JP2001167322A - 紙幣収納装置 - Google Patents
紙幣収納装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙幣収納装置に収納された紙幣を確実に押圧
保持するとともに、紙幣を回収する場合等に、紙幣収納
金庫から紙幣が飛出すのを防止すること。 【解決手段】 本体と、紙幣を収納する紙幣収納金庫
と、投入された紙幣を紙幣収納金庫へ搬入する紙幣搬入
手段とを備えた紙幣収納装置において、前記紙幣収納金
庫に、紙幣の飛出しを防止する紙幣飛出し防止手段を設
ける。さらに、紙幣の搬入方向に移動自在に支持される
とともに収納した紙幣を押圧保持する紙幣押えプレート
を備え、紙幣飛出し防止手段にて紙幣押えプレートをそ
の移動方向にガイドするようにした。
保持するとともに、紙幣を回収する場合等に、紙幣収納
金庫から紙幣が飛出すのを防止すること。 【解決手段】 本体と、紙幣を収納する紙幣収納金庫
と、投入された紙幣を紙幣収納金庫へ搬入する紙幣搬入
手段とを備えた紙幣収納装置において、前記紙幣収納金
庫に、紙幣の飛出しを防止する紙幣飛出し防止手段を設
ける。さらに、紙幣の搬入方向に移動自在に支持される
とともに収納した紙幣を押圧保持する紙幣押えプレート
を備え、紙幣飛出し防止手段にて紙幣押えプレートをそ
の移動方向にガイドするようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、両替機、券売機ま
たは自動販売機などに投入された紙幣を受け入れ収納す
る紙幣収納装置に関するものである。
たは自動販売機などに投入された紙幣を受け入れ収納す
る紙幣収納装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来の紙幣収納装置における紙
幣収納金庫の構成を示す斜視図である。図４において、
紙幣収納金庫２１は、本体２２、本体２２の前方に固着
された前面プレート２３、紙幣Ｓを前面扉２３とで押圧
保持する紙幣押えプレート２４、紙紙幣押えプレート２
４を矢印Ｄの方向に付勢するコイルスプリング２７、２
８から構成されている。また、本体２２の両サイドには
紙幣押えプレート２４をガイドするための長孔２２ａ、
２２ｂが形成され、紙幣押えプレート２４の両サイドに
は長孔２２ａ、２２ｂに挿通されたガイド部材２５、２
６が取付けられている。
幣収納金庫の構成を示す斜視図である。図４において、
紙幣収納金庫２１は、本体２２、本体２２の前方に固着
された前面プレート２３、紙幣Ｓを前面扉２３とで押圧
保持する紙幣押えプレート２４、紙紙幣押えプレート２
４を矢印Ｄの方向に付勢するコイルスプリング２７、２
８から構成されている。また、本体２２の両サイドには
紙幣押えプレート２４をガイドするための長孔２２ａ、
２２ｂが形成され、紙幣押えプレート２４の両サイドに
は長孔２２ａ、２２ｂに挿通されたガイド部材２５、２
６が取付けられている。
【０００３】図示しない紙幣スタッカ装置の押出し部に
て、紙幣Ｓが、コイルスプリング２７、２８の付勢力に
抗して矢印Ｄの反対方向に押し出され、紙幣収納金庫２
１内に搬入される。そして紙幣Ｓは、前面プレート２３
と紙幣押えプレート２４とで押圧保持されるようになっ
ている。このような紙幣Ｓの搬入動作中において、ガイ
ド部材２５、２６がそれぞれ長孔２２ａ、２２ｂの間を
往復するようになっている。したがって、紙幣押えプレ
ート２４は、前面プレート２３と平行な姿勢を保ちつ
つ、矢印Ｄの方向またはその反対方向に移動する。
て、紙幣Ｓが、コイルスプリング２７、２８の付勢力に
抗して矢印Ｄの反対方向に押し出され、紙幣収納金庫２
１内に搬入される。そして紙幣Ｓは、前面プレート２３
と紙幣押えプレート２４とで押圧保持されるようになっ
ている。このような紙幣Ｓの搬入動作中において、ガイ
ド部材２５、２６がそれぞれ長孔２２ａ、２２ｂの間を
往復するようになっている。したがって、紙幣押えプレ
ート２４は、前面プレート２３と平行な姿勢を保ちつ
つ、矢印Ｄの方向またはその反対方向に移動する。
【０００４】上記のような構成の紙幣収納金庫２１で
