JP2001157881A - 壁面の洗浄・付着物剥離装置 - Google Patents

壁面の洗浄・付着物剥離装置

Info

Publication number
JP2001157881A
JP2001157881A JP34479699A JP34479699A JP2001157881A JP 2001157881 A JP2001157881 A JP 2001157881A JP 34479699 A JP34479699 A JP 34479699A JP 34479699 A JP34479699 A JP 34479699A JP 2001157881 A JP2001157881 A JP 2001157881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
cleaning
main body
wall
nozzle head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34479699A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Ichie
浩三 市江
Itsuo Sakai
五雄 酒井
Shunsaku Tachibana
俊作 橘
Yoshikazu Toga
義和 栂
Ichiro Satake
一郎 佐竹
Tetsutsugu Yamano
哲嗣 山野
Kenichiro Toki
憲一郎 土岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITOO GIKEN KK
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Sugino Machine Ltd
Original Assignee
ITOO GIKEN KK
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Sugino Machine Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITOO GIKEN KK, Shikoku Research Institute Inc, Shikoku Electric Power Co Inc, Sugino Machine Ltd filed Critical ITOO GIKEN KK
Priority to JP34479699A priority Critical patent/JP2001157881A/ja
Publication of JP2001157881A publication Critical patent/JP2001157881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の石油タンク等の曲率の大きな側壁下端
・底壁周縁隅角部、側壁低部及び底壁周縁部、又は、側
壁低部の補修等の際の洗浄・付着物剥離を全周にわたっ
て均一に行える壁面の洗浄・付着物剥離装置の提供を課
題とする。 【解決手段】 複数の体噴高圧液射ノズル(3l,3
m,3s)から高圧液体を側壁下端・底壁周縁隅角部
(1c)、側壁低部(1wl)、底壁周縁部(1be)
に噴射してこれら壁面の洗浄・付着物剥離を行う洗浄・
付着物剥離装置(2)を、前記複数の高圧液体噴射ノズ
ルを備えたノズルヘッド(4)及びその回転駆動用の油
圧モータ(5)を保持する洗浄装置本体(6)と、該洗
浄装置本体(6)の移動方向前後端部の各々に支点ピン
7(f,7b)を介して前記洗浄装置本体(6)との相
対的回動可能に連結された前後の走行車輪部(8f,8
b)とを、備えてなるように構成したことを解決手段と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面の洗浄・付着
物剥離装置に関し、特に、比較的小容量の石油タンク等
の側壁底端・底壁周縁隅角部や低部側壁面等の比較的大
きな曲率(小さな曲率半径)の湾曲壁面の洗浄や塗料等
の付着物の剥離作業を行うのに適した壁面の洗浄・付着
物剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型石油タンク等のタンクの内面の補修
等の際に行われる内面の洗浄や塗料等の付着物剥離用
に、高圧水を使用した洗浄・付着物剥離装置が数多く提
案されており、本出願人もタンク隅角部(コーナー)の
洗浄・付着物剥離用にノズル配置を工夫した装置を特開
平6−262599号で提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置は、ほとん
どの場合、直径10メートル以上の大容量タンクを対象
としていたためタンクの隅角部の湾曲面に沿って走行す
る機構を具備していなかったが、タンク内壁面の曲率
