JP2001161868A - アイアンクラブヘッド - Google Patents
アイアンクラブヘッドInfo
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- JP2001161868A JP2001161868A JP35165399A JP35165399A JP2001161868A JP 2001161868 A JP2001161868 A JP 2001161868A JP 35165399 A JP35165399 A JP 35165399A JP 35165399 A JP35165399 A JP 35165399A JP 2001161868 A JP2001161868 A JP 2001161868A
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- Japan
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- face member
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- iron club
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 軟鉄鍛造製のキャビティバックタイプのアイ
アンクラブヘッド単材では実現出来なかった、しっかり
した打球感を保持出来るアイアンクラブヘッドを提供す
るためのものである。 【解決手段】 ヘッド本体１Ａのバックフェース部２の
凹部２Ａの一部に、バックフェース部材４を嵌合装着す
るため、前記バックフェース部材４に相似する嵌合凹部
２Ｂを形成すると共に、該嵌合凹部２Ｂにはバックフェ
ース部材４に挿入嵌合するための突出部２Ｃが形成さ
れ、且つ前記バックフェース部材４の内側には、前記突
出部２Ｃを挿入固着するための挿入部４Ａが形成されバ
ックフェース部材４が、ヘッド本体１Ａに嵌合一体化さ
れていることを特徴とするアイアンクラブヘッド１であ
る。
アンクラブヘッド単材では実現出来なかった、しっかり
した打球感を保持出来るアイアンクラブヘッドを提供す
るためのものである。 【解決手段】 ヘッド本体１Ａのバックフェース部２の
凹部２Ａの一部に、バックフェース部材４を嵌合装着す
るため、前記バックフェース部材４に相似する嵌合凹部
２Ｂを形成すると共に、該嵌合凹部２Ｂにはバックフェ
ース部材４に挿入嵌合するための突出部２Ｃが形成さ
れ、且つ前記バックフェース部材４の内側には、前記突
出部２Ｃを挿入固着するための挿入部４Ａが形成されバ
ックフェース部材４が、ヘッド本体１Ａに嵌合一体化さ
れていることを特徴とするアイアンクラブヘッド１であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビティバック
タイプのアイアンクラブヘッドに関するものであり、特
に軟鉄鍛造製のキャビティバックタイプのアイアンクラ
ブヘッドにチタンやチタン合金等のバックフェース部材
を複合することにより、従来の軟鉄鍛造製のキャビティ
バックタイプのアイアンクラブヘッド単材では実現出来
なかった、しっかりした打球感を保持出来るアイアンク
ラブヘッドを提供するためのものである。
タイプのアイアンクラブヘッドに関するものであり、特
に軟鉄鍛造製のキャビティバックタイプのアイアンクラ
ブヘッドにチタンやチタン合金等のバックフェース部材
を複合することにより、従来の軟鉄鍛造製のキャビティ
バックタイプのアイアンクラブヘッド単材では実現出来
なかった、しっかりした打球感を保持出来るアイアンク
ラブヘッドを提供するためのものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ゴルフクラブにおいては、例
えば、軟鉄製の鍛造アイアンクラブヘッドのキャビティ
凹部にチタンを複合し、キャビティ凹部全体を埋設して
しまったものや、チタン製アイアンクラブヘッドのソー
ル部にタングステンを複合したものが既に公知となって
いる。
えば、軟鉄製の鍛造アイアンクラブヘッドのキャビティ
凹部にチタンを複合し、キャビティ凹部全体を埋設して
しまったものや、チタン製アイアンクラブヘッドのソー
ル部にタングステンを複合したものが既に公知となって
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】軟鉄製の鍛造アイアン
クラブヘッドのキャビティ凹部内にチタンを埋設複合し
ただけのものは、打球感は改善されるが、キャビティ内
