JP2001167190A - 情報配信方法及び情報配信システム - Google Patents

情報配信方法及び情報配信システム

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JP2001167190A
JP2001167190A JP35264499A JP35264499A JP2001167190A JP 2001167190 A JP2001167190 A JP 2001167190A JP 35264499 A JP35264499 A JP 35264499A JP 35264499 A JP35264499 A JP 35264499A JP 2001167190 A JP2001167190 A JP 2001167190A
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Hiroki Asama
裕樹 浅間
Yasuhiro Joho
泰宏 城宝
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報配信システムは、クライアントの
画面毎にサーバから情報を取得するため、サーバ/クラ
イアント間のトラフィックが増大するという問題点があ
ったが、サーバ/クライアント間のトラフィック負荷を
軽減し、更にサーバの負荷をも軽減し、クライアントに
おける画面表示までの時間を短縮できる情報配信方法及
び情報配信システムを提供する。 【解決手段】 クライアント3上にサーバ2から取得し
た銘柄情報を記憶する銘柄管理テーブル35を設け、任
意の画面処理プロセス42から銘柄情報が要求された場
合、クライアントデータ管理プロセス41が、銘柄管理
テーブル35に当該銘柄情報が記憶されている場合には
記憶している情報を画面処理プロセス42に出力し、記
憶していない場合に、サーバ2から情報を取得して記憶
すると共に画面処理プロセス42に出力する情報配信シ
ステム及び情報配信方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、証券、金融、保険
業界等の情報をサーバで受信し、複数のクライアントの
要求に応じて配信するクライアント/サーバ方式の情報
配信システムに係り、特にクライアント/サーバ間のL
AN回線上のトラフィック負荷を軽減し、更にサーバの
負荷を軽減して表示までの時間を短縮できる情報配信方
法及び情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報配信システムについて図7を
使って説明する。図7は、従来の情報配信システムの概
略構成ブロック図である。従来の情報配信システムは、
配信ホスト1から送信される全ての銘柄の最新の株価情
報等で構成される市場情報を受信して記憶するサーバ
2′と、個々に選択された任意の銘柄に関する最新の株
価情報をサーバ2′から取得して表示する複数クライア
ント3′から構成され、サーバ2′とクライアント3′
とがLAN等のネットワークを介して接続されている。
但し、図7では、クライアント3′を1つだけ示してい
る。
【0003】そして、サーバ2′の内部は、受信部21
と、LANI/F部22と、制御部23′と、記憶部2
6′から構成されており、制御部23′内には、銘柄情
報受信処理手段24′と配信処理手段25′とが設けら
れており、記憶部26′内には、銘柄情報記憶テーブル
27が設けられている。また、各クライアント3′の内
部は、LANI/F部31と、表示部32と、入力部3
3と、制御部40′から構成されており、制御部40′
内には、表示部32に表示される画面毎の処理プロセス
(画面A処理プロセス42a′,画面B処理プロセス4
2b′,…)が存在している。
【0004】次に従来の情報配信システムのサーバ2′
内部の各部について説明する。サーバ2′の受信部21
は、配信ホスト1から送信される情報を随時受信して、
制御部23′に出力するものである。LANI/F部2
2は、LAN接続された複数のクライアント3′とデー
タの送受信を行うものである。
【0005】制御部23′は、情報配信システムにおけ
るサーバ全体を制御するものであり、制御部23′に設
けられた銘柄情報受信処理手段24′は、受信部21が
受信した任意の銘柄の情報を取得し、後に述べる銘柄情
報記憶テーブル27に銘柄毎に最新情報を格納するもの
である。そして、制御部23′に設けられた配信処理手
段25′は、クライアント3′の各画面処理プロセス4
2′からの配信要求に応じて、要求された銘柄に関して
銘柄情報記憶テーブル27を検索し、要求された項目の
情報を取得してクライアント3′の各画面処理プロセス
42′に配信するものである。
【0006】記憶部26′は、制御部23′における処
理の過程で用いられる各種データを記憶するもので、特
に銘柄情報記憶テーブル27は、配信ホスト1からの受
信情報に従って銘柄情報受信処理手段24′で処理され
た各銘柄に関する最新情報を記憶するテーブルである。
【0007】次に従来の情報配信システムのクライアン
ト3′内部の各部について説明する。LANI/F部3
1は、LAN接続されたサーバ2′とデータの送受信を
行うものである。表示部32は、表示対象の情報項目に
関してサーバ2′から取得した情報データ等を表示する
ものである。入力部33は、表示部32に表示する情報
項目を入力するキーボードまたはタッチパネル等の入力
部である。
【0008】制御部40′は、情報配信システムのクラ
イアント3′全体の制御を行うものであり、制御部4
0′内に設けられた画面A処理プロセス42a′、画面
B処理プロセス42b′,…は、表示部32内の各画面
A、画面B、…に対応して、各画面における表示データ
