JP2001168201A - ハードマクロ及びその配置方法 - Google Patents

ハードマクロ及びその配置方法

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JP2001168201A
JP2001168201A JP35396499A JP35396499A JP2001168201A JP 2001168201 A JP2001168201 A JP 2001168201A JP 35396499 A JP35396499 A JP 35396499A JP 35396499 A JP35396499 A JP 35396499A JP 2001168201 A JP2001168201 A JP 2001168201A
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Yukio Arima
幸生 有馬
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性の高いハードマクロを提供できるよう
にする。 【解決手段】 ハードマクロ10は、機能モジュール制
御回路11、ハードマクロ制御回路12、及び同一の機
能を有する複数の機能モジュールを備えている。各機能
モジュールは、複数の第1の制御信号PDOAmのそれ
ぞれによってオン又はオフされる。機能モジュール制御
回路11は、複数の外部ピンPONmのそれぞれから入
力される複数の外部ピン信号、又は機能モジュール制御
信号に基づき、複数の第1の制御信号PDOAmを各機
能モジュールにそれぞれ出力する。ハードマクロ制御回
路12は、第1の制御信号PDOAmによりオンされる
機能モジュールとの間の送受信を有効とすると共に第1
の制御信号PDOAmによりオフされる機能モジュール
との間の送受信を無効とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路及
びその設計方法に関し、特に、所定の機能を実現する回
路である機能ブロックとして半導体集積回路に組み込ま
れるハードマクロの構成及びその配置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は通常複数の機能ブロッ
クによって構成されている。これらの機能ブロックのう
ち、メモリ等の汎用性の高い機能ブロックは、様々なア
プリケーションに用いることができるように機能ブロッ
ク単位でライブラリ化されるのが一般的である。このよ
うにライブラリ化された機能ブロックはハードマクロと
呼ばれている。
【0003】ところで、ハードマクロが同一の機能を有
する複数の機能モジュールによって構成されている場
合、該機能モジュールの数を変化させることによって、
ハードマクロをシリーズ化することができる。例えば、
メモリ等はその記憶容量の違いによってハードマクロと
してシリーズ化されている場合が多い。この場合、デー
タを記憶する素子又はその組み合わせが機能モジュール
を構成する。
【0004】ハードマクロがシリーズ化されていると、
該シリーズ化されたハードマクロのうちから、半導体集
積回路が必要とするだけの機能モジュールを備えたハー
ドマクロを選択して使用することが可能になる。
【0005】図8は、複数の機能モジュールを備えた従
来のハードマクロの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0006】図8に示すように、ハードマクロ80は、
ハードマクロ制御回路81と複数の機能モジュール、具
体的には第1の機能モジュール82、第2の機能モジュ
ール83、第3の機能モジュール84、……、第n(n
は4以上の整数)の機能モジュール85とを備えてい
る。ハードマクロ制御回路81は、各機能モジュールを
使用して、機能ブロックとしての所望の動作を実現す
る。また、ハードマクロ制御回路81は、ハードマクロ
80の外部との間、及び各機能モジュールとの間で信号
の送受信を行なう。
【0007】ハードマクロ80が例えばメモリ用のハー
ドマクロである場合、ハードマクロ制御回路81は、指
定されたアドレスのデータの読み出し処理又は書き込み
処理を制御する。また、各機能モジュールは、データを
保持するメモリ素子から構成される。このとき、ハード
マクロ80がデータを保持する容量によって、ハードマ
クロ80に組み込まれる機能モジュールの数が決定され
る。
【0008】図9は、ハードマクロが実装された従来の
半導体集積回路の構成の一例を示すブロック図である。
【0009】図9に示すように、半導体集積回路90は
論理回路91とハードマクロ92とを備えている。論理
回路91及びハードマクロ92は、それぞれの間、及び
半導体集積回路90の外部との間で信号の送受信を行な
う。
【0010】以下、機能モジュールとしてのポートを1
つ又は複数備えた機能ブロックとしてのバス転送装置を
例として説明する。
【0011】バス転送装置は、ネットワーク接続を実現
する汎用的な装置として電子計算機、ハードディスク、
又はデジタルビデオカメラ等に搭載されている。電子計
算機又はネットワークハブ等においては、複数の装置を
ネットワーク接続するために複数のポートを備えたバス
転送装置が搭載される必要がある。一方、デジタルビデ
オカメラ等のポータブル装置においては、該装置のサイ
ズを小さくするために必要最低限である1つのポートを
備えたバス転送装置が搭載されればよい。
【0012】すなわち、同一の機能を有する機能ブロッ
