JP2001147163A - 半導体素子の温度検出装置及び温度検出方法 - Google Patents

半導体素子の温度検出装置及び温度検出方法

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JP2001147163A
JP2001147163A JP33169299A JP33169299A JP2001147163A JP 2001147163 A JP2001147163 A JP 2001147163A JP 33169299 A JP33169299 A JP 33169299A JP 33169299 A JP33169299 A JP 33169299A JP 2001147163 A JP2001147163 A JP 2001147163A
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奏 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に稼働中のICモジュール内のオン状態
の半導体素子の温度を直接検出する。 【解決手段】 ICモジュール化された半導体素子の温
度検出装置において、ICモジュールの稼働時に、オン
状態の半導体素子Q1を流れる信号の電流値を検出する
とともに、予め定めた基準電流値になったことを判定す
る電流検出手段10と、電流検出手段10が基準電流値
になったと判定したとき基準電流値の電流が半導体素子
Q1を流れた際の電圧値を検出する電圧検出手段20
と、電圧検出手段20が検出した電圧値を用いて半導体
素子Q1の温度を導出する温度導出手段30とを備え
て、オン状態の半導体素子Q1の基準電流値における温
度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の温度
検出装置及び温度検出方法に係り、詳しくはICモジュ
ール内における稼働状態の半導体素子の温度を検出し、
半導体素子がICモジュール内での稼働に耐えうるか検
査するための半導体素子の温度検出装置及び温度検出方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体素子の温度検出装置として
は、例えば特開平7−234162号公報に記載のもの
が挙げられる。この温度検出装置Sは、図6に示すよう
に、ICモジュール1内に半導体素子Qと一体に整流素
子Dが設けられ、整流素子Dを流れる電流を検出する電
流検出手段10にて所定の電流を検知した際に、整流素
子Dの電圧を検出する電圧検出手段20にて電圧を検出
し、検出した電圧に基づいて整流素子Dの温度を温度導
出手段30にて推定している。即ち、実際検出される温
度は整流素子Dの温度であり、半導体素子Qの温度は一
体に設けられた整流素子Dの温度としている。詳しく
は、温度検出対象とされる半導体素子Qがオン状態から
オフ状態になっった際、オフ状態の半導体素子Qと一体
に設けられている整流素子Dを流れる回生電流の電流値
とその電圧値を測定し、整流素子Dの線形関数で表わさ
れる温度特性に基づいて整流素子Dの温度を求め、その
整流素子Dの温度を半導体素子Qの温度としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の半導
体素子の温度検出装置Sの温度検出は、半導体素子Qの
温度を直接に検出するのではなく、半導体素子Qの破壊
防止等のために半導体素子Qと一体に設けられた整流素
子Dの温度を検出することにより、半導体素子Qの温度
を推定している。この整流素子Dの温度は、半導体素子
Qの発熱が基盤を通じて伝達された熱量に他ならず、必
然的に熱損失を伴った温度に過ぎない。即ち、従来の半
導体素子の温度検出装置Sでは、実際に稼働中の半導体
素子Qの温度を直接知ることができず、半導体素子Qが
ICモジュール1内での稼働による発熱に耐えうるか判
定するための正確なデータを得ることができなかった。
そのため、ICモジュール1を構成する半導体素子Qの
稼働時の発熱温度を正確に見出せる装置が要望されてい
た。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、実際に稼働中の半導体素子の温度を直接検