の取得、表示データの表示、及び各種入力等の制御を行
うものである。具体的に各画面処理プロセス42は、そ
の表示内容に応じて、必要な銘柄及び表示項目を特定し
てサーバ2′に対して配信要求を行い、サーバ2′から
返送された情報データを受け取って表示用に編集し、表
示部32の各画面に表示するものである。
【0009】次に、従来の情報配信システムにおける動
作について、図7,図8を用いて説明する。図8は、従
来システムの概略構成と動作例を示す説明図である。従
来の情報配信システムでは、配信ホスト1からサーバ
2′に各種銘柄に関する情報が随時送信され、サーバ
2′で銘柄情報受信処理手段24によって各銘柄毎に最
新情報が銘柄情報記憶テーブル27に記憶される。
【0010】そして、クライアント3′において、例え
ば、図8に示すような銘柄別の情報一覧を表示する画面
Aの表示要求が為されると、画面A処理プロセス42
a′が起動され、表示に必要な銘柄(図8では、銘柄コ
ード6501,6756,6758,…)に関する表示項目(図8で
は、一覧情報としてコード,OPEN,LOW,HIGH,CLOSE)のデ
ータ送信の要求(配信要求)がLANI/F部31を介
して、LAN経由でサーバ2′に送信される。
【0011】そして、クライアント3′の画面A処理プ
ロセス42a′からの配信要求を受けたサーバ2′は、
配信処理手段25′の動作で、銘柄情報記憶テーブル2
7から要求のあった銘柄に関する要求された項目である
一覧情報データが取得され、クライアント3′の画面A
処理プロセス42a′に返送され、画面A処理プロセス
42a′によって、表示部32の画面Aに表示される。
【0012】同様に、クライアント3′において、例え
ば、図8に示すような個別に銘柄の情報を表示する画面
Bの表示要求が為されると、画面B処理プロセス42
b′が起動され、指定された銘柄(図8では、銘柄コー
ド6756)に関する表示項目(図8では、個別情報として
コード,OPEN,LOW,HIGH,CLOSE,PRICE,VOL,ASK,BID,歩1,
歩2,歩3,…)のデータ送信の要求(配信要求)がLAN
I/F部31を介して、LAN経由でサーバ2′に送信
され、サーバ2′で、要求された銘柄の要求された項目
である個別情報データが銘柄情報記憶テーブル27から
取得されてクライアント3′の画面B処理プロセス42
b′に返送され、画面B処理プロセス42b′によっ
て、表示部32の画面Bに表示されるようになってい
た。
【0013】つまり、従来の情報配信システムでは、ク
ライアント3′の画面処理プロセス42′毎に、サーバ
2′との間で必要な銘柄に関する必要な項目の情報要求
及び当該情報の送信を行っていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報配信システムでは、クライアント3′が画面処
理プロセス42′毎に、画面の表示に必要な全銘柄につ
いてサーバ2′に対して配信要求し、各画面の表示用の
データを取得しており、例え複数の画面処理プロセスに
おいて、必要とする銘柄が重複していても、各々情報の
取得を行っていたため、サーバ2′とクライアント3′
とを接続するLAN回線上のトラフィックが増大し、特
にクライアント数や各クライアントにおける画面数が多
いと、LAN回線の負荷の増大による通信遅延が発生
し、表示されるまでに時間がかかるという問題があっ
た。
【0015】また、サーバ2′においては、各クライア
ント3′の各画面処理プロセス42′からの配信要求に
対応しなければならず、特にクライアント数や各クライ
アントにおける画面数が多いと、サーバ2′における負
荷も増大し、表示されるまでに時間がかかるという問題
があった。更に、各画面表示フォーマットにより配信要
求される項目が異なるため、サーバ2′の配信処理手段
25′では、要求される項目に対応して検索処理を行わ
なければならず、処理が複雑になってしまうという問題
点があった。
【0016】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、サーバ/クライアント間のLAN回線上のトラフィ
ック負荷を軽減し、更にサーバの負荷をも軽減し、クラ
イアントにおける画面表示までの時間を短縮できる情報
配信方法及び情報配信システムを提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、複数の画面処理プロセスからの
要求により特定銘柄の情報をサーバから取得して対応す
る画面処理プロセスへ出力する情報配信方法において、
サーバから取得した銘柄の情報を記憶し、複数の中のあ
る画面処理プロセスが任意の銘柄の情報を要求した場合
に、既に当該銘柄の情報を記憶している場合には、記憶
している情報を画面処理プロセスに出力し、当該銘柄の
情報を記憶していない場合には、サーバから情報を取得
して記憶すると共に画面処理プロセスに出力するものな
ので、サーバ/クライアント間のLAN回線上のトラフ
ィック負荷を軽減し、更にサーバの負荷をも軽減し、ク
ライアントにおける画面表示までの時間を短縮できるも
のである。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための本発
明は、情報配信システムにおいて、任意の銘柄の情報を
記憶するサーバと、特定銘柄の情報を要求し、入力され
た情報の表示を行う画面処理プロセスを複数備え、画面
処理プロセスからの要求に応じて、サーバから銘柄の情
報を取得して対応する画面処理プロセスに出力するクラ
イアントとを有するものであり、サーバが、任意の銘柄
の情報を外部から受信して記憶し、クライアントからの
配信要求に応じて記憶した銘柄の情報を配信するサーバ
であり、クライアントが、各画面処理プロセスが要求し
