号列復号工程と、上記ダミー列検出工程での所定の
ダミー列の検出の有無に応じて上記第2の符号列を復号
した復号信号の出力を制御する出力制御工程とを備え
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。先ず、本発明の符号
化装置の好ましい実施例を図1に示す。この図1に示す
符号化装置は、後述する第1の符号化方法による第1規
格(フォーマット)にしたがった第1の符号列よりも符
号化効率の高い、後述の第2の符号化方法による第2の
フォーマットにしたがった第2の符号列を記録した記録
媒体が第1フォーマット対応再生装置で再生された場合
でも雑音を発生させずに無音再生を可能とするために、
第2のフォーマットの第2の符号列を第1のフォーマッ
トの第1の符号列中に埋め込んで合成符号化する符号化
装置である。特に、上記第1のフォーマットは既存の旧
フォーマットであり、上記第2のフォーマットは上記第
1のフォーマットと上位互換性を有する新フォーマット
である。
【0032】このため、この符号化装置は、第1の符号
化方法による第1のフォーマットにしたがった第1の符
号列中に第1コーデックダミー列を生成する第1コーデ
ックダミー列生成部132と、上記第1の符号列よりも
符号化効率の高い上記第1のフォーマットとは異なる第
2のフォーマットにしたがった第2の符号列を生成する
第2コーデック符号化部131と、第1コーデックダミ
ー列生成部132により生成された上記第1コーデック
ダミー列に基づいて上記第1の符号列中に形成される空
き領域に、上記第2コーデック符号化部131により生
成された第2コーデックの符号列を埋め込んで合成符号
列を生成する符号列生成部133とを備える。
【0033】なお、コーデック(codec)とは、符号化
復号化(code-decode)のことをいうのが一般的である
が、ここでは符号化方法及び復号化方法のそれぞれにお
いてコーデックという言葉を使い、適宜、コーデックの
内の符号化、或いはコーデックの内の復号化という意味
を持たせる。
【0034】第1コーデックダミー列生成部132は、
詳細については後述するが、ダミー列として第1の符号
化方法による第1フォーマットの符号化の単位となるフ
レーム(符号化フレーム)の第1規格ヘッダ、および、
0ビット割り当て量子化精度データを生成する。
【0035】ここで、第1の符号化方法は、高能率圧縮
符号化の一種であり、オーディオPCM信号等の入力信
号を、帯域分割符号化(Sub Band coding;SBC)、
適応変換符号化(Adaptive Transform Coding;AT
C)及び適応ビット割当ての各技術を用いて高能率符号
化する。
【0036】第1の符号化方法に基づいて入力信号を符
号化する一般的な第1の符号化装置の構成を図2に示
す。入力端子40から入力された信号は変換部41によ
って信号周波数成分に変換された後、信号成分符号化部
42によって各成分が符号化され、符号列生成部43に
よって符号列が生成され、出力端子44から出力され
る。
【0037】一般的な符号化装置の変換部41では図3
に示すように、帯域分割フィルター46によって二つの
帯域に分割された信号がそれぞれの帯域においてMDCT等
の順スペクトル変換部47及び48でスペクトル信号成
分に変換される。順スペクトル変換部47及び48から
のそれぞれのスペクトル信号成分の帯域幅は、入力信号
の帯域幅の1/2となっており、1/2に間引かれている。も
ちろん変換部41としてはこの具体例以外にも多数考え
られ、例えば、入力信号を直接、MDCT によってスペク
トル信号に変換しても良いし、MDCT ではなく、DFTやDC
T によって変換しても良い。いわゆる帯域分割フィルタ
ーによって信号を帯域成分に分割することも可能である
が、本実施の形態では、多数の周波数成分が比較的少な
い演算量で得られる上記のスペクトル変換によって周波
数成分に変換する方法をとると都合が良い。
【0038】図4は図2の信号成分符号化部42の具体
例で、入力端子51から入力された各信号成分は、正規
化部52によって所定の帯域毎に正規化が施された後、
量子化精度決定部53によって計算された量子化精度に
基づいて量子化部54によって量子化される。量子化部
54の出力には量子化された信号成分に加え、正規化係
数情報や量子化精度情報も含まれており、出力端子55
から出力される。
【0039】図5は図2に示した一般的な第1の符号化
装置で、従来行なわれてきた第1の符号化方法を説明す
るための図である。スペクトル信号は図3に詳細を示し
た変換部41によって得られたものであり、図にはMDCT
のスペクトルの絶対値をレベル(dB)に変換して示して
いる。入力信号は所定の時間ブロック(フレーム)毎に
64個のスペクトル信号に変換されており、それらがU1
からU8の8つの帯域(以下、これを符号化ユニットと呼
ぶ)にまとめられ、この符号化ユニット毎に正規化およ
び量子化が行なわれる。量子化精度を周波数成分の分布
の仕方によって符号化ユニット毎に変化させることによ
り、音質の劣化を最小限に押さえ、聴覚的に効率の良い
符号化が可能である。ここで、マスキング効果等によ
り、実際にその符号化ユニット内のどのスペクトル信号
も符号化する必要がない場合には、その符号化ユニット
には、0ビットのビット割り当てを行ない、その符号化
ユニットに対応する帯域の信号を無音にしてしまっても
良い。
【0040】図6は上述のようにして第1の符号化装置
によって符号化された信号を記録媒体に記録する場合の
具体的な符号列を示したものである。この具体例では、
各符号化フレームF0,F1・・・の先頭に同期信号81
を含む固定長のヘッダ80がついており、ここに符号化
ユニット数82も記録されている。ヘッダ80の次には
量子化精度データ83が符号化ユニット数だけ記録さ
れ、その後に正規化精度データ84が上記符号化ユニッ
ト数だけ記録されている。正規化および量子化されたス
ペクトル係数データ85はその後に記録されるが、符号
化フレームF0,F1・・・の長さが固定の場合、スペク
トル係数データ85の後に、空き領域86ができても良
い。
【0041】図7は上記一般的な第1の符号化装置によ
り得られた各符号化フレームF0,F1・・・が並んでで
きた各曲の符号列を、その制御データを記録するTOC
(Table Of Contents)領域201を含めて、記録媒体に
記録した具体例を示す図である。図7において、信号記
