JP2001162582A - 段ボールシート用切断装置 - Google Patents
段ボールシート用切断装置Info
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Abstract
止し、切り口の見栄えを良好なものにするとともに、後
工程でのジャムアップの発生を確実に防止できるように
する。 【解決手段】段ボールシート3の一面側および他面側か
ら回転しながら食い込んで段ボールシート3をそれぞれ
切断する第1の円板型刃物21および第2の円板型刃物
26をそなえ、第1の円板型刃物21は、その外周刃先
部分21aが段ボールシート3の一面側から他面側へ突
き通ることなく段ボールシート3を部分的に切断するよ
うに配置されるとともに、第2の円板型刃物26は、第
1の円板型刃物21による切断位置と同一またはほぼ同
一の位置で、その外周刃先部分26aが段ボールシート
3の他面側から一面側へ突き通ることなく第1の円板型
刃物21により切り残された部分を切断するように配置
されている。
Description
トを製造するコルゲートマシンに用いて好適の段ボール
シート用切断装置に関し、特に、両面段ボールシートを
その進行方向(搬送方向,流れ方向)に沿って切断する
スリッタ装置として用いられる、段ボールシート用切断
装置に関する。
について、図4を参照しながら説明する。図4は、一般
的なコルゲートマシンの概略構成を模式的に示す側面図
である。この図4に示すように、一般的なコルゲートマ
シンは、シングルフェーサ9,グルーマシン13,ダブ
ルフェーサ2,スリッタスコアラ1,カットオフ14お
よびシート積み上げ装置(図示省略)等により構成され
ている。
上段ロール15と下段ロール16との間隙を回転移送さ
れることによって波形状に段繰りされた芯紙12の山形
段頂部に糊付けロール17を介して糊を塗布した後、他
経路を通って送り込まれた裏ライナ11と合流させ、所
定の熱とを付加することによって片面段ボールシート1
0を形成する装置である。
に製造された片面段ボールシート10は、次工程のグル
ーマシン13へ送り込まれ、芯紙12の山形段頂部に糊
付けロール18を介して糊を塗布された後、ダブルフェ
ーサ2へ移送され、このダブルフェーサ2において、下
面側から送り込まれた表ライナ5と合流し、所定の熱と
押圧力とを付加された状態で移送されて両面段ボールシ
ート3となる。
連続的に製造された両面段ボールシート3は、次工程の
スリッタスコアラ1に送り込まれる。このスリッタスコ
アラ1は、両面段ボールシート3の横幅方向所定位置へ
移動設定できるように構成した複数組の罫線ロール19
a,19bおよびスリッタナイフ(円板型刃物)4を有
し、ダブルフェーサ2から連続的に給送されてくる両面
段ボールシート3に対して、シート進行方向(流れ方
向)に沿った罫入れ加工およびスリッティング加工を施
すように構成されている。
横幅に裁断された両面段ボールシート3は、次のカット
オフ14で所定長さ毎に切断されて1枚ずつの独立した
製品シート20となり、最終工程であるシート積み上げ
装置において積み重ねられ、所定枚数毎に束ねられてか
ら搬出される。なお、図4において、符号F.Lはコル
ゲートマシンを設置された床面を示している。
スリッタスコアラ1に装備された従来の段ボールシート
用切断装置について、図5を参照しながら説明する。図
5は、従来の段ボールシート用切断装置の要部構成を示
す側面図である。この図5に示すように、従来の切断装
置は、回転する円板型刃物(スリッタナイフ)4の刃先
先端部を、順次給送されてくる両面段ボールシート3の
表面へ食い込ませ、その両面段ボールシート3の進行方
向に沿って切断を行なうもので、走行する両面段ボール
シート3の下側に位置してシート横幅方向全域に亘り植
毛した板状ブラシ8を設け、この板状ブラシ8により両
面段ボールシート3を下方から支持させるとともに、両
面段ボールシート3の上側に位置する円板型刃物4の周
速度をシート搬送速度に対し所定の速度に設定して切断
を行なうように構成されている。なお、円板型刃物4よ
りも下流側には、両面段ボールシート3を下面側から支
持しながら案内するシートガイド6がそなえられてい
る。
切断装置では、両面段ボールシート3は、シートガイド
6および板状ブラシ8に支持されながら図5中の矢印の
方向に進行し、両面段ボールシート3の上方に配置され
た円板型刃物4の刃先が、板状ブラシ8で支えられた両
