JP2001151523A - 石英ガラス管の成形装置 - Google Patents

石英ガラス管の成形装置

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JP2001151523A
JP2001151523A JP33678299A JP33678299A JP2001151523A JP 2001151523 A JP2001151523 A JP 2001151523A JP 33678299 A JP33678299 A JP 33678299A JP 33678299 A JP33678299 A JP 33678299A JP 2001151523 A JP2001151523 A JP 2001151523A
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茂 山村
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚肉のマザー管からも管径変更が可能となり、
外径、肉厚が大きくなっても容易に石英ガラス管の管径
変更が可能で、燃料消費量が少ないガラス管の成形装置
を提供する。 【解決手段】石英ガラス管Pの両端に配置され駆動装置
5により回転されるチャック2、2mと、このチャック
2、2m間に配置され、石英ガラス管Pの外面Poから
石英ガラス管Pを加熱する外面バーナ3と、内面Piか
ら加熱する内面バーナ4とを有し、外面バーナ3と内面
バーナは石英ガラス管Pの加熱位置を変えられるように
設けられた石英ガラス管の成形装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石英ガラス管の成形
装置に係わり、特に管径変更が外径を大幅に拡大するも
のであっても、また、比較的大きな肉厚としたまま変更
するものであっても、容易に石英ガラス管の管径変更が
可能で、燃料消費量が少ないガラス管の成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】石英ガラス管は熱膨張係数が小さく、比
較的大きい肉厚のマザー管から直接火炎加工で管径変更
ができないことから、一旦加熱炉を通して肉厚が5mm
程度の石英ガラス管を製作し、この石英ガラス管を再度
火炎加工で必要管径に変更して製造している。
【0003】しかし、図13に示すような従来のガラス
旋盤71を用いた石英ガラス管の管径変更は、石英ガラ
ス管pの外面に設けられたバーナ72によるバーナ火炎
と、回転するチャック73に取りつけられた石英ガラス
管pの遠心力だけで行われており、このため外径、肉厚
の精密な制御には限界があり、使用ガス量の増加、石英
ガラス管の外観悪化等が発生しコスト、外観面で問題が
あった。
【0004】また、外径、肉厚が大きいものに管径変更
する場合には、特に熱量が不足し、熱量を補う必要が出
てくる。
【0005】熱量アップのために、従来のようにバーナ
72の熱量をアップする方法もあるが、バーナ72の本
数を増やすと、工程1回当りの管径変更量が少なく、使
用ガス量も多量に必要となり、コスト的にも問題があっ
た。
【0006】また、他の石英ガラス管の管径変更方法と
して、工程1回当りの管径変更量を大きくするため、外
面からのバーナ火炎と遠心力に加えて内面より加圧する
方法があるが、この方法では工程1回当りの管径変更量
を大きくできるが、やはり外面のみからの加熱となるた
め、熱量の問題および長さ方向でのより均一性の高い外
径制御が困難となる問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、大きな肉厚の
マザー管からも管径変更が可能となり、外径、肉厚が大
きくなっても容易、かつ高精度に石英ガラス管の管径変
更が可能で、燃料消費量が少ないガラス管の成形装置が
要望されていた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みて発明されたもの
で、厚肉のマザー管からも管径変更が可能となり、外
径、肉厚が大きくなっても容易、かつ高精度に石英ガラ
ス管の管径変更が可能で、燃料消費量が少ない石英ガラ
ス管の成形装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1の発明は、石英ガラス管の両端に配
置され駆動装置により回転されるチャックと、このチャ
ック間に配置され、石英ガラス管の外面から石英ガラス
管を加熱し、石英ガラス管の加熱位置が変えられるよう
に設けられた外面バーナと、このチャック間に配置さ
れ、石英ガラス管の内面から石英ガラス管を加熱し、石
英ガラス管の加熱位置が変えられるように設けられた内
面バーナとを有することを特徴とする石英ガラス管の成
形装置であることを要旨としている。
【0010】本願請求項2の発明では、上記外面バーナ
と内面バーナによる石英ガラス管の加熱位置の変更は、
外面バーナと内面バーナを石英ガラス管の長手方向に沿
って移動して行うことを特徴とする請求項1に記載の石
英ガラス管の成形装置であることを要旨としている。
【0011】本願請求項3の発明では、上記内面バーナ
と外面バーナは石英ガラス管の略同一横断面上に配置さ
れていることを特徴とする請求項1または2に記載の石
英ガラス管の成形装置であることを要旨としている。
【0012】本願請求項4の発明では、上記内面バーナ
は外面バーナに同期して移動することを特徴とする請求
項2または3に記載の石英ガラス管の成形装置であるこ
とを要旨としている。
【0013】本願請求項5の発明では、上記内面バーナ
の熱量を外面バーナの熱量の1/10ないし1/3にす
ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に
記載の石英ガラス管の成形装置であることを要旨として
いる。
【0014】本願請求項6の発明では、上記内面バーナ
は石英ガラス管の一端から挿入された外筒管内に挿通さ
れたバーナ用ガスパイプの先端に設けられていることを
特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の石
英ガラス管の成形装置であることを要旨としている。
