JP2001164282A - 高潤滑性グリース - Google Patents
高潤滑性グリースInfo
- Publication number
- JP2001164282A JP2001164282A JP35038599A JP35038599A JP2001164282A JP 2001164282 A JP2001164282 A JP 2001164282A JP 35038599 A JP35038599 A JP 35038599A JP 35038599 A JP35038599 A JP 35038599A JP 2001164282 A JP2001164282 A JP 2001164282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grease
- solid lubricant
- lubricating grease
- highly lubricating
- highly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高硬度鋼に対する腐食性がない高潤滑性グリー
スを廉価に提供する。 【解決手段】グリース中に固体潤滑剤を含有する高潤滑
性グリースであり、固体潤滑剤としてポリアミド、ポリ
イミド、高密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合
成樹脂を採用する。これらの合成樹脂は、固体潤滑剤と
して採用されているポリテトラフルオロエチレンに比較
して廉価で、かつ、腐食性成分の発生が皆無である。
スを廉価に提供する。 【解決手段】グリース中に固体潤滑剤を含有する高潤滑
性グリースであり、固体潤滑剤としてポリアミド、ポリ
イミド、高密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合
成樹脂を採用する。これらの合成樹脂は、固体潤滑剤と
して採用されているポリテトラフルオロエチレンに比較
して廉価で、かつ、腐食性成分の発生が皆無である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリース中に固体
潤滑剤を含有する高潤滑性グリースに関する。
潤滑剤を含有する高潤滑性グリースに関する。
【0002】
【従来の技術】グリースには、特開昭61−12791
号公報にて固体潤滑剤含有グリースとして提案されてい
るように、グリース中に固体潤滑剤を含有する高潤滑性
グリースがある。この高潤滑性グリースは、鋼系金属材
料からなる高硬度の金属部品に対して優れた潤滑性能を
発揮するものであり、従来は、固体潤滑剤としてはポリ
テトラフルオロエチレンを主成分とする1または複数の
物質を採用している。
号公報にて固体潤滑剤含有グリースとして提案されてい
るように、グリース中に固体潤滑剤を含有する高潤滑性
グリースがある。この高潤滑性グリースは、鋼系金属材
料からなる高硬度の金属部品に対して優れた潤滑性能を
発揮するものであり、従来は、固体潤滑剤としてはポリ
テトラフルオロエチレンを主成分とする1または複数の
物質を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報にて提案されている高潤滑性グリースにおいては、ポ
リテトラフルオロエチレンを固体潤滑剤の主体とするも
のであって、ポリテトラフルオロエチレンはグリース自
体に比較して極めて高価であることから、固体潤滑剤
(ポリテトラフルオロエチレン)を含有しない通常のグ
リースに比較して相当高価なものとなっている。
報にて提案されている高潤滑性グリースにおいては、ポ
リテトラフルオロエチレンを固体潤滑剤の主体とするも
のであって、ポリテトラフルオロエチレンはグリース自
体に比較して極めて高価であることから、固体潤滑剤
(ポリテトラフルオロエチレン)を含有しない通常のグ
リースに比較して相当高価なものとなっている。
【0004】また、高潤滑性グリースに限らず通常のグ
リースには水分を吸収する性質があり、グリースはその
使用中に水分を吸収してエマルジョンの状態で取り込
む。このため、固体潤滑剤としてポリテトラフルオロエ
チレンを含有する高潤滑性グリースにあっては、取り込
まれた水分が高い摩擦熱の下でポリテトラフルオロエチ
レンと徐々に反応してフッ化水素を生成させる。生成し
たフッ化水素は、被潤滑部品である高硬度の金属部品、
例えばステンレス製のベアリング等に作用して、表面の
不動体皮膜を破壊して内部の腐食を助長し、腐食生成物
が金属部品から離脱してグリース内に混入する。従っ
て、当該高潤滑性グリースは、被潤滑部品を腐食するお
それがあるとともに、被潤滑部品を腐食生成物により摩
耗させるおそれがある。
リースには水分を吸収する性質があり、グリースはその
使用中に水分を吸収してエマルジョンの状態で取り込
む。このため、固体潤滑剤としてポリテトラフルオロエ
チレンを含有する高潤滑性グリースにあっては、取り込
まれた水分が高い摩擦熱の下でポリテトラフルオロエチ
レンと徐々に反応してフッ化水素を生成させる。生成し
たフッ化水素は、被潤滑部品である高硬度の金属部品、
例えばステンレス製のベアリング等に作用して、表面の
不動体皮膜を破壊して内部の腐食を助長し、腐食生成物