面段ボールシート3を突き通りその反対側に出ることに
より、進行方向(流れ方向)に切断される。
段ボールシート3の切断を行なった場合、構造上切断に
伴う円板型刃物4の押し付け力は、被切断材である両面
段ボールシート3の上面から下面側へ、つまり後工程で
貼着した表ライナ5を剥離させる方向へ作用することに
なる。また、表ライナ5は、スリッタスコアラ1の直前
工程であるダブルフェーサ2において片面段ボールシー
ト10へ貼り合わせたもので、貼り合わせ後の経過時間
も短く、糊が不充分な乾燥状態にて切断されることにな
り、特に円板型刃物4の切れ味が劣化してきたような場
合には、図6に示すごとく、切断面に近接した部分が剥
離してしまうおそれがあった。
シート3の切り口の見栄えが悪くなるだけでなく、後工
程の製函機などで給紙する際、その剥離部分がジャムア
ップの原因となったりする。なお、切断時には裏ライナ
11が円板型刃物4に押圧されて塑性変形する(曲が
る)ため、図6に示すごとく、裏ライナ11に“かえ
り”が発生する。図6に示す裏ライナ11の“かえり”
は、両面段ボールシート3の内側を向いて突出している
ため、見栄えの悪化やジャムアップの要因になるおそれ
は無いものの、この“かえり”が段ボールシート3の外
側に突出すると、前述した剥離の場合と同様の悪影響が
でることになる。
離の発生をできるだけ抑制すべく、種々の提案がなされ
ている。例えば図7は、特開平7−75995号公報に
開示された段ボールシート用切断装置の要部構成を示す
側面図である。この図7に示すように、上記公報に開示
された切断装置は、円板型刃物4を、両面段ボールシー
ト3の下側に配置し、この両面段ボールシート3の表ラ
イナ5側(下側)からシート表面へ食い込ませ、進行方
向に沿って切断を行なうように構成されている。
両面段ボールシート3を下面側から支持するシートガイ
ド6,6が配置されるほか、両面段ボールシート3の上
方には、切断動作に伴う円板型刃物4の押し上げ力に対
抗して両面段ボールシート3の上方への逃げを規制すべ
く、シート横幅方向全域に亘って植毛した板状ブラシ8
が、受け台7に取り付けられてそなえられている。
置では、円板型刃物4を、直前工程で下側に表ライナ5
が貼着された両面段ボールシート3の下面側から食い込
ませる。つまり、シングルフェーサ9にて形成した片面
段ボールシート10に対して後工程にて貼着した表ライ
ナ5側から切断していくことになり、円板型刃物4が表
ライナ5を上方の片面段ボールシート10側へ押し付け
ることになる。このため、時間的に不充分な乾燥状態で
も表ライナ5を剥離させるといった不具合を解消するこ
とができる。
た図7に示す従来の段ボールシート用切断装置では、表
ライナ5の剥離の発生を防止することはできるが、今度
は、円板型刃物4が下方側から裏ライナ11を上方(外
側)へ向かって押圧することになり、図6では内側に向
かって生じていた、裏ライナ11の“かえり”が、上方
つまり外側へ向かって生じることになる。
“かえり”は、前述した通り、上記剥離の場合と同様の
悪影響を発生させる、即ち、このような“かえり”が生
じると、両面段ボールシート3の切り口の見栄えが悪く
なるだけでなく、後工程の製函機などで給紙する際、そ
の“かえり”部分がジャムアップの原因となったりす
る。
たもので、ライナのかえりが外向きに生じるのを確実に
防止し、切り口の見栄えを良好なものにするとともに、
後工程でのジャムアップの発生を確実に防止できるよう
にした、段ボールシート用切断装置を提供することを目
的とする。
に、本発明の段ボールシート用切断装置は、段ボールシ
ートの進行方向に沿って該段ボールシートを切断するも
のであって、該段ボールシートの一面側から回転しなが
ら食い込んで該段ボールシートを切断する第1の円板型
刃物と、該段ボールシートの他面側から回転しながら食
い込んで該段ボールシートを切断する第2の円板型刃物
とをそなえ、該第1の円板型刃物は、その外周刃先部分
が該段ボールシートの前記一面側から前記他面側へ突き
通ることなく該段ボールシートをその厚さ方向について
部分的に切断するように配置されるとともに、該第2の
円板型刃物は、該第1の円板型刃物による切断位置と同
一またはほぼ同一の位置で該段ボールシートを切断する
ように、且つ、その外周刃先部分が該段ボールシートの
前記他面側から前記一面側へ突き通ることなく該第1の
円板型刃物により切り残された部分を切断するように配
