JP2001161173A - 育苗ポット - Google Patents
育苗ポットInfo
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- JP2001161173A JP2001161173A JP34614699A JP34614699A JP2001161173A JP 2001161173 A JP2001161173 A JP 2001161173A JP 34614699 A JP34614699 A JP 34614699A JP 34614699 A JP34614699 A JP 34614699A JP 2001161173 A JP2001161173 A JP 2001161173A
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- Japan
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- pot
- sheet
- seedling
- paper sheet
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体を生分解性素材から構成することによっ
て、特にリサイクルに係る負担を軽減できる育苗ポット
を提供する。 【解決手段】 全面に生分解性を有する接着剤を塗布ま
たは含浸した紙製シートを立体形状に折り畳むと共に、
その重畳部を接着するという手段を用いた。
て、特にリサイクルに係る負担を軽減できる育苗ポット
を提供する。 【解決手段】 全面に生分解性を有する接着剤を塗布ま
たは含浸した紙製シートを立体形状に折り畳むと共に、
その重畳部を接着するという手段を用いた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、育苗ポットに係
り、全体を生分解可能な素材から構成したものに関する
ものである。
り、全体を生分解可能な素材から構成したものに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から植物の苗を鉢単位で販売・購入
する育苗ポットは公知である。
する育苗ポットは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は成形性
に優れた合成樹脂を素材としていたため、次のような課
題があった。即ち、第一に従来の育苗ポットはそのまま
植え込むことができないため、他のプランターに移し換
える手間があった。第二に、移し換え後に空となった育
苗ポットは廃棄されるが、これによりゴミの発生が助長
される。特にガーデニングが盛んな近時においては、苗
の売れ行きが好調な分だけゴミが発生するという課題が
ある。さらに、西暦2000年より、いわゆるリサイク
ル法が施行されるが、従来の育苗ポットも分別回収やリ
サイクルの対象となるため、これに係る自治体やメーカ
ー、さらには消費者の手間が増大することが予想され
る。
に優れた合成樹脂を素材としていたため、次のような課
題があった。即ち、第一に従来の育苗ポットはそのまま
植え込むことができないため、他のプランターに移し換
える手間があった。第二に、移し換え後に空となった育
苗ポットは廃棄されるが、これによりゴミの発生が助長
される。特にガーデニングが盛んな近時においては、苗
の売れ行きが好調な分だけゴミが発生するという課題が
ある。さらに、西暦2000年より、いわゆるリサイク
ル法が施行されるが、従来の育苗ポットも分別回収やリ
サイクルの対象となるため、これに係る自治体やメーカ
ー、さらには消費者の手間が増大することが予想され
る。
【0004】この発明は上述した課題に基づき、その全
体を生分解性素材から構成することによって、特にリサ
イクルに係る負担を軽減できる育苗ポットを提供するも
のである。
体を生分解性素材から構成することによって、特にリサ
イクルに係る負担を軽減できる育苗ポットを提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、全面に生分解性を有する接着剤を塗
布または含浸した紙製シートを立体形状に折り畳むと共
に、その重畳部を上記接着剤により接着するという手段
を用いた。この手段によれば、紙製シートそのものは土
中にて生分解するため、育苗ポット全体が生分解可能な
容器となる。ここで、紙製シートが生分解性を十分に持
ち合わせていない素材からなる場合は、これを促進する
薬剤をシートに塗布することもある。なお、本発明にお
いて「接着剤」とは、生分解性を有する素材からなり、
且つ、紙製シートを立体形状(ポット状)に保持可能な
接着力を有するものをいう。また、本発明において「全
