JP2001167125A - 2分検索装置及び2分検索方法 - Google Patents

2分検索装置及び2分検索方法

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JP2001167125A
JP2001167125A JP35360499A JP35360499A JP2001167125A JP 2001167125 A JP2001167125 A JP 2001167125A JP 35360499 A JP35360499 A JP 35360499A JP 35360499 A JP35360499 A JP 35360499A JP 2001167125 A JP2001167125 A JP 2001167125A
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浩之 佐藤
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Hiroshi Miyao
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索テーブル5に登録される検索IPアドレ
スに包含関係が存在する場合、サブネットアドレスが大
まかに設定された検索IPアドレスが先に一致すると、
サブネットアドレスが詳細に設定された検索IPアドレ
スが登録されていても、サブネットアドレスが詳細に設
定された検索IPアドレスを提供することができない課
題があった。 【解決手段】 サブネットマスクの範囲が大きい順に検
索IPアドレスを登録し、比較回路17の比較結果に応
じて先頭行番号レジスタ11又は末尾行番号レジスタ1
2の格納値を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、宛先IPアドレ
スに対応する検索IPアドレスを特定する2分検索装置
及び2分検索方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開平10−126442
号公報に示された従来の2分検索装置を示す構成図であ
り、図において、1は検索範囲の先頭行を示す先頭行番
号を格納する先頭行番号レジスタ、2は検索範囲の末尾
行を示す末尾行番号を格納する末尾行番号レジスタ、3
は先頭行番号レジスタ1に格納された先頭行番号と末尾
行番号レジスタ2に格納された末尾行番号の中間番号を
演算し、その中間番号を次回使用する中央行番号として
出力する中央行番号演算回路、4は中央行番号演算回路
3から出力された中央行番号に対応する検索テーブル5
のメモリアドレスを生成する変換回路、5はアドレス値
が小さい順に検索IPアドレスを登録するとともに、そ
の検索IPアドレスのサブネットマスクを登録する検索
テーブルである。
【0003】6は中央行番号演算回路3から出力された
中央行番号を格納する中央行番号レジスタ、7は中央行
番号レジスタ6に格納された前回の中央行番号と中央行
番号演算回路3から出力された現在の中央行番号を比較
し、両者が一致する場合には、宛先IPアドレスが未登
録である旨を示す未登録信号を出力する照合回路であ
る。
【0004】8は宛先IPアドレスを入力すると、変換
回路4により生成されたメモリアドレスに位置する検索
IPアドレスのサブネットマスクと宛先IPアドレスの
AND演算を実行して、宛先IPアドレスのサブネット
アドレスを特定するAND演算回路、9はAND演算回
路8により特定された宛先IPアドレスのサブネットア
ドレスと検索IPアドレスを比較する比較回路である。
【0005】次に動作について説明する。まず、2分検
索装置の初期状態では、検索テーブル5の先頭行番号が
先頭行番号レジスタ1に格納され、検索テーブル5の末
尾行番号が末尾行番号レジスタ2に格納される。
【0006】そして、2分検索装置の中央行番号演算回
路3に検索開始トリガが出力されると、中央行番号演算
回路3は、先頭行番号レジスタ1に格納された先頭行番
号と末尾行番号レジスタ2に格納された末尾行番号の平
均加算(小数点以下切り捨てる)を実行し、次回検索に
使用する中央行番号を演算する。
【0007】そして、変換回路4は、中央行番号演算回
路3が中央行番号を演算すると、中央行番号に対応する
検索テーブル5のメモリアドレスを生成し、検索テーブ
ル5は、そのメモリアドレスに位置する検索IPアドレ
ス(検索IPアドレスは、検索対象のサブネットアドレ
スである)と、その検索IPアドレスのサブネットマス
クを出力する。
【0008】一方、AND演算回路8は、宛先IPアド
レスを入力すると、検索テーブル5から出力された検索
IPアドレスのサブネットマスクと、宛先IPアドレス
のAND演算を実行して(AND演算はビット単位に実
行する)、宛先IPアドレスのサブネットアドレスを特
定する。
【0009】そして、比較回路9は、AND演算回路8
が宛先IPアドレスのサブネットアドレスを特定する
と、宛先IPアドレスのサブネットアドレスと検索IP
アドレスを比較する。比較回路9は、宛先IPアドレス
のサブネットアドレスと検索IPアドレスが一致する場
合には、アドレスの一致を示す一致パルスを出力して、
アドレスの検索処理を終了するが(その際、検索テーブ
ル5から一致した検索IPアドレスが転送処理情報とし
て出力される)、アドレスが一致しない場合には、検索
処理を続行するため、以下に示す処理を実行する。
【0010】即ち、宛先IPアドレスのサブネットアド
レスが検索IPアドレスより小さい場合には、今回検索
に使用した中央行番号に対応するメモリアドレスより前
半に位置する検索IPアドレス(アドレス値が小さい検
索IPアドレス)を比較対象にするため、今回検索に使
用した中央行番号を末尾行番号レジスタ2に上書きす
る。
【0011】これにより、中央行番号演算回路3は、次
回検索に使用する中央行番号を演算する際、先頭行番号
と今回検索に使用した中央行番号(末尾行番号)を用い
て演算するので、次回検索に使用する中央行番号は、今
回検索に使用した中央行番号より前の行番号に移動する
ことになる。例えば、先頭行番号が“0”で、今回検索
に使用した中央行番号が“10”であれば、次回検索に
使用する中央行番号は“5”になる。
【0012】一方、宛先IPアドレスのサブネットアド
レスが検索IPアドレスより大きい場合には、今回検索
に使用した中央行番号に対応するメモリアドレスより後
