JP2001144638A - 衛星放送受信アンテナの方向調整方法、衛星放送受信機及び衛星放送受信アンテナの方向調整用装置 - Google Patents

衛星放送受信アンテナの方向調整方法、衛星放送受信機及び衛星放送受信アンテナの方向調整用装置

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JP2001144638A
JP2001144638A JP30724199A JP30724199A JP2001144638A JP 2001144638 A JP2001144638 A JP 2001144638A JP 30724199 A JP30724199 A JP 30724199A JP 30724199 A JP30724199 A JP 30724199A JP 2001144638 A JP2001144638 A JP 2001144638A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/125Means for positioning
    • H01Q1/1257Means for positioning using the received signal strength

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ70や接続ケーブル74に特別な装
置を接続又は追加することなく、アンテナ70の方向調
整者にアンテナ70の受信信号強度を知らせる。 【解決手段】 アンテナ70の受信信号強度を表す受信
強度情報を出力する受信強度情報出力手段22と、受信
強度情報を搬送波にのせる変調手段30と、受信強度情
報をのせた搬送波を接続ケーブル74に重畳させる重畳
手段40とを備えて衛星放送受信機20を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星放送受信アン
テナの方向調整方法及び方向調整用装置と衛星放送受信
アンテナの方向調整を補助する機能を備えた衛星放送受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】BS(Broadcasting Satellite)放送やC
S(Communications Satellite)放送等の衛星放送を受信
するには、衛星放送受信機を設置すると同時に、衛星放
送受信アンテナも設置する必要がある。衛星放送受信ア
ンテナには、通常パラボラ・アンテナが用いられる。パ
ラボラ・アンテナで衛星から送られてくる信号を受信
し、衛星放送受信機でこの受信した信号から映像や音声
を取り出し、取り出した映像や音声をテレビやスピーカ
等の出力装置へ送る。
【0003】一般に、パラボラ・アンテナの指向性は非
常に強く、約2度程度方向がずれると、衛星放送受信機
への出力が半分以下に低下してしまう。衛星放送受信機
への出力が低下すると、映像や音声が乱れる等の悪影響
が生じたり、最悪の場合は受信不能になってしまう。そ
のため、仰角、水平角、偏波角といったアンテナの方向
を正確に合わせる必要がある。方向調整は、まずアンテ
ナに設けられた目盛りを頼りに大まかな方向を合わせ、
その後微調整を行う。現在の衛星放送受信機は、正確に
方向が合わせられるように、テレビ等の表示画面にアン
テナの受信信号強度を数字や棒グラフで表示できるもの
が多い。または、テレビの内臓スピーカ等を用いて、ア
ンテナの受信信号強度を音量の大小で示すものもある。
受信機に備えられたこれらの機能を利用して、アンテナ
の受信信号強度が最大になるように方向を調整する。
【0004】図6に衛星放送受信機80の構成と、パラ
ボラ・アンテナ70及び出力装置76との接続例を示
す。ただし、図6では、主にパラボラ・アンテナ70の
方向調整に関係する部分を図示している。パラボラ・ア
ンテナ70は接続ケーブル74を介して衛星放送受信機
80と接続されている。接続ケーブル74には、通常、
同軸ケーブルが使用される。パラボラ・アンテナ70と
接続ケーブル74間にはLNB(Low Noise Block conv
erter )72が含まれる。LNB72は、衛星から送ら
れてくる10GHz帯の受信信号を1GHz帯の信号に
変換する等の機能を有する。衛星放送受信機80は、チ
ューナ82とAGC(Automatic Gain Control)84と
MPU(Microprocessing Unit)86と出力処理部88
とを含む。
【0005】チューナ82は受信する放送番組の選局等
