JP2001166038A - レーダ識別装置 - Google Patents

レーダ識別装置

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JP2001166038A
JP2001166038A JP35358099A JP35358099A JP2001166038A JP 2001166038 A JP2001166038 A JP 2001166038A JP 35358099 A JP35358099 A JP 35358099A JP 35358099 A JP35358099 A JP 35358099A JP 2001166038 A JP2001166038 A JP 2001166038A
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JP
Japan
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radar
prf
data
precision
platform
Prior art date
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JP35358099A
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Yukihiko Kobayashi
幸彦 小林
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーダ波を受信分析することにより電波源のプ
ラットフォームを短時間に特定できる簡素な規模による
レーダ識別装置を提供する。 【解決手段】受信回路1はレーダ波6を受信しレーダパ
ルス7を出力する。PRF精密分析回路2はレーダパル
ス7のパルス繰り返し周波数であるPRFを精密に分析
しPRFデータ8を出力する。プラットフォーム別精密
PRF電波ライブラリ記憶回路5は予め測定したレーダ
の精密PRFのデータを記憶し、精密PRFデータ10
を出力する。識別照合回路3はPRFデータ8と精密P
RFデータ10とを比較照合し識別データ9を出力す
る。プラットフォーム識別結果出力回路4は識別データ
9からプラットフォームを識別判定しプラットフォーム
識別結果データ11を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーダ識別装置に関
し、特にレーダ電波源のプラットフォーム識別を行うレ
ーダ識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、航空機や船舶にレーダが多数搭載
されており、これらレーダからの電波源がいずれの航空
機、船舶からのものかを識別し同定することが必要にな
ってきている。このためレーダ波を受信し、これを分析
識別するために、予め蓄えておいた様々な電波発射源の
レーダ波の特徴データに基づいて、これを識別するレー
ダ識別装置が要求される。
【0003】このレーダ波を識別するために、例えば周
波数、パルス幅、パルス繰り返し周波数、占有周波数帯
域幅、変調型式、偏波、アンテナ回転数等の諸元のいず
れかを識別するのが一般的である。
【0004】このようなレーダ識別技術の一例として、
特開平9−264946号公報記載の「レーダ識別装置
並びにその識別方法」が知られている。
【0005】この公報では、複数の電波発射源の周波
数、パルス幅、パルス繰り返し周波数、占有周波数帯域
幅、変調型式、偏波、アンテナ回転数等の各諸元情報を
各電波発射源毎に識別テーブルとして格納し、重要な電
波諸元から抽出し、重要度順にグループ化と比較を行
い、このグループ化した諸元が一致すれば電波放射源を
特定する技術が記載されている。
【0006】また、特に受信されたレーダ波のパルス繰
り返し周波数(PRF)を分析し、この分析したPRF
と予め内蔵したレーダ型式電波ライブラリのデータとを
識別照合し、レーダの型式名を出力する装置が有る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレーダ
識別装置は、レーダ電波の諸元を重要度の高い順番にグ
ループ化し、判定も各グループ順に行うので装置の複雑
化と判定時間が長くなるという欠点を有している。
【0008】また、PRF分析結果とレーダ型式電波ラ
イブラリのデータとによる識別照合のため、受信した電
波のレーダ型式名は識別できてもこのレーダを搭載して
いるプラットフォームが識別できないという欠点を有し
ている。
【0009】本発明の目的は、レーダ波を受信分析する
ことにより電波源のプラットフォームを短時間に特定で
きる簡素な規模のレーダ識別装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のレーダ識別装置