半に位置する検索IPアドレス(アドレス値が大きい検
索IPアドレス)を比較対象にするため、今回検索に使
用した中央行番号を先頭行番号レジスタ1に上書きす
る。
【0013】これにより、中央行番号演算回路3は、次
回検索に使用する中央行番号を演算する際、今回検索に
使用した中央行番号(先頭行番号)と末尾行番号を用い
て演算するので、次回検索に使用する中央行番号は、今
回検索に使用した中央行番号より後の行番号に移動する
ことになる。例えば、今回検索に使用した中央行番号が
“10”で、末尾行番号が“20”であれば、次回検索
に使用する中央行番号は“15”になる。
【0014】このようにして、中央行番号演算回路3が
次回検索に使用する中央行番号を演算すると、その中央
行番号に対応する検索テーブル5のメモリアドレスを生
成することにより、上記と同様の比較処理を実行する。
基本的には、宛先IPアドレスのサブネットアドレスが
検索IPアドレスと一致するまで、上記の処理を繰り返
すが、中央行番号レジスタ6に格納された前回の中央行
番号と中央行番号演算回路3から出力された現在の中央
行番号を比較し、両者が一致する場合には、照合回路7
から宛先IPアドレスが未登録である旨を示す未登録信
号が出力され、検索処理が終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の2分検索装置は
以上のように構成されているので、宛先IPアドレスの
サブネットアドレスと一致する検索IPアドレスが検索
テーブル5に登録されていれば、宛先IPアドレスのサ
ブネットアドレスと一致する検索IPアドレスを提供す
ることができるが、検索テーブル5に検索IPアドレス
を登録する際、各検索IPアドレス間の包含関係が考慮
されずに登録され、しかも、宛先IPアドレスのサブネ
ットアドレスと検索IPアドレスが一致すると、直ちに
検索処理を終了するため、例えば、サブネットアドレス
が大まかに設定された検索IPアドレスが先に一致する
と(図6のネットワークAを参照)、サブネットアドレ
スが詳細に設定された検索IPアドレスが登録されてい
ても(図6のネットワークBを参照)、サブネットアド
レスが詳細に設定された検索IPアドレスを提供するこ
とができないなどの課題があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、包含関係が存在する検索IPアド
レスが登録されている場合には、サブネットアドレスが
詳細に設定された検索IPアドレスを提供することがで
きる2分検索装置及び2分検索方法を得ることを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る2分検索
装置は、アドレス値が大きい順に登録された検索アドレ
スのうち、前回演算された中央行番号に位置する検索ア
ドレスと宛先アドレスのサブネットアドレスを比較し
て、両者のアドレスが一致する場合、その検索アドレス
を格納手段に格納する一方、比較手段の比較結果がアド
レスの一致を示す場合又は宛先アドレスのサブネットア
ドレスが検索アドレスより大きい旨を示す場合、その中
央行番号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を演
算し、宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アドレ
スより小さい旨を示す場合、その中央行番号と末尾行番
号から次回使用する中央行番号を演算するようにしたも
のである。
【0018】この発明に係る2分検索装置は、アドレス
値が小さい順に登録された検索アドレスのうち、前回演
算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先アド
レスのサブネットアドレスを比較して、両者のアドレス
が一致する場合、その検索アドレスを格納手段に格納す
る一方、比較手段の比較結果がアドレスの一致を示す場
合又は宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アドレ
スより大きい旨を示す場合、その中央行番号と末尾行番
号から次回使用する中央行番号を演算し、宛先アドレス
のサブネットアドレスが検索アドレスより小さい旨を示
す場合、その中央行番号と先頭行番号から次回使用する
中央行番号を演算するようにしたものである。
【0019】この発明に係る2分検索装置は、アドレス
値が大きい順に登録された検索アドレスのうち、前回演
算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先アド
レスのサブネットアドレスを比較して、両者のアドレス
が一致する場合、その検索アドレスを格納手段に格納す
る一方、予め、前回演算された中央行番号と先頭行番号
から次回使用する中央行番号を演算するとともに、前回
演算された中央行番号と末尾行番号から次回使用する中
央行番号を演算し、比較手段の比較結果に応じて何れか
一方の中央行番号を出力するようにしたものである。
【0020】この発明に係る2分検索装置は、アドレス
値が小さい順に登録された検索アドレスのうち、前回演
算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先アド
レスのサブネットアドレスを比較して、両者のアドレス
が一致する場合、その検索アドレスを格納手段に格納す
る一方、予め、前回演算された中央行番号と先頭行番号
から次回使用する中央行番号を演算するとともに、前回
演算された中央行番号と末尾行番号から次回使用する中
央行番号を演算し、比較手段の比較結果に応じて何れか
一方の中央行番号を出力するようにしたものである。
【0021】この発明に係る2分検索装置は、演算手段
が前回演算された中央行番号と先頭行番号又は末尾行番
号の中間番号を演算し、その中間番号を次回使用する中
央行番号として出力するようにしたものである。
【0022】この発明に係る2分検索装置は、比較手段
が前回演算された中央行番号に位置する検索アドレスの
サブネットマスクと宛先アドレスの論理積を演算して、
宛先アドレスのサブネットアドレスを特定するようにし
たものである。
【0023】この発明に係る2分検索装置は、最後に格
納手段に格納された検索アドレスをヒットアドレスとし
て出力するようにしたものである。
【0024】この発明に係る2分検索方法は、アドレス
値が大きい順に登録された検索アドレスのうち、前回演
