JP2001166677A - 車両用運転動作の矯正装置 - Google Patents
車両用運転動作の矯正装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ハンドル操作等の運転動作の妥当性を客観的に
認識させて、好ましい運転動作が身に付くようにする。 【解決手段】車両に設けたセンサ群SGによって、ハン
ドル操作やブレーキ操作等の運転動作に応じて変化され
る検出値が検出され、この検出値が携帯可能な記憶媒体
2に記憶される。車外機器の一部を構成する制御ユニッ
トU2は、基準値を記憶すると共に、上記記憶媒体2を
仲介として上記検出値を記憶する。車外機器は擬似運転
装置GUを有して、これには、表示画面12、ハンドル
等の操作系を強制的に駆動するアクチュエータ13、ス
ピーカ14が装備される。制御ユニットU2は、前記検
出値を基準値と比較して、運転動作の妥当性を例えば点
数で評価し、この評価結果が表示画面12に表示され
る。また、表示画面12には、検出値を得たときの車両
前方風景が再現表示され、妥当性の低い運転動作が行わ
れたタイミングで、アクチュエータ13が妥当性の高い
操作となるように作動され、またスピーカ14が作動さ
れる。
認識させて、好ましい運転動作が身に付くようにする。 【解決手段】車両に設けたセンサ群SGによって、ハン
ドル操作やブレーキ操作等の運転動作に応じて変化され
る検出値が検出され、この検出値が携帯可能な記憶媒体
2に記憶される。車外機器の一部を構成する制御ユニッ
トU2は、基準値を記憶すると共に、上記記憶媒体2を
仲介として上記検出値を記憶する。車外機器は擬似運転
装置GUを有して、これには、表示画面12、ハンドル
等の操作系を強制的に駆動するアクチュエータ13、ス
ピーカ14が装備される。制御ユニットU2は、前記検
出値を基準値と比較して、運転動作の妥当性を例えば点
数で評価し、この評価結果が表示画面12に表示され
る。また、表示画面12には、検出値を得たときの車両
前方風景が再現表示され、妥当性の低い運転動作が行わ
れたタイミングで、アクチュエータ13が妥当性の高い
操作となるように作動され、またスピーカ14が作動さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用運転動作の矯
正装置に関するものである。
正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の中には、運転者による運転状況が
燃費向上の観点から好ましいか否かを運転者に明確に認
識させる等の観点から、現在時点での瞬間的な燃費を表
示したり、ある走行距離の間での平均燃費を表示するよ
うにしたものがある(例えば特開平9−189575号
公報参照)。
燃費向上の観点から好ましいか否かを運転者に明確に認
識させる等の観点から、現在時点での瞬間的な燃費を表
示したり、ある走行距離の間での平均燃費を表示するよ
うにしたものがある(例えば特開平9−189575号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の運転
動作としては、例えばハンドル操作やブレーキ操作さら
にはアクセル操作等、多種存在する。この一方、運転動
作としては、好ましい運転動作つまり妥当性のある運転
動作と、好ましくない運転動作つまり非妥当性とされる
運転動作とがある。例えば、ブレーキ操作であれば、急
ブレーキや遅いブレーキタイミングというものが好まし
くない運転動作とされ、また急ハンドル操作は好ましく
ない運転動作とされ、さらには、アクセルを頻繁にO
N、OFFするような操作は好ましくない運転動作とさ
れる。そして、例えば同じ走行経路を走行した場合で
も、人によってあるいは同じ人でも日によって運転動作
がかなり大きく相違することが多い。運転者に好ましい
つまり妥当性ある運転動作を覚えてもらう(身につけて
もらう)ことは極めて重要である一方、妥当性ある運転
動作を覚えさせる機会というものは、ベテランの運転者
に教習を受ける等極めて限定されているのが実状であ
る。
動作としては、例えばハンドル操作やブレーキ操作さら
にはアクセル操作等、多種存在する。この一方、運転動
作としては、好ましい運転動作つまり妥当性のある運転
動作と、好ましくない運転動作つまり非妥当性とされる
運転動作とがある。例えば、ブレーキ操作であれば、急
ブレーキや遅いブレーキタイミングというものが好まし
くない運転動作とされ、また急ハンドル操作は好ましく
ない運転動作とされ、さらには、アクセルを頻繁にO
N、OFFするような操作は好ましくない運転動作とさ
れる。そして、例えば同じ走行経路を走行した場合で
も、人によってあるいは同じ人でも日によって運転動作
がかなり大きく相違することが多い。運転者に好ましい
つまり妥当性ある運転動作を覚えてもらう(身につけて
もらう)ことは極めて重要である一方、妥当性ある運転
動作を覚えさせる機会というものは、ベテランの運転者
に教習を受ける等極めて限定されているのが実状であ
る。
【0004】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、自己の運転動作が妥当性を有
するものであるか否かを客観的に認識させて運転動作を
矯正できるようにした車両用運転特性報知装置を提供す
ることにある。
れたもので、その目的は、自己の運転動作が妥当性を有
するものであるか否かを客観的に認識させて運転動作を
矯正できるようにした車両用運転特性報知装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、車両に搭載され、運転者の運転動作に応じて
変化される検出値を検出するセンサを有すると共に該検
出値を車外に送出する送出手段を有する車載機器と、車
外に設けられた車外機器と、を備え、前記車外機器が、
基準値を記憶すると共に、前記送出手段を介して受け取
った前記検出値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶されている前記基準値と検出値とを比較して運転動
作の妥当性を決定する妥当性決定手段と、前記妥当性決
定手段で決定された前記妥当性を報知する報知手段と、
を備えものとしてある。上記解決手法を前提とした好ま
しい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記
載のとおりである。
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、車両に搭載され、運転者の運転動作に応じて
変化される検出値を検出するセンサを有すると共に該検
出値を車外に送出する送出手段を有する車載機器と、車
外に設けられた車外機器と、を備え、前記車外機器が、
基準値を記憶すると共に、前記送出手段を介して受け取
った前記検出値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶されている前記基準値と検出値とを比較して運転動
作の妥当性を決定する妥当性決定手段と、前記妥当性決
定手段で決定された前記妥当性を報知する報知手段と、
を備えものとしてある。上記解決手法を前提とした好ま
しい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記
載のとおりである。
【0006】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、自
己の運転動作を示す検出値を基準値と比較して運転動作
の妥当性を決定する一方、この妥当性が報知されるの
で、運転者は客観的に自己の運転動作の妥当性というも
のを認識して、以後の運転に際して矯正を行うことがで
きる。また、自己の運転動作の妥当性が得られるので、
楽しく運転することもできる。さらに、報知が車外にお
いて行われるので、運転の妨げとなることもなく、しか
も車両そのものに搭載する機器類がむやみに増大するの
を防止する上でも好ましいものとなる。請求項2に記載
された発明によれば、擬似運転装置を利用した運転訓練
のときに自己の運転動作の妥当性が報知されるので、運
転動作の矯正を効果的に行う上で極めて好ましいものと
なる。請求項3に記載された発明によれば、地図上の車
両位置を視覚的に確認して、擬似運転装置を利用した運
転動作の矯正の効果をより高めることができる。請求項
4に記載された発明によれば、実際の運転状態に近い状
態をよりリアルに再現して、運転動作の矯正効果をより
一層高めることができる。請求項5に記載された発明に
よれば、擬似運転装置そのものが運転動作の矯正を行う
ための矯正手段を有することにより、単に妥当性の報知
を行うだけの場合に比して、より効果的に運転動作の矯
正を行うことができる。請求項6に記載された発明によ
れば、運転動作の妥当性が低いタイミングを明確に認識
させて、運転動作の矯正を効果的に行うことができる。
請求項7に記載された発明によれば、運転動作の矯正の
ための外力を擬似運転装置を操作する者に対して与える
ことにより、妥当性の高い運転動作というものをより効
果的に身につけさせることができる。請求項8に記載さ
れた発明によれば、走行しているときの道路状況を加味
して、より適切に妥当性が演算されることになる。請求
項9に記載された発明によれば、走行しているときの周
辺の車両状況を加味して、より適切に妥当性が演算され
ることになる。請求項10に記載された発明によれば、
運転動作として一般的なものを少なくとも1つ含めて、
運転動作の矯正の上で好ましいものとなる。請求項11
に記載された発明によれば、FD、MO等、携帯可能な
記憶媒体を仲介として、車外機器に対して検出値を簡単
かつ容易に受け渡すことができる。請求項12に記載さ
れた発明によれば、無線を利用して検出値を車外機器へ
簡単に受け渡すことができる。
己の運転動作を示す検出値を基準値と比較して運転動作
の妥当性を決定する一方、この妥当性が報知されるの
で、運転者は客観的に自己の運転動作の妥当性というも
のを認識して、以後の運転に際して矯正を行うことがで
きる。また、自己の運転動作の妥当性が得られるので、
楽しく運転することもできる。さらに、報知が車外にお