は、受信したレーダ波のパルス繰り返し周波数を精密に
測定分析し、予め登録した精密レーダ電波ライブラリの
パルス繰り返し周波数と比較照合し識別することで、前
記レーダ波の電波源を搭載するプラットフォームの識別
と同定を行うことを特徴としている。
【0011】レーダ波を受信し、レーダパルスを出力す
る受信回路と;前記レーダパルスのパルス繰り返し周波
数であるPRF(Pulse Repetitive
Frequency)を精密に分析し、PRFデータを
出力するPRF精密分析回路と;予め測定したレーダの
精密PRFのデータを記憶し、精密PRFデータを出力
するプラットフォーム別精密PRF電波ライブラリ記憶
回路と;前記PRFデータと前記精密PRFデータとを
比較照合し、識別データを出力する識別照合回路と;前
記識別データからプラットフォームを識別判定し、プラ
ットフォーム識別結果データを出力するプラットフォー
ム識別結果出力回路と;を備えたことを特徴としてい
る。
【0012】前記PRF精密分析回路は、前記レーダパ
ルスのパルス間隔を、高精度高安定度のクロックパルス
により駆動される多段カウンタで計数するように構成し
たことを特徴としている。
【0013】前記プラットフォーム別精密PRF電波ラ
イブラリ記憶回路は、前記レーダパルスのPRFに対応
するレーダの型式と電波源プラットフォームのデータを
記憶したことを特徴としている。
【0014】前記プラットフォーム別精密PRF電波ラ
イブラリ記憶回路は、不揮発性メモリにより構成したこ
とを特徴としている。
【0015】また、レーダ識別装置を搭載した移動体を
特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明のレーダ識別装置の一つの実
施の形態を示すブロック図である。
【0018】図1に示す本実施の形態は、レーダ波6を
受信しレーダパルス7を出力する受信回路1と、レーダ
パルス7のパルス繰り返し周波数であるPRF(Pul
seRepetitive Frequency)を精
密に分析しPRFデータ8を出力するPRF精密分析回
路2と、予め測定したレーダの精密PRFのデータを記
憶し、精密PRFデータ10を出力するプラットフォー
ム別精密PRF電波ライブラリ記憶回路5と、PRFデ
ータ8と精密PRFデータ10とを比較照合し識別デー
タ9を出力する識別照合回路3と、この識別データ9か
らプラットフォームを識別判定しプラットフォーム識別
結果データ11を出力するプラットフォーム識別結果出
力回路4とから構成されている。
【0019】ここでプラットフォームとはレーダを搭載
している航空機や船舶を示す。
【0020】次に、図1を参照して本実施の形態の動作
をより詳細に説明する。
【0021】受信回路1は到来するレーダ波6を受信復
調してレーダパルス7を出力する。
【0022】PRF精密分析回路2はレーダ波6の精密
PRFを計測し、PRFの0.001%台のPRF精密
分析によってレーダ送信機固有の特徴を抽出する。プラ
ットフォーム別精密PRF電波ライブラリ記憶回路5
は、あらかじめ測定したレーダの精密PRFを0.00
1%台でレーダのプラットフォーム別に記録し、精密P
RFデータ10として識別照合回路3に出力する。
【0023】次にPRF精密分析回路2の動作を説明す
る。
【0024】レーダはパルスを一定の間隔で送信するた
め水晶振動子を使用した水晶発信器を送信機に使用して
いる。このため同一型式のレーダ送信機でも水晶振動子
の特性によりパルス繰り返し周波数PRFが送信機毎に
異なっている。具体的にはPRF1000Hzの同一型
式のレーダでも、レーダAは1000.01Hz、レー
ダBは999.99Hz、レーダCは1000.02H
zというようにPRFで0.001%程度の差異が存在
する。
【0025】本発明のPRF精密分析回路はPRFを精
密に計測することによりこの送信機毎のPRF特性を計
測し、その差異から電波源のレーダのプラットフォーム
を特定する。PRF精密測定はレーダパルス7のパルス
間隔をより高精度の安定したパルスカウンタで計測する
ため、所望精度が得られるカウンタ段数と高精度高安定
度の高周波数のクロックパルスが要求される。
【0026】上述したように、受信したレーダ波6をパ
ルス繰り返し周波数PRFで識別することで、電波源の
レーダ型式のみではなく電波源のレーダを搭載している
航空機や艦船等のプラットフォームを識別するもので、
受信したレーダ波6を精密分析するPRF精密分析回路
2と、プラットフォーム別精密PRF電波ライブラリ記
憶回路5とを設け、各々が出力するPRFデータ8と精
密PRFデータ10とを識別照合回路3により照合する
ことで、電波源のプラットフォームを識別し特定するこ
とができる。すなわち、PRF精密分析回路2はレーダ
送信機の固有のPRFを抽出し、プラットフォーム別精
密PRF電波ライブラリ記憶回路5の精密PRFデータ