ク(例えば、バス転送装置)であっても、アプリケーシ
ョンによって組み込まれる機能モジュール(例えば、ポ
ート)の数は異なる。従って、このような機能ブロック
をハードマクロとしてライブラリ化する場合には、各ア
プリケーションに対応して機能モジュールの構成つまり
機能モジュールの数を変えることによりハードマクロを
シリーズ化する必要があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、目的と
するアプリケーションにおいて必要とされる機能モジュ
ールの構成を備えたハードマクロが存在していない場合
には、該ハードマクロ自体を開発する必要があるため、
半導体集積回路の開発工数が増大するという問題が生じ
る。
【0014】前記に鑑み、本発明は、汎用性の高いハー
ドマクロを提供できるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明に係るハードマクロは、複数の第1の制御
信号のそれぞれによってオン又はオフされ、同一の機能
を有する複数の機能モジュールと、複数の機能モジュー
ルのそれぞれと対応するように設けられ、High若し
くはLowに固定されている複数の外部ピンのそれぞれ
から入力される複数の外部ピン信号、又は外部から入力
される機能モジュール制御信号に基づき、複数の第1の
制御信号を複数の機能モジュールにそれぞれ出力する機
能モジュール制御回路と、機能モジュール制御回路から
出力された複数の第1の制御信号が入力され、入力され
た複数の第1の制御信号に基づき、複数の機能モジュー
ルのうち対応する第1の制御信号によりオンされる機能
モジュールからの入力信号と該機能モジュールへの出力
信号とを有効とすると共に複数の機能モジュールのうち
対応する第1の制御信号によりオフされる機能モジュー
ルからの入力信号と該機能モジュールへの出力信号とを
無効とするハードマクロ制御回路とを備えている。
【0016】本発明のハードマクロによると、機能モジ
ュール制御回路が、複数の外部ピン信号又は機能モジュ
ール制御信号に基づき複数の第1の制御信号を複数の機
能モジュールにそれぞれ出力すると共に、該複数の第1
の制御信号のそれぞれによって複数の機能モジュールが
オン又はオフされ、また、ハードマクロ制御回路が、第
1の制御信号によりオンされる機能モジュールとの間の
送受信を有効とすると共に第1の制御信号によりオフさ
れる機能モジュールとの間の送受信を無効としている。
このため、機能モジュール制御回路及びハードマクロ制
御回路つまりハードマクロ主要部を変更することなく、
外部ピン信号又は機能モジュール制御信号を用いて、ハ
ードマクロが有する複数の機能モジュールのそれぞれを
選択的にオン又はオフすることができるので、ハードマ
クロの汎用性を高くすることができる。また、ハードマ
クロを半導体集積回路に組み込んだ後も、所定の機能モ
ジュール制御信号を機能モジュール制御回路に入力する
ことにより、各機能モジュールを選択的にオン又はオフ
することができるので、使用されていない機能モジュー
ルをオフにして半導体集積回路の消費電力を低減するこ
とができる。
【0017】本発明のハードマクロにおいて、機能モジ
ュール制御回路は、機能モジュール制御信号又は外部か
ら入力される外部リセット信号に基づき、複数の機能モ
ジュールのそれぞれをオン又はオフする複数の第2の制
御信号を出力するデコード回路と、デコード回路から出
力された複数の第2の制御信号が入力され、入力された
複数の第2の制御信号の論理和をとると共に該論理和に
基づきセレクト信号を出力する論理和回路と、複数の外
部ピン信号のうちの対応する外部ピン信号、デコード回
路から出力された複数の第2の制御信号のうちの対応す
る第2の制御信号、及び論理和回路から出力されたセレ
クト信号が入力され、入力されたセレクト信号に基づ
き、入力された対応する外部ピン信号及び入力された対
応する第2の制御信号のうちのいずれか一方を、複数の
第1の制御信号のうちの対応する第1の制御信号として
複数の機能モジュールのうちの対応する機能モジュール
に出力する複数のセレクタ回路とを備えていることこと
が好ましい。
【0018】このようにすると、機能モジュール制御回
路は、初期状態又は外部リセット信号が入力された場合
においては、複数の外部ピン信号を複数の第1の制御信
号として出力することができる一方、機能モジュール制
御信号が入力された場合においては、該機能モジュール
制御信号に基づき複数の機能モジュールのそれぞれをオ
ン又はオフする複数の第2の制御信号を複数の第1の制
御信号として出力することができる。
【0019】本発明のハードマクロにおいて、機能モジ
ュール制御回路及びハードマクロ制御回路はハードマク
ロ主要部を構成し、ハードマクロ主要部及び複数の機能
モジュールのそれぞれは、個々に独立して配置処理可能
な単位となっていることが好ましい。
【0020】このようにすると、ハードマクロ主要部と
各機能モジュールとを別々に配置することができるの
で、複数の機能モジュールのうち動作することのない機
能モジュール、つまり複数の機能モジュールのうち対応
する第1の制御信号によりオンされない機能モジュール
を配置しないようにすることができる。
【0021】本発明のハードマクロにおいて、複数の機
能モジュールのうち対応する第1の制御信号によりオン
されない機能モジュールは、該機能モジュールよりも面
積が小さく、且つ該機能モジュールと同一の入出力ピン
を備えていると共に該入出力ピンのうち出力ピンがHi
gh又はLowに固定されているゼロエリアモジュール
