JP2001150194A - 圧搾処理装置 - Google Patents

圧搾処理装置

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JP2001150194A
JP2001150194A JP33283399A JP33283399A JP2001150194A JP 2001150194 A JP2001150194 A JP 2001150194A JP 33283399 A JP33283399 A JP 33283399A JP 33283399 A JP33283399 A JP 33283399A JP 2001150194 A JP2001150194 A JP 2001150194A
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JP
Japan
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box
squeezing
metal
metal bar
garbage
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JP33283399A
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Yukihiko Nishimura
幸彦 西村
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NISHIMURA SANSO HANBAI KK
Original Assignee
NISHIMURA SANSO HANBAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生ごみ等を箱状体内に収容し、圧搾,脱水する
圧搾処理装置において、箱状体の排水孔の目詰まりを防
止し、効率的に且つ安定して脱水処理が出来る新規な構
造の圧搾処理装置を提供すること。 【解決手段】箱状体12を構成する周壁部18における
側壁部19を、多数の金属棒材36を並列配置して構成
した。それにより、加圧時には、金属棒材36が湾曲変
形させられて金属棒材36間に水抜孔としての隙間が形
成されると共に、圧力解除時には、速やかに隙間が閉塞
されることとなる。即ち、金属棒材36の弾性を利用し
て水抜孔の目詰まりを防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、生ごみ等の含水性の処理対象物
を脱水処理することが出来る圧搾処理装置に係り、特
に、生ごみを脱水することによってその後の処理を容易
化したり、或いは、果実を圧搾することにより果汁を採
取する際等に、有利に用いられる新規な構造の圧搾処理
装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】近年、廃棄物は著しく増加する傾向にあ
り、中でも調理場等から大量に出される生ごみは、保管
時に多大な空間スペースを占有するだけでなく、腐敗に
よる悪臭を発生させ、衛生的、環境的にも望ましくな
く、社会的にも大きな問題となっている。更に、そのよ
うな生ごみは、含水率が非常に高いため、焼却処分の際
には、膨大なエネルギーが必要とされることとなり、資
源の無駄遣いが指摘されている。また、生ごみを発酵さ
せ、微生物分解によって処理する処理装置も提案されて
いるが、そのようなものにおいては、処理効率が低いこ
とに加えて処理に長時間を要するという問題があり、ま
た、特に業務用の処理装置は非常に高価であると共に、
実施,維持等にも大きなコストがかかり、保守管理が容
易でないという問題もあった。
【0003】そこで、このような問題に対処するため
に、例えば、特開平5−158168や、特開平7−1
95198及び、特開平7−267302等において、
生ごみを圧搾して脱水する処理装置が提案されている。
即ち、これらの処理装置においては、箱状体の壁部に多
数の排水孔を設けておき、その内部に生ごみ等の処理対
象物を収容し圧搾することによって、排水孔から搾り出
された水分を箱状体外へ排出させて分離するようになっ
ている。このような処理装置においては、生ごみから水
分を分離することによって容積を小さくすると共に、含
水率を大幅に低下させて、腐敗の進行を防止して悪臭等
の発生を軽減又は回避したり、焼却を容易化する等の点
において有効である。
【0004】しかしながら、これら従来の脱水処理装置
においては、生ごみを箱状体に収容して圧搾力を及ぼす
際に、生ごみが排水孔に押し付けられ、或いは入り込ま
され、それによって排水孔を塞いでしまう恐れがあっ
た。そして、一度排水孔を塞いだ生ごみ等は容易に除去
することができず、そのまま排水孔を塞いだ状態で取り
残され易いために、次の生ごみの圧縮作業に際して、実
質的に排水孔が消失してしまうこととなり、その結果、