10と比較照合することで、レーダの型式を識別するだ
けでなく電波源のプラットフォームを特定する動作を実
行する。
【0027】なお、プラットフォーム別精密PRF電波
ライブラリ記憶回路5はレーダパルス7のPRFに対応
するレーダの型式と電波源プラットフォームのデータを
不揮発性メモリであるROM、特にPROMやEPRO
Mに記憶している。
【0028】上述のレーダ識別装置は、空港や艦船指令
所等に固定的に設置されるだけでなく、航空機や艦船自
体に設置されることもある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーダ識
別装置は、受信したレーダ波をレーダ送信機固有のPR
F精密分析と精密PRF電波ライブラリとの識別結果に
よりレーダ波の出力パルス繰り返し周波数(PRF)に
より識別することができるので、受信したレーダ波から
電波源のプラットフォームを短時間に識別できるという
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーダ識別装置の一つの実施の形態を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信回路 2 PRF精密分析回路 3 識別照合回路 4 プラットフォーム識別結果出力回路 5 プラットフォーム別精密PRF電波ライブラリ記
憶回路 6 レーダ波 7 レーダパルス 8 PRFデータ 9 識別データ 10 精密PRFデータ 11 プラットフォーム識別結果データ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したレーダ波のパルス繰り返し周波
    数を精密に測定分析し、予め登録した精密レーダ電波ラ
    イブラリのパルス繰り返し周波数と比較照合し識別する
    ことで、前記レーダ波の電波源を搭載するプラットフォ
    ームの識別と同定を行うことを特徴とするレーダ識別装
    置。
  2. 【請求項2】 レーダ波を受信し、レーダパルスを出力
    する受信回路と;前記レーダパルスのパルス繰り返し周
    波数であるPRF(Pulse Repetitive
    Frequency)を精密に分析し、PRFデータ
    を出力するPRF精密分析回路と;予め測定したレーダ
    の精密PRFのデータを記憶し、精密PRFデータを出
    力するプラットフォーム別精密PRF電波ライブラリ記
    憶回路と;前記PRFデータと前記精密PRFデータと
    を比較照合し、識別データを出力する識別照合回路と;
    前記識別データからプラットフォームを識別判定し、プ
    ラットフォーム識別結果データを出力するプラットフォ
    ーム識別結果出力回路と;を備えたことを特徴とするレ
    ーダ識別装置。
  3. 【請求項3】 前記PRF精密分析回路は、前記レーダ
    パルスのパルス間隔を、高精度高安定度のクロックパル
    スにより駆動される多段カウンタで計数するように構成
    したことを特徴とする請求項2記載のレーダ識別装置。
  4. 【請求項4】 前記プラットフォーム別精密PRF電波
    ライブラリ記憶回路は、前記レーダパルスのPRFに対
    応するレーダの型式と電波源プラットフォームのデータ
    を記憶したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載
    のレーダ識別装置。
  5. 【請求項5】 前記プラットフォーム別精密PRF電波
    ライブラリ記憶回路は、不揮発性メモリにより構成した
    ことを特徴とする請求項4記載のレーダ識別装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のレ
    ーダ識別装置を搭載したことを特徴とする移動体。
JP35358099A 1999-12-13 1999-12-13 レーダ識別装置 Pending JP2001166038A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044031A (ja) * 2008-07-15 2010-02-25 Nittobo Acoustic Engineering Co Ltd 航空機の識別方法、並びにそれを用いた航空機騒音の測定方法及び信号判定方法
KR102208365B1 (ko) * 2019-09-20 2021-01-27 국방과학연구소 레이더 위상 교정 시스템, 레이더 펄스반복주파수 동기화 방법, 그 방법을 프로세서가 수행하도록 하기 위한 명령어를 포함하는 컴퓨터 판독 가능한 기록매체 및 컴퓨터 프로그램

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020917