算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先アド
レスのサブネットアドレスを比較して、両者のアドレス
が一致する場合、その検索アドレスをメモリに格納する
一方、両者のアドレスが一致する場合又は宛先アドレス
のサブネットアドレスが検索アドレスより大きい場合、
その中央行番号と先頭行番号から次回使用する中央行番
号を演算し、宛先アドレスのサブネットアドレスが検索
アドレスより小さい場合、その中央行番号と末尾行番号
から次回使用する中央行番号を演算するようにしたもの
である。
【0025】この発明に係る2分検索方法は、アドレス
値が小さい順に登録された検索アドレスのうち、前回演
算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先アド
レスのサブネットアドレスを比較して、両者のアドレス
が一致する場合、その検索アドレスをメモリに格納する
一方、両者のアドレスが一致する場合又は宛先アドレス
のサブネットアドレスが検索アドレスより大きい場合、
その中央行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番
号を演算し、宛先アドレスのサブネットアドレスが検索
アドレスより小さい場合、その中央行番号と先頭行番号
から次回使用する中央行番号を演算するようにしたもの
である。
【0026】この発明に係る2分検索方法は、アドレス
値が大きい順に登録された検索アドレスのうち、前回演
算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先アド
レスのサブネットアドレスを比較して、両者のアドレス
が一致する場合、その検索アドレスをメモリに格納する
一方、予め、前回演算された中央行番号と先頭行番号か
ら次回使用する中央行番号を演算するとともに、前回演
算された中央行番号と末尾行番号から次回使用する中央
行番号を演算して、その比較結果に応じて何れか一方の
中央行番号を出力するようにしたものである。
【0027】この発明に係る2分検索方法は、アドレス
値が小さい順に登録された検索アドレスのうち、前回演
算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先アド
レスのサブネットアドレスを比較して、両者のアドレス
が一致する場合、その検索アドレスをメモリに格納する
一方、予め、前回演算された中央行番号と先頭行番号か
ら次回使用する中央行番号を演算するとともに、前回演
算された中央行番号と末尾行番号から次回使用する中央
行番号を演算して、その比較結果に応じて何れか一方の
中央行番号を出力するようにしたものである。
【0028】この発明に係る2分検索方法は、前回演算
された中央行番号と先頭行番号又は末尾行番号の中間番
号を演算し、その中間番号を次回使用する中央行番号と
して出力するようにしたものである。
【0029】この発明に係る2分検索方法は、予め、検
索アドレスのサブネットマスクを検索テーブルに登録
し、前回演算された中央行番号に位置する検索アドレス
のサブネットマスクと宛先アドレスの論理積を演算し
て、宛先アドレスのサブネットアドレスを特定するよう
にしたものである。
【0030】この発明に係る2分検索方法は、最後にメ
モリに格納された検索アドレスをヒットアドレスとして
出力するようにしたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形
態1による2分検索装置を示す構成図であり、図におい
て、11は検索範囲の先頭行を示す先頭行番号を格納す
る先頭行番号レジスタ、12は検索範囲の末尾行を示す
末尾行番号を格納する末尾行番号レジスタ、13は先頭
行番号レジスタ11に格納された先頭行番号と末尾行番
号レジスタ12に格納された末尾行番号の中間番号を演
算し、その中間番号を次回使用する中央行番号として出
力する中央行番号演算回路(演算手段)、14は中央行
番号演算回路13から出力された中央行番号に対応する
検索テーブル15のメモリアドレスを生成する変換回
路、15はアドレス値が大きい順に検索IPアドレスを
登録する一方、各検索IPアドレス間に包含関係が存在
する場合には、サブネットマスクの範囲が大きい順に検
索IPアドレスを登録する検索テーブル、16は中央行
番号演算回路13から出力された中央行番号を保持し、
前回の中央行番号と現在の中央行番号が一致すると、検
索の終了を示す終了信号を出力する検索終了照合回路で
ある。
【0032】17は変換回路14により生成されたメモ
リアドレスに位置する検索IPアドレスと宛先IPアド
レスのサブネットアドレスを比較する比較回路(比較手
段)、18は変換回路14により生成されたメモリアド
レスに位置する検索IPアドレスのサブネットマスクと
宛先IPアドレスのAND演算を実行して、宛先IPア
ドレスのサブネットアドレスを特定するAND演算回
路、19はAND演算回路18により特定された宛先I
Pアドレスのサブネットアドレスと検索IPアドレスを
比較する比較器、20は比較回路17の比較結果がアド
レスの一致を示す場合、その検索IPアドレスを格納す
るヒット時アドレス格納レジスタ(格納手段)である。
なお、図2はこの発明の実施の形態1による2分検索方
法を示すフローチャートである。
【0033】次に動作について説明する。まず、2分検
索装置の初期状態では、検索テーブル15の先頭行番号
が先頭行番号レジスタ11に格納され、検索テーブル1
5の末尾行番号が末尾行番号レジスタ12に格納され
る。
【0034】そして、2分検索装置の中央行番号演算回
路13に検索開始トリガが出力されると、中央行番号演
算回路13は、先頭行番号レジスタ11に格納された先
頭行番号と末尾行番号レジスタ12に格納された末尾行
番号の平均加算(小数点以下切り捨てる)を実行し、次
回検索に使用する中央行番号を演算する(ステップST
8)。例えば、図3に示すように、検索IPアドレスが
9個登録されている場合には、先頭行番号が“0”で、
末尾行番号が“8”になるので、中央行番号は“4”に
なる。
【0035】そして、変換回路14は、中央行番号演算
回路13が中央行番号を演算すると、中央行番号に対応
する検索テーブル15のメモリアドレスを生成し、検索
テーブル15は、そのメモリアドレスに位置する検索I
Pアドレス(検索IPアドレスは、検索対象のサブネッ
トアドレスである)と、その検索IPアドレスのサブネ