録領域202中の、領域2021、領域2022,領域2
023が、上記の各単位時間に対応する符号化フレーム
F0,F1・・・を並べた各曲の符号列を記録している部
分であり、それがどの部分から開始されているか等の情
報が、TOC領域201に記録されており、各曲の先頭
部分、終了部分がどこであるかがわかるようになってい
る。具体的に、TOC領域201には第1曲情報アドレ
スA1,第2曲情報アドレスA2,第3曲情報アドレス
A3・・・が記録されている。例えば第1曲情報アドレ
スA1は領域2021に記録されている第1曲の曲先頭
アドレスA1S,曲終了アドレスA1E、曲符号化モー
ドM1、リザーブ情報R1からなる。同様に第2曲情報
アドレスA2は領域2022に記録されている第2曲の
曲先頭アドレスA2S,曲終了アドレスA2E、曲符号
化モードM2、リザーブ情報R2らなる。ここで曲符号
化モードとは例えばATC等の圧縮符号化モードであ
る。
【0042】以上述べた第1の符号化方法に対して、さ
らに符号化効率を高めることが可能である。例えば、量
子化されたスペクトル信号のうち、頻度の高いものに対
しては比較的短い符号長を割り当て、頻度の低いものに
対しては比較的長い符号長を割り当てることによって、
符号化効率を高めることができる。また例えば、変換ブ
ロック長を長くとることによって、量子化精度情報や正
規化係数情報といったサブ情報の量を相対的に削減で
き、また周波数分解能を上がるので、周波数軸上で量子
化精度をよりこまやかに制御できるため、符号化効率を
高めることができる。
【0043】さらにまた、本件出願人は、スペクトル信
号から聴感上特に重要なトーン性の成分、すなわち特定
の周波数周辺にエネルギーが集中している信号成分、を
分離して、他のスペクトル成分とは別に符号化する方法
を既に出願している。これにより、オーディオ信号等を
聴感上の劣化を殆ど生じさせずに高い圧縮率での効率的
に符号化することが可能になっている。本実施の形態で
は、この符号化方法を上記第2の符号化方法として用い
ている。
【0044】上記図1に示した第2コーデック符号化部
131は、上記第2の符号化方法を用いて、入力端子1
30を介した入力に対して後述の図12の空き領域に埋
め込むことになる第2コーデックの符号列120を生成
する。ただし、ここでいう第2コーデック符号化部13
1は上記図2の変換部41および信号成分符号化部42
の両者の機能を備えているものである。
【0045】上記図1の第2コーデック符号化部131
を変換部41と共に構成する信号成分符号化部42は、
図8に示すように構成される。図2の変換部41の出力
が入力端子90を介してトーン成分分離部91に供給さ
れる。トーン成分分離部91は、変換部41の変換出力
をトーン成分と非トーン成分に分離し、それぞれ、トー
ン成分符号化部92および非トーン成分符号化部93に
供給する。トーン成分符号化部92および非トーン成分
符号化部93は、上記図4に示した符号化部と同様の構
成で、トーン成分及び非トーン成分を符号化するが、ト
ーン成分符号化部92はトーン成分の位置データの符号
化も行なう。
【0046】この信号成分符号化部42が符号化処理を
施す対象となるスペクトルについて図9を用いて説明す
る。ここでも、MDCTのスペクトルの絶対値をレベル(d
B)に変換している。また、入力信号は所定の時間ブロ
ック(符号化フレーム)毎に64個のスペクトル信号に変
換されており、それがU1からU8の8つの符号化ユニ
ットにまとめられ、この符号化ユニット毎に正規化およ
び量子化が行なわれる。ここでは簡単のため64個のス
ペクトルとして図示しているが、図5の例と対比して2
倍の変換長となっている場合には128個のスペクトル
データが得られることになる。上記図5に示した方法と
異なるのは、スペクトル信号から、特にレベルが高いも
のをトーン成分Tiとして分離して符号化することであ
る。例えば3つのトーン成分T1,T2,T3に対して
は、その位置データP1,P2,P3も必要となるが、
トーン成分T1,T2,T3を抜き出した後のスペクト
ル信号は少ないビット数で量子化することが可能となる
ので、特定のスペクトル信号にエネルギーが集中する信
号に対して、このような方法をとると特に効率の良い符
号化が可能となる。
【0047】図10は上述のような第2の符号化方法に
より符号化された信号を記録媒体に記録する場合の符号
列の具体例を示したものである。この具体例では、トー
ン成分を分離するように、トーン符号列110を第2の
符号化方法による符号列120内のヘッダ部121と量
子化精度データ124の間に記録している。ここで、第
2の符号化方法の符号列120とは、同期信号122、
符号化ユニット数123からなる第2規格ヘッダ121
の後に、トーン符号列110を記録し、その後、量子化
精度データ124,正規化係数データ,スペクトル係数
データ126等を記録している符号列である。トーン成
分列110には、先ず、トーン成分数データ111が記
録され、次に各トーン成分1120のデータ、具体的に
は位置データ113,量子化精度データ114,正規化
係数データ115,スペクトル係数データ116が記録
されている。この具体例ではさらに、スペクトル信号に
変換する変換ブロック長を図6の第1の符号化方法によ
る具体例の場合の2倍にとって周波数分解能も高めてあ
り、さらに可変長符号も導入することによって、図6の
具体例に比較して、同じバイト数の符号化フレームF0,
F1・・・に2倍の長さに相当する音響信号の符号列を記
録している。
【0048】ところで、上記図1に示した本発明の実施
例となる符号化装置は、図10に示した符号列で記録さ
れた記録媒体を図6に示した符号列で記録された記録媒
体のみ再生可能な再生装置にかけた場合に、ひどい雑音
が発生するのを防止するためのものである。
【0049】このため図1の符号化装置では、第一の方
法として図11に示すように、無音を第1の符号化方法
を使用して第1のフォーマットで記録し、その際に生じ
る空き領域に第2の符号化方法を使用してより符号化効
率の高い第2のフォーマットにしたがった第2の符号列
を記録し、記録時間の長時間化を実現する。具体的に
は、第1コーデックダミー列生成部132により、第1
コーデックダミー列として第1規格ヘッダ80と、0ビ
ット割当の量子化精度データ83を生成し、この第1コ
ーデックダミー列に基づいて無音領域を形成する。つま
り、量子化精度データ83に0を割り当てると、上記図
6に示したスペクトル係数データ85にはビットを割り