置されたことを特徴としている。
1の円板型刃物に対向して配置され該段ボールシートを
該第1の円板型刃物へ向けて押さえる第1の押さえ手段
と、該段ボールシートを挟んで該第2の円板型刃物に対
向して配置され該段ボールシートを該第2の円板型刃物
へ向けて押さえる第2の押さえ手段とをそなえてもよ
い。
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態
としての段ボールシート用切断装置を示すもので、図1
はその要部構成を示す側面図、図2は図1のII−II断面
図、図3はその変形例の要部構成を模式的に示す側面図
である。
も、図4に示すようなコルゲートマシンのスリッタスコ
アラ1に装備され、直前工程のダブルフェーサ2におい
て連続的に製造され順次給送されてくる両面段ボールシ
ート3を、その進行方向に沿って切断するためのもので
ある。そして、本実施形態の段ボールシート用切断装置
は、図1に示すように、上流側円板型刃物(第1の円板
型刃物,スリッタナイフ)21,押さえロール(第1の
押さえ手段)22,下流側円板型刃物(第2の円板型刃
物,スリッタナイフ)26および受け板(第2の押さえ
手段)27をそなえて構成されている。
22は、両面段ボールシート3の進行方向上流に配置さ
れている。ここで、上流側円板型刃物21は、図示しな
い駆動系からの駆動力を受けて回転駆動され、両面段ボ
ールシート3の下面(一面,表ライナ5)側から回転し
ながら食い込んで両面段ボールシート3を切断するもの
である。また、上流側円板型刃物21は、その外周刃先
部分21aが両面段ボールシート3の下面側から上面
(他面,裏ライナ11)側へ突き通ることなく、両面段
ボールシート3をその厚さ方向へ部分的に(裏ライナ1
1と芯紙12の一部とを残した状態で)切断するように
配置されている。
ルシート3を挟んで上流側円板型刃物21の切断部に対
向して配置され、両面段ボールシート3を上流側円板型
刃物21へ向けて押さえるものである。この押さえロー
ル22は、レバー23を介してエアシリンダ24のロッ
ド24aに連結されており、ロッド24aの伸縮動作に応
じて、上流側円板型刃物21と押さえロール22との間
隔(押さえロール22が両面段ボールシート3に作用さ
せる押圧力)が調整されるようになっている。ロッド2
4aを伸縮動作させる機構は、エアシリンダ24に限定
されるものではなく、油圧シリンダ等の他の駆動機構を
用いてもよい。
aにより装置本体側(枠構造やケーシング等)に軸支さ
れ、このピン23a回りに揺動可能になっている。ま
た、レバー23の一端側は、エアシリンダ24のロッド
24aに対してピン23bにより回転可能に連結されると
ともに、レバー23の他端側には、押さえロール22が
ピン23cにより回転自在に取り付けられている。従っ
て、押さえロール22は、エアシリンダ24からのロッ
ド24aの突出量に応じてレバー23を介し所定の位置
に位置決めされた状態で、両面段ボールシート3の上面
に接触し、両面段ボールシート3を上流側円板型刃物2
1に向けて押さえながら、両面段ボールシート3の進行
に伴い連れ回るようになっている。
23dが形成されている。この突出部23dが、装置本体
側(枠構造やケーシング等)に取り付けられたストッパ
25と当接することにより、レバー23のピン23a回
りの回転が規制され、押さえロール22と上流側円板型
刃物21との間に適度の間隔が与えられるようになって
いる。ここでいう適度な間隔とは、上流側円盤型刃物2
1が両面段ボールシート3の上面(裏ライナ11)と芯
紙12の一部とを残して両面段ボールシート3を切断す
るような間隔である。なお、ストッパ25の位置はエア
シリンダ等の機構によって図1中の上下方向に調整でき
るようになっており、その位置に応じて押さえロール2
2と上流側円板型刃物21との間隔が調整可能になって
いる。
27は、両面段ボールシート3の進行方向について、前
述した上流側円板型刃物21や押さえロール22よりも
下流側に配置されている。ここで、下流側円板型刃物2
6は、図示しない駆動系からの駆動力を受けて回転駆動
され、両面段ボールシート3の上面側から回転しながら
食い込んで両面段ボールシート3を切断するものであ
る。この下流側円板型刃物26と上流側円板型刃物21
とは、両面段ボールシート3の進行方向(流れ方向)に
見て一直線上に並ぶように配置されている。つまり、下