にチタンを埋設複合しただけでは、慣性主軸等の重心周
りの性能は、単体の軟鉄製の鍛造ヘッドと同程度の効果
しか発揮することが出来なかった。
クラブヘッドのキャビティ凹部内にチタンを埋設複合し
ただけのものは、打球感は改善されるが、キャビティ内
にチタンを埋設複合しただけでは、慣性主軸等の重心周
りの性能は、単体の軟鉄製の鍛造ヘッドと同程度の効果
しか発揮することが出来なかった。
【０００４】チタン製アイアンクラブヘッドのソールに
タングステンを複合したものは、重心周りの性能は自由
度が大きくなり性能的に優れたものは作りやすいが、そ
の分軟鉄で作ったような打球感は得られにくいと言った
改善点を有していた。
タングステンを複合したものは、重心周りの性能は自由
度が大きくなり性能的に優れたものは作りやすいが、そ
の分軟鉄で作ったような打球感は得られにくいと言った
改善点を有していた。
【０００５】通常上級者の打球感を満足させるために
は、軟鉄の鍛造製法で作るのが一番良いとゴルフ業界で
は周知の技術である。
は、軟鉄の鍛造製法で作るのが一番良いとゴルフ業界で
は周知の技術である。
【０００６】通常は打球感だけを考えれば一般的にプレ
ーンバックと呼ばれる形状のほうが、キャビティバック
と呼ばれる形状よりも良いとされている。
ーンバックと呼ばれる形状のほうが、キャビティバック
と呼ばれる形状よりも良いとされている。
【０００７】しかし昨今では、多少打球感を犠牲にして
でも、いわゆるスイートエリアを大きくしたキャビティ
バックという形状が一般的になってきている。ただキャ
ビティバックは打球部のフェース肉厚がプレーンバック
に比べて薄くなっているのが一般的なため、打球感がプ
レーンバックに比べて悪いものが多い。
でも、いわゆるスイートエリアを大きくしたキャビティ
バックという形状が一般的になってきている。ただキャ
ビティバックは打球部のフェース肉厚がプレーンバック
に比べて薄くなっているのが一般的なため、打球感がプ
レーンバックに比べて悪いものが多い。
【０００８】又、軟鉄製の単体鍛造アイアンクラブヘッ
ドのキャビティバック形状の凹部中央部近傍の肉厚を増
やしたものも公知であり、この様な構成のものでも打球
感が改善されスイートエリアも多少大きくなる傾向を有
するが、設計の自由度という点では小さく、性能的にス
イートエリア以外の重心高さや慣性主軸の傾きを調整す
るほどの自由度は残されていなかった。
ドのキャビティバック形状の凹部中央部近傍の肉厚を増
やしたものも公知であり、この様な構成のものでも打球
感が改善されスイートエリアも多少大きくなる傾向を有
するが、設計の自由度という点では小さく、性能的にス
イートエリア以外の重心高さや慣性主軸の傾きを調整す
るほどの自由度は残されていなかった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
し、打球時にしっかりとした打球感を保持出来るアイア
ンクラブヘッドに関する発明をするに至った。
し、打球時にしっかりとした打球感を保持出来るアイア
ンクラブヘッドに関する発明をするに至った。
【００１０】即ち、本発明に係るアイアンクラブヘッド
に関し、特にキャビティバックタイプの軟鉄製鍛造アイ
アンクラブヘッドにおけるキャビティバックの凹部内の
打点付近の裏側に、ヘッド本体よりも比重の小さい素材
であるチタン製あるいはチタン合金製等のバックフェー
ス部材を嵌合することにより、従来のヘッド本体を総て
軟鉄製の鍛造で作ったアイアンクラブヘッドに対して、
チタン等に置き換わったバックフェース部材によって軽
くなった重量分をキャビティバックの凹部の周縁重量部
の設計の自由度を大きくしたり、その他ヘッド本体より
も比重の大きい素材であるタングステンやタングステン
合金等の高比重の素材よりなる錘部材を配置することに
より、更に設計の自由度の大きい性能設計を行な得るよ
うにしたものである。
に関し、特にキャビティバックタイプの軟鉄製鍛造アイ
アンクラブヘッドにおけるキャビティバックの凹部内の
打点付近の裏側に、ヘッド本体よりも比重の小さい素材
であるチタン製あるいはチタン合金製等のバックフェー
ス部材を嵌合することにより、従来のヘッド本体を総て
軟鉄製の鍛造で作ったアイアンクラブヘッドに対して、
チタン等に置き換わったバックフェース部材によって軽
くなった重量分をキャビティバックの凹部の周縁重量部
の設計の自由度を大きくしたり、その他ヘッド本体より
も比重の大きい素材であるタングステンやタングステン
合金等の高比重の素材よりなる錘部材を配置することに
より、更に設計の自由度の大きい性能設計を行な得るよ
