JP2001143621A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2001143621A JP31968799A JP31968799A JP2001143621A JP 2001143621 A JP2001143621 A JP 2001143621A JP 31968799 A JP31968799 A JP 31968799A JP 31968799 A JP31968799 A JP 31968799A JP 2001143621 A JP2001143621 A JP 2001143621A
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隆一 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】隔壁幅が狭くなってもより倒れにくい隔壁を有
し、電極と隔壁の位置関係が正確でかつ、電極間のショ
ート、断線がなく、かつ基板裏面への透過光の漏れの少
ない背面基板からなるプラズマディスプレイパネルを提
供する。 【解決手段】プラズマディスプレイパネルにおいて、こ
れを構成する隔壁が、凹型の形状を有する構造物からな
り、さらには凹部内側の底部にさらに凹部が形成され、
その凹部に電極が配置されていること、底部の厚さが障
壁の厚い以上であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から画像表示装置としてはCRTが
多用されてきているが、CRTは、外形容積が大きく重
量が大であること、高電圧が必要なこと等の欠点があ
り、近年、発光ダイオード(LED)や液晶表示装置
(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、
あるいはプラズマアドレス液晶(PALC)等の平面画
像表示装置が開発され、これらの利用範囲が拡大しつつ
ある。
【0003】なかでも、マルチメディアの浸透に伴い、
情報のインターフェイスとして大型画面用カラー表示装
置等に用いられるPDPは、プラズマ発光を利用した単
純な構造で、大型画面、高画質、軽量薄型で設置場所等
の制約を受けない画像表示装置として将来性が注目され
ている。
【0004】かかるPDPは、2枚の平坦な基板、すな
わち前面基板と背面基板からなり、これらの間には、そ
の空間を仕切る隔壁、そして電極、誘電体、そして蛍光
体層が形成され、これらにより構成された微少な空間を
放電表示セルとして用いている。
【0005】すなわち、それぞれの放電表示セルは、一
般的には、前面基板に一対の放電電極が、背面基板に放
電表示セルの発光のスイッチングを行うアドレス電極が
それぞれ設けられ、これら電極は誘電体で覆われてい
る。そして、そのセル中に希ガス等の放電可能なガスを
封入されており、放電電極間に電圧を選択的に印加して
発生させた放電によりプラズマを発生させ、該プラズマ
から放出される真空紫外線により放電表示セル内に形成
された蛍光体層を発光させて画像表示装置の発光素子と
して利用するものである。
【0006】ここで、放電表示セルを構成するための隔
壁は、絶縁物からなり、一般には金属無機酸化物を鉛ガ
ラスでつなぎ合わせたものなどが使用されている。
【0007】その隔壁の作り方にはいろいろなものが知
られているが、現在のところ、サンドブラスト法が主流
となっている(隔壁の作り方の公知例については、亀矢
月刊 LCD intelligence 1997
年8月号 57ページ等参照)。この方法は、基板にリ
ブ形成材料を所定の厚さに塗布したのち、必要な部分を
マスキングして、これに砂を吹き付けて不要なリブ形成
材料を削り取ることにより、リブを形成する方法であ
る。
【0008】一般的には、背面基板上に放電表示セルの
構成要素である隔壁、誘電体、そして電極が形成されて
いる。現行の製造プロセスでは、(1)ガラス基板上に
電極を形成する工程(2)その上に誘電体層を形成する
工程(3)その上に隔壁を形成する工程、すなわち、電
極→誘電体→隔壁、の順に形成することにより、図1に
示すような背面基板を製造している。そして、それぞれ
の工程には基板焼成工程が含まれるため、基板寸法は各
工程毎に変動する。
【0009】このため、高精細化等の要請から、寸法精
度の要求が厳しくなると、基板焼成による基板の寸法変
化から電極と隔壁の位置合わせが困難になる、という問
題が生ずる。
【0010】また、画素ピッチが狭くなると、電極形成
工程における電極間のショート等の欠陥が生じやすくな
る、という問題が生ずる。
【0011】ところで、隔壁は一般に、それぞれ独立し
た柱として形成されているが、ディスプレイの高精細
化、高輝度化に伴い、開口率を大きくするため、隔壁幅
をより細くすることが求められる。
【0012】この場合、隔壁がそれぞれ独立した柱とし
て形成されると、隔壁が細くなればなるほど、隔壁が倒
れやすくなる、という問題が生ずる。
【0013】また、各画素の発光輝度を高くするために
は、蛍光体そのものの発光輝度を高くすればよいが、そ
れ以外の手段として、蛍光体から放射される光を反射さ
せて、より多くの光を外部へ取り出しても良い。