【0015】本願請求項7の発明では、上記外筒管内に
バーナ用ガラスパイプと平行に挿通され、外筒管のバー
ナ側端部に開口部が位置するように配置されたバーナ燃
焼補助用酸素ガスパイプを有することを特徴とする請求
項6に記載の石英ガラス管の成形装置であることを要旨
としている。
【0016】本願請求項8の発明では、上記石英ガラス
管の外面に当接し、外径を調整する外径調整用治具を設
けることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項
に記載の石英ガラス管の成形装置であることを要旨とし
ている。
【0017】本願請求項9の発明では、上記内面バーナ
は石英ガラス管の内側上面に面して配置され、外面バー
ナは複数個のバーナが対向し、かつ石英ガラス管の外側
側面に面して配置され、外径調整用治具が石英ガラス管
の外側下面に面して配置されることを特徴とする請求項
8に記載の石英ガラス管の成形装置であることを要旨と
している。
【0018】本願請求項10の発明では、上記外径調整
用治具および内面バーナは石英ガラス管の略同一横断面
上に配置されることを特徴とする請求項8または9に記
載の石英ガラス管の成形装置であることを要旨としてい
る。
【0019】本願請求項11の発明では、上記外径調整
用治具はカーボン製であり、少なくとも上面が平面状で
あることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1
項に記載の石英ガラス管の成形装置であることを要旨と
している。
【0020】本願請求項12の発明では、上記外径調整
用治具の位置制御を、NC制御送り機構により行うこと
を特徴とする請求項8ないし11のいずれか1項に記載
の石英ガラス管の成形装置であることを要旨としてい
る。
【0021】本願請求項13の発明では、上記外径調整
用治具の位置制御を、管径検知センサにより検知された
石英ガラス管の外径情報をコンピュータに入力し、この
コンピュータからの出力によりサーボ機構を制御して行
うことを特徴とする請求項12に記載の石英ガラス管の
成形装置であることを要旨としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるガラス管の
成形装置の第1の実施形態について図面に基づき説明す
る。
【0023】図1および図2に示すように、本発明に係
わる第1の実施形態の石英ガラス管の成形装置1は、水
平状態に保たれた石英ガラス管(マザー管)Pの両端に
配置されたチャック2、2mと、石英ガラス管Pを外面
Poから加熱する外面バーナ3と、内面Piから加熱す
る内面バーナ4とを有しており、チャック2、2mは動
力伝達機構(図示せず)を介して駆動装置5により回転
され、また、外面バーナ3および内面バーナ4は、石英
ガラス管Pの長手方向に沿って移動可能に設けられてい
る。
【0024】チャック2、2mは、ヘッド6、6および
固定ヘッドベース7、ベッド8上を移動できるように設
けられた可動ヘッドベース7mを介してベッド8に取付
けられている。
【0025】外面バーナ3は、図3に示すようにほぼY
字形状をなすバーナ取付台9に複数本、例えば4本取付
けられ、2本づつ対向して石英ガラス管Pの側面Psに
面して配置されており、さらに、外面バーナ取付台9
は、この外面取付台9が取付けられる送り板9aを介し
て移動手段(図示せず)によってガイド体8aに沿いベ
ッド8上を水平方向に移動できるように設けられてお
り、外面バーナ4は、石英ガラス管Pの長手方向に沿っ
て移動できる。
【0026】内面バーナ4は、石英ガラス管Pの内側上
方Puに面し、外面バーナ3と石英ガラス管の略同一横
断面上に、例えば1本配置されている。
【0027】なお、前記略同一横断面上とは、内面バー
ナ4および外面バーナ3各々のガス噴出孔の中心点が同
一横断面に存在する位置にある場合、および内面バーナ
4のガス噴出孔の中心点が外面バーナ5の同中心点の石
英ガラス管Pの長さ方向で±50mm以内の位置にある
場合を意味する。
【0028】また、内面バーナ4を1本にするのは、内
面バーナの熱量を外面バーナの熱量の1/10ないし1
/3であることが好ましいためであり、1/10より小
さいと石英ガラス管は十分膨らまず管径の変更が不十分
または不可能であり、1/4を超えると加熱熱量が過大
になり、管形態を保持したまま管径を変更することは不
可能である。
【0029】なお、石英ガラス管(マザー管)Pの管径
を800mm以上に大きく変更する場合、あるいは、石
英ガラスPの肉厚を5mm以上厚い状態で管径を変更す
る場合には、内面バーナ4は、2本もしくは、それ以上
の本数とすることが好ましい。これは上記2つの場合に
必要な熱量を十分確保するためである。このとき、より
熱効率を高め、より高い精度の外径制御を行うために
は、内面バーナ4は、石英ガラス管Pの長さ方向に複数
本並べて配置するよりは、石英ガラス管Pの長さ方向に
垂直な断面で、石英ガラス管の内径方向に複数本並べて
配置するのが好ましい。このように内面バーナ4を石英
ガラス管の内径方向に複数本並べて配置する場合におい
ても、内面バーナの総熱量を外面バーナの総熱量の1/
10ないし1/3にするのが好ましい。
【0030】また、内面バーナ4は、石英ガラス管Pの
一端Peに取付けられた円柱形状で石英ガラス製ポンテ
管10の貫通孔10aを貫通し石英ガラス管Pに挿入さ
れたバーナ用ガスパイプ、すなわちバーナ用水素ガス供
給パイプ11とバーナ用酸素ガス供給パイプ12の先端
に設けられている。
【0031】図4に示すように、このバーナ用水素ガス
供給パイプ11、バーナ用酸素ガス供給パイプ12およ
びバーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ13は、石英ガラス
管P内から内面バーナ支持台15まで延設された外筒管
14内に一体的に配置されている。
【0032】バーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ13は、
バーナ用ガスが引火するのを防止するためのもので、内
面バーナ4の近傍に開口部13aが位置し、石英ガラス
管Pの一端Peから挿入されている。バーナ燃焼補助用