いて行われるので、運転の妨げとなることもなく、しか
も車両そのものに搭載する機器類がむやみに増大するの
を防止する上でも好ましいものとなる。請求項2に記載
された発明によれば、擬似運転装置を利用した運転訓練
のときに自己の運転動作の妥当性が報知されるので、運
転動作の矯正を効果的に行う上で極めて好ましいものと
なる。請求項3に記載された発明によれば、地図上の車
両位置を視覚的に確認して、擬似運転装置を利用した運
転動作の矯正の効果をより高めることができる。請求項
4に記載された発明によれば、実際の運転状態に近い状
態をよりリアルに再現して、運転動作の矯正効果をより
一層高めることができる。請求項5に記載された発明に
よれば、擬似運転装置そのものが運転動作の矯正を行う
ための矯正手段を有することにより、単に妥当性の報知
を行うだけの場合に比して、より効果的に運転動作の矯
正を行うことができる。請求項6に記載された発明によ
れば、運転動作の妥当性が低いタイミングを明確に認識
させて、運転動作の矯正を効果的に行うことができる。
請求項7に記載された発明によれば、運転動作の矯正の
ための外力を擬似運転装置を操作する者に対して与える
ことにより、妥当性の高い運転動作というものをより効
果的に身につけさせることができる。請求項8に記載さ
れた発明によれば、走行しているときの道路状況を加味
して、より適切に妥当性が演算されることになる。請求
項9に記載された発明によれば、走行しているときの周
辺の車両状況を加味して、より適切に妥当性が演算され
ることになる。請求項10に記載された発明によれば、
運転動作として一般的なものを少なくとも1つ含めて、
運転動作の矯正の上で好ましいものとなる。請求項11
に記載された発明によれば、FD、MO等、携帯可能な
記憶媒体を仲介として、車外機器に対して検出値を簡単
かつ容易に受け渡すことができる。請求項12に記載さ
れた発明によれば、無線を利用して検出値を車外機器へ
簡単に受け渡すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明装置のうち、車両
に搭載される車載機器装置の全体的な概要をブロック図
的に示すものである。この図1中、U1は、マイクロコ
ンピュータを利用して構成された制御ユニット(コント
ローラ)であり、各種センサ類により検出された検出値
を処理して、この検出値を、送出手段としてのドライバ
1によって携帯可能な記憶媒体2に記憶させる機能を果
たす。なお、記憶媒体2としては、携帯可能なもの、例
えばFD(フロッピーディスク)やMO(モー)等従来
既知の適宜のものを利用でき、ドライバ1は記憶媒体2
に対応した書き込み機能を有する。
に搭載される車載機器装置の全体的な概要をブロック図
的に示すものである。この図1中、U1は、マイクロコ
ンピュータを利用して構成された制御ユニット(コント
ローラ)であり、各種センサ類により検出された検出値
を処理して、この検出値を、送出手段としてのドライバ
1によって携帯可能な記憶媒体2に記憶させる機能を果
たす。なお、記憶媒体2としては、携帯可能なもの、例
えばFD(フロッピーディスク)やMO(モー)等従来
既知の適宜のものを利用でき、ドライバ1は記憶媒体2
に対応した書き込み機能を有する。
【0008】SGは、センサ類をまとめて示すものであ
り、運転者による運転動作の結果として変化される可変
の値を検出するものである。上記センサ群SGに含まれ
る要素としては、次のようなものがある。まず、車速を
検出する車速センサ、アクセル開度を検出するアクセル
開度センサ、ブレーキの操作量と操作力を検出するブレ
ーキ用センサ、ハンドル舵角を検出するハンドル舵角セ
ンサ、車両に作用する前後方向の加速度を検出する前後
Gセンサ、車両に作用する横方向の加速度を検出する横
Gセンサが含まれる。また、センサ群SGには、さらに
次のようなものが含まれ、その作動状況あるいは信号が
制御ユニットUに出力される。すなわち、左右への方向
変換時に作動されるウインカでその作動状況、警報ホー
ンでその作動状況、ブレーキ時に車輪のロックを防止す
るABS制御装置でその作動状況、衝突時に作動される
エアバッグでその作動状況、ナビゲーションに付随され
るGPSアンテナでこれからの地図上の自車両位置(現
在位置)とその周辺の道路状況、自車両の前方の状況特
に前方車両までの距離を検出するレーダ(周辺車両状況
の検出手段)でその距離信号(および距離信号を微分し
た相対速度)。
り、運転者による運転動作の結果として変化される可変
の値を検出するものである。上記センサ群SGに含まれ
る要素としては、次のようなものがある。まず、車速を
検出する車速センサ、アクセル開度を検出するアクセル
開度センサ、ブレーキの操作量と操作力を検出するブレ
ーキ用センサ、ハンドル舵角を検出するハンドル舵角セ
ンサ、車両に作用する前後方向の加速度を検出する前後
Gセンサ、車両に作用する横方向の加速度を検出する横
Gセンサが含まれる。また、センサ群SGには、さらに
次のようなものが含まれ、その作動状況あるいは信号が
制御ユニットUに出力される。すなわち、左右への方向
変換時に作動されるウインカでその作動状況、警報ホー
ンでその作動状況、ブレーキ時に車輪のロックを防止す
るABS制御装置でその作動状況、衝突時に作動される
エアバッグでその作動状況、ナビゲーションに付随され
るGPSアンテナでこれからの地図上の自車両位置(現
在位置)とその周辺の道路状況、自車両の前方の状況特
に前方車両までの距離を検出するレーダ(周辺車両状況
の検出手段)でその距離信号(および距離信号を微分し
た相対速度)。
【0009】制御ユニットU1には、マニュアル操作さ
れるスイッチ3,4からの信号が入力される。スイッチ
3は、判定区間(妥当性判断のための走行範囲)の設定
指示を行うためのものである。スイッチ4は、前記セン
サ群SGでの検出値の記憶を実行するときのモードを、
マニュアルモードとするかオートモードにするかを切換
えるものである。
れるスイッチ3,4からの信号が入力される。スイッチ
3は、判定区間(妥当性判断のための走行範囲)の設定
指示を行うためのものである。スイッチ4は、前記セン
サ群SGでの検出値の記憶を実行するときのモードを、
マニュアルモードとするかオートモードにするかを切換
えるものである。
【0010】図2は、車外に装備された車外機器の全体
の概要をブロック図的に示すものである。この車外機器
は、マイクロコンピュータを利用して構成された制御ユ
ニット(コントローラ)U2を有している。この制御ユ
ニットU2は、その内部メモリ(RAM)に後述する運
転動作の妥当性を判定するための基準値を記憶してお
り、前述した記憶媒体2に記憶されている検出値と基準
値とを比較して、運転動作の妥当性の程度を決定(演
算)する。このため、上記記憶媒体2に記憶されている
検出値を読み出すドライバ(読み込み手段)11が制御
ユニットUに接続されている。
の概要をブロック図的に示すものである。この車外機器
は、マイクロコンピュータを利用して構成された制御ユ
ニット(コントローラ)U2を有している。この制御ユ
ニットU2は、その内部メモリ(RAM)に後述する運
転動作の妥当性を判定するための基準値を記憶してお
り、前述した記憶媒体2に記憶されている検出値と基準
値とを比較して、運転動作の妥当性の程度を決定(演
算)する。このため、上記記憶媒体2に記憶されている
検出値を読み出すドライバ(読み込み手段)11が制御
ユニットUに接続されている。
【0011】制御ユニットU2は、後述する擬似運転装
置GDを制御するようになっており、この擬似運転装置
GDには、運転動作の妥当性等を報知するための表示画
面12、妥当性ある運転動作となるようにその運転操作
系に強制的に外力(外部駆動力)を与えるためのアクチ
ュエータ(例えば電動式あるいは油圧式)13、運転動
作の妥当性が低くなる要因となった運転タイミングで警
報を発生するためのスピーカ14を有する。また、制御
ユニットU2には、上記擬似運転装置GDの作動を制御
するために、スイッチ15〜17からの信号が入力され
る。スイッチ15は、運転動作の妥当性の決定を行わせ
る指示を行うための判定開始スイッチである。スイッチ
16は、決定された運転動作の妥当性を報知するように
指示するためのスイッチである。スイッチ17は、上記
運転動作の報知が行われることを前提として、さらに擬
似運転装置GDに運転動作の矯正の作動を行わせること
を指示するためのスイッチである。
置GDを制御するようになっており、この擬似運転装置
GDには、運転動作の妥当性等を報知するための表示画
面12、妥当性ある運転動作となるようにその運転操作
系に強制的に外力(外部駆動力)を与えるためのアクチ
ュエータ(例えば電動式あるいは油圧式)13、運転動
作の妥当性が低くなる要因となった運転タイミングで警
報を発生するためのスピーカ14を有する。また、制御
ユニットU2には、上記擬似運転装置GDの作動を制御
するために、スイッチ15〜17からの信号が入力され
る。スイッチ15は、運転動作の妥当性の決定を行わせ
る指示を行うための判定開始スイッチである。スイッチ
16は、決定された運転動作の妥当性を報知するように
指示するためのスイッチである。スイッチ17は、上記
運転動作の報知が行われることを前提として、さらに擬
似運転装置GDに運転動作の矯正の作動を行わせること
を指示するためのスイッチである。
【0012】上述した擬似運転装置GDの一例が図13
に示される。この図13において、擬似運転装置GD
は、実際の車両の運転席に模した構成とされて、操作す
る者Dが着座されるシート21、ハンドル22,ブレー
キペダル23、アクセル(図13では、ブレーキペダル
23に隠れて図示されない)を有する。シート21に着
座された操作者Dの前方には、前述した表示画面12が
装備される他、その側方には前述したスピーカ14が装
備される。そして、前述したアクチュエータ13として
は、実施形態ではハンドル22に対応するもののみが設
けられて、操作者者Dによるハンドル操作に優先して、
ハンドル22が妥当性ある動きとなるようにアクチュエ
ータ13がハンドル22に外部駆動力を付与する。な