【0014】このために、背面基板に形成される隔壁は
反射率の高い、白色の材料で形成するとともに、隔壁間
の電極上にも白色の誘電体を形成して基板の反射率を出
来るだけ高くすることが好ましい。
【0015】また、誘電体は基板裏面への可視光の透過
を抑制できるだけの厚さであることが望ましい。しか
し、駆動電圧の制約、すなわち、誘電体を厚くするとそ
れに伴い駆動電圧が高くなってしまうという問題点か
ら、誘電体の厚さは10〜15μm程度が一般的であ
る。
【0016】したがって、このような背面基板を使用し
て作製されたプラズマディスプレイでは背面基板の裏面
への発光光の透過が多く、十分な輝度が得られないとい
う問題点があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するためになされたものであり、その課題
とするところは、以下の(1)から(4)である。
【0018】(1)隔壁幅が狭くなっても倒れない隔壁
を有するプラズマディスプレイパネルを提供すること。 (2)背面基板の裏面への発光光のもれが少ないプラズ
マディスプレイパネルを提供すること。 (3)電極と隔壁の位置関係が正確なプラズマディスプ
レイを提供すること。 (4)電極の断線、ショートのないプラズマディスプレ
イパネルを提供すること。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するため、請求項1では、プラズマディスプレイパ
ネルを構成する背面基板において、これを構成する隔壁
が、凹型の形状を有する構造物からなり、電極が凹部内
側の底部に配置されていることを特徴とするプラズマデ
ィスプレイパネルを提供する。
【0020】請求項2では、請求項1記載のプラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、背面基板の可視光反射率が
50%以上であることを特徴とするプラズマディスプレ
イパネルを提供する。
【0021】請求項3では、請求項1記載のプラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、隔壁を構成する凹型の構造
物の凹部内側の底部にさらに凹部が形成され、さらに形
成された凹部に電極が配置されていることを特徴とする
プラズマディスプレイパネルを提供する。
【0022】請求項4では、請求項1記載のプラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、電極の幅を隣接する隔壁間
距離と等しくしたことを特徴とするプラズマディススプ
レイパネルを提供する。
【0023】請求項5においては、請求項1記載のプラ
ズマディスプレイパネルにおいて、電極が金属線または
金属板により構成されたことを特徴とするプラズマディ
スプレイパネルを提供する。
【0024】請求項6においては、請求項3記載のプラ
ズマディスプレイパネルにおいて、電極が金属線または
金属板により構成されたことを特徴とするプラズマディ
スプレイパネルを提供する。
【0025】請求項7においては、請求項1記載のプラ
ズマディスプレイパネルにおいて、隔壁を構成する凹型
の構造物底部の厚さが、凹部の上部構造部の幅以上であ
ることを特徴とするプラズマディスプレイパネルを提供
する。
【0026】請求項8においては、請求項3記載のプラ
ズマディスプレイパネルにおいて、隔壁を構成する凹型
の構造物の内側の底部に形成された凹部の底部の厚さ
が、凹部の上部構造部の幅以上であることを特徴とする
プラズマディスプレイパネルを提供する。
【0027】請求項9においては、請求項1または請求
項3記載のプラズマディスプレイパネルにおいて、隔壁
を構成する凹型の構造物底部の厚さと誘電体層の厚さの
和が、凹部の上部構造部の幅以上であることを特徴とす
るプラズマディスプレイパネルを提供する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。なお、図面では隔壁3列分
のみ示しているが、実際にはプラズマディスプレイパネ
ルの仕様に応じた所定の数の隔壁の配列により基板が構
成される。
【0029】請求項1記載の発明においては、隔壁がそ
れぞれ独立した柱として構成されているのではなく、図
2に示すように、底部を共通とした形状、すなわち、隔
壁が凹型の形状を有する構造物からなる。このため、隔
壁幅が狭くなっても倒れにくくなる。
【0030】また、電極はその凹部内側に形成するの
で、隔壁形成後に電極を形成することができる。この結
果、電極は、あらかじめ隔壁により仕切られた部分に形
成すればよいことになり、電極のショートの発生を抑制
できる。
【0031】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明同様、隔壁の底部を他の隔壁と共通とした形
状、すなわち、隔壁が凹型の形状を有する構造物からな
るとともに、可視光の反射率を50%以上としている。
【0032】このため、隔壁幅が狭くなっても倒れにく
く、電極のショートの発生を抑制できるとともに、各放
電セルから取り出される光が多くなるプラズマディスプ
レイパネルを提供できる。