うにしたものである。
【００１１】これにより、実質打点部分は、肉厚が厚い
ものと同等の打球感を得ることが出来、更にタングステ
ン等の錘部材を任意の部分に配置することにより、例え
ば低重心化を指向することができるし、慣性主軸の内、
ヒール・トウ方向に向いている主軸の傾きを水平よりも
トウ上がりの傾きに調整することも可能になる。
ものと同等の打球感を得ることが出来、更にタングステ
ン等の錘部材を任意の部分に配置することにより、例え
ば低重心化を指向することができるし、慣性主軸の内、
ヒール・トウ方向に向いている主軸の傾きを水平よりも
トウ上がりの傾きに調整することも可能になる。
【００１２】
【実施の形態】本発明に係るアイアンクラブヘッドの実
施の形態について説明すれば、即ち、請求項１に係る発
明としては、ヘッド本体のバックフェース部に凹部を形
成し、該凹部の周縁に周縁重量部を形成するキャビティ
バックタイプのアイアンクラブヘッドにおいて、前記ヘ
ッド本体のバックフェース部の凹部の一部に、バックフ
ェース部材を嵌合装着するため、前記バックフェース部
材に相似する嵌合凹部を形成すると共に、該嵌合凹部に
はバックフェース部材に挿入嵌合するための突出部が形
成され、且つ前記バックフェース部材の内側には、前記
突出部を挿入固着するための挿入部が形成されバックフ
ェース部材が、ヘッド本体に嵌合一体化されていること
を特徴とするアイアンクラブヘッドである。
施の形態について説明すれば、即ち、請求項１に係る発
明としては、ヘッド本体のバックフェース部に凹部を形
成し、該凹部の周縁に周縁重量部を形成するキャビティ
バックタイプのアイアンクラブヘッドにおいて、前記ヘ
ッド本体のバックフェース部の凹部の一部に、バックフ
ェース部材を嵌合装着するため、前記バックフェース部
材に相似する嵌合凹部を形成すると共に、該嵌合凹部に
はバックフェース部材に挿入嵌合するための突出部が形
成され、且つ前記バックフェース部材の内側には、前記
突出部を挿入固着するための挿入部が形成されバックフ
ェース部材が、ヘッド本体に嵌合一体化されていること
を特徴とするアイアンクラブヘッドである。
【００１３】又、請求項２に係る発明としては、前記ヘ
ッド本体に嵌合一体化されているバックフェース部材
は、その内側に嵌合用の突出部を挿入するための挿入部
が円柱状に形成され、且つ挿入部の内壁部に螺旋形状乃
至は同心円形状の凹凸部の加工が施されて前記突出部が
嵌合一体化されていることを特徴とするアイアンクラブ
ヘッドである。
ッド本体に嵌合一体化されているバックフェース部材
は、その内側に嵌合用の突出部を挿入するための挿入部
が円柱状に形成され、且つ挿入部の内壁部に螺旋形状乃
至は同心円形状の凹凸部の加工が施されて前記突出部が
嵌合一体化されていることを特徴とするアイアンクラブ
ヘッドである。
【００１４】更に、請求項３に係る発明としては、前記
ヘッド本体に嵌合一体化されているバックフェース部材
は、その内側に嵌合用の突出部を挿入するための挿入部
が、開口先端部の径よりも底部の径が大きくなった末広
がり部になるように加工が施されて前記突出部が嵌合一
体化されていることを特徴とするアイアンクラブヘッド
である。
ヘッド本体に嵌合一体化されているバックフェース部材
は、その内側に嵌合用の突出部を挿入するための挿入部
が、開口先端部の径よりも底部の径が大きくなった末広
がり部になるように加工が施されて前記突出部が嵌合一
体化されていることを特徴とするアイアンクラブヘッド
である。
【００１５】
【実施例】次に、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
実施例を図面に基づいて説明すれば、即ち、図１乃至図
３に示すように、ヘッド本体１Ａのバックフェース部２
に凹部２Ａを形成し、該凹部２Ａの周縁に周縁重量部３
を形成するキャビティバックタイプのアイアンクラブヘ
ッド１において、前記ヘッド本体１Ａのバックフェース
部２の凹部２Ａの一部に、バックフェース部材４を嵌合
装着するため、前記バックフェース部材４に相似する嵌
合凹部２Ｂを形成すると共に、該嵌合凹部２Ｂにはバッ
クフェース部材４に挿入嵌合するための突出部２Ｃが形
成され、且つ前記バックフェース部材４の内側には、前
記突出部２Ｃを挿入固着するための挿入部４Ａが形成さ
れバックフェース部材４が、ヘッド本体１Ａに嵌合一体
化されていることを特徴とするアイアンクラブヘッド１
である。
実施例を図面に基づいて説明すれば、即ち、図１乃至図
３に示すように、ヘッド本体１Ａのバックフェース部２
に凹部２Ａを形成し、該凹部２Ａの周縁に周縁重量部３