処理装置の生ごみ圧搾処理能力が急激に低下してしまっ
て、連続的な処理が極めて困難になるという大きな問題
があった。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、生ごみ等の処理対象物を箱状体に収容し、
脱水する際に、箱状体に形成された排水孔の詰まりが防
止されて、目的とする脱水処理を安定して、効率的に、
且つ、連続的に行うことの出来る新規な圧搾処理装置を
提供することにある。
【0006】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様は、任意の組み合わせで採用可能である。また、本
発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限
定されることなく、明細書全体および図面に記載され、
或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る
発明思想に基づいて認識されるものであることが理解さ
れるべきである。
【0007】本発明の第一の態様は、箱状体に含水性の
処理対象物を収容せしめて、該箱状体の壁部から外力を
加えることにより該処理対象物を圧搾して脱水する圧搾
処理装置において、前記箱状体の壁部の少なくとも一部
を、多数本の金属棒材を並列配置して構成し、前記外力
が作用せしめられた際に、外方に湾曲して弾性変形せし
められた金属棒材間の隙間を通じて、前記処理対象物か
ら脱水せしめられた水分を箱状体の外部に排水するよう
にしたことを、特徴とする。
【0008】このような本態様に従う構造とされた圧搾
処理装置においては、箱状体に処理対象物を収容してそ
の壁部から外力を加えることにより、箱状体の内圧が増
加せしめられて、壁部を構成する金属棒材が、外方に向
かって湾曲変形せしめられる。その結果、各金属棒材の
間に隙間が形成されることになり、そこを通じて、生ご
みから圧搾された水分が箱状体外に排出されて、分離さ
せられることとなる。さらに、外力による加圧を解除す
れば、金属棒材自身の弾性に基づいて、各金属棒材は速
やかに復元することとなり、排水用の隙間が完全に或い
は、ほとんど閉塞される。
【0009】従って、本態様の圧縮処理装置において
は、排水用の隙間が、金属棒材の弾性によって圧搾処理
に際して形成されると共に、処理の終了と共に実質的に
消失せしめられるのであり、それによって、排水用の隙
間における生ごみ等のつまりが防止されると共に、処理
後における特別な後処置を必要とすることなく、連続し
て生ごみを処理でき、その連続的な処理ごとに排水用の
隙間が新たに形成されることから、排水性が損なわれる
ことなく、優れた排水効率をもって脱水処理を有利に、
且つ、安定して行うことができるのである。
【0010】本発明の第二の態様は、前記第一の態様に
従う構造とされた圧搾処理装置において、多数本の金属
棒材を、外力が及ぼされていない状態下で相互に実質的
に密接状態となるように並列配置したことを、特徴とす
る。
【0011】このような本態様に従う構造とされた圧搾
処理装置においては、箱状体に外力が及ぼされていない
状態では、各金属棒材が、相互に実質的に密接状態にな
るように並列的に配置されており、外力が及ぼされて金
属棒材が湾曲変形させられることによって形成される隙
間が、外力を除くことにより、ほぼ完全に消失されるこ
とから、排水用の隙間における生ごみ等の詰まりがより
有効に防止される。
【0012】本発明の第三の態様は、前記第一又は第二
の態様に従う構造とされた圧搾処理装置において、前記
箱状体の上底部と下底部をそれぞれ開閉可能とし、該上
底部を開いて前記処理対象物を該箱状体内に投入する一
方、該下底部を開いて該処理対象物を脱水処理後に該箱
状体外に取り出すようにしたことを、特徴とする。
【0013】このような本態様に従う構造とされた圧搾
処理装置においては、生ごみ等の処理対象物の箱状体へ
の投入と箱状体からの取り出しを容易に、且つ、速やか
に行うことができ、処理作業の迅速化と連続処理するに
際しての処理サイクルの向上が図られる。
【0014】本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三
の何れかの態様に従う構造とされた圧搾処理装置におい
て、前記箱状体内の上底部を下底部に向かって押圧変位
せしめることにより、該箱状体に収容された処理対象物
に外力を加えるようにしたことを、特徴とする。
【0015】このような本態様に従う構造とされた圧搾
処理装置においては、箱状体内に投入され、下方から上
方へと積層されていく生ごみ等の処理対象物を、例え
ば、適当量投入される毎に上底部を押圧変位させて処理
対象物に外力を加えることにより、移動させたり積み直
したりせずとも、処理対象物を、順次、バランス良く押
圧することが出来る。
【0016】本発明の第五の態様は、前記第一乃至第四
の何れかの態様に従う構造とされた圧搾処理装置におい