て取得された銘柄の情報を一括管理し、サーバから取得
した銘柄の情報は記憶し、複数の中のある画面処理プロ
セスが任意の銘柄の情報を要求した場合に、既に当該銘
柄の情報を記憶している場合には記憶している情報を画
面処理プロセスに出力し、当該銘柄の情報を記憶してい
ない場合に、サーバから情報を取得して記憶すると共
に、画面処理プロセスに出力するクライアントであるこ
とを特徴とするものなので、サーバ/クライアント間の
LAN回線上のトラフィック負荷を軽減し、更にサーバ
の負荷をも軽減し、クライアントにおける画面表示まで
の時間を短縮できるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0020】上位概念的に説明すれば、本発明に係る情
報配信方法及び情報配信システムは、クライアントが、
各画面処理プロセスが要求してサーバから取得した銘柄
の情報を一括管理し、ある画面処理プロセスが任意の銘
柄の情報を要求した場合に、既に当該銘柄の情報を記憶
している場合には記憶している情報を画面処理プロセス
に出力し、当該銘柄の情報を記憶していない場合に、サ
ーバから情報を取得して記憶すると共に、画面処理プロ
セスに出力するものなので、サーバ/クライアント間の
LAN回線上のトラフィック負荷を軽減し、更にサーバ
の負荷をも軽減し、クライアントにおける画面表示まで
の時間を短縮できるものである。
【0021】中位概念的に説明すれば、本発明に係る情
報配信システムは、クライアントが、特定銘柄の情報を
要求し、入力された情報の表示を行う複数の画面処理プ
ロセスと、複数の画面処理プロセスから要求された銘柄
とその銘柄の情報を一括管理する銘柄管理テーブルと、
複数の中のある画面処理プロセスが任意の銘柄の情報を
要求した場合に、既に当該銘柄の情報を柄管理テーブル
に記憶している場合には記憶している情報を画面処理プ
ロセスに出力し、当該銘柄の情報を銘柄管理テーブルに
記憶していない場合に、サーバから情報を取得して銘柄
管理テーブルに格納すると共に、画面処理プロセスに出
力するクライアントデータ管理プロセスとを有するクラ
イアントであるので、サーバ/クライアント間のLAN
回線上のトラフィック負荷を軽減し、更にサーバの負荷
をも軽減し、クライアントにおける画面表示までの時間
を短縮できるものである。
【0022】また、本発明に係る情報配信システムは、
サーバが、銘柄毎に配信要求のあったクライアントを自
動更新銘柄登録テーブルで記憶し、任意の銘柄の更新の
指示があると、当該銘柄に関して配信要求のあったクラ
イアントに対して、銘柄の情報の配信を行う配信手段を
有するサーバであり、クライアントが、サーバから情報
が更新された銘柄に関する配信があると、当該銘柄を要
求していた画面処理プロセスに対して更新された情報を
出力するクライアントデータ管理プロセスとを有するク
ライアントであるので、自動更新銘柄に関する自動配信
もクライアント単位で行われ、サーバとクライアント間
のトラフィックを更に軽減できる。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係る情報配
信システムの概略構成ブロック図である。尚、図7と同
様の構成をとる部分については同一の符号を付して説明
する。本実施の形態の情報配信システムは、従来と基本
的には同様で、図1に示すように、配信ホスト1から送
信される全ての銘柄の最新の株価情報等で構成される市
場情報を受信して記憶するサーバ2と、個々に選択され
た任意の銘柄に関する最新の株価情報をサーバ2から取
得して表示する複数クライアント3から構成され、サー
バ2とクライアント3とがLAN等のネットワークを介
して接続されている。尚、図1では、クライアント3を
1つだけ示している。本発明の情報配信システムと従来
の情報配信システムは、基本的な構成は同様であるが、
各クライアント3におけるサーバ2からの情報取得方法
が異なり、全体としてサーバ/クライアント間の情報配
信方法が従来とは異なっている。
【0024】まず、本発明の情報配信システムのサーバ
2について、詳しく説明する。本発明の情報配信システ
ムのサーバ2は、基本的には従来と同様で、受信部21
と、LANI/F部22と、制御部23と、記憶部26
とから構成され、制御部23は銘柄情報受信処理手段2
4と配信処理手段25とを具備しており、記憶部26
は、従来と同様の銘柄情報記憶テーブル27に加えて自
動更新銘柄登録テーブル28を具備している。
【0025】次に、本発明の情報配信システムのサーバ
2内の各部について詳細に説明するが、受信部21とL
ANI/F部22は従来と全く同様であるので説明を省
略する。
【0026】記憶部26は、制御部23における処理の
過程で用いられる各種データを記憶するもので、本発明
では、従来と同様の銘柄情報記憶テーブル27と、自動
更新機能に対応するための構成として自動更新銘柄登録
テーブル28が設けられている。ここで、自動更新機能
とは、配信ホスト1からの情報により、サーバ2の銘柄
情報記憶テーブル27に記憶されている情報が更新され
た場合に、当該更新された項目を表示しているクライア
ントに対して更新された情報を配信する機能である。自
動更新機能を実現しない構成においては、自動更新銘柄
登録テーブル28は不要である。
【0027】記憶部26の銘柄情報記憶テーブル27
は、各銘柄に関する最新情報を記憶するテーブルであ
り、後述する銘柄情報受信処理手段24によって、配信
ホスト1からの受信情報に従って最新情報が格納され、
クライアント3から配信要求があった場合に、後述する
配信処理手段25によって任意の銘柄の情報の検索に使
用されるようになっている。
【0028】また、記憶部26の自動更新銘柄登録テー
ブル28は、各銘柄に関して配信要求のあったクライア