酸素ガスパイプ13は、バーナ用水素ガス供給パイプ1
1およびバーナ用酸素ガス供給パイプ12と共に外筒管
14を貫通しているが、この外筒管14の貫通部を完全
にシールするのは困難であり、この貫通部の隙間にバー
ナ用ガスが流れ込み、引火し外筒管14を破損する虞が
あるため、バーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ13から常
時少量の酸素ガスを流出させて隙間に流れるようにし
て、バーナ用ガスの引火を防止している。
【0033】また、バーナ用水素ガス供給パイプ11、
バーナ用酸素ガス供給パイプ12およびバーナ燃焼補助
用酸素ガスパイプ13は、石英ガラス管Pの外側で外筒
管14を介して内面バーナ支持台15によって支持され
ており、内面バーナ支持台15はガイド溝16aが設け
られた基台16上で、ガイド溝16aに沿って基台16
上を水平方向に移動できるようになっている。
【0034】さらに、内面バーナ支持台15が基台16
に沿って水平方向に移動できるように設けられているの
で、内面バーナ4は、石英ガラス管Pの長手方向に沿っ
て移動できる。
【0035】また、外面バーナ取付台9と内面バーナ4
は連結シャフト17によって連結されており、内面バー
ナ4は外面バーナ3に同期して移動するようになってい
る。
【0036】なお、外面バーナ3および内面バーナ4は
石英ガラス管Pに対して相対的な動きをして、その加熱
位置を変えることができればよいので、外面バーナ3お
よび内面バーナ4を固定し、両チャックが取付けられた
ヘッドベースを移動可能な可動ヘッドベースにしても、
外面バーナ3および内面バーナ4を移動させる場合と同
様の効果が得られる。
【0037】石英ガラス管Pの外側下方Pbに面して外
径調整用治具18が配置されており、ガラス管の内側上
方Puに面して配置された内面バーナ4とは、石英ガラ
ス管Pの略同一横断面上でかつ対向して配置されてい
る。外径調整用治具18は高温の石英ガラス管Pに当接
して、石英ガラス管Pの外径を調整するためのものであ
り、高温になるためカーボン製であることが好ましい。
また、できるだけ高温に加熱された石英ガラス管Pとの
接触面積を低減し、酸化消耗を少なくするために、少な
くとも石英ガラス管と接触する上面が平面状であること
が好ましい。
【0038】なお、外径調整用治具18は治具取付台1
8aによって外面バーナ取付台9に一体的に取付けられ
ているが、外径調整用治具18の自由な動きを確保する
ために、外面バーナ取付台9と別個に設けてもよい。
【0039】また、石英ガラス製ポンテ管19が取付け
られるチャック2mは、駆動装置5により駆動され、か
つ石英ガラス製ポンテ管19は通気孔を有しない内実円
柱体であり、温度上昇するので、空冷されている。
【0040】次に本発明に係わる石英ガラス管の成形装
置を用いた石英ガラス管の管径変更方法について説明す
る。
【0041】最初に、貫通孔10aを有するポンテ管1
0と内実のポンテ管19を用意し、貫通孔10aを固定
ヘッドベース7に取付けられたチャック2に固定し、内
実のポンテ管19を可動ヘッド7mに取付けられたチャ
ック2mに固定する。
【0042】しかる後、石英ガラス管(マザー管)Pを
両ポンテ管10、19間に保持し、可動ヘッド7mを動
かして石英ガラス管Pを両ポンテ管10、19で挟持す
る。この状態で点火された外面バーナ3により、石英ガ
ラス管Pと両ポンテ管10、19の当接面Pmで溶着す
る。
【0043】次に内面バーナ4を外筒管14内に配置さ
れたバーナ用水素ガス供給パイプ11、バーナ用酸素ガ
ス供給パイプ12およびバーナ燃焼補助用酸素ガスパイ
プ13と共に、ポンテ管10の貫通孔10aを貫通させ
て、石英ガラス管P内に収納する。移動手段(図示せ
ず)によりバーナ取付台9をガイド体8aに沿って移動
させ、外面バーナ3を石英ガラス管Pの一端Pe近傍に
寄せると共に、連結シャフト17の働きで、この外面バ
ーナ3の移動に同期して内面バーナ4をガイド溝16a
上で移動させて、外面バーナ3と内面バーナ4を略同一
平面上に位置させる。
【0044】再び外面バーナ3を点火し、駆動装置5を
駆動してチャック2、2mを回転させ、石英ガラス管P
を回転させる。バーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ13に
酸素ガスを送り、開口部13aから少量の酸素ガスを流
出させる。
【0045】石英ガラス管Pは加熱され、管内部も高温
になるので、内面バーナ4に水素および酸素を送り、管
内の熱により内面バーナ4を点火させる。この内面バー
ナ4の点火により石英ガラス管Pを外面および内面から
加熱して、一端Pe近傍から外径を変更、すなわち膨ら
まし、遠心力をかけながら管径を拡大する。
【0046】この状態を維持したまま外面バーナ3およ
び内面バーナ4を同期して移動させ石英ガラス管Pの加
熱を継続して、外径の変更を完了する。
【0047】このような外径変更工程において、内面バ
ーナ4の熱量を外面バーナ3の熱量の1/10ないし1
/3にし、石英ガラス管Pを外部と内部からバランスよ
く加熱するので、直接火炎加工による石英ガラス管の管
径変更が可能になり、特に大きな肉厚のマザー管からも
管径変更が可能となり、また、大口径への変更もしくは
比較的大きな肉厚としたままの変更であっても容易に石
英ガラス管Pの管径変更が可能であり、さらに、熱効率
よく、石英ガラス管Pの管径を確実に変更できる。
【0048】なお、管径の変更に伴い石英ガラス管Pの
長さに変化があっても、可動ヘッド7mを進退させるこ
とによって吸収することができる。
【0049】外径変更工程の進行に伴って、外面バーナ
3と内面バーナ4は同期して移動し、常に石英ガラス管
Pの略同一横断面上に配置されており、石英ガラス管P
の同一横断面を加熱できるので、熱効率よく外径変更が
できる。
【0050】また、外径の変更工程中、外径調整用治具
18によって石英ガラス管Pの外径は調整されるが、外
径調整用治具18は内面バーナが石英ガラス管の内側上
方Puに面して配置され、外面バーナ3は複数個のバー
ナが対向し、かつ石英ガラス管の外側側面Psに面して
配置されているので、外径調整用治具18を石英ガラス
管Pの下面Pbに面して配置することが可能となり、重