(曲率半径の逆数)が小さい上記のような大容量タンク
の内面洗浄・付着物剥離作業に関して特に支障がなかっ
た。
【0004】しかし、上記装置は、平面図である図6に
示すように前後の走行車輪部51f,51bと回転ノズ
ル部52と前後の走行車輪部51f,51bを共通の一
体の台車50に固定しているため、タンクの直径が小さ
い小容量タンクの側壁底端・底壁周縁の隅角部53や低
部側壁面54等の湾曲壁面の洗浄・付着物剥離を行う場
合には、タンク内面の曲率(曲率半径の逆数)が大きい
ので、図6(a)に示すように回転ノズル部の前記台車
50の幅方向の中心線CLnとタンク内壁面の接線TA
とのなす角度αを常に略直角に保ち、回転ノズル部の中
心線CLn上におけるノズル先端とタンクの内壁面との
距離(図示せず)を常に一定に保つのは難しく、例え
ば、図6(b),(c)に示すように台車50の進行方
向(矢印イ)と湾曲する側壁面54の前記接線TAとの
間のズレを生じ易かった。そのため、作業者がしばしば
台車50の走行方向を修正する必要があり、又、タンク
側壁底端・底壁周縁隅角部や低部側壁面に部分的に洗浄
・付着物剥離の不良箇所が出て全周を均一に洗浄・付着
物剥離することができないので問題となっていた。
【0005】本発明は、上記従来技術の持つ問題点を解
消し、タンクの直径等の大小に係わらずタンク等の湾曲
するの側壁下端・底壁周縁隅角部や側壁低部等を均一に
洗浄・付着物剥離のできる壁面の洗浄・付着物剥離装置
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、複数の高圧液体噴射ノズルから高圧液体
を湾曲壁面に噴射して該湾曲壁面の洗浄・付着物剥離を
行う湾曲壁面の洗浄・付着物剥離装置を、前記複数の高
圧液体噴射ノズルを備えたノズルヘッド及びその回転、
旋回または揺動等を行う駆動部を保持する洗浄装置本体
と、前記洗浄装置本体の移動方向前後端部の各々に、支
点手段を介して前記洗浄装置本体との相対的水平回動可
能に連結された前後の走行車輪部とを備えてなるように
構成したものである。
【0007】上記本発明においては、前記支点手段を中
心とした前記洗浄装置本体と前記前後の走行車輪部の各
々との間の相対的回動角度の調整が可能な角度調整手段
を備えてなるように構成することが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の構成と作用
を、添付の図面を参照して以下に説明する。図1〜図4
は本発明の一実施の形態の構成を示し、図1は一部省略
平面図(図2のB−B線矢視図)、図2は正面図(図1
のA−A線矢視図)、図3は側面図(図2のC−C線矢
視図)、図4は図2のD−D線矢視端面図、図5は本発
明の一実施の形態の概略の全体構成とその作用を示す平
面図である。
【0009】図1〜図5に示す本発明の湾曲面の洗浄・
剥離装置2の実施の形態は、ノズルヘッド前面上の配置
位置、長さ及び噴射方向の異なる複数の高圧水噴射ノズ
ル3l,3m,3sの各一対をタンク1の側壁底端・底
壁周縁隅角部1c、側壁低部1wl及び底壁周縁部1b
eに各々向けて備えたノズルヘッド4及びその回転駆動
部としての油圧モータ5を保持する洗浄装置本体6と、
前記洗浄装置本体6の移動方向前後端部の各々に、支点
ピン7f,7bを介して前記洗浄装置本体6との相対的
水平回動可能に連結された前後の走行車輪部8f,8b
とを備えて基本的に構成される。
【0010】上記の実施の形態は、さらに以下のような
具体的な構成を備えている。図1、図2に示すように、
洗浄装置本体6は、側壁底部1wlに近い側にフレーム
がなく、図1に示されるように上方から見るとみると移
動方向に長いコの字形状、図2に示されるように移動方
向の側方から見ると移動方向に長い長方形、図3に示さ
れるように移動方向の後方から見ると上端部がアーチ形
状をした6角形状をし、L形鋼(通称アングル形鋼)や
軽量角鋼管等を組み立てて形成された骨組み6Fを備え
ていて、該骨組みの6Fの上に後記する高圧水噴射のた
めの各構成部品が搭載されている。又、前記骨組みの後
部の垂直部後面にその基部を固定された斜めのコの字形
状の舵取り用ハンドル6hdが備えられている。
【0011】図2、図4に示されるように、ノズルヘッ
ド4の給水側は、連結部9を介して回転給水管10に接
続されている。回転給水管10は、その基部を図1、図
3に示されるロータリージョイント11に回転自在に支
持されている。前記ノズルヘッド回転駆動用油圧モータ
5がその回転軸が上記回転給水管10及びロータリージ
ョイント11の回転軸に平行になるように配設されてお
り、その回転軸に外嵌された図示せぬ駆動歯車と前記回
転給水管10のロータリージョイント11の直下の位置
に外嵌された図示せぬ従動歯車とがギアボックス12の
内部で噛合って回転給水管10と前記ノズルヘッド4を
回転駆動する。