ント3を、銘柄に対応付けて記憶するものであり、クラ
イアント3からの配信要求があった場合に、後述する配
信処理手段25によって、配信要求された銘柄に対応付
けてクライアント3の識別子が登録され、任意の銘柄の
情報の更新があった場合に、配信処理手段25によっ
て、当該銘柄に関して配信要求のあったクライアント3
の検索に使用されるようになっている。
【0029】制御部23は、情報配信システムにおける
サーバ全体を制御するもので、従来と基本的には同様
で、配信ホスト1から配信された情報を処理する銘柄情
報受信処理手段24と、クライアント3への情報配信処
理を行う配信処理手段25とを具備しているが、各手段
の内容が従来とは若干異なっている。
【0030】制御部23内の各手段について詳細に説明
する。制御部23の銘柄情報受信処理手段24は、従来
と同様に、配信ホスト1から配信され受信部21が受信
した任意の銘柄の情報を取得し、銘柄情報記憶テーブル
27に銘柄毎に最新情報を格納する手段である。そし
て、更に本発明では、自動更新の機能を実現する場合
に、任意の銘柄の情報を受信し、当該銘柄に関して銘柄
情報記憶テーブル27に記憶されている情報を更新した
場合、当該銘柄に関する自動更新指示を配信処理手段2
5に出力するようになっている。
【0031】制御部23内の配信処理手段25は、従来
と同様に、クライアント3からの配信要求に応じて、要
求された銘柄に関して銘柄情報記憶テーブル27を検索
し、当該銘柄に関する情報を配信する手段であるが、従
来は、クライアント内の各画面処理プロセスからの配信
要求に応じていたが、本発明の配信処理手段25では、
クライアント単位での配信要求に応じる点が異なり、ま
た、従来は要求された項目の情報のみ配信していたが、
本発明の配信処理手段25は、当該銘柄に関する全ての
情報を取得してクライアント3に配信する点が異なって
いる。
【0032】そして、更に本発明では、自動更新機能を
実現する場合には、クライアント3からの配信要求に応
じる際に、自動更新登録テーブル28に配信要求された
銘柄とクライアント3の識別子とを対応付けて記憶して
おき、上記した銘柄情報受信処理手段24から、任意の
銘柄の更新指示が出力されると、当該銘柄に関して配信
要求のあったクライアント3を自動更新銘柄登録テーブ
ル28で検索し、検索されたクライアント3に対して、
銘柄の更新情報の配信を行う手段でもある。尚、更新情
報の配信方法については任意であるが、例として、無条
件に登録されているクライアント3に配信してしまう
か、又はクライアント3に配信の通知を送信し、更新情
報の配信要求が為されたクライアント3に対してのみ配
信するようにしても良い。
【0033】次に、本発明の情報配信システムのクライ
アント3について、詳しく説明する。本発明の情報配信
システムのクライアント3は、従来と同様の構成とし
て、LANI/F部31と、表示部32と、入力部33
とから構成され、更に本発明の特徴部分として、銘柄管
理テーブル35と画面管理テーブル36とを具備する記
憶部34が新たに設けられ、更に、従来の制御部40′
の代わりに、クライアントデータ管理プロセス41と各
画面処理プロセス42a,42b,…とを具備する制御
部40が設けられている。
【0034】次に、本発明の情報配信システムのクライ
アント3の各部について具体的に説明するが、LANI
/F部31,表示部32,入力部33は、従来と全く同
様であるので、説明を省略する。
【0035】記憶部34は、クライアント3において、
サーバ2から取得した銘柄の情報や稼動中の画面の情報
等を記憶するもので、具体的には、銘柄管理テーブル3
5と、画面管理テーブル36が設けられている。
【0036】記憶部34の画面管理テーブル36は、ク
ライアント3上で起動されている画面処理プロセス42
の画面を管理するものであり、任意の画面処理プロセス
42が起動されたときにその画面処理プロセス42の識
別子が登録され、当該画面処理プロセス42が終了され
た時に消去されるようになっている。
【0037】ここで、画面管理テーブル36の具体的な
内容について、図2を用いて説明する。図2は、本発明
の情報配信システムのクライアント上の記憶部34に設
けられた画面管理テーブル36の内容を示す説明図であ
る。画面管理テーブル36のフォーマットは、左列から
画面番号、画面固有コードであり、画面番号(0、1、
2、…31)に対応して、それぞれ画面プロセス42の
識別子である画面固有コード(HWND、…)を記憶す
るようになっている。尚、画面管理テーブル36では、
同時に開くことができる画面数だけ(図2では、32画
面分)情報が登録できるようになっている。また画面番
号が、後に述べる銘柄管理テーブル35の画面管理フラ
グの位置に対応するようになっている。
【0038】記憶部34の銘柄管理テーブル35は、サ
ーバ2から取得した銘柄に関する各種情報と、各銘柄を
要求した画面処理プロセス42とを一括管理するもので
ある。ここで、銘柄管理テーブル35の具体的な内容に
ついて、図3を用いて説明する。図3は、本発明の情報
配信システムのクライアント上の記憶部34に設けられ
た銘柄管理テーブル35の内容を示す説明図である。銘
柄管理テーブル35のフォーマットは、左列から画面管
理フラグと、銘柄管理コードと、銘柄に関する情報とし
て場状態フラグ、複数(図3では100個)の素データ
から構成されてる。尚、各素データは、更新通番(1バ
イト)と、状態フラグ(1バイト)、と素データ(32
バイト)から成り、各々OPEN,LOW,HIGH,CLOSE,PRICE,VO
L,ASK,BID,歩1,歩2,歩3,…等の各種情報である。そし
て、銘柄管理テーブル35では、上記項目を1つの銘柄
