JP2001159913A - 限界スイッチの機能検査方法 - Google Patents

限界スイッチの機能検査方法

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JP2001159913A
JP2001159913A JP2000307759A JP2000307759A JP2001159913A JP 2001159913 A JP2001159913 A JP 2001159913A JP 2000307759 A JP2000307759 A JP 2000307759A JP 2000307759 A JP2000307759 A JP 2000307759A JP 2001159913 A JP2001159913 A JP 2001159913A
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test
control unit
limit switch
self
limit switches
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JP2000307759A
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English (en)
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Klaus-Peter Lindner
リントナー クラウス−ペーター
Frank Thorn
トルン フランク
Klaus Korsten
コルステン クラウス
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Endress and Hauser SE and Co KG
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F25/00Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume
    • G01F25/20Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume of apparatus for measuring liquid level
    • G01F25/24Testing proper functioning of electronic circuits

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 限界スイッチの機能検査方法において、上記
の欠点を回避し、とりわけ簡単に実行可能であるように
構成することである。 【解決手段】 制御ユニットはテスト命令を限界スイッ
チに送信し、該テスト命令は限界スイッチで電子的自己
テストをトリガし、該自己テストの結果を制御ユニット
が監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データバス線路を
介して制御ユニットと接続された限界スイッチの機能検
査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オートメーションおよびプロセス制御技
術では、データバスを介して制御ユニットと接続された
フィールド機器が頻繁に使用される。データバスを介し
てデジタル通信全体がフィールド機器と制御ユニットと
の間で行われる。ここでフィールド機器とは、プロセス
変数に対する測定値検出器であり、フィールド機器は測
定値をデジタル形態で制御ユニットにさらに導通する。
制御ユニットではこの測定値が評価され、必要な場合に
は相応の制御手段が取られる。このために例えば同様に
データバスに接続されたアクチュエータが制御される。
【0003】多種多様に液体容器ではフィールド機器と
して限界スイッチが使用される。この限界スイッチは充
填状態の監視に用いる。この種の限界スイッチの主要構
成部材は測定値検出器であり、この測定値検出器は所定
の限界状態の上回りまたは下回りを検出する。このよう
な限界スイッチは一般的に過充填安全器とも称される。
限界スイッチとデータ伝送全体の信頼性のある機能が確
実なプロセス制御には重要である。
【0004】監視すべき液体の危険度に応じて限界スイ
ッチの規則的な機能検査が必要であり、規則で定められ
ている(BRD、水分平衡法、WHG§19)。
【0005】過充填安全器とその検査法についての一般
的情報は、刊行物“Ueberfuellsicherungren fuer wass
ergefaehrdende,brennbare und nichtbrennbare Fluess
igkeiten”, Endress + Hauser Messtechnik GmbH+Co.,
Weil am Rhein, 1994, 第2版に記載されている。