て前記箱状体の筒状周壁部を、実質的に全周に亘って、
前記金属棒材で構成したことを、特徴とする。
【0017】このような本態様に従う構造とされた圧搾
処理装置においては、筒状周壁部において、金属棒材の
配設面積、ひいては排水孔の総面積をより有利に確保す
ることが出来る。また、金属棒材が外方に湾曲変形する
ことに伴う金属棒材間の隙間としての排水孔をより有利
に得ることが可能となる。
【0018】本発明の第六の態様は、前記第一乃至第五
の何れかの態様に従う構造とされた圧搾処理装置におい
て、前記金属棒材の先端部を略球面形状とすると共に、
該金属棒材の先端部を支持する支持フレームにおいて、
開口部側に向かって拡開する凹部を設けて、該凹部によ
り該金属棒材の先端部を非固定状態で支持せしめたこと
を、特徴とする。
【0019】このような本態様に従う構造とされた圧搾
処理装置においては、金属棒材の端部が、ヒンジ状態で
支持されることによって、金属棒材に外圧が作用したと
きの外方への湾曲変形が有利に生ぜしめられる。また、
金属棒材における局部的な応力の集中が軽減乃至は回避
されることとなり、その結果、金属棒材ひいては、圧搾
処理装置全体としての耐久性の向上も図られ得る。
【0020】本発明の第七の態様は、前記第一乃至第六
の態様に従う構造とされた圧搾処理装置において、前記
多数本の金属棒材における箱状体の外方への湾曲変形量
を制限する変形制限手段を設けたことを、特徴とする。
【0021】このような本態様に従う構造とされた圧搾
処理装置においては、金属棒材の変形量を制限すること
によって、金属棒材の塑性変形や損傷を防止することが
出来ると共に、金属棒材の外方への湾曲変形によって形
成される排水孔の大きさを制限することが出来るため、
大きな外力を加えた場合でも、大きな隙間が形成される
ことによる排出孔からの処理対象物の外部への抜け出し
が、防止され得る。それ故、このような態様に従う構造
を採用することによって、大きな押圧力を及ぼす場合に
おいても、排水用の隙間を適当な大きさに設定すること
が出来るのであり、その結果、効率的に処理対象物を脱
水処理することが可能となるのである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の具体的な実施形態を、図面を
参照しつつ、詳細に説明する。
【0023】先ず、図1には、本発明の第一の実施形態
としての生ごみの圧搾処理装置10の全体概略構造が示
されている。
【0024】具体的には、図1に示されている圧搾処理
装置10は、上方に向かって開口する有底筒体形状の箱
本体12を備えており、処理対象物である生ごみが、箱
本体12上方に配設された投入ホッパ42から、上側開
口部13を通じて箱本体12内へ投入されるようになっ
ている。また、上側開口部13の更に上方には、加圧手
段14が配設されており、この加圧手段14によって支
持された蓋体16が、箱本体12の上側開口部13から
箱本体12内に嵌め込まれて、下方(図1中、下方)に
向かって駆動されることにより、箱本体12内におい
て、生ごみに対する加圧,圧搾処理が施されるようにな
っている。なお、本実施形態では、箱本体12と蓋体1
6によって箱状体が構成されている。
【0025】より詳細には、箱本体12は、矩形筒体形
状の周壁部18と、該周壁部18の底部開口を閉塞する
底壁部20によって構成されており、その周壁部18
は、図2に示されているように、上支持枠体28と、下
支持枠体30と、側壁部19を備えている。上下支持枠
体28,30は、金属等の剛性材により形成されてお
り、例えば、厚肉の矩形平板形状の鋼板の中央を、プレ
ス加工により矩形状に打ち抜くこと等によって形成する
ことが出来る。
【0026】そして、これら上下支持枠体28,30
は、鉛直方向に離間して対向配置されており、それぞれ
の四隅部分を、大径円柱形状の支持柱34によって、相
互に連結固定されている。また、上下支持枠体28,3
0の対向面間には、多数本配設された支持用金属棒材と
しての金属ロッド36が、軸方向に相互に平行に延びる
状態で配設されている。更に、上下支持枠体28,30
の対向面には、それぞれ、凹部としての周方向に伸びる
凹溝形状の支持凹溝32(図3,4参照)が形成されて
おり、金属ロッド36の軸方向端部が、上下支持枠体2
8,30の支持凹溝32に差し込まれた状態で保持され
て、組み付けられている。そして、隣接する金属ロッド
36,36は、ほぼ密接した状態で、配設されており、
それによって全体として、側壁部19が支持柱34や金
属ロッド36により、略隙間無く構成されている。
【0027】なお、支持柱34は、軸方向両端部が上下
支持枠体28,30に対して軸方向に移動不能に固定さ
れており、上下支持枠体28,30の対向面間距離が略
一定に設定され、その結果、全体として矩形ブロック枠
形の構造体が剛性をもって形成されている。
【0028】また、金属ロッド36としては、断面が多