お、表示画面12は、実際の車両におけるインストルメ
ントパネルのメータ部分よりも十分大きな表示面積を有
するように設定されている。勿論、操作者Dは、前述し
た検出値を得るために実際に車両を運転した者とされ
る。
に示される。この図13において、擬似運転装置GD
は、実際の車両の運転席に模した構成とされて、操作す
る者Dが着座されるシート21、ハンドル22,ブレー
キペダル23、アクセル(図13では、ブレーキペダル
23に隠れて図示されない)を有する。シート21に着
座された操作者Dの前方には、前述した表示画面12が
装備される他、その側方には前述したスピーカ14が装
備される。そして、前述したアクチュエータ13として
は、実施形態ではハンドル22に対応するもののみが設
けられて、操作者者Dによるハンドル操作に優先して、
ハンドル22が妥当性ある動きとなるようにアクチュエ
ータ13がハンドル22に外部駆動力を付与する。な
お、表示画面12は、実際の車両におけるインストルメ
ントパネルのメータ部分よりも十分大きな表示面積を有
するように設定されている。勿論、操作者Dは、前述し
た検出値を得るために実際に車両を運転した者とされ
る。
【0013】次に、図3に示すフローチャートを参照し
つつ、制御ユニットU1の制御内容について詳細に説明
するが、以下の説明でQあるいはRはステップを示す。
まず、判定区間設定スイッチ3がONされたことにより
スタートされて、Q11において、モードスイッチ4の
操作状態がマニュアルモードであるか否かが判別され
る。このQ11の判別でYESのときは、順次、Q12
において入力された時間が検出され、Q13においてセ
ンサ群SGからの各種信号が入力つまり検出され、Q1
4において検出された検出値が記憶手段としての記憶媒
体2に記憶される。このとき、車両の現在位置(検出時
点の位置)とその周辺道路状況および周辺車両状況(実
施形態では前方車両との相対関係となる前方車両までの
距離と相対速度)とが合わせて記憶される。前記Q11
の判別でNOのときは、オートモードが選択されている
ときとなり、このときは、Q15において、記憶されて
いる過去に走行された走行経路を現在走行しているとき
であるか否かが判別される。このQ15の判別でYES
のときは前述したQ12へ移行される。また、Q15の
判別でNOのときは、そのままリターンされる。
つつ、制御ユニットU1の制御内容について詳細に説明
するが、以下の説明でQあるいはRはステップを示す。
まず、判定区間設定スイッチ3がONされたことにより
スタートされて、Q11において、モードスイッチ4の
操作状態がマニュアルモードであるか否かが判別され
る。このQ11の判別でYESのときは、順次、Q12
において入力された時間が検出され、Q13においてセ
ンサ群SGからの各種信号が入力つまり検出され、Q1
4において検出された検出値が記憶手段としての記憶媒
体2に記憶される。このとき、車両の現在位置(検出時
点の位置)とその周辺道路状況および周辺車両状況(実
施形態では前方車両との相対関係となる前方車両までの
距離と相対速度)とが合わせて記憶される。前記Q11
の判別でNOのときは、オートモードが選択されている
ときとなり、このときは、Q15において、記憶されて
いる過去に走行された走行経路を現在走行しているとき
であるか否かが判別される。このQ15の判別でYES
のときは前述したQ12へ移行される。また、Q15の
判別でNOのときは、そのままリターンされる。
【0014】次に、図4〜図11のフローチャートを参
照しつつ、制御ユニットU2の制御内容について説明す
る。まず、図4のQ20において、記憶媒体2からの全
てのデータを、制御ユニットU2の記憶手段(RAM)
が受け取っているか否かが判別される。このQ20の判
別でNOのときはそのままリターンされて、全データの
受取りを待ち、Q20の判別でYESとなった時点で、
Q21〜Q26の処理が行われる。すなわち、加減速、
ブレーキ操作、アクセル操作、ハンドル操作、安全運転
の5種類について運転動作の妥当性が決定(演算あるい
は判定)され、そして、Q26において、上記5種類の
運転動作の妥当性を総合した総合的な妥当性が決定(演
算あるいは判定)される。上記Q21〜Q26の詳細
は、図5〜図10に示される。
照しつつ、制御ユニットU2の制御内容について説明す
る。まず、図4のQ20において、記憶媒体2からの全
てのデータを、制御ユニットU2の記憶手段(RAM)
が受け取っているか否かが判別される。このQ20の判
別でNOのときはそのままリターンされて、全データの
受取りを待ち、Q20の判別でYESとなった時点で、
Q21〜Q26の処理が行われる。すなわち、加減速、
ブレーキ操作、アクセル操作、ハンドル操作、安全運転
の5種類について運転動作の妥当性が決定(演算あるい
は判定)され、そして、Q26において、上記5種類の
運転動作の妥当性を総合した総合的な妥当性が決定(演
算あるいは判定)される。上記Q21〜Q26の詳細
は、図5〜図10に示される。
【0015】図4のQ21の詳細が図5に示される。こ
の図5での制御内容は、大きな前後Gを生じさせる運転
動作ほど妥当性が低い(好ましくない)ものであると判
定するものである。すなわち、加速直後の減速やアクセ
ルペダルの踏み増し、加速中のアクセルペダルの頻繁な
ON、OFF的な操作は減点の対象とされる。より具体
的には、時間と前後Gの大きさとをパラメータとする図
11に示すようなグラフにおいて、検出値の計測期間内
(計測時間)において所定以上の大きさとされた前後G
が占める面積(図11でハッチングが施された面積部
分)を演算して、この得られた面積に基づいて妥当性が
判断される。ただし、大きな前後Gを生じてもやむを得
ない場合もあるので、この場合は、検出された前後Gを
縮小補正するようにしてある。
の図5での制御内容は、大きな前後Gを生じさせる運転
動作ほど妥当性が低い(好ましくない)ものであると判
定するものである。すなわち、加速直後の減速やアクセ
ルペダルの踏み増し、加速中のアクセルペダルの頻繁な
ON、OFF的な操作は減点の対象とされる。より具体
的には、時間と前後Gの大きさとをパラメータとする図
11に示すようなグラフにおいて、検出値の計測期間内
(計測時間)において所定以上の大きさとされた前後G
が占める面積(図11でハッチングが施された面積部
分)を演算して、この得られた面積に基づいて妥当性が
判断される。ただし、大きな前後Gを生じてもやむを得
ない場合もあるので、この場合は、検出された前後Gを
縮小補正するようにしてある。
【0016】以上のことを前提として、まずQ31にお
いて、図3のQ14において検出値を記憶している制御
ユニットU2内のRAMから、計測期間内での前後Gの
検出値が読み出される。次いでQ32において、RAM
から計測期間内での車両位置(検出タイミングでの自車
両の現在位置)が読み出される。Q33では、Q32で
読み出された車両位置からして所定以上の進路変更が行
われたときの前後Gの大きさが縮小補正される。すなわ
ち、大きく進路変更することに起因して生じる前後Gは
ある程度やむを得ないものとするために、上記縮小補正
が行われる。
いて、図3のQ14において検出値を記憶している制御
ユニットU2内のRAMから、計測期間内での前後Gの
検出値が読み出される。次いでQ32において、RAM
から計測期間内での車両位置(検出タイミングでの自車
両の現在位置)が読み出される。Q33では、Q32で
読み出された車両位置からして所定以上の進路変更が行
われたときの前後Gの大きさが縮小補正される。すなわ
ち、大きく進路変更することに起因して生じる前後Gは
ある程度やむを得ないものとするために、上記縮小補正
が行われる。
【0017】Q34では、RAMから、車両位置および
その付近における道路状況が読み出される。Q35で
は、交差点手前所定距離以内のときの前後Gの大きさが
縮小補正される。つまり、交差点手前付近では停止ある
いは減速されるのが一般的であるために、このときに生
じる前後Gはある程度やむを得ないということで、上記
縮小補正が行われる。Q36では、RAMから、計測期
間内での前方車両との相対距離および相対速度とが読み
出された後、Q37において、短い所定時間(例えば1
秒)後の仮想相対距離が演算される。Q38では、上記
仮想相対距離が短い所定距離(例えば1m)以内のとき
に、このときは前方車両への追突防止のために生じたや
むを得ない前後Gであるとして、前後Gが縮小補正され
る。
その付近における道路状況が読み出される。Q35で
は、交差点手前所定距離以内のときの前後Gの大きさが
縮小補正される。つまり、交差点手前付近では停止ある
いは減速されるのが一般的であるために、このときに生
じる前後Gはある程度やむを得ないということで、上記
縮小補正が行われる。Q36では、RAMから、計測期
間内での前方車両との相対距離および相対速度とが読み
出された後、Q37において、短い所定時間(例えば1
秒)後の仮想相対距離が演算される。Q38では、上記
仮想相対距離が短い所定距離(例えば1m)以内のとき
に、このときは前方車両への追突防止のために生じたや
むを得ない前後Gであるとして、前後Gが縮小補正され
る。
【0018】Q39では、計測時間内(図11における
0からt4までの間)における所定レベル以上の大きさ
となった前後Gの面積S1(図11においてハッチング
を施し部分の面積)が演算される。Q40では、面積S
1に基づいて評価値A1が算出される。この評価値A1
の算出は、具体的には次のようにして行われる。すなわ
ち、計測時間t4から、前後Gが生じる余地のない車速
0の時間(図11の例ではt1+(t3−t2))が差
し引くことにより、まず評価用時間T1が演算される。
そして、上記面積S1を評価用時間T1で除することに
より、上記評価値A1が算出される。
0からt4までの間)における所定レベル以上の大きさ
となった前後Gの面積S1(図11においてハッチング
を施し部分の面積)が演算される。Q40では、面積S
1に基づいて評価値A1が算出される。この評価値A1
の算出は、具体的には次のようにして行われる。すなわ
ち、計測時間t4から、前後Gが生じる余地のない車速