を行う。LNB72から接続ケーブル74を介して入力
された1GHz帯の受信信号は、チューナ82からAG
C84に送られる。AGC84は、入力された受信信号
に応じた出力を発生させると同時に、利得制御を行って
この出力を安定させる。AGC84の出力はアンテナの
受信信号強度にほぼ比例する。そのため、AGC84の
出力をアンテナ70の方向調整の指標に用いることがで
きる。例えば、AGC84の出力が最大になるように、
パラボラ・アンテナ70の方向調整を行う。AGC84
の出力は、テスター等の測定器を用いて、その大小を知
ることができる。ただし、テスター等の測定器は、一般
の家庭には無いことが多い。そのため、AGC84出力
の大小に応じた数値をテレビ画面に表示したり、AGC
84出力の大小に応じた音をスピーカから出力すること
が多い。テレビやスピーカ等の出力装置76は、出力ケ
ーブル78を介して衛星放送受信機80と接続される。
【0006】AGC84の出力はMPU86に入力され
る。MPU86は入力されたAGC84出力に応じた受
信強度信号を出力する。受信強度信号は、例えば、AG
C84出力を1〜30の30段階の数値に変換したもの
である。出力処理部88は、受信強度信号を画像信号や
音声信号に変換する。画像信号はテレビ画面等に出力さ
れ、音声信号はスピーカ等に出力される。画像信号は、
受信強度信号の数値(1〜30)を数字で表示するもの
や、棒グラフで表示するもの等を用いる。音声信号は、
受信強度信号の数値(1〜30)に応じて音の周波数を
変えるものや、音量を変えるもの等を用いる。このよう
なテレビ画面の表示やスピーカからの音声出力を参考に
しながら、アンテナ70の受信信号強度が最大になるよ
うに方向調整を行う。
【0007】しかし、これらはすべて衛星放送受信機8
0の周辺にある機器を使った調整方法である。受信強度
をテレビ画面に表示する方法は、パラボラ・アンテナの
設置場所からテレビ画面が見える場合に限られる。例え
ば、衛星放送受信機を設置した部屋の窓際等にアンテナ
を設置し、アンテナ設置位置からテレビ画面を見ること
ができる場合は間題はないが、屋根の上等にアンテナを
設置する場合は、アンテナ設置位置からテレビ画面を見
ることができないので、正確な方向調整は行えない。
【0008】このような場合は、アンテナ方向調整者と
テレビ画面を見ながら調整者に指示を与える指示者の2
人で、声を掛け合って方向調整を行うことが多い。しか
し、声による指示では、微調整が難しく、アンテナを最
適な方向に調整するのは困難である。一般にアンテナは
屋根の上やビルの屋上等の屋外に設置されることが多
く、衛星放送受信機は室内のテレビ周辺に設置されるこ
とが多い。そのため、衛星放送受信機の設置される場所
とアンテナの設置される揚所は離れていることが多い。
声を掛け合う方法では、指示者の声が設置者に聞こえな
いことがある。同様に、上述した受信強度をスピーカか
ら音声で出力する方法も、調整者まで音声が届かないこ
とがある。
【0009】確実にテレビ画面を見る方法として、小型
のテレビ及び衛星放送受信機をアンテナの近くまで持っ
ていき、このテレビの画面を見ながら方向調整を行う方
法もある。しかし、小型のテレビが必要になると同時
に、小型のテレビ及び衛星放送受信機を屋根の上等のア
ンテナ設置位置まで持って上がらなければならない。テ
レビと受信機を屋根の上に持って上がるのは危険を伴な
う。さらに、方向の再調整を行う場合は、受信機とアン
テナを接続する同軸ケーブルが既に設置されているの
で、アンテナ設置位置に移動させた衛星放送受信機に接
続する同軸ケーブルを別に用意しなければならない。
【0010】ー方、アンテナ設置の専門業者は、受信信
号強度を測定する専用の機器を使用する。この機器もア
ンテナの受信信号強度を数字や棒グラフで表示するもの
が多い。この機器をアンテナ(LNB)のケーブル接続
端に接続し、測定された受信強度が最大となるようにア
ンテナの方向調整を行う。この機器は、バッテリーで駆
動されるので携帯が可能であり、アンテナの方向調整場
所は特に選ばない。しかし、特殊な機器であるため高価
である。
【0011】このように、一般の利用者がアンテナの方
向調整を正確に行うのは困難である。正確に方向調整を
行うためには、方向調整に必要な特別な機器を別に用意
又は購入する必要がある。その他、通信販売等でアンテ
ナのみを購入した揚合は、工事業者の手配がなかなかで
きず、購入者自らが設置を行うことが多い。さらに、ア
ンテナの方向は、強風等の影響でアンテナの角度がずれ
