JP2001164220A - 紙工用接着剤 - Google Patents
紙工用接着剤Info
- Publication number
- JP2001164220A JP2001164220A JP34446399A JP34446399A JP2001164220A JP 2001164220 A JP2001164220 A JP 2001164220A JP 34446399 A JP34446399 A JP 34446399A JP 34446399 A JP34446399 A JP 34446399A JP 2001164220 A JP2001164220 A JP 2001164220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymerization
- pva
- mol
- adhesive
- vinyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
性および低温放置安定性に優れた紙工用接着剤を得るこ
と。 【解決手段】 1,2−グリコール結合を1.7モル%
以上含有するビニルアルコール系重合体を分散剤とし、
ビニルエステル系単量体単位を有する重合体を分散質と
する水性エマルジョンからなる紙工用接着剤。
Description
れ、さらに高速塗工性、耐水性、低温放置安定性にも優
れる紙工用接着剤および紙管用接着剤に関する。
VAと略記することがある)はエチレン性不飽和単量
体、特に酢酸ビニルに代表されるビニルエステル系単量
体の乳化重合用保護コロイドとして広く用いられてお
り、これを保護コロイドとして用いて乳化重合して得ら
れるビニルエステル系水性エマルジョンは紙用、木工用
およびプラスチック用などの各種接着剤、含浸紙用およ
び不織製品用などの各種バインダー、混和剤、打継ぎ
材、塗料、紙加工および繊維加工などの分野で広く用い
られている。このような水性エマルジョンは、PVA系
重合体のけん化度を調整することにより、一般的に粘度
が低く、ニュートニアン流動に近い粘性を有し、比較的
耐水性の良好なものから、一般的に粘度が高く、比較的
エマルジョン粘度の温度依存性が小さいものが得られる
ことから、種々の用途に賞用されてきた。しかしなが
ら、該水性エマルジョンのあるものは、流動性(高速塗
工性)が不足している、また耐水性が悪い、エマルジョ
ン粘度の温度依存性が大きい、低温時のエマルジョン粘
度の上昇が著しいなどの欠点を有しており、これらの性
質は乳化重合に用いたPVA系重合体に依るところが大
であることが知られている。
A系重合体は、一般的には鹸化度98モル%程度のいわ
ゆる“完全鹸化PVA”と鹸化度88モル%程度の“部
分鹸化PVA”があり、前者を使用した場合、比較的耐
水性および流動性(高速塗工性)は良好なものの、低温
放置時のエマルジョン粘度の上昇が著しく、ゲル化し易
いという欠点がある。他方、後者のPVA系重合体を使
用した場合、エマルジョンの低温時の粘度上昇やゲル化
性向は改善されるものの耐水性に劣る欠点を有してい
る。このような欠点を改良するために、両者のPVA系
重合体の併用、両者の中間的な鹸化度のPVA系重合体
の使用等が行われているが、耐水性、エマルジョン粘度
の低温放置安定性を同時に満足することはできなかっ
た。そこで、エチレン単位を含有するビニルアルコール
系重合体が提案(特開平11−21529、特開平11
−21380、特開平10−226774等)され、耐
水性と低温放置安定性が大幅に改善された。しかしなが
ら、エチレン単位を有していても、いわゆる完全鹸化P
VAであるが故に、乳化重合安定性の観点からは、部分
鹸化PVAに劣るため、多量のエチレン単位を含有する
ビニルアルコール系重合体を分散剤として用いねばなら
ない。また、多量のビニルアルコール系重合体を使用す
るために、耐水性と放置安定性の両者を完全に満足する
ことができないのが現状であった。このようなビニルア
ルコール系重合体を保護コロイドとした水性エマルジョ
ンを紙工用接着剤として用いた場合、放置安定性を満足
するため、若干けん化度を下げざるを得ず、そのため初
期接着力、高速塗工性が失われる欠点があった。
事情のもとで、初期接着性に優れ、さらに高速塗工性、
耐水性、低温放置安定性にも優れる紙工用接着剤および
紙管用接着剤を提供することを目的とするものである。
ましい性質を有する紙工用接着剤および紙管用接着剤を
開発すべく鋭意研究を重ねた結果、ビニルエステル系単
量体単位からなる重合体を分散質とし、1,2−グリコ
ール結合を1.7モル%以上有するビニルアルコール系
重合体を分散剤とする水性エマルジョンからなる紙工用
接着剤が、上記目的を満足するものであることを見出
し、本発明を完成させるにいたった。
剤として用いられる1,2−グリコール結合を1.7モ
ル%以上有するビニルアルコール系重合体の製造方法と
しては特に制限はなく、公知の方法が使用可能である。
一例としてビニレンカーボネートを上記の1,2−グリ
コール結合量になるよう共重合する方法、重合温度を通
常の条件より高い温度、例えば75〜200℃で、加圧
下に重合する方法などが挙げられる。後者の方法におい
て、重合温度は90〜190℃であることが好ましく、
100〜180℃であることが特に好ましい。1,2−
グリコール結合の含有量は1.7モル%以上であること
が必要であり、より好ましくは1.75モル%以上、さ
らには1.8モル%以上、最適には1.9モル%以上で
ある。1,2−グリコール結合の含有量が1.7モル%
未満の場合、低温での放置安定性が低下し、さらには初
期接着性も低下する懸念が生じる。また、1,2−グリ
コール結合の含有量は4モル%以下であることが好まし
く、さらに好ましくは3.5モル%以下、最適には3.