当てる必要が無くなり、図11に示す正規化係数データ
84に続く空き領域87となり、この空き領域87に上
記第2の符号化方法により得られた第2のフォーマット
の第2の符号列を埋め込む。このようにすると第2の符
号化方法に対して、比較的広い記録領域を確保すること
ができるとともに、これを第1規格の再生装置にかけた
場合にも雑音を発生することがなくなる。ここで、符号
化ユニット数としては、第1規格で許容される最小の符
号化ユニット数とすることによって、第2コーデック用
に広い記録領域が確保できるとともに、第2のコーデッ
クの先頭位置を固定的に定めることができる。
【0050】さらに、第二の方法として、第1規格対応
の再生装置にかけた場合に雑音を発生することを防止し
ながら、第2の符号化方法用にさらに広い記録領域を確
保し、より高い音質を実現することが可能である方法が
ある。この第2の方法を示したのが図12であり、第1
規格ヘッド80に書かれた符号化ユニット数82で規定
されたすべての符号化ユニットの量子化精度データ83
を0にするとともに第2の符号化方法による符号列12
0の記録は量子化精度データ83の直後からの空き領域
88に行っている。具体的な数値で説明すると、第1規
格ヘッダ80には4バイトを、また量子化精度データ8
3には1個当たり4ビットで表現できる量子化精度を符
号化ユニット数20個分の合計10バイト(80ビッ
ト)を、また空き領域88には198バイトを割り当て
て、1フレーム当たり212バイトとすることができ
る。なお、第1規格の正規化係数データの値としては、
実際にはバラバラな値が設定されることになるが、量子
化精度がすべて0に設定されているため、第1の符号化
方法に対して、どのスペクトルデータも0であると解釈
されることになり、結局、第1規格に対応した再生装置
に図12に示した符号列データをかけた場合には無音再
生となり、ひどい雑音を発することはない。ここで、符
号化ユニット数としては、第1規格で許容される最小の
符号化ユニット数とすることによって、第2コーデック
用に広い記録領域が確保できるとともに、第2のコーデ
ックの先頭位置を固定的に定めることができる。
【0051】図13は、本発明を用いる場合の図11及
び12とは別の符号列の記録方法の具体例を示したもの
である。この具体例では、各符号化フレーム内での第2
コーデックの符号列の記録順序が第1コーデックに対し
て反対になっており、各々のコーデックを独立に読みだ
すことが可能となっている。第1コーデック、第2コー
デックとも、無音データはコンパクトな大きさにできる
ので、第1コーデックの有音信号符号列と第2コーデッ
クの無音データ符号列、および、第2コーデックの有音
信号符号列と第1コーデックの無音データ符号列を二重
記録しても、有音信号の音質を十分高く確保することが
可能である。この実施例の場合、第2規格に対応した再
生装置では、常に、各符号化フレームの最後尾から復号
処理を行なっていけばよい。尚、量子化精度データ83
をすべて0にすることにより、第2コーデックの記録領
域に正規化係数データ84、スペクトル係数データ85
の部分を加えるようにしてもよい。
【0052】次ぎに、本発明に係る復号装置の実施例に
ついて説明する。図14は上記図12に示したような符
号列が記録された記録媒体から音響信号を再生する復号
装置の具体例を示したものである。符号列分解部136
は入力端子135を介して供給される上記図12に示す
符号列から、第1規格ヘッダ80および第1コーデック
の量子化精度データ83に相当する部分を第1コーデッ
クダミー列検査部137に送り、その他の第2コーデッ
クによる符号列の部分を第2コーデック復号部138に
送る。第1コーデックダミー列検査部137は、受け取
った符号列が第1規格ヘッダと0ビット割り当ての量子
化精度データであるかどうかのチェックを行なう。この
第1コーデックダミー列検査部137で受け取った符号
列が上記第1規格ヘッダと0ビット割り当ての量子化精
度データであったと判断したなら、選択的消音部139
は第2コーデック復号部138の出力する音響信号を出
力し、正しくなければ、正しい符号列ではないものとし
て無音再生をさせる。なお、記録媒体への記録が図11
のようになされている場合には、符号列分解部は図11
の符号列から、第1規格ヘッダおよび第1コーデックの
量子化精度データ、正規化係数データに相当する部分を
第1コーデックダミー列検査部137に送り、その他の
領域の部分を第2コーデック復号部138に送る。
【0053】図15は上記のように選択的消音部139
が、第1コーデックダミー列検査部137の検査結果に
基づいて音響信号を再生する際の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。ステップS21で第1コーデックの
ダミーデータは0ビット割当であるか否かを判断し、N
OであればステップS22に進んで、無音データを出力
する。一方、YESであればステップS23に進んで、
第2コーデックデータを復号した復号データを出力す
る。
【0054】ところで、上記図2の符号化装置に対応す
る従来の復号装置は上記図2の符号化装置によって生成
された符号列から音響信号を出力するものであり、図1
6に示すように、入力端子60から入力される符号列を
符号列分解部61に供給し、各信号成分の符号を抽出さ
せる。その後、それらの符号から信号成分復号部62に
よって各信号成分を復元した後、逆変換部63によって
音響波形信号を出力する。
【0055】図17は図16の従来の復号装置を構成し
た逆変換部63の具体例であるが、これは図3の変換部
の具体例に対応したものある。入力端子65及び66か
ら供給された信号成分は、逆スペクトル変換部67及び
68によって各帯域の信号とされ、帯域合成フィルター
部69によって合成された後、出力端子70から出力さ
れる。
【0056】図18は図16の復号装置を構成した信号
成分復号部62の具体例を示した図である。符号列分解
部61の出力信号は、入力端子71を介して逆量子化部
72に供給されて逆量子化され、逆正規化部73で逆正
規化されてスペクトル信号に変換されて出力端子74か
ら出力される。
【0057】なお、図19には上記図8に示した符号化
装置によりトーン性成分を分離して符号化されたものを
復号する場合の復号装置の具体例の要部を示す。復号装
置の概略としては上記図16に示したものと同様である
が、図16の信号成分復号部62を図19のように構成