【0012】上記ロータリージョイント11及びノズル
ヘッド回転駆動用油圧モータ5は前記ギアボックス12
の上に固定されており、前記ギアボックス12は側壁下
部1wl側が高く側壁下部1wlから遠い方が低くなる
よう略45度の角度で傾斜したベースプレート13の傾
斜した上面にボルトで固定されている。ベースプレート
13はその傾斜面の最低部で逆への字形に上方へ屈曲し
て前記洗浄装置本体6の骨組み6Fへの取付け部13m
を形成している。一方、前記骨組み6Fの移動方向下部
フレーム6lrの移動方向中央部には、複数の垂直保持
板14hpが立設され、それら垂直保持板14hpの側
壁低部1wl側が低くなる略45度の傾斜面をなす上端
面には傾斜ベースプレート14が固定されている。そし
て、前記ベースプレート13の取付け部13mは上記傾
斜ベースプレート14の上面に複数のボルトナットで固
定されている。
【0013】前記洗浄装置本体6の骨組み6Fの移動方
向前後端の下部幅方向フレーム6lf,6lbの各々の
上面の略中央部に、前後の支点ピン7f,7bが上方を
向けて各々植設され、この支点ピン7f,7bの各々に
前部走行車輪部8fのベースプレート15fの後端部中
央の大径上部孔と小径下部孔とからなる貫通孔15fh
と、後部走行車輪部8bのベースプレート15bの前端
部中央の大径上部孔と小径下部孔とからなる貫通孔15
bhとが各々相互回動自在に外嵌され、前記貫通孔15
fh,15bhの各々の大径上部孔に嵌合する前後の支
点ピンのそれぞれの上部大径部により抜け止めさてい
る。
【0014】上記前部走行車輪部8fのベースプレート
15fの下面には、図示せぬ軸受け部を介して、車軸1
6で連結された左右一対の駆動車輪( 前輪) 16fl,
16frが配設されている。ベースプレート15fの上
面前部には、上部ベースプレート18が、前記ベースプ
レート15fの上面側に植設された3本のテンションボ
ルト19,19,19と、前記3本のボルトの上部ベー
スプレート18の上面側に螺合される位置固定ナット1
9n,19n,19n、及び固定ボルト20、20,2
0とによって上下方向位置と水平度を調節可能に支持・
固定されている。
【0015】上記の上部ベースプレート18の上面に
は、走行用油圧モータ21と、その出力軸に入力軸を連
結された無段変速機22、その出力軸に固定された駆動
側スプロケットホイール(又は駆動側ベルトプーリー)
23とが配設されている。一方、前記車輪軸16の左側
駆動車輪16flの直近で、前記駆動側スプロケットホ
イール(又は駆動側ベルトプーリー)23と略同一垂直
平面内に固定された従動側スプロケットホイール(又は
従動側ベルトプーリー)24が前記車輪軸16に外嵌・
固定されていて、これら一対のスプロケットホイール
(又はベルトプーリー)23,24には伝動用チェーン
(又はプーリーベルト)25が掛け回されている。な
お、上記のベースプレート18を設けたのは、伝動用チ
ェーン(又はプーリーベルト)25の緊張調整のためで
あって、伝動用チェーン(又はプーリーベルト)が使用
によってのびたときに、ベースプレート18を上方へシ
フトさせ伝動用チェーン(又はプーリーベルト)25の
緊張を常に適切に保つためである。
【0016】上記後部走行車輪部8bのベースプレート
15bの下面には、図示せぬ軸受け部を介して、車軸1
7で連結された左右一対の駆動車輪( 前輪) 17bl,
17brが配設されている。後部ベースプレート15b
の上面後部には、図示せぬ油圧供給ユニットとの間を連
結する油圧ホース(図示せず)の接続口30ja,30
jbを備える分岐油圧マニホールド30と、該分岐油圧
マニホールド30の上に搭載・連結される油圧調整用ノ
ブ33a,33bを各々備えたフローレギュレータバル
ブ31a,31bと、それぞれのフローレギュレータバ
ルブ31a,31bの上面に高圧作動油の回路(通路)
が相互に連通するように駆動用油圧操作バルブ32a,
32bの各々が一体に搭載・固定されている。
【0017】これらの駆動用油圧操作バルブ32a,3
2bの各々を開閉操作することによって、高圧作動油
は、前記フローレギュレータバルブ31a,31bの出
口側と、前記ノズルヘッド回転駆動用油圧モータ5の高
圧ホース接続口5jh,5jh及び前記走行用油圧モー
タ21の高圧ホース接続口21jhの各々の間を連結す
る図示せぬ高圧油圧ホースを介して、前記ノズルヘッド
回転駆動用油圧モータ5及び走行用油圧モータ21の各
々に送給されたり、送給を停止されたりし、これら二つ
のモータを各々回転させたり、停止させたりする。ノズ
ルヘッドの回転数の調整は、上記フローレギュレータバ
ルブ31aの油圧調整用ノブ33aで送油流量を調節す
ることにより行われる。走行速度は、フローレギュレー
タバルブ31bの油圧調整用ノブ33bで送油流量を大
まかに調節し、無段変速機22で微調整される。
