JP2001168336A - 低容量mosfetおよびこれを用いた半導体リレー装置 - Google Patents
低容量mosfetおよびこれを用いた半導体リレー装置Info
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- H01L2924/1306—Field-effect transistor [FET]
- H01L2924/13091—Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤー配線のために電極面積を拡大しても
出力端子間容量を小さくできるMOSFETを提供する
こと。 【解決手段】 半導体基板22の表面部に複数個のトレ
ンチ構造のゲート電極が形成され、これらのゲート電極
上に第1の絶縁層を介して第1層ソース電極が形成され
ている。この共通ソース電極上にはさらに、第2の絶縁
層形成され、この上に第2層ソース電極が形成される。
この第2層ソース電極は前記第1層ソース電極に前記第
2の絶縁層に形成されたコンタクトホールを介して接続
されている。この第2層ソース電極上にはリードワイヤ
がボンディング接続される。前記第1の絶縁層上にはま
た、前記複数個のゲート電極に接続された第1層ゲート
電極が形成され、この第1層ゲート電極に前記第2の絶
縁層に形成されたコンタクトホールを介して第2層ゲー
ト電極が接続されている。この第2層ゲート電極上には
リードワイヤがボンディング接続される。前記半導体基
板の裏面にはドレイン電極が形成されている。
出力端子間容量を小さくできるMOSFETを提供する
こと。 【解決手段】 半導体基板22の表面部に複数個のトレ
ンチ構造のゲート電極が形成され、これらのゲート電極
上に第1の絶縁層を介して第1層ソース電極が形成され
ている。この共通ソース電極上にはさらに、第2の絶縁
層形成され、この上に第2層ソース電極が形成される。
この第2層ソース電極は前記第1層ソース電極に前記第
2の絶縁層に形成されたコンタクトホールを介して接続
されている。この第2層ソース電極上にはリードワイヤ
がボンディング接続される。前記第1の絶縁層上にはま
た、前記複数個のゲート電極に接続された第1層ゲート
電極が形成され、この第1層ゲート電極に前記第2の絶
縁層に形成されたコンタクトホールを介して第2層ゲー
ト電極が接続されている。この第2層ゲート電極上には
リードワイヤがボンディング接続される。前記半導体基
板の裏面にはドレイン電極が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーMOS電界
効果トランジスタ(以下FETという。)に関し、特
に、半導体リレー装置の出力素子として用いられる低容
量MOSFETに関するものである。
効果トランジスタ(以下FETという。)に関し、特
に、半導体リレー装置の出力素子として用いられる低容
量MOSFETに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体リレーの出力素子として用いられ
るMOSFETは、そのゲート電極に印可されるオン・
オフスイッチング制御信号により、そのソース・ドレイ
ン電極間がオン・オフ状態にスイッチングされる。フォ
トリレーはゲート電極に印可されるスイッチング制御信
号として、発光ダイオードと光結合させたフォトダイオ
ードの出力を用いている。このようなフォトリレーは機
械的なリレーに代わって広く用いられるようになり、高
周波のスイッチング、例えば、高速メモリーや高速ロジ
ック用のテスタや、各種の高周波測定装置に用いられて
いる。
るMOSFETは、そのゲート電極に印可されるオン・
オフスイッチング制御信号により、そのソース・ドレイ
ン電極間がオン・オフ状態にスイッチングされる。フォ
トリレーはゲート電極に印可されるスイッチング制御信
号として、発光ダイオードと光結合させたフォトダイオ
ードの出力を用いている。このようなフォトリレーは機
械的なリレーに代わって広く用いられるようになり、高
周波のスイッチング、例えば、高速メモリーや高速ロジ
ック用のテスタや、各種の高周波測定装置に用いられて
いる。
【0003】図5および図6に従来のMOSFET出力
素子の要部断面図を示す。n−導電型のSi半導体基板
122の表面部分にはp型ウェル内に2個のn+領域が
対向して形成されてなる複数個のセル123が形成され
ている。半導体基板122の表面上にはSiO2酸化膜
124が形成され、その上にそれぞれソース電極125
およびゲート電極126が配置されている。SiO2酸
化膜124内部の前記セル123部分には複数個のゲー
トポリシリコン127が埋め込まれ、これらはゲート電
極126に共通接続されている。また、ソース電極12