量がかかる外側下面Pbにおいて精度よく効果的に外径
調整をすることができる。
【0051】さらに、外径調整用治具18および内面バ
ーナ4は石英ガラス管Pの略同一横断面上に設けられ、
かつ外径調整用治具18は石英ガラス管Pの下面Pbに
面して配置され、内面バーナ4は石英ガラス管Pの内側
上方Puに面して配置されているので、石英ガラス管P
の最も高温の部位で外径調整を行うことができ、精度よ
く効果的に外径調整をすることができる。
【0052】外径調整用治具18による管径調整時、石
英ガラス管Pは高温に加熱されているが、この石英ガラ
ス管Pと当接する外径調整用治具18はカーボン製であ
るので、耐熱性で耐久性があり、また、石英ガラス管P
を金属汚染することがない。
【0053】さらに、外径調整用治具18の少なくとも
石英ガラス管Pと接触する上面が、平面状であるので、
高温に加熱された石英ガラス管Pとの接触を低減するこ
とができて、酸化消耗を少なくすることができる。
【0054】また、内面バーナ4は、石英ガラス管P内
から内面バーナ支持台15まで延設された外筒管14に
配置され、石英ガラス管Pの一端から挿入されたバーナ
用水素ガス供給パイプ11、バーナ用酸素ガス供給パイ
プ12の先端に設けられており、構造が簡単であり、さ
らに、連結シャフト17を介して外面バーナ3に同期し
て移動させることができる。
【0055】さらに、外径変更工程において、バーナ燃
焼補助用酸素ガスパイプ13から常時少量の酸素ガスを
流出させて外筒管15内の隙間に流れるようにしている
ので、貫通孔10aの貫通部の隙間にバーナ用ガスが流
込むのを阻止でき、外筒管14が引火により破損するこ
とを防止できる。
【0056】また、バーナ用水素ガス供給パイプ11、
バーナ用酸素ガス供給パイプ12およびバーナ燃焼補助
用酸素ガスパイプ13は、石英ガラス管P内から内面バ
ーナ支持台15まで延設された外筒管14内に一体的に
配置されているので、比較的肉薄のバーナ用水素ガス供
給パイプ11、バーナ用酸素ガス供給パイプ12および
バーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ13が高温に曝されて
も、これらパイプ11、12、13の内部バーナ4付近
部位のパイプ変形を防ぐことができる。
【0057】次に本発明に係わる石英ガラス管の成形装
置の第2の実施形態について説明する。なお、上述した
第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明す
る。
【0058】図5に示すように、第2の実施形態の石英
ガラス管の成形装置31は、第1の実施形態の石英ガラ
ス管の成形装置において、外径調整用治具32の送り制
御を図6に示すNC制御送り機構33によって行うよう
にしたものである。
【0059】図6に示すように、NC制御送り機構33
は、NC装置34と、このNC装置34に制御され、外
径調整用治具32をX軸(水平方向)に送るX軸送り機
構35と、Z軸(垂直方向)に送るZ軸送り機構36と
を有している。NC装置34はモータ用プロセッサ34
a、治具用座標軸算出部34b等を有し、X軸送り機構
35は、X軸用パルスモータ35a、X軸用ギア35
b、X軸用ボールねじ35cを有し、駆動増幅器37を
介してNC装置34に接続され、NC装置34の出力に
より、外径調整用治具32が取付けられた送り板9aを
X軸上で進退させるようになっており、さらに、Z軸送
り機構36は、Z軸用パルスモータ36a、Z軸用ギア
36b、Z軸用ボールねじ36cを有し、駆動増幅器3
7を介してNC装置34に接続され、NC装置34の出
力により、外径調整用治具32が取付けられた昇降部材
36dをZ軸方向に昇降させるようになっている。
【0060】外径調整用治具32は、NC装置34の出
力により、外径調整用治具32をX軸方向、Z軸方向の
所定の位置に送ることができるようになっている。
【0061】次に第2の実施形態の石英ガラス管の成形
装置を用いた石英ガラス管の管径変更方法について説明
する。
【0062】最初に、NC装置34から入力して、第1
回目から第n−1回目までのZ軸送り機構36のZ軸方
向の送り量を決定し、また、それに応じた外径調整用治
具32の高さを決定しておく。
【0063】次に図5に示すように、石英ガラス管(マ
ザー管)Pを両ポンテ管10、19間に保持し、可動ヘ
ッド7mを動かして石英ガラス管Pを両ポンテ管10、
19で挟持する。この状態で点火された外面バーナ3に
より、石英ガラス管Pと両ポンテ管10、19の当接面
Pmで溶着する。
【0064】しかる後、内面バーナ4を外筒管14内に
配置されたバーナ用水素ガス供給パイプ11、バーナ用
酸素ガス供給パイプ12およびバーナ燃焼補助用酸素ガ
スパイプ13と共に、ポンテ管10の貫通孔10aを貫
通させて、石英ガラス管P内に収納する。
【0065】NC装置34により、モータプロセッサ3
4a、駆動増幅器37を介してX軸送り機構35を作動
させ、X軸用パルスモータ35a、X軸用ギア35b、
X軸用ボールねじ35cの働きで、送り板9aに設けら
れたバーナ取付台9をガイド体8aに沿って移動させ、
外面バーナ3を石英ガラス管Pの一端Pe近傍に寄せる
と共に、X軸用ボールねじ35cの働きで、この外面バ
ーナ3の移動に同期して内面バーナ4をガイド溝16a
上で移動させて、外面バーナ3と内面バーナ4を略同一
平面上に位置させる。
【0066】再び外面バーナ3を点火し、駆動装置5を
駆動してチャック2、2mを回転させ、石英ガラス管P
を回転させる。バーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ13に
酸素ガスを送り、開口部13aから少量の酸素ガスを流
出させる。
【0067】石英ガラス管Pは加熱され、管内部も高温
になるので、内面バーナ4に水素および酸素を送り、管
内の熱により内面バーナ4を点火させる。この内面バー
ナ4の点火により石英ガラス管Pを外面および内面から
加熱して、一端Pe近傍から外径を変更、すなわち膨ら
まし、遠心力をかけ、外径調整用治具32を第1回目の
高さを維持しながら、管径を拡大して変更していく。次
に外径調整用治具32を、第1回目の高さより低い第2