について1レコードで記憶し、例えば500銘柄分のデ
ータ(500コード分)を蓄積記憶できるようになって
いる。
【0039】ここで、銘柄管理テーブル35の画面管理
フラグは、該当する銘柄の情報を要求した画面処理プロ
セス42を管理するものである。具体的には、先に述べ
た画面管理テーブル36における画面番号に対応したフ
ラグ(0〜31)が設けられており、初期値は0で、銘
柄の情報を要求した画面処理プロセス42の画面番号の
フラグは値1が設定されるようになっている。例えば、
図3の例では、銘柄管理コードAについては、画面番号
0,28,31の画面処理プロセス42で情報が要求さ
れたことになる。
【0040】また、銘柄管理コードは、会社固有の銘柄
コードと、種別等の識別コードとを含むコードであり、
各画面処理プロセス起動前に、証券市況情報及びニュー
ス等をサーバ2に検索し、取得しておくもである。
【0041】次に制御部40について説明する。制御部
40は、クライアント全体を制御するもので、具体的に
は、画面の表示内容に対応する各画面処理プロセス42
(画面A処理プロセス42a、画面B処理プロセス42
b,…)と、クライアント3における画面の管理及び銘
柄情報の管理を行うクライアントデータ管理プロセス4
1を具備している。
【0042】制御部40内の各部について、詳細に説明
する。制御部40の画面処理プロセス42は、従来と同
様に、表示部32内の各画面A、画面B、…に対応し
て、各画面における表示データの取得、表示データの表
示、及び各種入力等の制御を行うものであるが、従来の
画面処理プロセス42′が、サーバ2′に対して配信要
求を行い、サーバ2′から返送された情報データを各画
面に表示するものであったのに対して、本発明の画面処
理プロセス42は、その表示内容に応じて、必要な銘柄
及び表示項目を特定して、後述するクライアントデータ
管理プロセス41に対して画面固有コードと銘柄管理コ
ードと配信要求項目から成る配信要求を行い、クライア
ントデータ管理プロセス41から返送された情報データ
を受け取って表示用に編集し、表示部32の各画面に表
示するものである。
【0043】制御部40のクライアントデータ管理プロ
セス41は、クライアント3における画面の管理及び銘
柄情報の管理を行うもので、具体的には、任意の画面処
理プロセス42からの配信要求を受けて、画面管理テー
ブル36で画面を管理する。
【0044】そして、配信要求された銘柄(銘柄管理コ
ード)について、既に銘柄管理テーブル35に記憶して
いる場合には、記憶している情報を画面処理プロセス4
2に出力すると共に、銘柄管理テーブル35の当該銘柄
に対応する画面管理フラグで当該画面処理プロセスに対
応するフラグをセットして、当該銘柄を表示している画
面処理プロセス42を管理する。一方、当該銘柄の情報
を未だ銘柄管理テーブル35に記憶していない場合に
は、サーバ2に対して配信要求を行い、サーバ2から銘
柄の情報を取得して銘柄管理テーブル35に格納すると
共に、画面処理プロセス42に出力し、銘柄管理テーブ
ル35の当該銘柄に対応する画面管理フラグで当該画面
処理プロセスに対応するフラグをセットする。
【0045】また、自動更新の機能が実現されていて、
サーバ2から情報が更新された銘柄に関する配信がある
と、配信された情報を銘柄管理テーブル35に格納する
と共に、当該銘柄に対して情報取得の要求があった画面
処理プロセス42を銘柄管理テーブル35の画面管理フ
ラグで検索し、検索された画面処理プロセス42に対し
て更新された情報を出力することも行う。
【0046】また、自動更新の機能が実現されていない
場合でも、例えば、定期的に銘柄管理テーブル35に記
憶された銘柄について、サーバ2に配信要求を行い、取
得した情報を銘柄管理テーブル35に格納すると共に、
当該銘柄に対して情報取得の要求があった画面処理プロ
セス42を銘柄管理テーブル35の画面管理フラグで検
索し、検索された画面処理プロセス42に対して更新さ
れた情報を出力するようにしてもよい。
【0047】ここで、クライアントデータ管理プロセス
41における配信要求に対応する具体的な処理の流れ
を、図4を用いて説明する。図4は、本発明の情報配信
システムのクライアントにおける制御部40上のクライ
アントデータ管理プロセス41の処理の流れを示すフロ
ーチャート図である。クライアントデータ管理プロセス
41は、画面処理プロセス42から、取得したい銘柄情
報に対応する銘柄管理コードと、画面処理プロセス42
に対応する画面固有コードとを含む配信要求を受けると
起動し、まず、要求の出された画面処理プロセス42の
画面固有コードを入力する(100)。
【0048】そして、入力された画面固有コードが、画
面管理テーブル36に登録済かどうかをチェックし(1
02)、未登録の場合(No)は、画面管理テーブル3
6の画面登録数がMAX(図2の場合、32画面)を越
えていないかどうかをチェックし(104)、MAX画
面登録数より小さい場合(No)には、画面管理テーブ
ル36に、画面処理プロセス42の固有コードを新規に
登録し(110)、画面処理プロセス42に対応付けら
れた画面番号を取得する(112)。一方、処理102
において、入力された画面固有コードが、画面管理テー
ブル36に登録済の場合には、画面管理テーブル36か
ら、入力された画面固有コードに対応する画面番号を取
得する(112)。また、処理104において、MAX
画面登録数を越えている場合(Yes)には、新画面作
成がNGとなり(106)、処理を終了する。
【0049】次に、配信要求から要求した銘柄の銘柄管
理コードを入力し(120)、入力された銘柄管理コー
ドが、銘柄管理テーブル35に登録済かどうかをチェッ
クし(122)、登録済の場合(Yes)は、処理12