出できるようにし、ICモジュールを構成する半導体素
子の発熱による不良を正確に見出せる半導体素子の温度
検出装置及び温度検出方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、ICモジュール化され
た半導体素子の温度検出装置において、上記ICモジュ
ールの稼働時に、オン状態の半導体素子を流れる信号の
電流値を検出するとともに、予め定めた基準電流値にな
ったことを判定する電流検出手段と、上記電流検出手段
が基準電流値になったと判定したとき当該基準電流値の
電流が上記半導体素子を流れた際の電圧値を検出する電
圧検出手段と、上記電圧検出手段が検出した電圧値を用
いて、上記半導体素子の温度を導出する温度導出手段と
を備えた構成とした。オン状態の半導体素子を流れる電
流値は電流検出手段にて検知され、基準電流値が電流検
出手段で検知された場合に、電圧検出手段は基準電流値
の電圧値を検出する。検出された電圧値は、温度導出手
段にて温度に変換される。オン状態の半導体素子から温
度検出を行なうので、回生電流の影響がない真の温度を
導出することができる。また、必要に応じ、上記温度導
出手段を、上記温度検出対象とされる半導体素子と同性
質の半導体素子を用いて、予め計測された電圧−温度特
性を記憶する電圧−温度特性記憶手段と、該電圧−温度
特性記憶手段が記憶した電圧−温度特性に基づいて、上
記電圧検出手段が検出した電圧値に対応する温度を算出
する温度算出手段とを備えて構成した。
【0006】ICモジュールの半導体素子は、夫々所定
の性質を有するものとされる。この半導体素子の温度を
導出するため、検出対象となる半導体素子と同じ製造ラ
インで製造された同性質の半導体素子の所定温度におけ
る電流−電圧の関係を求めると、所定温度における半導
体素子の電流−電圧特性は比例関係にあることがわか
る。得られた半導体素子の電流−電圧特性から、更に、
基準電流値における温度−電圧特性を示す関数を得るこ
とができる。この関数に、検出した電圧を変数として導
入することにより、半導体素子の温度が算出される。更
に、必要に応じ、上記電流検出手段を、電流値を電位値
に変換する電流センサと該電流センサの出力電位を受け
出力制御を行なうコンパレータとを備えて構成し、上記
電圧検出手段を、上記コンパレータの出力信号に応じ
て、上記半導体素子を流れる信号の電圧値を保持するサ
ンプルホールド回路を備えて構成した。半導体素子を流
れる電流は、電流センサに供給されて電位値に変換さ
れ、コンパレータに供給される。コンパレータは、供給
された電位に応じて出力制御する。例えば、コンパレー
タは、基準電流値以上の電流値に対応する電位値が供給
された場合に出力を反転し、サンプルホールド回路は、
コンパレータの出力信号が反転した際の電圧を保持す
る。このような回路動作によって、基準電流値の電圧値
が保持される。
【0007】更にまた、必要に応じ、上記温度導出手段
を、上記サンプルホールド回路が保持する電圧値を、デ
ジタル信号に変換するA/D変換回路を備えて構成し、
上記温度算出手段を上記A/D変換回路の出力値から半
導体素子の温度を導出する機能を備えて構成した。電圧
値は、A/D変換回路でデジタル化されて温度に変換さ
れる。また、必要に応じ、上記温度導出手段を、上記温
度算出手段の算出値を記憶する記憶部を備えて構成し
た。電圧値は、逐次記憶部に記憶でき、必要に応じて所
望の記憶を用いてデータ処理を施すことができる。更
に、必要に応じ、上記半導体素子をIGBTとし、該I
GBTを流れた際の電圧値を該IGBTのコレクタ−エ
ミッタ間電圧値とした構成とした。インバータ回路等の
スイッチング素子として有効なIGBTの稼働中の電圧
を、ICモジュールの外部端子を用いて検出し、温度を
導出することができる。
【0008】ICモジュール化された半導体素子の温度
検出方法において、予め、複数の温度に設定できる恒温
槽において温度検出対象とされる半導体素子と同性質の
半導体素子の電圧値における電流値である電圧−電流特
性を設定した複数の温度毎に求め、該電圧値及び電流値
を基準電流値の電圧値における温度である電圧−温度特