している。すなわち、符号列分解部61で分解された符
号列の内の、トーン成分を入力端子96からトーン成分
復号部98に供給し、非トーン成分を入力端子97から
非トーン成分復号部99に供給する。トーン成分復号部
98及び非トーン成分復号部99は、上記トーン成分及
び非トーン成分を復号してスペクトル信号合成部100
に供給する。スペクトル信号合成部100が合成したス
ペクトル信号は出力端子101から出力される。
【0058】上述した図2に示した符号化装置、図16
に示した復号装置は、例えば図20に示すような記録及
び/又は再生装置で使用されている。この記録及び/又
は再生装置は、第1の符号化装置で符号化された第1の
フォーマットにしたがった第1の符号列を記録媒体に記
録すると共にその第1符号列のみを再生する。このた
め、上記第2の符号化装置からの第2のフォーマットに
したがった第2の符号列が記録されている記録媒体に対
しては第1の符号化装置により符号化された符号列とし
て再生を行ってしまうので、ひどい雑音を発生してしま
う。そこで、このような記録及び/又は再生装置に対し
ては本発明の符号化装置で符号化した図11,図12,
図13に示す符号列が有効となる。
【0059】先ず、この記録及び/又は再生装置の構成
について説明する。
【0060】先ず記録媒体としては、スピンドルモータ
11により回転駆動される光磁気ディスク1が用いられ
る。光磁気ディスク1に対するデータの記録時には、例
えば光学ヘッド13によりレーザ光を照射した状態で記
録データに応じた変調磁界を磁気ヘッド14により印加
することによって、いわゆる磁界変調記録を行い、光磁
気ディスク1の記録トラックに沿ってデータを記録す
る。また再生時には、光磁気ディスク1の記録トラック
を光学ヘッド13によりレーザ光でトレースして磁気光
学的に再生を行う。
【0061】光学ヘッド13は、例えば、レーザダイオ
ード等のレーザ光源、コリメータレンズ、対物レンズ、
偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学
部品及び所定パターンの受光部を有するフォトディテク
タ等から構成されている。この光学ヘッド13は、光磁
気ディスク1を介して上記磁気ヘッド14と対向する位
置に設けられている。光磁気デイスク1にデータを記録
するときには、後述する記録系のヘッド駆動回路26に
より磁気ヘッド14を駆動して記録データに応じた変調
磁界を印加すると共に、光学ヘッド13により光磁気デ
ィスク1の目的トラックにレーザ光を照射することによ
って、磁界変調方式により熱磁気記録を行う。またこの
光学ヘッド13は、目的トラックに照射したレーザ光の
反射光を検出し、例えばいわゆる非点収差法によりフォ
ーカスエラーを検出し、例えばいわゆるプツシユプル法
によりトラッキングエラーを検出する。光磁気ディスク
1からデータを再生するとき、光学ヘッド13は上記フ
ォーカスエラーやトラッキングエラーを検出すると同時
に、レーザ光の目的トラックからの反射光の偏光角(カ
ー回転角)の違いを検出して再生信号を生成する。
【0062】光学ヘッド13の出力は、RF回路15に
供給される。このRF回路15は、光学ヘッド13の出
力から上記フォーカスエラー信号やトラッキングエラー
信号を抽出してサーボ制御回路16に供給するととも
に、再生信号を2値化して後述する再生系のデコーダ3
1に供給する。
【0063】サーボ制御回路16は、例えばフォーカス
サーボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路、スピン
ドルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路等
から構成される。上記フォーカスサーボ制御回路は、上
記フォーカスエラー信号がゼロになるように、光学ヘッ
ド13の光学系のフォーカス制御を行う。また上記トラ
ッキングサーボ制御回路は、上記トラッキングエラー信
号がゼロになるように光学ヘッド13の光学系のトラッ
キング制御を行う。さらに上記スピンドルモータサーボ
制御回路は、光磁気ディスク1を所定の回転速度(例え
ば一定線速度)で回転駆動するようにスピンドルモータ
11を制御する。また、上記スレッドサーボ制御回路
は、システムコントローラ17により指定される光磁気
ディスク1の目的トラック位置に光学ヘッド13及び磁
気ヘッド14を移動させる。このような各種制御動作を
行うサーボ制御回路16は、該サーボ制御回路16によ
り制御される各部の動作状態を示す情報をシステムコン
トローラ17に送る。
【0064】システムコントローラ17にはキー入力操
作部18や表示部19が接続されている。このシステム
コントローラ17は、キー入力操作部18による操作入
力情報により操作入力情報により記録系及び再生系の制
御を行う。またシステムコントローラ17は、光磁気デ
ィスク1の記録トラックからヘッダータイムやサブコー
ドのQデータ等により再生されるセクタ単位のアドレス
情報に基づいて、光学ヘッド13及び磁気ヘッド14が
トレースしている上記記録トラック上の記録位置や再生
位置を管理する。さらにシステムコントローラ17は、
本記録及び/又は再生装置のデータ圧縮率と上記記録ト
ラック上の再生位置情報とに基づいて表示部19に再生
時間を表示させる制御を行う。
【0065】この再生時間表示は、光磁気ディスク1の
記録トラックからいわゆるヘッダータイムやいわゆるサ
ブコードQデータ等により再生されるセクタ単位のアド
レス情報(絶対時間情報)に対し、データ圧縮率の逆数
(例えば1/4圧縮のときには4)を乗算することによ
り、実際の時間情報を求め、これを表示部19に表示さ
せるものである。なお、記録時においても、例えば光磁
気ディスク等の記録トラックに予め絶対時間情報が記録
されている(プリフォーマットされている)場合に、こ
のプリフォーマットされた絶対時間情報を読み取ってデ
ータ圧縮率の逆数を乗算することにより、現在位置を実
際の記録時間で表示させることも可能である。
【0066】次にこのディスク記録再生装置の記録系に
おいて、入力端子20からのアナログオーディオ入力信
号AINがローパスフイルタ21を介してA/D変換器2
2に供給され、このA/D変換器22は上記アナログオ
ーディオ入力信号AINを量子化する。A/D変換器62
から得られたデジタルオーディオ信号は、上記図2に示
した符号化装置の具体例である、ATC(Adaptive Tra