2モル%以下である。 ここで、1,2−グリコール結
合の含有量はNMRスペクトルの解析から求められる。
ニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビ
ニルなどが挙げられるが、一般に酢酸ビニルが好ましく
用いられる。
い範囲で共重合可能なエチレン性不飽和単量体を共重合
したものでも良い。このようなエチレン性不飽和単量体
としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、フマル
酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、トリメチル−(3−アクリルアミド−
3−ジメチルプロピル)−アンモニウムクロリド、アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸およびその
ナトリウム塩、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエ
ーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、臭化ビニ
ル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデ
ン、テトラフルオロエチレン、ビニルスルホン酸ナトリ
ウム、アリルスルホン酸ナトリウム、N−ビニルピロリ
ドン、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミ
ド等のN−ビニルアミド類が挙げられる。また、チオー
ル酢酸、メルカプトプロピオン酸などのチオール化合物
の存在下で、酢酸ビニルなどのビニルエステル系単量体
を、エチレンと共重合し、それをけん化することによっ
て得られる末端変性物も用いることができる。
に用いる水性エマルジョンの分散剤として用いる1,2
−グリコール結合を1.7モル%以上有するビニルアル
コール系重合体のけん化度は、特に制限されないが、通
常80モル%以上のものが用いられ、より好ましくは、
90モル%以上、さらに好ましくは95モル%以上であ
る。けん化度が80モル%未満の場合には、ビニルアル
コール系重合体本来の性質である水溶性が低下する懸念
が生じる。該ビニルアルコール系重合体の重合度も特に
制限されないが、通常100〜8000の範囲のものが
用いられ、300〜3000がより好ましく用いられ
る。重合度が100未満の場合には、ビニルアルコール
系重合体の保護コロイドとしての特徴が発揮されず、8
000を越える場合には、該ビニルアルコール系重合体
の工業的な製造に問題がある。
分散質を構成するビニルエステル系単量体としては、蟻
酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン
酸ビニルなどが挙げられるが、酢酸ビニルが経済的にみ
て好ましい。
分散質としては、ビニルエステル系単量体単位からなる
重合体、ビニルエステル系単量体単位とこれと共重合し
うる単量体単位からなる重合体があげられる。ここで、
ビニルエステル系単量体と共重合しうる単量体として
は、エチレン性不飽和単量体、ジエン系単量体等の単量
体が挙げられ、これらの単量体としては、エチレン、プ
ロピレン、イソブチレンなどのオレフィン、塩化ビニ
ル、フッ化ビニル、ビニリデンクロリド、ビニリデンフ
ルオリドなどのハロゲン化オレフィン、ギ酸ビニル、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル
などのビニルエステル、アクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ドデシ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシエチルなどのアクリル酸
エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸2−ヒドロキ
シエチルなどのメタクリル酸エステル、アクリル酸ジメ
チルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル
およびこれらの四級化物、さらには、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミド、アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸およびそのナトリウム塩な
どのアクリルアミド系単量体、スチレン、α−メチルス
チレン、p−スチレンスルホン酸およびナトリウム、カ
リウム塩などのスチレン系単量体、その他N−ビニルピ
ロリドンなど、また、ブタジエン、イソプレン、クロロ
プレンなどのジエン系単量体が挙げられる。これらのビ
ニルエステルと共重合しうる単量体のなかでもエチレン
が最適である。
えば1,2−グリコール結合を1.7モル%以上有する
ビニルアルコール系重合体の水溶液を分散剤に用い、ビ
ニルエステル系単量体、またはこれとこれと共重合しう
る単量体とを一時又は連続的に添加し、アゾ系重合開始
剤、過酸化水素、過硫酸アンモニウムおよび過硫酸カリ
ウム等の過酸化物系重合開始剤等の重合開始剤を添加
し、乳化重合することにより得られる。
上有するビニルアルコール系重合体の使用量については
特に制限はないが、ビニルエステル系単量体単位、また
はこれとこれと共重合しうる単量体単位を有する重合体
体100重量部に対して好ましくは3〜20重量部、よ
り好ましくは5〜15重量部の範囲である。該使用量が
3重量部未満の場合には初期接着性が低下する恐れがあ
り、20重量部を越える場合には、得られたエマルジョ
ンの放置安定性が低下することがある。本発明において
は、1,2−グリコール結合を1.7モル%以上有する
ビニルアルコール系重合体の使用量は少量であっても、
本発明の目的を充分達成することができる。
得られる水性エマルジョンをそのまま用いることができ
るが、必要があれば、本発明の効果を損なわない範囲
で、従来公知の各種エマルジョンを添加して用いること
ができる。なお、本発明に用いる水性エマルジョンにお
ける分散剤としては、前述の1,2−グリコール結合を
1.7モル%以上有するPVA系重合体が用いられる
が、必要に応じて、従来公知のアニオン性、ノニオン性
あるいはカチオン性の界面活性剤、ヒドロキシエチルセ
ルロース、本発明の目的を損なわない範囲で1,2−グ
リコール結合量が1.7モル%より少ないビニルアルコ
ール系重合体を併用することもできる。
れ、さらに高速塗工性、耐水性、低温放置安定性にも優
れており、紙管用接着剤、製袋用接着剤、合紙、段ボー
ル用等の紙、パルプ材などの紙工用接着剤として広く好
適に用いられる。
らに詳細に説明する。なお、以下の実施例および比較例
において「部」および「%」は、特に断らない限り重量
基準を意味する。また、得られたエマルジョンの耐水
性、放置安定性を、下記の要領で評価した。
紙工用接着剤をクラフト紙に塗布して接着し、圧締時間
10秒間で剥離試験を行った。初期接着力を以下の基準
で測定した。 ○:完全に材破 △:部分的に材破 ×:ほとんど材破なし (2)耐水接着力 得られた紙工用接着剤をクラフト紙に30g/m2塗布
し、はりあわせてハンドロールで3回圧締した。乾燥
後、得られた加工品を30℃の水中に24時間浸漬し、
その後の接着状態を観察した。○紙破、△若干紙破、×
剥離 (3)高速塗工性 紙工用接着剤をロールコーターにより紙管用原紙に、塗
工速度1000m/min、温度30℃で塗工し、紙管を作
製した。この際、塗工性を以下の基準で判定した。 ○:液とびなし △:若干液とびあり ×:液とび多く塗工不可 (4)放置安定性試験 エマルジョンを0℃に放置した場合の100日後の粘度
変化を観察した。
応槽に酢酸ビニル2940g、メタノール60gおよび
酒石酸0.088gを仕込み、室温下に窒素ガスによる
バブリングをしながら反応槽圧力を2.0MPaまで昇圧
して10分間放置した後、放圧するという操作を3回繰
り返して系中を窒素置換した。開始剤として2,2'−ア
ゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)(V−
40)をメタノールに溶解した濃度0.2g/L溶液を
調製し、窒素ガスによるバブリングを行って窒素置換し
た。次いで上記の重合槽内温を120℃に昇温した。こ
