JP2001160262A - 情報記録読取方法ならびに装置 - Google Patents

情報記録読取方法ならびに装置

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JP2001160262A
JP2001160262A JP34103599A JP34103599A JP2001160262A JP 2001160262 A JP2001160262 A JP 2001160262A JP 34103599 A JP34103599 A JP 34103599A JP 34103599 A JP34103599 A JP 34103599A JP 2001160262 A JP2001160262 A JP 2001160262A
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Yoshiya Nonaka
慶也 野中
Hiroaki Shibazaki
裕昭 柴崎
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー禁止の概念を維持しつつ携帯性に優れ
た装置で転送情報の記録再生を行うと共に、再生情報を
転送する装置間で略同時に再生する。 【解決手段】 装置間のデータ転送において、一方の装
置(ホームサーバ1)に内蔵されるCPU11は、他方
の装置(ワイヤレス端末2)からの転送要求に応じて自
身が持つ記録媒体(HDD16)に記録された再生情報
を読出して他方の装置に転送し、あらかじめ規定される
所定単位量の再生情報の転送が終了したところで自身が
持つ所定単位量の再生情報を無効とする。そして、再生
情報を受信した他方の装置では、その装置が内蔵するC
PU21により、転送された所定単位量の再生情報を記
録しながら再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽や映像等の情
報を特に通信によって電子的に配信する場合の著作権保
護のために用いて好適な、情報記録読取方法ならびに装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽や映像、或いはコンピュータプログ
ラムなどの情報(著作物)を、通信によって電子的に配
信する頒布方法が主流になりつつある。このような頒布
方法では、情報の正規の供給元からの頒布のみを認める
取り決めが必要である。つまり、違法なコピーが氾濫し
て、著作権者に多大な不利益を生じることが無いよう
に、情報を受信しこれを記録再生する装置において、装
置間のコピーを禁止する取り決めをしておかなければな
らない。ここでいうコピーとは、同時に2種類以上の媒
体上に同一データが存在する状態をいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
取り決めによると、正規に情報を入手したユーザに次の
ような不具合を生じさせる虞がある。例えば、コンピュ
ータのハードディスク(HDD)等内部記憶装置に記録
された音楽情報は、そのコンピュータを持ち運ばない限
り、コンピュータが設置された以外の場所で音楽情報を
聴くことができなくなる。上記取り決めによれば、MD
プレーヤのように携帯性に優れた機器へのコピーが認め
られないためである。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ある記録媒体から他の記録媒体に情報を移動させ
た際、ある記録媒体からの情報読取りを禁止し、実質的
に同一情報が複数種類の記録媒体に存在することを無く
することにより、複製禁止の概念を維持しつつ、携帯性
に優れた機器で記録再生を可能とする情報記録読取方法
ならびに装置を提供することを目的とする。
【0005】また、情報の転送単位を細かく設定するこ
とにより、複製を伴なうことなく情報を転送する装置間
で略同時に音楽を再生することのできる情報記録読取方
法ならびに装置を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために請求項1に記載の情報記録読取方法は、装置間の
データ転送において、相手側装置からの転送要求に応じ
て自身が持つ記録媒体に記録された情報を読出して外部
に転送し、あらかじめ規定される所定単位量の情報の転
送が終了したところで自身が持つ前記所定単位量の再生
情報を無効とし、前記情報を受信した相手側装置では前