流側円板型刃物26は、上流側円板型刃物21による切
断位置と同一またはほぼ同一の位置で両面段ボールシー
ト3を切断するように配置されている。また、下流側円
板型刃物26は、図1および図2に示すごとく、その外
周刃先部分26aが両面段ボールシート3の上面側から
下面側へ突き通ることなく、上流側円板型刃物21で切
り残された部分(表ライナ5と芯紙12の一部)を切断
するように配置されている。
ト3を挟んで下流側円板型刃物26の切断部に対向して
配置され、両面段ボールシート3を下流側円板型刃物2
6へ向けて押さえるものである。この受け板27と下流
側円板型刃物26との間隔は、図2に示すごとく、下流
側円板型刃物26による切り込み深さが、上流側円板型
刃物21で切り残した部分を切断できる深さとなるよう
に設定されている。
一実施形態としての段ボールシート用切断装置の動作に
ついて説明する。本実施形態の段ボールシート用切断装
置では、ダブルフェーサ2から連続的に給送されてくる
両面段ボールシート3が、まず、上流側円板型刃物21
と押さえロール22との間に挟み込まれ、上流側円板型
刃物21の外周刃先部分21aにより、表ライナ5側か
ら進行方向に沿って切断される。
ロール22との間隔は、ストッパ25等により適当に設
定され、両面段ボールシート3が押さえロール22によ
り上流側円板型刃物21へ向けて押さえられているた
め、上流側円板型刃物21により、外周刃先部分21a
を両面段ボールシート3の下面側から上面側へ突き通す
ことなく、裏ライナ11と芯紙12の一部とを残した状
態で両面段ボールシート3が切断される。
型刃物21を、直前工程で下側に表ライナ5が貼着され
た両面段ボールシート3の下面側から食い込ませる。つ
まり、シングルフェーサ9にて形成した片面段ボールシ
ート10に対して後工程にて貼着した表ライナ5側から
切断していくことになり、円板型刃物4が表ライナ5を
上方の片面段ボールシート10側へ押し付けることにな
る。このため、時間的に不充分な乾燥状態でも表ライナ
5を芯紙12から剥離させることがない。
部とを残した状態で切断された両面段ボールシート3
は、下流側円板型刃物26の位置へ到達すると、今度
は、下流側円板型刃物26と受け板27との間に挟み込
まれ、下流側円板型刃物26の外周刃先部分26aによ
り、裏ライナ11側から進行方向に沿って切断される。
このとき、下流側円板型刃物26と受け板27との間隔
が前述のごとく設定されており、両面段ボールシート3
が受け板27により下流側円板型刃物26へ向けて押さ
えられているため、下流側円板型刃物26により、外周
刃先部分26aを両面段ボールシート3の上面側から下
面側へ突き通すことなく、上流側円板型刃物21で切り
残された部分(表ライナ5と芯紙12の一部)が切断さ
れることになる。
段ボールシート用切断装置によれば、両面段ボールシー
ト3の進行方向に適宜の間隔で2組の円板型刃物(スリ
ッタナイフ)21,26を設け、その2組の円板型刃物
21,26により、両面段ボールシート3をそれぞれ反
対の方向から切断し、それぞれの円板型刃物21,26
の外周刃先部分21a,26aが両面段ボールシート3を
突き通って反対側に出ることがないように配置されてお
り、且つ、上流側円板型刃物21が切り残した部分を下
流側円板型刃物26が切断するように構成されているの
で、表ライナ5を芯紙12から剥離させることがなくな
るとともに、図2に示すように、表ライナ5および裏ラ
イナ11のかえりはいずれも両面段ボールシート3の内
側に向かい、ライナ5,11のかえりが、両面段ボール
シート3の外側に、はみ出すことが無くなる。
に生じるのを確実に防止し、切り口の見栄えを極めて良
好なものにできるとともに、後工程でのジャムアップの
発生を確実に防止することができるのである。また、押
さえロール22や受け板27をそなえることにより、両
面段ボールシート3がそれぞれ上流側円板型刃物21や
下流側円板型刃物26から逃げるのを防止できるので、
両面段ボールシート3を確実に切断することができる。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。例えば、上述した実
施形態では、上流側の第1の押さえ手段として押さえロ
ール22をそなえた場合について説明したが、この押さ
えロール22に代え、図3に示すごとく、下流側の受け
板27と同様の構成の受け板28をそなえてもよい。こ
のとき、上流側円板型刃物21と受け板28との間隔