た場合等に、再度合わせ直す必要が生じる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アン
テナや接続ケーブルに特別な装置を接続又は追加するこ
となく、アンテナの方向調整者にアンテナの受信信号強
度を知らせることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の衛星放送受信ア
ンテナの方向調整方法は、衛星放送受信アンテナから入
力される受信信号強度に基づいた受信強度情報を出力す
るステップと、受信強度情報を搬送波にのせるステップ
と、受信強度情報をのせた搬送波を接続ケーブルに重畳
させるステップと、接続ケーブルから漏洩する受信強度
情報を受信するステップとを含む。
【0014】本発明の衛星放送受信機は、衛星放送受信
アンテナから入力される受信信号強度に基づいた受信強
度情報を出力する手段と、受信強度情報を搬送波にのせ
る手段と、受信強度情報をのせた搬送波を接続ケーブル
に重畳させる手段とを含む。
【0015】本発明の衛星放送受信アンテナの方向調整
用装置は、衛星放送受信機から出力される衛星放送受信
アンテナの受信信号強度に基づいた受信強度情報を搬送
波にのせる手段と、受信強度情報をのせた搬送波を前記
接続ケーブルに重畳させる手段とを含む。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る衛星放送受信
機及び衛星放送受信アンテナの方向調整方法の実施の形
態について、図面に基づいて詳しく説明する。
【0017】図1に本発明に係る衛星放送受信機の一構
成例を示す。図1では、主にアンテナ方向調整に関係す
る部分を図示している。衛星放送受信機20は、可聴信
号出力手段22と、周波数変調手段30と、重畳手段4
0とを含んで構成されている。アンテナ70,LNB7
2,接続ケーブル74,チューナ82,AGC84,M
PU86は、従来と同様のものでもよい。
【0018】可聴信号出力手段22は、MPU86の出
力に基づいて、アンテナ70の受信信号強度に応じた音
声信号や効果音等を出力する。可聴信号出力手段22
は、信号変換器24と増幅器26を含む。信号変換器2
4は、MPU86から入力された受信強度信号を可聴信
号に変換する。受信強度信号は、例えばAGC84の出
力を1〜30の30段階の数値に変換したものである。
可聴信号は、アンテナ設置者に受信強度を知らせる音声
信号で、受信強度信号が大きくなるほど周波数が高くな
る音や、受信強度信号が所定値以上になったことを知ら
せるメロディや、受信強度信号に対応する数値を読み上
げる音声等を用いることができる。増幅器26は、可聴
信号を周波数変調手段30の作動レべルまで増幅する。
【0019】周波数変調手段30は、可聴信号の周波数
変調を行う。周波数変調手段30は、発振器34と周波
数変調器32を含む。発振器34は、正弦波発振器であ
り、所定周波数の搬送波を生成する。発振器34の周波
数は、例えば80MHzに設定することができる。現在
は、全国各地にいろいろなFM(frequency modulatio
n)放送局が存在し、使用されている周波数も様々であ
る。そのため、発振器34の周波数は、何種類かの周波
数の中から選択できることが好ましい。周波数変調器3
2は、可聴信号の振幅の変化を周波数の変化に変換す
る。ー般に、変換後の周波数帯域は中心周波数(80M
Hz)から±20KHz〜50KHz程度である。
【0020】重畳手段40は、他の信号に影響を与えず
に、変調された搬送波を接続ケーブル74にのせる。重
畳手段40は、フィルタを含む。フィルタは、接続ケー
ブル74に流れる衛星放送受信信号等の他の信号に影響
を与えないように搬送波から所定の周波数成分をカット
する。重畳手段40の具体的な構成を図2に示す。重畳
手段40は、フィルタ52,54,56を含む。フィル
タ52は40KHz以上の周波数をカットし、フィルタ
54は80MHz以上の周波数をカットし、フィルタ5
6は1GHz以上の周波数をカットする。
【0021】接続ケーブル74には、主に、受信信号と
電源信号が流れている。受信信号は、アンテナ70及び
LNB72より衛星放送受信機20に送られる950M
Hz〜2150MHzの信号である。電源信号は、LN
B72を動作させるための10V〜15Vの直流電圧で
あり、衛星放送受信機20内部の直流(DC)電源50
から供給される。その他、例えば衛星を区別するため
の、周波数が40KHz,ピーク・ピーク値が0.6V