nsform Coding)エンコーダ23に供給される。また、
入力端子27からのデジタルオーディオ入力信号DINが
デジタル入力インターフェース回路28を介して、AT
Cエンコーダ23に供給される。ATCエンコーダ23
は、上記入力信号AINを上記A/D変換器22により量
子化した所定転送速度のデジタルオーディオPCMデー
タについて、所定のデータ圧縮率に応じたビット圧縮
(データ圧縮)処理を行うものであり、ATCエンコー
ダ23から出力される圧縮データ(ATCデータ)は、
メモリ24に供給される。例えばデータ圧縮率が1/8
の場合について説明すると、ここでのデータ転送速度
は、上記標準のCD−DAのフオーマットのデータ転送
速度(75セクタ/秒)の1/8(9.375セクタ/秒)
に低減されている。
【0067】次にメモリ24は、データの書き込み及び
読み出しがシステムコントローラ17により制御され、
ATCエンコーダ23から供給されるATCデータを一
時的に記憶しておき、必要に応じてディスク上に記録す
るためのバッファメモリとして用いられている。すなわ
ち、例えばデータ圧縮率が1/8の場合において、AT
Cエンコーダ23から供給される圧縮オーディオデータ
は、そのデータ転送速度が、標準的なCD−DAフォー
マットのデータ転送速度(75セクタ/秒)の1/8、
すなわち9.375セクタ/秒に低減されており、この
圧縮データがメモリ24に連続的に書き込まれる。この
圧縮データ(ATCデータ)は、前述したように8セク
タにつき1セクタの記録を行えば足りるが、このような
8セクタおきの記録は事実上不可能に近いため、後述す
るようなセクタ連続の記録を行うようにしている。
【0068】この記録は、休止期間を介して、所定の複
数セクタ(例えば32セクタ+数セクタ)から成るクラ
スタを記録単位として、標準的なCD−DAフォーマッ
トと同じデータ転送速度(75セクタ/秒)でバースト
的に行われる。すなわちメモリ24においては、上記ビ
ット圧縮レートに応じた9.375(=75/8)セク
タ/秒の低い転送速度で連続的に書き込まれたデータ圧
縮率1/8のATCオーディオデータが、記録データと
して上記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に読み
出される。この読み出されて記録されるデータについ
て、記録休止期間を含む全体的なデータ転送速度は、上
記9.375セクタ/秒の低い速度となっているが、バ
ースト的に行われる記録動作の時間内での瞬時的なデー
タ転送速度は上記標準的な75セクタ/秒となってい
る。従って、ディスク回転速度が標準的なCD−DAフ
ォーマットと同じ速度(一定線速度)のとき、該CD−
DAフォーマットと同じ記録密度、記憶パターンの記録
が行われることになる。
【0069】メモリ24から上記75セクタ/秒の(瞬
時的な)転送速度でバースト的に読み出されたATCオ
ーディオデータすなわち記録データは、エンコーダ25
に供給される。ここで、メモリ24からエンコーダ25
に供給されるデータ列において、1回の記録で連続記録
される単位は、複数セクタ(例えば32セクタ)から成
るクラスタ及び該クラスタの前後位置に配されたクラス
タ接続用の数セクタとしている。このクラスタ接続用セ
クタは、エンコーダ25でのインターリーブ長より長く
設定しており、インターリーブされても他のクラスタの
データに影響を与えないようにしている。
【0070】エンコーダ25は、メモリ24から上述し
たようにバースト的に供給される記録データについて、
エラー訂正のための符号化処理(パリテイ付加及びイン
ターリーブ処理)やEFM符号化処理などを施す。この
エンコーダ25による符号化処理の施された記録データ
が磁気ヘッド駆動回路26に供給される。この磁気ヘッ
ド駆動回路26には、磁気ヘッド14が接続されてお
り、上記記録データに応じた変調磁界を光磁気ディスク
1に印加するように磁気ヘッド14を駆動する。
【0071】また、システムコントローラ17は、メモ
リ24に対する上述の如きメモリ制御を行うとともに、
このメモリ制御によりメモリ24からバースト的に読み
出される上記記録データを光磁気ディスク1の記録トラ
ックに連続的に記録するように記録位置の制御を行う。
この記録位置の制御は、システムコントローラ17によ
りメモリ24からバースト的に読み出される上記記録デ
ータの記録位置を管理して、光磁気ディスク1の記録ト
ラック上の記録位置を指定する制御信号をサーボ制御回
路16に供給することによって行われる。
【0072】次に再生系について説明する。この再生系
は、上述の記録系により光磁気ディスク1の記録トラッ
ク上に連続的に記録された記録データを再生するための
ものであり、光学ヘッ13によって光磁気ディスク1の
記録トラックをレーザ光でトレースすることにより得ら
れる再生出力がRF回路15により2値化されて供給さ
れるデコーダ31を備えている。この時光磁気ディスク
のみではなく、Compact Discと同じ再生専用光ディスク
の読みだしも行なうことができる。
【0073】デコーダ31は、上述の記録系におけるエ
ンコーダ25に対応するものであって、RF回路15に
より2値化された再生出力について、エラー訂正のため
の上述の如き復号処理やEFM復号処理などの処理を行
い、上述のデータ圧縮率1/8のATCオーディオデー
タを、正規の転送速度よりも早い75セクタ/秒の転送
速度で再生する。このデコーダ31により得られる再生
データは、メモリ32に供給される。
【0074】メモリ32は、データの書き込み及び読み
出しがシステムコントローラ17により制御され、デコ
ーダ31から75セクタ/秒の転送速度で供給される再
生データがその75セクタ/秒の転送速度でバースト的
に書き込まれる。また、このメモリ32は、上記75セ
クタ/秒の転送速度でバースト的に書き込まれた上記再
生データがデータ圧縮率1/8に対応する9.375セ
クタ/秒の転送速度で連続的に読み出される。
【0075】システムコントローラ17は、再生データ
をメモリ32に75セクタ/秒の転送速度で書き込むと
ともに、メモリ32から上記再生データを上記9.37
5セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出すようなメモ
リ制御を行う。また、システムコントローラ17は、メ
モリ32に対する上述の如きメモリ制御を行うととも
に、このメモリ制御によりメモリ32からバースト的に