が金属部品から離脱してグリース内に混入する。従っ
て、当該高潤滑性グリースは、被潤滑部品を腐食するお
それがあるとともに、被潤滑部品を腐食生成物により摩
耗させるおそれがある。
【0005】従って、本発明の目的は、従来の高潤滑性
グリースが有するこれらの問題に対処することにあり、
被潤滑部品に対する腐食性がない高潤滑性グリースを提
供すること、さらには、このような特性を有する高潤滑
性グリースを、従来のこの種の高潤滑性グリースに比較
して廉価に提供することにある。
グリースが有するこれらの問題に対処することにあり、
被潤滑部品に対する腐食性がない高潤滑性グリースを提
供すること、さらには、このような特性を有する高潤滑
性グリースを、従来のこの種の高潤滑性グリースに比較
して廉価に提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、グリース中に
固体潤滑剤を含有する高潤滑性グリースに関するもの
で、本発明に係る高潤滑性グリースにおいて、前記固体
潤滑剤は、ポリアミド、ポリイミド、高密度のポリオレ
フィン、ポリエステルの群から選択された1または複数
の合成樹脂であることを特徴とするものである。本発明
に係る高潤滑性グリースにおける固体潤滑剤としては、
ナイロン等の脂肪族ポリアミドや芳香族ポリアミド、高
密度ポリエチレンやポリプロピレン、ジアリルフタレー
ト樹脂等の合成樹脂を挙げることができる。
固体潤滑剤を含有する高潤滑性グリースに関するもの
で、本発明に係る高潤滑性グリースにおいて、前記固体
潤滑剤は、ポリアミド、ポリイミド、高密度のポリオレ
フィン、ポリエステルの群から選択された1または複数
の合成樹脂であることを特徴とするものである。本発明
に係る高潤滑性グリースにおける固体潤滑剤としては、
ナイロン等の脂肪族ポリアミドや芳香族ポリアミド、高
密度ポリエチレンやポリプロピレン、ジアリルフタレー
ト樹脂等の合成樹脂を挙げることができる。
【0007】本発明に係る高潤滑性グリースは、固体潤
滑剤としてこれらの合成樹脂の1種または複数種を含有
するもので、その含有量は、グリース100重量部に対
して1重量部〜50重量部であることが好ましい。
滑剤としてこれらの合成樹脂の1種または複数種を含有
するもので、その含有量は、グリース100重量部に対
して1重量部〜50重量部であることが好ましい。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明に係る高潤滑性グリースに
おいては、固体潤滑剤としてポリアミド、ポリイミド、
高密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合成樹脂の
少なくとも1種を採用している。これらの合成樹脂から
なる固体潤滑剤は、従来公知の高潤滑性グリースの固体
潤滑剤として採用しているポリテトラフルオロエチレン
に比較して安価である。また、これらの固体潤滑剤であ
る合成樹脂は、使用中に発生する摩擦熱による高温下に
おいても水分との反応性が皆無または極めて乏しくて、
被潤滑部品に対して腐食作用を行うような有害物質を生
成することがない。従って、本発明に係る高潤滑性グリ
ースは、被潤滑部品を腐食することがなく、かつ、腐食
生成物質に起因して摩耗を促進させることがないグリー
スであって、しかも廉価に提供することができるもので
ある。
おいては、固体潤滑剤としてポリアミド、ポリイミド、
高密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合成樹脂の
少なくとも1種を採用している。これらの合成樹脂から
なる固体潤滑剤は、従来公知の高潤滑性グリースの固体
潤滑剤として採用しているポリテトラフルオロエチレン
に比較して安価である。また、これらの固体潤滑剤であ
る合成樹脂は、使用中に発生する摩擦熱による高温下に
おいても水分との反応性が皆無または極めて乏しくて、
被潤滑部品に対して腐食作用を行うような有害物質を生
成することがない。従って、本発明に係る高潤滑性グリ
ースは、被潤滑部品を腐食することがなく、かつ、腐食
生成物質に起因して摩耗を促進させることがないグリー
スであって、しかも廉価に提供することができるもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る高潤滑性グリース
は、グリース中に固体潤滑剤であるポリアミド、ポリイ
ミド、高密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合成
樹脂を含有しているものである。本発明に係る高潤滑性
グリースにおいては、使用するグリースは特に限定され
るものではなく、各種の基油から調製される従来の各種
のグリースを採用することができる。グリースの基油と
しては、鉱油、オレフィン重合油等の合成油を採用する
ことができる。
は、グリース中に固体潤滑剤であるポリアミド、ポリイ
ミド、高密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合成
樹脂を含有しているものである。本発明に係る高潤滑性
グリースにおいては、使用するグリースは特に限定され
るものではなく、各種の基油から調製される従来の各種