のときの反応槽圧力は0.5MPaであった。次いで、
上記の開始剤溶液2.5mlを注入し重合を開始した。
重合中は重合温度を120℃に維持し、上記の開始剤溶
液を用いて10.0ml/hrでV−40を連続添加し
て重合を実施した。重合中の反応槽圧力は0.5MPa
であった。3時間後に冷却して重合を停止した。このと
きの固形分濃度は24%であった。次いで、30℃減圧
下にメタノールを時々添加しながら未反応酢酸ビニルモ
ノマーの除去を行い、ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液
(濃度33%)を得た。得られた該ポリ酢酸ビニル溶液
にメタノールを加えて濃度が25%となるように調整し
たポリ酢酸ビニルのメタノール溶液400g(溶液中の
ポリ酢酸ビニル100g)に、40℃で11.6g(ポ
リ酢酸ビニル中の酢酸ビニル単位に対してモル比(M
R)0.025)のアルカリ溶液(NaOHの10%メ
タノール溶液)を添加してけん化を行った。アルカリ添
加後約2分で系がゲル化したものを粉砕器にて粉砕し、
1時間放置してけん化を進行させた後、酢酸メチル10
00gを加えて残存するアルカリを中和した。フェノー
ルフタレイン指示薬を用いて中和の終了を確認後、濾別
して得られた白色固体のPVAにメタノール1000g
を加えて室温で3時間放置洗浄した。上記洗浄操作を3
回繰り返した後、遠心脱液して得られたPVAを乾燥機
中70℃で2日間放置して乾燥PVA( PVA −1)
を得た。得られたPVA(PVA −1)のけん化度は
98.0モル%であった。また、重合後未反応酢酸ビニ
ルモノマーを除去して得られたポリ酢酸ビニルのメタノ
ール溶液をアルカリモル比0.5でけん化して、粉砕し
たものを60℃で5時間放置してけん化を進行させた
後、メタノールによるソックスレー洗浄を3日間実施
し、次いで80℃で3日間減圧乾燥を行って精製PVA
を得た。該PVAの平均重合度を常法のJIS K67
26に準じて測定したところ1700であった。該精製
PVAの1,2−グリコール結合量を500MHzプロ
トンNMR(JEOL GX−500)装置による測定
から前述のとおり求めたところ、2.2モル%であっ
た。
応槽に酢酸ビニル2940g、メタノール60gおよび
酒石酸0.088gを仕込み、室温下に窒素ガスによる
バブリングをしながら反応槽圧力を2.0MPaまで昇圧
して10分間放置した後、放圧するという操作を3回繰
り返して系中を窒素置換した。開始剤として2,2'−ア
ゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)(V−
40)をメタノールに溶解した濃度0.2g/L溶液を
調製し、窒素ガスによるバブリングを行って窒素置換し
た。次いで上記の重合槽内温を120℃に昇温した。こ
のときの反応槽圧力は0.5MPaであった。次いで、
上記の開始剤溶液2.5mlを注入し重合を開始した。
重合中は重合温度を120℃に維持し、上記の開始剤溶
液を用いて10.0ml/hrでV−40を連続添加し
て重合を実施した。重合中の反応槽圧力は0.5MPa
であった。3時間後に冷却して重合を停止した。このと
きの固形分濃度は24%であった。次いで、30℃減圧
下にメタノールを時々添加しながら未反応酢酸ビニルモ
ノマーの除去を行い、ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液
(濃度33%)を得た。得られた該ポリ酢酸ビニル溶液
にメタノールを加えて濃度が25%となるように調整し
たポリ酢酸ビニルのメタノール溶液400g(溶液中の
ポリ酢酸ビニル100g)に、40℃で2.3g(ポリ
酢酸ビニル中の酢酸ビニル単位に対してモル比(MR)
0.005)のアルカリ溶液(NaOHの10%メタノ
ール溶液)と水1.4gを添加してけん化を行った。ア
ルカリ添加後約20分で系がゲル化したものを粉砕器に
て粉砕し、1時間放置してけん化を進行させた後、酢酸
メチル1000gを加えて残存するアルカリを中和し
た。フェノールフタレイン指示薬を用いて中和の終了を
確認後、濾別して得られた白色固体のPVAにメタノー