回目の高さに維持しながら、X軸用パルスモータ35a
を逆回転させてX軸用ボールねじ35cを逆方向に回転
させ、内面バーナ4と外面バーナ3により石英ガラス管
Pを外面および内面から加熱して、管径を拡大して変更
していく。このような管径変更工程を繰り返し、管径を
拡大して変更し、管径精度を高めていく。
【0068】図7に示すように、最終工程前(n−1回
目)の終了後、X=1、2、…n−1、nにおける石英
ガラス管Pの外径d1、d2…dn−1、dnを、例え
ば、ゲージを用い手作業により測定する。この測定され
た石英ガラス管Pの外径から、外径調整用治具32の必
要昇降量を算出し、例えばX=3の部位の外径d3にお
いては、外径調整用治具32の高さを僅かに低くして外
径d3の拡大を図るようにし、X=6の部位の外径d6
においては、外径調整用治具32の高さを僅かに高くし
て外径d3の縮小を図る必要がある。
【0069】従って、X=3、Z=Zn−α、X=6、
Z=Z6+β、他の部位X=1、2…n−1、n(但し
X=3、6は除く)、Z=Z6をNC装置34に数値入
力する。
【0070】NC装置34の出力によりX軸送り機構3
5を制御し、X軸用パルスモータ35a、X軸用ギア3
5b、X軸用ボールねじ35c、送り板9aを介して外
径調整用治具32をX=1、2、3、4、5、6、…n
−1、nへと送り、さらに、外径調整用治具32がX=
3に送られた時点で、Z軸送り機構36を制御し、Z軸
用パルスモータ36a、Z軸用ギア36b、Z軸用ボー
ルねじ36c、昇降部材36dを介して外径調整用治具
32をZ=αだけ低くし、また、外径調整用治具32が
X=6に送られた時点で、外径調整用治具32をZ=β
だけ高くして、石英ガラス管の成形を行う。
【0071】石英ガラス管の成形、特に最終成形工程に
おいてNC制御送り機構を用い、外径調整用治具32に
より外径の修正を行うので、外径調整用治具を一定の高
さに固定して管径変更を行う場合に生じるような、石英
ガラス管の成形装置のベッドのうねり、チャックの中心
ずれ、温度変化などに起因する外径の変動をなくし、精
度よく、効率的に外径調整をすることができる。
【0072】次に本発明に係わる石英ガラス管の成形装
置の第3の実施形態について説明する。なお、上述した
第1および第2の実施形態と同一部分には同一符号を付
して説明する。
【0073】図8に示すように、第3の実施形態の石英
ガラス管の成形装置51は、第2の実施形態の石英ガラ
ス管の成形装置において、外径検知センサー52により
石英ガラス管Pの外径を検知し、この外径検出センサー
52からの外径信号に基づき、サーボ機構53を制御
し、外径調整用治具54の送り制御を行うようにしたも
のである。
【0074】図8および図9に示すように、外径検知セ
ンサー52は、例えば、CCDカメラで、サーボ機構5
3の働きでX軸(水平)方向に移動される送り板9a
に、バーナ取付台9を中心として離間して2個配置され
ている。一方の外径検知センサー52rは送り板9aが
右方向に移動されるときに、石英ガラス管Pの外径を検
知するためのものであり、他方の外径検知センサー52
lは送り板9aが左方向に移動されるときに、石英ガラ
ス管Pの外径を検知するためのものである。
【0075】なお、外径検知センサー52は送り板9a
の移動方向に応じて、検知センサー52が常に送り板9
aの移動方向側に先行する位置に来るような移動手段を
設ければ、外径検知センサー52は1個でもよく、ま
た、外径検知センサー52は、CCDカメラに限らず、
CCDラインセンサー、レーザ光と受光手段からなるセ
ンサーであってもよい。
【0076】外径検知センサー52は、2値化回路5
5、画像処理装置56を介してコンピュータ57の演算
制御装置57aに接続されており、外径検知センサー5
2が検知した石英ガラス管Pの外径信号が入力されるよ
うになっている。
【0077】また、演算制御装置57aにはサーボ機構
53が接続されており、さらに、サーボ機構53は、治
具用座標軸算出部53a、モータ用プロセッサ53b、
駆動増幅器53c、X軸送り機構58およびZ軸送り機
構59を有している。X軸送り機構58は、X軸用パル
スモータ58a、X軸用ギア58b、X軸用ボールねじ
58cを有しており、演算制御装置57aの出力によ
り、外径調整用治具54が取付けられた送り板9aをX
軸上で進退させるようになっており、さらに、Z軸送り
機構59は、Z軸用パルスモータ59a、Z軸用ギア5
9b、Z軸用ボールねじ59cを有し、駆動増幅器53
cを介して演算制御装置57aに接続され、演算制御装
置57aの出力により、外径調整用治具54が取付けら
れた昇降部材59dをZ軸方向に昇降させるようになっ
ている。
【0078】外径調整用治具54は、演算制御装置57
aの出力により、外径調整用治具54をX軸方向、Z軸
方向の所定の位置に送ることができるようになってい
る。
【0079】次に第3の実施形態の石英ガラス管の成形
装置を用いた石英ガラス管の管径変更方法について説明
する。
【0080】最初にコンピュータ57の入力装置57b
を用いて、石英ガラス管(マザー管)Pの外径寸法、長
さおよび成形完了後の石英ガラス管Pの外径寸法、長さ
を入力し、記憶装置57cに記憶させる。
【0081】しかる後、図8に示すように、石英ガラス
管(マザー管)Pを両ポンテ管10、19間に保持し、
可動ヘッド7mを動かして石英ガラス管Pを両ポンテ管
10、19で挟持する。この状態で点火された外面バー
ナ3により、石英ガラス管Pと両ポンテ管10、19の
当接面Pmで溶着する。さらに、内面バーナ4を外筒管
14内に配置されたバーナ用水素ガス供給パイプ11、
バーナ用酸素ガス供給パイプ12およびバーナ燃焼補助
用酸素ガスパイプ13と共に、ポンテ管10の貫通孔1
0aを貫通させて、石英ガラス管P内に収納する。
【0082】コンピュータ57をプログラムに従って動
作させ、以下の管径変更工程を自動的に行わせる。
【0083】演算制御装置57aにより、治具用座標算
出部53a、モータプロセッサ53b、駆動増幅器53
cを介してX軸送り機構58を作動させ、X軸用パルス
モータ58a、X軸用ギア58b、X軸用ボールねじ5
8cの働きで、送り板9aに設けられたバーナ取付台9