0の時間(図11の例ではt1+(t3−t2))が差
し引くことにより、まず評価用時間T1が演算される。
そして、上記面積S1を評価用時間T1で除することに
より、上記評価値A1が算出される。
【0019】Q41では、RAMから基準値A0が読み
出される。次いで、Q42において、ここに示す式にし
たがって、前後Gに基づく妥当性を示す妥当性判定値A
が算出される。この妥当性判定値Aは、Q42に示す式
から明らかなように、評価値A1が基準値A0と等しい
ときに500(点)というように点数化された表現とさ
れ、評価値A1が基準値A0よりも大きいときは妥当性
が小さくなって妥当性判定値Aが500よりも小さい値
とされ、逆に評価値A1が基準値A0よりも小さいとき
は妥当性が大きく(高く)なって妥当性判定値Aが50
0よりも大きい値とされる。そして、Q42では、上記
妥当性判定値AがRAMに記憶される。
出される。次いで、Q42において、ここに示す式にし
たがって、前後Gに基づく妥当性を示す妥当性判定値A
が算出される。この妥当性判定値Aは、Q42に示す式
から明らかなように、評価値A1が基準値A0と等しい
ときに500(点)というように点数化された表現とさ
れ、評価値A1が基準値A0よりも大きいときは妥当性
が小さくなって妥当性判定値Aが500よりも小さい値
とされ、逆に評価値A1が基準値A0よりも小さいとき
は妥当性が大きく(高く)なって妥当性判定値Aが50
0よりも大きい値とされる。そして、Q42では、上記
妥当性判定値AがRAMに記憶される。
【0020】図4のQ22の詳細が図6に示される。こ
の図6での制御内容は、心地よい減速とは反するブレー
キ操作を減点するもので、ブレーキのかけ始めを強めに
操作、停車直前は少し緩める操作が好ましいものとされ
る一方、急ブレーキ特にブレーキロックとなるABS作
動は大きな減点となる。また、ブレーキの操作タイミン
グの遅れも減点とされ、ブレーキ回数が多すぎるのも減
点とされる。
の図6での制御内容は、心地よい減速とは反するブレー
キ操作を減点するもので、ブレーキのかけ始めを強めに
操作、停車直前は少し緩める操作が好ましいものとされ
る一方、急ブレーキ特にブレーキロックとなるABS作
動は大きな減点となる。また、ブレーキの操作タイミン
グの遅れも減点とされ、ブレーキ回数が多すぎるのも減
点とされる。
【0021】以上のことを前提として、まずQ51にお
いて、制御ユニットU2内のRAMから計測時間内にお
けるブレーキ操作に関する検出値が読み出される。次い
でQ52から、所定以上の進路変更が行われた直前のブ
レーキ操作タイミングと、ブレーキ操作時の進路変更角
度、進路変更タイミングとが読み出される。Q53で
は、上記進路変更角度から、安全な進路変更速度が演算
される。Q54では、上記安全な進路変更速度と、ブレ
ーキ操作時の車速と、進路変更タイミングとから、安全
なブレーキ操作タイミングが演算される。
いて、制御ユニットU2内のRAMから計測時間内にお
けるブレーキ操作に関する検出値が読み出される。次い
でQ52から、所定以上の進路変更が行われた直前のブ
レーキ操作タイミングと、ブレーキ操作時の進路変更角
度、進路変更タイミングとが読み出される。Q53で
は、上記進路変更角度から、安全な進路変更速度が演算
される。Q54では、上記安全な進路変更速度と、ブレ
ーキ操作時の車速と、進路変更タイミングとから、安全
なブレーキ操作タイミングが演算される。
【0022】Q55では、ブレーキタイミングの遅れ時
間Tが、記憶されている実際のブレーキタイミングから
上記安全なブレーキタイミングを差し引くことにより算
出される。Q56では、停車前のブレーキ操作力がRA
Mから読み出される。Q57では、ブレーキ操作の初期
は強めであるか否かが判別される。このQ57の判別で
NOのときは、Q58において、減点係数が所定分増大
補正される。Q57の後、あるいはQ57の判別でYE
Sのときは、それぞれQ59において、停車直前のブレ
ーキ操作力が弱めであるか否かが判別される。このQ5
9の判別でNOのときは、Q60において、減点係数が
所定分増大補正される。
間Tが、記憶されている実際のブレーキタイミングから
上記安全なブレーキタイミングを差し引くことにより算
出される。Q56では、停車前のブレーキ操作力がRA
Mから読み出される。Q57では、ブレーキ操作の初期
は強めであるか否かが判別される。このQ57の判別で
NOのときは、Q58において、減点係数が所定分増大
補正される。Q57の後、あるいはQ57の判別でYE
Sのときは、それぞれQ59において、停車直前のブレ
ーキ操作力が弱めであるか否かが判別される。このQ5
9の判別でNOのときは、Q60において、減点係数が
所定分増大補正される。
【0023】Q60の後、あるいはQ59の判別でYE
Sのときは、それぞれQ61において、ブレーキ時に車
輪ロックが生じるような急ブレーキが行われている否
か、特にABS制御装置が作動されたか否かが判別され
る。このQ61の判別でYESのときは、Q62におい
て、減点係数が大幅に増大補正される。なお、車輪ロッ
クのロック傾向は、ABS制御装置の作動状況のみに依
存することなく、各車輪の実際の回転数に基づいて算出
してもよく、また所定以上のブレーキ操作力が発生した
ときも減点係数を大幅に増大補正するようにすることも
できる。
Sのときは、それぞれQ61において、ブレーキ時に車
輪ロックが生じるような急ブレーキが行われている否
か、特にABS制御装置が作動されたか否かが判別され
る。このQ61の判別でYESのときは、Q62におい
て、減点係数が大幅に増大補正される。なお、車輪ロッ
クのロック傾向は、ABS制御装置の作動状況のみに依
存することなく、各車輪の実際の回転数に基づいて算出
してもよく、また所定以上のブレーキ操作力が発生した
ときも減点係数を大幅に増大補正するようにすることも
できる。
【0024】Q62の後、あるいはQ61の判別でNO
のときは、それぞれQ63において、所定回転数以上の
ブレーキ操作回数が発生しているときに、こブレーキの
操作回数に比例して、減点係数が増大補正される。Q6
4では、Q55での遅れ時間Tに前述した減点係数を全
て加算することにより、算出値S2(図11のS1に対
応)が算出される。Q65では、計測時間から車速が0
である時間を除いた評価用時間(図11のT1に対応)
によって上記算出値S2を除することにより、評価値B
1が算出される。この後、Q66において、基準値B0
がRAMから読み出され、この後Q67において、ここ
に示す式にしたがって、妥当性判定値Bが算出される。
この妥当性判定値Bの演算式は、図5のQ42に対応し
ており、評価値B1が基準値B0と等しいときに500
(点)というように点数化された表現とされ、評価値B
1が基準値B0よりも大きいときは妥当性が小さくなっ
て妥当性判定値Bが500よりも小さい値とされ、逆に
評価値B1が基準値B0よりも小さいときは妥当性が大
きく(高く)なって妥当性判定値Bが500よりも大き
い値とされる。そして、Q67では、上記妥当性判定値
BがRAMに記憶される。
のときは、それぞれQ63において、所定回転数以上の
ブレーキ操作回数が発生しているときに、こブレーキの
操作回数に比例して、減点係数が増大補正される。Q6
4では、Q55での遅れ時間Tに前述した減点係数を全
て加算することにより、算出値S2(図11のS1に対
応)が算出される。Q65では、計測時間から車速が0
である時間を除いた評価用時間(図11のT1に対応)
によって上記算出値S2を除することにより、評価値B
1が算出される。この後、Q66において、基準値B0
がRAMから読み出され、この後Q67において、ここ
に示す式にしたがって、妥当性判定値Bが算出される。
この妥当性判定値Bの演算式は、図5のQ42に対応し
ており、評価値B1が基準値B0と等しいときに500
(点)というように点数化された表現とされ、評価値B
1が基準値B0よりも大きいときは妥当性が小さくなっ
て妥当性判定値Bが500よりも小さい値とされ、逆に
評価値B1が基準値B0よりも小さいときは妥当性が大
きく(高く)なって妥当性判定値Bが500よりも大き
い値とされる。そして、Q67では、上記妥当性判定値
BがRAMに記憶される。
【0025】図4におけるQ23の詳細が図7に示され
る。この図7での制御内容は、微妙なアクセル操作をみ
るもので、定常走行しているときにアクセル開度をむや
みに変化させて車速を変化させてしまうような操作は減
点とされ、急激にアクセル開度を変化させる操作も減点
とされる。以上のことを前提として、まずQ71におい
て、制御ユニットU2内のRAMから、計測時間内での
アクセル操作(アクセル開度)および車速が読み出され
る。Q72では、所定車速以上における車速の収束状況
が演算される。Q73では、車速の収束状況に応じて、
減点計数が増大補正される(収束状況が悪いほど比例し
て減点計数増大)。
る。この図7での制御内容は、微妙なアクセル操作をみ
るもので、定常走行しているときにアクセル開度をむや
みに変化させて車速を変化させてしまうような操作は減
点とされ、急激にアクセル開度を変化させる操作も減点
とされる。以上のことを前提として、まずQ71におい
て、制御ユニットU2内のRAMから、計測時間内での
アクセル操作(アクセル開度)および車速が読み出され
る。Q72では、所定車速以上における車速の収束状況
が演算される。Q73では、車速の収束状況に応じて、
減点計数が増大補正される(収束状況が悪いほど比例し
て減点計数増大)。
【0026】Q74では、アクセルの操作速度(アクセ
ル開度の変化速度)がRAMから読み出され、Q75に
おいて、所定車速(定常走行が行われる可能性の高い速
度域で、例えば40km/h)以上のときのアクセル操
作速度に比例して、減点計数が増大補正される。Q76
では、前述した減点計数を、上記所定車速以上とされた
評価用時間(図11のT1に対応)で除することによ
り、評価値C1が算出される。Q77では、基準値C0
がRAMから読み出され、Q78において、ここに示す
式にしたがって、基準値C0と評価値C1とから、妥当