角形や楕円形とされたものや、中実や中空構造とされた
もの等、要求される特性に応じた各種の形状や寸法等を
有するものが、適宜に採用されるが、特に本実施形態で
は、中実構造の円形断面を有するものが採用されてい
る。また、金属ロッド36の材質は、処理対象物に応じ
た弾性係数を有する材質が選択され得、特に限定される
ものではないが、例えば、一般的な鉄鋼やアルミニウム
合金等、一定の強度を備えたものが採用可能であり、望
ましくは、優れた耐久性や耐蝕性を有するステンレス材
が採用される。更にまた、かかる金属ロッド36は、初
めから一方向に湾曲させておくことも可能であるが、好
ましくは、直線的に延びるものが採用される。また、金
属ロッド36の外径寸法を、全長に亘って実質的に一定
とすることにより、隣接する金属ロッド36間の密着性
を有利に得ることが出来る。。
【0029】また、特に、本実施形態においては、図
3,4に示されているように、上下支持枠体28,30
に形成された支持凹溝32の幅方向両側内面が、開口部
側に向かって次第に拡開する形状とされており、支持凹
溝32の開口部分が、金属ロッド36の側部表面から離
間して、開いた形状とされている。また一方、各金属ロ
ッド36の両端部は、略半球形状とされており、これに
よって、金属ロッド36の先端部分の支持凹溝32の底
部による当接支持部位において、金属ロッド36の先端
部分が上下支持枠体28,30に対して固定されず、回
転方向に可動なヒンジ状態とされている。
【0030】そして、加圧手段14により、箱本体12
内の生ごみに対して加圧力が及ぼされると、上下方向に
圧縮された生ごみが水平方向へ変形させられ、それによ
り、側壁部19を構成する金属ロッド36が外方へ湾曲
変形させられることとなるが、その際に、金属ロッド3
6は、端部がヒンジ状態で上下支持枠体28,30に支
持されていることにより、その外方への湾曲変形が、比
較的容易に許容されると共に、湾曲変形時における金属
ロッド36への局部的な応力の集中が、有利に回避され
得るようになっている。要するに、各金属ロッド36の
端部が、上支持枠体28や下支持枠体30に対して剛結
固定された状態で湾曲変形させられた場合、金属ロッド
36には、極めて大きな応力が局部的に集中させられる
が、本実施形態によれば、金属ロッド36と上支持枠体
28や下支持枠体30との当接部分をヒンジ状態とする
ことにより、金属ロッド36への局部的な応力の集中を
回避することが出来るのである。
【0031】また、周壁部18と協働して箱本体12を
構成する底壁部20は、全体として平板形状を有してお
り、鋼板乃至は鉄筋コンクリート等の所定の強度や耐久
性,耐蝕性を備えた材質によって形成されている。特
に、本実施形態では、かかる底壁部20が、その中央部
分で両側に分割可能な2分割構造とされている。そし
て、2分割された一対の各底部20a,20bは、それ
ぞれ図示しない駆動手段とガイドレール等によって、左
右に移動可能とされており、離間乃至は接近方向に相互
に移動されることによって、底壁部20において下側開
口部21が開閉されるようになっている。
【0032】すなわち、このような底壁部20によれ
ば、下側開口部21の閉口時には、箱本体12の底辺部
分に受け台が形成されて、生ごみの未処理物や処理済物
を貯留することが出来ると共に、下側開口部21の開口
時には、その下側開口部21を通じて、処理済物を箱本
体12の外方へ排出することが出来る。
【0033】それ故、箱本体12内から処理済物を取り
出すための特別な他の手段が必要とされることなく、下
側開口部21を開口することによって速やかに処理済物
を箱本体12の外方へ排出できるのであり、圧搾処理装
置10のコンパクト化やコスト性の向上が図られ得る。
【0034】一方、箱本体12内で生ごみを圧搾処理す
る加圧手段14としては、特に限定されるものではな
く、油圧シリンダ機構や空気圧,水圧、又は電気モータ
等を用いた電気的駆動手段等が何れも採用可能である
が、本実施形態では、例えば、油圧式シリンダ機構が好
適に採用される。この油圧式シリンダ機構は、下方に伸
びる駆動ロッドを備えており、その先端部分には、箱本
体12の蓋体16が固設されている。また、加圧手段1
4の出力は、図示しない公知の油圧制御装置によって適
宜に制御可能とされている。
【0035】そして、加圧時には、この蓋体16が、箱
本体12の周壁部18の内側に嵌まり込んだ状態で底壁
部20へ向かって接近させられ、箱本体12内に進入せ
しめられるようになっている。そして、底壁部20に接
近させられた蓋体16は、油圧式シリンダ機構の戻りの
作用により上方へ復帰させられて、再び箱本体12の外
側上方へ引き上げられる。このように、蓋体16が、加
圧手段14により、往復駆動されることによって、箱本
体12内に嵌め込まれ、そこから上方に向かって抜き出
し駆動可能とされている。なお、加圧手段14の上方及
