JP2001148873A - カラーチャート及びそれを利用可能な撮像装置の評価方法 - Google Patents

カラーチャート及びそれを利用可能な撮像装置の評価方法

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JP2001148873A
JP2001148873A JP32865899A JP32865899A JP2001148873A JP 2001148873 A JP2001148873 A JP 2001148873A JP 32865899 A JP32865899 A JP 32865899A JP 32865899 A JP32865899 A JP 32865899A JP 2001148873 A JP2001148873 A JP 2001148873A
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color
color chart
patches
chart
patch
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JP32865899A
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Koji Ichikawa
幸治 市川
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置の色評価に適したカラーチャート及
びそれを利用可能な評価方法を提供する。 【解決手段】 撮像装置の評価に使用可能なカラーチャ
ート300である。カラーチャート300は、パッチを
有し、パッチは、撮像装置の色再現性を評価するときに
撮像装置によって撮影された画像を表示する表示装置2
00の表示特性に応じて選ばれる。パッチとして選ばれ
る色は、表示装置200の表示再現域内に位置する色で
ある。パッチ302として選ばれる色のRGBの三刺激
値は、いずれも非負の実数である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーチャートに
関する。特に本発明は、撮像装置の色再現性の評価に使
用可能なカラーチャート及びそれを利用可能な撮像装置
の評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩写真の色再現性を評価する場
合、カラーチャートとして「グレタグマクベスカラーチ
ェッカー」が広く用いられてきた。この「グレタグマク
ベスカラーチェッカー」は、例えば人肌の色、青空の
色、葉の色など自然界に多く存在する色のパッチで構成
されたカラーチャートである。カメラで「グレタグマク
ベスカラーチェッカー」を撮影し、撮影された画像中の
パッチの色と実際の「グレタグマクベスカラーチェッカ
ー」を比較して色再現性を評価していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】「グレタグマクベスカ
ラーチェッカー」は、元来簡便に銀塩写真の色再現性を
評価する目的で作られたカラーチャートなので、デジタ
ルカメラの色再現性の評価に「グレタグマクベスカラー
チェッカー」を用いた場合、十分な評価を行うことがで
きない。
【0004】特開平6−213721(公開日平成6年
8月5日)は、4色の濃度変化を一度に表せるカラーチ
ャートを開示しており、特開平11−69186(公開
日平成11年3月9日)は、カラーコレクション関数を
設定するために使用するグレーチャートを開示してい
る。このように、カラーチャートは、様々な用途に応じ
た工夫がなされており、デジタルカメラにおける色再現
性の評価に用いる観点からも、さらなる改良が望まれて
いる。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるカラーチャートを提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発
明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、撮像装置の色再現性の評価に使用可能なカ
ラーチャートである。このカラーチャートは、前記撮像
装置の色再現性を評価するときに前記撮像装置によって
撮影された画像を表示する表示装置の表示特性に応じて
選ばれた色のパッチを主体に構成される。パッチの全て
が表示特性によって選ばれた色のパッチであってもよ
い。
【0007】前記カラーチャートは、前記表示装置の表
示再現域内に含まれる色の前記パッチから構成されても
よく、表示再現域外の色の前記パッチから構成されても
よい。前記カラーチャートはさらに、前記パッチとして
選ばれる色のRGBの三刺激値がいずれも非負の実数で
あってもよい。
【0008】本発明の第2の形態によると、撮像装置の
撮影における色再現性の評価に使用可能なカラーチャー
トである。このカラーチャートは、彩度、明度の2要素
のうち少なくとも1要素が同じレベルで統一された色相
の前記パッチで構成される。前記パッチは、色相順に配
列されていてもよい。
【0009】前記カラーチャートは、相対的に離れた位
置に複数の無彩色パッチが配置されていてもよい。前記
カラーチャートは四角形であって、前記無彩色パッチ
は、前記カラーチャートの四隅に配置されていてもよ
い。
【0010】本発明の第3の形態によると、撮像装置の
色再現性の評価方法である。この色再現性の評価方法