と置換されていることが好ましい。
【0022】このようにすると、半導体集積回路の面積
を低減することができる。
【0023】本発明に係るハードマクロの配置方法は、
複数の第1の制御信号のそれぞれによってオン又はオフ
され、同一の機能を有する複数の機能モジュールと、複
数の機能モジュールのそれぞれと対応するように設けら
れ、High若しくはLowに固定されている複数の外
部ピンのそれぞれから入力される複数の外部ピン信号、
又は外部から入力される機能モジュール制御信号に基づ
き、複数の第1の制御信号を複数の機能モジュールにそ
れぞれ出力する機能モジュール制御回路と、機能モジュ
ール制御回路から出力された複数の第1の制御信号が入
力され、入力された複数の第1の制御信号に基づき、複
数の機能モジュールのうち対応する第1の制御信号によ
りオンされる機能モジュールからの入力信号と該機能モ
ジュールへの出力信号とを有効とすると共に複数の機能
モジュールのうち対応する第1の制御信号によりオフさ
れる機能モジュールからの入力信号と該機能モジュール
への出力信号とを無効とするハードマクロ制御回路とを
備えたハードマクロの配置方法を前提とし、機能モジュ
ール制御回路及びハードマクロ制御回路から構成される
ハードマクロ主要部を配置するハードマクロ主要部配置
工程と、複数の機能モジュールのうち対応する第1の制
御信号によりオンされる機能モジュールのみを配置する
機能モジュール配置工程とを備えている。
【0024】本発明のハードマクロの配置方法による
と、複数の機能モジュールのうち対応する第1の制御信
号によりオンされる機能モジュールのみを配置している
ので、言い換えると、複数の機能モジュールのうち対応
する第1の制御信号によりオンされない機能モジュール
を配置していないので、半導体集積回路の面積を低減す
ることができる。
【0025】本発明のハードマクロの配置方法におい
て、機能モジュール配置工程は、複数の機能モジュール
のうち対応する第1の制御信号によりオンされない機能
モジュールに代えて、該機能モジュールよりも面積が小
さく、且つ該機能モジュールと同一の入出力ピンを備え
ていると共に該入出力ピンのうち出力ピンがHigh又
はLowに固定されているゼロエリアモジュールを配置
する工程を含むことが好ましい。
【0026】このようにすると、半導体集積回路の面積
を確実に低減することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
ハードマクロについて図面を参照しながら説明する。
【0028】図1は本実施形態に係るハードマクロの構
成の一例を示すブロック図である。
【0029】図1に示すように、ハードマクロ10は、
機能モジュール制御回路11と、ハードマクロ制御回路
12と、互いに同一の機能を有する複数の機能モジュー
ル、具体的には第1の機能モジュール13、第2の機能
モジュール14、第3の機能モジュール15、……、第
n(nは4以上の整数)の機能モジュール16とを備え
ている。また、ハードマクロ10には、各機能モジュー
ルと対応する複数の外部ピン、具体的には、第1の機能
モジュール13と対応する第1の外部ピンPON1、第
2の機能モジュール14と対応する第2の外部ピンPO
N2、第3の機能モジュール15と対応する第3の外部
ピンPON3、……、第nの機能モジュール16と対応
する第nの外部ピンPONnが設けられている。
【0030】各外部ピンPONm(m=1、2、3、…
…、n)は、ハードマクロ10を半導体集積回路(LS
I)に実装するときに、対応する機能モジュールを初期
状態でオンにする場合は一状態(例えば、High)に
固定される一方、対応する機能モジュールを初期状態で
オフにする場合は他状態(例えば、Low)に固定され
る。これにより、LSIの初期状態における各機能モジ
ュールの動作状況が決定される。
【0031】尚、機能モジュール制御回路11とハード
マクロ制御回路12とはハードマクロ主要部17を構成
している。
【0032】機能モジュール制御回路11は、ハードマ
クロ10の外部から入力される入力信号と、各外部ピン
PONmから入力される信号つまり複数の外部ピン信号
とを常時観測している。
【0033】ハードマクロ10の外部から入力される入
力信号としては、ハードマクロ10を搭載したLSIの
外部から入力される入力信号であってもよいし、又は、
該LSIの内部で生成される信号であってもよい。但
し、いずれの場合でも、ハードマクロ10をLSIに実
装した後において制御可能な信号でなければならない。
【0034】機能モジュール制御回路11は、初期状
態、又はハードマクロ10の外部から入力される入力信
号として外部リセット信号が入力された場合(つまり外
部リセットが発生した場合)には、各外部ピンPONm
から入力される複数の外部ピン信号に基づき、各機能モ
ジュールのオン・オフを選択的に制御する複数の第1の
制御信号PDOAm(m=1、2、3、……、n)をそ
れぞれ対応する機能モジュールに出力する。
【0035】また、機能モジュール制御回路11は、ハ
ードマクロ10の外部から入力される入力信号として、
各機能モジュールのオン・オフを制御することを指示す
る特定のパターンつまり機能モジュール制御信号が入力
された場合には、該機能モジュール制御信号に基づき、
複数の第1の制御信号PDOAmをそれぞれ対応する機
能モジュールに出力する。
【0036】尚、複数の第1の制御信号PDOAmはハ
ードマクロ制御回路12にも出力される。