ットマスクを出力する。図3の場合、中央行番号が
“4”であるので、検索IPアドレスとして、“123
d.456d.789d.1000 0000”が出力
され、サブネットマスクとして、“255d.255
d.255d.1000 0000”が出力される。
【0036】一方、比較回路17のAND演算回路18
は、宛先IPアドレスを入力すると、検索テーブル15
から出力された検索IPアドレスのサブネットマスク
と、宛先IPアドレスのAND演算を実行して(AND
演算はビット単位に実行する)、宛先IPアドレスのサ
ブネットアドレスを特定する(ステップST1)。例え
ば、宛先IPアドレスが“123d.456d.789
d.1011 1101”の場合、その宛先IPアドレ
スとサブネットマスク“255d.255d.255
d.1000 0000”をビット単位でAND演算す
ると、宛先IPアドレスのサブネットアドレスは“12
3d.456d.789d.10000000”とな
る。
【0037】そして、比較回路17の比較器19は、A
ND演算回路18が宛先IPアドレスのサブネットアド
レスを特定すると、宛先IPアドレスのサブネットアド
レスと検索IPアドレスを比較する(ステップST
2)。比較器19は、宛先IPアドレスのサブネットア
ドレスと検索IPアドレスが一致する場合には(ステッ
プST3)、その検索IPアドレスをヒット時アドレス
格納レジスタ20に上書きする(ステップST4)。上
記のように、宛先IPアドレスが“123d.456
d.789d.1011 1101”であって、中央行
番号が“4”の場合には、宛先IPアドレスのサブネッ
トアドレスが検索IPアドレスと一致する。
【0038】また、比較器19は、アドレスの一致の有
無に拘わらず、更に検索処理を継続するため、アドレス
が一致する場合又は宛先IPアドレスのサブネットアド
レスが検索IPアドレスより大きい場合には(ステップ
ST5)、今回検索に使用した中央行番号に対応するメ
モリアドレスより前半に位置する検索IPアドレス(ア
ドレス値が大きい検索IPアドレス)を比較対象にする
ため、今回検索に使用した中央行番号を末尾行番号レジ
スタ12に上書きする(ステップST6)。
【0039】これにより、中央行番号演算回路13は、
次回検索に使用する中央行番号を演算する際、先頭行番
号と今回検索に使用した中央行番号(末尾行番号)を用
いて演算するので(ステップST8)、次回検索に使用
する中央行番号は、今回検索に使用した中央行番号より
前の行番号に移動することになる。例えば、先頭行番号
が“0”で、今回検索に使用した中央行番号が“4”で
あれば、次回検索に使用する中央行番号は“2”になる
(図3を参照)。
【0040】一方、宛先IPアドレスのサブネットアド
レスが検索IPアドレスより小さい場合には(ステップ
ST5)、今回検索に使用した中央行番号に対応するメ
モリアドレスより後半に位置する検索IPアドレス(ア
ドレス値が小さい検索IPアドレス)を比較対象にする
ため、今回検索に使用した中央行番号を先頭行番号レジ
スタ11に上書きする(ステップST7)。
【0041】これにより、中央行番号演算回路13は、
次回検索に使用する中央行番号を演算する際、今回検索
に使用した中央行番号(先頭行番号)と末尾行番号を用
いて演算するので(ステップST8)、次回検索に使用
する中央行番号は、今回検索に使用した中央行番号より
後の行番号に移動することになる。例えば、今回検索に
使用した中央行番号が“4”で、末尾行番号が“8”で
あれば、次回検索に使用する中央行番号は“6”にな
る。
【0042】このようにして、中央行番号演算回路13
が次回検索に使用する中央行番号を演算すると、その中
央行番号に対応する検索テーブル15のメモリアドレス
を生成することにより、上記と同様の比較処理を実行す
る。なお、検索終了照合回路16が、前回の中央行番号
と現在の中央行番号の一致を検出して、終了信号を出力
するまで、上記の検索処理を繰り返し実行する(ステッ
プST9)。
【0043】例えば、図3の場合、4回検索処理を繰り
返し、4回アドレスの一致を検出するため、ヒット時ア
ドレス格納レジスタ20には、4回検索IPアドレスが
格納されるが、最後に格納された検索IPアドレスがヒ
ットアドレスとして出力される。なお、行番号が
“0”,“1”,“2”,“4”の検索IPアドレスに
は包含関係が存在するが、行番号が小さい検索IPアド
レス程、サブネットアドレスが詳細に設定された検索I
Pアドレスであるので、2分検索装置からはサブネット
アドレスが詳細に設定された検索IPアドレス(行番号
が“0”の検索IPアドレス)が出力される。
【0044】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、アドレス値が大きい順に登録された検索IP
アドレスのうち、前回演算された中央行番号に位置する
検索IPアドレスと宛先IPアドレスのサブネットアド
レスを比較して、両者のアドレスが一致する場合、その
検索IPアドレスをヒット時アドレス格納レジスタ20
に格納する一方、比較回路17の比較結果がアドレスの
一致を示す場合又は宛先IPアドレスのサブネットアド
レスが検索IPアドレスより大きい旨を示す場合、その
中央行番号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を
演算し、宛先IPアドレスのサブネットアドレスが検索
IPアドレスより小さい旨を示す場合、その中央行番号
と末尾行番号から次回使用する中央行番号を演算するよ
うに構成したので、包含関係が存在する検索IPアドレ
スが登録されている場合には、サブネットアドレスが詳
細に設定された検索IPアドレスを提供することができ
る効果を奏する。
【0045】実施の形態2.上記実施の形態1では、ア
ドレス値が大きい順に検索IPアドレスを登録し、各検
索IPアドレス間に包含関係が存在する場合には、サブ
ネットマスクの範囲が大きい順に検索IPアドレスを登
録するものについて示したが、アドレス値が小さい順に
検索IPアドレスを登録し、各検索IPアドレス間に包
含関係が存在する場合には、サブネットマスクの範囲が
小さい順に検索IPアドレスを登録するようにしてもよ
い。
【0046】ただし、この場合には、比較器19の比較
結果がアドレスの一致を示す場合又は宛先IPアドレス
のサブネットアドレスが検索IPアドレスより大きい旨
を示す場合には、今回検索に使用した中央行番号に対応