のグリースを採用することができる。グリースの基油と
しては、鉱油、オレフィン重合油等の合成油を採用する
ことができる。
【0010】グリースの調製では、これらの基油に種々
の特性の添加剤、例えば増ちょう剤、油性剤、防錆剤、
酸化防止剤、粘着剤等が添加される。増ちょう剤は、基
油にグリース性状を付与するための重要な添加剤であ
り、例えばナトリウム石鹸、リチウム石鹸等の金属石
鹸、シリカゲル等の無機系非石鹸型増ちょう剤、その他
の有機系非石鹸型増ちょう剤等が使用される。
の特性の添加剤、例えば増ちょう剤、油性剤、防錆剤、
酸化防止剤、粘着剤等が添加される。増ちょう剤は、基
油にグリース性状を付与するための重要な添加剤であ
り、例えばナトリウム石鹸、リチウム石鹸等の金属石
鹸、シリカゲル等の無機系非石鹸型増ちょう剤、その他
の有機系非石鹸型増ちょう剤等が使用される。
【0011】本発明に係る高潤滑性グリースで採用する
固体潤滑剤は、微粒子状のポリアミド、ポリイミド、高
密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合成樹脂であ
り、例えば、平均粒子径が数μm〜数10μm程度の微
粒子状のものである。ポリアミドとしては、各種のナイ
ロン等の脂肪族ポリアミドや芳香族ポリアミドが採用さ
れ、高密度のポリオレフィンとしては、高密度ポリエチ
レンやポリプロピレン等が採用され、また、ポリエステ
ルとしては、ジアリルフタレート樹脂等が採用される。
固体潤滑剤としては、これらの合成樹脂の1種でもよく
または複数種でもよく、その含有量は、グリース100
重量部に対して1重量部〜50重量部である。
固体潤滑剤は、微粒子状のポリアミド、ポリイミド、高
密度のポリオレフィン、ポリエステル等の合成樹脂であ
り、例えば、平均粒子径が数μm〜数10μm程度の微
粒子状のものである。ポリアミドとしては、各種のナイ
ロン等の脂肪族ポリアミドや芳香族ポリアミドが採用さ
れ、高密度のポリオレフィンとしては、高密度ポリエチ
レンやポリプロピレン等が採用され、また、ポリエステ
ルとしては、ジアリルフタレート樹脂等が採用される。
固体潤滑剤としては、これらの合成樹脂の1種でもよく
または複数種でもよく、その含有量は、グリース100
重量部に対して1重量部〜50重量部である。
【0012】本発明に係る各種の高潤滑性グリースを調
製するには、公知の適宜の方法、例えば各種形式の混練
機を使用してグリースと固体潤滑剤である微粒子状の合
成樹脂を十分に混練して、固体潤滑剤である微粒子状の
合成樹脂をグリース中に均一に分散させる。具体的に
は、微粒子状の合成樹脂(固体潤滑剤)をグリースに添
加した状態で、混練機に投入してグリースと十分に混練
してもよく、また、混練機で混練中のグリースに微粒子
状の合成樹脂(固体潤滑剤)を添加して、合成樹脂(固
体潤滑剤)をグリースに十分に混練してもよい。
製するには、公知の適宜の方法、例えば各種形式の混練
機を使用してグリースと固体潤滑剤である微粒子状の合
成樹脂を十分に混練して、固体潤滑剤である微粒子状の
合成樹脂をグリース中に均一に分散させる。具体的に
は、微粒子状の合成樹脂(固体潤滑剤)をグリースに添
加した状態で、混練機に投入してグリースと十分に混練
してもよく、また、混練機で混練中のグリースに微粒子
状の合成樹脂(固体潤滑剤)を添加して、合成樹脂(固
体潤滑剤)をグリースに十分に混練してもよい。
【0013】得られた高潤滑性グリースは、固体潤滑剤
であるポリアミド、ポリイミド、高密度のポリオレフィ
ン、ポリエステル等の微粒子状の合成樹脂をグリース中
に均一に分散しているものであって、例えば、ステンレ
ス製のベアリングの潤滑用グリースとして好適に使用さ
れる。当該高潤滑性グリースは、ベアリングの軸受け作
用を円滑に維持する。また、当該高潤滑性グリースにお
いては、ベアリングを腐食させる成分を生成させること
がなく、ベアリングにおける腐食の発生が防止されると
ともに、ベアリングの腐食により発生する腐食生成物に
起因する、ベアリングにおける摩耗の発生が防止され
る。
であるポリアミド、ポリイミド、高密度のポリオレフィ
ン、ポリエステル等の微粒子状の合成樹脂をグリース中
に均一に分散しているものであって、例えば、ステンレ
ス製のベアリングの潤滑用グリースとして好適に使用さ
れる。当該高潤滑性グリースは、ベアリングの軸受け作
用を円滑に維持する。また、当該高潤滑性グリースにお
いては、ベアリングを腐食させる成分を生成させること
がなく、ベアリングにおける腐食の発生が防止されると
ともに、ベアリングの腐食により発生する腐食生成物に
起因する、ベアリングにおける摩耗の発生が防止され
る。
【0014】また、当該高潤滑性グリースは、固体潤滑
剤として採用される合成樹脂が、従来の高潤滑性グリー
スで採用しているポリテトラフルオロエチレンに比較し
て極めて安価であることから、従来の高潤滑性グリース
に比較して廉価に提供することができる利点がある。
剤として採用される合成樹脂が、従来の高潤滑性グリー
スで採用しているポリテトラフルオロエチレンに比較し
て極めて安価であることから、従来の高潤滑性グリース
に比較して廉価に提供することができる利点がある。
【0015】固体潤滑剤として採用される合成樹脂にお