【0018】さらに、前記ノズルヘッド4と回転給水管
10との接続部9より側壁下端・底壁周縁隅角部1c側
で、側壁1wlの前記隅角部1cより所定の高さまで、
底壁周縁部1beの前記隅角部1cより半径方向所定の
幅まで、かつ、洗浄装置本体6の移動方向(矢印イの方
向)で、ノズルヘッド4の中心から前後所定の移動方向
部位置までの間は、廃水回収用カバー35で覆われてい
る。
【0019】上記廃水回収用カバー35は、前記ベース
プレート13の下面に四つの吊具36hgで保持された
カバー支持プレート36の下面に固定支持されたカバー
斜面部37と、該カバー斜面部37の上端縁から壁面低
部1wlに向けて水平に延びるカバー水平上面部38
と、前記カバー斜面部37の下端縁から底壁周縁部1b
eに向けて垂直に延びたカバー垂直側面部39と、前記
カバー斜面部37、カバー水平上面部38及びカバー垂
直側面部39の、移動方向前端縁に連なり、これらの前
端縁と側壁下部1wl及び底壁周縁部1beとの間を遮
蔽するカバー前壁部40fと、移動方向後端縁に連な
り、これら後端縁と側壁下部1wl及び底壁周縁部1b
eとの間を遮蔽するカバー後壁部40bと、から基本的
に構成される。
【0020】上記カバー35のカバー水平上面部38、
カバー垂直側面部39、カバー前壁部40f及びカバー
後壁部40bの前記側壁下部1wl及び底壁周縁部1b
eの各々から所定の間隔(幅もしくは高さ)だけ離れた
各カバー部位は、相互に接続されたL形鋼(通称、アン
グル形鋼)41で補強されており、かつ、該L形鋼と前
記側壁下部1wl及び底壁周縁部1beの各々との間に
はシール用ブラシ42が取付けられカバー35の前端縁
と側壁下部1wlとの間及び下端縁と底壁周縁部1be
との間に隙間が生じないように、かつ、洗浄・付着物剥
離装置2の壁面に沿った移動を妨げないように密封して
いる。
【0021】なお、洗浄装置本体2が側壁下部1 wlに
倣って円滑に前進移動するように、前記骨組み6Fの前
後の幅方向下部フレーム6lf,6lbの各々の側壁下
部1wl側の端部には、垂直回転軸を持つキャスター4
5f,45bがそれぞれ取付けられている。
【0022】又、前記カバー35が側壁下部1 wlに倣
って円滑に前進移動するように、カバー35の側壁下部
1 wlに対向する補強用L形鋼の一部からなるフランジ
の前部フランジ面、上部フランジ面、後部フランジ面の
各々には、垂直回転軸を持つキャスター46f,46
m,46bがそれぞれ取付けられている。
【0023】さらに、前記カバー35のカバー垂直側面
部39、カバー前壁部40f及びカバー後壁部40bの
各々の下端のシール用ブラシ42の外側には、シール用
ブラシ42が底壁周縁部1beに押し付けられて必要以
上に変形しないように、かつ、カバー35の下端が底壁
周縁部1beに倣って円滑に前進移動するように、前記
側壁下部1 wlに略垂直な水平回転軸を持つキャスター
47f,47m,47bがそれぞれ取付けられている。
【0024】前記ノズルヘッド3l,3l,3m,3
m,3s,3sの各々から側壁下端・底壁周縁隅角部1
c、側壁下部1wl、底壁周縁部1beに向けて高圧水
ジェットとして吐出された洗浄廃水が前記カバー35内
に滞留すると、高圧水ジェットのもつエネルギーを著し
く減衰させて洗浄・付着物剥離作用が低下する。そこ
で、前記カバー35内の洗浄廃水を排出するために、カ
バー水平上面部38の前端部近傍の吸引用開口50fu
hとカバー垂直側面部39の前端部近傍の吸引用開口5
0flhとに連結された前部真空吸引ダクト(管)50
fと、カバー水平上面部38の後端部近傍の吸引用開口
50buhとカバー垂直側面部39の後端部近傍の吸引
用開口50blhとに連結された後部真空吸引ダクト
(管)50bとが設けられ、それぞれの真空吸引ホース
接続部50fjh,50bjhに他端が図示せぬ真空吸
引ポンプの吸引口に接続された図示せぬ二本の真空吸引
ホースの各々の一端が接続されている。
【0025】上記のように構成された本発明の壁面の洗
浄・付着物剥離装置2の実施の形態によれば、複数の高
圧水噴射ノズル3l,3m,3sの各一対を備えたノズ
ルヘッド4及びその回転駆動部としての油圧モータ5を
保持する洗浄装置本体6と、前記洗浄装置本体6の移動
方向前後端部の各々に、支点ピン7f,7bを介して前
記洗浄装置本体6との相対的水平回動可能に連結された
前後の走行車輪部8f,8bとを備えて基本的に構成し
たので、直径の小さな小容量の石油タンク等の曲率の大
きな側壁下部1wlと側壁下端・底壁周縁隅角部1cの
曲率に応じて、前記洗浄装置本体6と前後の走行車輪部
8f,8bの各々とを相対的水平回動させ、作業員がハ
ンドル6hdを持って操舵しながら、図5に示すように
湾曲した側壁下部1wlと側壁下端・底壁周縁隅角部1
cに沿って洗浄・付着物剥離装置2を矢印ロで示す方向
に前進移動させることが可能となり、タンクの全周にわ