を形成するキャビティバックタイプのアイアンクラブヘ
ッド１において、前記ヘッド本体１Ａのバックフェース
部２の凹部２Ａの一部に、バックフェース部材４を嵌合
装着するため、前記バックフェース部材４に相似する嵌
合凹部２Ｂを形成すると共に、該嵌合凹部２Ｂにはバッ
クフェース部材４に挿入嵌合するための突出部２Ｃが形
成され、且つ前記バックフェース部材４の内側には、前
記突出部２Ｃを挿入固着するための挿入部４Ａが形成さ
れバックフェース部材４が、ヘッド本体１Ａに嵌合一体
化されていることを特徴とするアイアンクラブヘッド１
である。
【００１６】又、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
その他実施例を図面に基づいて説明すれば、即ち、図３
に示すように、前記ヘッド本体１Ａに嵌合一体化されて
いるバックフェース部材４は、その内側に嵌合用の突出
部２Ｃを挿入するための挿入部４Ａが円柱状に形成さ
れ、且つ挿入部の内壁部４Ｂに螺旋形状乃至は同心円形
状の凹凸部４Ｃの加工が施されて前記突出部と嵌合一体
化することも出来るものである。
その他実施例を図面に基づいて説明すれば、即ち、図３
に示すように、前記ヘッド本体１Ａに嵌合一体化されて
いるバックフェース部材４は、その内側に嵌合用の突出
部２Ｃを挿入するための挿入部４Ａが円柱状に形成さ
れ、且つ挿入部の内壁部４Ｂに螺旋形状乃至は同心円形
状の凹凸部４Ｃの加工が施されて前記突出部と嵌合一体
化することも出来るものである。
【００１７】このように、バックフェース部材４の内側
に嵌合用の突出部２Ｃを挿入するための挿入部４Ａの形
状が、円柱状でその内壁に凹凸部４Ｃの加工を施するこ
とにより突出部２Ｃを挿入し、鍛造やプレスによる押圧
により該突出部２Ｃが内壁の凹凸部４Ｃに食い込むこと
によって、より強固な嵌合が可能となる。
に嵌合用の突出部２Ｃを挿入するための挿入部４Ａの形
状が、円柱状でその内壁に凹凸部４Ｃの加工を施するこ
とにより突出部２Ｃを挿入し、鍛造やプレスによる押圧
により該突出部２Ｃが内壁の凹凸部４Ｃに食い込むこと
によって、より強固な嵌合が可能となる。
【００１８】更に、本発明に係るアイアンクラブヘッド
のその他実施例としては、図４乃至図６に示すように、
前記バックフェース部材４の内側に嵌合用の突出部２Ｃ
を挿入するための挿入部４Ａの形状は、開口先端部４Ｄ
の径よりも底部４Ｅの径が大きくなった末広がり部４Ｆ
になるように加工が施されているため、鍛造やプレスに
より前記突出部２Ｃが開口先端部４Ｄの径よりも底部４
Ｅの径が大きくなった末広がり部４Ｆに食い込むことに
よって、より強固な嵌合が可能となるものである。
のその他実施例としては、図４乃至図６に示すように、
前記バックフェース部材４の内側に嵌合用の突出部２Ｃ
を挿入するための挿入部４Ａの形状は、開口先端部４Ｄ
の径よりも底部４Ｅの径が大きくなった末広がり部４Ｆ
になるように加工が施されているため、鍛造やプレスに
より前記突出部２Ｃが開口先端部４Ｄの径よりも底部４
Ｅの径が大きくなった末広がり部４Ｆに食い込むことに
よって、より強固な嵌合が可能となるものである。
【００１９】その他、本発明においては、前記バックフ
ェース部材４として、ヘッド本体１Ａを構成する素材よ
りも比重の小さいチタンやチタン合金やアルミやアルミ
合金やマグネシウムやマグネシウム合金等から選択すれ
ば、ヘッド本体を構成する金属（軟鉄やステンレスや炭
素鋼やベリリウム銅合金等）単材の場合よりも軽量にな
るため、この軽量分をヘッド本体よりも比重の重いタン
グステンやタングステン合金等からなる錘部材７とし
て、ソール部６あるいはヒール部８近傍に嵌合固着する
ことが望ましい。
ェース部材４として、ヘッド本体１Ａを構成する素材よ
りも比重の小さいチタンやチタン合金やアルミやアルミ
合金やマグネシウムやマグネシウム合金等から選択すれ
ば、ヘッド本体を構成する金属（軟鉄やステンレスや炭
素鋼やベリリウム銅合金等）単材の場合よりも軽量にな
るため、この軽量分をヘッド本体よりも比重の重いタン
グステンやタングステン合金等からなる錘部材７とし
て、ソール部６あるいはヒール部８近傍に嵌合固着する
ことが望ましい。
【００２０】なお、慣性主軸のうちヒール部８からトウ
部５に向かって存在する軸を水平よりもトウ部上がり方
向にするためには、図７に示すように錘部材７を嵌合す
る個所をソール部６のヒール部８寄りに配置させるか、
あるいはソール部６のヒール部８寄りとトウ部５の上部
に嵌合すれば通常のアイアンクラブヘッドに比べて慣性