は、収納した紙幣Ｓは上方から拘束されないため、紙幣
収納金庫２１内に収納された紙幣を回収する際に、紙幣
Ｓが紙幣収納金庫２１の上方に飛出すという問題があっ
た。また、紙幣押えプレート２４は、ガイド部２５、２
６にてスライドするように支持されているため、例えば
紙幣Ｓの回収時に、矢印Ｄの反対方向から奥行き方向
（紙幣Ｓの長手方向）にわたって不均一な力がかかる
と、紙幣押えプレート２４と、ガイド部材２５、２６と
の間に長孔２２ａ、２２ｂの上部または下部がかみ込ま
れて、紙幣Ｓを収納できなくなるという問題もあった。
は、収納した紙幣Ｓは上方から拘束されないため、紙幣
収納金庫２１内に収納された紙幣を回収する際に、紙幣
Ｓが紙幣収納金庫２１の上方に飛出すという問題があっ
た。また、紙幣押えプレート２４は、ガイド部２５、２
６にてスライドするように支持されているため、例えば
紙幣Ｓの回収時に、矢印Ｄの反対方向から奥行き方向
（紙幣Ｓの長手方向）にわたって不均一な力がかかる
と、紙幣押えプレート２４と、ガイド部材２５、２６と
の間に長孔２２ａ、２２ｂの上部または下部がかみ込ま
れて、紙幣Ｓを収納できなくなるという問題もあった。
【０００５】したがって、紙幣収納金庫２１を回収する
際には、注意深く作業を行う必要があり、作業者の負担
になっていた。
際には、注意深く作業を行う必要があり、作業者の負担
になっていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の紙幣
収納装置の有する問題点を解決するためになされたもの
であって、収納された紙幣が紙幣収納金庫から飛出すの
を防止し、紙幣の回収時などのメンテナンスが容易な紙
幣収納装置を提供することをその目的とする。
収納装置の有する問題点を解決するためになされたもの
であって、収納された紙幣が紙幣収納金庫から飛出すの
を防止し、紙幣の回収時などのメンテナンスが容易な紙
幣収納装置を提供することをその目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】両替機や自動販売機等に
投入された紙幣を収納する紙幣収納装置において、本体
と、紙幣を収納する紙幣収納金庫と、投入された紙幣を
前記紙幣収納金庫へ搬入する紙幣搬入手段とからなり、
前記紙幣収納金庫に、収納した紙幣の飛出しを防止する
紙幣飛出し防止手段を備えたことを特徴とする紙幣収納
装置。
投入された紙幣を収納する紙幣収納装置において、本体
と、紙幣を収納する紙幣収納金庫と、投入された紙幣を
前記紙幣収納金庫へ搬入する紙幣搬入手段とからなり、
前記紙幣収納金庫に、収納した紙幣の飛出しを防止する
紙幣飛出し防止手段を備えたことを特徴とする紙幣収納
装置。
【０００８】請求項１記載の紙幣収納装置において、前
記紙幣飛出し防止手段は、丸棒で形成したことを特徴と
する。
記紙幣飛出し防止手段は、丸棒で形成したことを特徴と
する。
【０００９】請求項１記載の紙幣収納装置において、前
記紙幣飛出し防止手段は、板金で形成したことを特徴と
する。
記紙幣飛出し防止手段は、板金で形成したことを特徴と
する。
【００１０】両替機や自動販売機等に投入された紙幣を
収納する紙幣収納装置において、本体と、紙幣を収納す
る紙幣収納金庫と、投入された紙幣を前記紙幣収納金庫
へ搬入する紙幣搬入手段とからなり、前記紙幣収納金庫
に、収納した紙幣の飛出しを防止する紙幣飛出し防止手
段と、紙幣の搬入方向に移動自在に支持されるとともに
収納した紙幣を押圧保持する紙幣押えプレートとを備
え、前記紙幣飛出し防止手段は、紙幣押えプレートをス
ライド方向にガイドするようにしたことを特徴とする。
収納する紙幣収納装置において、本体と、紙幣を収納す
る紙幣収納金庫と、投入された紙幣を前記紙幣収納金庫
へ搬入する紙幣搬入手段とからなり、前記紙幣収納金庫
に、収納した紙幣の飛出しを防止する紙幣飛出し防止手
段と、紙幣の搬入方向に移動自在に支持されるとともに
収納した紙幣を押圧保持する紙幣押えプレートとを備
え、前記紙幣飛出し防止手段は、紙幣押えプレートをス
ライド方向にガイドするようにしたことを特徴とする。