記転送された所定単位量の情報を記録しながら再生を行
うこととした。
【0007】また、請求項2に記載の情報記録読取方法
は、請求項1に記載の同方法において、前記相手側装置
は、前記転送された所定単位量の情報を記録しながら再
生を行うこととした。更に、請求項3に記載の情報記録
読取方法は、請求項1に記載の同方法において、前記所
定単位量の情報毎、その情報を外部に転送したことを示
す転送済みフラグを割り付け、前記情報の転送時、その
転送済みフラグを調べることにより、転送対象となる情
報の再生許可、禁止を決定することとした。
【0008】このことにより、一方の装置で情報を再生
しながら他方の装置に情報を転送し、全ての情報を転送
し終えたところでその情報を無効にし、その情報を受信
した装置では、その受信情報を記録しながら再生を行
う。従って、複製禁止の概念を維持しながら情報を複数
の装置間でほぼ同時に再生できる。
【0009】請求項4に記載の情報読み取装置は、転送
要求に応じて記録媒体に記録された情報を読出し、外部
に転送する情報読取装置であって、制御信号に応じて再
生情報を読取る手段と、前記情報を外部に転送する手段
と、前記情報を転送した際、前記情報を外部に転送した
ことを示す転送済みフラグを、転送対象となる情報に対
応づけて記憶する記憶手段と、前記転送済みフラグを検
出する手段と、前記情報の読取りを制御する前記制御信
号を出力すると共に、前記転送済みフラグを検出した時
に対応する情報の読取りを禁止する制御信号を出力する
制御手段とを有することとした。
【0010】また、請求項5に記載の情報読取装置は、
請求項4に記載の同装置において、前記情報を外部に転
送する手段は、更に、転送の対象となる装置間の認証を
行う認証手段と、前記認証手段によりいずれも正規の装
置であることが認証されたときに前記情報の転送を許可
する許可手段とを有することとした。
【0011】請求項6に記載の情報記録装置は、記録媒
体に記録された情報を外部に転送する際、当該転送する
情報に対応づけて転送済みフラグが記憶された情報を記
録する情報記録装置であって、前記転送された情報に対
する転送済みフラグの有無を判定する判定手段と、前記
判定手段が対応する前記転送済みフラグが無いと判定し
た場合には前記情報を記録すると共に、前記転送済みフ
ラグが有ると判定した場合には前記転送済みフラグを消
去する記録手段とを有することとした。
【0012】また、請求項7に記載の情報読取装置は、
請求項6に記載の同装置において、前記情報を記録する
手段は、更に、記録の対象となる装置間の認証を行う認
証手段と、前記認証手段によりいずれも正規の装置であ
ることが認証されたときに前記情報の記録を許可する許
可手段とを有することとした。
【0013】上記構成により、一方の装置が持つ記録媒
体から他方の装置が持つ記録媒体に情報を移動させた際
に、一方の装置が持つ記録媒体からの情報の読取りを禁
止し、このことにより、実質的に同じ情報が複数種類の
記録媒体に存在することがなくなる。従って、情報を複
製するという概念を損なうことなく、善意の個人が所有
する、例えば、MD(Mini Disc)のような携帯性に優
れた記録媒体への移動が可能となる。また、転送済みフ
ラグの付与に関し、ECCブロック単位等転送情報単位
を細かく設定することにより、複製を伴なうことなく、
かつ、情報を転送する装置間で略同時に音楽等の情報を
再生することが可能となる。また、情報の移動は、情報
を転送する単位で転送済みコードを用いて管理するた
め、その転送単位の情報を消去せずに済み、移動を繰り
返す場合のオーバヘッドが削減する。更に、情報の転送
を含む読取り、あるいは記録にあたり、相互に認証を行
いながら実行するため、不正な複製の生成やデータの消
失は発生しない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が採用される情報
再生システムの実施形態を示す図である。情報再生シス
テムは、音源となるホームサーバ1を核に、マンマシン
インタフェースとなるワイヤレススピーカ3が複数分散
配置されることによってユーザに再生情報が享受される
構成になっている。そして、ユーザが携帯するワイヤレ
ス端末2の移動に伴い、ホームサーバ1に接続されるワ
イヤレススピーカ3が選択されるようになっている。
【0015】図2は、図1に示すホームサーバ1の内部
構成を示すブロック図である。図において、11は親機
となる当該ホームサーバ1の制御中枢となるCPUであ