5はSiO2酸化膜124に形成されたスルーホールを
介して複数個のセル123の2個のn+領域に接続され
ている。ソース電極125およびゲート電極126の表
面にはそれぞれ配線ワイヤー128、129がボンディ
ングにより固着されている。Si半導体基板122の下
面にはn+領域を介してドレイン電極130が形成され
ている。
素子の要部断面図を示す。n−導電型のSi半導体基板
122の表面部分にはp型ウェル内に2個のn+領域が
対向して形成されてなる複数個のセル123が形成され
ている。半導体基板122の表面上にはSiO2酸化膜
124が形成され、その上にそれぞれソース電極125
およびゲート電極126が配置されている。SiO2酸
化膜124内部の前記セル123部分には複数個のゲー
トポリシリコン127が埋め込まれ、これらはゲート電
極126に共通接続されている。また、ソース電極12
5はSiO2酸化膜124に形成されたスルーホールを
介して複数個のセル123の2個のn+領域に接続され
ている。ソース電極125およびゲート電極126の表
面にはそれぞれ配線ワイヤー128、129がボンディ
ングにより固着されている。Si半導体基板122の下
面にはn+領域を介してドレイン電極130が形成され
ている。
【0004】このMOSFET出力素子の動作は、ゲー
ト電極126に所定の電圧が印可されると、セル123
間にチャンネルが形成され、ソース電極125からドレ
イン電極130に電流が流れる。したがって、ゲート電
極126に印可されるスイッチング電圧により、ソース
電極125からドレイン電極130に流れる電流がオン
・オフ制御される。
ト電極126に所定の電圧が印可されると、セル123
間にチャンネルが形成され、ソース電極125からドレ
イン電極130に電流が流れる。したがって、ゲート電
極126に印可されるスイッチング電圧により、ソース
電極125からドレイン電極130に流れる電流がオン
・オフ制御される。
【0005】図6はSi半導体基板122の表面部分に
形成される複数個のセル123´をトレンチ構造とする
ことにより、微細化を図ったMOSFET出力素子の要
部断面図である。なお、同図においては図5に対応する
部分には同一符号あるいはダッシュを付した符号を付
し、詳細な説明は省略する。
形成される複数個のセル123´をトレンチ構造とする
ことにより、微細化を図ったMOSFET出力素子の要
部断面図である。なお、同図においては図5に対応する
部分には同一符号あるいはダッシュを付した符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0006】図6に示すMOSFET出力素子において
は、微細化によりせる部分のサイズは縮小されている
が、ソース電極125およびゲート電極126の面積は
配線ワイヤ128、129のボンディングのために大き
な面積となっている。
は、微細化によりせる部分のサイズは縮小されている
が、ソース電極125およびゲート電極126の面積は
配線ワイヤ128、129のボンディングのために大き
な面積となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の半
導体リレー装置においては、高周波の測定信号のオン・
オフの切り替え動作を確実に行う必要があるが、そのた
めには出力素子として用いられるMOSFETのソース
・ドレイン電極間容量、すなわち、出力端子間容量を極
力小さくする必要がある。
導体リレー装置においては、高周波の測定信号のオン・
オフの切り替え動作を確実に行う必要があるが、そのた
めには出力素子として用いられるMOSFETのソース
・ドレイン電極間容量、すなわち、出力端子間容量を極
力小さくする必要がある。
【0008】他方、半導体リレー装置の出力素子として
用いられるMOSFETのトレンチゲート構造の導入に
よる微細化も促進され、そのチップ面積も大幅に縮小さ
れつつある。かかる微細化によりMOSFETの電極間
容量は減少し、オン抵抗も小さくできるが、MOSFE
Tのソースおよびゲート電極は、これらと半導体リレー
装置内の他の部品、例えば、フォトダイオードアレーを
含むチップとのワイヤー配線のための拡大したボンディ
ング領域(図6の矢印131で示す領域)を必要とす
る。しかしながらワイヤー配線のために電極面積を拡大
すると、図6にソース/ドレイン容量CDS、ゲート/
ドレインCGDとして示すように、MOSFETのソー
ス・ドレイン電極間容量、すなわち、半導体リレー装置
の出力端子間容量を増大させる結果となり、高周波スイ
ッチング動作に悪影響を及ぼすという問題があった。
用いられるMOSFETのトレンチゲート構造の導入に
よる微細化も促進され、そのチップ面積も大幅に縮小さ
れつつある。かかる微細化によりMOSFETの電極間