【００１１】請求項４記載の紙幣収納装置において、前
記紙幣飛出し防止手段は、丸棒で形成し、前記紙幣押え
プレートは丸棒に沿ってスライドするようにしたことを
特徴とする。
記紙幣飛出し防止手段は、丸棒で形成し、前記紙幣押え
プレートは丸棒に沿ってスライドするようにしたことを
特徴とする。
【００１２】請求項４記載の紙幣収納装置において、前
記紙幣飛出し防止手段は、ガイド部を備えた板金で形成
するとともに、前記紙幣押えプレートはガイド部に沿っ
てスライドするようにしたことを特徴とする。
記紙幣飛出し防止手段は、ガイド部を備えた板金で形成
するとともに、前記紙幣押えプレートはガイド部に沿っ
てスライドするようにしたことを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。なお、本発明の実施の形態に係る紙幣収
納装置は、パチンコ遊技機とパチンコ玉貸機（いずれも
図示せず）とを１対１に対応させるとともに、これらを
多数配列した、いわゆるパチンコ遊技機島の端部（以
下、「島端」という）に設けられ、パチンコ玉貸機に投
入された１０００円札を島端に搬送し、これを収納する
ものである。
いて説明する。なお、本発明の実施の形態に係る紙幣収
納装置は、パチンコ遊技機とパチンコ玉貸機（いずれも
図示せず）とを１対１に対応させるとともに、これらを
多数配列した、いわゆるパチンコ遊技機島の端部（以
下、「島端」という）に設けられ、パチンコ玉貸機に投
入された１０００円札を島端に搬送し、これを収納する
ものである。
【００１４】図１は、本発明による紙幣回収装置の構造
を示す斜視図である。図１において、紙幣収納装置１
は、本体２、本体２の前面開口部２ａを開閉する前面扉
３、前面扉３に設けられ透明プラスチックで形成された
窓部４、本体２に対して前面扉３を回動自在に支持する
ヒンジ５、６、コントロールボックス７、コントロール
ボックス７に設けられた表示部８、図示しないパチンコ
玉貸機に投入された紙幣を島端に設けられた紙幣収納装
置１の内部に搬送する紙幣搬送部９、紙幣搬送部９にて
搬送された紙幣を後述する紙幣収納金庫１１に搬入する
紙幣スタッカ装置１０、紙幣を収納する紙幣収納金庫１
１などから構成されている。なお、表示部８は、紙幣収
納装置１や紙幣搬送部９に故障があった場合に、故障の
個所、故障の内容等を表示するようになっており、前面
扉３が閉じられた状態で、窓部４を通して外部から認識
できるようになっている。
を示す斜視図である。図１において、紙幣収納装置１
は、本体２、本体２の前面開口部２ａを開閉する前面扉
３、前面扉３に設けられ透明プラスチックで形成された
窓部４、本体２に対して前面扉３を回動自在に支持する
ヒンジ５、６、コントロールボックス７、コントロール
ボックス７に設けられた表示部８、図示しないパチンコ
玉貸機に投入された紙幣を島端に設けられた紙幣収納装
置１の内部に搬送する紙幣搬送部９、紙幣搬送部９にて
搬送された紙幣を後述する紙幣収納金庫１１に搬入する
紙幣スタッカ装置１０、紙幣を収納する紙幣収納金庫１
１などから構成されている。なお、表示部８は、紙幣収
納装置１や紙幣搬送部９に故障があった場合に、故障の
個所、故障の内容等を表示するようになっており、前面
扉３が閉じられた状態で、窓部４を通して外部から認識
できるようになっている。
【００１５】図２は、紙幣収納金庫１１を引き出した状
態を示す斜視図である。図３は、紙幣収納金庫１１の構
成を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。図３は、紙幣収納金庫１１の構
成を示す斜視図である。
【００１６】図２、図３において、紙幣収納金庫１１
は、収納された紙幣を押圧して保持する紙幣押えプレー
ト１２、両端が紙幣収納金庫１１の本体に固着されると
ともに紙幣Ｓが紙幣収納金庫１１の上方への飛出しを防
止する紙幣飛出し防止部材としての丸棒１３、紙幣押え
プレート１２を矢印Ｂの方向に付勢するコイルスプリン
グ１４、１５、収納した紙幣Ｓを矢印Ｂの方向に整列さ
せる紙幣整列板１６、固定側を紙幣収納金庫１１の本体
に回動側を紙幣整列板１６にそれぞれ固着したヒンジ１