性を求め、上記ICモジュールの稼働状態において、オ
ン状態の上記半導体素子を流れる基準電流値における電
圧値を検出し、上記電圧値から、上記電圧−温度特性に
基づいて上記半導体素子の温度を導出する構成とした。
半導体素子の温度を導出するため、検出対象となる半導
体素子と同じ製造ラインで製造された同性質の半導体素
子の所定温度における電流−電圧特性を求める。得られ
た、半導体素子の電流−電圧特性から、更に、所定電流
値(基準電流値)における温度−電圧特性を求めると関
数が得られる。次いで、オン状態の上記半導体素子を流
れる電流が基準電流値になった際の電圧を検出して得ら
れた電圧を変数として関数に導入して、温度を導出す
る。
【0009】また、必要に応じ、上記基準電流値におけ
る電圧値を検出する際、オン状態の半導体素子を流れる
信号の電流値を検出するとともに、予め定めた基準電流
値になったことを判定し、該基準電流値になったと判定
したとき当該基準電流値の電流が上記半導体素子を流れ
た際の電圧値を検出し、当該電圧値を保持し、該電圧値
をデジタル値に変換し、上記温度を導出する際、該デジ
タル値を用いて該温度を算出する構成とした。電圧値を
保持してデジタル値にするので電圧検出を正確に行なう
ことができ、その正確な電圧値を用いて温度を算出する
ので、正確な温度を導出することができる。更に、必要
に応じ、上記デジタル値を記憶し、当該デジタル値を用
いて上記半導体素子の熱抵抗値を導出する構成とした。
デジタル値を記憶するのでデータ処理が容易になり、基
準電流値における電圧の変化を容易に確認することがで
き、電圧値の変化から検出対象とされた半導体素子の熱
抵抗値も導出することができる。更にまた、必要に応
じ、上記電圧値を上記半導体素子の入力端子−出力端子
間電圧値とする構成とした。半導体素子の入力端子と出
力端子は、ICモジュールの外部端子に接続されている
ので、求める電圧値の検出を容易に行なうことができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る半導体素子の温度検出装置を説明す
る。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明
する。図2にICモジュールの一例であるインバータ回
路1が示される。インバータ回路1は、2個のIGBT
(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ:以下スイッチ
素子と記す)のコレクタ−エミッタを接続した3相から
なり、各相の接続箇所a,b,cから出力が誘電性負荷
である交流モータ2に外部端子U,V,Wを介して接続
され、外部からIGBTのゲートに供給されるIGBT
制御信号により動作制御されている。なお、インバータ
回路1には、外部端子P,Nに電源がスイッチsにより
オン・オフ制御されるように接続されている。また、図
3にインバータ回路1を構成するスイッチ素子Q1,Q
2,Q3,Q4,Q5,Q6(以下、スイッチ素子Qと
記す)のスイッチ動作が示される。(a)には、所定期
間におけるスイッチ素子Qのオン,オフ状態が示され、
(b)には、外部端子U,V,Wの出力電流値が示され
る。オン状態のインバータ回路1では、各サイクル(出
力信号の電流値が初期値になるまでの期間を意味する)
の所定の期間(T1〜T6)、所定のスイッチ素子Qが
オンオフ制御され、所定の電路を形成し、交流モータ2
の動作を制御している。半導体素子の温度検出装置S
は、所定条件における電圧値を検出し、所定の電圧−温
度特性に検出した電圧値を導入しスイッチ素子Qの温度
を検出するものである。
【0011】図1及び図2に示すように、半導体素子の
温度検出装置Sは、インバータ回路1の稼働時に、オン
状態のスイッチ素子Qを流れる信号の電流値を検出する
とともに、予め定めた基準電流値になったことを判定す
る電流検出手段10と、該基準電流値になったと判定し
たとき当該基準電流値の電流がスイッチ素子Qを流れた
際の電圧値を検出する電圧検出手段20と、電圧検出手
段20が検出した電圧値を用いてスイッチ素子Qの温度
を導出する温度導出手段30とを備えて構成されてい
る。半導体素子の温度検出装置Sの接地電位は、コレク