容量は減少し、オン抵抗も小さくできるが、MOSFE
Tのソースおよびゲート電極は、これらと半導体リレー
装置内の他の部品、例えば、フォトダイオードアレーを
含むチップとのワイヤー配線のための拡大したボンディ
ング領域(図6の矢印131で示す領域)を必要とす
る。しかしながらワイヤー配線のために電極面積を拡大
すると、図6にソース/ドレイン容量CDS、ゲート/
ドレインCGDとして示すように、MOSFETのソー
ス・ドレイン電極間容量、すなわち、半導体リレー装置
の出力端子間容量を増大させる結果となり、高周波スイ
ッチング動作に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0009】したがって本発明の目的は、このような問
題点を解決することにあり、ワイヤー配線のために電極
面積を拡大しても出力端子間容量に及ぼす影響を小さく
できるMOSFETを提供することにある。
題点を解決することにあり、ワイヤー配線のために電極
面積を拡大しても出力端子間容量に及ぼす影響を小さく
できるMOSFETを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の低容量MOSF
ETは、半導体基板と、この半導体基板の表面部に形成
された複数個のトレンチ構造のゲート電極と、これらの
ゲート電極上に第1の絶縁層を介して形成された第1層
ソース電極と、この共通ソース電極上に形成された第2
の絶縁層と、この第2の絶縁層上に形成され、前記第1
層ソース電極に前記第2の絶縁層に形成されたコンタク
トホールを介して接続された第2層ソース電極と、この
第2層ソース電極上にボンディング接続されたソース電
極リードワイヤと、前記第1の絶縁層上に形成され、前
記複数個のゲート電極に接続された第1層ゲート電極
と、この第1層ゲート電極に前記第2の絶縁層に形成さ
れたコンタクトホールを介して接続された第2層ゲート
電極と、この第2層ゲート電極上にボンディング接続さ
れたゲート電極リードワイヤと、前記半導体基板の裏面
に形成されたドレイン電極とを備えることを特徴とする
ものである。
ETは、半導体基板と、この半導体基板の表面部に形成
された複数個のトレンチ構造のゲート電極と、これらの
ゲート電極上に第1の絶縁層を介して形成された第1層
ソース電極と、この共通ソース電極上に形成された第2
の絶縁層と、この第2の絶縁層上に形成され、前記第1
層ソース電極に前記第2の絶縁層に形成されたコンタク
トホールを介して接続された第2層ソース電極と、この
第2層ソース電極上にボンディング接続されたソース電
極リードワイヤと、前記第1の絶縁層上に形成され、前
記複数個のゲート電極に接続された第1層ゲート電極
と、この第1層ゲート電極に前記第2の絶縁層に形成さ
れたコンタクトホールを介して接続された第2層ゲート
電極と、この第2層ゲート電極上にボンディング接続さ
れたゲート電極リードワイヤと、前記半導体基板の裏面
に形成されたドレイン電極とを備えることを特徴とする
ものである。
【0011】また、本発明の低容量MOSFETにおい
ては、前記半導体基板にはその表面部分から裏面に向か
って、第1導電型(例えばN型)の第1不純物層、第2
導電型(例えばP型)の、第1導電型の第3不純物層
(例えばN型)が順次積層形成されており、前記複数個
のトレンチ構造のゲート電極は、前記第2不純物層を貫
通して第3不純物層にまで延長され、前記第1層ソース
電極は、前記第1不純物層に形成された窓を介して前記
第2不純物層に接続されていることを特徴とするもので
ある。
ては、前記半導体基板にはその表面部分から裏面に向か
って、第1導電型(例えばN型)の第1不純物層、第2
導電型(例えばP型)の、第1導電型の第3不純物層
(例えばN型)が順次積層形成されており、前記複数個
のトレンチ構造のゲート電極は、前記第2不純物層を貫
通して第3不純物層にまで延長され、前記第1層ソース
電極は、前記第1不純物層に形成された窓を介して前記
第2不純物層に接続されていることを特徴とするもので
ある。
【0012】さらに、本発明の低容量MOSFETにお
いては、前記半導体基板に形成された、第1不純物層は
高濃度の不純物層(例えばN+型)であり、前記第3不
純物層は低濃度の不純物層(例えばN−型)であり、さ
らに、前記第2不純物層内の前記第1層ソース電極が接
続される部分には、第2導電型の高濃度の不純物層(例
えばP+型)が形成され、前記第3不純物層内の前記ド
レイン電極側には高濃度の不純物層(例えばP+型)が
形成されていることを特徴とするものである。
いては、前記半導体基板に形成された、第1不純物層は
高濃度の不純物層(例えばN+型)であり、前記第3不
純物層は低濃度の不純物層(例えばN−型)であり、さ
らに、前記第2不純物層内の前記第1層ソース電極が接