の方形波,正弦波又はそれらに近似した波形の信号が流
れている。図2では、受信信号(1GHz)と、搬送波
(80MHz)と、衛星を区別するための信号(40K
Hz)と、直流電源50とを図示している。
【0022】これらの信号に影響を与えず、上述した約
80MHzの搬送波を重畳させるために、図2に示すよ
うに、フィルタ52,54,56を用いる。直流電源5
0と接続ケーブル74間には、電源50側からフィルタ
52,フィルタ54,フィルタ56が設けられている。
フィルタ52とフィルタ54間には40KHzの信号が
重畳され、フィルタ54とフィルタ56間には80MH
zの信号が重畳される。
【0023】電源信号はフィルタ52,54,56を通
過して接続ケーブル74へ流れる。40KHzの信号
は、フィルタ52により電源50側へは流れないが、フ
ィルタ54,56を通過して接続ケーブル74へ流れ
る。ただし、80MHz以上の周波数成分はフィルタ5
4でカットされる。80MHzの信号は、フィルタ54
により電源50側へは流れないが、フィルタ56を通過
して接続ケーブル74へ流れる。ただし、1GHz以上
の周波数成分はフィルタ56でカットされる。1GHz
の信号は、フィルタ56により電源50側へは流れな
い。フィルタ52,54,56を設けることにより、各
信号が他の周波数の信号及び他の装置に影響を与えない
ようにしている。
【0024】その他、図示していないが、衛星放送受信
機20はアンテナ調整モード切り換えスイッチを含む。
このスイッチは衛星放送受信機20の前面パネル等に設
けることができる。スイッチをONにすると、信号変換
器24,増幅器26,周波数変調器32,発振器34等
が作動する。アンテナ70の方向調整を行う場合は、こ
のスイッチをONに切り換える。
【0025】次に、このような衛星放送受信機20及び
衛星放送受信アンテナの方向調整方法を用いたアンテナ
の方向調整について、その作用を説明する。
【0026】アンテナ調整を行う前に、アンテナ調整モ
ード切り換えスイッチをONにする。スイッチをONに
すると、信号変換器24,増幅器26,周波数変調器3
2,発振器34等が作動する。信号変換器24からMP
U86の出力に基づいた受信強度を表す可聴信号が出力
される。可聴信号は、増幅器26で周波数変調器32の
作動レベルまで増幅される。周波数変調器32は、可聴
信号の振幅に応じて、発振器34で生成される搬送波の
周波数を変化させる。周波数変調された搬送波は、フィ
ルタ(40)で所定の周波数成分が取り除かれた後、接
続ケーブル74に重畳される。接続ケーブル74には、
パラボラ・アンテナ70から送られてくる1GHz〜2
GHzの高周波電流には影響を与えない80MHzの高
周波電流が流れる。このとき、LNB72側のケーブル
74終端部の特性インピーダンスやケーブル74自身の
特性インピーダンスの変化によって、ケーブル74内に
定在波が生じる。
【0027】定在波は、高周波信号を流した場合に、信
号の波長が伝送路の長さと比較して短くなるために生じ
る。例えば図3(a)に示すように、特性インピーダン
スZaの伝送路60の受信端が、特性インピーダンスZ
bで短絡されている場合、インピーダンスのマッチング
を行ってZaとZbを等しくしている場合は、受信端で
の信号の反射は起きない。このときは図3(b)に示す
ように、伝送路60には送信端から受信端へ向かう進行
波64のみが存在する。しかし、インピーダンスのマッ
チングが行われておらずZaとZbが異なる場合は、受
信端で信号の反射が起こる。このときは図3(c)に示
すように、伝送路60には進行波64と反射波66が同
時に存在する。この進行波64と反射波66は伝送路6
0上で干渉し合い、見かけ上移動しない波、すなわち定
在波68が生じる。定在波68が生じると、伝送路60
に流れている信号が微弱な高周波信号として伝送路60
外部に漏洩するので、伝送路60に流れている信号を伝
送路60外部の受信機器に非接触で伝送することが可能
となる。
【0028】通常の衛星放送受信器及び受信アンテナで
は、接続ケーブル74終端部にマッチング回路(図示し
ていない)が設けられている。このマッチング回路は、
1GHz付近の周波数に対して、反射が起こらないよう
にマッチングが行われている。そのため、衛星放送受信
信号については、反射は起こらず、定在波は生じない。
しかし、他の周波数の信号については、特にマッチング
は行われておらず、定在波が生じる。この定在波によ
り、図4に示すように、本来輻射されない高周波電流が