る。CPU11は、操作キー12を介してユーザから与
えられる指令を解読して図5に示すフローチャートに従
う動作を行う他、表示部13に処理結果を表示したり、
後述する各ブロックの制御も行う。CPU11は、上記
したいずれの制御も内蔵プログラム(図示せず)を読み
出し逐次実行することによりなされる。14はIDRO
Mであり、当該ホームサーバ1が持つユニークな識別番
号を主に格納するメモリである。
【0016】15は送受信ユニットであり、制御部15
1を核に、送信部152と受信部153で構成される。
送信部152は、CPU11ならびに制御部151によ
る制御の下、CDプレーヤ45、チューナ46、HDD
16等の音源からアドレスデータバス161、162経
由で供給される音声信号を、マルチプレクサ17、エン
コーダ18を介して変調し、マンマシンインタフェース
となる複数のワイヤレススピーカ3へ送信する。受信部
153は、CPU11ならびに制御部151による制御
の下、ワイヤレス端末2、またはワイヤレススピーカ3
から供給される信号を受信し、デコーダ19で復元し、
必要に応じてデマルチプレクサ20、アドレスデータバ
ス161、162経由でHDD16にダウンロードす
る。
【0017】図3は、図1に示すワイヤレス端末2の内
部構成を示すブロック図である。図において、21は子
機となる当該ワイヤレス端末2の制御中枢となるCPU
である。CPU21は、命令コード記憶部25に格納さ
れた再生指令や記録指令を表す命令コード(後述するリ
レーコードを含む。)を読出し実行する他、操作キー2
2、表示部23による入出力処理を行う。24はIDR
OMであり、主に当該ワイヤレス端末のユニークな識別
番号(ID)が格納されている。
【0018】26は送受信ユニットであり、制御部26
1を核に、送信部262と受信部263で構成される。
送信部262は、CPU21ならびに制御部261によ
る制御の下、エンコーダ42を介して変調された信号を
ホームサーバ1及びワイヤレススピーカ3に供給する。
受信部263は、CPU21及び制御部261による制
御の下、受信した信号をデコーダ41によって復元し、
デマルチプレクサ43を介してCPU21に供給する。
HDD27に記録された音声情報は、CPU21による
制御の下、D/A変換器28を介してアナログ信号に変
換され、アンプ29経由でワイヤレス端末2が持つ携帯
スピーカ30に供給される。
【0019】図4は、図1に示すワイヤレススピーカ3
の内部構成を示すブロック図である。図において、31
は子機となる当該ワイヤレススピーカ3の制御中枢とな
るCPUである。CPU31は、内蔵するプログラムに
従い、後述する各ブロックの制御を行う。32はIDR
OMであり、当該ワイヤレススピーカ3に付されたユニ
ークな識別番号が主に格納されるメモリである。
【0020】33は送受信ユニットであり、制御部33
1を核に、送信部332、受信部333、そして、電界
強度測定部334で構成される。送信部332は、CP
U31により生成される信号をエンコーダ36を介して
変調し、親機であるホームサーバ1あるいは子機である
ワイヤレス端末2へ供給する。受信部333は、制御部
331による制御の下、親機であるホームサーバ1から
受信した音声信号をデコーダ37により復元し、デマル
チプレクサ38経由でCPU31に供給する。CPU3
1が受信した音声信号は、D/A変換器33を介してア
ナログ信号に変換され、アンプ34経由でマンマシンイ
ンタフェースとしてのスピーカ35に供給され所望の音
声として出力される。
【0021】尚、電界強度測定部334は、CPU31
による制御の下、子機であるワイヤレス端末2から発せ
られるリレーコードの電界強度を測定する部分であり、
ユーザが当該ワイヤレススピーカ3近傍(例えば半径5
0cm四方)にいるか否かの判定のために微弱電力で発
信されるリレーコードが使用される。リレーコードの受
信結果はCPU31に供給される。
【0022】上述した情報再生システムにおいて、本発
明の情報記録読取装置は、ホームサーバ1とワイヤレス
端末2の装置間で構成される。本発明は、装置間(ここ
ではホームサーバ1とワイヤレス端末2)のデータ転送
において、ワイヤレス端末2からの転送要求に応じてホ
ームサーバ1が持つHDD16に記録された再生情報を
読出してワイヤレス端末2に転送し、あらかじめ規定さ
れる所定単位量、例えば、曲単位、あるいはECC(Er
ror Correction Code)ブロック単位の再生情報の転