たって、均一な洗浄・付着物剥離を行うことが可能であ
る。
【0026】又、前記複数の高圧水噴射ノズル3l,3
m,3sの各一対を備えたノズルヘッド4の周囲と前記
側壁下部1wl及び底壁周縁部1beとの間を廃水回収
用カバー35で密封し、該廃水回収用カバー35内に廃
水が滞留しないように該廃水回収用カバー35の複数の
吸引開口に接続された真空吸引ダクト50f,50bと
図示せぬ真空吸引ホースを介して廃水を真空吸引し廃水
回収用カバー35外に排出するようにしたので、廃水が
周囲へ飛散するのを防止でき、かつ、カバー35内に滞
留した廃水による高圧水ジェットのエネルギーの減衰を
最小限に抑制し、高圧水ジェットによる洗浄・付着物剥
離作用を最大限に発揮させることが可能である。さら
に、廃水回収用カバー35内が外部の大気に比べて負圧
となるので、廃水回収用カバー35が大気圧とカバー内
部圧との差圧によって、カバー35の前端と下端が各々
側壁下部1wlと底壁周縁部に密着するように押し付け
られ、密封性が向上すると共に、洗浄・付着物剥離装置
2が側壁下部1wlの湾曲に沿って前進移動するのを助
けるという作用・効果も期待できる。
【0027】次に、本発明の壁面の洗浄・付着物剥離装
置の別の実施の形態を、添付の前記図面を参照して説明
する。本実施の形態は、前記支点ピン7f,7bを中心
とした前記洗浄装置本体6と前記前後の走行車輪部8
f,8bの各々との間の相対的回動角度の調整が可能な
角度調整手段を備えてなるように基本的に構成される。
【0028】本実施の形態における角度調整手段は具体
的には以下のように構成される。即ち、前記支点ピン7
f,7bの各々から、所定の距離だけ左右両側に離れた
前記幅方向前部フレーム6lf、幅方向後部フレーム6
lbの上面部に各々ネジ孔を設け、このネジ孔の各々
に、相対的回動角度固定ボルト60flと60fr,6
0blと60brをダブルナット又はスプリングワッシ
ャ等の緩み止め手段(図示せず)を付随して螺挿してあ
る。一方、前部走行車輪部8fのベースプレート15f
の後端部及び後部走行車輪部8bのベースプレート15
bの前端部の各々に、前記支点ピン7f,7bの各々の
中心軸から前記相対的回動角度固定ボルト60fl,6
0fr及び60bl,60brの各々の中心軸までの距
離を中心半径とし、幅が前記相対的回動角度固定ボルト
60fl,60fr及び60bl,60brの各々の雄
ネジ部の直径より僅かに大きな円弧形ガイド穴61f
l,61fr及び61bl,61brが設けられてい
る。
【0029】上記のように構成された本発明の実施の形
態において、前記支点ピン7f,7bを中心とした前記
洗浄装置本体6と前記前後の走行車輪部8f,8bの各
々との間の相対的回動角度の調整を行う際は、以下のよ
うな手順で行う。 (1)前記相対的回動角度固定ボルト60fl,60f
r及び60bl,60brの各々を緩める。 (2)タンクの側壁下部1wlの内径(曲率半径、曲
率)に合わせて、予め計算で求めておいた相対的回動角
度となるように、前記支点ピン7f,7bの各々を中心
として前後の走行車輪部8f,8bを洗浄装置本体6に
対して相対的に回動させる。 (3)前記相対的回動角度固定ボルト60fl,60f
r及び60bl,60brの各々をそれぞれに付随した
緩み止め手段が有効になるまで締め込む。
【0030】上記のように、タンクの側壁下部1wlの
内径(曲率半径、曲率)に合わせて、前記洗浄装置本体
6と前記前後の走行車輪部8f,8bの各々との間の相
対的回動角度の調整を、洗浄・付着物剥離作業前に予め
行っておけば、作業者がハンドル6hdによる操舵を殆
どすることなく、図5に示すように、洗浄・付着物剥離
装置2をタンクの側壁下部1wl及び側壁下端・底壁周
縁隅角部1cに沿って矢印ロの方向に前進移動させるこ
とが可能である。その結果、前記の実施の形態のよう
に、作業者がハンドル6hdによる操舵を行いながら、
洗浄・付着物剥離装置2をタンクの側壁下部1wl及び
側壁下端・底壁周縁隅角部1cに沿って前進移動させる
場合に比べて、より精度よく(正確に)洗浄・付着物剥
離装置2をタンクの側壁下部1wl及び側壁下端・底壁
周縁隅角部1cに沿って前進移動させることが可能であ
り、タンク全周にわたってより均一な洗浄・付着物剥離
が可能となる。
【0031】なお、本発明の前記支点ピン7f,7bの
各々を中心とした前記洗浄装置本体6と前記前後の走行
車輪部8f,8bの各々との間の相対的回動角度の調整
が可能な角度調整手段は、リンク機構、歯車+ラック機
構、ハンドル操作等いろんな手段が考えられるので、上
記の実施の形態に限られるものではない。又、支点手段
としては、上記のような支点ピン7f,7bを利用した
ものに限られるものでなく、要は装置本体6と前後の走
行車輪部8f,8bの各々との間の相対的回動が可能な
ように連結するものであれば、他の手段であってもよ