続される部分には、第2導電型の高濃度の不純物層(例
えばP+型)が形成され、前記第3不純物層内の前記ド
レイン電極側には高濃度の不純物層(例えばP+型)が
形成されていることを特徴とするものである。
【0013】本発明の半導体リレー装置は、光結合素子
を構成する発光素子および受光素子と、この受光素子の
出力がゲート電極およびソース電極間に供給される低容
量MOSFETと、この低容量MOSFETの前記ゲー
ト電極およびソース電極間に接続された放電回路と、前
記低容量MOSFETの前記ソース電極およびドレイン
電極に接続された出力端子とからなり、前記低容量MO
SFETは、前記請求項1乃至3のいずれかに記載され
た構成を備えていることを特徴とするものである。
を構成する発光素子および受光素子と、この受光素子の
出力がゲート電極およびソース電極間に供給される低容
量MOSFETと、この低容量MOSFETの前記ゲー
ト電極およびソース電極間に接続された放電回路と、前
記低容量MOSFETの前記ソース電極およびドレイン
電極に接続された出力端子とからなり、前記低容量MO
SFETは、前記請求項1乃至3のいずれかに記載され
た構成を備えていることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の半導体リレー装置は、光結
合素子を構成する発光素子および受光素子と、この受光
素子の出力がゲート電極およびソース電極間に供給され
るとともに、前記ソース電極が相互に接続された第1お
よび第2の低容量MOSFETと、これらの低容量MO
SFETの前記ゲート電極およびソース電極間に接続さ
れた放電回路と、前記第1および第2の低容量MOSF
ETのドレイン電極に接続された出力端子とからなり、
前記低容量MOSFETは、前記請求項1乃至3のいず
れかに記載された構成を備えていることを特徴とするも
のである。
合素子を構成する発光素子および受光素子と、この受光
素子の出力がゲート電極およびソース電極間に供給され
るとともに、前記ソース電極が相互に接続された第1お
よび第2の低容量MOSFETと、これらの低容量MO
SFETの前記ゲート電極およびソース電極間に接続さ
れた放電回路と、前記第1および第2の低容量MOSF
ETのドレイン電極に接続された出力端子とからなり、
前記低容量MOSFETは、前記請求項1乃至3のいず
れかに記載された構成を備えていることを特徴とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1乃至図4を参照して説明する。
図1乃至図4を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の低容量MOSFETが使用
される半導体リレー装置の構成を示す回路図である。こ
の回路は、外部接続端子間に接続された発光ダイオ
ード11、この発光ダイオード11からの光を受光する
ように配置されたフォトダイオードアレイ12、このフ
ォトダイオードアレイ12の両端が接続される放電制御
回路13を含んでいる。この放電制御回路13は、図示
しないが、フォトダイオードアレイ12の両端間に接続
された放電抵抗およびJ−FET、バイポーラトランジ
スタ等を含んでいる。放電制御回路13の出力側には互
いに逆直列に接続された一対の低容量MOSFET1
4、15が接続されている。これらのMOSFET1
4、15のゲート電極16は放電制御回路13の第1の
出力端子17に接続され、それらのソース電極18は放
電制御回路13の第2の出力端子19に接続されてい
る。MOSFET14のドレイン電極20は外部接続端
子に接続され、MOSFET15のドレイン電極20
は外部接続端子に接続されている。なお、MOSFE
T14、15のソース電極18およびドレイン電極20
間にはこれらのトランジスタに含まれる寄生ダイオード
21が存在する。
される半導体リレー装置の構成を示す回路図である。こ
の回路は、外部接続端子間に接続された発光ダイオ
ード11、この発光ダイオード11からの光を受光する
ように配置されたフォトダイオードアレイ12、このフ
ォトダイオードアレイ12の両端が接続される放電制御
回路13を含んでいる。この放電制御回路13は、図示
しないが、フォトダイオードアレイ12の両端間に接続
された放電抵抗およびJ−FET、バイポーラトランジ
スタ等を含んでいる。放電制御回路13の出力側には互
いに逆直列に接続された一対の低容量MOSFET1
4、15が接続されている。これらのMOSFET1
4、15のゲート電極16は放電制御回路13の第1の
出力端子17に接続され、それらのソース電極18は放
電制御回路13の第2の出力端子19に接続されてい
る。MOSFET14のドレイン電極20は外部接続端
子に接続され、MOSFET15のドレイン電極20