いて、脂肪族ポリアミド、高密度のポリオレフィン等の
合成樹脂は極めて廉価であり、芳香族ポリアミドやポイ
リミドは熱劣化が小さくて耐熱性に優れ、また、ジアリ
ルフタレート樹脂は熱硬化性樹脂であって高荷重および
高摺動下における耐摩耗性に優れている。このため、脂
肪族ポリアミドや高密度のポリオレフィン等の合成樹脂
を固体潤滑剤とする高潤滑性グリースは価格の面で有利
あり、芳香族ポリアミドやポイリミド等の合成樹脂を固
体潤滑剤とする高潤滑性グリースは高熱状態となる分野
に適しており、かつ、ジアリルフタレート樹脂を固体潤
滑剤とする高潤滑性グリースは高荷重および高摺動とう
いう厳しい状態となる分野に適している。
いて、脂肪族ポリアミド、高密度のポリオレフィン等の
合成樹脂は極めて廉価であり、芳香族ポリアミドやポイ
リミドは熱劣化が小さくて耐熱性に優れ、また、ジアリ
ルフタレート樹脂は熱硬化性樹脂であって高荷重および
高摺動下における耐摩耗性に優れている。このため、脂
肪族ポリアミドや高密度のポリオレフィン等の合成樹脂
を固体潤滑剤とする高潤滑性グリースは価格の面で有利
あり、芳香族ポリアミドやポイリミド等の合成樹脂を固
体潤滑剤とする高潤滑性グリースは高熱状態となる分野
に適しており、かつ、ジアリルフタレート樹脂を固体潤
滑剤とする高潤滑性グリースは高荷重および高摺動とう
いう厳しい状態となる分野に適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10M 117/02 C10M 117/02 171/06 171/06 // C10N 10:02 C10N 10:02 20:00 20:00 C 20:06 20:06 Z 30:06 30:06 30:08 30:08 30:12 30:12 40:02 40:02 50:10 50:10
Claims (7)
- 【請求項1】グリース中に固体潤滑剤を含有する高潤滑
性グリースであり、前記固体潤滑剤は、ポリアミド、ポ
リイミド、高密度のポリオレフィン、ポリエステルの群
から選択された1または複数の合成樹脂であることを特
徴とする高潤滑性グリース。 - 【請求項2】請求項1に記載の高潤滑性グリースにおい
て、前記固体潤滑剤が脂肪族ポリアミドであることを特
徴とする高潤滑性グリース。 - 【請求項3】請求項1に記載の高潤滑性グリースにおい
て、前記固体潤滑剤が芳香族ポリアミドであることを特
徴とする高潤滑性グリース。 - 【請求項4】請求項1に記載の高潤滑性グリースにおい
て、前記固体潤滑剤が高密度ポリエチレンであることを
特徴とする高潤滑性グリース。 - 【請求項5】請求項1に記載の高潤滑性グリースにおい
て、前記固体潤滑剤がポリプロピレンであることを特徴
とする高潤滑性グリース。 - 【請求項6】請求項1に記載の高潤滑性グリースにおい
て、前記固体潤滑剤がジアリルフタレート樹脂であるこ
とを特徴とする高潤滑性グリース。 - 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6に記載
の高潤滑性グリースにおいて、前記固体潤滑剤である合
成樹脂の含有量は、グリース100重量部に対して1重
量部〜50重量部であることを特徴とする高潤滑性グリ
ース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35038599A JP2001164282A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 高潤滑性グリース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35038599A JP2001164282A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 高潤滑性グリース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001164282A true JP2001164282A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18410135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35038599A Pending JP2001164282A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 高潤滑性グリース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001164282A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6806239B2 (en) * | 2001-07-02 | 2004-10-19 | Hoshizaki Denki Co., Ltd. | High-lubricity grease and modifier for lubricating grease |
WO2020129587A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | Nokクリューバー株式会社 | 潤滑グリース組成物 |