面」とは、接着剤を塗布する場合は、紙製シートの片面
と両面の双方を含む概念である。両面に接着剤を塗布し
た場合は、重畳部の接着力を高めることができる。
ために本発明では、全面に生分解性を有する接着剤を塗
布または含浸した紙製シートを立体形状に折り畳むと共
に、その重畳部を上記接着剤により接着するという手段
を用いた。この手段によれば、紙製シートそのものは土
中にて生分解するため、育苗ポット全体が生分解可能な
容器となる。ここで、紙製シートが生分解性を十分に持
ち合わせていない素材からなる場合は、これを促進する
薬剤をシートに塗布することもある。なお、本発明にお
いて「接着剤」とは、生分解性を有する素材からなり、
且つ、紙製シートを立体形状(ポット状)に保持可能な
接着力を有するものをいう。また、本発明において「全
面」とは、接着剤を塗布する場合は、紙製シートの片面
と両面の双方を含む概念である。両面に接着剤を塗布し
た場合は、重畳部の接着力を高めることができる。
【0006】上記手段において水はけを良くするため
に、請求項2では角部におけるシートの打合部に隙間が
できるように紙製シートを折り畳むという手段を用い、
これに代えて請求項3では上記打合部に隙間ができるよ
うに紙製シートを裁断するという手段を用いた。なお、
これら請求項2、3の手段から明らかなように、請求項
1に係る発明では、他の手段によって隙間を形成した構
成および隙間が全くない構成も含まれることはいうまで
もない。
に、請求項2では角部におけるシートの打合部に隙間が
できるように紙製シートを折り畳むという手段を用い、
これに代えて請求項3では上記打合部に隙間ができるよ
うに紙製シートを裁断するという手段を用いた。なお、
これら請求項2、3の手段から明らかなように、請求項
1に係る発明では、他の手段によって隙間を形成した構
成および隙間が全くない構成も含まれることはいうまで
もない。
【0007】ところで、本発明ではポット素材として紙
製シートを採用したため、従来の合成樹脂製ポットと異
なり、紙製シートに直接印刷できるという利点がある。
このとき用いるインクは生分解性を有するものを用いる
ことが好ましい。
製シートを採用したため、従来の合成樹脂製ポットと異
なり、紙製シートに直接印刷できるという利点がある。
このとき用いるインクは生分解性を有するものを用いる
ことが好ましい。
【0008】一方、本発明の育苗ポットはそれ単体で販
売することも可能であるが、一般には内容物と共に販売
する。しかし、本発明ポットは水気を嫌う(水気によっ
て型くずれや生分解が起きる)ため、内容物として乾燥
した土壌のみ、または肥料、種のうち一若しくはその両
方を上記土壌と共に収容するという手段が考えられる。
ただし、この手段において土壌や肥料を内容物とする場
合、苗が植栽されていてもよいことはもちろんである。
売することも可能であるが、一般には内容物と共に販売
する。しかし、本発明ポットは水気を嫌う(水気によっ
て型くずれや生分解が起きる)ため、内容物として乾燥
した土壌のみ、または肥料、種のうち一若しくはその両
方を上記土壌と共に収容するという手段が考えられる。
ただし、この手段において土壌や肥料を内容物とする場
合、苗が植栽されていてもよいことはもちろんである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明に
係る育苗ポットの一例を示したものであり、紙製のシー
ト1をポット状に折り畳んでなるものである。図中にお
いて2はシート1を重ね合わせて接着するための重畳部
である。
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明に
係る育苗ポットの一例を示したものであり、紙製のシー
ト1をポット状に折り畳んでなるものである。図中にお
いて2はシート1を重ね合わせて接着するための重畳部
である。
【0010】図2は、本例における育苗ポットの展開図
であって、底面3となる正方形に折曲線4を介して、台
形状の第一側面5・5と、台形状体の左右に折曲線6…
6を介して略逆三角形体7およびフラップ状の重畳部2
を連設した第二側面8・8を、それぞれ対向するように
一対に設けてなる。
であって、底面3となる正方形に折曲線4を介して、台
形状の第一側面5・5と、台形状体の左右に折曲線6…
6を介して略逆三角形体7およびフラップ状の重畳部2
を連設した第二側面8・8を、それぞれ対向するように
一対に設けてなる。
【0011】この育苗ポットの特徴は、第一にシート1
が生分解可能な紙製であること、第二に重畳部2を生分
解性を有する接着剤で接着していることである。こうし
た構成により、本育苗ポットは全体として生分解性を有
し、従来の樹脂製ポットのように移し替えることなく、
そのまま土中に埋めることができる。そして、土中の微
