JP2001160301A - 震度感知自動点灯懐中電灯 - Google Patents

震度感知自動点灯懐中電灯

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JP2001160301A
JP2001160301A JP37615699A JP37615699A JP2001160301A JP 2001160301 A JP2001160301 A JP 2001160301A JP 37615699 A JP37615699 A JP 37615699A JP 37615699 A JP37615699 A JP 37615699A JP 2001160301 A JP2001160301 A JP 2001160301A
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Takeo Komamura
武夫 駒村
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SOFUKEN KK
Sofken Co Ltd
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SOFUKEN KK
Sofken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別ユニットとして形成された従来の既製のト
リガースイッチの使用による装置構造の複雑化を改善す
ると共に、地震等による振動対してより高感度で安全性
の高い懐中電灯の構造を提供する。 【解決手段】少なくとも電池を収容すると共に操作摘に
より移動する可動端子を備えた電池収納部と、電球及び
反射板を収容すると共に前記操作摘の操作により可動端
子と接触する固定端子を備えた電球収納部を備えた懐中
電灯において、電球収納部または電池収納部を構成する
基体の一部へ内部の可動部材を外部からの押圧力で作動
させるための貫通部を形成し、板状の絶縁部材より延設
させた可動部材を前記貫通部より外部へ突出させると共
に絶縁部材を前記可動端子と固定端子の間に挿入できる
状態に配置させ、絶縁部材を前記可動部材の突出方向に
対して弾性を付して固定する。絶縁部材の弾性の反力は
懐中電灯の構成部品との当接面で得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】 本発明は、一般的な照明機能の
利用方法の他に一定の震度を超越した場合に懐中電灯が
転倒することにより点灯し、同時に地震の震度の目安と
もなる防災用の震度感知自動点灯懐中電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】 一般に、懐中電灯のオン、オフは電池
収納部を構成する本体の外周面に設けられたスライド式
或いはボタン式のスイッチの操作で行われているが、こ
れに対して、夜間等に地震等の振動による災害に遭遇し
た場合に、振動に反応して自動的に点灯するトリガース
イッチ等を点灯回路中に設けた震度感知自動点灯懐中電
灯が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来知られ
ている既製のトリガースイッチは、別ユニットととして
形成されているために、これをそのまま懐中電灯に応用
すると、装置構造が複雑になり、製造コストがかかる等
の問題があった。
【0004】そこで、本発明の第1目的は、装置構成が
簡素で且つ機能性に優れたスイッチ構造を有する震度感
知自動点灯懐中電灯を提供することにあり、第2の目的
は、この種の震度感知自動点灯懐中電灯において、地震
等による振動対してより高感度で安全性の高い懐中電灯
の構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の第1の目的を達成
するために本発明の震度感知自動点灯懐中電灯は、少な
くとも電池を収容すると共に操作摘により移動する可動
端子を備えた電池収納部と、電球及び反射板を収容する
と共に前記操作摘の操作により可動端子と接触する固定
端子を備えた電球収納部を備えた一般的な懐中電灯にお
けるスイッチ構造を開発した。
【0006】このスイッチ構造は、先ず、筒状に形成さ
れた電池収納部の先端に取付けられた電球収納部の基体
の縁部へ貫通部(貫通孔)を形成する。そして、略長片
状に形成した板状の絶縁部材を用いて、一方の端部を可
動部材としてこの貫通部より外部へ突出させると共に他
方の端部である絶縁体を可動端子と固定端子の間に挿入
できる状態に配置させた。また、この絶縁部材を突出方
向、つまり、前述の貫通孔に向けて弾性力を付して固定
したことを特徴とする。
【0007】より、具体的には、絶縁部材の弾性の反力
は懐中電灯の構成部品との当接面から得る。例えば、汎
用の懐中電灯において、電球収納部はリング状の平坦な
上面を有する電球ホルダを備えているため、絶縁部材へ
弾性を有する板状の連結片を介してリング形状等の板状
の当接片を一体的に形成し、この当接片を電球ホルダの
平坦な上面に当接させて固定したものである。尚、上記
の貫通部には気密性を考慮してベローズ、タイヤフラム
等を利用することもできる。つまり、本発明で規定する
貫通部は通気に関するものではなく、可動部材を外部か
らの押圧力で作動させることのできる構造的な貫通部の