び周囲は、保護カバー46で覆われており、投入ホッパ
42から生ごみが投入された際、生ごみの加圧手段14
への付着が防止されるようになっている。
【0036】また、この箱本体12は、圧搾処理装置1
0の中央部分に配置されており、箱本体12の上側開口
部13の周囲には、その開口縁部から斜め上方に向かっ
て立ち上げられたスロープ部38が形成されている。そ
して、そのスロープ部38の上端部分から鉛直方向上方
へ延びる竪壁部40からなる投入ホッパ42が設けられ
ており、投入ホッパ42の上方開口部から投入された生
ごみ等が、スロープ部38でガイドされて、重力によっ
て下方に滑り落ちて箱本体12内へ導かれ、収容される
ようになっている。
【0037】また一方、圧縮処理後の処理済物は、下側
開口部21から排出スロープ22に向かって落下せしめ
られ、重力の作用により、排出スロープ22上を下方へ
ガイドされて搬送ローラー24上に載せられ、この搬送
ローラー24によって外部への取り出し口に導かれるよ
うになっている。なお、箱本体12の下方には、集水機
能を有する装置底部44が、広い範囲で形成されてい
る。そして、その装置底部44の集水範囲内における一
箇所の隅部に、排水口27が形成されており、上方から
装置底部44の全体に落下せしめられた水分が、排水口
27に集められて、装置外部に排出されるようになって
いる。
【0038】また、圧搾処理装置10の適宜の箇所に、
洗浄用噴射ノズル48が設置されており、これらの洗浄
用噴射ノズル48から噴出される洗浄液によって、ホッ
パや箱本体12等が、必要に応じて洗浄処理されるよう
になっている。特に、本実施形態では、図1に示されて
いるように、投入ホッパ42の開口周縁部と、箱本体1
2における周壁部18の外周縁部及び、加圧手段14の
上側の保護カバー46上方のそれぞれに開口するように
して、洗浄用噴射ノズル48が設置されている。そし
て、これらの洗浄用噴射ノズル48に対して、洗浄水ポ
ンプ50から洗浄水が圧送されて、吐出されるようにな
っている。
【0039】さらに、必要に応じて、薬品・オゾン処理
装置52によって、これらの洗浄用噴射ノズル48内に
処理薬品やオゾン等が導かれて、圧搾処理装置10全体
を、薬品処理乃至はオゾンによる消臭や殺菌処理するこ
とが出来るようになっている。具体的には、例えば、オ
ゾン水,酸,アルカリ,塩素剤や酸化剤溶液等を用いた
湿式方法の処理の他、活性炭等の固体を利用する等の各
種の悪臭防止処理や、或いは消毒剤や殺菌剤を用いた殺
菌処理等が、要求に応じて適宜に採用可能である。
【0040】次に、このような圧搾処理装置10の処理
作動について詳述する。先ず、図1に示されているよう
に、箱本体12の下側開口部21を底壁部20で閉じた
状態で、投入ホッパ42から箱本体12内へ向かって生
ごみを投入する。投入された生ごみは、スロープ部38
上を箱本体12に向かって導びかれ、上側開口部13を
通じて箱本体12内へ落下されて、収容される。その
際、必要に応じて、投入ホッパ42の上方に配設された
洗浄用噴射ノズル48から洗浄水をかけ、スロープ部3
8に付着した生ごみをできるだけ落として箱本体12内
に導くことが出来る。その後、加圧手段14を駆動し、
蓋体16を箱本体12の上側開口部13から入り込ま
せ、箱本体12内に嵌入させて圧縮作動を行う。かかる
圧縮作動によって、箱本体12に収容された生ごみに圧
縮力が及ぼされることとなり、この生ごみの圧力上昇に
伴って、箱本体12の周壁部18には、外方に向かう圧
力が生ぜしめられ、金属ロッド36に対して曲げ力が及
ぼされて外方への曲げ変形が引き起こされ、その結果、
金属ロッド36,36間に隙間が形成される。そして、
それらの隙間から、加圧によって生ごみより分離された
水分が排水されて、脱水処理が行われることとなる。ま
た、排水された水分は、箱本体12下方に流下し、圧搾
処理装置10の装置底部44によって集水され、排水口
27より速やかに外部に排水される。或いは、脱臭、消
臭や殺菌等の処理を施された後に外部に排水される。こ
のように加圧が完了した後、下側開口部21を開口し、
処理済物を箱本体12の下方の排出スロープ22上に落
下させ、排出スロープ22上をガイドされてきた処理済
物を搬送ローラ24によって搬出箇所(図1中、右端部
分)まで導いて外部へ取り出すことによって、処理が完
了する。
【0041】なお、繰り返し連続的に圧搾作動を行っ
て、処理済物を大きくしてから処理済物を取り出すこと
も可能である。その場合には、上述の如き一回の圧搾作
動が完了した後、下側開口部21を開口せずに、蓋体1
6を箱本体12の上方に戻した後、必要に応じて洗浄処
理を行い、更に、次の生ごみを投入する。そして、前記
作動と同様に、前記蓋体16を下方に駆動させて圧搾操
作を行う。更に、そのような圧搾操作を必要に応じて適
当な回数だけ繰り返す。それによって圧搾処理後の処理
済物が所定量貯留された後、下側開口部21を開口し