をガイド体8aに沿って移動させ、外面バーナ3を石英
ガラス管Pの一端Pe近傍に寄せると共に、X軸用ボー
ルねじ58cの働きで、この外面バーナ3の移動に同期
して内面バーナ4をガイド溝16a上で移動させて、外
面バーナ3と内面バーナ4を略同一平面上に位置させ
る。
【0084】再び外面バーナ3を点火し、駆動装置5を
駆動してチャック2、2mを回転させ、石英ガラス管P
を回転させる。バーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ13に
酸素ガスを送り、開口部13aから少量の酸素ガスを流
出させる。
【0085】石英ガラス管Pは加熱され、管内部も高温
になるので、内面バーナ4に水素および酸素を送り、管
内の熱により内面バーナ4を点火させる。この内面バー
ナ4の点火により、図10に示すように、外面バーナ
3、内面バーナ4により石英ガラス管Pを内外から加熱
し、一端Pe近傍から外径を変更、すなわち膨らまし、
遠心力をかけ、外径調整用治具54を所定の高さに維持
しながら、管径を拡大して変更していく。
【0086】この管径変更工程において、管径検知セン
サー52rにより、管径調整用治具54直前の石英ガラ
ス管Pの外径を検知し、管径検知センサー52rの画像
信号は2値化回路55に送られ、さらに2値化回路55
からの入力電圧は2値化され、画像処理装置56に送ら
れ、画像処理装置56により画像処理されて石英ガラス
管Pの外径が検出されて、外径情報として、演算制御装
置57aに送られる。
【0087】コンピュータ57には管径変更工程におけ
る工程毎の管径が予め記憶されているので、この管径デ
ータに基づき、治具座標算出部53aでX軸の送り量を
算出し、モータ用プロセッサ53b、駆動増幅器53
c、X軸用モータ58a、X軸用ギア58bc、X軸用
ボールねじ58cを介して送り板9aを送り、さらにZ
軸の送り量を算出して、Z軸用モータ59a、Z軸用ギ
ア59a、昇降部材59cを下方に送って、例えば管径
調整用治具54を降下させて、外径dkを拡大し、ま
た、外径dlの位置においては、上記同様に管径調整用
治具54を上昇させて外径dlを縮小する。
【0088】このようにして外面バーナ3、内面バーナ
4および管径調整用治具54を左右方向に複数回往復移
動させて、管径の拡大変更を行い、所定の寸法になった
ら管径の変更工程は完了する。
【0089】この管径の変更工程中、管径検知センサー
52r(管径調整用治具54の右方向移動時)または管
径検知センサー52l(管径調整用治具54の左方向移
動時)により、常時石英ガラス管Pの外径を検知し、こ
の外径検出センサー52からの外径信号に基づき、サー
ボ機構53を制御し、外径調整用治具54により外径の
修正を行うので、外径調整用治具を一定の高さに固定し
て管径変更を行う場合に生じるような、石英ガラス管の
成形装置のベッドのうねり、チャックの中心ずれ、温度
変化などに起因する外径の変動をなくし、自動的に正確
な管径の変更を行うことができる。
【0090】
【実施例】「試験1」 (実施例1)図1に示すような本発明に係わり、下記仕
様に示す石英ガラス管の成形装置を用いて、下記に示す
仕様の石英ガラス管を試料として管径変更を行った。
【0091】 成形装置仕様:外面バーナ4本、内面バーナ1本 試料:外径180mm×肉厚23mm×長さ650mm 結果:外径220mmに膨らませることができた。内面
バーナを1本追加することにより、管径変更が可能にな
った。仕様ガス量は水素ガス:160m3/h、酸素ガ
ス:73m3/hであった。
【0092】(実施例2)実施例1と同様に、下記仕様
に示す石英ガラス管の成形装置を用いて、下記に示す仕
様の石英ガラス管を試料として管径変更を行った。
【0093】 成形装置仕様:外面バーナ3本、内面バーナ1本 試料:外径210mm×肉厚6mm×長さ650mm 結果:外径300mm、肉厚4に膨らませることができ
た。
【0094】1回の変更工程での膨らまし量は45mm
が可能であり、2回の変更工程で完了した。仕様ガス量
は水素ガス:215m3/h、酸素ガス:98m3/h
であった。
【0095】(比較例1)下記仕様に示す従来の石英ガ
ラス管の成形装置を用いて、下記に示す仕様の石英ガラ
ス管を試料として管径変更を行った。
【0096】 成形装置仕様:外面バーナ6本、内面バーナなし 試料:外径180mm×肉厚23mm×長さ650mm 結果:5分間加熱しても、膨らまなかった。外面バーナ
6本のみでは、管径変更は不可能であることがわかっ
た。使用ガス流量は実施例1の1.5倍で水素ガス:3
60m3/h、酸素ガス:164m3/hであった。
【0097】(比較例2)下記仕様に示す従来の石英ガ
ラス管の成形装置を用いて、実施例2と同様に下記に示
す仕様の石英ガラス管を試料として管径変更を行った。
【0098】 成形装置仕様:外面バーナ5本、内面バーナなし 試料:外径210mm×肉厚6mm×長さ650mm 結果:外径300mm×肉厚4mmに変更した。
【0099】1回の変更工程での膨らまし量は30mm
が可能であり、3回の変更工程で完了した。使用ガス量
は実施例1の1.5倍、水素ガス:450m3/h、酸
素ガス:205m3/hであった。膨らまし量は実施例
1に比べて75%であった。
【0100】「試験2」 (実施3)図5に示すような本発明に係わる第2の実施
形態の石英ガラス管の成形装置を用いて、石英ガラス管
を試料として管径変更を行った。
【0101】結果:図11に示すように石英ガラス管の
外径差は0.35mmであり、外径は一定し、高精度の
外径を有する石英ガラス管を製造できることがわかっ
た。
【0102】(比較例3)外径調整用治具の高さを一定
に固定する石英ガラス管の成形装置を用いて、石英ガラ
ス管を試料として管径変更を行った。
【0103】結果:図12に示すような管径変更工程に
従って外径が拡大し、外径差は1.35mmとなり、実
施例3に比べて外径のばらつきが比較的大きいことがわ
かった。
【0104】
【発明の効果】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置
によれば、大きな肉厚のマザー管からも外径変更が可能
となり、大口径への変更もしくは比較的大きな肉厚とし