い。
【0032】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明は上記の実施の形態に限られるものではな
く、構成の要旨を逸脱しない範囲内で他の実施の形態を
含むことは論を待たない。
【0033】例えば、上記の実施の形態は、石油タンク
等の側壁下端・底壁周縁隅角部、側壁下端部及び底壁周
縁部の壁面を洗浄・付着物剥離の対象として構成した例
について説明したが、図示はしないが、以下のような構
成の実施の形態も考えられる。即ち、上記の実施の形態
における洗浄装置本体6に相当する装置構成として、前
後の車輪部と支点ピンを介して連結された下部ベースフ
レームの上面に立設され、タンクの側壁に対向して垂直
に上方に延びる昇降レールと、該昇降レールに係合して
昇降自在な昇降台車と、該昇降台車の昇降駆動手段と、
前記昇降台車に搭載され複数の高圧水噴射ノズルを備え
たノズルヘッドと、該ノズルヘッドの背部中心に連結さ
れた回転給水管と、該回転給水管の基部を回転可能に保
持するロータリージョイントと、前記回転給水管をその
出力軸に固定され無段変速機の出力軸に連結された駆動
歯車と、該駆動歯車と噛合い前記回転給水管の中央部近
傍に固定された従動歯車とを介して回転駆動するノズル
ヘッド回転駆動用油圧モータと、前記ノズルヘッドの背
部円形カバーと、該ノズルヘッドの回転半径よりもやや
大きな半径を有し前記背部円形カバーの外周縁部と前記
タンク側壁面との間を前端のシール用ブラシとともに覆
う円筒状カバーと、該円筒状カバーに設けられた上下の
真空吸引口に連結された上下の真空吸引管と、該上下の
真空吸引管と真空ポンプの吸引口との間を接続する一対
の真空吸引ホースとを備えてなる。その他の前後車輪部
の構成は、前記の実施の形態の構成と略同様である。
【0034】この実施の形態は、タンク側壁の下端より
やや上方の位置から前記昇降台車の上限位置によって決
まる所定の高さまでの高さ範囲のタンク側壁下部の洗浄
・付着物剥離に用いられ、前記の実施の形態と略同等の
作用・効果を有する。
【0035】又、上記の実施の形態では、複数のノズル
を備えた直線状のノズルヘッドを回転させるように構成
したが、これに限ることはなく、複数のノズルを備えた
環状のノズルヘッドを回転させたり、複数のノズルを備
えた円盤状のノズルヘッドを旋回させたり、複数のノズ
ルを備えた直線状のノズルヘッドをその長手方向に揺動
させるようにしてもよく、要するに高圧水ジェットが衝
突する範囲内の壁面の水量密度が可能な限り均一になる
ようにすればよい。
【0036】さらに又、上記の実施の形態においては、
洗浄用液体として水を用いたが、本発明はこれに限るも
のではなく、洗浄効果を向上させる洗浄剤を水に混合し
た洗浄液でもよく、防錆剤を水に混入した洗浄液兼防錆
液であってもよい。
【0037】なお、前記請求項2に係る本発明の実施の
形態においては、タンクの側壁下部1wlの内径(曲率
半径、曲率)に合わせて、予め計算で求めておいた相対
的回動角度となるように、前記支点ピン7f,7bの各
々を中心として前後の走行車輪部8f,8bを洗浄装置
本体6に対して相対的に回動させ、そこで固定するよう
に構成した。しかし、本発明の洗浄・付着物剥離装置本
体6の壁面の湾曲に倣ったその他の走行制御手段とし
て、例えば、近接センサや距離センサを用いて、装置本
体6及び/又は前後の走行車輪部8f,8bと対象壁面
との距離を測定し、実測距離に基づいて前記支点ピン7
f,7bの各々を中心とした装置本体と前後の走行車輪
部8f,8bの各々との相対的回動を機械的・自動的に
制御して、壁面の湾曲に倣った走行制御を行ってもよ
い。このような自動走行制御は、危険物収容タンクや、
汚染のひどいタンク内の洗浄において、無人運転や、遠
隔操作運転を容易にし、安全性の向上、作業環境の改善
等が期待できる。
【0038】
【発明の効果】本発明は下記のような優れた効果を奏す
る。 (1)本第1の発明によれば、作業者のハンドルを介し
た操舵により、直径10m以下の小型の石油タンクの場
合でも、曲率の大きな(曲率半径の小さな)湾曲側壁面
に沿うように洗浄・付着物剥離装置を前進移動させるこ
とができ、作業が容易であると共に、タンク全周にわた
って、側壁下端隅角部、側壁下部及び底壁周縁部、又は
側壁下部の高圧液体( 高圧水) ジェットによる洗浄・付
着物剥離を略均一に行える。 (2)本第2の発明によれば、タンク等の曲率(内径)
に応じて、前後の車輪部の各々と洗浄装置本体との間の
支点ピンを中心とした相対的回動角度を調整し、固定し
ておくことができ、作業者のハンドルを介した操舵を殆
ど必要とせず、タンク等の全周にわたって、上記の壁面
の洗浄・付着物剥離を、さらに容易かつ均一に行うこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す一部省略平