て、かかる処理済物を箱本体12の外側下方へ落下さ
せ、排出スロープ22、搬送ローラ24を経て、処理済
物を外部へ導くことも可能である。
【0042】上述の如き圧搾処理装置10においては、
箱本体12内の生ごみへの加圧時には、周壁部18にお
ける側壁部19を構成する金属ロッド36の弾性的な湾
曲変形に基づいて側壁部19の外周の周長が大きくなる
のに対応して、隣接する金属ロッド36間に水抜孔とし
ての隙間が形成され、その圧力が解除された際には、金
属ロッド36は、各金属ロッド36が有する弾性によっ
て、元の状態に復元する。それによって、金属ロッド3
6間の隙間が閉塞状態に復帰することとなる。従って、
水抜孔としての隙間における生ごみのつまりが回避乃至
は軽減されて、常に、目詰まりがない状態で圧搾処理を
行うことが出来るのである。また、排水孔の目詰まり除
去作業等を必要としないため、処理時における作業効率
の大幅な向上が図られ得、保守管理においてもメンテナ
ンスが容易化され得ることとなる。
【0043】また、加圧時には、ピストンの加圧力が及
ぼされるだけではなく、ピストンによって押さえられた
加圧力は、側壁部19を構成する金属ロッド36の外方
ヘの湾曲変形によってある程度弾性的に逃がされて、ほ
ぼ一定の圧力が有利に維持される。そして、ピストンの
加圧力が弱まった場合でも、弾性変形せしめられた金属
ロッド36が戻ることによって、各金属ロッド36の弾
性を利用して、弾性的に加圧力を付加することとなるた
め、連続処理時においても、ほぼ一定の作用圧力を、安
定して及ぼすことができる。それ故、圧力の急激な上昇
や下降が緩和乃至は回避されて、生ごみに対して目的と
する圧力を安定して弾力的に、且つ、所定の時間に亘っ
てほぼ一定に及ぼすことができるのであり、それによ
り、圧搾処理による排水、脱水効率の向上が図られ得る
と共に、加圧力の制御も容易となる。
【0044】さらに、上述の如き構造とされた周壁部1
8は、極めて簡単な構造をもって容易に製造が可能であ
るため、製作性やコスト性にも優れている。特に、圧搾
処理により生ごみから分離された水分の排水用に、金属
ロッド36を並べるだけの簡単な構造で水抜孔を形成す
ることが出来ると共に、周壁部18に多数の排水孔を穿
孔する必要もないことから、周壁部18の強度が損なわ
れることがないのであり、頑丈で壊れにくい構造が実現
されると共に、優れた耐久性も実現される。特に、生ご
みの中に陶器や樹脂、金属等が混入していた場合でも、
頑丈で、壊れにくいといった利点がある。
【0045】また、図5には、本発明の第二の実施形態
における圧搾処理装置を構成する箱本体を構成する周壁
部56が示されている。なお、本実施形態において、前
記第一の実施形態と同様な部材や部位については、図中
に、第一の実施形態と同じ符号を付すことにより、それ
らの詳細な説明を省略する。
【0046】本実施形態における箱本体は、第一の実施
形態と同様に、周壁部と底壁部(図示せず)によって構
成されており、上方に開口する矩形箱体形状を有してい
る。また、周壁部56は、上下支持枠体28,30と側
壁部57を備えており、上下支持枠体28,30は、四
隅部分を支持柱34によって支持されている。そこにお
いて、側壁部57は、高さ方向の上側部分が、金属プレ
ート等の剛性板58で形成されており、高さ方向で略半
分の長さを有する下側部分だけが、前記第一の実施形態
における側壁部19と同様に、多数本の金属ロッド60
を並列配置して構成されている。
【0047】このような構造とされた本実施形態の圧搾
処理装置においては、加圧手段14により蓋体16が嵌
め込まれることとなる周壁部分56を構成する側壁部5
7の上側部分が剛性板58で形成されて平坦な内周面形
状とされていることから、蓋体16の周壁部56内への
陥入作動と抜出作動をスムーズに行なうことが可能とな
り、蓋体16と周壁部56の間における隙間の発生も容
易に抑えることが出来るのである。
【0048】しかも、圧搾処理に際して生ごみ等が最終
的に収容されることとなる箱本体の底部においては、側
壁部57の下側部分が金属ロッド60で構成されている
ことから、圧搾処理に際しての箱本体からの排水性も十
分に発揮され得るのである。
【0049】なお、このような周壁部56は、例えば、
矩形平板形状の金属板を、箱本体の上支持枠体28下面
および支持柱34側面に固着して支持せしめると共に、
該金属板の下端面に、金属ロッド60の上端部を保持す
るための支持凹溝32を形成することによって構成され
得る。或いはまた、図6に示されているように、周壁部
56の略上端部まで達する長さの金属ロッド36を並列
配置し、それら金属ロッド36の上方から、コ字状に屈
曲形成した下方に開口する深底溝形状のカバー金具62
をかぶせて剛性板58の代わりとすることも可能であ
る。
【0050】また、図7には、本発明の第三の実施形態
における圧搾処理装置の箱本体を構成する周壁部66が
示されている。なお、本実施形態において、第一の実施