送が終了したところで、以降、HDD16に記録されて
いる所定単位量の再生情報の読出しを無効にする。
【0023】そしてその再生情報を受信したワイヤレス
端末2では、転送された所定単位量の再生情報を記録し
ながら再生を行うものとする。尚、ここでは、再生情報
の流れとしてホームサーバ1からワイヤレス端末2への
単方向としたが、逆にワイヤレス端末2からホームサー
バ1への流れも同様であり、双方向に繰り返し再生情報
を転送できる。
【0024】図5、図6にその具体的な動作手順がフロ
ーチャートで示されている。図5は、図3に示すワイヤ
レス端末2の制御中枢となるCPU21の動作手順を示
したものであり、再生処理、記録処理、転送処理の3つ
のモードを有し、これらの各モードは、ホームサーバ1
も同様に持ち、それぞれ内蔵するCPU11とCPU2
1の間で並列に動作する。即ち、例えば、ホームサーバ
内蔵のCPU11が転送処理を行っている場合、ワイヤ
レス端末2内蔵のCPU21は記録処理を行っているも
のであり、このことを前提に以下詳細に説明する。
【0025】以下、図5を参照しながら各動作モードに
ついて詳細に説明する。まず、再生モードから説明す
る。ワイヤレス端末2が内蔵するCPU21は、まず、
操作キー22をスキャンしてキー入力があるか否かを調
べる(ステップS51)。ここで再生が指示されていた
ときに再生モードに入り、自身で持つHDD27から読
み取るべき単位情報量のデータをサーチする(ステップ
S53)。尚、記録処理において、転送済みフラグ、こ
こではコードを再生情報単位で例えば、ECCブロック
毎対応付けて持ち、再生するときにその転送済みコード
をチェック(ステップS54)することにより、転送済
みコードがあれば再生を禁止し、なければ再生処理を行
う(ステップS55)。以上の再生情報の読取りは、要
求した曲あるいはECCブロック相当数分について繰り
返し行う(ステップS56)。
【0026】次に、記録モードについて説明する。CP
U21は、まず、ホームサーバ1との間で相互認証処理
を行う(ステップS58)。これは装置間の認証プロト
コルに従うものでお互いに決まったデータを交信しあう
ことによってあらかじめ接続が許可された装置同士であ
ることを認識する。次にホームサーバ1に対してデータ
転送要求を発行する。
【0027】ホームサーバ1では、そのデータ転送要求
を受信(ステップS68)したら読取るべき再生情報に
関してHDD16をサーチすることによって得る。この
とき、転送済みコードをチェック(ステップS70)し
てそのコードが存在したとき、既にその再生データは転
送済みであるためにエラー処理を行い(ステップS7
4)、要求のあったワイヤレス端末2に対してエラー応
答を返す(ステップS60)。エラーがなければワイヤ
レス端末内蔵のCPU21は、自身のHDD27に、転
送された再生情報の記録を行なう(ステップS61)。
次に、この記録処理と同時に再生を行う要求があるか否
かがチェックされ(ステップS62)、同時再生が指示
されていた場合には、再生処理を起動し(ステップS6
3、S64)、否の場合は、以上の動作(ステップS5
9〜S64)を記録処理が終了するまで繰り返す(ステ
ップS65)。
【0028】最後に転送モードについて説明する。ホー
ムサーバ内蔵のCPU11はまず相互認証処理を行う
(ステップS66)。この相互認証処理は記録処理にお
ける認証と同様である。次に、ワイヤレス端末2から転
送要求を受信したか否かをチェックし(ステップS6
8)、転送要求を受信した場合、HDD16から読み取
るべき単位情報量の集まりである再生情報をサーチする
(ステップS69)。このときに転送済みコードが記録
されているか否かを調べ(ステップS70)、あれば既
に転送済みで再生処理が禁止されていることになり、従
ってエラー処理を行う(ステップS74)。なければ再
生処理を行う(ステップS71)と共に、ワイヤレス端
末2に対して所定量の再生情報を転送する(ステップS
72)。
【0029】このとき、同時に送信済みコードを記録
(ステップS73)して、データ再生許可送信を行う
(ステップS75)。ここでは、再生データをECCブ
ロック単位で送信するものとしているため、転送に要す
る時間も少なくて済み、また、データを送信しながらそ
の送信されたものを再生している。このために送信済コ
ードを記録した後、以降HDD16に記録されてある再
生情報を無効とし、移動先であるワイヤレス端末2のH