ル1000gを加えて室温で3時間放置洗浄した。上記
洗浄操作を3回繰り返した後、遠心脱液して得られたP
VAを乾燥機中70℃で2日間放置して乾燥PVA(
PVA−2)を得た。得られたPVA(PVA−2)の
けん化度は88.0モル%であった。また、重合後未反
応酢酸ビニルモノマーを除去して得られたポリ酢酸ビニ
ルのメタノール溶液をアルカリモル比0.5でけん化し
て、粉砕したものを60℃で5時間放置してけん化を進
行させた後、メタノールによるソックスレー洗浄を3日
間実施し、次いで80℃で3日間減圧乾燥を行って精製
PVAを得た。該PVAの平均重合度を常法のJIS
K6726に準じて測定したところ1700であった。
該精製PVAの1,2−グリコール結合量を500MH
z プロトンNMR(JEOL GX−500)装置によ
る測定から前述のとおり求めたところ、2.2モル%で
あった。
応槽に酢酸ビニル2850g、メタノール150gおよ
び酒石酸0.086gを仕込み、室温下に窒素ガスによ
るバブリングをしながら反応槽圧力を2.0MPaまで
昇圧して10分間放置した後、放圧するという操作を3
回繰り返して系中を窒素置換した。開始剤として2,2'
−アゾビス(N-ブチル−2−メチルプロピオンアミ
ド) をメタノールに溶解した濃度0.1g/L溶液を
調製し、窒素ガスによるバブリングを行って窒素置換し
た。次いで上記の重合槽内温を145℃に昇温した。こ
のときの反応槽圧力は1.0MPaであった。次いで、
上記の開始剤溶液15.0mlを注入し重合を開始し
た。重合中は重合温度を145℃に維持し、上記の開始
剤溶液を用いて15.8ml/hrで2,2'−アゾビス
(N-ブチル−2−メチルプロピオンアミド)を連続添
加して重合を実施した。重合中の反応槽圧力は1.0M
Paであった。4時間後に冷却して重合を停止した。こ
のときの固形分濃度は35%であった。次いで、30℃
減圧下にメタノールを時々添加しながら未反応酢酸ビニ
ルモノマーの除去を行い、ポリ酢酸ビニルのメタノール
溶液(濃度33%)を得た。得られた該ポリ酢酸ビニル
溶液にメタノールを加えて濃度が25%となるように調
整したポリ酢酸ビニルのメタノール溶液400g(溶液
中のポリ酢酸ビニル100g)に、40℃で11.6g
(ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニル単位に対してモル比
(MR)0.025)のアルカリ溶液(NaOHの10
%メタノール溶液)を添加してけん化を行った。アルカ
リ添加後約3分でゲル化したものを粉砕器にて粉砕し、
1時間放置してけん化を進行させた後、酢酸メチル10
00gを加えて残存するアルカリを中和した。フェノー
ルフタレイン指示薬を用いて中和の終了を確認後、濾別
して得られた白色固体のPVAにメタノール1000g
を加えて室温で3時間放置洗浄した。上記洗浄操作を3
回繰り返した後、遠心脱液して得られたPVAを乾燥機
中70℃で2日間放置して乾燥PVA(PVA−3)を
得た。得られたPVA( PVA−3)のけん化度は9
8.0モル%であった。また、重合後未反応酢酸ビニル
モノマーを除去して得られたポリ酢酸ビニルのメタノー
ル溶液をアルカリモル比0.5でけん化した後、粉砕し
たものを60℃で5時間放置してけん化を進行させた
後、メタノールによるソックスレー洗浄を3日間実施
し、次いで80℃で3日間減圧乾燥を行って精製PVA
を得た。該PVAの平均重合度を常法のJIS K67
26に準じて測定したところ1000であった。該精製
PVAの1,2−グリコール結合量を500MHzプロトン
NMR(JEOL GX−500)装置による測定から
前述のとおり求めたところ、2.5モル%であった。
応槽に酢酸ビニル2400g、メタノール600gおよ
びビニレンカーボネート49.3gを仕込み、室温下に
窒素ガスによるバブリングをしながら反応槽圧力を2.
0MPaまで昇圧して10分間放置した後、放圧すると
いう操作を3回繰り返して系中を窒素置換した。開始剤
としてα,α'−アゾビスイソブチロニトリルをメタノー
ルに溶解した濃度1.0g/L溶液を調製し、窒素ガス
によるバブリングを行って窒素置換した。次いで重合槽
内温を90℃に昇温した。このときの反応槽圧力は0.