面図(図2のB−B線矢視図)である。
【図2】本発明の一実施の形態の構成を示す正面図(図
1のA−A線矢視図)である。
【図3】本発明の一実施の形態の構成を示す側面図(図
2のC−C線矢視図)である。
【図4】図2のD−D線矢視端面図である。
【図5】本発明の一実施の形態の全体構成と作用を示す
平面図である。
【図6】従来の洗浄・付着物剥離装置の全体の概略構成
と作用を示し、(a)は正常で問題のない状態を示す平
面図、(b)、(c)は異常で問題のある状態を示す平
面図である。
【符号の説明】
1wl 側壁下部 1be 底壁周縁部 1c 側壁下端・底壁周縁隅角部(コーナ) 2 洗浄・付着物剥離装置 3l,3m,3s ノズル 4 ノズルヘッド 5 ノズルヘッド回転駆動用油圧モータ 6 洗浄装置本体 6F 骨組み 6lf 前部幅方向フレーム 6lb 後部幅方向フレーム 6lr 移動方向下部フレーム 6hd ハンドル 7f,7b 支点ピン 8f 前部走行車輪部 8b 後部走行車輪部 10 回転給水管 11 ロータリジョイント 12 ギアボックス 13 ベースプレート 14 傾斜ベースプレート 15f 前部ベースプレート 15b 後部ベースプレート 15fh,15bh 貫通孔 16fl,16fr 前部車輪 17bl,17br 後部車輪 18 上部ベースプレート 21 走行用油圧モータ 22 無段変速機 35 廃水回収用カバー 42 シール用ブラシ 45f,45b キャスター 46f,46m,46b キャスター 47f,47m,47b キャスター 50fuh,50flh 吸引用開口 50buh,50blh 吸引用開口 50f,50b 真空吸引ダクト( 管) 60fl,60fr 相対的回動角度固定ボルト 60bl.60br 相対的回動角度固定ボルト 61fl,61fr 円弧形ガイド穴 61bl,61br 円弧形ガイド穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599170250 株式会社イト−技研 香川県高松市番町3丁目2番9号 (72)発明者 市江 浩三 富山県魚津市本江2410株式会社スギノマシ ン内 (72)発明者 酒井 五雄 富山県魚津市本江2410株式会社スギノマシ ン内 (72)発明者 橘 俊作 富山県魚津市本江2410株式会社スギノマシ ン内 (72)発明者 栂 義和 富山県魚津市本江2410株式会社スギノマシ ン内 (72)発明者 佐竹 一郎 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 (72)発明者 山野 哲嗣 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 (72)発明者 土岐 憲一郎 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内 Fターム(参考) 3B116 AA33 AB51 BA02 BA22 BA35 BB22 BB32 BB43 BB57 BB90 CD22 CD31 CD41 3B201 AA33 AB51 BA02 BA22 BA35 BB22 BB32 BB43 BB45 BB57 BB92 CD42 CD43

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の高圧液体噴射ノズルから高圧液体
    を壁面に噴射して該壁面の洗浄・付着物剥離を行う壁面
    の洗浄・付着物剥離装置であって、前記複数の高圧液体
    噴射ノズルを備えたノズルヘッド及びその回転、旋回ま
    たは揺動等を行う駆動部を保持する洗浄装置本体と、前
    記洗浄装置本体の移動方向前後端部の各々に、支点手段
    を介して前記洗浄装置本体との相対的水平回動可能に連
    結された前後の走行車輪部とを備えてなる壁面の洗浄・
    付着物剥離装置。
  2. 【請求項2】 前記支点手段を中心とした前記洗浄装置
    本体と前記前後の走行車輪部の各々との間の相対的回動
    角度の調整が可能な角度調整手段を備えてなる請求項1
    に記載の壁面の洗浄・付着物剥離装置。
JP34479699A 1999-12-03 1999-12-03 壁面の洗浄・付着物剥離装置 Pending JP2001157881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34479699A JP2001157881A (ja) 1999-12-03 1999-12-03 壁面の洗浄・付着物剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34479699A JP2001157881A (ja) 1999-12-03 1999-12-03 壁面の洗浄・付着物剥離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001157881A true JP2001157881A (ja) 2001-06-12