DD27に記録された再生情報を有効とするためにデー
タ再生許可送信(ステップS75)を行っている。そし
て、データ転送のための読取りが完了するまでステップ
S68以降の処理を繰り返す(ステップS76)。
【0030】尚、上述した本発明実施形態では、転送済
みフラグとしてコードを用い、このコードを記録するこ
とにより対応する単位情報の再生を禁止しているが、こ
のことに代え、転送済みデータを消去してもよい。但
し、転送済みフラグを使用した場合、例えば、ホームサ
ーバ1からワイヤレス端末2に転送し、同じ再生情報を
ワイヤレス端末2からホームサーバ1に転送し直すと
き、転送済みフラグを消去するだけでそのデータを使用
することができるため、再生情報の消去、再書き込みと
いった無駄な処理が不要となり、オーバヘットが減少す
る。図6に、記録処理における転送済みコードの処理形
態がフローチャートで示されている。
【0031】図6において、ホームサーバ1(ワイヤレ
ス端末2)内蔵のCPU11(CPU21)は、HDD
16(HDD27)に記録されたコンテンツ(再生情
報)の内容チェックを行い(ステップS81)、転送済
みコード付きデータであるか否かを確認する(ステップ
S82)。ここで転送済みコード付きデータであった場
合にはその転送済みコードを消去し、転送済みコード付
きデータでなかった場合には転送されたデータを自身で
持つHDD16(HDD27)に記録する。このよう
に、転送済みフラグを消去するだけで対応する再生情報
を再現できるため、装置間でデータの移動を繰り返す際
に、その都度転送済み情報を消去する場合に比べ再生情
報消去、再書き込みのための手間が省け、オーバヘッド
が減少する。
【0032】以上説明したように本発明は、相手側装置
からの転送要求に応じて自身が持つ記録媒体に記録され
た再生情報を読出して外部に転送し、あらかじめ規定さ
れる所定単位量の再生情報の転送が終了したところで自
身が持つ前記所定単位量の再生情報を無効とし、前記再
生情報を受信した相手側装置では前記転送された所定単
位量の再生情報を記録しながら再生を行うものであり、
このことにより、複製禁止の概念を維持しつつ、携帯性
の優れた装置で記録再生可能な再生情報の記録読取装置
を提供できる。
【0033】尚、上述した本発明実施形態では、音源と
なるホームサーバ1を核に、マンマシンインタフェース
となるワイヤレススピーカ3が複数分散配置され、ユー
ザが携帯するワイヤレス端末2の移動に伴ってホームサ
ーバ1に接続されるワイヤレススピーカ3が選択される
情報再生システムに適用した場合を例示したが、このよ
うな使用形態に制限されるものではなく、インタネット
や通信衛星等双方向に情報交換を行うインフラが整備さ
れつつある今日、相手装置と通信できる再生装置であれ
ばいずれにも応用できる。また、再生情報として音楽情
報のみ例示したが、映像情報の場合にも同じ効果が得ら
れ、特に携帯性に優れた装置に情報を移動させる場合に
適用して顕著な効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、一方
の装置が持つ記録媒体から他方の装置が持つ記録媒体に
情報を移動させた際に、一方の記録媒体からの情報の読
取りを禁止し、実質的に同じ情報が複数種類の記録媒体
に存在することがなくなる。従って、情報を複製すると
いう概念を損なうことなく、善意の個人が所有する、例
えばMDのような携帯性に優れた記録媒体への記録が可
能となる。また、転送する情報単位を細かく設定するこ
とにより、複製を伴なうことなく、情報を転送する装置
間で略同時に音楽等の情報を再生することが可能とな
る。
【0035】また、無線でディジタルデータを送受信し
ているため、音質の劣化やユーザの行動に対する束縛も
なく、また、再生情報の送受信においては相互に認証し
ながら行っているため、不正な複製の生成や再生情報の
消失は発生することがない。インタネットや通信衛星等
双方向にデータを交換するインフラが整備されつつある
今日、情報配信は新しい媒介システムが主流となり、通
信しやすい環境は情報コピーのし易さに繋がるが、本発
明による違法コピーを防止する仕組みは今後の情報通信
分野において有効な手段となりうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が採用される情報再生システムの構成
例を示すブロック図である。