【0006】限界スイッチの最も簡単な形式の機能検査
は、液体容器内の充填状態を、限界状態を上回るかまた
は下回るまで所期のように変化することである。限界状
態に達するとき限界スイッチは応答しなければならな
い。すなわち相応の警報信号を形成し、制御ユニットに
導通しなければならない。通常は警報信号に基づいて特
別の制御手段をトリガしなければならない。これは例え
ば、過充填を回避するため液体容器への供給を中止する
制水弁の操作である。この操作は限界スイッチから安全
リレーを介して直接行うこともできる。または別の離れ
た個所にある制御ユニットを介して行うこともできる。
このような機能検査の際には、限界スイッチ自体がその
機能正常性について検査されるだけではなく、制水弁の
操作によって終了する全体の反応連鎖が検査される。し
かし瞬時の充填状態を所望の限界充填状態に所期のよう
に変化することは通常は非常に面倒であり、しばしば実
行不能である。
【0007】機能検査の別の手段では、所定の充填状態
を電子的にシミュレートする。ここでは限界スイッチに
ある評価電子回路の入力側に、測定値検出器の測定信号
ではなく所定の検査信号を入力する。測定値検出器に後
置接続された全ての要素(評価電子回路から制御ユニッ
トに至るまで)に対しては、検査信号が電子的に形成さ
れた信号であることを識別することができない。そのた
めこの場合にも限界スイッチは警報信号を形成し、反応
連鎖全体を相応に経過する。
【0008】DE3127637には、容量性測定値検
出器を備えた限界スイッチが記載されている。この限界
スイッチはいわゆる2線線路を介して評価ユニットと接
続されている。2線線路は一方では限界スイッチの電圧
供給に使用し、同時に限界スイッチから評価ユニットへ
の信号伝送にも使用する。ここでは機能検査が手動で、
2線線路にある相応のスイッチの操作により行われる。
このスイッチは限界スイッチの電圧供給を遮断する。
【0009】EP433995から別の限界スイッチが
公知であり、この限界スイッチでは機能検査が同様に手
動で操作されるスイッチを介して供給電圧の短絡により
トリガされる。
【0010】DE4244761から別の限界スイッチ
が公知であり、この限界スイッチでは機能検査が給電線
路での短い電流パルスによってトリガされる。
【0011】機能検査を手動で限界スイッチ自体でトリ
ガすることは非常に面倒であり、とりわけプロセス施設
が検査すべき限界スイッチを複数有している場合には、
それぞれを個別に操作者によって見つけ出さなければな
らないから面倒である。この方法の別の欠点は、面倒な
記録である。記録は手動で限界スイッチのある現場でだ
け行うことができる。機能検査は通常、規則的な時間間
隔をいて繰り返さなければならないから、この時間間隔
を守れなかったり、場合により期限の定まっている機能
検査がまったく実行されないという危険性がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、限界
スイッチの機能検査方法において、上記の欠点を回避
し、とりわけ簡単に実行可能であるように構成すること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によ
り、制御ユニットはテスト命令を限界スイッチに送信
し、該テスト命令は限界スイッチで電子的自己テストを
トリガし、該自己テストの結果を制御ユニットが監視す
ることにより解決される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の有利な実施形態では、自
己テストの結果が制御湯にとのエラーメモリに記憶され
る。
【0015】本発明の有利な実施形態では、自己テスト
が規則的な時間間隔で制御ユニットによりトリガされ
る。
【0016】本発明の有利な実施形態では、規則的な時
間間隔が制御ユニットに記憶されたカレンダーを介して
決定される。
【0017】本発明の有利な実施形態では、自己テスト
は限界スイッチに配置されたマイクロプロセッサの初期
化ルーチンの構成部分である。
【0018】本発明の有利な実施形態では、マイクロプ
ロセッサはリセット構成素子と接続されており、このリ
セット構成素子は制御ユニットを介して制御可能であ
る。
【0019】本発明の別の有利な実施形態では、限界ス
イッチが測定変換器を介してデータバスト接続されてい
る。
【0020】本発明の有利な実施形態では、限界スイッ
チは2線線路を介して測定変換器と接続されている。
【0021】本発明の有利な実施形態では、限界スイッ
チは2線線路(4〜20mA)を介して測定変換器と接
続されている。
【0022】本発明の有利な実施形態では、限界スイッ
チは付加的にデジタル信号伝送を行う2線線路(4〜2
0mA)を介して測定変換器と接続されている。
【0023】本発明の有利な実施形態では、デジタル信
号伝送はFSK方式(周波数偏移変調方式)により行わ