【0033】請求項3記載の発明においては、図3に示
すように、隔壁を構成する凹型の構造物の凹部内側の底
部にさらに凹部が形成され、その凹部に電極が配置され
ているため、電極と隔壁の相対的位置関係は隔壁形成時
に規定される。したがって、電極と隔壁の相対的位置関
係の正確なプラズマディスプレイパネルを提供すること
ができる。
【0034】請求項4記載の発明においては、図4に示
すように、電極の幅を隣接する隔壁底部間距離と等しく
することにより、電極と隔壁の相対的位置関係を考慮す
る必要のないプラズマディスプレイパネルを提供するこ
とができる。
【0035】請求項5記載の発明においては、図5に示
すように、電極として金属線または金属板を用いる。す
なわち、請求項5の発明では、あらかじめ成形された金
属線等を電極として用いるため、電極の断線が起こりに
くく、かつその発見も容易なプラズマディスプレイパネ
ルを提供することができる。また、電極焼成工程が不要
であるため、工程数が削減できる。
【0036】請求項6記載の発明においては、図6に示
すように、電極として金属線または金属板を用いる。す
なわち、請求項6の発明では、あらかじめ成形された金
属線等を電極として用いるため、電極の断線が起こりに
くく、かつその発見も容易なプラズマディスプレイパネ
ルを提供することができる。また、電極焼成工程が不要
であるため、工程数が削減できる。また、障壁と電極の
相対的な位置関係は障壁の形状によって決められるた
め、電極形成の際の位置決めの工程が簡略化される、と
いう効果がある。
【0037】請求項7記載の発明においては、図7に示
すように、隔壁を構成する凹型の構造物底部の厚さD
が、凹部の上部構造部の幅d以上となっている。このた
め、凹部の上部構造部、すなわち、一般的なプラズマデ
ィスプレイの障壁でいうところの障壁幅と同等以上の厚
さの層が、本発明の凹型構造の底部に存在する。したが
って、基板裏面への光の透過は障壁の光の透過と同等ま
たはそれ以下、すなわち、事実上問題とならない程度と
なる。
【0038】請求項8においては、図8に示すように、
隔壁を構成する凹型の構造物の内側の底部に形成された
凹部の厚さDが、凹部の上部構造部の幅d以上であるこ
とを特徴とするプラズマディスプレイパネルを提供す
る。したがって、基板裏面への光の透過は障壁の光の透
過と同等またはそれ以下、すなわち、事実上問題となら
ない程度となる。
【0039】請求項9においては、図9または図10に
示すように、隔壁を構成する凹型の構造物底部の厚さと
誘電体層の厚さの和Dが、凹部の上部構造部の幅d以上
であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルを
提供する。したがって、基板裏面への光の透過は障壁の
光の透過と同等またはそれ以下、すなわち、事実上問題
とならない程度となる。
【0040】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
【0041】<実施例1>サンドブラスト用リブペース
ト(日本電気硝子製 PLSー3550)をガラス基板
上にスクリーン印刷法により200μmの厚さにコーテ
ィングした。
【0042】しかるのち、耐サンドブラスト性を有する
厚さ25μmのドライフィルムレジスト(東京応化工業
製 BFー703)をラミネートした。
【0043】ピッチ150μm、幅50μmの開口幅の
ストライプパターンを有するフォトマスクを介して、前
記ドライフィルムレジストを高圧水銀灯を用いて200
[mJ/cm2]で露光した。
【0044】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、ピッチ150μm、幅50μmのレジストパター
ンを解像した。
【0045】レジストパターンが形成された前記基板
を、サンドブラスト装置を用い、凹型の形状にリブペー
ストを成形した。
【0046】しかるのち、BF剥離液(東京応化工業
製)を用い、レジストを剥離したのち、水洗して乾燥し
た。
【0047】レジスト剥離した基板を、熱風焼成炉にて
580℃で20分焼成して、図2に示すような凹型形状
の隔壁を得た。
【0048】この隔壁にスクリーン印刷を用いて、感光
性銀ペースト(デュポン製 FODEL DC202)
を基板全面に塗布した。なお、塗布の際、スキージのア
タック角度は20度とした。
【0049】前記銀ペースト乾燥後、電極パターン形成
のため、ピッチ150μm、幅30μmの開口幅のスト
ライプパターンおよび電極引き出し用の端子パターンを
有するフォトマスクを介して、前記ドライフィルムレジ
ストを高圧水銀灯を用いて200[mJ/cm2]で露
光した。
【0050】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、電極ピッチ150μm、幅30μmのストライプ
パターン、およびそれから引き出される端子パターンを
解像した。
【0051】しかるのち、電極パターンが形成された基
板を、熱風焼成炉にて550℃で20分焼成して電極を
得た。
【0052】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