【0037】また、各第1の制御信号PDOAmは、対
応する機能モジュールをオンにする場合は一状態(例え
ば、High)に設定される一方、対応する機能モジュ
ールをオフにする場合は他状態(例えば、Low)に設
定される。すなわち、各機能モジュールは、入力される
第1の制御信号PDOAmが例えばHighになると、
パワーオン状態となって動作を開始する一方、入力され
る第1の制御信号PDOAmが例えばLowになると、
動作を停止してパワーダウン状態になる。
【0038】また、機能モジュール制御回路11に入力
される機能モジュール制御信号は、任意のビット幅を有
していてもよいが、LSIの通常動作に使用されるピン
を兼用できる信号であることが好ましい。このようにす
ると、LSIのピン数の増加を抑制することができる。
【0039】ハードマクロ制御回路12は、機能モジュ
ール制御回路11から出力された複数の第1の制御信号
PDOAmを受信して各機能モジュールのオン・オフを
認識した後、各機能モジュールのうち対応する第1の制
御信号PDOAmによりオンされる機能モジュールから
の入力信号と該機能モジュールへの出力信号とを有効と
すると共に、各機能モジュールのうち対応する第1の制
御信号PDOAmによりオフされる機能モジュールから
の入力信号と該機能モジュールへの出力信号とを無効と
する。すなわち、ハードマクロ制御回路12は、対応す
る第1の制御信号PDOAmによりオンされる機能モジ
ュールとの間の送受信を有効とすると共に対応する第1
の制御信号PDOAmによりオフされる機能モジュール
との間の送受信を無効とすることにより、各機能モジュ
ールを制御して機能ブロックとしての所望の動作を実現
する。
【0040】また、ハードマクロ制御回路12は、各機
能モジュールの動作状態に依存するLSI内部の信号に
対して、各第1の制御信号PDOAmの情報を反映させ
る。例えば、LSIの内部レジスタが、オンになってい
る機能モジュールの数を保持している場合、該機能モジ
ュールの数を、各第1の制御信号PDOAmのうち例え
ばHighである第1の制御信号PDOAmの数に等し
く設定する。
【0041】以下、機能モジュール制御回路11につい
て図面を参照しながら詳しく説明する。
【0042】図2は、機能モジュール制御回路11の構
成の一例を示すブロック図である。
【0043】図2に示すように、機能モジュール制御回
路11はデコード回路21と論理和回路22と複数のセ
レクタ回路、具体的には、第1の機能モジュール13と
対応する第1のセレクタ回路23、第2の機能モジュー
ル14と対応する第2のセレクタ回路24、第3の機能
モジュール15と対応する第3のセレクタ回路25、…
…、第nの機能モジュール16と対応する第nのセレク
タ回路26とを備えている。
【0044】デコード回路21は、ハードマクロ10の
外部から入力される入力信号を解析して該入力信号が機
能モジュール制御信号であった場合には、該機能モジュ
ール制御信号をデコードした後、該デコード結果に基づ
き、各機能モジュールのオン・オフを制御する複数の第
2の制御信号PCNTm(m=1、2、3、……、n)
を出力する。このとき、各第2の制御信号PCNTm
は、対応する機能モジュールをオンにする場合は一状態
(例えば、High)に設定される一方、対応する機能
モジュールをオフにする場合は他状態(例えば、Lo
w)に設定される。
【0045】また、デコード回路21は、ハードマクロ
10の外部から入力される入力信号が外部リセット信号
であった場合(つまり、外部リセットが発生した場合)
には、全ての第2の制御信号PCNTmを他状態(例え
ば、Low)に設定して出力する。
【0046】尚、デコード回路21は、新たな機能モジ
ュール制御信号が入力されるまでの間又は外部リセット
が発生するまでの間、各第2の制御信号PCNTmを保
持する。
【0047】論理和回路22は、デコード回路21から
出力された各第2の制御信号PCNTmを受信して、受
信された各第2の制御信号PCNTmの論理和をとると
共に該論理和に基づきセレクト信号SELを各セレクタ
回路に出力する。このようにすると、デコード回路21
に機能モジュール制御信号が入力された場合には、セレ
クト信号SELは例えばHighに設定される一方、デ
コード回路21に外部リセット信号が入力された場合に
は、セレクト信号SELは例えばLowに設定される。
【0048】尚、デコード回路21に新たな機能モジュ
ール制御信号が入力されるまでの間又は外部リセットが
発生するまでの間、セレクト信号SELは保持される。
【0049】各セレクタ回路は、対応する外部ピン信
号、デコード回路21から出力された複数の第2の制御
信号PCNTmのうちの対応する第2の制御信号PCN
Tm、及び論理和回路22から出力されたセレクト信号
SELを受信して、受信されたセレクト信号SELがL
owになっている場合(初期状態又は外部リセットが発
生した場合)には、受信された対応する外部ピン信号を
第1の制御信号PDOAmとして対応する機能モジュー
ルに出力すると共に、受信されたセレクト信号SELが
Highになっている場合には、受信された対応する第
2の制御信号PCNTmを第1の制御信号PDOAmと
して対応する機能モジュールに出力する。
【0050】以下、本実施形態に係るハードマクロが実
装された半導体集積回路について図面を参照しながら説
明する。
【0051】図3は、本実施形態に係るハードマクロが
実装された半導体集積回路の構成の一例を示すブロック
図である。
【0052】図3に示すように、半導体集積回路30は