主軸のうちヒール部８からトウ部５に向かって存在する
軸を水平よりもトウ部５上がりにすることが出来るもの
である。
部５に向かって存在する軸を水平よりもトウ部上がり方
向にするためには、図７に示すように錘部材７を嵌合す
る個所をソール部６のヒール部８寄りに配置させるか、
あるいはソール部６のヒール部８寄りとトウ部５の上部
に嵌合すれば通常のアイアンクラブヘッドに比べて慣性
主軸のうちヒール部８からトウ部５に向かって存在する
軸を水平よりもトウ部５上がりにすることが出来るもの
である。
【００２１】又、嵌合一体化する場合は、あらかじめソ
ール部６やトウ部５に錘部材７の形状に略一致した凹部
を形成しておき、タングステンの錘部材７と軟鉄製のヘ
ッド本体を鍛造するときに嵌合一体化させると強固な結
合力を得ることができるものである。
ール部６やトウ部５に錘部材７の形状に略一致した凹部
を形成しておき、タングステンの錘部材７と軟鉄製のヘ
ッド本体を鍛造するときに嵌合一体化させると強固な結
合力を得ることができるものである。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、本発明は、キャビティバ
ックタイプのアイアンクラブヘッドに関するものであ
り、特に軟鉄鍛造製のキャビティバックタイプのアイア
ンクラブヘッドにおいてチタンやチタン合金等のバック
フェース部材を複合することにより、従来の軟鉄鍛造製
のキャビティバックタイプのアイアンクラブヘッド単材
では実現出来なかった、しっかりした打球感を保持出来
るアイアンクラブヘッドを提供することが出来るもので
ある。
ックタイプのアイアンクラブヘッドに関するものであ
り、特に軟鉄鍛造製のキャビティバックタイプのアイア
ンクラブヘッドにおいてチタンやチタン合金等のバック
フェース部材を複合することにより、従来の軟鉄鍛造製
のキャビティバックタイプのアイアンクラブヘッド単材
では実現出来なかった、しっかりした打球感を保持出来
るアイアンクラブヘッドを提供することが出来るもので
ある。
【図１】図１は、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
フェース部側を示す斜視図。
フェース部側を示す斜視図。
【図２】図２は、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
バックフェース部側を示す斜視図。
バックフェース部側を示す斜視図。
【図３】図３は、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
バックフェース部材の嵌合方法を示す組み立て斜視図。
バックフェース部材の嵌合方法を示す組み立て斜視図。
【図４】図４は、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
切断部分を表示したバックフェース部側を示す斜視図。
切断部分を表示したバックフェース部側を示す斜視図。
【図５】図５は、図４のＡ−Ａ部分の断面を示す断面斜
視図。
視図。
【図６】図６は、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
バックフェース部材の嵌合方法を示す組み立て斜視図。
バックフェース部材の嵌合方法を示す組み立て斜視図。
【図７】図７は、本発明に係るアイアンクラブヘッドの
その他実施例を示す斜視図。
その他実施例を示す斜視図。
１ アイアンクラブヘッド １Ａ ヘッド本体 ２ バックフェース部 ２Ａ 凹部 ２Ｂ 嵌合凹部 ２Ｃ 突出部 ３ 周縁重量部 ４ バックフェース部材 ４Ａ 挿入部 ４Ｂ 内壁部 ４Ｃ 凹凸部 ４Ｄ 開口先端部 ４Ｅ 底部 ４Ｆ 末広がり部 ５ トウ部 ６ ソール部 ７ 錘部材 ８ ヒール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峰 隆行 岐阜県養老郡養老町高田3877−８ 美津濃 株式会社養老工場内 (72)発明者 花井 新三 岐阜県養老郡養老町高田3877−８ 美津濃 株式会社養老工場内 (72)発明者 金川 憲二 広島県東広島市西条町大字吉行１番地58 中央工業株式会社内 Ｆターム(参考） 2C002 AA03 CH03 CH05 LL01 MM04 PP03
Claims (3)
- 【請求項１】 ヘッド本体のバックフェース部に凹部を
形成し、該凹部の周縁に周縁重量部を形成するキャビテ
ィバックタイプのアイアンクラブヘッドにおいて、前記
ヘッド本体のバックフェース部の凹部の一部に、バック
フェース部材を嵌合装着するため、前記バックフェース