タ電位Vc(またはエミッタ電位Ve)とされる。これ
ら電流検出手段10、電圧検出手段20及び温度導出手
段30は、各相の出力単位に夫々設けられている。な
お、図1には、外部端子Uに接続している温度検出装置
Sが示されている。
【0012】電流検出手段10は、電流値を電位値に変
換する電流センサ11と、電流センサ11の出力電位が
電位調整回路12を介して正相端子に供給され、出力制
御を行なうコンパレータ13とを備えて構成される。電
流センサ11は、電流センサ11に流れる電流値に応じ
て所定電位を出力する。電位調整回路12は、所定の抵
抗を用いてコンパレータ13の正相端子及び負相端子へ
の入力電位の調整を行なっている。コンパレータ13
は、電位調整回路12から負相端子に正相端子より高い
電位が供給されるように電位調整回路12に接続されて
いる。電流センサ11から所定の電位が正相端子と電位
調整回路12との接続点12aに供給されることによっ
て、負相端子より正相端子の電位が高くなり、コンパレ
ータ13の出力が反転される。ここでは、電流センサに
100mA(基準電流値となる)以上の電流が流れた場
合に電流センサ11から出力される電位によって、コン
パレータ13の出力が反転するように電位調整回路12
とコンパレータ13との接続が調整されている。コンパ
レータ13の出力信号は、アイソレートされて後述のサ
ンプルホールド回路23へ供給される。
【0013】電圧検出手段20は、各相の出力に保護回
路21を介して接続された負帰還型のオペアンプ22
と、オペアンプ22の出力が供給されるサンプルホール
ド回路23とを備えて構成される。保護回路21は、オ
ペアンプ22の非反転端子に過電圧が入力しないように
している。オペアンプ22の非反転端子には外部端子U
の出力が供給され、反転端子にはオペアンプ22の出力
が供給されている。即ち、オペアンプ22の出力電位
は、非反転端子の入力電位とされる。サンプルホールド
回路23は、コンパレータ13の出力の反転時、例えば
立ち上がりの際にサンプルホールド回路23に供給され
ている電圧をコンデンサCに保持し、保持した電圧を温
度導出手段30に出力する。
【0014】温度導出手段30は、サンプルホールド回
路23が保持する電圧値をデジタル値に変換するA/D
変換回路31と、温度検出対象とされるスイッチ素子Q
と同性質のスイッチ素子を用いて、予め計測された電圧
−温度特性を記憶する電圧−温度特性記憶手段32と、
電圧−温度特性記憶手段32が記憶した電圧−温度特性
に基づいて、電圧検出手段20が検出した電圧値に対応
する温度を算出する温度算出手段33と、温度算出手段
33の算出値を記憶する記憶部34とを備えて構成され
る。A/D変換回路31は、サンプルホールド回路23
から供給される電圧(アナログ信号)をデジタル値に変
換する。電圧−温度特性記憶手段32は、不揮発性メモ
リから構成されていればよく、電圧−温度特性記憶手段
32に記憶される電圧−温度特性は、インバータ回路1
に用いられているスイッチ素子Qのオン状態におけるコ
レクタ−エミッタ間の電圧(VCE)が所定温度において
電流値に比例する性質から求めることができる。詳しく
は、図4の(a)に示すように、予め、所定温度の恒温
槽にて検出対象とされるスイッチ素子Qと同じ性質のス
イッチ素子Qの電圧(VCE)−電流特性を測定する。そ
の際、測定する温度をできるだけ多く設定することによ
って、検出する温度の精度を高めることができる。得ら
れた電圧(VCE)−電流特性から、図4の(b)に示す
ように、基準電流値(図では、0.1Aの場合が示され
る)における温度−電圧(VCE)特性関数を求める。求
めた温度−電圧(VCE)特性関数が電圧−温度特性記憶
手段32に格納される。温度算出手段33は、温度−電
圧(VCE)特性関数にA/D変換回路31から出力され
る電圧値であるデジタル値を導入することによりスイッ
チ素子Qの温度を算出する。記憶部34は、不揮発性メ
モリから構成されていればよく、温度算出手段33で算
出された温度値を蓄積する。
【0015】更に、記憶部34には、記憶部34に記憶
された温度値を用いてデータ処理を行なうパソコン等の
表示部40が接続されている。表示部40は、記憶部3