するメモリアドレスより後半に位置する検索IPアドレ
ス(アドレス値が大きい検索IPアドレス)を比較対象
にするため、今回検索に使用した中央行番号を末尾行番
号レジスタ12に上書きする。
【0047】一方、比較器19の比較結果が、宛先IP
アドレスのサブネットアドレスが検索IPアドレスより
小さい旨を示す場合には、今回検索に使用した中央行番
号に対応するメモリアドレスより前半に位置する検索I
Pアドレス(アドレス値が小さい検索IPアドレス)を
比較対象にするため、今回検索に使用した中央行番号を
先頭行番号レジスタ11に上書きする。
【0048】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3による2分検索装置を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説
明を省略する。21はセレクタ23が中央行番号を選択
して出力すると、その中央行番号と先頭行番号から次回
検索に使用する中央行番号を演算する中央行番号演算回
路(演算手段)、22はセレクタ23が中央行番号を選
択して出力すると、その中央行番号と末尾行番号から次
回検索に使用する中央行番号を演算する中央行番号演算
回路(演算手段)、23は比較回路17の比較結果がア
ドレスの一致を示す場合又は宛先IPアドレスのサブネ
ットアドレスが検索IPアドレスより大きい旨を示す場
合には、中央行番号演算回路21により演算された中央
行番号を選択して出力し、宛先IPアドレスのサブネッ
トアドレスが検索IPアドレスより小さい旨を示す場合
には、中央行番号演算回路22により演算された中央行
番号を選択して出力するセレクタ(演算手段)である。
【0049】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、中央行番号演算回路13が比較回路17の比
較結果を考慮して中央行番号を演算するものについて示
したが、比較回路17が比較結果を出力する前に、予
め、上方側に移動する場合の中央行番号と、下方側に移
動する場合の中央行番号を演算し、比較回路17が比較
結果を出力すると、その比較結果に応じて直ちに中央行
番号を出力するようにしてもよい。
【0050】これにより、比較回路17の比較処理と、
中央行番号演算回路21,22の演算処理を並列して実
行することができるため、上記実施の形態1よりも、検
索処理の高速化を図ることができる効果を奏する。
【0051】なお、中央行番号演算回路21,22の演
算式は下記の通りである。 上方側に移動する場合の中央行番号=[X(n)+Z
(n)]/2 下方側に移動する場合の中央行番号=[Z(n)+Y
(n)]/2 ただし、X(n)は前回の演算に使用された先頭行番号 Y(n)は前回の演算に使用された末尾行番号 Z(n)は前回の検索に使用された中央行番号
【0052】実施の形態4.上記実施の形態3では、ア
ドレス値が大きい順に検索IPアドレスを登録し、各検
索IPアドレス間に包含関係が存在する場合には、サブ
ネットマスクの範囲が大きい順に検索IPアドレスを登
録するものについて示したが、アドレス値が小さい順に
検索IPアドレスを登録し、各検索IPアドレス間に包
含関係が存在する場合には、サブネットマスクの範囲が
小さい順に検索IPアドレスを登録するようにしてもよ
い。
【0053】ただし、この場合には、比較回路17の比
較結果がアドレスの一致を示す場合又は宛先IPアドレ
スのサブネットアドレスが検索IPアドレスより大きい
旨を示す場合には、今回検索に使用した中央行番号に対
応するメモリアドレスより後半に位置する検索IPアド
レス(アドレス値が大きい検索IPアドレス)を比較対
象にするため、中央行番号演算回路22により演算され
た中央行番号を選択して出力する。
【0054】一方、比較回路17の比較結果が、宛先I
Pアドレスのサブネットアドレスが検索IPアドレスよ
り小さい旨を示す場合には、今回検索に使用した中央行
番号に対応するメモリアドレスより前半に位置する検索
IPアドレス(アドレス値が小さい検索IPアドレス)
を比較対象にするため、中央行番号演算回路21により
演算された中央行番号を選択して出力する。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アド
レス値が大きい順に登録された検索アドレスのうち、前
回演算された中央行番号に位置する検索アドレスと宛先
アドレスのサブネットアドレスを比較して、両者のアド
レスが一致する場合、その検索アドレスを格納手段に格
納する一方、比較手段の比較結果がアドレスの一致を示
す場合又は宛先アドレスのサブネットアドレスが検索ア
ドレスより大きい旨を示す場合、その中央行番号と先頭
行番号から次回使用する中央行番号を演算し、宛先アド
レスのサブネットアドレスが検索アドレスより小さい旨
を示す場合、その中央行番号と末尾行番号から次回使用
する中央行番号を演算するように構成したので、包含関
係が存在する検索アドレスが登録されている場合には、
サブネットアドレスが詳細に設定された検索アドレスを
提供することができる効果がある。
【0056】この発明によれば、アドレス値が小さい順
に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
合、その検索アドレスを格納手段に格納する一方、比較
手段の比較結果がアドレスの一致を示す場合又は宛先ア
ドレスのサブネットアドレスが検索アドレスより大きい
旨を示す場合、その中央行番号と末尾行番号から次回使
用する中央行番号を演算し、宛先アドレスのサブネット
アドレスが検索アドレスより小さい旨を示す場合、その
中央行番号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を
演算するように構成したので、包含関係が存在する検索
アドレスが登録されている場合には、サブネットアドレ
スが詳細に設定された検索アドレスを提供することがで
きる効果がある。
【0057】この発明によれば、アドレス値が大きい順
に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
合、その検索アドレスを格納手段に格納する一方、予
め、前回演算された中央行番号と先頭行番号から次回使
用する中央行番号を演算するとともに、前回演算された
中央行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を