たままの変更であっても容易に石英ガラス管の外径変更
が可能で、燃料消費量が少ないガラス管の成形装置を提
供することができる。
【0105】すなわち、チャック間に配置され、石英ガ
ラス管の外面から石英ガラス管を加熱し、石英ガラス管
の加熱位置を変えられるように設けられた外面バーナ
と、このチャック間に配置され、石英ガラス管の内面か
ら石英ガラス管を加熱し、石英ガラス管の加熱位置を変
えられるように設けられた内面バーナとを有するので、
石英ガラス管を外部と内部からバランスよく加熱でき、
直接火炎加工による石英ガラス管の管径変更が可能にな
り、特に大きな肉厚のマザー管からも管径変更が可能と
なり、また、大口径への変更もしくは比較的大きな肉厚
としたままの変更であっても容易に石英ガラス管の管径
変更が可能であり、さらに、熱効率よく、石英ガラス管
の管径を確実に変更できる。
【0106】また、外面バーナと内面バーナによる石英
ガラス管の加熱位置の変更は、外面バーナと内面バーナ
を石英ガラス管の長手方向に沿って移動可能にすること
によって行われるので、加熱位置の変更が容易であり、
熱効率よく、石英ガラス管の管径を確実に変更できる。
【0107】また、内面バーナと外面バーナは石英ガラ
ス管の略同一横断面上に配置されているので、熱効率よ
く管径変更ができる。
【0108】また、内面バーナは外面バーナに同期して
移動するので、熱効率よく管径変更ができる。
【0109】また、内面バーナの熱量を外面バーナの熱
量の1/10ないし1/3にしたので、石英ガラス管を
外部と内部からバランスよく加熱でき、直接火炎加工に
よる石英ガラス管の管径変更が可能になり、特に大きな
肉厚のマザー管からも管径変更が可能となり、また、大
口径への変更もしくは比較的大きな肉厚としたままの変
更であっても容易に石英ガラス管の管径変更が可能であ
り、さらに、熱効率よく、石英ガラス管の管径を確実に
変更できる。
【0110】また、内面バーナは石英ガラス管の一端か
ら挿入されたバーナ用ガスパイプの先端に設けられてい
るので、構造が簡単であり、さらに、連結シャフトを介
して外面バーナに同期して移動させることができる。
【0111】また、内面バーナの近傍に開口部が位置し
石英ガラス管の一端から挿入されたバーナ燃焼補助用酸
素ガスパイプを有するので、外筒管の貫通孔の貫通部の
隙間にバーナ用ガスが流込むのを阻止でき、外筒管が引
火により破損することを防止できる。
【0112】また、石英ガラス管の外面に当接し、外径
を調整する外径調整用治具を設けたので、精度よく効果
的に石英ガラス管の外径を調整できる。
【0113】また、内面バーナは石英ガラス管の上面に
面して配置され、外面バーナは複数個のバーナが対向
し、かつ石英ガラス管の側面に面して配置され、外径調
整用治具石英ガラス管の下面に面して配置されているの
で、外径調整用治具を石英ガラス管の下面に面して配置
することが可能となり、重量がかかる下面において精度
よく効果的に外径調整をすることができる。
【0114】また、外径調整用治具および内面バーナは
石英ガラス管の略同一横断面上に設けられ、かつ外径調
整用治具は石英ガラス管の下面に面して配置され、内面
バーナは石英ガラス管の上面に面して配置されているの
で、石英ガラス管の最も高温の部位で外径調整を行うこ
とができ、精度よく効果的に外径調整をすることができ
る。
【0115】また、外径調整用治具はカーボン製である
ので、耐熱性で耐久性があり、さらに、石英ガラス管を
金属汚染することがない。
【0116】また、外径調整用治具の位置制御を、NC
制御送り機構により行うので、精度よく、効率的に石英
ガラス管の外径調整をすることができる。
【0117】また、外径調整用治具の位置制御を、管径
検知センサにより検知された石英ガラス管の外径情報を
コンピュータに入力し、このコンピュータからの出力に
よりサーボ機構を制御して行うので、自動的に正確な管
径の変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の平面
図。
【図2】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の側面
図。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図。
【図4】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置に用い
られる内面バーナの取付け状態を示す説明図。
【図5】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の他の
実施形態の側面図。
【図6】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の他の
実施形態に用いられるNC制御送り機構の説明図。
【図7】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の他の
実施形態を用いた管径変更工程の説明図。
【図8】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の他の
実施形態の側面図。
【図9】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の他の
実施形態に用いられるコンピュータ制御回路の説明図。
【図10】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置の他
の実施形態を用いた管径変更工程の説明図。
【図11】本発明に係わる石英ガラス管の成形装置を用
いた実施例の試験結果図。
【図12】外径調整用治具の高さを固定した石英ガラス
管の成形装置を用いた比較例の試験結果図。
【図13】従来の石英ガラス管の成形装置の概念図。
【符号の説明】