生物により経時的に分解されるから、ゴミとして廃棄あ
るいはリサイクルする必要がないのである。
が生分解可能な紙製であること、第二に重畳部2を生分
解性を有する接着剤で接着していることである。こうし
た構成により、本育苗ポットは全体として生分解性を有
し、従来の樹脂製ポットのように移し替えることなく、
そのまま土中に埋めることができる。そして、土中の微
生物により経時的に分解されるから、ゴミとして廃棄あ
るいはリサイクルする必要がないのである。
【0012】続いて、さらなる特徴点を説明すると、図
3に示したように、本育苗ポットの下方四隅におけるシ
ート1の打合部に隙間9を設けている。この隙間9は通
水孔として機能し、水はけを良くすることができる。こ
れは苗の生育に必要な条件であることはいうまでもない
が、さらに水気を嫌う紙製シートを採用した本発明ポッ
トの型くずれや搬送途中における不用意な生分解を防止
することができる。なお、隙間9は内容物が脱落しない
大きさに形成することはもちろんである。
3に示したように、本育苗ポットの下方四隅におけるシ
ート1の打合部に隙間9を設けている。この隙間9は通
水孔として機能し、水はけを良くすることができる。こ
れは苗の生育に必要な条件であることはいうまでもない
が、さらに水気を嫌う紙製シートを採用した本発明ポッ
トの型くずれや搬送途中における不用意な生分解を防止
することができる。なお、隙間9は内容物が脱落しない
大きさに形成することはもちろんである。
【0013】ここで隙間9を設けるには二つの手段があ
る。その一つは、シートを打合部が密に接触しないよう
に折り畳む方法である。例えば、図1において重畳部2
と第一側面5の接着部分を左右にずらすことにより、ポ
ット下方の四隅に隙間9を設けることができる。
る。その一つは、シートを打合部が密に接触しないよう
に折り畳む方法である。例えば、図1において重畳部2
と第一側面5の接着部分を左右にずらすことにより、ポ
ット下方の四隅に隙間9を設けることができる。
【0014】他の一つは、シートの裁断時に四側面を僅
かに余分に裁断しておく方法である。例えば、図2にお
いて第一側面5・5の幅が底面の四辺よりも狭くなるよ
うに裁断することによって、これを組み立てたときに隙
間9を設けることができる。
かに余分に裁断しておく方法である。例えば、図2にお
いて第一側面5・5の幅が底面の四辺よりも狭くなるよ
うに裁断することによって、これを組み立てたときに隙
間9を設けることができる。
【0015】ただし、これら隙間9は通水孔としての一
例であり、シート1の裁断時にパンチにより底面や側面
に穴を複数設けることも可能である。この場合、パンチ
等の穿孔装置を必要となるため、コスト面では上述した
2つの手段が有利である。
例であり、シート1の裁断時にパンチにより底面や側面
に穴を複数設けることも可能である。この場合、パンチ
等の穿孔装置を必要となるため、コスト面では上述した
2つの手段が有利である。
【0016】なお、隙間9を設けること自体が本発明の
一例であり、隙間9が全くないポットとなるように紙製
シート1を折り畳む、あるいは裁断できることはもちろ
んである。
一例であり、隙間9が全くないポットとなるように紙製
シート1を折り畳む、あるいは裁断できることはもちろ
んである。
【0017】ところで本育苗ポットは、それ単体で販売
することも可能であるが、内容物を収容した状態で販売
することも可能である。一般に花屋では苗を植えた状態
で販売されるからである。ただし、上述したように本育
苗ポットは紙製シートからなり、含水により型くずれす
るなど水気を嫌うため、内容物としては乾燥したものが
好ましい。例えば、乾燥した土壌のみ、または乾燥肥
料、種のうち一またはその両方を乾燥土壌と共に収容す
る場合が該当する。なお、土壌や肥料を内容物とする場
合は、苗を植えた状態とすることも可能である。また、
上記内容物を収容した場合には、その散逸を防止するた
め蓋を設けることも可能であるが、この蓋もポットと同
素材、即ち生分解性素材から成形することにより、蓋の
みをゴミとして廃棄する必要もなくなる。
することも可能であるが、内容物を収容した状態で販売
することも可能である。一般に花屋では苗を植えた状態
で販売されるからである。ただし、上述したように本育
苗ポットは紙製シートからなり、含水により型くずれす
るなど水気を嫌うため、内容物としては乾燥したものが
好ましい。例えば、乾燥した土壌のみ、または乾燥肥
料、種のうち一またはその両方を乾燥土壌と共に収容す
る場合が該当する。なお、土壌や肥料を内容物とする場
合は、苗を植えた状態とすることも可能である。また、
上記内容物を収容した場合には、その散逸を防止するた
め蓋を設けることも可能であるが、この蓋もポットと同