接続ケーブル74外部にも輻射され、漏洩電波として外
部の受信機器(48)で受信できる。同様な現象はLN
B72部分にも起きるため、LNB72部分から輻射さ
れる漏洩電波も受信することができる。
【0029】本実施形態では、周波数変調(FM)を行
った80MHzの可聴信号を接続ケーブル74に重畳さ
せているので、図4に示すように、FMラジオ等のFM
受信器48でこの80MHzの可聴信号を受信すること
ができる。FMラジオ及びFMラジオの機能を備えたオ
ーディオ機器は広く普及しており、通常のFM放送と同
じようにこの可聴信号を聞きながら、アンテナ70の方
向調整を行うことができる。
【0030】漏洩電波はケーブル74内部に流れる高周
波電流よりもかなり小さい。よって、この漏洩電波は、
接続ケーブル74の近くでないと受信できない。受信で
きる範囲はケーブル74内部の高周波電流の大きさを変
えることにより調整できる。しかし、アンテナ70の方
向調整を行う場合は、アンテナ70及び接続ケーブル7
4の近傍に受信者がいるため、特に受信が困難になるこ
とはない。ケーブル74内部の高周波電流の大きさは、
ケーブル74外部のFMラジオで受信できることが前提
であるが、他の機器や放送受信に妨害を与えないこと、
輻射電流が規格値を超えていないこと等の条件を満たす
必要がある。
【0031】このように、アンテナ70と受信機20を
結ぶ接続ケーブル74に、受信強度情報を含んだ微少な
FM高周波電流を衛星放送受信信号に影響を与えずに重
畳させることができる。接続ケーブル74の周りに輻射
されたFM高周波電流の漏洩電波をFMラジオで受信す
ることにより、現時点のアンテナ70の受信強度を音声
で知ることができる。アンテナ70及びケーブル74に
特に変更も加えず、FMラジオから出力される音声に基
づいて、パラボラ・アンテナ70の方向調整を正確に行
うことができる。
【0032】可聴信号出力手段22,周波数変調手段3
0,重畳手段40は、衛星放送受信機80に内蔵させず
に、図5に示すように外付けにすることもできる。この
外付けで使用する衛星放送受信アンテナの方向調整用装
置90は、可聴信号出力手段22,周波数変調手段3
0,重畳手段40を含む。他に、図示していないが、可
聴信号出力手段22,周波数変調手段30,重畳手段4
0に電気を供給する電源部を含む。電源部は、電池を用
いたり、電源コードを用いて電源コンセントから電気を
得ている。可聴信号出力手段22は、信号変換器24と
増幅器26を含む。衛星放送受信器80からMPU86
の出力を取り出すことができれば、MPU86の出力を
信号変換器24に入力する。MPU86の出力が取り出
せない場合は、出力処理部88(図6)の出力を増幅器
26又は信号変換器24に入力する。周波数変調手段3
0は、周波数変調器32と発振器34を含む。
【0033】重畳手段40は、フィルタ92とDC分離
器94とインピーダンス変換器96とを含む。フィルタ
92は、受信強度情報をのせた搬送波の周波数帯域成分
(80MHz付近)のみを通過させるフィルタである。
DC分離器94は、DC(直流)成分を除去し、AC
(交流)成分のみを通過させる。インピーダンス変換器
96は、接続ケーブル(特性インピーダンス75Ωの同
軸ケーブル)74に合わせたインピーダンスの変換を行
う。重畳手段40からの出力は、LNB72と衛星放送
受信器80間の混合器98に入力され、接続ケーブルに
重畳される。
【0034】このように、衛星放送受信アンテナの方向
調整用装置90を衛星放送受信器80及び混合器98に
外付けすることにより、アンテナ70と受信機80を結
ぶ接続ケーブル74に、受信強度情報を含んだ微少なF
M高周波電流を衛星放送受信信号に影響を与えずに重畳
させることができる。接続ケーブル74の周りに輻射さ
れたFM高周波電流の漏洩電波をFMラジオで受信する
ことにより、現時点のアンテナ70の受信強度を音声で
知ることができる。
【0035】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はその他の態様でも実施し得るものである。
例えば、受信強度情報を搬送波にのせる変調器は、中心
周波数80MHzの周波数変調器に特に限定はされな
い。中心周波数は、FM受信器が受信可能な周波数に設
定すればよい。市販されているFMラジオの受信周波数
範囲は70MHz〜100MHzのものが多いので、こ
の範囲内の周波数に設定すればよい。
【0036】FMラジオの多くはAM(Amplitude Modu