4MPaであった。上記の重合槽内温を90℃に調整し
た後、上記の開始剤溶液3.0mlを注入し重合を開始
した。重合中は重合温度を90℃に維持し、上記の開始
剤溶液を用いて4.9ml/hrでα,α'−アゾビスイ
ソブチロニトリルを連続添加して重合を実施した。重合
中の反応槽圧力は0.4MPaであった。4時間後に冷
却して重合を停止した。このときの固形分濃度は38%
であった。次いで30℃減圧下にメタノールを時々添加
しながら未反応酢酸ビニルモノマーの除去を行い、ポリ
酢酸ビニルのメタノール溶液(濃度33%)を得た。得
られた該ポリ酢酸ビニル溶液にメタノールを加えて濃度
が25%となるように調整したポリ酢酸ビニルのメタノ
ール溶液400g(溶液中のポリ酢酸ビニル100g)
に、40℃で46.4g(ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニ
ルユニットに対してモル比(MR)0.10 )のアル
カリ溶液(NaOHの10%メタノール溶液)を添加し
てけん化を行った。アルカリ添加後約1分でゲル化した
ものを粉砕器にて粉砕し、1時間放置してけん化を進行
させた後、酢酸メチル1000gを加えて残存するアル
カリを中和した。フェノールフタレイン指示薬を用いて
中和の終了を確認後、濾別して得られた白色固体のPVA
にメタノール1000gを加えて室温で3時間放置洗浄
した。上記洗浄操作を3回繰り返した後、遠心脱液して
得られたPVAを乾燥機中70℃で2日間放置して乾燥
PVA(PVA−4)を得た。得られたPVA(PVA
−4)のけん化度は99.5モル%であった。また、重
合後未反応酢酸ビニルモノマーを除去して得られたポリ
酢酸ビニルのメタノール溶液をアルカリモル比0.5で
けん化した後、粉砕したものを60℃で5時間放置して
けん化を進行させた後、メタノールによるソックスレー
洗浄を3日間実施し、次いで80℃で3日間減圧乾燥を
行って精製PVAを得た。該PVAの重合度を常法のJ
IS K6726に準じて測定したところ1200であ
った。該精製PVAの1,2−グリコール結合量を50
0MHzプロトンNMR(JEOL GX−500)装
置による測定から前述のとおり求めたところ、2.5モ
ル%であった。
備えた5L四つ口セパラブルフラスコに酢酸ビニル20
00g、メタノール400g、ビニレンカーボネート7
8.8gを仕込み、室温下に30分間窒素バブリングし
ながら系中を窒素置換した。上記の重合槽内温を60℃
に調整した後、開始剤としてα,α'−アゾビスイソブチ
ロニトリル0.9gを添加して重合を開始した。重合中
は重合温度を60℃に維持し、4時間後に冷却して重合
を停止した。この時の固形分濃度は55%であった。次
いで30℃減圧下にメタノールを時々添加しながら未反
応酢酸ビニルモノマーの除去を行い、ポリ酢酸ビニルの
メタノール溶液(濃度33%)を得た。得られた該ポリ
酢酸ビニル溶液にメタノールを加えて濃度が25%とな
るように調整したポリ酢酸ビニルのメタノール溶液40
0g(溶液中のポリ酢酸ビニル100g)に、40℃で
46.4g(ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニルユニットに
対してモル比(MR)0.10)のアルカリ溶液(Na
OHの10%メタノール溶液)を添加してけん化を行っ
た。アルカリ添加後約1分でゲル化したものを粉砕器に
て粉砕し、1時間放置してけん化を進行させた後、酢酸
メチル1000gを加えて残存するアルカリを中和し
た。フェノールフタレイン指示薬を用いて中和の終了を
確認後、濾別して得られた白色固体のPVAにメタノール
1000gを加えて室温で3時間放置洗浄した。上記洗
浄操作を3回繰り返した後、遠心脱液して得られたPV
Aを乾燥機中70℃で2日間放置して乾燥PVA(PV
A−5)を得た。得られたPVA(PVA−5)のけん
化度は99.5モル%であった。また、重合後未反応酢
酸ビニルモノマーを除去して得られたポリ酢酸ビニルの
メタノール溶液をアルカリモル比0.5でけん化した
後、粉砕したものを60℃で5時間放置してけん化を進
行させた後、メタノールによるソックスレー洗浄を3日
間実施し、次いで80℃で3日間減圧乾燥を行って精製
PVAを得た。該PVAの重合度を常法のJIS K6