素材、即ち生分解性素材から成形することにより、蓋の
みをゴミとして廃棄する必要もなくなる。
【0018】一方、本発明に用いる紙製シートは、微生
物による生分解が可能な素材から構成することを必要と
するが、その中には生分解速度が遅いものがある。この
場合は、次のような手段により当該速度を速めることが
できる。即ち、シートの表面・裏面あるいは両面に生分
解を促す公知の薬剤を塗布することである。公知の薬剤
には、生分解性に加え、撥水性をも有するものも存在す
るため、ポットを水気から保護する上でも有用である。
物による生分解が可能な素材から構成することを必要と
するが、その中には生分解速度が遅いものがある。この
場合は、次のような手段により当該速度を速めることが
できる。即ち、シートの表面・裏面あるいは両面に生分
解を促す公知の薬剤を塗布することである。公知の薬剤
には、生分解性に加え、撥水性をも有するものも存在す
るため、ポットを水気から保護する上でも有用である。
【0019】また重畳部を接着するための接着剤も生分
解性を有することが必要であるが、シート1がポット状
に形状保持する接着力を有するものであれば、その素材
はデンプン糊のように全てが天然物からなるものであっ
てもよいし、また天然物に合成樹脂を混練したものであ
ってもよい。
解性を有することが必要であるが、シート1がポット状
に形状保持する接着力を有するものであれば、その素材
はデンプン糊のように全てが天然物からなるものであっ
てもよいし、また天然物に合成樹脂を混練したものであ
ってもよい。
【0020】なお、接着剤は紙製シートの全面に塗布あ
るいは含浸により付加される。例えば、塗布による場合
はローラにより全面付加されるが、重畳部の態様、すな
わち紙製シートをどのように裁断するか、あるいはどの
ように折り畳むかに関係なく、接着剤の塗布態様を一律
と出来るため、生産効率がよい。また、接着剤はシート
の片面のみならず両面に付加することもあり、両面であ
れば重畳部における接着力をより高めることができる。
るいは含浸により付加される。例えば、塗布による場合
はローラにより全面付加されるが、重畳部の態様、すな
わち紙製シートをどのように裁断するか、あるいはどの
ように折り畳むかに関係なく、接着剤の塗布態様を一律
と出来るため、生産効率がよい。また、接着剤はシート
の片面のみならず両面に付加することもあり、両面であ
れば重畳部における接着力をより高めることができる。
【0021】さらに本発明ではポットの素材が紙である
ため、紙製シート1に直接印刷を施すことが可能であ
る。印刷の態様は苗の名前、その成育方法などの植物情
報を初め、その他、装飾的模様・色彩・図形などがある
が、特に限定するものではない。ただし、印刷に用いる
インクは生分解性を有する必要がある。インクによる土
壌汚染を回避する必要があるからである。この点、フィ
ルムやラベルを貼着しなければ模様等を付加できない従
来ポットに比して有利である。
ため、紙製シート1に直接印刷を施すことが可能であ
る。印刷の態様は苗の名前、その成育方法などの植物情
報を初め、その他、装飾的模様・色彩・図形などがある
が、特に限定するものではない。ただし、印刷に用いる
インクは生分解性を有する必要がある。インクによる土
壌汚染を回避する必要があるからである。この点、フィ
ルムやラベルを貼着しなければ模様等を付加できない従
来ポットに比して有利である。
【0022】なお、ここに挙げた育苗ポットは、紙製シ
ートを上述した形状としたため、その開口部が花びらの
ようになり、デザイン性でも優れる。ただし、本発明に
おいて育苗ポットの形状はこれに限定されず、多種多様
な形状にできることはもちろんである。
ートを上述した形状としたため、その開口部が花びらの
ようになり、デザイン性でも優れる。ただし、本発明に
おいて育苗ポットの形状はこれに限定されず、多種多様
な形状にできることはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば育
苗ポットを全体として生分解可能に構成したので、従来
のように他のプランターへの移し替えが不要であり、そ
のまま土中に埋めることができる。そして、土中にて微
生物により分解され、何れ消滅するため、この種育苗ポ
ットに係るゴミの排出をなくすことができる。これは現
在の樹脂製育苗ポットの流通量からすれば、地球環境保
全に多大な効果を奏するものである。また、リサイクル
法の施行に伴う自治体やポットメーカー、さらには消費
者の負担も大幅に軽減されることになる。
苗ポットを全体として生分解可能に構成したので、従来
のように他のプランターへの移し替えが不要であり、そ
のまま土中に埋めることができる。そして、土中にて微
生物により分解され、何れ消滅するため、この種育苗ポ