lation)ラジオの機能も備えている。AMラジオ自身も
FMラジオと同様、広く普及している。そのため、周波
数変調器の代わりに、振幅変調器を用いることもでき
る。振幅変調された受信強度情報をAMラジオで受信し
ながら、アンテナの方向を調整することもできる。
【0037】利用者がFMラジオを所有しておらず、A
Mラジオしか所有していない場合を想定して、周波数変
調及び振幅変調の両方の機能を備えることもできる。両
方の機能を備えることにより、利用者が所有しているラ
ジオに応じて、周波数変調(FM)と振幅変調(AM)
を選択することができる。
【0038】受信強度情報の変調は、利用者が用意でき
る受信機器に合わせた変調方式を用いる。そのため、利
用者の間で位相変調を用いた受信機器が広く普及してい
る場合は、受信強度情報を位相変調して接続ケーブルに
重畳させることもできる。同様に、受信強度情報も可聴
信号に特に限定はされない。利用者の間で携帯テレビが
広く普及している場合は、受信強度情報として映像信号
を用いることもできる。
【0039】以上、本発明は特定の実施例について説明
されたが、本発明はこれらに限定されるものではない。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の
知識に基づき種々なる改良,修正,変形を加えた態様で
実施できるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、衛星放送受信アンテナ
の受信信号強度を表す受信強度情報を接続ケーブルに重
畳し、接続ケーブルから漏洩した受信強度情報を受信機
器で受信することができる。アンテナ設置者は、受信機
器で受信強度情報を確認しながら、パラボラ・アンテナ
の方向調整を行うことができる。アンテナやケーブルに
特別な装置を接続又は追加することなく、アンテナの方
向調整者にアンテナの受信強度を知らせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衛星放送受信機の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示す衛星放送受信機の重畳手段に含まれ
るフィルタの一構成例を示すブロック図である。
【図3】定在波の説明図である。
【図4】図1に示す衛星放送受信機の接続ケーブルの漏
洩電波の受信状態を示す図である。
【図5】本発明に係る衛星放送受信アンテナの方向調整
用装置の一実施例を示すブロック図である。
【図6】従来の衛星放送受信機の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
20:衛星放送受信機 22:可聴信号出力手段 24:信号変換器 26:増幅器 30:周波数変調手段 32:周波数変調器 34:発振器 40:重畳手段 52,54,56,92:フィルタ 48:FM受信器 50:直流電源 60:伝送路 64:進行波 66:反射波 68:定在波 70:パラボラ・アンテナ(衛星放送受信アンテナ) 72:LNB(Low Noise Block converter ) 74:接続ケーブル 76:出力装置 78:出力ケーブル 80:従来の衛星放送受信機 82:チューナ 84:AGC(Automatic Gain Control) 86:MPU(Microprocessing Unit) 88:出力処理部 90:衛星放送受信アンテナの方向調整用装置 94:DC分離器 96:インピーダンス変換器 98:混合器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 宏昭 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 村上 昌弘 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 5C064 DA08 5K062 AA03 AA05 AA09 AB12 AB16 AC01 AD09 AE02 AF03 AF04 AF05 BC02 BC09 BE08 BE12 BF04 BF10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送受信機に接続ケーブルを介して
    接続される衛星放送受信アンテナの方向調整方法であっ
    て、 衛星放送受信アンテナから入力される受信信号強度に基
    づいた受信強度情報を生成するステップと、 受信強度情報を搬送波にのせるステップと、 受信強度情報をのせた搬送波を前記接続ケーブルに重畳