は外部接続端子に接続されている。なお、MOSFE
T14、15のソース電極18およびドレイン電極20
間にはこれらのトランジスタに含まれる寄生ダイオード
21が存在する。
【0017】この半導体フォトリレー装置は図示しない
が、複数の半導体チップにより構成され、これらのチッ
プは共通のモールドパッケージに収納されている。外部
接続端子はこのパッケージの外部に取り出され
た端子である。上記チップ構成は例えば、発光ダイオー
ド11を含むチップ、フォトダイオードアレイ12およ
び放電制御回路13を含むチップ、MOSFET14を
含むチップ、MOSFET15を含むチップから構成さ
れている。そしてMOSFET14、15のゲート電極
16と放電制御回路13の第1の出力端子との接続、ソ
ース電極18と放電制御回路13の第2の出力端子との
接続は、それぞれワイヤボンディングにより行われてい
る。
が、複数の半導体チップにより構成され、これらのチッ
プは共通のモールドパッケージに収納されている。外部
接続端子はこのパッケージの外部に取り出され
た端子である。上記チップ構成は例えば、発光ダイオー
ド11を含むチップ、フォトダイオードアレイ12およ
び放電制御回路13を含むチップ、MOSFET14を
含むチップ、MOSFET15を含むチップから構成さ
れている。そしてMOSFET14、15のゲート電極
16と放電制御回路13の第1の出力端子との接続、ソ
ース電極18と放電制御回路13の第2の出力端子との
接続は、それぞれワイヤボンディングにより行われてい
る。
【0018】図2は図1の低容量MOSFET14、1
5の構造を示す断面図である。Si半導体基板22の表
面部分には複数個のトレンチ内にゲート酸化膜とゲート
電極が埋め込まれたセル部23が形成されている。図3
はこれらのセル部23が形成されたSi半導体基板22
の表面部分を拡大して示す断面図である。図3に示すよ
うに、Si半導体基板22には、表面から順次、高濃度
の第1の不純物層であるN+層24、第2の不純物層であ
るP層25、低濃度の第3の不純物層であるN−層2
6、高濃度の第4の不純物層であるN+層27が形成され
ており、N+層27の下面にはドレイン電極20が形成さ
れている。複数個のトレンチ28は、Si半導体基板22
の表面からN+層24、P層25を貫通して第3の不純物
層であるN−層26に達する溝が形成されており、それ
ぞれの内部には、ゲート酸化膜29とゲート電極30が
埋め込まれている。トレンチ28は、図4の上面図に示
されるように、ほぼ円形のP層25領域内全面に、例え
ば数10乃至数1000個形成されている。
5の構造を示す断面図である。Si半導体基板22の表
面部分には複数個のトレンチ内にゲート酸化膜とゲート
電極が埋め込まれたセル部23が形成されている。図3
はこれらのセル部23が形成されたSi半導体基板22
の表面部分を拡大して示す断面図である。図3に示すよ
うに、Si半導体基板22には、表面から順次、高濃度
の第1の不純物層であるN+層24、第2の不純物層であ
るP層25、低濃度の第3の不純物層であるN−層2
6、高濃度の第4の不純物層であるN+層27が形成され
ており、N+層27の下面にはドレイン電極20が形成さ
れている。複数個のトレンチ28は、Si半導体基板22
の表面からN+層24、P層25を貫通して第3の不純物
層であるN−層26に達する溝が形成されており、それ
ぞれの内部には、ゲート酸化膜29とゲート電極30が
埋め込まれている。トレンチ28は、図4の上面図に示
されるように、ほぼ円形のP層25領域内全面に、例え
ば数10乃至数1000個形成されている。
【0019】次に、図3に示されるように、隣接するト
レンチ28の間のN+層24には複数個のほぼ正方形の
開口41が形成され、この開口41部のP層25内に
は、複数個のP+領域42が形成されている。これらの
P+領域42には、図1に示したソース電極18を構成
する第1電極層43が開口41を介して接続されてい
る。この第1電極層43は図4に示すように、トレンチ
28が配列されている円形のP層25領域よりやや大き
な径を有する円形に形成されている。なお複数個のトレ
ンチ28の上面はSiO2熱酸化膜からなる第1絶縁層
44により覆われている。また、複数個のトレンチ28
内に埋め込まれたゲート電極30は、図4に示されるよ
うに複数個のトレンチ28の周囲に網目状に張り巡らさ
れた導体45により相互に接続され、ゲートポリシリコ
ン層46に接続されている。
レンチ28の間のN+層24には複数個のほぼ正方形の
開口41が形成され、この開口41部のP層25内に
は、複数個のP+領域42が形成されている。これらの
P+領域42には、図1に示したソース電極18を構成
する第1電極層43が開口41を介して接続されてい