７、紙幣整列板１６を矢印Ｃの反対方向に回動するよう
に付勢するばね１８から構成されている。なお、紙幣押
えプレート１２は、その下部にスライド支持部材（図示
せず）が設けられており、スライド支持部材は、紙幣収
納金庫１１に対して、矢印Ｂの方向（丸棒１３の長手方
向）に摺動自在に支持されている。すなわち、紙幣押え
プレート１２は、紙幣収納金庫１１に対して、矢印Ｂの
方向に移動自在に支持されている。また、通常の使用状
態において紙幣収納金庫１１は、図示しない金庫保持部
材にて紙幣収納装置１の本体２に保持されており、金庫
保持部材を解除することにより、固定状態が解除され、
矢印Ａの方向に引き出せるようになっている。さらに、
紙幣収納金庫１１には、紙幣スタッカ装置１０の押出し
部（図示せず）により突き出された紙幣を内部に搬入す
るための受入開口部１１ａが形成されている。
は、収納された紙幣を押圧して保持する紙幣押えプレー
ト１２、両端が紙幣収納金庫１１の本体に固着されると
ともに紙幣Ｓが紙幣収納金庫１１の上方への飛出しを防
止する紙幣飛出し防止部材としての丸棒１３、紙幣押え
プレート１２を矢印Ｂの方向に付勢するコイルスプリン
グ１４、１５、収納した紙幣Ｓを矢印Ｂの方向に整列さ
せる紙幣整列板１６、固定側を紙幣収納金庫１１の本体
に回動側を紙幣整列板１６にそれぞれ固着したヒンジ１
７、紙幣整列板１６を矢印Ｃの反対方向に回動するよう
に付勢するばね１８から構成されている。なお、紙幣押
えプレート１２は、その下部にスライド支持部材（図示
せず）が設けられており、スライド支持部材は、紙幣収
納金庫１１に対して、矢印Ｂの方向（丸棒１３の長手方
向）に摺動自在に支持されている。すなわち、紙幣押え
プレート１２は、紙幣収納金庫１１に対して、矢印Ｂの
方向に移動自在に支持されている。また、通常の使用状
態において紙幣収納金庫１１は、図示しない金庫保持部
材にて紙幣収納装置１の本体２に保持されており、金庫
保持部材を解除することにより、固定状態が解除され、
矢印Ａの方向に引き出せるようになっている。さらに、
紙幣収納金庫１１には、紙幣スタッカ装置１０の押出し
部（図示せず）により突き出された紙幣を内部に搬入す
るための受入開口部１１ａが形成されている。
【００１７】次に、上記構成の紙幣収納装置１につい
て、紙幣Ｓを収納する動作を説明する。
て、紙幣Ｓを収納する動作を説明する。
【００１８】まず、遊技客がパチンコ玉を借りるためパ
チンコ玉貸機に１０００円札を投入すると、その内部に
設けられた紙幣識別装置（図示せず）にて投入された紙
幣の真偽を判別し、真札と判断された場合には１０００
円分のパチンコ玉を払い出す。一方、投入された１００
０円札は、紙幣搬送部９によって島端に設けられた紙幣
収納装置１の内部に搬送される。そして、紙幣スタッカ
装置１０の位置までくると光センサ（図示せず）にて検
出し、そこで一旦停止し保持される。次に、紙幣スタッ
カ装置１０が作動して、押出し部が突出し１０００円札
を前方に設けられた紙幣収納金庫１１の方に向けて押し
出す。押し出された１０００円札は、紙幣収納金庫１１
の受入開口部１１ａからコイルスプリング１４、１５の
付勢力に抗して紙幣押えプレート１２を矢印Ｂの反対方
向に押し込み、紙幣収納金庫１１内に搬入される。押出
し部が所定の位置まで突出すると１０００円札が完全に
紙幣収納金庫１１内に入ったと判断して、紙幣スタッカ
装置１０による搬入動作は終了する。そして、押出し部
は元の待機位置まで戻り、次の１０００円札が搬送され
るまで紙幣スタッカ装置１０は待機状態になる。この状
態で、紙幣収納金庫１１内に搬入された１０００円札
は、コイルスプリング１４、１５の付勢力により紙幣押
えプレート１２と上下の紙幣押圧部１１ｂ、１１ｃとの
間に押圧保持される。
チンコ玉貸機に１０００円札を投入すると、その内部に
設けられた紙幣識別装置（図示せず）にて投入された紙
幣の真偽を判別し、真札と判断された場合には１０００
円分のパチンコ玉を払い出す。一方、投入された１００
０円札は、紙幣搬送部９によって島端に設けられた紙幣
収納装置１の内部に搬送される。そして、紙幣スタッカ