ことを言う。
【0008】前記の第2の目的を達成するために本発明
の震度感知自動点灯懐中電灯は、適宜な載置体に自立さ
せた状態での当該懐中電灯の接触面、つまり、一般的に
は、電球収納部を構成する筒状の容体へ、点灯回路と接
続させたスイッチを突設した懐中電灯において、接触面
に傾斜部15を形成したことを特徴とする。
【0009】このように構成された懐中電灯は、重心が
ずれ所定の震度に対して敏感に転倒することが可能であ
る。また、前記接触面のスイッチの突出部位を除く他の
部位へは滑り止めを設けることで、感度を向上させるこ
とができる。
【0010】また、更に、本発明に係わる懐中電灯に
は、完全な転倒を防止するための手段を設けている。こ
れは、懐中電灯の本体が完全に転倒した場合に、本体や
構成部品に破損が生じることを防止するための手段であ
り、具体的には、懐中電灯の本体に設けた繋止手段とし
て形成した。即ち、懐中電灯の本体を適宜な屋内装置品
と鎖や紐などで繋ぎ止めることで、地震等が発生した場
合にスイッチを作動させると共に、電灯本体の破損を防
止することを可能としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図面の各図は、本発明の効果的な
実施の形態を示す概要図であり、図1は、本発明の震度
感知自動点灯懐中電灯の断面図、図2は、本発明に係わ
る絶縁部材を説明するための平面図である。断面図に図
示の如く、本発明に係わる懐中電灯1は、電池13を収
容する有底円筒状の電池収納部1aと、該電池収納部1
aの先端に螺合させる電球収納部2から構成された汎用
の懐中電灯に対して応用される。
【0012】本発明の実施例に従って説明すると、有底
円筒状の電池収納部1aには二個の電池13.13が直
列に収容され、下方の電池13の底部の接点はコイルス
プリング11と接触しながら上方向に付勢されて配置さ
れている。このコイルスプリング11は電池収納部1a
の内側面に沿って上方向に延出された長尺の可動端子8
に導電接続されている。
【0013】前記可動端子8は、後述する固定端子6と
接触することで、点灯回路をオンオフさせるもので、先
端部と中央辺には内周方向に向けて屈曲した部位を有し
ている。そして、中央の屈曲部位に対しては電池収納部
1aの外周面の長手方向に沿ってスライド自在に取付け
た操作摘7の突起7aを配設させている。
【0014】この様に構成したことで、操作摘7を外側
からスライド移動させると、それに伴い突起7aが可動
端子8の屈曲部位を押し出し、次いで、先端の屈曲部が
固定端子6に接触する仕組みとなっている。
【0015】一方、電球収納部2は、先端面を透明なレ
ンズとして一体的に形成した有底筒状の部材から成り、
該電球収納部2の内周には前記電池収納部1aの先端部
の外周に螺合させる螺子溝が形成されている。
【0016】また、前記電球収納部2の内面には反射板
3の先端の顎部が嵌合固定されている。この反射板3の
中央部の孔部には底部の接点を電池13と接続させた電
球5を電球ホルダ4で固定して突出させている。この電
球ホルダ4は外周面にリング状の導電部材から成る固定
端子6が露出されていて、前記電球5の側面の接点とこ
の固定端子6が電気的に接続されている。
【0017】本発明は、上記の構成の懐中電灯におい
て、前記電球収納部2の基体の縁部、及びこの実施例で
は反射板3の先端の顎部へそれぞれ貫通部2a・3aを
形成したものである。
【0018】図2は、本発明に係わる絶縁部材9の説明
図である。この絶縁部材9は、先端の可動片9bから後
端の挿入片9aへと連なる板状部材に対してリング状の
当接片9aを一体的に形成した弾性を有するやや硬質の
プラスチック製の部材から成り、図示の例では、一体成
形の板状部材を所定の輪郭に打ち抜き、切溝9cと円形
孔9dを形成して形成させている。
【0019】本発明は、上記の絶縁部材9を使用して、
先ずリング状の当接片9aを電球ホルダ4の平坦な上面
に当接させて固定し、一方の端部である可動片9bを前
記貫通部3a・2aより外部へ突出させると共に他方の
挿入片9aを可動端子8と固定端子6の間に挿入できる
状態に配置させて固定したものである。
【0020】上記の如く構成された絶縁部材9は、当接
片9aと可動片9bとの間に弾性材となる連結片9dが
形成されるので、可動片9bの突出方向に弾性力を付し
て固定することができる。尚、この実施例では、斜めに
配置された当接片9aの一部も弾性材として機能するこ
とは容易に判断されるであろう。
【0021】即ち、本発明は、絶縁部材9の弾性の反力
を懐中電灯1の構成部品との当接面で得ること、つま
り、実施例では電球ホルダ4の平坦な上面で得ること
で、極めて簡素な構成のスイッチ構造を可能としたこと
を特徴としている。
【0022】図3に図示のものは、他の実施例の外観図
である。この実施例では、弾性力を水平に配置した連結
片9eで形成している。また、その他には、リング状の
当接片9を変形する等の様々な実施態様が考慮される。
【0023】上記の如く構成した本発明の懐中電灯1
は、予め通常の操作摘7により内部の固定端子6と可動
端子8を通電状態(つまり、電球5が点灯している状
態)にさせておき、電球収納部2の先端面をグランド側
に向けて机等の載置体に自立させて使用する。
【0024】この状態では、絶縁部材9の突出片9bは