部材に相似する嵌合凹部を形成すると共に、該嵌合凹部
にはバックフェース部材に挿入嵌合するための突出部が
形成され、且つ前記バックフェース部材の内側には、前
記突出部を挿入固着するための挿入部が形成されバック
フェース部材が、ヘッド本体に嵌合一体化されているこ
とを特徴とするアイアンクラブヘッド。 - 【請求項２】 前記ヘッド本体に嵌合一体化されている
バックフェース部材は、その内側に嵌合用の突出部を挿
入するための挿入部が円柱状に形成され、且つ挿入部の
内壁部に螺旋形状乃至は同心円形状の凹凸部の加工が施
されて前記突出部が嵌合一体化されていることを特徴と
する請求項１記載のアイアンクラブヘッド。 - 【請求項３】 前記ヘッド本体に嵌合一体化されている
バックフェース部材は、その内側に嵌合用の突出部を挿
入するための挿入部が、開口先端部の径よりも底部の径
が大きくなった末広がり部になるように加工が施されて
前記突出部が嵌合一体化されていることを特徴とする請
求項１記載のアイアンクラブヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35165399A JP2001161868A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | アイアンクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35165399A JP2001161868A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | アイアンクラブヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001161868A true JP2001161868A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18418718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35165399A Pending JP2001161868A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | アイアンクラブヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001161868A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7396299B2 (en) * | 2005-08-22 | 2008-07-08 | Karsten Manufacturing Corporation | Weight adjustment member for golf club head |
| US7819757B2 (en) * | 2006-07-21 | 2010-10-26 | Cobra Golf, Inc. | Multi-material golf club head |
| US8007372B2 (en) * | 2000-04-19 | 2011-08-30 | Cobra Golf, Inc. | Golf club head with localized grooves and reinforcement |
| US8066587B2 (en) * | 2006-11-27 | 2011-11-29 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Putter head |
| US8430766B2 (en) | 2008-07-29 | 2013-04-30 | Sri Sports Limited | Golf club head |
| US8870682B2 (en) | 2006-07-21 | 2014-10-28 | Cobra Golf Incorporated | Multi-material golf club head |
| US9586104B2 (en) | 2006-07-21 | 2017-03-07 | Cobra Golf Incorporated | Multi-material golf club head |
-
1999
- 1999-12-10 JP JP35165399A patent/JP2001161868A/ja active Pending
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