は、前記撮影装置によって撮影された画像を表示する表
示装置の表示特性に応じて選ばれた色のパッチを主体に
構成されたカラーチャートを撮影する段階と、前記カラ
ーチャートの実物と前記表示装置に表示された前記カラ
ーチャートの画像を比較する段階とを有する。
【0011】前記画像を比較する段階は、前記カラーチ
ャートを構成するパッチの中から前記表示装置の表示再
現域内の色の前記パッチを予備選定する段階と、予備選
定された前記パッチの実物の色と前記表示装置に表示さ
れた前記パッチの色を比較する段階とを含んでもよい。
【0012】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0014】図1は、デジタルカメラ10の色再現性を
カラーチャート300を用いて評価する場合に使用する
装置を示す図である。色再現性の評価には、カラーチャ
ート300、表示装置200、及び測色計220が用い
られる。デジタルカメラ10はカラーチャート300を
撮影する。デジタルカメラ10は、撮影した画像データ
をR、G、B成分に色分解し、画像データを出力する。
表示装置200は、色分解された画像データをデジタル
カメラ10から受け取り、CRT画面202に表示す
る。表示されたカラーチャート画像と実際のカラーチャ
ート300中のパッチを測色計220で計測し、測定値
を比較して、測定値の差などからデジタルカメラ10の
色再現性を評価する。
【0015】図2は、デジタルカメラ10の全体構成を
示す図である。デジタルカメラ10は、撮像ユニット2
0、撮像制御ユニット40、制御ユニット60、表示ユ
ニット100,及び操作ユニット110を備える。撮像
ユニット20は、撮影および結像に関する機構部材およ
び電気部材を含む。撮像ユニット20はまず、映像を取
り込んで処理を施す撮影レンズ22、絞り24、シャッ
タ26、光学LPF(ローパスフィルタ)28、CCD
30、および撮像信号処理部32を含む。撮影レンズ2
2は、フォーカスレンズやズームレンズ等からなる。こ
の構成により、被写体像がCCD30の受光面上に結像
する。結像した被写体像の光量に応じ、CCD30の各
センサエレメント(図示せず)に電荷が蓄積される(以
下その電荷を「蓄積電荷」という)。蓄積電荷は、リー
ドゲートパルスによってシフトレジスタ(図示せず)に
読み出され、レジスタ転送パルスによって電圧信号とし
て順次読み出される。
【0016】デジタルカメラ10は一般に電子シャッタ
機能を有するので、シャッタ26のような機械式シャッ
タは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するため
に、CCD30にシャッタゲートを介してシャッタドレ
インが設けられる。シャッタゲートを駆動すると蓄積電
荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲート
の制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積するた
めの時間、すなわちシャッタスピードが制御できる。
【0017】撮像信号処理部32は、CCD30から入
力したアナログ信号をR、G、B成分に色分解する。こ
のとき、撮像信号処理部32は、R、G、Bのうち少な
くとも1つの成分が負の値をとる場合、負の値を0に変
換して出力する。従って、R、G、Bのうち少なくとも
一つの成分が負の値をとる色は、もとの色と異なる色に
変換される。従って、R、G、Bのうち少なくとも一つ
の成分が負の値をとる色は、表示装置200のCRT画
面202に表示された場合、異なる色に表示される。
【0018】撮像信号処理部32は、次にホワイトバラ
ンスを調整し、ガンマ補正を行い、必要なタイミングで
R、G、B信号を順次A/D変換し、その結果得られた
デジタルの画像データ(以下単に「デジタル画像デー
タ」とよぶ)を処理ユニット60へ出力する。
【0019】撮像ユニット20はさらに、ファインダ3
4とストロボ36を有する。ファインダ34には図示し
ないLCDを内装してもよく、その場合、後述のメイン
CPU62等からの各種情報をファインダ34内に表示
できる。ストロボ36は、コンデンサ(図示せず)に蓄
えられたエネルギが放電管36aに供給されたときそれ
が発光することで機能する。
【0020】撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部4
2、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ
駆動部48、それらを制御する撮像系CPU50、測距
センサ52、および測光センサ54をもつ。ズーム駆動
部42などの駆動部は、それぞれステッピングモータ等
の駆動手段を有する。後述のレリーズスイッチ114の
押下に応じ、測距センサ52は被写体までの距離を測定
し、測光センサ54は被写体輝度を測定する。測定され
た距離のデータ(以下単に「測距データ」という)およ
び被写体輝度のデータ(以下単に「測光データ」とい
う)は撮像系CPU50へ送られる。撮像系CPU50
は、ユーザから指示されたズーム倍率等の撮影情報に基
づき、ズーム駆動部42とフォーカス駆動部44を制御
して撮影レンズ22のズーム倍率とピントの調整を行
う。
【0021】撮像系CPU50は、1画像フレームのR
GBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づい