れる。
【0024】択一的に有利な実施形態では、デジタル信
号伝送はPFM方式(パルス周波数変調方式)により行
われる。
【0025】本発明の有利な実施形態では、初期化ルー
チンのスタートは限界スイッチの供給電圧の短絡により
行われる。
【0026】本発明の有利な実施形態では、限界スイッ
チは充填状態限界スイッチである。
【0027】本発明の有利な実施形態では、充填状態限
界スイッチは振動音叉型限界スイッチである。
【0028】別の有利な実施例では、限界スイッチはエ
コー原理にしたがって動作する。
【0029】本発明の対象は、本発明の方法を実施する
ための装置でもある。
【0030】本発明の重要な技術思想は、機能検査のた
めに自己テストを限界スイッチにおいて制御ユニットか
らトリガすることである。このために相応のテスト命令
が制御ユニットから限界スイッチにデータバス線路を介
して送信される。
【0031】このことにより機能検査を手動でセンサ自
体の個所から行うのではなく、制御ユニットからトリガ
することができる。
【0032】
【実施例】以下本発明を、図面に示された実施例に基づ
き詳細に説明する。
【0033】図1に示されたデータバスシステムDBS
は制御ユニットSTEを有し、制御ユニットはデータバ
ス線路DBLを介して複数のセンサS1〜S6、並びに
2つのアクチュエータA1,A2と接続されている。デ
ータバス線路DBL上でのデータ伝送は電子的または光
学的に行うことができる。制御ユニットSTEは例えば
プロセス制御システム、小型コンピュータ(PC)また
はプログラム可能メモリ制御部(SPS)とすることが
できる。したがって制御ユニットSTEは一般的には任
意にプログラム可能なハードウエアプロットフォームで
ある。
【0034】制御ユニットSTEと、データバス加入者
とも称されるセンサS1〜S6mないしアクチュエータ
A1,A2と間の通信は、データバス線路DBLでデジ
タルで行われる。
【0035】3つのセンサS4〜S6はそれぞれ1つの
給電線路VL4〜VL6を有し、これらの給電線路は所
属の測定変換器MU4〜MU6を介してデータバスDB
Lと接続されている。有利には測定変換器MU4〜MU
6は19インチ挿入ユニットとして構成され取り、相応
の構成群支持体BGT(19インチラック)に配置され
ている。
【0036】各給電線路VLは基本的に種々異なる技術
で構成することができ、例えば4線技術、または2線技
術で構成することができる。4線技術の場合には、接続
されたセンサの電圧供給とデータ伝送とは別個に別の線
路対上で行われる。2線技術の場合は、電圧供給と信号
伝送とが共通の線路対上で行われる。
【0037】給電線路VLを信号伝送にだけ用い、電圧
供給は別個に例えば220Vまたは360V電源網端子
を介して行うことも考えられる。
【0038】測定変換器MU4〜MU6とセンサS4〜
S6との間の信号伝送は公知のように例えば4〜20m
A電流ループを介して、またはナミュール技術で行うこ
とができる。付加的データもこの電流ループでPFM方
式(パルス周波数変調方式)またはFSK方式(周波数
偏移変調方式)で伝送することがでいる。FSK方式に
対する例はハート基礎のハートプロトコルである。
【0039】測定変換器MU4〜MU6は、一方では接
続されたセンサS4〜S6の電圧供給に用い、他方では
データバスDBL上の種々異なる伝送規格と給電線路V
L4〜VL6との間のデータ伝送の適合に用いる。本発
明については、どの規格(例えばプロフィバス、フィー
ルドバス基礎)に対してデータバスシステムDBSが構
築されているかは重要でない。
【0040】図2には、限界スイッチとして用いるセン
サS1の例が示されている。このセンサはデータバス線
路DBLに直接接続されている。接続はT−カプラTを
介して行われ、このT−カプラはデータ線路DL12を
介してフィールドバスインターフェースFBSと接続さ
れている。フィールドバスインターフェースFBSは例
えばシーメンス社のバスユニットSIM1とすることが
できる。フィールドバスインターフェースFBSは全て
の送信および受信機能を使用される伝送技術に相応して
サポートする。フィールドバスインターフェースFBS
からデータ線路DL2が通信ユニットKEに導かれてお
り、この通信ユニットはデータバス線路DBLを介して
送信されたテレグラムを読み出し、ないしは自身でテレ
グラムを送信する。
【0041】通信ユニットKEはデータ線路DL3を介
してマイクロプロセッサμPと、またデータ線路DL6
を介してリセット構成素子RBと接続されている。リセ
ット構成素子RBの他には、EEPROM EEが不揮
発性メモリとしてマイクロプロセッサμPに接続されて
いる。マイクロプロセッサμPからは別のデータ線路D
L4がA/D変換器ADに導かれており、A/D変換器
は測定値検出器MWAとデータ線路DL5を介して接続
されている。
【0042】さらにマイクロプロセッサμPからは制御