性判定値Cが算出される。この妥当性判定値Cの演算式
は、図5のQ42に対応しており、評価値C1が基準値
C0と等しいときに500(点)というように点数化さ
れた表現とされ、評価値C1が基準値C0よりも大きい
ときは妥当性が小さくなって妥当性判定値Cが500よ
りも小さい値とされ、逆に評価値C1が基準値C0より
も小さいときは妥当性が大きく(高く)なって妥当性判
定値Cが500よりも大きい値とされる。そして、Q7
8では、上記妥当性判定値CがRAMに記憶される。
ル開度の変化速度)がRAMから読み出され、Q75に
おいて、所定車速(定常走行が行われる可能性の高い速
度域で、例えば40km/h)以上のときのアクセル操
作速度に比例して、減点計数が増大補正される。Q76
では、前述した減点計数を、上記所定車速以上とされた
評価用時間(図11のT1に対応)で除することによ
り、評価値C1が算出される。Q77では、基準値C0
がRAMから読み出され、Q78において、ここに示す
式にしたがって、基準値C0と評価値C1とから、妥当
性判定値Cが算出される。この妥当性判定値Cの演算式
は、図5のQ42に対応しており、評価値C1が基準値
C0と等しいときに500(点)というように点数化さ
れた表現とされ、評価値C1が基準値C0よりも大きい
ときは妥当性が小さくなって妥当性判定値Cが500よ
りも小さい値とされ、逆に評価値C1が基準値C0より
も小さいときは妥当性が大きく(高く)なって妥当性判
定値Cが500よりも大きい値とされる。そして、Q7
8では、上記妥当性判定値CがRAMに記憶される。
【0027】図4におけるQ24の詳細が図8に示され
る。この図8での制御内容は、ハンドル操作の妥当性
を、特にコーナリングの際の妥当性をも含めて判定する
ためのもので、横Gが大きくなるようなハンドル操作
(コーナリング)は減点とされ、コーナリング中での急
減速も減点とされる。さらに、定常走行されるであろう
所定車速以上でかつ直線路を走行しているときのハンド
ルのふらつきも減点とされる。以上のことを前提とし
て、まずQ81において、制御ユニットU2内のRAM
から計測期間内での横Gが読み出される。Q82では、
計測期間内での地図上の現在位置が読み出される。Q8
3では、所定以上の大きな進路変更時における横Gが縮
小補正される(進路変更度合いに比例した補正)。Q8
4では、計測期間内において所定レベル以上の大きさと
なる横Gの総面積S3が算出される(図11のS1対
応)。次いでQ85において、上記総面積S1を、評価
用計測時間で除することにより、評価値D1が算出され
る。なお、上記評価用時間は、計測期間(総時間)から
車速0の時間を差し引いたものであり、図11における
T1に対応する。
る。この図8での制御内容は、ハンドル操作の妥当性
を、特にコーナリングの際の妥当性をも含めて判定する
ためのもので、横Gが大きくなるようなハンドル操作
(コーナリング)は減点とされ、コーナリング中での急
減速も減点とされる。さらに、定常走行されるであろう
所定車速以上でかつ直線路を走行しているときのハンド
ルのふらつきも減点とされる。以上のことを前提とし
て、まずQ81において、制御ユニットU2内のRAM
から計測期間内での横Gが読み出される。Q82では、
計測期間内での地図上の現在位置が読み出される。Q8
3では、所定以上の大きな進路変更時における横Gが縮
小補正される(進路変更度合いに比例した補正)。Q8
4では、計測期間内において所定レベル以上の大きさと
なる横Gの総面積S3が算出される(図11のS1対
応)。次いでQ85において、上記総面積S1を、評価
用計測時間で除することにより、評価値D1が算出され
る。なお、上記評価用時間は、計測期間(総時間)から
車速0の時間を差し引いたものであり、図11における
T1に対応する。
【0028】Q86では、所定以上の進路変更時におい
て、所定車速以上の車速の変化がRAMから読み出され
る(実際には記憶されている車速に基づいて車速変化を
演算)。Q87では、上記Q86の車速変化に基づい
て、急減速が行われているか否かが判別される。このQ
87の判別でYESのときは、Q88において、減点係
数が増大補正される。Q88の後あるいはQ87の判別
でNOのときはそれぞれ、Q89において、計測期間内
でのハンドル操作がRAMから読み出される。次いで、
Q90において、直線走行路で、かつ所定車速以上のと
きのハンドルのふらつき程度に応じて減点係数が増大補
正される。また、Q91において、所定車速以上でのハ
ンドルの急操作度合いに応じて、減点係数が増大補正さ
れる。
て、所定車速以上の車速の変化がRAMから読み出され
る(実際には記憶されている車速に基づいて車速変化を
演算)。Q87では、上記Q86の車速変化に基づい
て、急減速が行われているか否かが判別される。このQ
87の判別でYESのときは、Q88において、減点係
数が増大補正される。Q88の後あるいはQ87の判別
でNOのときはそれぞれ、Q89において、計測期間内
でのハンドル操作がRAMから読み出される。次いで、
Q90において、直線走行路で、かつ所定車速以上のと
きのハンドルのふらつき程度に応じて減点係数が増大補
正される。また、Q91において、所定車速以上でのハ
ンドルの急操作度合いに応じて、減点係数が増大補正さ
れる。
【0029】Q92では、前述した減点係数を、計測時
間(総時間)から車速0のときの時間を差し引いた評価
用時間で除して、これにより得られた値が前記評価値D
1に加算される。Q93では、基準値D0がRAMから
読み出され、Q94において、ここに示す式にしたがっ
て、基準値D0と評価値D1とから、妥当性判定値Dが
算出される。この妥当性判定値Dの演算式は、図5のQ
42に対応しており、評価値D1が基準値D0と等しい
ときに500(点)というように点数化された表現とさ
れ、評価値D1が基準値D0よりも大きいときは妥当性
が小さくなって妥当性判定値Dが500よりも小さい値
とされ、逆に評価値D1が基準値D0よりも小さいとき
は妥当性が大きく(高く)なって妥当性判定値Dが50
0よりも大きい値とされる。そして、Q94では、上記
妥当性判定値DがRAMに記憶される。
間(総時間)から車速0のときの時間を差し引いた評価
用時間で除して、これにより得られた値が前記評価値D
1に加算される。Q93では、基準値D0がRAMから
読み出され、Q94において、ここに示す式にしたがっ
て、基準値D0と評価値D1とから、妥当性判定値Dが
算出される。この妥当性判定値Dの演算式は、図5のQ
42に対応しており、評価値D1が基準値D0と等しい
ときに500(点)というように点数化された表現とさ
れ、評価値D1が基準値D0よりも大きいときは妥当性
が小さくなって妥当性判定値Dが500よりも小さい値
とされ、逆に評価値D1が基準値D0よりも小さいとき
は妥当性が大きく(高く)なって妥当性判定値Dが50
0よりも大きい値とされる。そして、Q94では、上記
妥当性判定値DがRAMに記憶される。
【0030】図4のQ25の内容が、図9に示される。
この図9での制御内容は、安全運転の観点から、ホーン
による警報合図やウインカの合図の妥当性が判定され、
また急ハンドルや急ブレーキは減点とされる。エアバッ
グが作動するようなときは、当然大減点とされる。以上
のことを前提として、図9のR1において、制御ユニッ
トU2内のRAMから計測期間内でのウインカ操作状況
が読み出される。R2では、ウインカが交差点の手前2
0m以内で操作されたか否かが判別される。このR2の
判別でYESのときは、ウインカの操作が遅すぎるとき
であり、このときはR3において、ウインカの操作時期
が交差点に近いほど減点係数が増大補正される。
この図9での制御内容は、安全運転の観点から、ホーン
による警報合図やウインカの合図の妥当性が判定され、
また急ハンドルや急ブレーキは減点とされる。エアバッ
グが作動するようなときは、当然大減点とされる。以上
のことを前提として、図9のR1において、制御ユニッ
トU2内のRAMから計測期間内でのウインカ操作状況
が読み出される。R2では、ウインカが交差点の手前2
0m以内で操作されたか否かが判別される。このR2の
判別でYESのときは、ウインカの操作が遅すぎるとき
であり、このときはR3において、ウインカの操作時期
が交差点に近いほど減点係数が増大補正される。
【0031】R3の後あるいはR2の判別でNOのとき
はそれぞれ、R4において、RAMから計測期間内での
ホーンの操作状況が読み出される。R5では、ホーンが
所定回数以上操作されたか否かが判別される。このR5
の判別でYESのときは、R6において、所定回数以上
のホーンの操作回数が増大するのに比例して減点係数が
増大補正される。R6の後あるいはR5の判別でNOの
ときはそれぞれ、R7において、上記減点係数を、評価
用計測時間で除することにより、評価値E1が算出され
る。なお、上記評価用時間は、計測期間(総時間)から
車速0の時間を差し引いたものであり、図11における
T1に対応する。
はそれぞれ、R4において、RAMから計測期間内での
ホーンの操作状況が読み出される。R5では、ホーンが
所定回数以上操作されたか否かが判別される。このR5
の判別でYESのときは、R6において、所定回数以上
のホーンの操作回数が増大するのに比例して減点係数が
増大補正される。R6の後あるいはR5の判別でNOの
ときはそれぞれ、R7において、上記減点係数を、評価
用計測時間で除することにより、評価値E1が算出され
る。なお、上記評価用時間は、計測期間(総時間)から
車速0の時間を差し引いたものであり、図11における
T1に対応する。
【0032】R8では、基準値E0がRAMから読み出
され、R9において、ここに示す式にしたがって、基準
値E0と評価値E1とから、妥当性判定値Eが算出され
る。この妥当性判定値Eの演算式は、図5のQ42に対
応しており、評価値E1が基準値E0と等しいときに5
00(点)というように点数化された表現とされ、評価
値E1が基準値E0よりも大きいときは妥当性が小さく
なって妥当性判定値Eが500よりも小さい値とされ、
逆に評価値E1が基準値E0よりも小さいときは妥当性
が大きく(高く)なって妥当性判定値Eが500よりも