論理回路31及びハードマクロ32を備えている。ハー
ドマクロ32は、第1の機能モジュール33、第2の機
能モジュール34及び第3の機能モジュール35を備え
ている。また、ハードマクロ32には、第1の機能モジ
ュール33と対応する第1の外部ピンPON1、第2の
機能モジュール34と対応する第2の外部ピンPON
2、及び第3の機能モジュール35と対応する第3の外
部ピンPON3が設けられている。
【0053】第1の外部ピンPON1及び第2の外部ピ
ンPON2は例えばHighにプルアップされている一
方、第3の外部ピンPON3は例えばLowにプルダウ
ンされている。その結果、初期状態においては、第1の
機能モジュール33及び第2の機能モジュール34がオ
ン状態になっている一方、第3の機能モジュール35が
オフ状態になっている。
【0054】論理回路31から出力された機能モジュー
ル制御信号がハードマクロ32に入力されると、ハード
マクロ32は、第1の外部ピンPON1、第2の外部ピ
ンPON2又は第3の外部ピンPON3の状態に関わら
ず、機能モジュール制御信号に基づき第1の機能モジュ
ール33、第2の機能モジュール34又は第3の機能モ
ジュール35の動作状態を変更する。
【0055】尚、半導体集積回路30において、機能モ
ジュール制御信号が論理回路31からハードマクロ32
に入力されているが、これに代えて、機能モジュール制
御信号が半導体集積回路30の外部から直接ハードマク
ロ32に入力されてもよい。
【0056】本実施形態に係るハードマクロつまりハー
ドマクロ10の特徴として、図1に示すように、機能モ
ジュール制御回路11及びハードマクロ制御回路12か
ら構成されるハードマクロ主要部17と、各機能モジュ
ールとは構造上分割されており、それぞれが独立して配
置処理可能な単位となっている。従って、ハードマクロ
主要部17と各機能モジュールとを別々に配置すること
ができるので、動作することのない機能モジュール、具
体的には、対応する第1の制御信号PDOAmによりオ
ンされることのない機能モジュールを実装時に配置しな
いようにすることができる。このとき、実装時に配置さ
れない機能モジュールに代えて、該機能モジュールより
も例えば面積が小さい代替用モジュール(以下、ゼロエ
リアモジュールと称する)、又は外部と接続されていな
い修正用セルを含んだ代替用モジュール(以下、リペア
用モジュールと称する)等を配置してもよい。
【0057】以下、本実施形態に係るハードマクロに用
いられるゼロエリアモジュールについて図面を参照しな
がら説明する。
【0058】図4は、本実施形態に係るハードマクロに
用いられる機能モジュールの構成の一例を示すブロック
図であり、図5は、図4に示す機能モジュールと置換可
能なゼロエリアモジュールの構成の一例を示すブロック
図である。
【0059】図4に示すように、機能モジュール40は
回路41と複数の入力ピン、具体的には、第1の入力ピ
ン42、第2の入力ピン43、第3の入力ピン44及び
第4の入力ピン45と、複数の出力ピン、具体的には、
第1の出力ピン46、第2の出力ピン47、第3の出力
ピン48及び第4の出力ピン49とを備えている。
【0060】また、図5に示すように、ゼロエリアモジ
ュール50は機能モジュール40と同一のピン、具体的
には、第1の入力ピン51、第2の入力ピン52、第3
の入力ピン53、第4の入力ピン54、第1の出力ピン
55、第2の出力ピン56、第3の出力ピン57及び第
4の出力ピン58とを備えている。また、第1の出力ピ
ン55及び第2の出力ピン56はHighに固定されて
いる一方、第3の出力ピン57及び第4の出力ピン58
はLowに固定されている。
【0061】すなわち、ゼロエリアモジュールは、置換
対象の機能モジュールと同一の入出力ピンを備えている
と共に該入出力ピンのうち出力ピンがHigh又はLo
wに固定されている。尚、ゼロエリアモジュールの出力
ピンをHigh又はLowのいずれに固定するかは任意
である。また、ゼロエリアモジュールの形状は任意であ
って、ゼロエリアモジュールは、その内部にどのような
回路を有していてもよい。但し、面積効率の点からは、
ゼロエリアモジュールは回路を有していないことが好ま
しい。
【0062】以下、本実施形態に係るハードマクロの配
置方法について、動作することのない機能モジュールを
ゼロエリアモジュールと置換する場合を例として、図面
を参照しながら説明する。尚、配置対象のハードマクロ
は、図1に示すハードマクロ10であるとする。
【0063】図6は、本実施形態に係るハードマクロの
配置方法の各処理を示すフロー図である。
【0064】まず、ハードマクロ主要部配置工程SAつ
まりステップSA1において、機能モジュール制御回路
11及びハードマクロ制御回路12から構成されるハー
ドマクロ主要部17の配置を行なう。
【0065】次に、機能モジュール配置工程SBにおい
て、各機能モジュールつまり第1の機能モジュール1
3、第2の機能モジュール14、第3の機能モジュール
15、……、第n(nは4以上の整数)の機能モジュー
ル16の配置を行なう。
【0066】具体的には、まず、ステップSB1におい
て、配置される機能モジュールの番号mを初期値1に設
定する。
【0067】次に、ステップSB2において、番号mに
対応する第1の制御信号PDOAmの状態を調べる。
【0068】第1の制御信号PDOAmが一状態に設定
されている場合(例えば、Highにプルアップされて
いる場合)、ステップSB3において、該第1の制御信
号PDOAmと対応する機能モジュールの配置を行な