演算し、比較手段の比較結果に応じて何れか一方の中央
行番号を出力するように構成したので、包含関係が存在
する検索アドレスが登録されている場合には、サブネッ
トアドレスが詳細に設定された検索アドレスを提供する
ことができるとともに、検索処理の高速化を図ることが
できる効果がある。
【0058】この発明によれば、アドレス値が小さい順
に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
合、その検索アドレスを格納手段に格納する一方、予
め、前回演算された中央行番号と先頭行番号から次回使
用する中央行番号を演算するとともに、前回演算された
中央行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を
演算し、比較手段の比較結果に応じて何れか一方の中央
行番号を出力するように構成したので、包含関係が存在
する検索アドレスが登録されている場合には、サブネッ
トアドレスが詳細に設定された検索アドレスを提供する
ことができるとともに、検索処理の高速化を図ることが
できる効果がある。
【0059】この発明によれば、演算手段が前回演算さ
れた中央行番号と先頭行番号又は末尾行番号の中間番号
を演算し、その中間番号を次回使用する中央行番号とし
て出力するように構成したので、複雑な構成を用いるこ
となく、簡単に中央行番号を求めることができる効果が
ある。
【0060】この発明によれば、比較手段が前回演算さ
れた中央行番号に位置する検索アドレスのサブネットマ
スクと宛先アドレスの論理積を演算して、宛先アドレス
のサブネットアドレスを特定するように構成したので、
複雑な構成を用いることなく、簡単に宛先アドレスのサ
ブネットアドレスを特定することができる効果がある。
【0061】この発明によれば、最後に格納手段に格納
された検索アドレスをヒットアドレスとして出力するよ
うに構成したので、包含関係が存在する検索アドレスが
登録されている場合には、サブネットアドレスが詳細に
設定された検索アドレスを提供することができる効果が
ある。
【0062】この発明によれば、アドレス値が大きい順
に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、両者の
アドレスが一致する場合又は宛先アドレスのサブネット
アドレスが検索アドレスより大きい場合、その中央行番
号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を演算し、
宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アドレスより
小さい場合、その中央行番号と末尾行番号から次回使用
する中央行番号を演算するように構成したので、包含関
係が存在する検索アドレスが登録されている場合には、
サブネットアドレスが詳細に設定された検索アドレスを
提供することができる効果がある。
【0063】この発明によれば、アドレス値が小さい順
に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、両者の
アドレスが一致する場合又は宛先アドレスのサブネット
アドレスが検索アドレスより大きい場合、その中央行番
号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を演算し、
宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アドレスより
小さい場合、その中央行番号と先頭行番号から次回使用
する中央行番号を演算するように構成したので、包含関
係が存在する検索アドレスが登録されている場合には、
サブネットアドレスが詳細に設定された検索アドレスを
提供することができる効果がある。
【0064】この発明によれば、アドレス値が大きい順
に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、予め、
前回演算された中央行番号と先頭行番号から次回使用す
る中央行番号を演算するとともに、前回演算された中央
行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を演算
して、その比較結果に応じて何れか一方の中央行番号を
出力するように構成したので、包含関係が存在する検索
アドレスが登録されている場合には、サブネットアドレ
スが詳細に設定された検索アドレスを提供することがで
きるとともに、検索処理の高速化を図ることができる効
果がある。
【0065】この発明によれば、アドレス値が小さい順
に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、予め、
前回演算された中央行番号と先頭行番号から次回使用す
る中央行番号を演算するとともに、前回演算された中央
行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を演算
して、その比較結果に応じて何れか一方の中央行番号を
出力するように構成したので、包含関係が存在する検索
アドレスが登録されている場合には、サブネットアドレ
スが詳細に設定された検索アドレスを提供することがで
きるとともに、検索処理の高速化を図ることができる効
果がある。
【0066】この発明によれば、前回演算された中央行
番号と先頭行番号又は末尾行番号の中間番号を演算し、
その中間番号を次回使用する中央行番号として出力する
ように構成したので、複雑な構成を用いることなく、簡
単に中央行番号を求めることができる効果がある。
【0067】この発明によれば、予め、検索アドレスの
サブネットマスクを検索テーブルに登録し、前回演算さ
れた中央行番号に位置する検索アドレスのサブネットマ
スクと宛先アドレスの論理積を演算して、宛先アドレス
のサブネットアドレスを特定するように構成したので、
複雑な構成を用いることなく、簡単に宛先アドレスのサ
ブネットアドレスを特定することができる効果がある。
【0068】この発明によれば、最後にメモリに格納さ
れた検索アドレスをヒットアドレスとして出力するよう
に構成したので、包含関係が存在する検索アドレスが登
録されている場合には、サブネットアドレスが詳細に設
定された検索アドレスを提供することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による2分検索装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による2分検索方法