6に進み、未登録の場合(No)は、後に述べる新規銘
柄登録処理(124)を行い、登録が正常に行われたか
判断し(125)、登録に失敗した場合には(No)、
処理を終了する。
【0050】一方、処理125において、新規銘柄登録
処理が正常に終了した場合には(Yes)、銘柄管理テ
ーブル35の当該銘柄に関する当該画面処理プロセス2
4の画面管理フラグをオンにし(126)、当該銘柄に
関するデータレコードを画面処理プロセス42に出力す
る(128)。画面処理プロセス42が要求した銘柄管
理コードが全て終了したか判断し(130)、終了して
いない場合(No)には、120の処理に戻り、120
から130の処理を繰り返し、画面処理プロセス42が
要求した銘柄管理コードに関する処理がすべて終了した
場合には(Yes)、全体の処理を終了する。
【0051】次に、クライアントデータ管理プロセス4
1の処理中の新規銘柄登録処理(124)の具体的な流
れについて、図5を用いて説明する。図5は、本発明の
情報配信システムのクライアント2における制御部上の
クライアントデータ管理プロセス41の新規銘柄登録処
理の流れを示すフローチャート図である。新規銘柄登録
処理は、クライアントデータ管理プロセス41から呼び
出され起動する。起動後、まず銘柄登録テーブル35の
登録銘柄数をチェックし(200)、登録銘柄数がMA
X(図3の場合、500銘柄)を越えている場合(Ye
s)には、登録NGとなり(204)処理を終了する。
【0052】一方、登録銘柄数がMAX登録銘柄数より
小さい場合には、銘柄管理テーブル35に、銘柄管理コ
ードを登録する(210)。そして、LANI/F部3
1を介して、サーバ2に当該銘柄管理コードに対応する
銘柄の配信要求を行い(212)、サーバ2から銘柄情
報を受信して(214)、銘柄管理テーブル35に格納
して登録が完了(OK)とし(216)、処理を終了す
る。
【0053】次に、本発明の情報配信システムの動作に
ついて、図1、図6を用いて説明する。図6は、本発明
の情報配信システムの概略構成と動作例を示す説明図で
ある。本発明の情報配信システムでは、従来と同様に、
配信ホスト1からサーバ2に各種銘柄に関する情報が随
時送信され、サーバ2で銘柄情報受信処理手段24によ
って各銘柄毎に最新情報が銘柄情報記憶テーブル27に
記憶される。
【0054】そして、クライアント3において、例え
ば、図6に示すような銘柄別の情報一覧を表示する画面
Aの表示要求が為されると、画面A処理プロセス42a
が起動され、表示に必要な銘柄(図6では、銘柄コード
6501,6756,6758,…)の銘柄管理コードと、それに関す
る表示項目(図6では、一覧情報としてコード,OPEN,LO
W,HIGH,CLOSE)のデータ送信の要求(配信要求)が画面
Aの画面固有コードと共にクライアントデータ管理プロ
セス41に出力される。
【0055】クライアントデータ管理プロセス41で
は、新規画面として画面Aの画面固有コードを画面管理
テーブル36に登録し、次に、配信要求された各銘柄の
銘柄管理コードについて銘柄管理テーブル35を検索す
る。ここで、画面Aは初めて起動された画面であるの
で、銘柄管理テーブル35には1つも銘柄が登録されて
いないとすると、クライアント3の識別子と共に、配信
要求された各銘柄管理コードに関する配信要求が、LA
NI/F部31を介して、LAN経由でサーバ2に送信
される。
【0056】そして、クライアント3からの配信要求を
受けたサーバ2は、配信処理手段25の動作で、銘柄情
報記憶テーブル27から要求のあった銘柄に関する全項
目の情報データが取得され、クライアント3に返送され
る。クライアント3に返送された情報データは、クライ
アントデータ管理プロセス41の動作で、画面管理テー
ブル35に格納されると共に、画面管理フラグの画面A
に関するフラグがセットされ、画面A処理プロセス42
aから配信要求された項目に関するデータが画面A処理
プロセス42aに出力されて、表示部32の画面Aに表
示される。
【0057】次に、クライアント3において、例えば、
図6に示すような個別に銘柄の情報を表示する画面Bの
表示要求が為されると、画面B処理プロセス42bが起
動され、指定された銘柄(図6では、銘柄コード6756)
に関する表示項目(図6では、個別情報としてコード,O
PEN,LOW,HIGH,CLOSE,PRICE,VOL,ASK,BID,歩1,歩2,歩3,
…)のデータ送信の要求(配信要求)が画面Bの画面固
有コードと共にクライアントデータ管理プロセス41に
出力される。
【0058】クライアントデータ管理プロセス41で
は、新規画面として画面Bの画面固有コードを画面管理
テーブル36に登録し、次に、配信要求された各銘柄の
銘柄管理コードについて銘柄管理テーブル35を検索す
る。ここで、配信要求された銘柄コード6756は、既に銘
柄管理テーブル35に登録されているので、画面管理フ
ラグの画面Bに関するフラグがセットされ、画面B処理
プロセス42bから配信要求された項目に関するデータ
が画面B処理プロセス42bに出力されて、表示部32
の画面Bに表示されるようになっていた。
【0059】尚、本発明の情報配信システムにおいて、
自動更新の機能が実現されている場合には、クライアン
ト3からの配信要求を受けたサーバ2では、配信処理手
段25の動作で、銘柄情報記憶テーブル27から要求の
あった銘柄に関する全項目の情報データが取得され、ク
ライアント3に返送されると共に、自動更新銘柄登録テ
ーブルに、当該銘柄についてクライアント3の識別子が
登録される。
【0060】そして、この登録により、この銘柄に関し
て、サーバ2が配信ホスト1から最新の銘柄情報を受信
した場合に、サーバ2の制御部23上の銘柄情報受信処
理手段24により配信処理手段23に自動更新指示が出