4に記憶された温度値を経時的にグラフ化して表示した
り、スイッチ素子Qの固有値求めることができる。例え
ば、スイッチ素子Qの固有値としてスイッチ素子Qの熱
抵抗値(Rth)を挙げることができる。熱抵抗値(R
th)は、記憶部34に記憶された温度値からスイッチ
素子Qにおいて生じた温度差(△H)を求め、その温度
差(△H)が生じた際の消費電力(W)を設定すること
により求めることができる。熱抵抗値(Rth)は、 Rth(℃/W)=△H/W で表わされる。この熱抵抗値(Rth)は、スイッチ素
子Qの熱耐性を示す尺度として用いられる。熱抵抗値
(Rth)が所定値を越えた場合には、そのスイッチ素
子Qは不良と判断され、そのスイッチ素子Qを備えたイ
ンバータ回路1は不良と判断される。
【0016】図5には、半導体素子の温度検出装置Sの
所定部位,,,におけるタイミングチャートが
示される。このタイミングチャートは、スイッチ素子Q
1の温度検出におけるものであるが、他のスイッチ素子
Qにおいても同様のタイミングチャートを得ることがで
きる。各所定部位は電流センサに流れる電流値、は
コンパレータの出力電位、はオペアンプの出力電位、
はサンプルホールド回路の出力電圧を表わしている。
以下、スイッチ素子Q1の基準電流値における電圧値が
検出されるまでの所定部位,,,におけるタイ
ミングチャートを説明する。スイッチ素子Q1がオン状
態になる前に、スイッチ素子Q4が稼働していた場合、
スイッチ素子Q4がオフ状態になるとスイッチ素子Q4
に回生電流が生じる。その影響により、スイッチ素子Q
4がオフ状態になるとともに、回生電流の影響により
はローレベルになる。また、スイッチ素子Q1がオン状
態になると、は上昇し、その電流値に応じた電位がコ
ンパレータ13に供給される。その基準電流値が100
mAになると、は立ち上がり、電流センサ11に10
0mA以上の電流が流れている間立ち上がり状態を保持
する。は、スイッチ素子Q1がオン状態の間、出力信
号の電位状態を示し、スイッチ素子Q1がオフ状態にな
った際に接地電位Vcにされる。は、の立ち上がり
の際のの電圧状態を示している。
【0017】従って、この実施の形態に係る半導体素子
の温度検出装置Sによれば、以下のようにしてスイッチ
素子Qの稼働中の温度を検出することができる。(スイ
ッチ素子Qの電圧(VCE)−温度特性の調査)インバー
タ回路1のスイッチ素子Qは、夫々所定の性質を有する
ものとされる。このスイッチ素子Qの温度を導出するた
め、検出対象となるスイッチ素子Qと同じ製造ラインで
製造された同性質のIGBTの所定温度における電流−
電圧(VCE)特性の関係を求める。図4の(a)に示し
たように、所定温度におけるIGBTの電流−電圧(V
CE)特性は、正比例関係であることがわかる。得られた
IGBTの電流−電圧(VCE)特性から、更に、基準電
流値における電圧(VCE)−温度特性を求めると、図4
の(b)に示すような関数を得ることができる。得られ
た関数を電圧−温度特性記憶手段32に設定することに
よって、検出対象のスイッチ素子Qの温度を、検出した
電圧(VCE)から導出することが可能になる。ここで
は、電圧(VCE)のサンプリングは、基準電流値が10
0mAの時行なうものとして以下説明する。
【0018】(スイッチ素子Q1,Q2,Q3の温度を
検出する場合)ここでは、スイッチ素子Q1の温度の検
出を例に説明するが、スイッチ素子Q2,Q3について
もスイッチ素子Q1の場合と同様に同時に温度の検出が
行なわれる。先ず、温度検出装置Sの接地端子を、外部
端子Pに接続する。このことにより、接地電位はスイッ
チ素子Q1,Q2,Q3のコレクタ電位Vcとされ、検
出対象とされるスイッチ素子Qとして、スイッチ素子Q
1,Q2,Q3が選択される。温度検出装置Sの電源を
オン状態にして、温度検出装置Sを作動させておく。こ
のとき、温度検出装置Sを構成するコンパレータ13の
出力はローレベル、オペアンプ22の出力は接地電位V
c、サンプルホールド回路23の出力は不定値とされ
る。
【0019】次いで、インバータ回路1を作動させ、電
圧(VCE)のサンプリングを開始する。スイッチ素子Q
1とQ5がオン状態にされることにより、外部端子P−