726に準じて測定したところ1700であった。該精
製PVAの1,2−グリコール結合量を500MHzプ
ロトンNMR(JEOL GX−500)装置による測
定から前述のとおり求めたところ、3.0モル%であっ
た。
1リットルガラス製重合容器に、イオン交換水300、
製造例1により得られたPVA−1(重合度1700、
けん化度98.0モル%、1,2−グリコール含有量
2.2モル%)26gを仕込み95℃で完全に溶解し
た。次に、このPVA水溶液を冷却、窒素置換後、20
0rpmで撹拌しながら、60℃に昇温した後、酒石酸
の10%水溶液を4.4gおよび5%過酸化水素水3g
(酢酸ビニルに対し、モル比で0.015)をショット
添加後、酢酸ビニル26gを仕込み重合を開始した。重
合開始30分後に初期重合終了を確認した。酒石酸の1
0%水溶液を0.9gおよび5%過酸化水素水3gをシ
ョット添加後、酢酸ビニル234gを2時間にわたって
連続的に添加し、重合を完結させた。冷却後、60メッ
シュのステンレス製金網を用いてろ過した。以上の結
果、固形分濃度47.3%のポリ酢酸ビニル系エマルジ
ョンが得られた。このエマルジョンの100重量部に対
してジブチルフタレート5部を添加混合した(Em−
1)。このエマルジョンの評価を前述の方法により行っ
た。結果を表1に示す。
法により製造されたPVA−6((株)クラレ製PVA-11
7;重合度1700、けん化度98.0%、1,2−グリ
コール含有量1.6モル%)を用いた他は実施例1と同
様にして固形分濃度47.1%の(Em−2)を得た。
このエマルジョンの評価を前述の方法により行った。結
果をあわせて表1に示す。
1リットルガラス製重合容器に、イオン交換水300、
製造例2により得られたPVA−2(重合度1700、
けん化度88.0モル%、1,2−グリコール含有量
2.2モル%)13gを仕込み95℃で完全に溶解し
た。次に、このPVA水溶液を冷却、窒素置換後、20
0rpmで撹拌しながら、60℃に昇温した後、酒石酸
の10%水溶液18gおよび酢酸ビニル26gを仕込
み、1%過酸化水素水85gを2.5時間にわたって連
続的に添加し、重合を開始した。重合開始30分後に初
期重合終了を確認し、さらに酢酸ビニル234gを2時
間にわたって連続的に添加した。酢酸ビニル添加終了
後、1%過酸化水素水4.8gをショットで添加し、重
合を完結させた。冷却後、60メッシュのステンレス製
金網を用いてろ過した。ろ過後のろ過残量により、実施
例1と同様の方法で重合安定性を評価した。以上の結
果、固形分濃度47.6%のポリ酢酸ビニル系エマルジ
ョンが得られた。さらに得られたエマルジョン100重
量部に対してジブチルフタレート5部を添加混合した
(Em−3)。このエマルジョンの評価を前述の方法に
より行った。結果をあわせて表1に示す。
来の方法により製造されたPVA−7((株)クラレ製
PVA-217;重合度1700、けん化度88.0モル%、
1,2−グリコール含有量1.6モル%)を用いた他は
実施例2と同様にして固形分濃度47.4%の(Em−
4)が得られた。このエマルジョンの評価を前述の方法
により行った。結果をあわせて表1に示す。
造例3により得られたPVA−3(重合度1000、け
ん化度98.0モル%、1,2−グリコール含有量2.
5モル%)を用いた他は実施例1と同様にして固形分濃
度47.7%の(Em−5)が得られた。このエマルジ
ョンの評価を前述の方法により行った。結果をあわせて
表1に示す。
来の方法により製造されたPVA−8((株)クラレ製
PVA-110;重合度1000、けん化度98.5モル%、
1,2−グリコール含有量1.6モル%)を用いた他は
実施例1と同様にして固形分濃度47.6%の(Em−
6)が得られた。このエマルジョンの評価を前述の方法
により行った。結果をあわせて表1に示す。
造例5により得られたPVA−4(重合度1200、け
ん化度99.5モル%、1,2−グリコール含有量2.
5モル%)を用いた他は実施例1と同様にして固形分濃
度47.8%の(Em−7)が得られた。このエマルジ
ョンの評価を前述の方法により行った。結果をあわせて
表1に示す。
造例6により得られたPVA−5(重合度1200、け
ん化度99.5モル%、1,2−グリコール含有量3.