形態と同様な部材や部位については、図中に、第一の実
施形態と同じ符号を付すことにより、それらの詳細な説
明を省略する。
【0051】本実施形態における箱本体は、前記第一の
実施形態と同様に、周壁部と底壁部(図示せず)によっ
て構成されており、上側が開口する箱状体を有してい
る。また、周壁部66は、上下支持枠体28,30と側
壁部67を備えており、上下支持枠体28,30は、四
隅部分を支持柱34によって支持されている。そこにお
いて、側壁部67に配設された多数の金属ロッド36の
軸方向中間部分には、側壁部67の外周面上を周方向に
延びる制限手段としての拘束部材68が配設されてい
る。この拘束部材68は、側壁部67の四隅の支持柱3
4に取り付けられた支持金具70や支持金具70を固定
するボルト72等によって両端部を支持されることによ
り、各金属ロッド36の外面に当接して、或いは金属ロ
ッド36から外方に所定距離離間して配設されている。
また、支持金具70は、支持柱34の長手方向に位置調
節可能とされており、拘束部材68の配設位置を金属ロ
ッド36の長手方向に調節出来るようになっている。な
お、拘束部材68としては、例えば、所定の強度を有す
る金属等の鋼材を、適当な長さ寸法に切断したもの等が
用いられる。
【0052】このような周壁部66によれば、拘束部材
68を用いて金属ロッド36の外方への湾曲変形を制限
することが出来るのであり、それにより、大きな加圧力
を及ぼした場合でも、金属ロッド36間に形成される隙
間の大きさを制限でき、金属ロッド36の過大な変形に
よって引き起こされる水抜孔からの生ごみの抜け出し等
を回避乃至は軽減することが出来るのである。
【0053】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、
これらの実施形態における具体的な記載によって、何
等、限定的に解釈されるものではない。
【0054】例えば、本発明における圧搾処理装置を構
成する箱本体の形状としては、何等限定されるものでは
なく、要求される圧搾処理特性に応じて、円筒形や多角
筒形状等、各種の周壁形状を有するものが適宜に採用可
能である。
【0055】また、箱本体周壁部を構成する支持柱や金
属棒材の長さや径寸法,材質,形状は、一定に揃える必
要はなく、処理対象物の種類等を考慮して部分的に変更
することも可能である。例えば、前記実施形態におい
て、上支持枠体28と側壁部19の内周面形状を略同一
形状とすることにより、それらの内部に挿入される蓋体
16との隙間を充分に小さくすることができる。
【0056】また、前記実施形態では、金属棒材として
円形断面の金属棒材を用いたが、金属棒材の両側部分
(隣り合う鋼材との密接する部分)を平坦面に形成し
て、隣接する金属棒材間の密着度をより高めることも可
能である。
【0057】なお、周壁部を構成する支持柱及び金属棒
材の配設状態は、何等限定されるものではなく、それら
支持柱及び金属棒材を当初から隙間を形成した状態での
配設も可能である。また例えば、底壁部にも金属棒材を
配設し、底壁部においても排水可能とすることも出来
る。また、周壁部の全面に金属棒材を配設する必要は無
く、例えば、本発明の第二の実施形態のように、周壁部
の一部だけを配設された金属棒材で構成することも可能
である。更にまた、支持柱及び金属棒材を、必ずしも横
方向一列に配設する必要は無く、先ず、支持柱及び金属
棒材を相互の対向面間に隙間が形成されるように配設し
た後、隙間部分に合わせて配設された支持柱及び金属棒
材と並列的に、金属棒材を配設しても良い。要するに、
処理対称物を考慮して、支持柱及び金属棒材の配設状態
を適当に設定することにより、圧搾時の周壁部における
排水状態を調整し得るため、効率的な圧搾処理が出来
る。
【0058】さらに、金属棒材の湾曲変形量を制限する
拘束部材の取付位置及び取付方法は、特に限定されるも
のではなく、例えば、本発明の第三の実施形態における
取付状態を採用する他、拘束部材を任意の位置に位置決
め設定するようにすれば、処理対象物の種類や状態等に
応じて金属棒材の外方への変形量ひいては形成される水
抜孔(隙間)の大きさを調節することができ、より効率
的な脱水処理が実現される。
【0059】また、前記実施形態では、何れも、金属棒
材が箱状体の周壁部の中心軸方向に配設されていたが、
金属棒材を周壁部の周方向に配設することも可能であ
る。
【0060】更にまた、本発明に係る圧搾処理装置に
は、必要に応じて、各種の熱処理や乾燥処理等の機能を
付加して設けることも可能である。
【0061】さらに、本発明に係る圧搾処理装置は、本
実施形態では、特に、生ごみの処理用に用いたが、例え
ば、野菜の汁や果汁等を絞る装置やぶどう酒やワイン製
造工程等における果汁絞り等といった、水分分離を目的
とする様々な作業にも適用可能である。
【0062】更にまた、圧搾処理装置の寸法,サイズ
は、何等限定されるものではなく、例えば、事業用また