書き込まれる上記再生データを光磁気ディスク1の記録
トラックから連続的に再生するように再生位置の制御を
行う。この再生位置の制御は、システムコントローラ1
7によりメモリ32からバースト的に読み出される上記
再生データの再生位置を管理して、光磁気ディスク1も
しくは光ディスク1の記録トラック上の再生位置を指定
する制御信号をサーボ制御回路16に供給することによ
って行われる。
【0076】メモリ32から9.375セクタ/秒の転
送速度で連続的に読み出された再生データとして得られ
るATCオーディオデータは、上記図5に示した復号装
置の具体例となるATCデコーダ33に供給される。こ
のATCデコーダ33は、上記記録系のATCエンコー
ダ23に対応するもので、例えばATCデータを8倍に
データ伸張(ビット伸張)することで16ビットのデジ
タルオーディオデータを再生する。このATCデコーダ
33からのデジタルオーディオデータは、D/A変換器
34に供給される。
【0077】D/A変換器34は、ATCデコーダ33
から供給されるデジタルオーディオデータをアナログ信
号に変換して、アナログオーディオ出力信号AOUTを形
成する。このD/A変換器34により得られるアナログ
オーディオ信号AOUTは、ローパスフイルタ35を介し
て出力端子36から出力される。
【0078】以上に説明した構成及び動作の記録及び/
又は再生装置に対して、上述した図11,図12,図1
3に示す符号列が記録された光磁気ディスクを再生させ
ると、雑音の発生を防ぐことができる。記録及び/又は
再生装置の再生装置側のATCデコーダ33が、上記図
11,図12,図13に示す符号列中の第2の符号化に
よる第2の符号列を無音データとして認識するためであ
る。
【0079】また、上記記録及び/又は再生装置の再生
装置側のATCデコーダ33が上記図14に示した復号
装置の機能を備えるものであり、例えばTOC領域を読
むことにより上述した図11,図12,図13に示す符
号列が記録された光磁気ディスクが装着されことを判断
していれば、上述したような動作により音響信号を出力
することができる。また、第2の符号列として正しいも
のではないと判断したときには無音再生をすることがで
きる。
【0080】さらに、上記記録及び/又は再生装置の記
録装置側のATCエンコーダ23も上記図1に示した符
号化装置の機能を備えるものであれば、この記録及び/
又は再生装置は、記録時に上記図11,図12,図13
に示す符号列を符号化により生成することができ、かつ
再生することもできる。
【0081】次に、本発明に係る符号化方法の他の実施
の形態について図21及び図22を用いて説明する。こ
の実施の形態は、上記符号化方法に基づいたプログラム
を実行する情報処理装置である。この情報処理装置は、
上記符号化方法を適用した符号化プログラムを内部の記
録媒体に記録し、或いはフロッピーディスクなどのリム
ーバブルな記録媒体経由で内部にダウンロードして、C
PUにより実行することで上述した符号化装置として機
能する。
【0082】以下、この情報処理装置300の詳細につ
いて図21を用いて説明する。CPU(Central Proces
sing Unit)320はバス340を介してROM31
0、RAM330、通信I/F380、ドライバ370
及びHDD350を接続している。ドライバ370は、
PCカードやCD−ROMやフロッピーディスク(F
D)等のリムーバブル記憶媒体360を駆動する。
【0083】ROM310には、例えば、IPL(Init
ial Program Loading) プログラムなどが記憶されてい
る。CPU320は、ROM310に記憶されているI
PLプログラムにしたがって、HDD350に記憶され
たOS(Operating System)のプログラムを実行し、さ
らに、そのOSの制御の下、例えばHDD350に記憶
されているデータ交換プログラムを実行する。RAM3
30は、CPU320の動作上必要なプログラムやデー
タなどを一時的に記憶する。通信I/F380は、外部
装置との通信に使用されるインターフェースである。
【0084】符号化プログラムは、CPU320によ
り、例えばHDD350から取り出され、RAM330
を作業領域としてCPU320により実行される。具体
的には、次の図22に示すフローチャートの処理をCP
U320が実行する。
【0085】すなわち、ステップS1において、第1コ
ーデックのダミーデータの生成を行なった後、ステップ
S2で第2コーデックでの符号列の生成を行ない、ステ
ップS3において、両者の符号列の合成を行なう。
【0086】このような符号化プログラムを情報処理装
置が実行することで、専用のハードウェア構成を不要と
しながらも、上記符号化装置と同じように機能する。つ
まり、第2の符号化方法に対して、比較的広い記録領域
を確保することができるとともに、これを第1規格の再
生装置にかけた場合にも雑音を発生させることがなくな
る。
【0087】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、第2の符号化方法用に大きな記録領域を確
保しながらも、第1規格にのみ対応した再生装置の使用
者が第2規格に基づいて信号が記録された記録媒体を再
生しようとした場合に、ひどい雑音を発生させることを
防止することができ、聴覚機能や再生装置に被害を与え
ることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化装置の好ましい実施例のブロッ
ク図である。
【図2】第1の符号化方法に基づいて入力信号を符号化
する一般的な第1の符号化装置のブロック図である。
【図3】上記一般的な第1の符号化装置を構成する変換
部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】上記一般的な第1の符号化装置を構成する信号
成分符号化部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】上記図2に示した一般的な第1の符号化装置
で、従来行なわれてきた第1の符号化方法を説明するた
めの図である。
【図6】第1の符号化装置によって符号化された信号を
記録媒体に記録する場合の具体的な符号列を示した図で
ある。
【図7】上記一般的な第1の符号化装置により得られた
各フレームが並んでできた各曲の符号列と、TOC情報
を説明するための図である。