大きい値とされる。そして、R9では、上記妥当性判定
値EがRAMに記憶される。
され、R9において、ここに示す式にしたがって、基準
値E0と評価値E1とから、妥当性判定値Eが算出され
る。この妥当性判定値Eの演算式は、図5のQ42に対
応しており、評価値E1が基準値E0と等しいときに5
00(点)というように点数化された表現とされ、評価
値E1が基準値E0よりも大きいときは妥当性が小さく
なって妥当性判定値Eが500よりも小さい値とされ、
逆に評価値E1が基準値E0よりも小さいときは妥当性
が大きく(高く)なって妥当性判定値Eが500よりも
大きい値とされる。そして、R9では、上記妥当性判定
値EがRAMに記憶される。
【0033】図4のQ26の内容が図10に示される。
この図10の制御は、前述のようにして得られた各妥当
性判定値A〜Eに基づいて総合的な評価値Fを算出する
ものである。すなわち、まずR11において、RAMか
ら各妥当性判定値A〜Eが読み出された後、R12にお
いて、各妥当性判定値A〜Eを相加平均することによ
り、総合評価値F1が算出される。次いでR13におい
て、基準値F0がRAMから読み出された後、R14に
おいて、ここに示す式に従って総合判定値Fが算出され
ると共に、この総合判定値FがRAMに記憶される。な
お、上記基準値F0は、各基準値A0〜E0を相加平均
した値として算出することもできる。勿論、評価値F1
が基準値F0よりも大きいときは妥当性が小さくなって
妥当性判定値Fが500よりも小さい値とされ、逆に評
価値F1が基準値F0よりも小さいときは妥当性が大き
く(高く)なって妥当性判定値Fが500よりも大きい
値とされる。
この図10の制御は、前述のようにして得られた各妥当
性判定値A〜Eに基づいて総合的な評価値Fを算出する
ものである。すなわち、まずR11において、RAMか
ら各妥当性判定値A〜Eが読み出された後、R12にお
いて、各妥当性判定値A〜Eを相加平均することによ
り、総合評価値F1が算出される。次いでR13におい
て、基準値F0がRAMから読み出された後、R14に
おいて、ここに示す式に従って総合判定値Fが算出され
ると共に、この総合判定値FがRAMに記憶される。な
お、上記基準値F0は、各基準値A0〜E0を相加平均
した値として算出することもできる。勿論、評価値F1
が基準値F0よりも大きいときは妥当性が小さくなって
妥当性判定値Fが500よりも小さい値とされ、逆に評
価値F1が基準値F0よりも小さいときは妥当性が大き
く(高く)なって妥当性判定値Fが500よりも大きい
値とされる。
【0034】図2の報知スイッチ15がON操作された
ときの制御ユニットU2の制御内容について、図12の
フローチャートを参照しつつ説明する。まず、図12の
R21において、制御ユニットU2内のRAMから妥当
性判定値A〜Fが読み出される。R22では、妥当性判
定値A〜Fが、擬似運転装置GDの表示画面12に順次
報知される。この報知の際、例えば運転者のマニュアル
操作が行われる毎に、まず妥当性判定値Aから順に報知
して、最後に妥当性判定値Fを報知するようにすること
ができる。この場合、基準値A0〜F0に近い妥当性判
定値を報知しないようにすることもできる。Sらに、妥
当性判定値A〜Fを同時に報知することもできる(特に
表示画面12の表示面積が大きいとき)。
ときの制御ユニットU2の制御内容について、図12の
フローチャートを参照しつつ説明する。まず、図12の
R21において、制御ユニットU2内のRAMから妥当
性判定値A〜Fが読み出される。R22では、妥当性判
定値A〜Fが、擬似運転装置GDの表示画面12に順次
報知される。この報知の際、例えば運転者のマニュアル
操作が行われる毎に、まず妥当性判定値Aから順に報知
して、最後に妥当性判定値Fを報知するようにすること
ができる。この場合、基準値A0〜F0に近い妥当性判
定値を報知しないようにすることもできる。Sらに、妥
当性判定値A〜Fを同時に報知することもできる(特に
表示画面12の表示面積が大きいとき)。
【0035】R23では、矯正スイッチ17がON操作
されているか否かが判別される。このR23の判別でN
Oのときは、そのまま終了とされて、上述した運転動作
の妥当性の値が報知されるだけとなる。このR23の判
別でYESのときは、R24において、表示画面12
に、制御ユニットU2内のRAMに記憶されている検出
値を得たときの車両前方風景が再現表示される。なお、
この再現表示は、検出値と共に記憶されている地図情報
から模式的に作成したものでもよく、あるいは実際の車
両に搭載した前方風景を撮影するカメラからの撮影信号
に基づくリアルな描写とすることもできる。勿論、この
風景の再現は、実際に車両を運転したときの時間経過に
応じて順次風景が変化されていくものとされる。
されているか否かが判別される。このR23の判別でN
Oのときは、そのまま終了とされて、上述した運転動作
の妥当性の値が報知されるだけとなる。このR23の判
別でYESのときは、R24において、表示画面12
に、制御ユニットU2内のRAMに記憶されている検出
値を得たときの車両前方風景が再現表示される。なお、
この再現表示は、検出値と共に記憶されている地図情報
から模式的に作成したものでもよく、あるいは実際の車
両に搭載した前方風景を撮影するカメラからの撮影信号
に基づくリアルな描写とすることもできる。勿論、この
風景の再現は、実際に車両を運転したときの時間経過に
応じて順次風景が変化されていくものとされる。
【0036】R25では、運転動作の妥当性を低下させ
る要因、例えば急ブレーキ時点等が抽出される。次いで
R26において、上記抽出された要因が発生したタイミ
ングであるか否かが判別される。このR26の判別でY
ESのときは、R27において、スピーカ14から警報
が発生される。これにより、擬似運転装置GDの操作者
Dは、妥当性に低い運転動作が行われがタイミングつま
り、好ましくない運転動作というものを明確に認識する
ことになる。また、R27では合わせて、妥当性の高い
運転動作に対応した操作となるようにアクチュエータ1
3が駆動されて、ハンドル22が妥当性のある動きとな
る。これにより、操作者Dは、妥当性の高いハンドル操
作というものを明確に認識することになる。R27の
後、あるいはR26の判別でNOのときはそれぞれ、R
28において、運転が終了されたとき(検出値が存在し
なくなった時点)であるか否かが判別される。このR2
8の判別でNOのときは、R24に戻り、R28の判別
でYESのときは制御が終了される。
る要因、例えば急ブレーキ時点等が抽出される。次いで
R26において、上記抽出された要因が発生したタイミ
ングであるか否かが判別される。このR26の判別でY
ESのときは、R27において、スピーカ14から警報
が発生される。これにより、擬似運転装置GDの操作者
Dは、妥当性に低い運転動作が行われがタイミングつま
り、好ましくない運転動作というものを明確に認識する
ことになる。また、R27では合わせて、妥当性の高い
運転動作に対応した操作となるようにアクチュエータ1
3が駆動されて、ハンドル22が妥当性のある動きとな
る。これにより、操作者Dは、妥当性の高いハンドル操
作というものを明確に認識することになる。R27の
後、あるいはR26の判別でNOのときはそれぞれ、R
28において、運転が終了されたとき(検出値が存在し
なくなった時点)であるか否かが判別される。このR2
8の判別でNOのときは、R24に戻り、R28の判別
でYESのときは制御が終了される。
【0037】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。基準値A0〜F0は、車両の工場出荷時のままと
することもできるが、運転者の選択によって、複数の運
転回数に応じて得られた妥当性の評価値A〜Fに基づい
て更新(変更)することもできる(基準値を、友人や家
族さらには同じ運転者のものに基づいて設定する)。こ
の場合、基準値は、複数の評価値A〜Fを例えば相加平
均することにより得るようにするのが好ましい。すなわ
ち、複数の妥当性判定値Aの平均値が次の基準値A0と
して更新され、複数の妥当性判定値Bの平均値が次の基
準値B0として更新され、このようにして全ての基準値
が更新される。なお、基準値の更新の際、用いる複数の
妥当性判定値のうち、妥当性が低い値(例えば400点
以下の値)は除外して上記平均値を得るようにすること
が、基準値の信頼性を高める上で好ましいものとなる。
さらに、例えば初期化スイッチを別途設けて、この初期
化スイッチがON操作されたときは、準値A0〜F0が
全て車両の工場出荷時に設定されている初期値に更新す
るように設定することもできる。
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。基準値A0〜F0は、車両の工場出荷時のままと
することもできるが、運転者の選択によって、複数の運
転回数に応じて得られた妥当性の評価値A〜Fに基づい
て更新(変更)することもできる(基準値を、友人や家
族さらには同じ運転者のものに基づいて設定する)。こ
の場合、基準値は、複数の評価値A〜Fを例えば相加平
均することにより得るようにするのが好ましい。すなわ
ち、複数の妥当性判定値Aの平均値が次の基準値A0と
して更新され、複数の妥当性判定値Bの平均値が次の基
準値B0として更新され、このようにして全ての基準値
が更新される。なお、基準値の更新の際、用いる複数の
妥当性判定値のうち、妥当性が低い値(例えば400点
以下の値)は除外して上記平均値を得るようにすること
が、基準値の信頼性を高める上で好ましいものとなる。
さらに、例えば初期化スイッチを別途設けて、この初期
化スイッチがON操作されたときは、準値A0〜F0が
全て車両の工場出荷時に設定されている初期値に更新す
るように設定することもできる。
【0038】基準値の設定に際しては、あらかじめ工場
出荷時時に、例えば走行内容が相違する複数の走行モー
ド(例えばスポーツ走行に適したスポーツモードと標準
モード)に対応した基準値を用意して、基準値としてど
の走行モード用を選択するかを運転者による任意選択あ