は、家庭設置用等のように目的とする処理特性や、処理
能力,設置スペース,コスト性等の要求に応じて適宜に
設定される。
【0063】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた圧搾処理装置においては、箱状体の
壁部に多数の金属棒材を用いることにより、加圧時の金
属棒材の外方への湾曲を利用して、壁部に水抜孔として
の隙間を形成すると共に、圧力解除の際には、それらの
隙間を金属棒材の弾性によって狭窄乃至は消失させるこ
とを可能とした。それによって、連続的な脱水処理にお
いても水抜孔の目詰まりを防止し、良好且つ安定した圧
搾作業性を実現し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての圧搾処理装置を示
す全体概略図である。
【図2】図1に示された圧搾処理装置を構成する第一の
実施形態としての箱本体の周壁部を示す斜視図である。
【図3】図2に示された周壁部を構成する金属棒材の配
設状態を示す要部拡大図である。
【図4】図3におけるIV‐IV断面図である。
【図5】本発明の第二の実施形態としての圧搾処理装置
を構成する箱本体の周壁部を示す斜視図である。
【図6】図5に示された周壁部の形成方法の一例を示す
斜視図である。
【図7】本発明の第三の実施形態としての圧搾処理装置
を構成する箱本体の周壁部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 圧搾処理装置 12,54,64 箱本体 14 加圧手段 16 蓋体 18,56,66 周壁部 19,57,67 側壁部 20 底壁部 28 上支持枠体 30 下支持枠体 32 支持凹溝 36,60 金属ロッド 58 剛性板 68 拘束部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状体に含水性の処理対象物を収容せし
    めて、該箱状体の壁部から外力を加えることにより該処
    理対象物を圧搾して脱水する圧搾処理装置において、 前記箱状体の壁部の少なくとも一部を、多数本の金属棒
    材を並列配置して構成し、前記外力が作用せしめられた
    際に、外方に湾曲して弾性変形せしめられた金属棒材間
    の隙間を通じて、前記処理対象物から脱水せしめられた
    水分を箱状体の外部に排水するようにしたことを特徴と
    する圧搾処理装置。
  2. 【請求項2】 前記多数本の金属棒材を、外力が及ぼさ
    れていない状態下で相互に実質的に密接状態となるよう
    に並列配置した請求項1に記載の圧搾処理装置。
  3. 【請求項3】 前記箱状体の上底部と下底部をそれぞれ
    開閉可能とし、該上底部を開いて前記処理対象物を該箱
    状体内に投入する一方、該下底部を開いて該処理対象物
    を脱水処理後に該箱状体外に取り出すようにした請求項
    1又は2に記載の圧搾処理装置。
  4. 【請求項4】 前記箱状体の上底部を下底部に向かって
    押圧変位せしめることにより、該箱状体に収容された処
    理対象物に外力を加えるようにした請求項1乃至3の何
    れかに記載の圧搾処理装置。
  5. 【請求項5】 前記箱状体の筒状周壁部を、実質的に全
    周に亘って、前記金属棒材で構成した請求項1乃至4の
    何れかに記載の圧搾処理装置。
  6. 【請求項6】 前記金属棒材の先端部を略球面形状とす
    ると共に、該金属棒材の先端部を支持する支持フレーム
    において、開口部側に向かって拡開する凹部を設けて、
    該凹部により該金属棒材の先端部を非固定状態で支持せ
    しめた請求項1乃至5の何れかに記載の圧搾処理装置。
  7. 【請求項7】 前記多数本の金属棒材における箱状体の
    外方への湾曲変形量を制限する変形制限手段を設けた請
    求項1乃至6の何れかに記載の圧搾処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010008609A1 (de) * 2010-02-19 2011-08-25 Karl Strähle GmbH & Co. KG Maschinenbau, 73265 Filterkuchenpresse
CN103386766A (zh) * 2013-07-11 2013-11-13 镇江市丹徒区兴农葛根茶厂 一种葛根压榨装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010008609A1 (de) * 2010-02-19 2011-08-25 Karl Strähle GmbH & Co. KG Maschinenbau, 73265 Filterkuchenpresse
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