Family

ID=18372065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34479699A Pending JP2001157881A (ja) 1999-12-03 1999-12-03 壁面の洗浄・付着物剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001157881A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083603A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 シブヤマシナリー株式会社 洗浄装置
CN109452899A (zh) * 2018-12-11 2019-03-12 李占鹏 一种高压真空的表面清洗装置
CN116393477A (zh) * 2023-05-30 2023-07-07 福建省德化县唐硕陶瓷有限公司 一种陶瓷制品成型后清洗装置及其方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083603A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 シブヤマシナリー株式会社 洗浄装置
CN109452899A (zh) * 2018-12-11 2019-03-12 李占鹏 一种高压真空的表面清洗装置
CN116393477A (zh) * 2023-05-30 2023-07-07 福建省德化县唐硕陶瓷有限公司 一种陶瓷制品成型后清洗装置及其方法
CN116393477B (zh) * 2023-05-30 2023-08-04 福建省德化县唐硕陶瓷有限公司 一种陶瓷制品成型后清洗装置及其方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5640982A (en) Tank cleaning system using collapsible robotic tank entry vehicle
CN209838469U (zh) 一种隧道用的降尘效果好的雾炮机
CN107117223A (zh) 船舶除锈爬壁机器人
US20080314419A1 (en) Equipment for cleaning cycles or motorcycles
CN211051145U (zh) 一种往复式转动的除尘雾炮机
JP2002168992A (ja) 原子炉圧力容器内補修方法及び補修装置
WO2012059868A1 (en) Apparatus for spraying liquid substances, such as paints or water, on the inner walls of tunnels
CN114271727A (zh) 一种基于心内科的室内清洁系统
JP2001157881A (ja) 壁面の洗浄・付着物剥離装置
CN113600374B (zh) 一种石油外管壁喷漆工艺
JPH0290979A (ja) 容器の液体噴霧装置
US4250933A (en) Sediment removal apparatus
KR19990068008A (ko) 탱크 세척 장치 및 방법
US5265634A (en) Cleaning of the exterior surface of a pipeline to remove coatings
JP2016019974A (ja) 洗浄装置
US4598436A (en) Cleaning equipment for the sealing surfaces of a vessel
KR101482381B1 (ko) 노즐 장치 및 이를 포함하는 구조물 내부 기동형 로봇
JP3616529B2 (ja) 自走式剥離洗浄作業機
JPH0958461A (ja) 走行車輪装置
CN116696447B (zh) 一种隧道施工的高覆盖率除尘雾炮机
CN110841816A (zh) 一种基于生态土壤修复用喷洒装置
CN217190482U (zh) 一种气密性良好装载防护结构的自动喷漆仓
CN212510358U (zh) 一种涂装车间空气洁净度检测装置
CN218339329U (zh) 一种建筑工程用喷雾除尘装置
CN212068150U (zh) 一种建筑施工用喷淋除尘装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060804

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090623