線路が信号発生器SIGに導かれている。この信号発生
器は、測定値検出器MWAが所定の限界状態を検知する
と、A/D変換器ADの信号に相当する信号を形成す
る。
【0043】測定値検出器MWAは充填状態をアナログ
測定信号として検出し、この測定信号はA/D変換器A
Dでデジタル信号に変換され、マイクロプロセッサμP
で評価される。マイクロプロセッサは結果値を通信ユニ
ットKEにさらに伝送し、通信ユニットKEはこの結果
値を相応の送信テレグラムに組み込む。例えば制御ユニ
ットSTEが限界スイッチS1の瞬時の測定値を要求す
ると、通信ユニットKEはこの瞬時の結果値を伴う送信
テレグラムをフィールドバスインターフェースFBSに
転送し、ここから送信テレグラムはデータバス線路を介
して制御ユニットSTEに到達する。そしてこの制御ユ
ニットで瞬時の結果値の評価が行われる。評価の出力に
応じて相応のアクチュエータが制御される。
【0044】機能検査のために制御ユニットSTEは相
応のテスト命令を限界値スイッチS1に送信する。A/
D変換器の信号の代わりに、所定の限界状態に相応する
信号発生器SIGの信号がマイクロプロセッサμPで評
価される。
【0045】マイクロプロセッサμPはこれを識別し、
相応の警報信号を制御ユニットSTEに送信しなければ
ならない。制御ユニットSTEが警報信号を受け取った
ときだけ、機能検査は合格と評価される。
【0046】図3には、限界スイッチとしてのセンサS
4が例として示されている。このセンサは測定変換器M
U4を介してデータバス線路DBLと接続されている。
センサS4は振動音叉原理にしたがって動作する。この
種の装置は冒頭に述べたDE−OS4203967に、
容器中の所定の充填状態を検出および/または監視する
ための装置として記載されている。したがって限界スイ
ッチの振動音叉の振動励起の機能については詳細に立ち
入らない。
【0047】センサS4の重要の素子は、2つのマイク
ロプロセッサμP1とμP2、振動音叉SGを有する測
定値検出器MA、並びにトランスミッタTである。振動
音叉SGは液体容器FBに突出しており、この液体容器
に液体Fが充填される。
【0048】2つのマイクロプロセッサμP1とμP2
は共通のEEPROM EE1と接続されている。マイ
クロプロセッサμP2は制御線路S2と線路L2を介し
てスイッチSと接続されている。このスイッチはマイク
ロプロセッサμP1とは線路L3を介して、また測定値
検出器MAとは線路Lを介して接続されている。マイク
ロプロセッサμP2にはさらに発振器Oが接続されてい
る。リセット構成素子RBを介してリセット命令が2つ
のマイクロプロセッサμP1とμP2に対して形成され
る。リセット構成素子RBはセンサS4の電圧供給U0
を監視する。電圧が比較的長時間、遮断される場合に
は、リセット命令が出力される。
【0049】センサS4は次のように機能する。すなわ
ち、測定値検出器MAの振動音叉SGは公知のようにそ
の共振周波数で励振される。振動音叉の振動周波数は、
これが空気中で自由振動するか、または媒体、すなわち
液体Fにより覆われているか(カバーされているか)に
依存する。測定値検出器から到来する周波数信号はマイ
クロプロセッサμP1で評価され、相応の信号(自由か
またはカバーされているか)がトランスミッタTにさら
に出力される。トランスミッタTはこの信号を相応のP
FM信号に変換し、この信号が2線線路VL4を介して
測定変換器MU4に達する。ここでこの信号は送信テレ
グラムに変換され、制御ユニットSTEに送信される。
【0050】簡単に自己テストのためにマイクロプロセ
ッサμP2はスイッチSを制御し、これにより測定値検
出器MAからの周波数信号ではなく、マイクロプロセッ
サμP2により人工的に形成された測定信号(この信号
は振動音叉がカバーされている状態に相応する)がマイ
クロプロセッサμP1に供給される。マイクロプロセッ
サμP1はこの周波数信号を評価し、“カバーされた”
振動音叉が存在することを識別する。この信号“カバ
ー”はトランスミッタTと測定変換器MU4を介して制
御ユニットSTEにさらに出力される。
【0051】自己テストはそれぞれ制御ユニットSTE
がセンサS1に送信するテスト命令によりトリガされ
る。複数の限界スイッチがデータバスシステムに存在す
る場合には、制御ユニットSTEは限界スイッチの各々
に相応のテスト命令を送信する。これにより簡単に機能
検査を複数の限界スイッチに対して順次、または同時に
実行することができる。センサS1ではマイクロプロセ
ッサμPはテスト命令を介して直接制御されるが、セン
サS4では相応の測定変換器MUを介して制御される。
【0052】相応する限界スイッチセンサS1ないしS
4が正常に機能しているか否かをコントロールするた
め、自己テストの結果が制御ユニットSTEにより監視
される。すなわち制御ユニットSTEは相応する限界ス