を示すフローチャートである。
【図3】 検索IPアドレス等の登録例を示す説明図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態3による2分検索装置
を示す構成図である。
【図5】 従来の2分検索装置を示す構成図である。
【図6】 ネットワークの包含関係を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
13,21,22 中央行番号演算回路(演算手段)、
15 検索テーブル、17 比較回路(比較手段)、2
0 ヒット時アドレス格納レジスタ(格納手段)、23
セレクタ(演算手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 広之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 宮尾 浩 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 QS11 5K030 GA04 HC01 KA02 LB05 LD17 9A001 BB02 FF03 JJ25

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス値が大きい順に検索アドレスを
    登録する一方、登録する検索アドレスに包含関係が存在
    する場合には、サブネットマスクの範囲が大きい順に検
    索アドレスを登録する検索テーブルと、上記検索テーブ
    ルに登録された検索アドレスのうち、前回演算された中
    央行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブ
    ネットアドレスを比較する比較手段と、上記比較手段の
    比較結果がアドレスの一致を示す場合、その検索アドレ
    スを格納する格納手段と、上記比較手段の比較結果がア
    ドレスの一致を示す場合又は宛先アドレスのサブネット
    アドレスが検索アドレスより大きい旨を示す場合、その
    中央行番号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を
    演算し、宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アド
    レスより小さい旨を示す場合、その中央行番号と末尾行
    番号から次回使用する中央行番号を演算する演算手段と
    を備えた2分検索装置。
  2. 【請求項2】 アドレス値が小さい順に検索アドレスを
    登録する一方、登録する検索アドレスに包含関係が存在
    する場合には、サブネットマスクの範囲が小さい順に検
    索アドレスを登録する検索テーブルと、上記検索テーブ
    ルに登録された検索アドレスのうち、前回演算された中
    央行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブ
    ネットアドレスを比較する比較手段と、上記比較手段の
    比較結果がアドレスの一致を示す場合、その検索アドレ
    スを格納する格納手段と、上記比較手段の比較結果がア
    ドレスの一致を示す場合又は宛先アドレスのサブネット
    アドレスが検索アドレスより大きい旨を示す場合、その
    中央行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を
    演算し、宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アド
    レスより小さい旨を示す場合、その中央行番号と先頭行
    番号から次回使用する中央行番号を演算する演算手段と
    を備えた2分検索装置。
  3. 【請求項3】 アドレス値が大きい順に検索アドレスを
    登録する一方、登録する検索アドレスに包含関係が存在
    する場合には、サブネットマスクの範囲が大きい順に検
    索アドレスを登録する検索テーブルと、上記検索テーブ
    ルに登録された検索アドレスのうち、前回演算された中
    央行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブ
    ネットアドレスを比較する比較手段と、上記比較手段の
    比較結果がアドレスの一致を示す場合、その検索アドレ
    スを格納する格納手段と、予め、前回演算された中央行
    番号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を演算す
    るとともに、前回演算された中央行番号と末尾行番号か
    ら次回使用する中央行番号を演算し、上記比較手段の比
    較結果に応じて何れか一方の中央行番号を出力する演算
    手段とを備えた2分検索装置。
  4. 【請求項4】 アドレス値が小さい順に検索アドレスを
    登録する一方、登録する検索アドレスに包含関係が存在
    する場合には、サブネットマスクの範囲が小さい順に検
    索アドレスを登録する検索テーブルと、上記検索テーブ
    ルに登録された検索アドレスのうち、前回演算された中
    央行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブ
    ネットアドレスを比較する比較手段と、上記比較手段の
    比較結果がアドレスの一致を示す場合、その検索アドレ
    スを格納する格納手段と、予め、前回演算された中央行
    番号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を演算す
    るとともに、前回演算された中央行番号と末尾行番号か
    ら次回使用する中央行番号を演算し、上記比較手段の比
    較結果に応じて何れか一方の中央行番号を出力する演算
    手段とを備えた2分検索装置。
  5. 【請求項5】 演算手段は、前回演算された中央行番号
    と先頭行番号又は末尾行番号の中間番号を演算し、その
    中間番号を次回使用する中央行番号として出力すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1