スイッチ素子Q1−外部端子U−交流モータ2−外部端
子V−スイッチ素子Q5−外部端子Nの電路が形成され
る。外部端子Uから電流センサ11を介して電流検出手
段10に供給された電圧は、電位調整回路12に印加さ
れる。電位調整回路12では、電流センサ11に100
mA以上の電流が流れた際に、接続点12aの電位がコ
ンパレータ13の正相端子の電位が負相端子の電位より
高くなるように調整されているため、電流センサ11に
100mAの電流が到達した時、コンパレータ13の正
相端子の電位と負相端子の電位の大小が逆転し、コンパ
レータ13の出力はハイレベルに立ち上がる。コンパレ
ータ13からの出力信号は、アイソレートされてサンプ
ルホールド回路23へ供給される。
【0020】一方、外部端子Uから電圧検出手段20に
供給された信号は、保護回路21を通ってオペアンプ2
2の非反転端子に供給され、そのままオペアンプ22か
ら出力される。サンプルホールド回路23は、コンパレ
ータ13の出力が立ち上がった際にオペアンプ22から
供給されている電圧をコンデンサCに保持する。保持さ
れた電圧は逐次A/D変換回路31でデジタル信号に変
換され、温度算出手段33にて電圧(VCE)−温度特性
の関数に導入され温度が導出される。導出された温度デ
ータは、記憶部34に記憶される。ここで、表示部40
にて記憶部34に記憶されているスイッチ素子Q1のサ
イクル1における温度とサイクルn(nは1より大きい
整数を示す)における温度差を設定し、サイクル1から
サイクルnまでのスイッチ素子Q1の消費電力を設定す
れば、スイッチ素子Q1の熱抵抗値が得られる。
【0021】(スイッチ素子Q4,Q5,Q6の温度を
検出する場合)上記スイッチ素子Q1,Q2,Q3の温
度を検出する場合において、温度検出装置Sの接地端子
を、外部端子Nに接続する。このことにより、接地電位
はスイッチ素子Q4,Q5,Q6のエミッタ電位Veと
され、検出対象とされるスイッチ素子Qとして、スイッ
チ素子Q4,Q5,Q6が選択されて、スイッチ素子Q
1,Q2,Q3の温度を検出した場合と同様にしてスイ
ッチ素子Q4,Q5,Q6の温度の検出を行なうことが
できる。但し、電流センサ11の入力は、反転して入力
するように制御される。
【0022】尚、上記実施の形態に係る半導体素子の温
度検出装置Sにおいて、各スイッチ素子Qに対応するよ
うに温度検出装置を設ければ、接地電位の極性を変える
ことなく、同時に一括してスイッチ素子Qの温度を検出
するようにすることができる。また、記憶部34は、A
/D変換回路31から出力されるデジタル値も記憶させ
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体素
子の温度検出装置によれば、ICモジュール化された半
導体素子の温度検出装置において、ICモジュールの稼
働時に、オン状態の半導体素子を流れる信号の電流値を
検出するとともに、予め定めた基準電流値になったこと
を判定する電流検出手段と、電流検出手段が基準電流値
になったと判定したとき基準電流値の電流が半導体素子
を流れた際の電圧値を検出する電圧検出手段と、電圧検
出手段が検出した電圧値を用いて、半導体素子の温度を
導出する温度導出手段とを備えたので、実際に稼働中の
半導体素子の温度を直接知ることができ、ICモジュー
ルを構成する半導体素子の発熱耐性に関する不良を正確
に見い出すことができる。また、温度導出手段を、温度
検出対象とされる半導体素子と同性質の半導体素子を用
いて、予め計測された電圧−温度特性を記憶する電圧−
温度特性記憶手段と、電圧−温度特性記憶手段が記憶し
た電圧−温度特性に基づいて、電圧検出手段が検出した
電圧値に対応する温度を算出する温度算出手段とを備え
た場合には、検出した電圧値を電圧−温度特性に導入す
れば、容易に温度を算出することができる。更に、電流
検出手段を、電流値を電位値に変換する電流センサと電
流センサの出力電位を受け出力制御を行なうコンパレー
タとを備えて構成し、電圧検出手段を、コンパレータの
出力信号に応じて、半導体素子を流れる信号の電圧値を
保持するサンプルホールド回路を備えて構成した場合に
は、回路動作により基準電流値の電圧値を正確に検出す