て絞り値とシャッタスピードを決定する。決定された値
にしたがい、絞り駆動部46とシャッタ駆動部48がそ
れぞれ絞り量の調整とシャッタ26の開閉を行う。
【0022】撮像系CPU50はまた、測光データに基
づいてストロボ36の発光を制御し、同時に絞り26の
絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示したと
き、CCD30が電荷蓄積を開始し、測光データから計
算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処
理部32へ出力される。
【0023】処理ユニット60は、デジタルカメラ10
全体、とくに処理ユニット60自身を制御するメインC
PU62と、これによって制御されるメモリ制御部6
4、YC処理部70、オプション装置制御部74、圧縮
伸張処理部78、通信I/F部80を有する。メインC
PU62は、シリアル通信などにより、撮像系CPU5
0との間で必要な情報をやりとりする。メインCPU6
2の動作クロックは、クロック発生器88から与えられ
る。クロック発生器88は、撮像系CPU50、表示ユ
ニット100に対してもそれぞれ異なる周波数のクロッ
クを提供する。
【0024】メインCPU62には、キャラクタ生成部
84とタイマ86が併設されている。タイマ86は電池
でバックアップされ、つねに日時をカウントしている。
このカウント値から撮影日時に関する情報、その他の時
刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラクタ生
成部84は、撮影日時、タイトル等の文字情報を発生
し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
【0025】メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66
とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66
は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な
ROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザー
による設定情報や出荷時の調整値など、デジタルカメラ
10の電源がオフの間も保持すべきデータが格納されて
いる。不揮発性メモリ66には、場合によりメインCP
U62のブートプログラムやシステムプログラムなどが
格納されてもよい。一方、メインメモリ68は一般にD
RAMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成
される。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出
力されたデータを格納するフレームメモリとしての機
能、各種プログラムをロードするシステムメモリとして
の機能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮
発性メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット6
0内外の各部とメインバス82を介してデータのやりと
りを行う。
【0026】YC処理部70は、デジタル画像データに
YC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−
Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制
御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。
圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信
号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮され
たデータ(以下単に「圧縮データ」という)は、オプシ
ョン装置制御部74を介してオプション装置76の一種
であるメモリカードへ書き込まれる。
【0027】処理ユニット60はさらにエンコーダ72
をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力
し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変
換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装
置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場
合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介し
て圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸
張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエン
コーダ72によってビデオ信号へ変換される。
【0028】オプション装置制御部74は、オプション
装置76に認められる信号仕様およびメインバス82の
バス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置