イッチの信号を正当性について検査する。限界スイッチ
が自己テストの際に所望の信号を出力すれば、機能コン
トロールは合格と評価される。それ以外の場合、機能コ
ントロールは不合格と評価される。この場合限界スイッ
チには故障があり、場合により交換しなければならな
い。自己テストの結果は制御ユニットSTEで指示さ
れ、相応の手段を取ることができる。
【0053】後でのコントロールのために自己テストの
結果(合格/不合格)は制御ユニットSTEのエラーメ
モリに記憶される。これによりとりわけ日付と時間が共
に記憶されていれば、以前に実行した自己テストを簡単
に時間的に遡ることができる。
【0054】限界スイッチの規則的な機能検査は一部で
は法的に規定されているから、相応するセンサS1ない
しS4に対するテスト信号は規則的な時間間隔をおいて
制御ユニットSTEで形成される。
【0055】有利には制御ユニットSTEにカレンダを
記憶し、このカレンダが規則的な時間間隔を定める。こ
れにより機能検査を例えば毎月実行することができる。
【0056】有利には自己テストは初期化ルーチンの構
成部分であり、この初期化ルーチンはマイクロプロセッ
サμP(ないしμP1)のプログラムスタートの際に自
動的に呼び出される。これにより自己テストをマイクロ
プロセッサμP(ないしμP1)の強制的プログラムス
タートによりトリガすることができる。
【0057】有利にはマイクロプロセッサμP(ないし
μP1)はリセット構成素子RBと接続されており、こ
のリセット構成素子はテスト命令を介して直接制御する
ことができる。したがってテスト命令はマイクロプロセ
ッサμPないしμP1に対するリセット命令を直接トリ
ガする。
【0058】多数の限界スイッチがデータバスに直接接
続されているのではなく、間接的にセンサS4のように
測定変換器MUを介して接続されている。したがってテ
スト命令は制御ユニットSTEから測定変換器MU4に
送信され、測定変換器が適切に、接続された限界スイッ
チS4の自己テストをトリガする。
【0059】簡単にはトリガは、センサS4の供給電圧
の短絡により行うことができる。このために相応のスイ
ッチがそれぞれの測定変換器MU4に設けられている。
【0060】本発明の有利な実施例では、センサS4は
2線線路を介して測定変換器MU4〜MU6と接続され
ている。
【0061】本発明の有利な実施例では、2線線路は4
〜20mA電流ループである。
【0062】本発明の有利な実施例では、4〜20mA
2線線路を介して付加的なデジタル信号が伝送される。
【0063】この信号伝送は、例えばFSK方式(周波
数偏移変調方式)またはPFM方式(パルス周波数変調
方式)により行うことができる。
【0064】とりわけ本発明の方法は、振動音叉原理で
動作する限界スイッチで簡単に動作する。自己テストの
際には、マイクロプロセッサμP2でカバー周波数が形
成され、この周波数がマイクロプロセッサμP1の信号
線路SEに出力される。
【0065】エコー方式で動作する限界スイッチの場合
は、人工的なエコー信号が形成される。このエコー信号
は所定の充填状態に相応する。このエコー信号は評価電
子回路の信号入力側に入力される。
【0066】本発明の方法は、所期の通信が制御ユニッ
トと個々のセンサとの間で可能であるデータバスシステ
ムだけではなく、無線(例えばCB無線)を介して制御
ユニットと接続されているセンサに適用することも考え
られる。この場合、データバス線路DBLは不要であ
り、通信は無線命令によって行われる。
【0067】さらに本発明の方法を限界スイッチに適用
するだけではなく、データバスを介して制御ユニットと
通信し、反復的に検査を行う任意のセンサ、安全弁、安
全サーボ駆動部、光スイッチ等の一般的構成素子に適用
することも考えられる。
【0068】もちろん自己テストの手動トリガを制御ユ
ニットから行うことも可能である。このことは押しボタ
ンまたは相応のプログラムルーチンにより行うことがで
きる。
【0069】本発明による、限界スイッチS1ないしS
4の機能検査方法では、制御ユニットSTEからテスト
命令がデータバス線路DBLを介して限界スイッチS1
ないしS4に送信される。このテスト命令は限界スイッ
チS1ないしS4で電子的自己テストをトリガし、その
結果が制御ユニットSTEにより監視される。これによ
り簡単で規則的な機能検査が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】データバスシステムの概略図である。
【図2】データバスに直接接続された限界スイッチを有
する第1実施例の概略図である。
【図3】データバスに測定変換器を介して接続された限
界スイッチを有する第2実施例の概略図である。
【符号の説明】