ることができる。更にまた、温度導出手段を、サンプル
ホールド回路が保持する電圧値を、デジタル信号に変換
するA/D変換回路を備えて構成し、温度算出手段をA
/D変換回路の出力値から半導体素子の温度を導出する
機能を備えて構成した場合には、デジタル変換された電
圧値を、容易に温度に変換することができる。また、温
度導出手段を、上記温度算出手段の算出値を記憶する記
憶部を備えた場合には、算出された温度データを複数記
憶させてデータ処理に用いることができる。また、半導
体素子をIGBTとし、IGBTを流れた際の電圧値を
IGBTのコレクタ−エミッタ間電圧値とした場合に
は、ICモジュールの外部端子を利用して、容易に電圧
値を検出することができる。
【0024】ICモジュール化された半導体素子の温度
検出方法において、予め、複数の温度に設定できる恒温
槽において温度検出対象とされる半導体素子と同性質の
半導体素子の電圧値における電流値である電圧−電流特
性を設定した複数の温度毎に求め、電圧値及び電流値を
基準電流値の電圧値における温度である電圧−温度特性
を求め、ICモジュールの稼働状態において、オン状態
の半導体素子を流れる基準電流値における電圧値を検出
し、電圧値から、電圧−温度特性に基づいて半導体素子
の温度を導出したので、稼働中の基準電流値における半
導体素子の電圧を求めれば、予め求めた電圧−温度特性
から容易に稼働時にオン状態の半導体素子の温度を求め
ることができる。また、基準電流値における電圧値を検
出する際、オン状態の半導体素子を流れる信号の電流値
を検出するとともに、予め定めた基準電流値になったこ
とを判定し、基準電流値になったと判定したとき基準電
流値の電流が半導体素子を流れた際の電圧値を検出し、
電圧値を保持し、電圧値をデジタル値に変換し、温度を
導出する際、デジタル値を用いて温度を算出した場合に
は、検出した電圧値を種々のデータ処理に容易に利用す
ることができる。更にまた、デジタル値を記憶し、デジ
タル値を用いて半導体素子の熱抵抗値を導出した場合に
は、経時的な半導体素子の温度変化を容易に求めること
ができ、そのときの温度変化と消費電力から求められる
熱抵抗値から、半導体素子の熱耐性を調べることができ
る。また、電圧値を上記半導体素子の入力端子−出力端
子間電圧値とした場合には、ICモジュールの外部端子
から容易に電圧値を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体素子の温度検
出装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る半導体素子の温度検
出装置とICモジュールの接続構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る半導体素子の温度検
出装置の温度検出対象とされるインバータ回路のスイッ
チング動作を説明する図である。
【図4】半導体素子の特性を表わした図であり、(a)
は電圧−電流特性を表わす図であり、(b)は、温度−
電圧特性を表わす図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る半導体素子の温度検
出装置の一例タイミングチャートを示す図である。
【図6】従来の半導体素子の温度検出装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
S 半導体素子の温度検出装置 Q スイッチ素子 P 外部端子 N 外部端子 U 外部端子 V 外部端子 W 外部端子 1 インバータ回路 2 交流モータ 10 電流検出手段 11 電流センサ 12 電位調整回路 13 コンパレータ 20 電圧検出手段 21 保護回路 22 オペアンプ 23 サンプルホールド回路 30 温度導出手段 31 A/D変換回路 32 電圧−温度特性記憶手段 33 温度算出手段 34 記憶部 40 表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICモジュール化された半導体素子の温
    度検出装置において、 上記ICモジュールの稼働時に、オン状態の半導体素子
    を流れる信号の電流値を検出するとともに、予め定めた