    させるステップと、 接続ケーブルから漏洩した受信強度情報を受信するステ
    ップとを含む衛星放送受信アンテナの方向調整方法。
  2. 【請求項2】 前記受信強度情報を搬送波にのせるステ
    ップが、 受信強度情報に基づいて搬送波を変調する変調ステップ
    を含む請求項1の衛星放送受信アンテナの方向調整方
    法。
  3. 【請求項3】 前記変調ステップが、 受信強度情報に基づいて搬送波の周波数を変化させる周
    波数変調ステップを含む請求項2の衛星放送受信アンテ
    ナの方向調整方法。
  4. 【請求項4】 前記受信強度情報をのせた搬送波を接続
    ケーブルに重畳させるステップが、 搬送波から前記受信信号の周波数帯域に含まれる周波数
    成分を取り除くステップを含む請求項1乃至請求項3の
    いずれかの衛星放送受信アンテナの方向調整方法。
  5. 【請求項5】 接続ケーブルを介して衛星放送受信アン
    テナと接続される衛星放送受信機であって、 衛星放送受信アンテナから入力される受信信号強度に基
    づいた受信強度情報を生成する手段と、 受信強度情報を搬送波にのせる手段と、 受信強度情報をのせた搬送波を前記接続ケーブルに重畳
    させる手段とを含む衛星放送受信機。
  6. 【請求項6】 前記受信強度情報が、可聴信号を含む請
    求項5の衛星放送受信機。
  7. 【請求項7】 前記受信強度情報を搬送波にのせる手段
    が、 受信強度情報に基づいて搬送波の変調を行う変調手段を
    含む請求項5又は請求項6の衛星放送受信機。
  8. 【請求項8】 前記変調手段が、 受信強度情報に基づいて搬送波の周波数を変化させる周
    波数変調手段を含む請求項7の衛星放送受信機。
  9. 【請求項9】 前記周波数が、70MHzから100M
    Hzの周波数である請求項8の衛星放送受信機。
  10. 【請求項10】 前記受信強度情報をのせた搬送波を接
    続ケーブルに重畳させる手段が、 搬送波から前記受信信号の周波数帯域に含まれる周波数
    成分を取り除くフィルタ回路を含む請求項5乃至請求項
    9のいずれかの衛星放送受信機。
  11. 【請求項11】 前記受信強度情報を生成する手段と、
    前記受信強度情報を搬送波にのせる手段と、前記受信強
    度情報をのせた搬送波を接続ケーブルに重畳させる手段
    とを作動させる作動スイッチを含む請求項5乃至請求項
    10のいずれかの衛星放送受信機。
  12. 【請求項12】 衛星放送受信機と、衛星放送受信機と
    衛星放送受信アンテナ間を接続する接続ケーブルとに接
    続して用いる衛星放送アンテナの方向調整用装置であっ
    て、 衛星放送受信機から出力される衛星放送受信アンテナの
    受信信号強度に基づいた受信強度情報を搬送波にのせる
    手段と、 受信強度情報をのせた搬送波を前記接続ケーブルに重畳
    させる手段とを含む衛星放送受信アンテナの方向調整用
    装置。
  13. 【請求項13】 前記受信強度情報が、可聴信号を含む
    請求項12の衛星放送受信アンテナの方向調整用装置。
  14. 【請求項14】 前記受信強度情報を搬送波にのせる手
    段が、 受信強度情報に基づいて搬送波の変調を行う変調手段を
    含む請求項12又は請求項13の衛星放送受信アンテナ
    の方向調整用装置。
  15. 【請求項15】 前記変調手段が、 受信強度情報に基づいて搬送波の周波数を変化させる周
    波数変調手段を含む請求項14の衛星放送受信アンテナ
    の方向調整用装置。
  16. 【請求項16】 前記周波数が、70MHzから100
    MHzの周波数である請求項15の衛星放送受信アンテ
    ナの方向調整用装置。
  17. 【請求項17】 前記受信強度情報をのせた搬送波を接
    続ケーブルに重畳させる手段が、 搬送波から前記受信信号の周波数帯域に含まれる周波数
    成分を取り除くフィルタ回路を含む請求項12乃至請求
    項16のいずれかの衛星放送受信アンテナの方向調整用
    装置。
  18. 【請求項18】 前記接続ケーブルから漏洩した受信強
    度情報を受信する受信手段を含む請求項12乃至請求項
    17のいずれかの衛星放送受信アンテナの方向調整用装
    置。
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