う。
【0069】また、第1の制御信号PDOAmが他状態
に設定されている場合(例えば、Lowにプルダウンさ
れている場合)、ステップSB4において、該第1の制
御信号PDOAmと対応する機能モジュールに代えて、
該機能モジュールと置換可能なゼロエリアモジュールの
配置を行なう。
【0070】ステップSB2における第1の制御信号P
DOAmの状態の調査は、回路のネットリストを参照す
ることによって容易に行なうことができる。ネットリス
トにおいては、一般的に、プルアップされている部分は
VDD又は1'b1等のキーワードを用いて表されている一
方、プルダウンされている部分はVSS又は1'b0等のキー
ワードを用いて表されている。
【0071】尚、第1の制御信号PDOAmが、例えば
論理回路等の出力等であってHighにもLowにもな
りうる可能性がある場合は、該第1の制御信号PDOA
mと対応する機能モジュールの配置を行なう。
【0072】次に、ステップSB5において、全ての機
能モジュールの配置が完了しているかどうか、つまり配
置される機能モジュールの番号mが最終値nを越えてい
るかどうかを調べる。
【0073】全ての機能モジュールの配置が完了してい
ない場合、ステップSB6において、機能モジュールの
番号mを1つインクリメントしてステップSB2からの
処理を再度実行する。
【0074】また、全ての機能モジュールの配置が完了
している場合、ハードマクロの配置処理を完了する。
【0075】以下、本実施形態に係るハードマクロの配
置方法を用いた半導体集積回路の配置結果について、ハ
ードマクロが有する3つの機能モジュールのうち2つだ
けが使用される半導体集積回路を例として、図面を参照
しながら説明する。
【0076】図7は、本実施形態に係るハードマクロの
配置方法を用いた半導体集積回路の配置結果の一例を示
すブロック図である。
【0077】図7に示すように、半導体集積回路60は
論理回路61、ハードマクロ主要部62、第1の機能モ
ジュール63、第2の機能モジュール64及びゼロエリ
アモジュール65を備えている。すなわち、半導体集積
回路60においては、ハードマクロが有する3つの機能
モジュールのうち、使用されない1つの機能モジュール
がゼロエリアモジュール65と置換されている。
【0078】また、ハードマクロ主要部62には、第1
の機能モジュール63と対応する第1の外部ピンPON
1、第2の機能モジュール64と対応する第2の外部ピ
ンPON2、及びゼロエリアモジュール65と対応する
第3の外部ピンPON3が設けられている。尚、第1の
外部ピンPON1及び第2の外部ピンPON2は例えば
Highにプルアップされている一方、第3の外部ピン
PON3は例えばLowにプルダウンされている。
【0079】論理回路61から出力された機能モジュー
ル制御信号がハードマクロ主要部62に入力されると、
ハードマクロ主要部62は、第1の外部ピンPON1又
は第2の外部ピンPON2の状態に関わらず、機能モジ
ュール制御信号に基づき第1の機能モジュール63又は
第2の機能モジュール34の動作状態を変更する。
【0080】以上に説明したように、本実施形態による
と、機能モジュール制御回路11が、複数の外部ピンP
ONmから入力される複数の外部ピン信号、又は機能モ
ジュール制御信号に基づき複数の第1の制御信号PDO
Amを複数の機能モジュールにそれぞれ出力すると共
に、該複数の第1の制御信号PDOAmのそれぞれによ
って複数の機能モジュールがオン又はオフされ、また、
ハードマクロ制御回路12が、第1の制御信号PDOA
mによりオンされる機能モジュールとの間の送受信を有
効とすると共に第1の制御信号PDOAmによりオフさ
れる機能モジュールとの間の送受信を無効としている。
このため、機能モジュール制御回路11及びハードマク
ロ制御回路12つまりハードマクロ主要部17を変更す
ることなく、外部ピン信号又は機能モジュール制御信号
を用いて、ハードマクロ10が有する複数の機能モジュ
ールのそれぞれを選択的にオン又はオフすることができ
るので、ハードマクロ10の汎用性を高くすることがで
きる。また、ハードマクロ10を半導体集積回路に組み
込んだ後も、所定の機能モジュール制御信号を機能モジ
ュール制御回路11に入力することにより、各機能モジ
ュールを選択的にオン又はオフすることができるので、
使用されていない機能モジュールをオフにして半導体集
積回路の消費電力を低減することができる。
【0081】また、本実施形態によると、機能モジュー
ル制御回路11は、機能モジュール制御信号又は外部リ
セット信号に基づき、複数の機能モジュールのそれぞれ
をオン又はオフする複数の第2の制御信号PCNTmを
出力するデコード回路21と、複数の第2の制御信号P
CNTmが入力され、入力された複数の第2の制御信号
PCNTmの論理和をとると共に該論理和に基づきセレ
クト信号SELを出力する論理和回路22と、複数の外
部ピン信号のうちの対応する外部ピン信号、複数の第2
の制御信号PCNTmのうちの対応する第2の制御信号
PCNTm、及びセレクト信号SELが入力され、入力
されたセレクト信号SELに基づき、入力された対応す
る外部ピン信号及び入力された対応する第2の制御信号
PCNTmのうちのいずれか一方を、複数の第1の制御
信号PDOAmのうちの対応する第1の制御信号PDO
Amとして対応する機能モジュールに出力する複数のセ
レクタ回路とを備えている。このため、機能モジュール
制御回路11は、初期状態又は外部リセット信号が入力