【図2】 図1におけるホームサーバの内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】 図1におけるワイヤレス端末の内部構成を示
すブロック図である。
【図4】 図1におけるワイヤレススピーカの内部構成
を示すブロック図である。
【図5】 本発明実施形態の動作手順をフローチャート
で示した図である。
【図6】 本発明実施形態の動作手順をフローチャート
で示した図である。
【符号の説明】
1…ホームサーバ、2…ワイヤレス端末、11(21、
31)…CPU、12(22)…操作キー、14(2
4、32)…IDROM、15(26、33)…送受信
ユニット、16(27)…ハードディスク装置(HD
D)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA06 BA04 BA05 BA08 BB03 CA07 CA15 CA16 5B065 CC08 CE22 PA04 PA13 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 DE50 FG18 GK12 HL08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置間のデータ転送において、 相手側装置からの転送要求に応じて自身が持つ記録媒体
    に記録された情報を読出して外部に転送し、 あらかじめ規定される所定単位量の情報の転送が終了し
    たところで自身が持つ前記所定単位量の情報を無効と
    し、 前記情報を受信した相手側装置では、前記転送された所
    定単位量の情報を記録することを特徴とする情報記録読
    取方法。
  2. 【請求項2】 前記相手側装置は、前記転送された所定
    単位量の情報を記録しながら再生を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の情報記録読取方法。
  3. 【請求項3】 前記所定単位量の情報毎、その情報を外
    部に転送したことを示す転送済フラグを割り付け、前記
    情報の転送時、その転送済フラグを調べることにより、
    転送対象となる情報の再生許可、禁止を決定することを
    特徴とする請求項1に記載の情報記録読取方法。
  4. 【請求項4】 転送要求に応じて記録媒体に記録された
    情報を読出し、外部に転送する情報の読取装置であっ
    て、 制御信号に応じて前記情報を読取る手段と、 前記情報を外部に転送する手段と、 前記情報を転送した際、前記情報を外部に転送したこと
    を示す転送済みフラグを、転送対象となる情報に対応づ
    けて記憶する記憶手段と、 前記転送済フラグを検出する手段と、 前記情報の読取りを制御する前記制御信号を出力すると
    共に、前記転送済フラグを検出した時に対応する情報の
    読取りを禁止する制御信号を出力する制御手段と、を有
    することを特徴とする情報読取装置。
  5. 【請求項5】 前記情報を外部に転送する手段は、 転送の対象となる装置間の認証を行う認証手段と、 前記認証手段によりいずれも正規の装置であることが認
    証されたときに前記情報の転送を許可する許可手段と、 を更に有することを特徴とする請求項4に記載の情報読
    取装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体に記録された情報を外部に転送
    する際、当該転送する情報に対応づけて転送済フラグが
    記憶された情報を記録する情報記録装置であって、 前記転送された情報に対する転送済みフラグの有無を判
    定する判定手段と、 前記判定手段が対応する前記転送済フラグが無いと判定
    した場合には前記情報を記録すると共に、前記転送済み
    フラグが有ると判定した場合には前記転送済みフラグを
    消去する記録手段と、を有することを特徴とする情報記
    録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、 装置間の認証を行う認証手段と、 前記認証手段によりいずれも正規の装置であることが認
    証されたときに前記情報の記録を許可する許可手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項6に記載の情報記
    録装置。
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