力され、配信処理手段23の動作によって、自動更新銘
柄登録テーブル28がチェックされ、受信した銘柄に関
して配信要求のあったクライアント3が検索されて、検
索されたクライアント3に対して、銘柄情報の配信が行
われる。
【0061】自動更新機能による銘柄情報の配信を受け
たクライアント3では、クライアントデータ管理プロセ
ス41の動作として、受け取った銘柄情報のデータを銘
柄管理テーブル35に格納すると共に、当該銘柄に関す
る画面管理フラグをチェックし、当該銘柄の情報を表示
している画面処理プロセス42に対して情報更新の通知
を行い、最新情報を表示に反映させるようになってい
る。
【0062】尚、上記説明では、クライアントにおける
初期状態として、銘柄管理テーブル35に登録されてい
る銘柄がない状態で説明したが、例えば、クライアント
3の装置立ち上げ時に画面に関係なく無条件に銘柄情報
データをダウンロードする銘柄を登録初期ファイルに登
録しておくことにより、装置立ち上げ時にサーバ2の制
御部23内のサーバプロセスにログオンして、ユーザー
認証等を行い、登録初期ファイルに従って、特定の銘柄
の情報をクライアント3にダウンロードするようにして
も構わない。
【0063】本発明の情報配信方法及び情報配信システ
ムによれば、サーバ2から取得した銘柄の情報をクライ
アント3の記憶部34上の銘柄管理テーブル35に記憶
し、クライアント3の制御部40上の複数ある画面処理
プロセス42が任意の銘柄の情報を要求した場合に、既
に当該銘柄の情報を銘柄管理テーブル35に記憶してい
る場合には、記憶している情報を画面処理プロセス42
に出力し、当該銘柄の情報を銘柄管理テーブル35に記
憶していない場合に、サーバ2から情報を取得して記憶
すると共に、画面処理プロセス42に出力するため、ク
ライアント3の画面処理プロセス42とサーバ2間のト
ラフィックを軽減し、更にクライアント3の画面処理プ
ロセス42における表示までの時間を短縮できる効果が
ある。
【0064】本発明の情報配信方法及び情報配信システ
ムによれば、サーバ2が、記憶部26上に銘柄毎に配信
要求のあったクライアント3を記憶する自動更新銘柄登
録テーブル28を有しており、銘柄の情報を配信ホスト
1から受信した場合、記憶部26上の銘柄情報記憶テー
ブル27に格納すると共に、制御部23上の銘柄情報受
信処理手段24により、銘柄情報の更新を配信処理手段
23に指示し、配信処理手段23が当該銘柄に対して配
信要求のあったクライアント3を自動更新銘柄テーブル
28で検索し、検索されたクライアント3に対して銘柄
の情報配信を行い、クライアント3が銘柄の更新情報を
取得すると、制御部40上のクライアントデータ管理プ
ロセス41で、当該銘柄を要求していた画面処理プロセ
ス42に対して更新された情報を出力するため、自動更
新銘柄に関する自動配信もクライアント単位で行われ、
サーバとクライアント間のトラフィックを軽減できる効
果がある。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、サーバから取得した銘
柄の情報を記憶し、複数の中のある画面処理プロセスが
任意の銘柄の情報を要求した場合に、既に当該銘柄の情
報を記憶している場合には、記憶している情報を画面処
理プロセスに出力し、当該銘柄の情報を記憶していない
場合には、サーバから情報を取得して記憶すると共に画
面処理プロセスに出力する情報配信方法としているの
で、サーバ/クライアント間のLAN回線上のトラフィ
ック負荷を軽減し、更にサーバの負荷をも軽減し、クラ
イアントにおける画面表示までの時間を短縮できる効果
がある。
【0066】本発明によれば、サーバが、任意の銘柄の
情報を外部から受信して記憶し、クライアントからの配
信要求に応じて記憶した銘柄の情報を配信し、クライア
ントが、特定銘柄の情報を要求し、入力された情報の表
示を行う画面処理プロセスを複数備え、画面処理プロセ
スからの要求に応じて、サーバから銘柄の情報を取得し
て対応する画面処理プロセスに出力し、各画面処理プロ
セスが要求して取得した銘柄の情報を一括管理し、複数
の中のある画面処理プロセスが任意の銘柄の情報を要求
した場合に、既に当該銘柄の情報を記憶している場合に
は、記憶している情報を画面処理プロセスに出力し、当
該銘柄の情報を記憶していない場合に、サーバから情報
を取得して記憶すると共に、画面処理プロセスに出力す
る情報配信システムとしているので、サーバ/クライア
ント間のLAN回線上のトラフィック負荷を軽減し、更
にサーバの負荷をも軽減し、クライアントにおける画面
表示までの時間を短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報配信システムの概略構成ブロ
ック図である。
【図2】本発明に係る情報配信システムのクライアント
における記憶部上の画面管理テーブルの内容を示す説明
図である。
【図3】本発明に係る情報配信システムのクライアント
における記憶部上の銘柄管理テーブルの内容を示す説明
図である。
【図4】本発明に係る情報配信システムのクライアント
における制御部上のクライアントデータ管理プロセスの
処理の流れを示すフローチャート図である。
【図5】本発明に係る情報配信システムのクライアント
における制御部上のクライアントデータ管理プロセスの
新規銘柄登録処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【図6】本発明に係る情報配信システムの概略構成と動
作例を示す説明図である。
【図7】従来の情報配信システムの概略構成ブロック図
である。
【図8】従来の情報配信システムの概略構成と動作例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1…配信ホスト、 2,2′…サーバ、 3,3′…ク