された場合においては、複数の外部ピン信号を複数の第
1の制御信号PDOAmとして出力することができる一
方、機能モジュール制御信号が入力された場合において
は、該機能モジュール制御信号に基づき複数の機能モジ
ュールのそれぞれをオン又はオフする複数の第2の制御
信号PCNTmを複数の第1の制御信号PDOAmとし
て出力することができる。
【0082】また、本実施形態によると、機能モジュー
ル制御回路11及びハードマクロ制御回路12から構成
されるハードマクロ主要部17と、複数の機能モジュー
ルのそれぞれとは、個々に独立して配置処理可能な単位
となっている。このため、ハードマクロ主要部17と各
機能モジュールとを別々に配置することができるので、
複数の機能モジュールのうち動作することのない機能モ
ジュール、つまり複数の機能モジュールのうち対応する
第1の制御信号PDOAmによりオンされない機能モジ
ュールを配置しないようにすることができる。
【0083】また、本実施形態によると、機能モジュー
ル配置工程SBにおいて複数の機能モジュールのうち対
応する第1の制御信号PDOAmによりオンされる機能
モジュールのみを配置しているので、言い換えると、複
数の機能モジュールのうち対応する第1の制御信号PD
OAmによりオンされない機能モジュールを配置してい
ないので、半導体集積回路の面積を低減することができ
る。
【0084】また、本実施形態によると、機能モジュー
ル配置工程SBにおいて複数の機能モジュールのうち対
応する第1の制御信号PDOAmによりオンされない機
能モジュールに代えて、該機能モジュールよりも面積が
小さく、且つ該機能モジュールと同一の入出力ピンを備
えていると共に該入出力ピンのうち出力ピンがHigh
又はLowに固定されているゼロエリアモジュールを配
置しているので、半導体集積回路の面積を確実に低減す
ることができる。
【0085】
【発明の効果】本発明によると、ハードマクロ主要部を
変更することなく、外部ピン信号又は機能モジュール制
御信号を用いて、ハードマクロが有する複数の機能モジ
ュールのそれぞれを選択的にオン又はオフすることがで
きるため、ハードマクロの汎用性を高くすることができ
る。従って、機能モジュールの数のみが異なる同様の機
能ブロックを有する様々な半導体集積回路を設計する場
合、該半導体集積回路の設計工数を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るハードマクロの構成
の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るハードマクロにおけ
る、機能モジュール制御回路の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るハードマクロが実装
された半導体集積回路の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態に係るハードマクロにおけ
る、機能モジュールの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態に係るハードマクロにおけ
る、ゼロエリアモジュールの構成の一例を示すブロック
図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るハードマクロの配置
方法の各処理を示すフロー図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るハードマクロの配置
方法を用いた半導体集積回路の配置結果の一例を示すブ
ロック図である。
【図8】従来のハードマクロの構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図9】従来の半導体集積回路の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 ハードマクロ 11 機能モジュール制御回路 12 ハードマクロ制御回路 13 第1の機能モジュール 14 第2の機能モジュール 15 第3の機能モジュール 16 第nの機能モジュール 17 ハードマクロ主要部 21 デコード回路 22 論理和回路 23 第1のセレクタ回路 24 第2のセレクタ回路 25 第3のセレクタ回路 26 第nのセレクタ回路 30 半導体集積回路 31 論理回路 32 ハードマクロ 33 第1の機能モジュール 34 第2の機能モジュール 35 第3の機能モジュール 40 機能モジュール 41 回路 42 第1の入力ピン 43 第2の入力ピン 44 第3の入力ピン 45 第4の入力ピン 46 第1の出力ピン 47 第2の出力ピン 48 第3の出力ピン 49 第4の出力ピン 50 ゼロエリアモジュール 51 第1の入力ピン 52 第2の入力ピン 53 第3の入力ピン 54 第4の入力ピン 55 第1の出力ピン 56 第2の出力ピン 57 第3の出力ピン 58 第4の出力ピン 60 半導体集積回路 61 論理回路 62 ハードマクロ主要部 63 第1の機能モジュール 64 第2の機能モジュール 65 ゼロエリアモジュール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1の制御信号のそれぞれによっ
    てオン又はオフされ、同一の機能を有する複数の機能モ
    ジュールと、 前記複数の機能モジュールのそれぞれと対応するように
    設けられ、High若しくはLowに固定されている複
    数の外部ピンのそれぞれから入力される複数の外部ピン
