JP2001165485A - ファンコイルユニット - Google Patents

ファンコイルユニット

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JP2001165485A
JP2001165485A JP34681499A JP34681499A JP2001165485A JP 2001165485 A JP2001165485 A JP 2001165485A JP 34681499 A JP34681499 A JP 34681499A JP 34681499 A JP34681499 A JP 34681499A JP 2001165485 A JP2001165485 A JP 2001165485A
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JP
Japan
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motor
fan
heat exchange
blowers
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP34681499A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kimura
恵一 木村
Tamon Kiyotaki
多門 清滝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Kohki Co Ltd
Original Assignee
Kimura Kohki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kimura Kohki Co Ltd filed Critical Kimura Kohki Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機の故障を自動的に検知でき安全性に優
れたファンコイルユニットを得る。 【構成】 ケーシング1内に、熱交換コイル2を設けか
つ送風機3を複数段・複数列で多数設ける。これらの送
風機3を、各々別個に駆動するDCモータ4付きファン
5とする。これらのDCモータ4に、モータ故障を報せ
る警報手段を、各々別個に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンコイルユニットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファンコイルユニットは、送風機
が少数(例えば二つ)であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多数の送風機
を設けた場合、例えば1台の送風機が故障してもわから
ず、不便で、安全性に欠ける面もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
課題を解決するためにケーシング内に、熱交換コイルを
設けかつ送風機を複数段・複数列で多数設け、これらの
送風機を、各々別個に駆動するDCモータ付きファンと
し、これらのDCモータに、モータ故障を報せる警報手
段を、各々別個に設けたものである。さらに、熱交換コ
イルの伝熱管を楕円管とした。
【0005】
【実施例】図1〜図3は、本発明の天井設置形のファン
コイルユニットの一実施例を示し、このファンコイルユ
ニットは、中空状のケーシング1内に、熱交換コイル2
を設けかつ送風機3を複数段・複数列で多数設け、これ
らの送風機3を、各々別個に駆動するDCモータ4付き
ファン5とする。送風機3は垂直方向に複数段・複数列
で別個に着脱自在として設けて、送風機3が故障した
り、熱交換コイル2をメンテナンスする場合に作業が容
易となるようにする。
【0006】具体的には、ケーシング1内に、熱交換コ
イル2を設けた熱交換室6と、この熱交換室6に連通す
る送風機室7と、を隣接形成し、この送風機室7に送風
機3を縦複数段でかつ横複数列で別個に着脱自在として
設ける。ケーシング1には、送風機室7と連通する吸込
口10と、熱交換室6と連通する給気口11と、を形成
する。図例では、送風機3を上下段より左右列に多く配
置してあり、上下複数段(2段)でかつ左右複数列(5
列)とし、これらの送風機位置に対応させて、熱交換室
6と連通する開口部8を、送風機室7の熱交換室隣接面
に形成し、これらの開口部8に送風機3を別個に着脱自
在として取付ける。
【0007】送風機3が押込み式のときでは給気口11
から遠ざかり騒音の低減が図れる。送風機3と開口部8
は、熱交換コイル2の空気出入口面に対して図のように
格子状に配置する。なお、送風機3の個数は図例に限定
されず増減は自由であり、送風機3と開口部8は、熱交
換コイル2の空気出入口面に対して千鳥状に配置しても
よい。送風機3の駆動によって、空気(還気)はフィル
タ9を介して吸込口10から吸込まれ、熱交換コイル2
で加熱又は冷却されて、複数の給気口11に送られる。
給気口11はダクト12を介して天井板などに設置され
た図示省略の吹出口に接続し、温風又は冷風を室内など
に給気する。なお、全図面中の実線と点線の白抜き矢印
は気流方向を示している。
【0008】ファン5は小型ファンとし、ファンコイル
ユニット全体のコンパクト化と省電力化・省コスト化を
図り、振動や騒音を小さくしてケーシングの簡略化と製
品コストの削減を図る。室内などの直近への給気で高静
圧を必要としないファンコイルユニットであれば、従来
の少数の大型送風機に代えてそれに相当する総風量を得
ることのできる多数(例えば、従来送風機数の2倍以上
で少なくとも段数と列数の和が4好ましくは5以上)の
DCモータ4付き小型ファン5を用いることにより、送
風機全体の消費電力と部品コストを削減することができ
る。しかも、小型ファン5なので騒音や振動の防止のた