懐中電灯の自重により押圧されるので、挿入片9aが固
定端子6と可動端子8との間に挿入されて固定端子6と
可動端子8とが絶縁状態(つまり、電球5が点灯してい
いない状態)になる。
【0025】次に、地震等の振動が懐中電灯1に伝わる
と、前記電球収納部2の先端面と載置体とが離反するの
で、突出片9b側に向け弾性を付している挿入片9a
は、固定端子6と可動端子8との間から抜け出して通電
状態となり電球5が点灯する。
【0026】尚、本発明の実施例では、より効果的に振
動を感知させるために、懐中電灯1の載置体との接触面
にあたる電球収納部2の先端面は自立させた状態でやや
傾斜するように斜めに形成されている。また、接触面へ
は滑り止め14が形成され、振動に対して直ぐに反応で
きる構成としている。
【0027】また、上記の点灯に至るまでの動作は、懐
中電灯1が完全に転倒した場合に効果的に作用するが、
その際、本体や構成部品が損傷する恐れがあり、このた
め、本発明では懐中電灯の本体1の底部へ孔を有する突
起(繋止手段12)を設け、ここへ紐や鎖を取付けて周
辺の屋内装置品と繋げておける構成とした。これによ
り、懐中電灯1の損傷を回避して、尚且つ振動を検知し
て点灯する懐中電灯を提供することを可能とした。
【0028】本発明の実施にあたり流山消防署のご協力
を頂き、懐中電灯の数種類の傾斜角度を変えた模型を用
いて流山消防署の保有する起震車で転倒実験を行った。
傾斜部15の傾斜角度を変えた模型を起震車において傾
斜部15を底面として垂直に立て、観察を行った結果、
傾斜角度7度の模型が震度4で転倒することを確認する
ことができた。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上記の如く構成したので、一
般的な照明機能としての利用方法以外に、地震等による
振動を感知して懐中電灯が自動的に点灯するので、夜間
や暗所において災害に遭遇した場合であっても、懐中電
灯の保管場所を容易に探すことができる。また、本発明
の構成は、既存の懐中電灯に対して極めて簡素な部品を
組み付けることで実現され得ると共に、安全性にも配慮
したので、簡単で且つ低コストで機能性に優れた懐中電
灯を提供した画期的な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の震度感知自動点灯懐中電灯の断面図で
ある。
【図2】本発明に係わる絶縁部材を説明するための平面
図である。
【図3】本発明に係わる絶縁部材の他の実施例を説明す
るための斜視図である。
【符号の説明】
1 懐中電灯本体 1a 電池収納部 2 電球収納部 2a 貫通孔 3 反射板 3a 貫通孔 4 電球ホルダ 5 電球 6 固定端子 7 操作摘 7a 突起 8 可動端子 9 絶縁部材 9a 可動片(可動部材) 9b 挿入片 9c 切溝 9d 円形孔 9e 連結片 10 当接片 11 コイルスプリング 12 連繋手段 13 電池 14 滑り止め 15 傾斜部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも電池を収容すると共に操作摘に
    より移動する可動端子を備えた電池収納部と、電球及び
    反射板を収容すると共に前記操作摘の操作により可動端
    子と接触する固定端子を備えた電球収納部を備えた懐中
    電灯において、前記電球収納部または電池収納部を構成
    する基体の一部へ内部の可動部材を外部からの押圧力で
    作動させるための貫通部を形成し、板状の絶縁部材より
    延設させた可動部材を前記貫通部より外部へ突出させる
    と共に該絶縁部材を前記可動端子と固定端子の間に挿入
    できる状態に配置させ、該絶縁部材を前記可動部材の突
    出方向に対して弾性を付して固定したことを特徴とする
    震度感知自動点灯懐中電灯。
  2. 【請求項2】前記絶縁部材の弾性の反力を懐中電灯の構
    成部品との当接面で得ることを特徴とする請求項1に記
    載の震度感知自動点灯懐中電灯。
  3. 【請求項3】前記電球収納部が平坦な上面を有する電球
    ホルダを備えた懐中電灯において、前記絶縁部材へ弾性
    を有する連結片を介して板状の当接片を一体的に形成
    し、該当接片を電球ホルダの上面に当接させて固定した
    ことを特徴とする請求項2に記載の震度感知自動点灯懐
    中電灯。
  4. 【請求項4】懐中電灯を適宜な載置体に自立させた状態
    での当該懐中電灯の接触面へ、点灯回路と接続させると
    共に懐中電灯の接触面と載置体の接触及び離反によりオ
    ンオフする適宜なスイッチを突設した震度感知自動点灯
    懐中電灯において、前記接触面へ懐中電灯の重心を偏ら
    せる傾斜部を形成したことを特徴とする震度感知自動点
    灯懐中電灯。
  5. 【請求項5】前記接触面へ滑り止めを設けたことを特徴
    とする請求項3に記載の震度感知自動点灯懐中電灯。
  6. 【請求項6】前記懐中電灯の本体へ前記接触面と載置体
    との離反を許容すると共に本体の転倒を防止する繋止手
    段を設けたことを特徴とする請求項4に記載の震度感知
    自動点灯懐中電灯。
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