るいは自動選択させるようにすることができる。また、
走行環境(特に道路状況)が相違する複数の走行環境モ
ード(例えば高速道路モード、市街地走行に適した市街
地モード、比較的スムーズに走行できる郊外の道路に適
した郊外モード)に対応した基準値を用意し、基準値と
してどの走行環境モード用を選択するかを運転者による
任意選択あるいは自動選択させるようにすることができ
る。勿論、上記走行モードと走行環境モードとの組み合
わせに応じた基準値を用意して、基準値としてどの組み
合わせ用を選択するかを運転者による任意選択あるいは
自動選択させるようにすることができる。なお、上記複
数の基準値は、識別のための符号付けが行れた状態で表
示画面に表示できるようにして、運転者は、今回選択す
べき基準値を表示画面上から選択できるようにするのが
好ましい。
出荷時時に、例えば走行内容が相違する複数の走行モー
ド(例えばスポーツ走行に適したスポーツモードと標準
モード)に対応した基準値を用意して、基準値としてど
の走行モード用を選択するかを運転者による任意選択あ
るいは自動選択させるようにすることができる。また、
走行環境(特に道路状況)が相違する複数の走行環境モ
ード(例えば高速道路モード、市街地走行に適した市街
地モード、比較的スムーズに走行できる郊外の道路に適
した郊外モード)に対応した基準値を用意し、基準値と
してどの走行環境モード用を選択するかを運転者による
任意選択あるいは自動選択させるようにすることができ
る。勿論、上記走行モードと走行環境モードとの組み合
わせに応じた基準値を用意して、基準値としてどの組み
合わせ用を選択するかを運転者による任意選択あるいは
自動選択させるようにすることができる。なお、上記複
数の基準値は、識別のための符号付けが行れた状態で表
示画面に表示できるようにして、運転者は、今回選択す
べき基準値を表示画面上から選択できるようにするのが
好ましい。
【0039】決定された妥当性を報知するとき、既に決
定されている他の妥当性と対比しつつ報知することがで
きる。すなわち、今回の妥当性判定値A〜Fが、前回ま
での妥当性判定値A〜F(A〜Fが1組の場合、あるい
は2組以上の場合有りで、例えば最新のものを3組以内
というように対比される数の上限値を設定することもで
きる)と対比されつつ報知することができる。この場
合、対比が明確になるように、例えば妥当性判定値Aに
ついてまず対比しつつ報知し、運転者の切換操作に応じ
て順次、妥当性判定値Bを対比しつつ報知し、妥当性判
定値Cを対比しつつ報知する等して、最後に妥当性判定
値Fを対比しつつ報知することもできる。勿論、全ての
組の妥当性判定値A〜Fを同時に報知することもでき
る。ただし、互いに近い値のものは対比報知の対象から
除外することもできる。
定されている他の妥当性と対比しつつ報知することがで
きる。すなわち、今回の妥当性判定値A〜Fが、前回ま
での妥当性判定値A〜F(A〜Fが1組の場合、あるい
は2組以上の場合有りで、例えば最新のものを3組以内
というように対比される数の上限値を設定することもで
きる)と対比されつつ報知することができる。この場
合、対比が明確になるように、例えば妥当性判定値Aに
ついてまず対比しつつ報知し、運転者の切換操作に応じ
て順次、妥当性判定値Bを対比しつつ報知し、妥当性判
定値Cを対比しつつ報知する等して、最後に妥当性判定
値Fを対比しつつ報知することもできる。勿論、全ての
組の妥当性判定値A〜Fを同時に報知することもでき
る。ただし、互いに近い値のものは対比報知の対象から
除外することもできる。
【0040】各妥当性判定値A〜Eを同じ重み付けとす
ることなく、一部の妥当性判定値(例えば安全に関連し
てくる妥当性判定値E)の重み付けを他の妥当性判定値
A〜Dよりも大きくする等、各妥当性判定値A〜Eにつ
いての重み付けを変更することができる。制御ユニット
U2内の記憶手段としてのRAMを複数個設けて、基準
値記憶用と検出値記憶用等、記憶すべき内容に応じて使
用すべきメモリを使い分けるようにすることもできる。
基準値と検出値とを利用した運転動作の妥当性判定は、
好ましくは同じ走行経路同士でのものを比較するのが好
ましいが、同じ走行経路である必要はないものである。
妥当性を報知する場合、基準値とほぼ同じ値の評価値が
得られているときは、この評価値を報知しないようにし
て報知内容を極力削減するようにしてもよい。
ることなく、一部の妥当性判定値(例えば安全に関連し
てくる妥当性判定値E)の重み付けを他の妥当性判定値
A〜Dよりも大きくする等、各妥当性判定値A〜Eにつ
いての重み付けを変更することができる。制御ユニット
U2内の記憶手段としてのRAMを複数個設けて、基準
値記憶用と検出値記憶用等、記憶すべき内容に応じて使
用すべきメモリを使い分けるようにすることもできる。
基準値と検出値とを利用した運転動作の妥当性判定は、
好ましくは同じ走行経路同士でのものを比較するのが好
ましいが、同じ走行経路である必要はないものである。
妥当性を報知する場合、基準値とほぼ同じ値の評価値が
得られているときは、この評価値を報知しないようにし
て報知内容を極力削減するようにしてもよい。
【0041】アクセルペダル操作やアクセル操作につい
ても、ハンドル操作と同じように妥当性の高い動きとな
るように外部駆動力を与えることもできる。さらに、音
声(スピーカ14)あるいは表示画面12を利用して、
妥当性が低くなった要因となるタイミングでもって、よ
り具体的に妥当性の低い運転状態を矯正するようような
内容のものを報知することもできる。例えば、「ブレー
キタイミングが遅すぎます」とか、「ウインカの作動タ
イミングが遅すぎます」というように報知することがで
きる。運転動作の報知を行う場合、評価項目とその妥当
性(点数)を文字によって表示するばかありでなく、例
えば棒グラフを用いる等グラフ表示の方式で表示するこ
ともできる。
ても、ハンドル操作と同じように妥当性の高い動きとな
るように外部駆動力を与えることもできる。さらに、音
声(スピーカ14)あるいは表示画面12を利用して、
妥当性が低くなった要因となるタイミングでもって、よ
り具体的に妥当性の低い運転状態を矯正するようような
内容のものを報知することもできる。例えば、「ブレー
キタイミングが遅すぎます」とか、「ウインカの作動タ
イミングが遅すぎます」というように報知することがで
きる。運転動作の報知を行う場合、評価項目とその妥当
性(点数)を文字によって表示するばかありでなく、例
えば棒グラフを用いる等グラフ表示の方式で表示するこ
ともできる。
【0042】周辺車両状況としては、前方車両の状況に
加えてあるいは代えて、側方車両の状況や後方車両の状
況によって妥当性の判定を補正することもできる。車載
機器からの検出値の車外機器への受け渡しは、無線を利
用する等、適宜変更できる。無線を利用する場合は、車
両に送信機を搭載し、車外機器として受信機を装備すれ
ばよい。検出値をえるために走行される車両の走行経路
としては、一般道路は勿論のこと、限定された運転教習
所の場合であってもよい。特に、運転教習所の場合は、
擬似運転装置GDが装備されることも多く、しかも限ら
れた走行経路での走行となるので、多くの教習生と対比
させつつ、楽しく運転動作の矯正を行わせることができ
る。勿論、図2に示す制御ユニットU2やスイッチ15
〜17は、擬似運転装置GDに付随して装備する(擬似
運転装置GDに組み込む)のが好ましいが、擬似運転装
置GDとは離れた位置に装備するようにしてもよい。
加えてあるいは代えて、側方車両の状況や後方車両の状
況によって妥当性の判定を補正することもできる。車載
機器からの検出値の車外機器への受け渡しは、無線を利
用する等、適宜変更できる。無線を利用する場合は、車
両に送信機を搭載し、車外機器として受信機を装備すれ
ばよい。検出値をえるために走行される車両の走行経路
としては、一般道路は勿論のこと、限定された運転教習
所の場合であってもよい。特に、運転教習所の場合は、
擬似運転装置GDが装備されることも多く、しかも限ら
れた走行経路での走行となるので、多くの教習生と対比
させつつ、楽しく運転動作の矯正を行わせることができ
る。勿論、図2に示す制御ユニットU2やスイッチ15
〜17は、擬似運転装置GDに付随して装備する(擬似
運転装置GDに組み込む)のが好ましいが、擬似運転装
置GDとは離れた位置に装備するようにしてもよい。
【0043】図12のR12において、表示画面に、車
両の現在位置を、その周辺の地図情報(2次元的あるい
は3次元的な情報)と共に表示することもできる。制御
ユニットU2が用いる記憶手段のうち、検出値を記憶す
る記憶手段は、記憶媒体2(ドライバ11)の読み込み
が早いものであれば、この記憶媒体2をそのまま制御ユ
ニットU2の記憶手段として兼用させることもできる。
両の現在位置を、その周辺の地図情報(2次元的あるい
は3次元的な情報)と共に表示することもできる。制御
ユニットU2が用いる記憶手段のうち、検出値を記憶す
る記憶手段は、記憶媒体2(ドライバ11)の読み込み
が早いものであれば、この記憶媒体2をそのまま制御ユ
ニットU2の記憶手段として兼用させることもできる。
【0044】フロ−チャ−トに示す各ステップ(ステッ
プ群)あるいはセンサやスイッチ等の各種部材は、その
機能の上位表現に手段の名称を付して表現することがで
きる。また、フロ−チャ−トに示す各ステップ(ステッ
プ群)の機能は、制御ユニット(コントローラ)内に設
定された機能部の機能として表現することもできる(機
能部の存在)。勿論、本発明の目的は、明記されたもの
に限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現さ
れたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
さらに、本発明は、運転動作の報知、矯正方法というよ
うに、制御方法として表現することも可能である。
プ群)あるいはセンサやスイッチ等の各種部材は、その
機能の上位表現に手段の名称を付して表現することがで
きる。また、フロ−チャ−トに示す各ステップ(ステッ
プ群)の機能は、制御ユニット(コントローラ)内に設
定された機能部の機能として表現することもできる(機