装置１０の位置までくると光センサ（図示せず）にて検
出し、そこで一旦停止し保持される。次に、紙幣スタッ
カ装置１０が作動して、押出し部が突出し１０００円札
を前方に設けられた紙幣収納金庫１１の方に向けて押し
出す。押し出された１０００円札は、紙幣収納金庫１１
の受入開口部１１ａからコイルスプリング１４、１５の
付勢力に抗して紙幣押えプレート１２を矢印Ｂの反対方
向に押し込み、紙幣収納金庫１１内に搬入される。押出
し部が所定の位置まで突出すると１０００円札が完全に
紙幣収納金庫１１内に入ったと判断して、紙幣スタッカ
装置１０による搬入動作は終了する。そして、押出し部
は元の待機位置まで戻り、次の１０００円札が搬送され
るまで紙幣スタッカ装置１０は待機状態になる。この状
態で、紙幣収納金庫１１内に搬入された１０００円札
は、コイルスプリング１４、１５の付勢力により紙幣押
えプレート１２と上下の紙幣押圧部１１ｂ、１１ｃとの
間に押圧保持される。
【００１９】上記動作中において、紙幣押えプレート１
２のガイド部１２ａは丸棒１３によってスライド方向
（矢印Ｂの方向）にガイドされているため、紙幣押えプ
レート１２はスムーズに移動することができる。
２のガイド部１２ａは丸棒１３によってスライド方向
（矢印Ｂの方向）にガイドされているため、紙幣押えプ
レート１２はスムーズに移動することができる。
【００２０】そして、あらかじめ設定された枚数（例え
ば、８００枚）の１０００円札が紙幣収納金庫１１に収
納され、図示しないセンサにてこれを検知すると、パチ
ンコ遊技機島の上部に設置された報知機（いわゆる、
「パトライト」）を点灯させ（図示せず）、これをパチ
ンコホールの係員に知らせるようになっている。したが
って、紙幣収納金庫１１が満杯になって、紙幣収納装置
１が停止する（収納不能になる）ことはない。
ば、８００枚）の１０００円札が紙幣収納金庫１１に収
納され、図示しないセンサにてこれを検知すると、パチ
ンコ遊技機島の上部に設置された報知機（いわゆる、
「パトライト」）を点灯させ（図示せず）、これをパチ
ンコホールの係員に知らせるようになっている。したが
って、紙幣収納金庫１１が満杯になって、紙幣収納装置
１が停止する（収納不能になる）ことはない。
【００２１】紙幣収納装置１に収納された紙幣を回収す
るには、まず前面扉３のロック状態を解除して前方に回
動させ、前面開口部２ａを開放する（図１参照）。次
に、図示しない金庫保持部材を開放して、紙幣収納金庫
１１のロック状態を解除し、これを前方（矢印Ａの方
向）に引き出す（図２参照）。図２の状態で紙幣収納金
庫１１は、図示しないスライドストッパにて、これ以上
前方に引き出されないようになっている。紙幣Ｓ（１０
００円札）のみを回収する場合は、図２に示す状態か
ら、紙幣Ｓを手でつかみ前方に引き出すようにすれば、
ばね１８の付勢力に抗して紙幣整列板１６が矢印Ｃの方
向に回動して、紙幣Ｓが回収される。なお、紙幣収納金
庫１１をロック状態（金庫保持部材にて保持された状
態）のまま、紙幣Ｓを回収してもよい。
るには、まず前面扉３のロック状態を解除して前方に回
動させ、前面開口部２ａを開放する（図１参照）。次
に、図示しない金庫保持部材を開放して、紙幣収納金庫
１１のロック状態を解除し、これを前方（矢印Ａの方
向）に引き出す（図２参照）。図２の状態で紙幣収納金
庫１１は、図示しないスライドストッパにて、これ以上
前方に引き出されないようになっている。紙幣Ｓ（１０
００円札）のみを回収する場合は、図２に示す状態か
ら、紙幣Ｓを手でつかみ前方に引き出すようにすれば、
ばね１８の付勢力に抗して紙幣整列板１６が矢印Ｃの方
向に回動して、紙幣Ｓが回収される。なお、紙幣収納金
庫１１をロック状態（金庫保持部材にて保持された状
態）のまま、紙幣Ｓを回収してもよい。
【００２２】一方、紙幣収納金庫１１ごと回収する場合
には、図２に示す状態から紙幣収納金庫１１の前側（紙
幣整列板１６側）を少し持ち上げるとスライドストッパ
が外れて、紙幣収納金庫１１が本体２から開放され、紙
幣収納金庫１１ごと回収することができる。そして、ス
ペアの紙幣収納金庫を上記と逆の動作によって、紙幣収