【図8】上記図1に示した第2コーデック符号化部を変
換部と共に構成する信号成分符号化部の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図9】上記図8に示した信号成分符号化部が符号化処
理を施す対象となるスペクトルについて説明するための
図である。
【図10】第2の符号化方法により符号化された信号を
記録媒体に記録する場合の符号列の具体例を示した図で
ある。
【図11】上記図1に示した符号化装置で行われる第一
の方法を説明するための図である。
【図12】上記図1に示した符号化装置で行われる第二
の方法を説明するための図である。
【図13】他の符号化の方法を示す図である。
【図14】上記図12に示した符号列が記録された記録
媒体から音響信号を再生する復号装置のブロック図であ
る。
【図15】上記復号装置を構成する選択的消音部の処理
を説明するためのフローチャートである。
【図16】上記図2の符号化装置に対応する従来の復号
装置の構成を示すブロック図である。
【図17】上記図16の従来の復号装置を構成した逆変
換部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図18】上記図16の復号装置を構成した信号成分復
号部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図19】上記図12に示した符号化装置によりトーン
性成分を分離して符号化されたものを復号する場合の復
号装置の具体例の要部を示すブロック図である。
【図20】従来の符号化装置、復号装置、又は本発明の
符号化装置、復号装置が適用可能な記録及び/又は再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の符号化方法の実施の形態となる情報
処理装置の構成を示すブロック図である。
【図22】上記情報処理装置が実行する符号プログラム
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
131 第2コーデック符号化、132 第1コーデッ
クダミー列生成部、133 符号列生成部、136 符
号列分割部、137 第1コーデックダミー列検査部、
138 第2コーデック復号部、139 選択的消音部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 弘幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 宮崎 敏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5J064 AA02 BA13 BC02 BC06 BC07 BC11 BC17 BC18 BD03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダミー列を生成するダミー列生成手段
    と、 上記ダミー列を持つことによりフレーム内に空き領域を
    形成して第1の符号列を生成する第1の符号化手段と、 入力信号を符号化して第2の符号列を生成する第2の符
    号化手段と、 上記第1の符号列中の空き領域に、上記第2の符号化手
    段により生成された第2の符号列を埋め込んで合成符号
    列を生成する符号列合成手段とを備えることを特徴とす
    る符号化装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の符号化手段は、第1のフォー
    マットにしたがった第1の符号列を生成し、上記第2の
    符号化手段は、上記第1のフォーマットとは異なる第2
    のフォーマットにしたがった第2の符号列を生成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  3. 【請求項3】 上記ダミー列生成手段は、上記第1の符
    号列が無音信号を示すデータのダミー列を生成すること
    を特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の符号列は、複数のスペクトル
    信号をまとめた符号化ユニット毎に量子化精度データを
    持ち、上記ダミー列生成手段は、上記量子化精度データ
    を0とするダミー列を生成することを特徴とする請求項
    3記載の符号化装置。
  5. 【請求項5】 上記ダミー列生成手段は、上記第1の符
    号列の符号化データ領域を最小にするダミー列を生成す
    ることを特徴とする請求項3記載の符号化装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の符号列は、上記符号化ユニッ
    ト数を符号化フレームのヘッダに持ち、上記ダミー列生
    成手段は、上記符号化ユニットの数を最小にして上記第
    1の符号列の符号化データ領域を最小にすることを特徴
    とする請求項5記載の符号化装置。
  7. 【請求項7】 上記符号列合成手段は、上記第2の符号
    化手段が生成した第2の符号列を、上記空き領域に、上
    記符号化フレームの終端から先頭に向かって記録するこ
    とを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  8. 【請求項8】 ダミー列を生成するダミー列生成工程
    と、 上記ダミー列を持つことによりフレーム内に空き領域を
    形成して第1の符号列を生成する第1の符号化工程と、 入力信号を符号化して第2の符号列を生成する第2の符
    号化工程と、 上記第1の符号列中の空き領域に、上記第2の符号化工
    程により生成された第2の符号列を埋め込んで合成符号
    列を生成する符号列合成工程とを備えることを特徴とす
    る符号化方法。
  9. 【請求項9】 第1の符号列を生成する第1の符号化手
    段と、 第2の符号列を生成する第2の符号化手段と、 上記第2の符号化手段で生成した上記第2の符号列の一
    部が、上記第1の符号列の一部となるように合成符号列
    を生成する符号列合成手段とを備えることを特徴とする
    符号化装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の符号列は複数のスペクトル
    信号を所定数の符号化ユニット毎にまとめ、この符号化
    ユニット毎に量子化精度データと正規化係数データを求