によりを基板全面に塗布した。なお、塗布の際、スキー
ジのアタック角度は20度とした。
【0053】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成して、図2に示す
ような障壁、電極、誘電体が形成された基板を得た。
【0054】得られた基板の評価を行ったところ、電極
間のショートは発生していなかった。また、隔壁のよ
れ、倒れ等も確認できなかった。
【0055】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法に従って、真空排気、ガス封
入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0056】<実施例2>サンドブラスト用リブペース
トとして、酸化チタン90重量部、ガラスフリット10
重量部、エチルセルロース溶液10重量部をロールミル
で混練したペーストを作製して、これをスクリーン印刷
法により200μmの厚さにコーティングした。
【0057】これを実施例1と同様の工程により障壁、
電極、誘電体を作製した。凹型の隔壁底部の厚さは20
μmであり、電極部以外の可視光の反射率は50%だっ
た。
【0058】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法に従って、真空排気、ガス封
入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0059】<実施例3>サンドブラスト用リブペース
ト(日本電気硝子製 PLSー3550)をガラス基板
上にスクリーン印刷法により20μmの厚さにコーティ
ングした。
【0060】しかるのち、耐サンドブラスト性を有する
厚さ25μmのドライフィルムレジスト(東京応化工業
製 BFー703)をラミネートした。
【0061】電極配置部形成のため、ピッチ150μ
m、幅30μmの開口幅のストライプパターンおよび電
極引き出し用の端子パターンを有するフォトマスクを介
して、前記ドライフィルムレジストを高圧水銀灯を用い
て200[mJ/cm2]で露光した。
【0062】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、電極ピッチ150μm、幅30μmのストライプ
パターン、および端子パターンを解像した。
【0063】前記リブペースト上に前記レジストパター
ンが形成された基板上にサンドブラスト用リブペースト
(日本電気硝子製 PLSー3550)をスクリーン印
刷法によりさらに180μmコーティングした。
【0064】しかるのち、耐サンドブラスト性を有する
厚さ25μmのドライフィルムレジスト(東京応化工業
製 BFー703)をラミネートした。
【0065】障壁パターン形成のため、ピッチ150μ
m、幅50μmの開口幅のストライプパターンを有する
フォトマスクを介して、前記ドライフィルムレジストを
高圧水銀灯を用いて200[mJ/cm2]で露光し
た。なお、この露光の際、先の電極パターンの露光とは
ストライプの幅方向に75μmだけピッチを移動させて
露光した。
【0066】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、ピッチ150μm、幅50μmのレジストパター
ンを解像した。
【0067】レジストパターンを形成した前記基板を、
サンドブラスト装置(不二製作所製)を用い、始めにパ
ターン形成したドライフィルムレジストの所まで不要の
リブペーストを削り取り、凹型の形状にリブペーストを
成形した。
【0068】しかるのち、BF剥離液(東京応化工業
製)を用い、レジストを剥離したのち、水洗して乾燥し
た。
【0069】レジスト剥離により、始めにパターン形成
したレジストも剥離されるため、その結果として、隔壁
を構成する凹型の構造物の凹部内側の底部に電極配置部
としての凹部が形成された。
【0070】レジストを剥離した基板を、熱風焼成炉に
て580℃で20分焼成して、図3に示すような凹型形
状および凹部内側の底部にさらに電極配置部である凹部
が形成された隔壁を得た。
【0071】この隔壁にスクリーン印刷を用いて、感光
性銀ペースト(デュポン製 FODEL DC202)
を基板全面に塗布した。なお、塗布の際、スキージのア
タック角度は20度とした。
【0072】前記銀ペースト乾燥後、電極パターン形成
のため、ピッチ150μm、幅30μmの開口幅のスト
ライプパターンおよび電極引き出し用の端子パターンを
有するフォトマスクを前記電極配置部に位置あわせした
のち、高圧水銀灯を用いて200[mJ/cm2]で露
光した。
【0073】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、電極ピッチ150μm、幅30μmのストライプ
パターン、およびそれから引き出される端子パターンを
解像した。
【0074】しかるのち、電極パターンが形成された基
板を、熱風焼成炉にて550℃で20分焼成して電極を
得た。
【0075】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
により隔壁凹部内に塗布した。なお、塗布の際、スキー