納装置１に装着する。
には、図２に示す状態から紙幣収納金庫１１の前側（紙
幣整列板１６側）を少し持ち上げるとスライドストッパ
が外れて、紙幣収納金庫１１が本体２から開放され、紙
幣収納金庫１１ごと回収することができる。そして、ス
ペアの紙幣収納金庫を上記と逆の動作によって、紙幣収
納装置１に装着する。
【００２３】以上の動作中において、紙幣収納金庫１１
には、紙幣飛出し防止手段として丸棒が設けられている
ため、収納した紙幣Ｓが上方に飛出すことはない。
には、紙幣飛出し防止手段として丸棒が設けられている
ため、収納した紙幣Ｓが上方に飛出すことはない。
【００２４】本発明の実施の形態では、パチンコ玉貸機
に投入された紙幣Ｓを収納する紙幣収納装置に関するも
のであるが、本発明はこのような形態に限られるもので
はない。すなわち、両替機、自動販売機、券売機等に投
入された紙幣を収納する紙幣収納装置であってもよい。
に投入された紙幣Ｓを収納する紙幣収納装置に関するも
のであるが、本発明はこのような形態に限られるもので
はない。すなわち、両替機、自動販売機、券売機等に投
入された紙幣を収納する紙幣収納装置であってもよい。
【００２５】また、紙幣飛出し防止部材として丸棒１３
を用いているが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、板金によって紙幣飛出し防止部材を形成し
てもよい。
を用いているが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、板金によって紙幣飛出し防止部材を形成し
てもよい。
【００２６】また、紙幣押えプレート１２のスライド方
向に延在する溝部を有する板金部材を紙幣飛出し防止手
段として用い、紙幣押えプレート１６の上部にローラを
設け、このローラが上記板金部材に形成された溝部を転
がることにより、紙幣押えプレート１６がスライド方向
にガイドされるようにしてもよい。
向に延在する溝部を有する板金部材を紙幣飛出し防止手
段として用い、紙幣押えプレート１６の上部にローラを
設け、このローラが上記板金部材に形成された溝部を転
がることにより、紙幣押えプレート１６がスライド方向
にガイドされるようにしてもよい。
【００２７】
【発明の効果】請求項１乃至３記載の本発明によれば、
紙幣収納金庫は、紙幣飛出し防止手段を備えたので、収
納された紙幣を回収等する際に、紙幣が紙幣収納金庫か
ら飛出すことがないという効果がある。
紙幣収納金庫は、紙幣飛出し防止手段を備えたので、収
納された紙幣を回収等する際に、紙幣が紙幣収納金庫か
ら飛出すことがないという効果がある。
【００２８】また、請求項４乃至６記載の本発明によれ
ば、紙幣の搬入方向に移動自在に支持される紙幣押えプ
レートと、紙幣押えプレートをスライド方向にガイドす
る紙幣飛出し防止手段を備えたので、確実に紙幣を押圧
し保持することができるという効果がある。
ば、紙幣の搬入方向に移動自在に支持される紙幣押えプ
レートと、紙幣押えプレートをスライド方向にガイドす
る紙幣飛出し防止手段を備えたので、確実に紙幣を押圧
し保持することができるという効果がある。
【図１】本発明による紙幣収納装置の構造を示す斜視図
である。
である。
【図２】紙幣収納金庫を引き出した状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】紙幣収納金庫の構成を示す斜視図である。
【図４】従来の紙幣収納装置における紙幣収納金庫の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
１ 紙幣収納装置 ２ 紙幣収納金庫 １０ 紙幣スタッカ装置 １１ 紙幣収納金庫 １２ 紙幣押えプレート １３ 丸棒 １４ コイルスプリング １５ コイルスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 一久 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 萬年 浩昭 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小川 篤治 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 Ｆターム(参考） 3E040 AA01 BA03 DA10 FC02 FC13