能部の存在)。勿論、本発明の目的は、明記されたもの
に限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現さ
れたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
さらに、本発明は、運転動作の報知、矯正方法というよ
うに、制御方法として表現することも可能である。
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、車載機器側
の全体ブロック図。
の全体ブロック図。
【図2】本発明の一実施形態を示すもので、車外機器側
の全体ブロック図。
の全体ブロック図。
【図3】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図4】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図5】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図6】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図7】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図8】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図9】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図10】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図11】図5における制御内容を図式的に示すタイム
チャート。
チャート。
【図12】本発明の制御例を示すフローチャート。
【図13】擬似運転装置の一例を示す簡略側面図。
U1:制御ユニット(車載機器側) U2:制御ユニット(車外機器側) SG:センサ群 A1〜F1:評価値(検出値に基づいて得られる値) A0〜F0:基準値 A〜F:妥当性判定値 1:ドライバ(書き込み用) 2:記憶媒体 11:ドライバ(読み込み用) 12:表示画面(報知手段) 13:アクチュエータ(外部駆動力発生用) 14:スピーカ(報知手段)
Claims (12)
- 【請求項1】車両に搭載され、運転者の運転動作に応じ
て変化される検出値を検出するセンサを有すると共に該
検出値を車外に送出する送出手段を有する車載機器と、 車外に設けられた車外機器と、を備え、前記車外機器
が、 基準値を記憶すると共に、前記送出手段を介して受け取
った前記検出値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記基準値と検出値とを
比較して運転動作の妥当性を決定する妥当性決定手段
と、 前記妥当性決定手段で決定された前記妥当性を報知する
報知手段と、を備えていることを特徴とする車両用運転
特性報知装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記車外機器が、擬似運転装置をさらに有しており、 前記報知手段が、前記擬似運転装置に設けられている、
ことを特徴とする車両用運転動作の矯正装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記検出値が、検出時点での車両位置と共に前記記憶手
段に記憶されており、 前記擬似運転装置が、前記記憶されている車両位置を地
図情報と共に表示する表示画面を有している、ことを特
徴とする車両用運転動作の矯正装置。 - 【請求項4】請求項3において、 前記表示画面に表示される前記地図情報が、前記検出値
が得られたときの実際の車両を運転したときの運転者の
前方風景を再現するように表示される、ことを特徴とす
る車両用運転動作の矯正装置。 - 【請求項5】請求項2ないし請求項4のいずれか1項に
おいて、 前記車外機器が、運転動作の矯正のための動作を前記擬
似運転装置に行わせる矯正手段を備えている、ことを特
徴とする車両用運転動作の矯正装置。 - 【請求項6】請求項5において、 前記矯正手段が、前記妥当性決定手段により妥当性が低
いと決定される要因となる運転動作が行われたタイミン
グにおいて、前記擬似運転装置から警報を発生させるよ
うに設定されている、ことを特徴とする車両用運転動作
の矯正装置。 - 【請求項7】請求項5または請求項6において、 前記矯正手段が、妥当性のある運転動作となるように、
前記擬似運転装置における少なくとも一部の運転操作系
に強制的に外部駆動力を与えるように設定されている、
ことを特徴とする車両用運転動作の矯正装置。 - 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
おいて、 前記検出値が、検出時点での車両位置をその周辺道路状
況と共に前記記憶手段に記憶されており、 前記妥当性決定手段により決定される運転動作の妥当性
が、前記記憶されている周辺道路状況に応じて補正され
る、ことを特徴とする車両用運転動作の矯正装置。 - 【請求項9】請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
おいて、 前記検出値が、検出時点での自車両の周辺に位置する周
辺車両状況と共に前記記憶手段に記憶されており、 前記妥当性決定手段により決定される運転動作の妥当性
が、前記記憶されている周辺車両状況に応じて補正され
る、ことを特徴とする車両用運転動作の矯正装置。 - 【請求項10】請求項1において、 前記検出値として、車両の前後G、車両の横G、ハンド
ル操作状況、ブレーキ操作状況、アクセル操作状況、ウ
インカ操作状況、警報ホーンの操作状況、車速変化状況
の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする車両用運転
特性報知装置。 - 【請求項11】請求項1において、 前記送出手段が、携帯可能な記憶媒体に記憶を行わせる
書き込み装置とされており、 前記車外機器が、前記記憶媒体の記憶内容を読み込むた
めの読み込み装置を有している、ことを特徴とする車両
用運転動作の矯正装置。 - 【請求項12】請求項1において、 前記送出手段が、無線による送信装置とされており、 前記車外機器が、前記送信装置からの送信信号を受信す
る受信装置を有している、ことを特徴とする車両用運転
動作の矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35189199A JP2001166677A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 車両用運転動作の矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35189199A JP2001166677A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 車両用運転動作の矯正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001166677A true JP2001166677A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18420330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35189199A Pending JP2001166677A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 車両用運転動作の矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001166677A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005003527A (ja) * | 2003-06-12 | 2005-01-06 | Denso Corp | 車両用走行状態評価装置 |
JP2005010877A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 運転状況判定装置及び運転状況判定方法 |
WO2007091710A1 (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | ハイブリッド車用電池寿命評価装置 |
JP2010256712A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Honda Motor Co Ltd | 運転訓練装置 |
JP2012064126A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Yupiteru Corp | ドライブレコーダ |
JP2012133023A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Dig Spice Co Ltd | 車両走行再現評価装置 |
-
1999
- 1999-12-10 JP JP35189199A patent/JP2001166677A/ja active Pending
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WO2007091710A1 (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | ハイブリッド車用電池寿命評価装置 |
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CN101384448B (zh) * | 2006-02-10 | 2011-03-23 | 丰田自动车株式会社 | 混合动力车辆电池寿命评估设备 |
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