る。この第1電極層43は図4に示すように、トレンチ
28が配列されている円形のP層25領域よりやや大き
な径を有する円形に形成されている。なお複数個のトレ
ンチ28の上面はSiO2熱酸化膜からなる第1絶縁層
44により覆われている。また、複数個のトレンチ28
内に埋め込まれたゲート電極30は、図4に示されるよ
うに複数個のトレンチ28の周囲に網目状に張り巡らさ
れた導体45により相互に接続され、ゲートポリシリコ
ン層46に接続されている。
【0020】再び図2に戻ると、SiO2熱酸化膜から
なる第1絶縁層44の上面には、図1に示すゲート電極
16を構成する第1電極層47が形成されており、この
第1電極層47は第1絶縁層44に形成されたコンタク
トホールを介してゲートポリシリコン層46に接続され
ている。この第1電極層47は図4に破線で示すよう
に、ソース電極18を構成する第1電極層43に比較し
てはるかに小さな面積の矩形状に形成されている。
なる第1絶縁層44の上面には、図1に示すゲート電極
16を構成する第1電極層47が形成されており、この
第1電極層47は第1絶縁層44に形成されたコンタク
トホールを介してゲートポリシリコン層46に接続され
ている。この第1電極層47は図4に破線で示すよう
に、ソース電極18を構成する第1電極層43に比較し
てはるかに小さな面積の矩形状に形成されている。
【0021】次に、第1電極層43、47が形成された
第1絶縁層44の表面全面にSiO 2からなる第2絶縁
層51がCVDにより形成される。この第2絶縁層51
上には、ソース電極18を構成する第2電極層52およ
びゲート電極16を構成する第2電極層53が形成さ
れ、それぞれ第2絶縁層51に形成されたコンタクトホ
ールを介して第1電極層43、47に接続されている。
これらの第2電極層43、47は、図4に破線示される
ように、ソース電極18を構成する第1電極層43の径
より大きな径の円形に形成されている。そしてこれらの
第2電極層43、47上にはそれぞれ、配線ワイヤー4
8、49がボンディングにより接続される。すなわち、
第2電極層43、47は配線ワイヤー48、49に対し
てボンディングパッドとして機能する。
第1絶縁層44の表面全面にSiO 2からなる第2絶縁
層51がCVDにより形成される。この第2絶縁層51
上には、ソース電極18を構成する第2電極層52およ
びゲート電極16を構成する第2電極層53が形成さ
れ、それぞれ第2絶縁層51に形成されたコンタクトホ
ールを介して第1電極層43、47に接続されている。
これらの第2電極層43、47は、図4に破線示される
ように、ソース電極18を構成する第1電極層43の径
より大きな径の円形に形成されている。そしてこれらの
第2電極層43、47上にはそれぞれ、配線ワイヤー4
8、49がボンディングにより接続される。すなわち、
第2電極層43、47は配線ワイヤー48、49に対し
てボンディングパッドとして機能する。
【0022】このように構成された本発明の低容量MO
SFETの動作を説明する。図1に示した半導体リレー
装置において発光ダイオード11が動作して光を放出
し、これをフォトダイオードアレイ12が受光すると、
低容量MOSFET14、15のゲート電極16が低電
位にバイアスされる。ゲート電極16が低電位にバイア
スされると、図3において、トレンチ構造のゲート酸化
膜29に接する部分のP層25がN型に反転し、第1電
極層43−N+層24−P層25−N−層26−N+層27
ドレイン電極20からなるチャンネルが形成される。こ
れによって、低容量MOSFET14、15のソース電
極18からドレイン電極20に向かって電流が流れ、導
通状態となる。
SFETの動作を説明する。図1に示した半導体リレー
装置において発光ダイオード11が動作して光を放出
し、これをフォトダイオードアレイ12が受光すると、
低容量MOSFET14、15のゲート電極16が低電
位にバイアスされる。ゲート電極16が低電位にバイア
スされると、図3において、トレンチ構造のゲート酸化
膜29に接する部分のP層25がN型に反転し、第1電
極層43−N+層24−P層25−N−層26−N+層27
ドレイン電極20からなるチャンネルが形成される。こ
れによって、低容量MOSFET14、15のソース電
極18からドレイン電極20に向かって電流が流れ、導
通状態となる。
【0023】ところで、本発明の低容量MOSFETに
おいては、すでに説明したように、ソース電極18は、
第1絶縁層44上に形成された小面積の第1電極層43
および第2絶縁層51上に形成された大面積の第2電極
層52とにより構成されている。また、ゲート電極16
は第1絶縁層44上に形成された小面積の第1電極層4
7および第2絶縁層51上に形成された大面積の第2電
極層53とにより構成されている。そして、ソース電極