Claims (6)
- 【請求項１】 両替機や自動販売機等に投入された紙幣
を収納する紙幣収納装置であって、本体と、紙幣を収納
する紙幣収納金庫と、投入された紙幣を前記紙幣収納金
庫へ搬入する紙幣搬入手段とからなり、前記紙幣収納金
庫に、収納した紙幣の飛出しを防止する紙幣飛出し防止
手段を備えたことを特徴とする紙幣収納装置。 - 【請求項２】 前記紙幣飛出し防止手段は、丸棒で形成
したことを特徴とする請求項１記載の紙幣収納装置。 - 【請求項３】 前記紙幣飛出し防止手段は、板金で形成
したことを特徴とする請求項１記載の紙幣収納装置。 - 【請求項４】 両替機や自動販売機等に投入された紙幣
を収納する紙幣収納装置であって、本体と、紙幣を収納
する紙幣収納金庫と、投入された紙幣を前記紙幣収納金
庫へ搬入する紙幣搬入手段とからなり、前記紙幣収納金
庫に、収納した紙幣の飛出しを防止する紙幣飛出し防止
手段と、紙幣の搬入方向に移動自在に支持されるととも
に収納した紙幣を押圧保持する紙幣押えプレートとを備
え、前記紙幣飛出し防止手段は、紙幣押えプレートをス
ライド方向にガイドするようにしたことを特徴とする紙
幣収納装置。 - 【請求項５】 前記紙幣飛出し防止手段は、丸棒で形成
し、前記紙幣押えプレートは丸棒に沿ってスライドする
ようにしたことを特徴とする請求項４記載の紙幣収納装
置。 - 【請求項６】 前記紙幣飛出し防止手段は、ガイド部を
備えた板金で形成するとともに、前記紙幣押えプレート
はガイド部に沿ってスライドするようにしたことを特徴
とする請求項４記載の紙幣収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35144199A JP2001167322A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 紙幣収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35144199A JP2001167322A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 紙幣収納装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001167322A true JP2001167322A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18417319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35144199A Pending JP2001167322A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 紙幣収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001167322A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100698386B1 (ko) * | 2005-04-30 | 2007-03-23 | 김혁태 | 자동 지폐 적재기 |
-
1999
- 1999-12-10 JP JP35144199A patent/JP2001167322A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100698386B1 (ko) * | 2005-04-30 | 2007-03-23 | 김혁태 | 자동 지폐 적재기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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