    基準電流値になったことを判定する電流検出手段と、 上記電流検出手段が基準電流値になったと判定したとき
    当該基準電流値の電流が上記半導体素子を流れた際の電
    圧値を検出する電圧検出手段と、 上記電圧検出手段が検出した電圧値を用いて、上記半導
    体素子の温度を導出する温度導出手段とを備えたことを
    特徴とする半導体素子の温度検出装置。
  2. 【請求項2】 上記温度導出手段を、上記温度検出対象
    とされる半導体素子と同性質の半導体素子を用いて、予
    め計測された電圧−温度特性を記憶する電圧−温度特性
    記憶手段と、 該電圧−温度特性記憶手段が記憶した電圧−温度特性に
    基づいて、上記電圧検出手段が検出した電圧値に対応す
    る温度を算出する温度算出手段とを備えて構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体素子の温度検出装
    置。
  3. 【請求項3】 上記電流検出手段を、電流値を電位値に
    変換する電流センサと該電流センサの出力電位を受け出
    力制御を行なうコンパレータとを備えて構成し、 上記電圧検出手段を、上記コンパレータの出力信号に応
    じて、上記半導体素子を流れる信号の電圧値を保持する
    サンプルホールド回路を備えて構成したことを特徴とす
    る請求項1または2記載の半導体素子の温度検出装置。
  4. 【請求項4】 上記温度導出手段を、上記サンプルホー
    ルド回路が保持する電圧値を、デジタル信号に変換する
    A/D変換回路を備えて構成し、上記温度算出手段を上
    記A/D変換回路の出力値から半導体素子の温度を導出
    する機能を備えて構成したことを特徴とする請求項3記
    載の半導体素子の温度検出装置。
  5. 【請求項5】 上記温度導出手段を、上記温度算出手段
    の算出値を記憶する記憶部を備えて構成したことを特徴
    とする請求項2,3または4記載の半導体素子の温度検
    出装置。
  6. 【請求項6】 上記半導体素子をIGBTとし、該IG
    BTを流れた際の電圧値を該IGBTのコレクタ−エミ
    ッタ間電圧値としたことを特徴とする請求項1,2,
    3,4または5記載の半導体素子の温度検出装置。
  7. 【請求項7】 ICモジュール化された半導体素子の温
    度検出方法において、 予め、複数の温度に設定できる恒温槽において温度検出
    対象とされる半導体素子と同性質の半導体素子の電圧値
    における電流値である電圧−電流特性を設定した複数の
    温度毎に求め、該電圧値及び電流値を基準電流値の電圧
    値における温度である電圧−温度特性を求め、 上記ICモジュールの稼働状態において、オン状態の上
    記半導体素子を流れる基準電流値における電圧値を検出
    し、 上記電圧値から、上記電圧−温度特性に基づいて上記半
    導体素子の温度を導出することを特徴とする半導体素子
    の温度検出方法。
  8. 【請求項8】 上記基準電流値における電圧値を検出す
    る際、オン状態の半導体素子を流れる信号の電流値を検
    出するとともに、予め定めた基準電流値になったことを
    判定し、該基準電流値になったと判定したとき当該基準
    電流値の電流が上記半導体素子を流れた際の電圧値を検
    出し、当該電圧値を保持し、該電圧値をデジタル値に変
    換し、上記温度を導出する際、該デジタル値を用いて該
    温度を算出することを特徴とする請求項7記載の半導体
    素子の温度検出方法。
  9. 【請求項9】 上記デジタル値を記憶し、当該デジタル
    値を用いて上記半導体素子の熱抵抗値を導出することを
    特徴とする請求項8記載の半導体素子の温度検出方法。
  10. 【請求項10】 上記電圧値を上記半導体素子の入力端
    子−出力端子間電圧値としたことを特徴とする請求項
    7,8または9記載の半導体素子の温度検出方法。
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