配線およびゲート電極配線を接続するためのボンディン
グパッドとして機能する大面積の第2電極層52および
53は、半導体基板22の表面に対しては、第1絶縁層
44および第2絶縁層51を介して対向配置される。こ
のため、ソース・ドレイン電極間の距離が大きくなり、
電極間の容量を大幅に減少することができる。
おいては、すでに説明したように、ソース電極18は、
第1絶縁層44上に形成された小面積の第1電極層43
および第2絶縁層51上に形成された大面積の第2電極
層52とにより構成されている。また、ゲート電極16
は第1絶縁層44上に形成された小面積の第1電極層4
7および第2絶縁層51上に形成された大面積の第2電
極層53とにより構成されている。そして、ソース電極
配線およびゲート電極配線を接続するためのボンディン
グパッドとして機能する大面積の第2電極層52および
53は、半導体基板22の表面に対しては、第1絶縁層
44および第2絶縁層51を介して対向配置される。こ
のため、ソース・ドレイン電極間の距離が大きくなり、
電極間の容量を大幅に減少することができる。
【0024】すなわち、ソース電極およびゲート電極を
それぞれ第1電極層43および47のみで形成する場合
には、ワイヤー配線のためのボンディングパッド領域を
確保するため、その面積を拡大する必要が有る。しかも
ソース・ドレイン電極間の距離が小さいため、ソース・
ドレイン電極間の容量は大きくなり、トレンチ構造の採
用等の微細化による容量減少の効果を相殺する結果とな
る。
それぞれ第1電極層43および47のみで形成する場合
には、ワイヤー配線のためのボンディングパッド領域を
確保するため、その面積を拡大する必要が有る。しかも
ソース・ドレイン電極間の距離が小さいため、ソース・
ドレイン電極間の容量は大きくなり、トレンチ構造の採
用等の微細化による容量減少の効果を相殺する結果とな
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤ配線による容量
増加を抑制することにより、微細化による容量を減少を
図ることができるため、全体として低容量のMOSFE
Tを実現することができる。
増加を抑制することにより、微細化による容量を減少を
図ることができるため、全体として低容量のMOSFE
Tを実現することができる。
【図1】本発明の低容量MOSFETが使用される半導
体リレー装置の構成を示す回路図である。
体リレー装置の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示される低容量MOSFETの構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】図1に示される低容量MOSFETの要部を拡
大して示す断面図である。
大して示す断面図である。
【図4】図2に示される低容量MOSFETの平面パタ
ーンを示す上面図である。
ーンを示す上面図である。
【図5】従来のMOSFET出力素子の構造を示す断面
図である。
図である。
【図6】従来の他のMOSFET出力素子の構造を示す
断面図である。
断面図である。
11 発光ダイオード 12 フォトダイオードアレイ 13 放電制御回路 14 MOSFET 15 MOSFET 16 ゲート電極 18 ソース電極 20 ドレイン電極 22 Si半導体基板 28 トレンチ 29 ゲート酸化膜 30 ゲート電極 43 第1電極層(ソース電極) 44 第1絶縁層 47 第1電極層(ゲート電極) 51 第2絶縁層 52 第2電極層(ソース電極) 53 第2電極層(ゲート電極) 48 配線ワイヤー(ソース電極へ) 49 配線ワイヤー(ゲート電極へ)
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板と、この半導体基板の表面部
に形成された複数個のトレンチ構造のゲート電極と、こ
れらのゲート電極上に第1の絶縁層を介して形成された
第1層ソース電極と、この共通ソース電極上に形成され
た第2の絶縁層と、この第2の絶縁層上に形成され、前
記第1層ソース電極に前記第2の絶縁層に形成されたコ
ンタクトホールを介して接続された第2層ソース電極
と、この第2層ソース電極上にボンディング接続された
ソース電極リードワイヤと、前記第1の絶縁層上に形成
され、前記複数個のゲート電極に接続された第1層ゲー
ト電極と、この第1層ゲート電極に前記第2の絶縁層に
形成されたコンタクトホールを介して接続された第2層
ゲート電極と、この第2層ゲート電極上にボンディング
接続されたゲート電極リードワイヤと、前記半導体基板
の裏面に形成されたドレイン電極とを備えることを特徴
とする低容量MOSFET。 - 【請求項2】 前記半導体基板にはその表面部分から裏