    めることにより得られた符号化データよりなり、上記符
    号列合成手段は上記第2の符号列の一部を、上記第1の
    符号列の上記正規化係数データの記録領域に埋め込むこ
    とを特徴とする請求項9記載の符号化装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の符号化手段は、上記量子化
    精度データに0を割り当てることを特徴とする請求項1
    0記載の符号化装置。
  12. 【請求項12】 上記第1の符号化手段は、上記第1の
    符号列による符号化フレーム中のデータ領域を最小にす
    ることを特徴とする請求項10記載の符号化装置。
  13. 【請求項13】 上記第1の符号化手段は、上記第1の
    符号列による符号化フレーム中のヘッダに書かれている
    上記符号化ユニットの数を最小にして上記データ領域を
    最小にすることを特徴とする請求項12記載の符号化装
    置。
  14. 【請求項14】 上記符号列合成手段は上記第2の符号
    化手段が生成した第2の符号列を、上記第1の符号化手
    段が形成した一部の領域に、上記符号化フレームの終端
    から先頭に向かって記録することを特徴とする請求項9
    記載の符号化装置。
  15. 【請求項15】 第1の符号列を生成する第1の符号化
    工程と、 第2の符号列を生成する第2の符号化工程と、 上記第2の符号化工程で生成した上記第2の符号列の一
    部が、上記第1の符号列の一部となるように合成符号列
    を生成する符号列合成工程とを備えることを特徴とする
    符号化方法。
  16. 【請求項16】 第1の符号列中に生成されたダミー列
    に基づいて第1の符号列中に形成される空き領域に、第
    2の符号列を埋め込むことによって得られた合成符号列
    を記録していることを特徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】 第2の符号列の一部が、第1の符号列
    の一部となるように合成された合成符号列を記録してい
    ることを特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 第1の符号列中に生成されたダミー列
    に基づいて第1の符号列中に形成される空き領域に、第
    2の符号列を埋め込むことによって得られた合成符号列
    を受け取る合成符号列受け取り手段と、 上記合成符号列受け取り手段で受け取られた上記合成符
    号列から上記ダミー列を検出するダミー列検出手段と、 上記第2の符号列を復号する第2符号列復号手段と、 上記ダミー列検出手段での所定のダミー列の検出の有無
    に応じて上記第2の符号列を復号した復号信号の出力を
    制御する出力制御手段とを備えることを特徴とする復号
    装置。
  19. 【請求項19】 上記出力制御手段は、上記ダミー列検
    出手段で所定のダミー列の検出が無いときには所定の音
    を出力することを特徴とする請求項18記載の復号装
    置。
  20. 【請求項20】 上記所定のダミー列が検出されないと
    きの所定の音は、無音であることを特徴とする請求項1
    9記載の復号装置。
  21. 【請求項21】 上記合成符号列受け取り手段は、第1
    の符号列中に生成されたダミー列に基づいて第1の符号
    列中に形成される空き領域に、第2の符号列を符号化フ
    レームの終端から先頭に向かって埋め込むことによって
    得られた合成符号列を受け取ることを特徴とする請求項
    18記載の復号装置。
  22. 【請求項22】 第1の符号列中に生成されたダミー列
    に基づいて第1の符号列中に形成される空き領域に、第
    2の符号列を埋め込むことによって得られた合成符号列
    を受け取る合成符号列受け取り工程と、 上記合成符号列受け取り工程で受け取られた上記合成符
    号列から上記ダミー列を検出するダミー列検出工程と、 上記第2の符号列を復号する第2符号列復号工程と、 上記ダミー列検出工程での所定のダミー列の検出の有無
    に応じて上記第2の符号列を復号した復号信号の出力を
    制御する出力制御工程とを備えることを特徴とする復号
    方法。
  23. 【請求項23】 第2の符号列の一部が、第1の符号列
    の一部となるように合成された合成符号列を受け取る合
    成符号列受け取り手段と、 上記合成符号列受け取り手段で受け取られた上記合成符
    号列から所定のダミー列を検出するダミー列検出手段
    と、 上記第2の符号列を復号する第2符号列復号手段と、 上記ダミー列検出手段での所定のダミー列の検出の有無
    に応じて上記第2の符号列を復号した復号信号の出力を
    制御する出力制御手段とを備えることを特徴とする復号
    装置。
  24. 【請求項24】 上記出力制御手段は、上記ダミー列検
    出手段で所定のダミー列の検出が無いときには所定の音
    を出力することを特徴とする請求項23記載の復号装
    置。
  25. 【請求項25】 上記所定のダミー列が検出されないと
    きの所定の音は、無音であることを特徴とする請求項2
    4記載の復号装置。
  26. 【請求項26】 上記合成符号列受け取り手段は、第1
    の符号列中に生成されたダミー列に基づいて第1の符号
    列中に形成される空き領域に、第2の符号列を符号化フ
    レームの終端から先頭に向かって埋め込むことによって
    得られた合成符号列を受け取ることを特徴とする請求項
    23記載の復号装置。
  27. 【請求項27】 第2の符号列の一部が、第1の符号列
    の一部となるように合成された合成符号列を受け取る合
    成符号列受け取り工程と、 上記合成符号列受け取り工程で受け取られた上記合成符
    号列から所定のダミー列を検出するダミー列検出工程
    と、 上記第2の符号列を復号する第2符号列復号工程と、 上記ダミー列検出工程での所定のダミー列の検出の有無
    に応じて上記第2の符号列を復号した復号信号の出力を
    制御する出力制御工程とを備えることを特徴とする復号
    方法。
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