DBS データバスシステム STE 制御ユニット S1〜S6 センサ A1,A2 アクチュエータ MU4〜MU6 測定変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 25/00 G01F 23/28 S G08C 19/02 D (72)発明者 クラウス−ペーター リントナー ドイツ連邦共和国 シュタイネン モース マットヴェーク 8/5 (72)発明者 フランク トルン ドイツ連邦共和国 ハウゼン ヘーベルシ ュトラーセ 23 ベー (72)発明者 クラウス コルステン ドイツ連邦共和国 レールラッハ ウンタ ードルフシュトラーセ 33 ツェー

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データバス(DBL)を介して制御ユニ
    ット(STE)と接続された限界スイッチ(S1,S
    4)の機能検査方法において、 制御ユニット(STE)はテスト命令を限界スイッチ
    (S1,S4)に送信し、 該テスト命令は限界スイッチ(S1,S4)で電子的自
    己テストをトリガし、該自己テストの結果を制御ユニッ
    ト(STE)が監視する、ことを特徴とする機能検査方
    法。
  2. 【請求項2】 自己テストの結果を制御ユニット(ST
    E)のエラーメモリに記憶する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 自己テストを規則的時間間隔で制御ユニ
    ット(STE)によりトリガする、請求項1または2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 規則的時間間隔を、制御ユニット(ST
    E)に記憶されたカレンダを介して検出する、請求項3
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 自己テストは、限界スイッチ(S1,S
    4)に配置されたマイクロプロセッサ(μP、μP1)
    の初期化ルーチンの構成部である、請求項1から4まで
    のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 制御ユニット(STE)は自己テストの
    トリガのためにリセット構成素子(RB)を制御し、該
    リセット構成素子はマイクロプロセッサ(μP、μP
    1)と接続されている、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 テスト命令はデータバス線路(DBL)
    および測定変換器(MU4)を介して限界スイッチ(S
    4)に達する、請求項1から6までのいずれか1項記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 テスト命令は、2線線路(VL4)を介
    して限界スイッチ(S4)に達する、請求項7記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 2線線路(VL4)は4〜20mA技術
    で構成されている、請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 2線線路(VL4)を介して付加的デ
    ジタル信号を伝送する、請求項7から9までのいずれか
    1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 デジタル信号伝送はFSK方式(周波
    数偏移変調方式)により行う、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 デジタル信号伝送はPFM方式(パル
    ス周波数変調方式)により行う、請求項10記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 初期化ルーチンを限界スイッチ(S
    4)の供給電圧の短絡によってトリガする、請求項1か
    ら12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 限界スイッチ(S1,S4)は充填状
    態限界スイッチである、請求項1から13までのいずれ
    か1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 限界スイッチ(S1,S4)は信号音
    叉型限界スイッチである、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 限界スイッチ(S1,S4)はエコー
    原理で動作する、請求項1から14までのいずれか1項
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 請求項1から16までのいずれか1項
    記載の方法を実施するための装置。
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