面に向かって、第1導電型の第1不純物層、第2導電型
の第2不純物層、第1導電型のが順次積層形成されてお
り、前記複数個のトレンチ構造のゲート電極は、前記第
2不純物層を貫通して第3不純物層にまで延長され、前
記第1層ソース電極は、前記第1不純物層に形成された
窓を介して前記第2不純物層に接続されていることを特
徴とする請求項1記載の低容量MOSFET。 - 【請求項3】 前記半導体基板に形成された、第1不純
物層は高濃度の不純物層であり、前記第3不純物層は低
濃度であり、さらに、前記第2不純物層内の前記第1層
ソース電極が接続される部分には、第2導電型の高濃度
の不純物層が形成され、前記第3不純物層内の前記ドレ
イン電極側には高濃度の不純物層が形成されていること
を特徴とする請求項2記載の低容量MOSFET。 - 【請求項4】 光結合素子を構成する発光素子および受
光素子と、この受光素子の出力がゲート電極およびソー
ス電極間に供給される低容量MOSFETと、この低容
量MOSFETの前記ゲート電極およびソース電極間に
接続された放電回路と、前記低容量MOSFETの前記
ソース電極およびドレイン電極に接続された出力端子と
からなり、前記低容量MOSFETは、前記請求項1乃
至3のいずれかに記載された構成を備えていることを特
徴とする半導体リレー装置。 - 【請求項5】 光結合素子を構成する発光素子および受
光素子と、この受光素子の出力がゲート電極およびソー
ス電極間に供給されるるとともに、前記ソース電極が相
互に接続された第1および第2の低容量MOSFET
と、これらの低容量MOSFETの前記ゲート電極およ
びソース電極間に接続された放電回路と、前記第1およ
び第2の低容量MOSFETのドレイン電極に接続され
た出力端子とからなり、前記低容量MOSFETは、前
記請求項1乃至3のいずれかに記載された構成を備えて
いることを特徴とする半導体リレー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34476199A JP2001168336A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 低容量mosfetおよびこれを用いた半導体リレー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34476199A JP2001168336A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 低容量mosfetおよびこれを用いた半導体リレー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001168336A true JP2001168336A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18371781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34476199A Abandoned JP2001168336A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 低容量mosfetおよびこれを用いた半導体リレー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001168336A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005302925A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JP2007221082A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-30 | Central Japan Railway Co | 永久電流スイッチシステム |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34476199A patent/JP2001168336A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005302925A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JP2007221082A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-30 | Central Japan Railway Co | 永久電流スイッチシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20040507 |