    項記載の2分検索装置。
  6. 【請求項6】 検索テーブルは検索アドレスのサブネッ
    トマスクを登録し、比較手段は前回演算された中央行番
    号に位置する検索アドレスのサブネットマスクと宛先ア
    ドレスの論理積を演算して、宛先アドレスのサブネット
    アドレスを特定することを特徴とする請求項1から請求
    項5のうちのいずれか1項記載の2分検索装置。
  7. 【請求項7】 最後に格納手段に格納された検索アドレ
    スをヒットアドレスとして出力することを特徴とする請
    求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の2分検
    索装置。
  8. 【請求項8】 アドレス値が大きい順に検索アドレスを
    検索テーブルに登録する際、登録する検索アドレスに包
    含関係が存在する場合には、サブネットマスクの範囲が
    大きい順に検索アドレスを登録し、その検索テーブルに
    登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央行
    番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネッ
    トアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
    合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、両者の
    アドレスが一致する場合又は宛先アドレスのサブネット
    アドレスが検索アドレスより大きい場合、その中央行番
    号と先頭行番号から次回使用する中央行番号を演算し、
    宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アドレスより
    小さい場合、その中央行番号と末尾行番号から次回使用
    する中央行番号を演算する2分検索方法。
  9. 【請求項9】 アドレス値が小さい順に検索アドレスを
    検索テーブルに登録する際、登録する検索アドレスに包
    含関係が存在する場合には、サブネットマスクの範囲が
    小さい順に検索アドレスを登録し、その検索テーブルに
    登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央行
    番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネッ
    トアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
    合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、両者の
    アドレスが一致する場合又は宛先アドレスのサブネット
    アドレスが検索アドレスより大きい場合、その中央行番
    号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を演算し、
    宛先アドレスのサブネットアドレスが検索アドレスより
    小さい場合、その中央行番号と先頭行番号から次回使用
    する中央行番号を演算する2分検索方法。
  10. 【請求項10】 アドレス値が大きい順に検索アドレス
    を検索テーブルに登録する際、登録する検索アドレスに
    包含関係が存在する場合には、サブネットマスクの範囲
    が大きい順に検索アドレスを登録し、その検索テーブル
    に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
    行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
    ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
    合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、予め、
    前回演算された中央行番号と先頭行番号から次回使用す
    る中央行番号を演算するとともに、前回演算された中央
    行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を演算
    して、その比較結果に応じて何れか一方の中央行番号を
    出力する2分検索方法。
  11. 【請求項11】 アドレス値が小さい順に検索アドレス
    を検索テーブルに登録する際、登録する検索アドレスに
    包含関係が存在する場合には、サブネットマスクの範囲
    が小さい順に検索アドレスを登録し、その検索テーブル
    に登録された検索アドレスのうち、前回演算された中央
    行番号に位置する検索アドレスと宛先アドレスのサブネ
    ットアドレスを比較して、両者のアドレスが一致する場
    合、その検索アドレスをメモリに格納する一方、予め、
    前回演算された中央行番号と先頭行番号から次回使用す
    る中央行番号を演算するとともに、前回演算された中央
    行番号と末尾行番号から次回使用する中央行番号を演算
    して、その比較結果に応じて何れか一方の中央行番号を
    出力する2分検索方法。
  12. 【請求項12】 前回演算された中央行番号と先頭行番
    号又は末尾行番号の中間番号を演算し、その中間番号を
    次回使用する中央行番号として出力することを特徴とす
    る請求項8から請求項11のうちのいずれか1項記載の
    2分検索方法。
  13. 【請求項13】 予め、検索アドレスのサブネットマス
    クを検索テーブルに登録し、前回演算された中央行番号
    に位置する検索アドレスのサブネットマスクと宛先アド
    レスの論理積を演算して、宛先アドレスのサブネットア
    ドレスを特定することを特徴とする請求項8から請求項
    12のうちのいずれか1項記載の2分検索方法。
  14. 【請求項14】 最後にメモリに格納された検索アドレ
    スをヒットアドレスとして出力することを特徴とする請
    求項8から請求項13のうちのいずれか1項記載の2分
    検索方法。
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