    信号、又は外部から入力される機能モジュール制御信号
    に基づき、前記複数の第1の制御信号を前記複数の機能
    モジュールにそれぞれ出力する機能モジュール制御回路
    と、 前記機能モジュール制御回路から出力された前記複数の
    第1の制御信号が入力され、入力された前記複数の第1
    の制御信号に基づき、前記複数の機能モジュールのうち
    対応する前記第1の制御信号によりオンされる機能モジ
    ュールからの入力信号と該機能モジュールへの出力信号
    とを有効とすると共に前記複数の機能モジュールのうち
    対応する前記第1の制御信号によりオフされる機能モジ
    ュールからの入力信号と該機能モジュールへの出力信号
    とを無効とするハードマクロ制御回路とを備えているこ
    とを特徴とするハードマクロ。
  2. 【請求項2】 前記機能モジュール制御回路は、 前記機能モジュール制御信号又は外部から入力される外
    部リセット信号に基づき、前記複数の機能モジュールの
    それぞれをオン又はオフする複数の第2の制御信号を出
    力するデコード回路と、 前記デコード回路から出力された前記複数の第2の制御
    信号が入力され、入力された前記複数の第2の制御信号
    の論理和をとると共に該論理和に基づきセレクト信号を
    出力する論理和回路と、 前記複数の外部ピン信号のうちの対応する外部ピン信
    号、前記デコード回路から出力された前記複数の第2の
    制御信号のうちの対応する第2の制御信号、及び前記論
    理和回路から出力された前記セレクト信号が入力され、
    入力された前記セレクト信号に基づき、入力された前記
    対応する外部ピン信号及び入力された前記対応する第2
    の制御信号のうちのいずれか一方を、前記複数の第1の
    制御信号のうちの対応する第1の制御信号として前記複
    数の機能モジュールのうちの対応する機能モジュールに
    出力する複数のセレクタ回路とを備えていることを特徴
    とする請求項1に記載のハードマクロ。
  3. 【請求項3】 前記機能モジュール制御回路及びハード
    マクロ制御回路はハードマクロ主要部を構成し、 前記ハードマクロ主要部及び前記複数の機能モジュール
    のそれぞれは、個々に独立して配置処理可能な単位とな
    っていることを特徴とする請求項1に記載のハードマク
    ロ。
  4. 【請求項4】 前記複数の機能モジュールのうち対応す
    る前記第1の制御信号によりオンされない機能モジュー
    ルは、該機能モジュールよりも面積が小さく、且つ該機
    能モジュールと同一の入出力ピンを備えていると共に該
    入出力ピンのうち出力ピンがHigh又はLowに固定
    されているゼロエリアモジュールと置換されていること
    を特徴とする請求項1に記載のハードマクロ。
  5. 【請求項5】 複数の第1の制御信号のそれぞれによっ
    てオン又はオフされ、同一の機能を有する複数の機能モ
    ジュールと、前記複数の機能モジュールのそれぞれと対
    応するように設けられ、High若しくはLowに固定
    されている複数の外部ピンのそれぞれから入力される複
    数の外部ピン信号、又は外部から入力される機能モジュ
    ール制御信号に基づき、前記複数の第1の制御信号を前
    記複数の機能モジュールにそれぞれ出力する機能モジュ
    ール制御回路と、前記機能モジュール制御回路から出力
    された前記複数の第1の制御信号が入力され、入力され
    た前記複数の第1の制御信号に基づき、前記複数の機能
    モジュールのうち対応する前記第1の制御信号によりオ
    ンされる機能モジュールからの入力信号と該機能モジュ
    ールへの出力信号とを有効とすると共に前記複数の機能
    モジュールのうち対応する前記第1の制御信号によりオ
    フされる機能モジュールからの入力信号と該機能モジュ
    ールへの出力信号とを無効とするハードマクロ制御回路
    とを備えたハードマクロの配置方法であって、 前記機能モジュール制御回路及びハードマクロ制御回路
    から構成されるハードマクロ主要部を配置するハードマ
    クロ主要部配置工程と、 前記複数の機能モジュールのうち対応する前記第1の制
    御信号によりオンされる機能モジュールのみを配置する
    機能モジュール配置工程とを備えていることを特徴とす
    るハードマクロの配置方法。
  6. 【請求項6】 前記機能モジュール配置工程は、前記複
    数の機能モジュールのうち対応する前記第1の制御信号
    によりオンされない機能モジュールに代えて、該機能モ
    ジュールよりも面積が小さく、且つ該機能モジュールと
    同一の入出力ピンを備えていると共に該入出力ピンのう
    ち出力ピンがHigh又はLowに固定されているゼロ
    エリアモジュールを配置する工程を含むことを特徴とす
    る請求項5に記載のハードマクロの配置方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7076745B2 (en) 2003-11-12 2006-07-11 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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