76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変
換などを行う。デジタルカメラ10は、オプション装置
76として前述のメモリカードのほかに、例えばPCM
CIA準拠の標準的なI/Oカードをサポートしてもよ
い。その場合、オプション装置制御部74は、PCMC
IA用バス制御LSIなどで構成してもよい。
【0029】通信I/F部80は、デジタルカメラ10
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネットなどの仕様に応じたプロトコル変換
等の制御を行う。通信I/F部80は、必要に応じてド
ライバICを含み、ネットワークを含む外部機器とコネ
クタ92を介して通信する。そうした標準的な仕様のほ
かに、例えばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機等の外部
機器との間で独自のI/Fによるデータ授受を行う構成
としてもよい。
【0030】表示装置200は、コネクタを有してもよ
く、その場合、デジタルカメラ10のビデオ出力端子9
0及びコネクタ92を介して画像データを取得してもよ
い。また、表示装置200は、カードリーダーを有して
もよく、その場合、メモリカードに記録された画像デー
タを読み出してよい。
【0031】表示ユニット100は、LCDモニタ10
2とLCDパネル104を有する。それらはLCDドラ
イバであるモニタドライバ106、パネルドライバ10
8によってそれぞれ制御される。LCDモニタ102
は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けら
れ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍
率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体
画像などを表示する。LCDパネル104は例えば小さ
な白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FINE
/NORMAL/BASICなど)、ストロボ発光/発
光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量などの情
報を簡易的に表示する。
【0032】操作ユニット110は、ユーザーがデジタ
ルカメラ10の動作やそのモードなどを設定または指示
するために必要な機構および電気部材を含む。パワース
イッチ112は、デジタルカメラ10の電源のオンオフ
を決める。レリーズスイッチ114は、半押しと全押し
の二段階押し込み構造になっている。一例として、半押
しでAFおよびAEがロックし、全押しで撮影画像の取
込が行われ、必要な信号処理、データ圧縮等の後、メイ
ンメモリ68、オプション装置76等に記録される。操
作ユニット110はこれらのスイッチの他、回転式のモ
ードダイヤルや十字キーなどによる設定を受け付けても
よく、それらは図1において機能設定部116と総称さ
れている。操作ユニット110で指定できる動作または
機能の例として、「ファイルフォーマット」、「特殊効
果」、「印画」、「決定/保存」、「表示切換」等があ
る。ズームスイッチ118は、ズーム倍率を決める。
【0033】以上の構成による主な動作は以下のとおり
である。まずデジタルカメラ10のパワースイッチ11
2がオンされ、カメラ各部に電力が供給される。メイン
CPU62は、機能設定部116の状態を読み込むこと
で、デジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モー
ドにあるかを判断する。
【0034】カメラが撮影モードにあるとき、メインC
PU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監視
する。半押し状態が検出されたとき、メインCPU62
は測光センサ54および測距センサ52からそれぞれ測
光データと測距データを得る。得られたデータに基づい
て撮像制御ユニット40が動作し、撮影レンズ22のピ
ント、絞りなどの調整が行われる。調整が完了すると、
LCDモニタ102に「スタンバイ」などの文字を表示
してユーザーにその旨を伝え、つづいてレリーズスイッ
チ114の全押し状態を監視する。レリーズスイッチ1
14が全押しされると、所定のシャッタ時間をおいてシ
ャッタ26が閉じられ、CCD30の蓄積電荷が撮像信
号処理部32へ掃き出される。撮像信号処理部32によ
る処理の結果生成されたデジタル画像データはメインバ
ス82へ出力される。デジタル画像データは一旦メイン
メモリ68へ格納され、この後YC処理部70と圧縮伸
張処理部78で処理を受け、オプション装置制御部74
を経由してオプション装置76へ記録される。記録され
た画像は、フリーズされた状態でしばらくLCDモニタ
102に表示され、ユーザーは撮影画像を知ることがで
きる。以上で一連の撮影動作が完了する。
【0035】一方、デジタルカメラ10が再生モードの
場合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介して
メインメモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、
これを表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示
する。
【0036】この状態でユーザーが機能設定部116に
て「順送り」、「逆送り」を指示すると、現在表示して
いる画像の前後に撮影された画像が読み出され、LCD
モニタ102へ表示される。
【0037】図3は、本実施の形態におけるカラーチャ
ート300を示す図である。カラーチャート300は、
縦10マス、横7マスを有し、各マス310に所定のパ
ッチが貼り込まれている。従来、色再現性の評価に一般
的に用いられるカラーチャートは、CRT再現域内、及
び再現域外の色を共に含んでいる。すなわち、再現でき
ないことが予めわかっている色を含んでいる。これに対
して、本実施の形態におけるカラーチャート300は、
各マス310にCRT画面202が再現できる色、すな
わちR、G、B成分がいずれも非負の実数をとる色が貼
り込まれている。このように、本実施のカラーチャート
300は、CRT画面202が再現できる範囲の色、す
なわち色再現域内の色のパッチ302のみで構成されて
いる。従って、色再現性が悪いことが予めわかっている
再現域外の色を測定することがないので、評価の効率を
高めることができる。また操作者は、再現域内/外の色
を意識せずに所望のパッチ302を選択して色再現性の
評価を行うことができる。
【0038】パッチ302は、色相順に配置されていて
もよい。例えば、左から右に色相順に配置されてもよ
く、さらに右端の色相の次の色相が、次行の左端に配置
され、カラーチャート300を構成するパッチ302の
色相が全て色相順に配置されてもよい。また例えば、縦
に色相順に配置されてもよい。これによって、隣接する
色相の色の繋がりを評価することができる。
【0039】カラーチャート300は、四隅のマス31
0a,c,f,h、上下のマス310b,g及び中心の
マス310d,eに同色の無彩色パッチ304を有す
る。カラーチャート300を撮影する場合、照度を調整
するためにカラーチャート300に照明を当てる。この
とき、照明ムラをなくすための補正を行う。ユーザー
は、カラーチャート300に複数配置された同色の無彩
色パッチ304の色が同じになるようにライティングの
調整を行うことができる。このように、複数の無彩色パ
ッチ304の色から、カラーチャート300における相
対的な位置に依存した照明ムラの程度を知ることができ
るので、カラーチャート300を撮影する前後に照度を
測定する手順を省くことができる。また、従来は一般
に、撮影の前後に照度を測定していたので撮影した画像
と測定した照度に時間的な差があったが、本実施形態に
よれば、撮影時の照明ムラを知ることができる。
【0040】無彩色パッチ304としては18%グレー
を用いることが好ましい。また図3に示した無彩色パッ
チ304のカラーチャート300における位置は一例に
すぎない。無彩色パッチ304は、カラーチャート30
0における相対的な位置による照度の違いを補正する目
的で設けられている。従って、この目的を達成するため
には、カラーチャート300において相対的に離れた位
置に無彩色パッチ304が設けられていればよい。例え
ば、無彩色パッチ304は、四隅のマス310a,c,
f,h、に配置されなくてもよく、マス310b,gに
配置されなくてもよい。また例えば、無彩色パッチ30
4は、さらにマス310iに配置されてもよい。このよ
うに、無彩色パッチ304の数及び配置される位置の自
由度は高い。
【0041】図4は、図3を用いて説明したCRT画面
202の再現域内の色で構成されたカラーチャート30
0中のパッチ302の、ある明度におけるCIELAB
空間での色座標を示す図である。破線は、CRT画面2
02の色再現域の境界線を示す。CRT画面202は、
境界線で囲まれた内側の領域の色度の色を再現すること
ができる。黒丸は、カラーチャート300を構成する各
パッチ302の色座標を示す。カラーチャート300を
構成する各パッチ302の色座標は、CRT画面202
の色再現域内に位置する。本実施のカラーチャート30
0を構成する各パッチ302はCRT色再現域内に位置
する色相のパッチ302を使用しているので、ある程度
の色再現性が保証されている。
【0042】本図では、カラーチャート300が有する
パッチ302の色のうち、ある明度におけるCIELA
B空間に位置する色について示したが、本実施の形態の
カラーチャート300が有するパッチ302の色の明度
は、この明度に限定されず、カラーチャート300は、
明度の異なるパッチ302を含む。CRT画面202の
色再現域は、明度によって異なった色座標範囲をとり、
カラーチャート300を構成するパッチ302は、対応
する明度のCEILAB空間における再現域内の色座標
をとる。
【0043】図5は、カラーチャート300の他の形態
を示す。カラーチャート300は、CRT再現域内の色
のパッチ302a以外にCRT再現域外の色のパッチ3
02bを含んでもよい。この場合、例えば、中心にCR
T再現域内の色のパッチ302aが配置され、その周辺
部にCRT再現域外の色のパッチ302bが配置されて
もよい。また例えば、右にCRT再現域内の色のパッチ
302aが配置され、左にCRT再現域外の色のパッチ
302bが配置されてもよい。このように、CRT再現
域内/外が認識可能に配置されていてもよい。この場合
さらに、再現域内の色の領域と再現域外の色の領域の境
界320が明示されてもよい。
【0044】また他の形態におけるカラーチャート30
0は、図3において説明したCRT再現域内の色のパッ
チ302にかえてCRT再現域外のパッチ302が貼り
込まれている。すなわち、CRT再現域外の色のパッチ
302のみから構成されている。
【0045】図6は、カラーチャート300を用いたデ
ジタルカメラ10の色再現性の評価の方法を示すフロー
チャートである。はじめに、カラーチャート300をセ
ットし、撮影の準備を行う(S100)。屋内で撮影す
る場合は、光源をセットする。このとき、カラーチャー
ト300が有する複数の無彩色パッチ304の色が等し
くなるようにライティングを調節する。このように、無
彩色パッチ304を用いてライティングを調節できるの
で、ユーザーは、照明ムラが少なくなったことを確認し
た状態で撮影することができる。また、撮影された画像
中の無彩色パッチ304を見ることによって照明ムラの
程度を知ることができる。
【0046】次に、デジタルカメラ10を用いてカラー
チャート300を撮影する(S102)。このとき、使
用目的に合わせて、例えば露出を変更するなど撮影条件
を変えて複数回撮影を行ってもよい。次に、撮影したカ
ラーチャート画像から、評価目的に合ったカラーチャー
ト画像を選択し(S104)、選択されたカラーチャー
ト画像を用いてデジタルカメラ10の色再現性を評価す
る(S106)。次に、評価結果に基づいて撮影を繰り
返す場合は(S108)、再び、撮影準備段階(S10
0)に戻ってカラーチャート300を撮影する。例え
ば、評価の結果、照明ムラが大きいことが判明した場合
は、再び撮影準備段階(S100)に戻って、ライティ
ングの調整を行ってもよい。また、評価の結果、デジタ
ルカメラ10の色再現性が良くないことが判明した場合
は、撮影準備段階(S100)を省略し、撮影段階(S
102)へ進み、S100露光条件等の撮影条件を変え
て再び撮影を行ってもよい。最良な色再現性の評価が得
られると評価は終了する。
【0047】図7は、図6の評価段階(S106)にお
ける詳細な方法を示すフローチャートである。選択され
た画像がCRT画面202に表示される(S200)。
次に、CRT再現域内の色のパッチ302から評価の対
象となるパッチ302を選択する(S202)。次に、
CRT画面202に表示されたカラーチャート300中
の選択されたパッチ302と、それに対応する実際のカ
ラーチャート300のパッチ302を測色計220を用
いて計測する(S204)。実際のカラーチャート30
0の測色値がわかっている場合は、実際のカラーチャー
ト300については計測しなくてもよい。次に、CRT
画面202に表示されたカラーチャート300中のパッ
チ302と、それに対応する実際のカラーチャート30
0のパッチ302の計測結果を比較する(S206)。
【0048】次に、CRT再現域外の色のパッチ302
の評価を行う場合は(S208)、CRT再現域外の色
のパッチ302から評価の対象となるパッチ302を選
択する(S202)。次に、測色計220による計測段
階(S204)ヘ進み、続いて比較(S206)を行
う。CRT再現域外の色のパッチ302の場合、色の三
要素、明度、彩度、色相のうち例えば色相がどのくらい
正確に再現されているかを評価することができる。以上
で、評価段階(S106)が終了する。このように、C
RT再現域外の色を評価することによって、悪条件下で
の表示品質の評価を効率的に行うことができる。
【0049】図8は、第2実施形態におけるカラーチャ
ート300を用いたデジタルカメラ10の色再現性の評
価に用いる装置を示す図である。本実施形態における色
再現性の評価には、第1実施形態における表示装置20
0及び測色計220にかえて処理装置400が用いられ
る。この点で、本実施形態は第1実施形態と異なる。本
実施形態においては、デジタルカメラ10のCCD30
によってR、G、B成分に分解された画像データは、処
理装置400に送られる。処理装置400は、入力した
データのR、G、B成分をCEILAB空間における色
座標に変換する。
【0050】本実施形態においては、撮影されたカラー
チャート300の画像データは、処理装置400に送ら
れる。処理装置400は、R、G、B成分をCEILA
B空間における値L,a,bに変換する。撮影さ
れたカラーチャート300に含まれるパッチ302のC
EILAB空間における値と実際のカラーチャート30
0の対応するパッチ302の値の差などから、デジタル
カメラ10の色再現性を評価する。カラーチャート30
0の構成、デジタルカメラ10の構成及び動作は、第1
実施形態において図1から図4を用いて説明したカラー
チャート300の構成、デジタルカメラ10の構成及び
動作と同じである。
【0051】また、本実施形態におけるカラーチャート
300を用いたデジタルカメラ10の色再現性の評価の
方法を示すフローチャートは、第1実施形態において図
6を用いて説明した色再現性の評価方法とほぼ同様であ
る。本実施の形態においては、評価段階(S106)に
おいて、測色計220で計測する代わりに処理装置40
0による画像データの処理が行われる。
【0052】図9は、本実施の形態での図5の評価段階
(S106)における詳細な評価方法を示す図である。
処理装置400は、入力した画像データのR、G、B成
分の値を読み取る(S300)。1つのパッチ302
は、数十〜数千画素から成るので、このうち複数の画素
についてR、G、B成分の値を読み取り、平均を求める
などして、R、G、B値の精度を高めてもよい。次に、
求めたR、G、B値を、CRTγ変換する(S30
2)。例えば、ITU−R BT.709−2の光電変
換規定の逆特性変換やCRTのγ特性での変換などのγ
変換を行ってもよい。次に、γ変換されたR、G、B値
を三刺激値X,Y,Zに変換する(S304)。ITU
−R BT.709−2における受像三原色色度点、基
準白色を採用して、三刺激値X,Y,Zに変換するのが
好ましい。次に、三刺激値X,Y,ZをCIELAB空
間におけるL,a,bに変換する(S306)。
変換方法は既知の技術によるので説明を省略する。次
に、CIELAB空間の値を実際のカラーチャート30
0のパッチ302のCIELAB空間の値と比較する
(S308)。これ以外の評価方法のフローチャートは
図6を用いて説明した評価方法と同様である。また、本
実施の形態のカラーチャート300の配置、サイズなど
の構成は、第1実施形態において図3〜5を用いて説明
したカラーチャート300の構成と同じである。
【0053】図10及び図11は、第3実施形態におけ
るカラーチャート300を示す図である。このカラーチ
ャート300は、縦10マス、横7マスを有し、各マス
310にパッチ302が貼り込まれている。本実施のカ
ラーチャート300を構成するパッチ302は、明度及
び彩度のうち少なくとも1要素が同じレベルで統一され
た色相を有する。従来のカラーチャートは、色相、明
度、及び彩度の観点から例えば隣接する色相同士の色の
繋がり、また例えば同レベルの明度における色再現性の
程度を評価するには適さなかった。これに対して、本実
施の形態において彩度を一定に保った色相のパッチ30
2で構成されたカラーチャート300を用いて色再現性
の評価を行った場合、デジタルカメラ10の色再現性と
明度に関する知見を得ることができる。同様に、明度を
一定に保った色相のパッチ302で構成されたカラーチ
ャート300を用いた場合、色再現性と彩度に関する知
見を得ることができる。
【0054】カラーチャート300はさらに、色相順に
並んだパッチ302を主体に構成されていてもよい。一
行毎に異なる色相のパッチ302が、色相順に並んでい
てもよい。例えば、左端にNCS(Natural C
olor System)による色相番号R、Y、G及
びBを配置し、右に向かって色相を順に配置してもよ
く、肌色や緑といった被写体に含まれることの多い色の
パッチ302を色相順に配置してもよい。これ以外に
も、使用目的に応じた色を色相順に配置してもよい。こ
のように、本カラーチャート300は、明度または彩度
が同レベルで統一された色相が色相順に構成されている
ので、隣接する色相の色の繋がりを精度よく評価するこ
とができる。
【0055】本実施のカラーチャート300は、第1及
び第2実施形態のカラーチャート300と同様に、四隅
に無彩色パッチ304を配置し、さらに最上列の左から
6番目、最下列の左から5番目、及び上から4段目の左
から5及び6番目のマスにも無彩色パッチ304を配置
している。このように本実施形態におけるカラーチャー
ト300においても、相対的に離れた位置に無彩色パッ
チ304が配置されているので、色再現性の評価の目的
でカラーチャート300を撮影する場合に、撮影の前後
で照度の測定を行わなくともよい。
【0056】図12は、図8に示した本実施形態におけ
るカラーチャート300を構成するパッチ302の色度
及び明度を示した図である。横軸は、NCSによる色相
番号を示し、縦軸に明度を示す。いずれのパッチ302
もほぼ一定した明度を示す。これによって、明度の差に
よる影響を排除して色再現性と彩度との関係を評価する
ことができる。
【0057】図13は、本実施形態においてカラーチャ
ート300を構成するパッチ302の彩度を統一した場
合の、カラーチャート300を構成するパッチ302の
色相及び彩度を示す図である。横軸は、色相番号を示
し、縦軸に彩度を示す。いずれのパッチ302もほぼ一
定した彩度を示す。これによって、彩度の差による影響
を排除して色再現性と明度との関係を評価することがで
きる。
【0058】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0059】そうした第1の変更例として、実施の形態
ではカラーチャート300は縦10マス、横7マスに分
割されていたが、カラーチャート300を構成するマス
の数、縦及び横に配されるマスの数の比は、実施の形態
に限定されず、カラーチャート300の使用目的に合わ
せて自由に変更することができる。
【0060】第2の変更例として、実施の形態ではカラ
ーチャート300は図2に示す黒丸で示した色相のパッ
チ302で構成されていたが、パッチ302の色相はこ
れに限定されず、CRT再現域内に位置する色相の任意
の組み合わせであってもよい。
【0061】第3の変更例として、実施の形態ではカラ
ーチャート300は、CRT再現域内に位置する色相の
パッチ302から構成されていたが、これらはさらに明
度、及び彩度のうち少なくとも1つが統一されたパッチ
302から構成されてもよい。
【0062】第4の変更例として、実施の形態ではカラ
ーチャート300は、明度及び彩度のいずれかのレベル
を統一したパッチ302が色相順に配列されていたが、
明度及び彩度の両方のレベルを統一してもよい。
【0063】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば撮像装置の色評価に適したカラーチャート及びそ
の評価に利用可能な評価方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラ10の色再現性をカラーチャー
ト300を用いて評価する場合に使用する装置を示す図
である。
【図2】デジタルカメラ10の全体構成を示す図であ
る。
【図3】第1実施形態におけるカラーチャート300を
示す図である。
【図4】図3を用いて説明したCRT画面202の再現
域内の色で構成されたカラーチャート300中のパッチ
302の、ある明度におけるCIELAB空間での色座
標を示す図である。
【図5】第1実施形態におけるカラーチャート300の
他の形態を示す図である。
【図6】カラーチャート300を用いたデジタルカメラ
10の色再現性の評価の方法を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6の評価段階(S106)における詳細な方
法を示すフローチャートである。
【図8】第2実施形態におけるカラーチャート300を
用いたデジタルカメラ10の色再現性の評価に用いる装
置を示す図である。
【図9】第2実施形態の図5の評価段階(S106)に
おける詳細な評価方法を示す図である。
【図10】第3実施形態におけるカラーチャート300
を示す図である。
【図11】第3実施形態におけるカラーチャート300
を示す図である。
【図12】第3実施形態においてカラーチャート300
を構成するパッチ302の明度を統一した場合の、カラ
ーチャート300を構成するパッチ302の色相及び明
度を示す図である。
【図13】第3実施形態においてカラーチャート300
を構成するパッチ302の彩度を統一した場合の、カラ
ーチャート300を構成するパッチ302の色相及び彩
度を示す図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 20 撮像
ユニット 40 撮像制御ユニット 60 制御
ユニット 70 YC処理部 72 エン
コーダ 74 オプション装置制御部 76 オプ
ション装置 78 圧縮伸張処理部 80 通信
I/F部 82 メインバス 84 キャ
ラクタ生成部 90 ビデオ出力端子 92 コネ
クタ 100 表示ユニット 110 操
作ユニット 300 カラーチャート 302 パ
ッチ 304 無彩色パッチ 310 マ
ス 200 表示装置 202 C
RT画面 220 測色計 320 色
再現域内外の境界 400 処理装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置の評価に使用可能なカラーチャ
    ートであって、 前記撮像装置の色再現性を評価するときに前記撮像装置
    によって撮影された画像を表示する表示装置の表示特性
    に応じて選ばれた色のパッチを主体に構成されることを
    特徴とするカラーチャート。
  2. 【請求項2】 前記表示装置の表示再現域内に含まれる
    色の前記パッチから構成されることを特徴とする請求項
    1に記載のカラーチャート。
  3. 【請求項3】 前記パッチとして選ばれる色のRGBの
    三刺激値がいずれも非負の実数であることを特徴とする
    請求項1または2に記載のカラーチャート。
  4. 【請求項4】 前記表示装置の表示再現域外の色の前記
    パッチから構成されることを特徴とする請求項1に記載
    のカラーチャート。
  5. 【請求項5】 撮像装置の撮影における色再現性の評価
    に使用可能なカラーチャートであって、 彩度、明度の2要素のうち少なくとも1要素が同じレベ
    ルで統一された色相の前記パッチで構成されることを特
    徴とするカラーチャート。
  6. 【請求項6】 前記パッチは、色相順に配列されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5に記載のカラーチャー
    ト。
  7. 【請求項7】 相対的に離れた位置に複数の無彩色パッ
    チが配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載のカラーチャート。
  8. 【請求項8】 前記カラーチャートは四角形であって、
    前記無彩色パッチは、前記カラーチャートの四隅に配置
    されていることを特徴とする請求項7に記載のカラーチ
    ャート。
  9. 【請求項9】 撮像装置の色再現性の評価方法であっ
    て、 前記撮影装置によって撮影された画像を表示する表示装
    置の表示特性に応じて選ばれた色のパッチを主体に構成
    されたカラーチャートを撮影する段階と、 前記カラーチャートの実物が有する色と前記表示装置に
    表示された前記カラーチャートの画像に含まれる色を比
    較して評価する段階とを有することを特徴とする撮像装
    置の評価方法。
  10. 【請求項10】 前記画像を比較する段階は、 前記カラーチャートを構成するパッチの中から前記表示
    装置の表示再現域内の色の前記パッチを予備選定する段
    階と、 予備選定された前記パッチの実物の色と前記表示装置に
    表示された前記パッチの色を比較する段階とを含むこと
    を特徴とする請求項9に記載の評価方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013013086A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Axis Ab 映像モニタリングシステムの品質検査

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