めにケーシング1の厚みや強度、重量を大きくせずとも
すむ。さらに、送風機3を押込み式としても熱交換コイ
ル2全体に均等に送風できる。モータは、例えば大型の
三相200Vのモータに代えて仕事効率が良く消費電力
の少ない小型の単相100Vの長寿命であるブラシレス
DCモータを多数使用する。
【0009】図4に示すように、各DCモータ4には、
モータ故障を報せる警報手段Eを、各々別個に設ける。
警報手段Eは、モータ回転を検出する検出器15と、モ
ータに回転信号を出し検出器15からの信号によりモー
タ回転異常を識別する駆動回路16と、駆動回路16か
らの異常信号によりモータ回転異常を報せる警報器17
と、を備えている。例えばファンコイルの運転中に、故
障によりあるDCモータ4の回転が停止すると、警報器
17が、どのDCモータ4が故障したかを報せる。これ
により、停止した送風機3から空気が逆流して能力低下
したまま運転する無駄や危険を避けることができる。こ
の場合、検出器15はモータの回転の有無を検出する機
能を有するだけでよく、検出器15や駆動回路16を簡
略化できる。また、検出器15が、モータ回転速度を検
出する機能を有するものとした場合、検出器15をモー
タ回転異常判別とモータ回転速度のフィードバックに兼
用でき、高精度な制御を行える。例えば、モータの回転
が停止しなくても、駆動回路16からの回転速度指令値
と検出器15からの回転速度検出値を比較して過大・過
小な回転をする異常なDCモータ4を報せることもでき
る。
【0010】駆動回路16はマイコンなどにて構成し、
制御器18からの信号にて、モータ4に回転速度を指令
し無段階又は段階的に風量調整する。無段階で回転速度
を変更できる駆動回路16とすれば、送風機自体で風量
調節してきめ細かく空調でき、極微風運転なども容易で
あり、ダンパを用いないので圧力損失がない。なお、警
報手段Eは、個々のDCモータ4の回転異常や異常停止
などの故障を報せる機能があればよく、上述の構成のも
のに限定されず変更は自由である。
【0011】図1〜図3のファンコイルユニットは天井
設置形であるが、図5と図6のように床置形としてもよ
く、この場合、送風機3を左右列より上下段に多く配置
してある。
【0012】なお、前記各実施例において、送風機3は
押込み式となっているが吸込み式としてもよい。さら
に、前記各実施例において、多数の送風機3を水平方向
に複数段・複数列で別個に着脱自在として設けてもよ
い。例えば前記各実施例のファンコイルユニットを水平
軸心廻りに90度回転させて、送風機3が前後左右に複
数段・複数列となるようにする。
【0013】前記各実施例において、図7に示すよう
に、熱交換コイル2の伝熱管14は、径方向切断面が楕
円形の楕円管に形成する。この楕円形の長径方向は空気
抵抗を下げるために送風方向Aと略平行となるようにす
るのが最も好ましいが、略平行でなくてもよい。このよ
うに伝熱管14の断面を形状抗力の小さい楕円形にして
あるので、円形伝熱管の場合よりも、通風抵抗が小さく
て圧力損失が減少し、伝熱管14における空気流との接
触面積(伝熱面積)が増加し、伝熱量・交換熱量がアッ
プする。しかも、一層小型のDCモータ4付きファン5
を用いたり、その数を減らすことができる.なお、伝熱
管14は円形管でもよい。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明では、いちいち定期的に
点検せずとも、どの送風機3が故障しているかが識別で
きて便利であり、メンテナンスが容易で安全性に優れ
る。請求項2の発明では、圧力損失が減少して小型の送
風機を用いることができコンパクト化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】送風機の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図6】図5のY−Y線断面図である。
【図7】熱交換コイルの要部断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 熱交換コイル 3 送風機 4 モータ 5 ファン 14 伝熱管 E 警報手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング1内に、熱交換コイル2を設
    けかつ送風機3を複数段・複数列で多数設け、これらの
    送風機3を、各々別個に駆動するDCモータ4付きファ
    ン5とし、これらのDCモータ4に、モータ故障を報せ
    る警報手段Eを、各々別個に設けたことを特徴とするフ
    ァンコイルユニット。
  2. 【請求項2】 熱交換コイル2の伝熱管14を楕円管と
    した請求項1記載のファンコイルユニット。
JP34681499A 1999-12-06 1999-12-06 ファンコイルユニット Pending JP2001165485A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015057576A (ja) * 2013-08-13 2015-03-26 木村工機株式会社 外気冷房機能付空調機
CN107355881A (zh) * 2017-08-25 2017-11-17 山西彩云归科技有限公司 室内空气净化方法和装置
CN107449102A (zh) * 2017-06-28 2017-12-08 深圳达实智能股份有限公司 医院风机盘管故障自诊方法、装置和可读存储介质

Cited By (4)

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CN107449102B (zh) * 2017-06-28 2019-12-06 深圳达实智能股份有限公司 医院风机盘管故障自诊方法、装置和可读存储介质
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