0モル%)を用いた他は実施例1と同様にして固形分濃
度47.8%の(Em−8)が得られた。このエマルジ
ョンの評価を前述の方法により行った。結果をあわせて
表1に示す。
レーブにPVA−1の7.5%水溶液100部を仕込
み、60℃に昇温してから、窒素置換を行った。酢酸ビ
ニル80部を仕込んだ後、エチレンを45kg/cm2まで加
圧し、0.5%過酸化水素水溶液2gおよび2%ロンガ
リット水溶液0.3gを圧入し、重合を開始した。残存
酢酸ビニル濃度が10%となったところで、エチレン放
出し、エチレン圧力20kg/cm2とし、3%過酸化水素水
溶液0.3gを圧入し重合を完結させた。重合中に凝集
などがなく、重合安定性に優れており、固形分濃度4
9.5%、エチレン含量10重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体エマルジョン(Em−9)が得られた。評
価を前述の方法により行った。結果を表1に示す。
VA−6を用いた他は実施例4と同様にして固形分濃度
49.4%、エチレン含量10重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体エマルジョン(Em−10)が得られ
た。評価を前述の方法により行った。結果を表1に示
す。
優れ、さらに高速塗工性、耐水性および低温放置安定性
にも優れており、紙管用接着剤として、さらには製袋用
接着剤、合紙、段ボール用等の紙、パルプ材などの紙工
用接着剤として好適に用いられる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ビニルエステル系単量体単位を有する重
合体を分散質とし、1,2−グリコール結合を1.7モ
ル%以上有するビニルアルコール系重合体を分散剤とす
る水性エマルジョンからなる紙工用接着剤。 - 【請求項2】 ビニルエステル系単量体単位を有する重
合体が、ビニルエステル系単量体単位およびエチレン単
位を有する重合体である請求項1記載の紙工用接着剤。 - 【請求項3】 紙管用接着剤である請求項1あるいは2
記載の紙工用接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34446399A JP4416888B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 紙工用接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34446399A JP4416888B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 紙工用接着剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001164220A true JP2001164220A (ja) | 2001-06-19 |
JP4416888B2 JP4416888B2 (ja) | 2010-02-17 |
Family
ID=18369467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34446399A Expired - Lifetime JP4416888B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 紙工用接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4416888B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005162989A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Nisshin Chem Ind Co Ltd | 接着剤組成物 |
JP2012236918A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 水性エマルション |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4607285B2 (ja) * | 2000-06-01 | 2011-01-05 | 株式会社クラレ | ビニルアルコール系重合体の製造方法 |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34446399A patent/JP4416888B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005162989A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Nisshin Chem Ind Co Ltd | 接着剤組成物 |
JP2012236918A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 水性エマルション |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4416888B2 (ja) | 2010-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6451898B1 (en) | Aqueous emulsion and method for producing it | |
US5599870A (en) | Aqueous emulsion | |
WO2007007578A1 (ja) | 水性分散液およびその製造方法、並びに組成物、接着剤およびコーティング剤 | |
US6495623B1 (en) | Aqueous emulsion and dispersant for suspension polymerization of vinyl compounds | |
JP2002167403A5 (ja) | ||
JP4964643B2 (ja) | 接着剤 | |
JP2001234018A (ja) | 乳化重合用分散剤および水性エマルジョン | |
JP3618440B2 (ja) | ビニルアルコール系重合体 | |
JP2001164220A (ja) | 紙工用接着剤 | |
JP4731676B2 (ja) | 水性エマルジョンおよびその製法 | |
JP5501345B2 (ja) | 水性接着剤 | |
JP2004217724A (ja) | 水性エマルジョンの製造方法 | |
JP2004300193A (ja) | 水性エマルジョン | |
JP4416898B2 (ja) | 木工用接着剤 | |
TW202106724A (zh) | 聚乙烯醇、其製造方法及其用途 | |
JP2002003806A (ja) | 接着剤 | |
WO2019181915A1 (ja) | 懸濁重合用分散安定剤 | |
RU2494115C1 (ru) | Способ получения поливинилацетатной дисперсии | |
JP4781694B2 (ja) | 水性エマルジョン | |
JP2014201661A (ja) | 水性エマルジョン型接着剤及びその製造方法 | |
JP7488183B2 (ja) | ポリビニルアルコール系重合体及び、これを用いた成形体 | |
JP2004300194A (ja) | 水性エマルジョンおよび接着剤 | |
JP4615133B2 (ja) | ビニルエステル系樹脂エマルジョンの製法 | |
JP2001261913A (ja) | 水性エマルジョン組成物および木工用接着剤 | |
JPH0718156A (ja) | エマルジョン組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4416888 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204 Year of fee payment: 4 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |