JP2001147454A - ラマン光増幅装置 - Google Patents

ラマン光増幅装置

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JP2001147454A
JP2001147454A JP2000266852A JP2000266852A JP2001147454A JP 2001147454 A JP2001147454 A JP 2001147454A JP 2000266852 A JP2000266852 A JP 2000266852A JP 2000266852 A JP2000266852 A JP 2000266852A JP 2001147454 A JP2001147454 A JP 2001147454A
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Japan
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light
raman
birefringent
optical
transmission line
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Application number
JP2000266852A
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English (en)
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Shunichi Matsushita
俊一 松下
Shu Namiki
周 並木
Yoshihiro Emori
芳博 江森
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起用半導体レーザ素子を1つにすると、
励起光もしくは信号光の偏波の時間的な変動によるラマ
ン増幅利得の時間的な変動が現れる。 【解決手段】 信号光と半導体レーザ素子から発振され
た励起光とを光ファイバに導き、光ファイバ内で信号光
をラマン光増幅するラマン光増幅装置において、励起光
は一個の半導体レーザ素子から発振された発振光が非偏
光化手段を介して非偏光されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誘導ラマン散乱現象
を利用して信号光を光増幅するラマン光増幅装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にラマン光増幅システムは、光送信
器から出力された光信号が光伝送路を介して光受信装置
に導かれる際に、光伝送路内で減衰した光信号を光受信
装置の受信に必要な光信号レベルとなるように、光伝送
路の間またはその端部に光増幅装置を介在させて光増幅
するシステムである。ラマン増幅装置の構成は後述する
が、光送信器から発せられた光信号とこの光信号の波長
よりも約20〜200nm短波長の光励起信号とを合成
し、石英製光ファイバなどの光伝送路内でラマン散乱現
象を発生させて光信号を光増幅するものである。
【0003】この際、増幅媒体としての光伝送路内でラ
マン増幅されるラマン利得は、励起光の偏波状態と信号
光の偏波状態の相互関係に強く依存する。例えば、励起
光の偏波が直線偏波の場合(通常半導体レーザ素子(L
D)から出射されるレーザ光は直線偏波状態を有す
る)、信号光が励起光の偏波に平行な直線偏波であれば
ラマン増幅利得は増大し、信号光が励起光の偏波に垂直
な直線偏波であればラマン利得は減少する。
【0004】増幅媒体としての光伝送路中で、励起光も
しくは信号光の偏波状態が時間的に変動すると、利得も
時間的に変動する。この利得の変動は情報伝送上好まし
くない。
【0005】このため、従来は励起光源に一波長当たり
2個以上のLDと偏波合成器を用い、それぞれの偏波が
互いに垂直になるように偏波合成を行い、増幅媒体とし
ての光伝送路に入力し、ラマン増幅利得の偏波依存性を
解消していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、励起光の偏波依
存性を解消するには、前記のように励起用LDが1波長
あたり2個以上を必要とした。そのためコストの減少
や、ラマン増幅装置の小型化に限界があった。これらの
課題を解決するためには、励起用LDを1波長あたり1
つにする事が有効である。しかしながら、励起用LDを
1波長あたり1つにすると、励起光もしくは信号光の偏
波状態の時間的な変動によるラマン増幅利得の時間的な
変動が現れる。
【0007】この偏波に依存したラマン増幅の利得の変
動は、情報通信の安定化に好ましくない。そこで、ラマ
ン増幅の利得の偏波依存性を解消する必要がある。励起
用LDの数が減ることによって、コストの削減や部品点
数の減少による小型化、そして製造工程の簡素化が行え
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は係る点に鑑みな
されたもので、その目的は、ラマン増幅装置の励起用光
源に非偏光化(非偏波化)された励起LD光源を用いる
ことで、利得の偏波依存性を解消し利得を安定させたラ
マン光増幅装置を提供することにある。また、部品点数
を減らすことで、簡素化された装置を提供する目的もあ
る。
【0009】請求項1の発明は、信号光と、半導体レー
ザ素子(波長合波する場合は波長の異なる複数のLD
(それぞれの波長に対するLDは1個以上))から発振
された励起光とを光伝送路に導き、光伝送路内で信号光
をラマン光増幅するラマン光増幅装置において、励起光
は半導体レーザ素子から発振された発振光が非偏光化手
段を介して非偏光化されたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、発振波長が同一または
異なる単数又は複数の半導体レーザ素子から発振された
励起光をそれぞれ非偏光化手段を介して非偏光化した
後、これら非偏光化された単数の励起光そのものをまた
は複数の励起光を合成してラマン増幅用の光伝送路に導
くことを特徴とする請求項1記載のラマン増幅装置であ
る。
【0011】請求項3の発明は、発振波長が同一または
異なる単数又は複数の半導体レーザ素子から発振された
励起光をそれぞれ合成した後、非偏光化手段を介してラ
マン増幅用の光伝送路に導くことを特徴とする請求項1
記載のラマン増幅装置である。
【0012】請求項4の発明は、非偏光化手段を、複屈
折光伝送路と、これと異なる非偏光化に用いる複屈折光
伝送路とを両複屈折光伝送路の光学主軸に相対的な角度
差を持たせるように接続して構成したことを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか1に記載のラマン光増幅装置
である。
【0013】請求項5の発明は、複屈折光伝送路と非偏
光化に用いる複屈折光伝送路とが両光学主軸を45度異
なるように接続して構成したことを特徴とする請求項4
記載のラマン光増幅装置である。
【0014】請求項6の発明は、非偏光化手段を、半導
体レーザ素子の発振光の偏波面と非偏光化に用いる複屈
折光伝送路の光学主軸との相対的な角度が異なるよう
に、半導体レーザ素子と非偏光化に用いる複屈折光伝送
路とを接続して構成したことを特徴とする請求項1又は
2記載のラマン光増幅装置である。
【0015】請求項7の発明は、半導体レーザ素子の発
振光の偏波面と非偏光化に用いる複屈折光伝送路の光学
主軸との相対的角度が45度となるように、半導体レー
ザ素子と複屈折光伝送路とを接続したことを特徴とする
請求項6記載のラマン光増幅装置である。
【0016】請求項8の発明は、非偏光化手段は、半導
体レーザ素子に接続された複屈折光伝送路と、これと異
なる非偏光化に用いる複屈折光伝送路との間に偏波コン
トローラを介在させることにより構成されたことを特徴
とする請求項1又は2記載のラマン光増幅装置である。
偏波コントローラは、非偏光化に用いる複屈折光伝送路
に入力する光の偏波状態が非偏光化に最適な状態となる
ように調整する役目を果たす。
【0017】請求項9の発明は、光分配器により半導体
レーザ素子から発振された発振光を強度が等しくなるよ
うに2分配し、それぞれの分配光を互いに異なる非偏光
化に用いる複屈折光伝送路に導入させて分配光間に位相
差を持たせた後、再び合成することによって構成された
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の
ラマン増幅装置である。
【0018】請求項10の発明は、分配光の一方が一方
の非偏光化に用いる複屈折光伝送路の高速軸に及び分配
光の他方が他方の非偏光化に用いる複屈折光伝送路の低
速軸に導かれたことを特徴とする請求項9記載のラマン
増幅装置である。
【0019】請求項11の発明は、それぞれの分配光
が、それぞれ長さの異なる2本の複屈折光伝送路の低速
軸または高速軸同士に導かれたことを特徴とする請求項
9記載のラマン増幅装置である。
【0020】請求項12の発明は、半導体レーザ素子と
光分配器との間に偏波コントローラを介在させたことを
特徴とする請求項9乃至11のいずれか1に記載のラマ
ン光増幅装置である。偏波コントローラは、非偏光化に
用いる複屈折光伝送路に入力する光の偏波状態が非偏光
化に最適な状態となるように調整する役目を果たす。
【0021】請求項13の発明は、1本又は2本の非偏
光化に用いる複屈折光伝送路の長さを変えることにより
非偏光度合いが調整されたことを特徴とする請求項4乃
至12のいずれか1に記載のラマン光増幅装置である。
【0022】請求項14の発明は、複屈折光伝送路又は
非偏光化に用いる複屈折率光伝送路にファイバグレーテ
ィングが施されたことを特徴とする請求項4乃至13の
いずれか1に記載のラマン光増幅装置である。
【0023】複屈折光伝送路のコアは、光伝送路断面に
対して,縦方向と横方向で屈折率が異なる。そのため、
複屈折光伝送路内を光が伝搬するとき、光の電界が縦方
向に平行な成分と横方向に平行な成分とで光の伝播速度
が異なる。一般的に、最も伝搬速度の速い軸を高速軸、
高速軸に垂直で伝搬速度の遅い軸を低速軸と呼ぶ。
【0024】非偏光化に、上記独立な高速軸及び低速軸
に平行に伝播する光の伝搬速度差を利用する。LD光の
偏波の向きを高速軸(または低速軸)に対して45度の
角度となるように、光を複屈折光伝送路に入力する。
【0025】LDに接続される複屈折光伝送路は、レン
ズの組み合わせによって構成された接続端子に、消光比
が最大となるように接続される。この場合、LD光の偏
波は複屈折光伝送路の光学主軸(高速軸または低速軸)
に平行で、その偏波状態を保存しながら複屈折光伝送路
内を伝搬する。このような場合は、請求項4又は5のよ
うに、複屈折光伝送路に非偏光化に用いる複屈折光伝送
路を、それら複屈折光伝送路の光学主軸に相対的な角度
差を持たせるように(望ましくは45度回転させて)接
続することにより、高速軸と低速軸をそれぞれの軸に平
行でかつ等しい強度で光を伝播させることができる。
【0026】また、請求項6,7のように、半導体レー
ザ素子と接続する複屈折光伝送路を、半導体レーザ素子
から発振されるレーザ光の偏波面に対し相対的な角度を
もたせるように(望ましくは45度回転させて)接続す
ることによっても、レーザ光は高速軸と低速軸それぞれ
に平行に伝播する電界成分に分離され、励起光を非偏光
化することができる。
【0027】また、請求項8のように、半導体レーザ素
子に接続された複屈折光伝送路と、これと異なる非偏光
化に用いる複屈折光伝送路との間に偏波コントローラを
介在させることで、LD光の偏波状態を非偏光化に最適
な状態(高速軸及び低速軸を平行に伝播するモードを等
しい強度で励起できる状態)に調整して非偏光化に用い
る複屈折光伝送路に導入することが可能となるため、レ
ーザ光を非偏光化することができる。
【0028】また、請求項9から12のように、半導体
レーザ素子から発振された発振光を強度が等しくなるよ
うに2分配し、それぞれの分配光を互いに異なる非偏光
化に用いる複屈折光伝送路に導入させて分配光間に位相
差を持たせた後、再び合成することによっても、励起光
を非偏光化することができる。
【0029】また、請求項13のように、非偏光化に用
いる複屈折光伝送路の長さを変えることにより非偏光度
合いを調整することができる。
【0030】また、LDの出力端に接続される光伝送路
にLDの発振光を反射するファイバグレーティング部を
設けてLDの外部共振器を構成し、発振光の狭帯域化を
図ることが行われているが、このような技術を本発明に
適用することもできる(請求項14)。
【0031】分配光間に位相差を持たせる一手段とし
て、分配された一方の光を非偏光化に用いる複屈折光伝
送路の高速軸に偏波が平行となるように入力し、他方の
分配光を偏波が他方の非偏光化に用いる複屈折光伝送路
の低速軸に平行となるように入力する。この時の非偏光
化に用いる複屈折光伝送路の長さは、高速軸と低速軸の
屈折率の差から生じる光路差を使用するLD光を十分に非
偏光化させる長さとし、2本の長さは同一のものとす
る。
【0032】また分配光間に位相差を持たせる他の手段
として、前記2本の非偏光化に用いる複屈折光伝送路の
長さを異なるものとする。2本の非偏光化に用いる複屈
折光伝送路の長さは、高速軸と低速軸の屈折率が異なる
ことを考慮に入れて計算される両軸を伝播する光の全光
路差が、半導体レーザ光を十分に非偏光化させるだけの
長さとする。
【0033】また分配光間に位相差を持たせる他の手段
として、分配光の偏光方向を特に限定せず、2本の非偏
光化に用いる複屈折光伝送路の長の差を、半導体レーザ
光が十分に非偏光化させるだけの量とすることによって
も非偏光化を達成することができる。
【0034】複屈折率光伝送路内では、高速軸、低速軸
に平行な光の成分は互いに独立に伝播しかつ伝搬速度が
異なる。そのため、複屈折光伝送路内の両光学主軸に平
行に伝播する光には、複屈折光伝送路の長さに対応した
通過時間差が生じる。この時間差は光路差に相当する。
この光路差が利用する光源のコヒーレント長より長い場
合、複屈折光伝送路出口で、高速軸に平行に伝搬する光
と低速軸に平行に伝搬する光の位相の相関が弱まる(こ
の位相相関が弱まることをコヒーレンシーが低くなると
いう)。そのため、複屈折光伝送路出口で両光の重ねあ
わせが行われるとコヒーレンシーが低いため、偏光度が
入力時よりも減少する効果が得られる。
【0035】偏波の度合いは、偏波成分と非偏波成分と
の強度の和と、偏波成分の強度との比を百分率で表した
偏光度DOP(Degree Of Polarization)を用いて表す。
DOPの値は光のコヒーレント長と、複屈折光伝送路の
高速軸と低速軸を伝播する光の光学距離の差に依存す
る。光学距離の差は、複屈折光伝送路の長さに依存する
ため、DOP値は複屈折光伝送路の長さに依存する。複
屈折光伝送路の長さが長くなるに従って偏波成分が徐々
に少なくなる。
【0036】DOP値と複屈折光伝送路の長さの関係を
図13に示す。これは後述する図1の実施形態における
光カプラ7の入力端で、非偏光化に用いる複屈折光伝送
路の先端に偏波測定器を接続し、偏光度を測定した結果
である。この結果から複屈折光伝送路又は非偏光化に用
いる複屈折光伝送路の長さを調整することにより、非偏
光度合いを調整することでDOP値の制御が可能であ
る。
【0037】
【発明の実施形態】半導体レーザ素子から発振された偏
光状態の発振光を非偏光化手段(Depolarizer)で非偏光
化した本発明の実施形態を図1から図12に示す。
【0038】図1〜3において、1は半導体レーザ素
子、2は複屈折光伝送路、3は半導体素子1と複屈折光
伝送路2とを接続するための接続器、4は非偏光化に用
いる複屈折光伝送路、5は複屈折光伝送路2と非偏光化
に用いる複屈折光伝送路4との接続部、6は信号光、7
は信号光6と励起光とを合波する光カプラ、8は石英系
の光伝送路、9はファイバグレーティングである。
【0039】半導体レーザ素子1は信号光6の波長から
およそ50〜200nm短波長(望ましくは100nm
程度)の発振光を発振するものが選ばれる。複屈折光伝
送路2及び非偏光化に用いる複屈折光伝送路(PANDAフ
ァイバ)4は、図2及び図3に示すように、中心部の屈
折率の高いコアおよび周辺部の屈折率の低いクラッドか
らなり、そのクラッド中にコアを挟んで応力付与層を配
置し、コアの互いに直角な方向の水平と垂直方向にそれ
ぞれ互いに異なる複屈折率(高速軸または低速軸)を発
生させている。
【0040】また複屈折光伝送路2には、半導体レーザ
素子1の発振光にほぼ一致するファイバグレーティング
9による光反射層が形成され、発振波長の安定化及び発
振波長の狭帯域化が図られている。
【0041】半導体レーザ素子1と複屈折率光伝送路2
とは、半導体レーザ素子1の発振光の偏波面と複屈折光
伝送路2の光学主軸(高速軸または低速軸)とが一致す
るように(消光比が最大となるように)接続器3で接続
されている。これにより、半導体レーザ素子1から発振
された発振光の偏波面が保持されて複屈折光伝送路に導
かれる。
【0042】複屈折光伝送路2と非偏光化に用いる複屈
折光伝送路4とは、図2に示すように、両複屈折光伝送
路の光学主軸に相対的な角度差をもたせるように接続さ
れ、これにより、非偏光化手段が構成されている。これ
によって、複屈折光伝送路2に導かれた特定の偏波が非
偏光化に用いる複屈折光伝送路4の高速軸及び低速軸に
ある割合で分岐され、非偏光化を行うことができる。
【0043】上記光学主軸を図3に示すように、両複屈
折光伝送路の光学主軸を45度回転させて接続すること
により、高速軸及び低速軸に1対1の割合で分岐され、
更に完全に非偏光化を行うことができる。
【0044】また図示していないが、図1に示す非偏光
化に用いる複屈折光伝送路4として、一方の長さが他方
の長さの2倍以上となるような2本の複屈折光ファイバを
それぞれ光学主軸が45度の角度で融着された形態を有
するLYOT型非偏光化装置を採用するようにしてもよ
い。その際、半導体レーザの出力に用いられる光伝送路
は、どのような種類のものでもかまわない。(複屈折光
伝送路である必要がない。)
【0045】同一の長さの非偏光化に用いる複屈折光伝
送路3を用いて、複屈折光伝送路の接続角度を変化させ
ると接続角度45度に比べDOP値が大きくなる。つま
り、複屈折光伝送路の接続角度を変化させることでDO
P値を制御することが可能となる。
【0046】従来、ラマン増幅利得の偏波依存性を解消
するために、1波長あたり2つ以上のLDと偏波合成器
を用いてLD光の偏波が互いに垂直となるように偏波合
成を行い、増幅媒体である光伝送路に入力していた。
【0047】本発明では、半導体レーザ素子から発振さ
れた発振光を非偏光化手段で非偏光化してラマン増幅媒
体である光伝送路8に入力することで、ラマン増幅利得
の偏波依存性を解消した。ラマン利得の偏波依存性を、
増幅する信号光の偏光状態を変化させながらラマン増幅
利得を測定し、その最大値と最小値の差をPDG(Pola
rization Dependent Gain)値として、その大きさを偏
波依存性の評価値とした。
【0048】本発明のラマン増幅方法を用いて、DOP
値を変化させながらPDGを測定した結果を図14に示
す。図14より、DOP値が減少するに従ってPDG値
も減少している。つまり、非偏光化した励起用光源を用
いてラマン増幅を行うと、その利得の偏波依存性が解消
されることを示している。また、DOP値を変化させる
ことでPDG値を制御することが可能である。
【0049】図4、5は本発明の他の実施態様を示すも
ので、図において、1、3、4、9はそれぞれ図1〜3
と同様に、半導体レーザ素子、接続器、非偏光化に用い
る複屈折光伝送路、ファイバグレーティングである。
【0050】本実施態様は半導体レーザ素子1と非偏光
化に用いる複屈折光伝送路4とが接続器3を介して接続
されている。
【0051】図4に示した実施態様は、半導体レーザ素
子1と非偏光化に用いる複屈折光伝送路4とが、半導体
レーザ素子1の発振光の偏波面と非偏光化に用いる複屈
折光伝送路4の光学主軸が相対的な角度をもつように接
続され、図5に示した実施態様は、半導体レーザ素子1
の発振光の偏波面と非偏光化に用いる複屈折光伝送路4
の光学主軸とが45度異なるように接続されている。
【0052】非偏光用複屈折光伝送路4にはファイバグ
レーティング9が施され、半導体レーザ素子1の外部共
振器を構成している。
【0053】このような実施態様であっても図1〜3に
示す実施態様と同様の効果がある。
【0054】図6は本発明の他の実施態様を示すもの
で、図において1、2、3、4、6、7、8は、それぞ
れ図1の場合と同様に、半導体レーザー素子、複屈折光
伝送路、半導体レーザー素子1と複屈折光伝送路2とを
接続するための接続器、非偏光化に用いる複屈折光伝送
路、光信号、光カプラ、石英系光伝送路である。図にお
いて、10は偏波コントローラであり、複屈折光伝送路
2と非偏光化に用いる複屈折光伝送路4との接続部5に
介在するように取りつけされている。このように半導体
レーザ素子1と非偏光化に用いる複屈折光伝送路4との
間に偏波コントローラ10を介在させることにより、半
導体レーザ素子1から発振された発振光の偏波状態を自
由に変化させることができるので、図2〜5に示すよう
に半導体レーザ素子と複屈折光伝送路及び複屈折光伝送
路と非偏光化に用いる複屈折光伝送路との接続角度を特
定の関係に接続する必要がなくなる。
【0055】また図示していないが、図6に示す非偏光
化に用いる複屈折光伝送路4として、前半部の長さが
1、後半部の長さが2倍以上(又はこの逆の2以上:1
の割合)の複屈折光伝送路をそれぞれ光学主軸が45度
の角度で融着された形態を有するLYOT型非偏光化装
置を採用するようにしてもよい。
【0056】図7から10はそれぞれ本発明の他の実施
態様を示すもので、図において、1、3、4、9はそれ
ぞれ図1〜3と同様に、半導体レーザ素子、接続器、非
偏光化に用いる複屈折光伝送路、ファイバグレーティン
グである。図において1、2、3、4は、それぞれ図1
の場合と同様に、半導体レーザー素子、複屈折光伝送
路、半導体レーザー素子1と複屈折光伝送路2とを接続
するための接続器、非偏光化に用いる複屈折光伝送路で
ある。更に図において、11は半導体レーザー素子1か
らの出力を出力比が1:1となるように分配させる光分配
器(WDMカプラ、編波分離器等、光が通過する間、偏波
を保存するもの)、12は偏波合成器、13は出力用シ
ングルモード光伝送路である。ここで非偏光化に用いる
複屈折光伝送路4はABの2本用いられている。
【0057】半導体レーザー素子1からの出力光は、複
屈折光伝送路2を介して光分配器11に導かれ、ここで
出力比1:1に分配される。分配された各光は、非偏光化
に用いる複屈折光伝送路ABにそれぞれ導かれ、ここで
分配光間に光の位相差を生じさせる。
【0058】光の位相差を生じさせる一例として、光分
配器11によってそれぞれ分配された分配光の偏波面
が、それぞれ非偏光化に用いる複屈折光伝送路Aの高速
軸と平行となるように、そして非偏光化に用いる複屈折
光伝送路Bの低速軸と光の偏波面が平行となるように、
光分配器11と非偏光化に用いる複屈折光伝送路ABと
が接続される。
【0059】この際、非偏光化に用いる複屈折光伝送路
A及びBの長さは、A及びBいずれの伝送路中の高速軸
に並行に伝播する光と低速軸に並行に伝播する光の光路
差が非偏光化に十分な長さとなるように選ぶ。
【0060】光の位相差を発生させる他の例として、非
偏光化に用いる複屈折光伝送路A及びBの長さを異なる
ものとする。非偏光化に用いる複屈折光伝送路のAと同
Bの長さの関係は、非偏光化に用いる複屈折光伝送路A
及びBを伝播する光の非偏光化に用いる複屈折光伝送路
の屈折率が高速軸と低速軸で異なることを考慮にいれて
計算した光学距離の差が偏光化するに十分な長さとなる
ような関係とする。
【0061】このようにして、両分配光間に位相差を持
たせる非偏光化に用いる複屈折光伝送路A及びBは偏波
合成器12に接続される。ここで非偏光化に用いる複屈
折光伝送路A及びBは、非偏光化に用いる複屈折光伝送
路A及びB中を伝播した光の偏波面が互いに垂直に合成
されるように偏波合成器12に接続される。このように
して、合成された発振光は出力用シングルモード光伝送
路13を介してラマン光増幅用の励起光として出力され
る。
【0062】この際、本発明は、図8に示すように、複
屈折光伝送路2にファイバグレーティング9を形成して
発振波長の安定化と発振光の波長幅を狭くするようにし
てもよい。
【0063】また、図9・10に示すように、光分配器
11と半導体レーザ素子1との間に偏波コントローラ1
0を介在させるようにしてもよい。このようにすること
により、半導体レーザ素子1から発振された発振光の偏
波状態を自由に変化させることができる。図10に示す
実施態様は、発振光の波長幅を狭くする目的で、偏波コ
ントローラ10の入力側にファイバグレーティング9を
配置しものを示す。
【0064】図11は本発明の他の実施態様を示すもの
でる。図において、1は半導体レーザー素子、14は光
カプラ、15は非偏光化手段である。
【0065】この実施態様は、発振波長が同一又は異な
る単数又は複数の半導体レーザー素子1、1、・・・が
用意され、これらの素子から発振された発振光が、それ
ぞれ接続用光ファイバによって非偏光化手段15に導か
れ、ここで図1〜10に示すと同様の非偏光化の手段に
よって又はLYOT型非偏光化装置などの他の非偏光化
手段によって非偏光化され、その後、それぞれの発振光
が接続用光ファイバによって光カプラ14に導かれ、こ
こで、各発信光が合成され複数の発振波長からなる励起
光が作成される。この後、この励起光は光信号と合成さ
れて、図示しない石英系光伝送路に導かれ、ここで信号
光をラマン光増幅する働きをする。
【0066】図12は本発明の他の実施態様を示すもの
である。、図において、1は半導体レーザー素子、15
は非偏光化手段、16は波長合波器である。
【0067】この実施態様は、発振波長が同一又は異な
る単数又は複数の半導体レーザ素子1、1、・・・が用
意され、これらの素子から発振された発振光が、接続用
光伝送路を介して波長合波器16に導かれて合波され、
その後、接続用光伝送路を介して非偏光化手段15に導
かれる。非偏光化手段15では、図1〜10に示したと
動揺の非偏光化の手段によって、又はLYOT型非偏光
化装置などの他の非偏光化手段によって非偏光化され
る。このようにして非偏光化された複数の発振光は、そ
の後、図示しない光信号と合成されて石英系光伝送路に
導かれ、ここで光信号を増幅するための励起光源とな
る。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明は、非偏光化された励起
光源を構成することにより、1波長あたり1個の半導体
レーザ励起の際に生じる利得の偏波依存性を解消するこ
とが可能となる。そのため、励起用半導体レーザ素子の
個数を減らすことが可能となる。
【0069】請求項2の発明は、複数の励起光をそれぞ
れ非偏光化手段を介して合成するので、非偏光化手段が
励起光と1:1に対応し、各励起光の偏波面に応じた適
切な非偏光化が行なえる。また励起光を非偏光化するこ
とで、多波長励起の際に現れる励起光間のラマン光増幅
の偏波依存性を同時に解消することが可能となる。
【0070】請求項3の発明は、複数の励起光を一旦、
合成した後、非偏光化手段を介して非偏光化されたもの
を得るので、非偏光化手段が少なく済ませることができ
る。また励起光を非偏光化することで、多波長励起の際
に現れる励起光間のラマン光増幅の偏波依存性を同時に
解消することが可能となる。
【0071】請求項4から8の発明は、非偏光用複屈折
光伝送路の光学主軸と、これと接続する半導体レーザ素
子の偏波面または複屈折光伝送路の光学主軸とが相対的
な角度を有するゆに接続することで、偏光度を適切に調
整することが可能となる。
【0072】請求項9〜12の発明は、半導体レーザ素
子から発振された発振光を2分配し、それぞれの分配光
を互いに異なる非偏光化に用いる複屈折光伝送路に導入
させて分配光間に位相差を持たせた後、再び合成するこ
とによっても偏光度を適切にすることができる効果があ
る。請求項13の発明は、非偏光化に用いる複屈折光伝
送路の長さを変えることにより非偏光度合いを調整する
ことが出来る効果を有する。
【0073】請求項14の発明は、複屈折光伝送路又は
非偏光化に用いる複屈折率光伝送路にファイバ・グレー
ティングを施すことによって、狭帯域な励起光源を構成
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態を示す構成図である。
【図2】 本発明の他の実施形態を示す要部構成図であ
る。
【図3】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成図
である。
【図4】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成図
である。
【図5】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成図
である。
【図6】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成図
である。
【図7】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成図
である。
【図8】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成図
である。
【図9】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成図
である。
【図10】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成
図である。
【図11】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成
図である。
【図12】 本発明の更に他の実施形態を示す要部構成
図である。
【図13】 本発明の実施形態での非偏光化に用いる複
屈折光伝送路に対する偏光度の関係を示す特性図であ
る。
【図14】 本発明の実施形態での偏光度に対する偏波
依存利得特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ・・ 半導体レーザ素子 2 ・・ 複屈折光伝送路 3 ・・ 接続器 4 ・・ 非偏光化に用いる複屈折光伝送路 5 ・・ 接続部 6 ・・ 信号光 7 ・・ 光カプラ 8 ・・ 光伝送路 9 ・・ ファイバグレーティング 10 ・・ 偏波コントローラ 11 ・・ 光分配器 12 ・・ 偏波合成器 13 ・・ 出力用シングルモード光伝送路 14 ・・ 光カプラ A ・・ 非偏光化に用いる複屈折光伝送路 B ・・ 非偏光化に用いる複屈折光伝送路
フロントページの続き Fターム(参考) 2K002 AA02 AB30 BA01 CA15 DA10 GA01 HA23 5F072 AB07 AK06 JJ05 KK07 PP07 QQ07 YY17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号光と半導体レーザ素子から発振され
    た励起光とを光伝送路に導き、光伝送路内で信号光をラ
    マン光増幅するラマン光増幅装置において、励起光は半
    導体レーザ素子から発振された発振光が非偏光化手段を
    介して非偏光されたことを特徴とするラマン光増幅装
    置。
  2. 【請求項2】 発振波長が同一または異なる単数又は複
    数の半導体レーザ素子から発振された励起光をそれぞれ
    非偏光化手段を介して非偏光化した後、これら非偏光化
    された単数の励起光そのものを又は複数の励起光を合成
    してラマン増幅用の光伝送路に導くことを特徴とする請
    求項1記載のラマン増幅装置。
  3. 【請求項3】 発振波長が同一または異なる単数又は複
    数の半導体レーザ素子から発振された励起光をそれぞれ
    合成した後、非偏光化手段を介してラマン増幅用の光伝
    送路に導くことを特徴とする請求項1記載のラマン増幅
    装置。
  4. 【請求項4】 非偏光化手段は、複屈折光伝送路と、こ
    れと異なる非偏光化に用いる複屈折光伝送路とを両複屈
    折光伝送路の光学主軸が異なるように接続して構成され
    たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の
    ラマン光増幅装置。
  5. 【請求項5】 複屈折光伝送路と非偏光化に用いる複屈
    折光伝送路とが両光学主軸を45度異なるように接続し
    て構成されたことを特徴とする請求項4記載のラマン光
    増幅装置。
  6. 【請求項6】 非偏光化手段は、半導体レーザ素子の発
    振光の偏波面と非偏光化に用いる複屈折光伝送路の光学
    主軸とを、相対的な角度が異なるように半導体レーザ素
    子と非偏光化に用いる複屈折光伝送路とを接続して構成
    されたことを特徴とする請求項1又は2記載のラマン光
    増幅装置。
  7. 【請求項7】 半導体レーザ素子の発振光の偏波面と非
    偏光化に用いる複屈折光伝送路の光学主軸とが45度の
    角度をなすように、半導体レーザ素子と複屈折光伝送路
    とを接続したことを特徴とする請求項6記載のラマン光
    増幅装置。
  8. 【請求項8】 非偏光化手段は、半導体レーザ素子に接
    続された複屈折光伝送路と、これと異なる非偏光化に用
    いる複屈折光伝送路との間に偏波コントローラを介在さ
    せることにより構成されたことを特徴とする請求項1又
    は2記載のラマン光増幅装置。
  9. 【請求項9】 非偏光化手段は、光分配器により半導体
    レーザ素子から発振された発振光を光の強度が等しくな
    るように2分配し、それぞれの分配光を互いに異なる非
    偏光化に用いる複屈折光伝送路に導入させて分配光間に
    位相差を持たせた後、再び合成することによって構成さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記
    載のラマン増幅装置。
  10. 【請求項10】 それぞれの分配光はそれぞれ、長さが
    同一または異なる、非偏光化に用いる2本の複屈折光伝
    送路の、一方の光伝送路の高速軸、及び他方の光伝送路
    の低速軸に導かれたことを特徴とする請求項9記載のラ
    マン増幅装置。
  11. 【請求項11】 それぞれの分配光は、それぞれ長さの
    異なる2本の複屈折光伝送路の低速軸または高速軸同士
    に導かれたことを特徴とする請求項9記載のラマン増幅
    装置。
  12. 【請求項12】 半導体レーザ素子と光分配器との間に
    偏波コントローラを介在させたことを特徴とする請求項
    9乃至11のいずれか1に記載のラマン光増幅装置。
  13. 【請求項13】非偏光化に用いる複屈折光伝送路の長さ
    を変えることにより非偏光度合いが調節または調整され
    たことを特徴とする請求項4乃至12のいずれか1に記
    載のラマン光増幅装置。
  14. 【請求項14】複屈折光伝送路又は非偏光化に用いる複
    屈折光伝送路にファイバグレーティングが施されたこと
    を特徴とする請求項4乃至13のいずれか1に記載のラ
    マン光増幅装置。
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