US11149228B2 (en) | 2016-12-15 | 2021-10-19 | Aktiebolaget Skf | Grease compositions and method for making the same |
US11629307B2 (en) | 2016-12-15 | 2023-04-18 | Aktiebolaget Skf | Grease compositions and a method for making the same |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35038599A patent/JP2001164282A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6806239B2 (en) * | 2001-07-02 | 2004-10-19 | Hoshizaki Denki Co., Ltd. | High-lubricity grease and modifier for lubricating grease |
US11149228B2 (en) | 2016-12-15 | 2021-10-19 | Aktiebolaget Skf | Grease compositions and method for making the same |
US11629307B2 (en) | 2016-12-15 | 2023-04-18 | Aktiebolaget Skf | Grease compositions and a method for making the same |
WO2020129587A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | Nokクリューバー株式会社 | 潤滑グリース組成物 |
CN111684055A (zh) * | 2018-12-20 | 2020-09-18 | Nok克鲁勃株式会社 | 润滑脂组合物 |
US11414616B2 (en) | 2018-12-20 | 2022-08-16 | Nok Klueber Co., Ltd. | Lubricating grease composition |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6734147B2 (en) | Lubricant compositions and methods | |
US7767631B2 (en) | Lubricant compositions and methods | |
JP4883920B2 (ja) | グリース組成物および軸受 | |
US10273428B1 (en) | Lubricating greases containing solid lubricant blends | |
JP5652634B2 (ja) | 樹脂潤滑用グリース組成物 | |
US3652414A (en) | Anti-seize lubricating compound | |
US5332516A (en) | Friction reducing composition and lubricant for motors | |
JP4955321B2 (ja) | グリース組成物及び軸受 | |
JP4464495B2 (ja) | 樹脂用グリース組成物 | |
JP3527093B2 (ja) | グリース組成物 | |
JP2001164282A (ja) | 高潤滑性グリース | |
US20020198113A1 (en) | Lubricant compositions and methods | |
JP3223210B2 (ja) | シリコーングリース組成物 | |
US6806239B2 (en) | High-lubricity grease and modifier for lubricating grease | |
JP6822733B2 (ja) | 潤滑剤組成物 | |
RU2139920C1 (ru) | Пластичная смазка | |
WO1989012669A1 (en) | Lubricant composition for hot-rolling of steel | |
US3784472A (en) | Anti-corrosion lubricating compound | |
JPS6154080B2 (ja) | ||
US3642625A (en) | Anticorrosion lubricating compound | |
AU691758C (en) | Lubricant compositions and methods | |
CN108048173A (zh) | 一种润滑油组合物 | |
JPS60127395A (ja) | 耐熱性グリ−ス | |
JPS61145297A (ja) | 防錆潤滑剤 | |
JP2006096814A (ja) | 耐フレッチング性に優れるグリース組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091124 |