は、上流側円板型刃物21が両面段ボールシート3の上
面(裏ライナ11)と芯紙12の一部とを残して両面段
ボールシート3を切断するような間隔に設定される。こ
のような受け板28を用いても、上述した実施形態と同
様の作用効果を得ることができる。
2の押さえ手段として受け板27をそなえた場合につい
て説明したが、この受け板27に代え、上流側の押さえ
ロール22と同様の構成のものをそなえてもよく、この
場合も、上述した実施形態と同様の作用効果を得ること
ができる。さらに、上述した実施形態では、上流側円板
型刃物21を下方に、下流側円板型刃物26を上方に配
置した場合について説明したが、逆に、上流側円板型刃
物を上方に、下流側円板型刃物を下方に配置してもよ
い。
断材である段ボールシートが両面段ボールシートである
場合について説明したが、本発明は、これに限定される
ものではなく、例えば複数層の芯紙を有する段ボールシ
ート等の切断に際しても適用され、上述した実施形態と
同様の作用効果を得ることができる。
シート用切断装置によれば、2組の円板型刃物より、段
ボールシートをそれぞれ反対の方向から切断し、それぞ
れの円板型刃物の外周刃先部分が段ボールシートを突き
通って反対側に出ることがないように配置されており、
且つ、第1の円板型刃物が切り残した部分を第2の円板
型刃物が切断するように構成されているので、段ボール
シートの両面におけるライナのかえりはいずれも段ボー
ルシートの内側に向かうことになり、ライナのかえりが
外側にはみ出すことが無くなる。
のを確実に防止し、切り口の見栄えを極めて良好なもの
にできるとともに、後工程でのジャムアップの発生を確
実に防止することができるという効果がある(請求項
1)。また、第1および第2の押さえ手段により、段ボ
ールシートがそれぞれ第1および第2の円板型刃物から
逃げるのを防止できるので、段ボールシートを確実に切
断することができる効果もある(請求項2)。
切断装置の要部構成を示す側面図である。
例の要部構成を模式的に示す側面図である。
に示す側面図である。
示す側面図である。
明するための図である。
成を示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 段ボールシートの進行方向に沿って該段
ボールシートを切断する段ボールシート用切断装置であ
って、 該段ボールシートの一面側から回転しながら食い込んで
該段ボールシートを切断する第1の円板型刃物と、 該段ボールシートの他面側から回転しながら食い込んで
該段ボールシートを切断する第2の円板型刃物とをそな
え、 該第1の円板型刃物は、その外周刃先部分が該段ボール
シートの前記一面側から前記他面側へ突き通ることなく
該段ボールシートをその厚さ方向について部分的に切断
するように配置されるとともに、 該第2の円板型刃物は、該第1の円板型刃物による切断
位置と同一またはほぼ同一の位置で該段ボールシートを
切断するように、且つ、その外周刃先部分が該段ボール
シートの前記他面側から前記一面側へ突き通ることなく
該第1の円板型刃物により切り残された部分を切断する
ように配置されたことを特徴とする、段ボールシート用
切断装置。 - 【請求項2】 該段ボールシートを挟んで該第1の円板
型刃物に対向して配置され、該段ボールシートを該第1
の円板型刃物へ向けて押さえる第1の押さえ手段と、 該段ボールシートを挟んで該第2の円板型刃物に対向し
て配置され、該段ボールシートを該第2の円板型刃物へ
向けて押さえる第2の押さえ手段とをそなえたことを特
徴とする、請求項1記載の段ボールシート用切断装置。
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---|---|---|---|
JP34831299A JP4410359B2 (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 段ボールシート用切断装置及び段ボールシートの切断方法 |
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- 1999-12-08 JP JP34831299A patent/JP4410359B2/ja not_active Expired - Fee Related
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