ライアント、 21…受信部、 22…LANI/F
部、 23,23′…制御部、 24,24′…銘柄情
報受信手段、 25,25′…配信処理手段、 26,
26′…記憶部、27…銘柄情報記憶テーブル、 28
…自動更新銘柄登録テーブル、 31…LANI/F
部、 32…表示部、 33…入力部、 34…記憶
部、 35…銘柄管理テーブル、 36…画面管理テー
ブル、 40,40′…制御部、 41…クライアント
データ管理プロセス、 42,42′…画面処理プロセ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 5B049 AA04 BB46 BB47 CC03 CC21 DD00 DD01 EE01 EE05 FF03 FF04 GG04 GG07 5B085 AA08 AC03 BA07 BE07 BG04 BG07 5B089 GA11 GA21 HA01 HA10 JA33 JB22 KA06 KA07 LB04 LB14 5K030 GA01 GA13 HC14 HD06 JT06 KA07 LD17 5K033 AA02 AA03 BA13 DA01 DA05 9A001 CC07 JJ18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画面処理プロセスからの要求によ
    り特定銘柄の情報をサーバから取得して対応する画面処
    理プロセスへ出力する情報配信方法において、前記サー
    バから取得した銘柄の情報を記憶し、前記複数の中のあ
    る画面処理プロセスが任意の銘柄の情報を要求した場合
    に、既に当該銘柄の情報を記憶している場合には前記記
    憶している情報を前記画面処理プロセスに出力し、当該
    銘柄の情報を記憶していない場合に、前記サーバから情
    報を取得して記憶すると共に、前記画面処理プロセスに
    出力することを特徴とする情報配信方法。
  2. 【請求項2】 任意の銘柄の情報を記憶するサーバと、
    特定銘柄の情報を要求し、入力された情報の表示を行う
    画面処理プロセスを複数備え、前記画面処理プロセスか
    らの要求に応じて、前記サーバから銘柄の情報を取得し
    て対応する画面処理プロセスに出力するクライアントと
    を有する情報配信システムであって、 前記サーバが、任意の銘柄の情報を外部から受信して記
    憶し、前記クライアントからの配信要求に応じて前記記
    憶した銘柄の情報を配信するサーバであり、 前記クライアントが、前記各画面処理プロセスが要求し
    て取得された銘柄の情報を一括管理し、前記サーバから
    取得した銘柄の情報は記憶し、前記複数の中のある画面
    処理プロセスが任意の銘柄の情報を要求した場合に、既
    に当該銘柄の情報を記憶している場合には前記記憶して
    いる情報を前記画面処理プロセスに出力し、当該銘柄の
    情報を記憶していない場合に、前記サーバから情報を取
    得して記憶すると共に、前記画面処理プロセスに出力す
    るクライアントであることを特徴とする情報配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 サーバが、外部から受信した任意の銘柄
    の情報を記憶する銘柄情報記憶テーブルと、 任意の銘柄の情報を外部から受信し、前記銘柄情報記憶
    テーブルに格納する受信手段と、 クライアントからの配信要求を受け取り、前記配信要求
    された銘柄の情報を前記銘柄情報記憶テーブルから読み
    出して前記クライアントに配信する配信手段とを有する
    サーバであり、 クライアントが、特定銘柄の情報を要求し、入力された
    情報の表示を行う複数の画面処理プロセスと、 前記複数の画面処理プロセスから要求された銘柄と前記
    銘柄の情報を一括管理する銘柄管理テーブルと、 前記複数の中のある画面処理プロセスが任意の銘柄の情
    報を要求した場合に、既に当該銘柄の情報を前記銘柄管
    理テーブルに記憶している場合には前記記憶している情
    報を前記画面処理プロセスに出力し、当該銘柄の情報を
    前記銘柄管理テーブルに記憶していない場合に、前記サ
    ーバから情報を取得して前記銘柄管理テーブルに格納す
    ると共に、前記画面処理プロセスに出力するクライアン
    トデータ管理プロセスとを有するクライアントであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の情報配信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005533324A (ja) * 2002-07-17 2005-11-04 オラクル・インターナショナル・コーポレイション モバイルアプリケーション用データをキャッシュするためのシステムおよび方法
JP2018084915A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 Necスペーステクノロジー株式会社 中継装置、データ通信システム、中継方法、及びプログラム
US10528019B2 (en) 2014-07-31 2020-01-07 Mitsubishi Electric Corporation Controller, home system, screen generation method, and recording medium

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