1 石英ガラス管の成形装置 2 チャック 3 外面バーナ 4 内面バーナ 5 駆動装置 6 ヘッド 7 固定ヘッドベース 7m 可動ヘッドベース 8 ベッド 8a ガイド体 9 バーナ取付台 9a 送り板 10 石英ガラス製ポンテ管 10a 貫通孔 11 バーナ用水素ガス供給パイプ 12 バーナ用酸素ガス供給パイプ 13 バーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ 13a 開口部 14 外筒管 15 内面バーナ支持台 16 基台 16a ガイド溝 17 連結シャフト 18 外径調整用治具 19 石英ガラス製ポンテ管 31 石英ガラス管の成形装置 32 外径調整用治具 33 NC制御送り機構 34 NC装置 34a モータ用プロセッサ 34b 治具用座標軸算出部 35 X軸送り機構 35a X軸用パルスモータ 35b X軸用ギア 35c X軸用ボールねじ 36 Z軸送り機構 36a Z軸用パルスモータ 36b Z軸用ギア 36c Z軸用ボールねじ 36d 昇降部材 37 駆動増幅器 51 石英ガラス管の成形装置 52 外径検知センサー 52l 外径検知センサー 52r 外径検知センサー 53 サーボ機構 53a 治具用座標軸算出部 53b モータ用プロセッサ 53c 駆動増幅器 54 外径調整用治具 55 2値化回路 56 画像処理装置 57 コンピュータ 57a 演算制御装置 57b 入力装置 57c 記憶装置 58 X軸送り機構 58a X軸用パルスモータ 58b X軸用ギア 58c X軸用ボールねじ 59 Z軸送り機構 59a Z軸用パルスモータ 59b Z軸用ギア 59c Z軸用ボールねじ 59d 昇降部材 P 石英ガラス管 Pe 一端 Pi 内面 Pm 当接面 Po 外面 Ps 外側側面 Pu 内側上方
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 広樹 山口県徳山市大字徳山字江口開作8231番地 5 徳山東芝セラミックス株式会社内 (72)発明者 伊藤 清美 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番地 東芝セラミックス株式会社小国製造所内 (72)発明者 山村 茂 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番地 東芝セラミックス株式会社小国製造所内 Fターム(参考) 4G014 AH00 4G015 BA01 BB01 BB03 BB05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石英ガラス管の両端に配置され駆動装置
    により回転されるチャックと、このチャック間に配置さ
    れ、石英ガラス管の外面から石英ガラス管を加熱し、石
    英ガラス管の加熱位置が変えられるように設けられた外
    面バーナと、このチャック間に配置され、石英ガラス管
    の内面から石英ガラス管を加熱し、石英ガラス管の加熱
    位置が変えられるように設けられた内面バーナとを有す
    ることを特徴とする石英ガラス管の成形装置。
  2. 【請求項2】 上記外面バーナと内面バーナによる石英
    ガラス管の加熱位置の変更は、外面バーナと内面バーナ
    を石英ガラス管の長手方向に沿って移動して行うことを
    特徴とする請求項1に記載の石英ガラス管の成形装置。
  3. 【請求項3】 上記内面バーナと外面バーナは石英ガラ
    ス管の略同一横断面上に配置されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の石英ガラス管の成形装置。
  4. 【請求項4】 上記内面バーナは外面バーナに同期して
    移動することを特徴とする請求項2または3に記載の石
    英ガラス管の成形装置。
  5. 【請求項5】 上記内面バーナの熱量を外面バーナの熱
    量の1/10ないし1/3にすることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか1項に記載の石英ガラス管の成
    形装置。
  6. 【請求項6】 上記内面バーナは石英ガラス管の一端か
    ら挿入された外筒管内に挿通されたバーナ用ガスパイプ
    の先端に設けられていることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれか1項に記載の石英ガラス管の成形装置。
  7. 【請求項7】 上記外筒管内にバーナ用ガラスパイプと
    平行に挿通され、外筒管のバーナ側端部に開口部が位置
    するように配置されたバーナ燃焼補助用酸素ガスパイプ
    を有することを特徴とする請求項6に記載の石英ガラス
    管の成形装置。
  8. 【請求項8】 上記石英ガラス管の外面に当接し、外径
    を調整する外径調整用治具を設けることを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれか1項に記載の石英ガラス管の
    成形装置。
  9. 【請求項9】 上記内面バーナは石英ガラス管の内側上
    面に面して配置され、外面バーナは複数個のバーナが対
    向し、かつ石英ガラス管の外側側面に面して配置され、
    外径調整用治具が石英ガラス管の外側下面に面して配置
    されることを特徴とする請求項8に記載の石英ガラス管
    の成形装置。
  10. 【請求項10】 上記外径調整用治具および内面バーナ
    は石英ガラス管の略同一横断面上に配置されることを特
    徴とする請求項8または9に記載の石英ガラス管の成形
    装置。
  11. 【請求項11】 上記外径調整用治具はカーボン製であ
    り、少なくとも上面が平面状であることを特徴とする請
    求項8ないし10のいずれか1項に記載の石英ガラス管
    の成形装置。
  12. 【請求項12】 上記外径調整用治具の位置制御を、N
    C制御送り機構により行うことを特徴とする請求項8な
    いし11のいずれか1項に記載の石英ガラス管の成形装
    置。
  13. 【請求項13】 上記外径調整用治具の位置制御を、管
    径検知センサーにより検知された石英ガラス管の外径情
    報をコンピュータに入力し、このコンピュータからの出
    力によりサーボ機構を制御して行うことを特徴とする請
    求項12に記載の石英ガラス管の成形装置。
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