ットに係るゴミの排出をなくすことができる。これは現
在の樹脂製育苗ポットの流通量からすれば、地球環境保
全に多大な効果を奏するものである。また、リサイクル
法の施行に伴う自治体やポットメーカー、さらには消費
者の負担も大幅に軽減されることになる。
【0024】さらに本発明では接着剤をシートの全面に
塗布あるいは含浸させることとしたので、紙製シートの
裁断からポット形成までを全機械化でき、量産が容易と
なる。この点、重畳部のみに接着剤を塗布等する場合に
比べて、生産効率の面で有利である。
塗布あるいは含浸させることとしたので、紙製シートの
裁断からポット形成までを全機械化でき、量産が容易と
なる。この点、重畳部のみに接着剤を塗布等する場合に
比べて、生産効率の面で有利である。
【0025】また、折り畳み時やシート裁断時に隙間を
設けるようにしたので、製造時に水はけのための積極的
手段を設ける必要がなく、低コストにも寄与する。
設けるようにしたので、製造時に水はけのための積極的
手段を設ける必要がなく、低コストにも寄与する。
【図1】一実施形態に係る育苗ポットの斜視図
【図2】同ポットの展開図
【図3】育苗ポットの底部拡大図
1 紙製シート 2 重畳部 3 ポット底面 4 折曲線 5 第一側面 6 折曲線 7 略逆三角形体 8 第二側面 9 通水のための隙間
Claims (3)
- 【請求項1】全面に生分解性を有する接着剤を塗布また
は含浸した紙製シートを立体形状に折り畳むと共に、そ
の重畳部を接着したことを特徴とする育苗ポット。 - 【請求項2】角部におけるシートの打合部に隙間ができ
るように紙製シートを折り畳んでなる請求項1記載の育
苗ポット。 - 【請求項3】角部におけるシートの打合部に隙間ができ
るように紙製シートを裁断してなる請求項1記載の育苗
ポット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34614699A JP2001161173A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 育苗ポット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34614699A JP2001161173A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 育苗ポット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001161173A true JP2001161173A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18381432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34614699A Pending JP2001161173A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 育苗ポット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001161173A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010178639A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Nitto Denki Kogyo:Kk | 園芸用容器 |
US8329268B2 (en) | 2009-12-07 | 2012-12-11 | Sonoco Development, Inc. | Paper-based plant pot, and blank for making same |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34614699A patent/JP2001161173A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010178639A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Nitto Denki Kogyo:Kk | 園芸用容器 |
US8329268B2 (en) | 2009-12-07 | 2012-12-11 | Sonoco Development, Inc. | Paper-based plant pot, and blank for making same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081007 |