ジのアタック角度は20度とした。
【0076】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成して、図3に示す
ような障壁、電極、誘電体が形成された基板を得た。
【0077】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法に従って、真空排気、ガス封
入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0078】得られたパネルの評価を行ったところ、電
極間のショートは発生していなかった。また、隔壁のよ
れ、倒れ等も確認できなかった。そして、電極と隔壁の
相対的な位置関係は、面内全域にわたり一定で、すべて
隔壁の幅方向の中点からストライプの幅方向に75μm
だけ離れた位置に電極の幅方向の中点が配置されてい
た。
【0079】<実施例4>サンドブラスト用リブペース
ト(日本電気硝子製 PLSー3550)をガラス基板
上にスクリーン印刷法により20μmの厚さにコーティ
ングした。
【0080】しかるのち、耐サンドブラスト性を有する
厚さ25μmのドライフィルムレジスト(東京応化工業
製 BFー703)をラミネートした。
【0081】電極配置部形成のため、ピッチ150μ
m、幅100μmの開口幅のストライプパターンおよび
電極引き出し用の端子パターンを有するフォトマスクを
介して、前記ドライフィルムレジストを高圧水銀灯を用
いて200[mJ/cm2]で露光した。
【0082】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、電極ピッチ150μm、幅100μmのストライ
プパターン、および端子パターンを解像した。
【0083】再度リブペーストを、スクリーン印刷法に
より25μmの厚さにコーティングした。
【0084】そして、端子パターンより内側の部分の
み、スクリーン印刷法により、前記リブペーストを再度
160μmの厚さにコーティングした。
【0085】しかるのち、耐サンドブラスト性を有する
厚さ25μmのドライフィルムレジスト(東京応化工業
製 BFー703)を基板全面にラミネートした。
【0086】障壁パターン形成のため、ピッチ150μ
m、幅50μmの開口幅のストライプパターンを有する
フォトマスクを介して、前記ドライフィルムレジストを
高圧水銀灯を用いて200[mJ/cm2]で露光し
た。なお、この露光の際、先の露光とはストライプの幅
方向に75μmだけピッチを移動させて露光した。
【0087】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、ピッチ150μm、幅50μmのレジストパター
ンを解像した。
【0088】レジストパターンを形成した前記基板を、
サンドブラスト装置(不二製作所製)を用い、始めにパ
ターン形成したドライフィルムレジストの所まで不要の
リブペーストを削り取り、凹型の形状にリブペーストを
成形した。
【0089】しかるのち、BF剥離液(東京応化工業
製)を用い、レジストを剥離したのち、水洗して乾燥し
た。
【0090】レジストを剥離した基板を、熱風焼成炉に
て580℃で20分焼成して、図4に示すような凹型形
状および端子部凹部が形成された隔壁を得た。
【0091】この隔壁にインキジェットプリンタを用い
て、銀ペーストを当該凹部に充填した。
【0092】しかるのち、電極パターンが形成された基
板を、熱風焼成炉にて550℃で20分焼成して電極を
得た。
【0093】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
により隔壁凹部内に塗布した。なお、塗布の際、スキー
ジのアタック角度は20度とした。
【0094】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成して、図4に示す
ような基板を得た。
【0095】<実施例5>実施例1と同様の工程によ
り、凹型の構造物からなる隔壁を作製した。
【0096】しかるのち、線径30μmの42−6合金
ワイヤ(42wt%Ni−6wt%Cr−52%wt%
Fe)を電極として、凹部内側の底部に配置した。
【0097】前記電極が配置された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
によりを隔壁凹部内に塗布した。なお、塗布の際、スキ
ージのアタック角度は20度とした。
【0098】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成して、図5に示す
ようなプラズマディスプレイ基板を得た。
【0099】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法にしたがって、真空排気、ガ
ス封入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0100】<実施例6>実施例3と同様の工程によ
り、凹型の構造物の凹部内側の底部にさらに凹部が形成
された隔壁を作製した。
【0101】しかるのち、線径30μmの42−6合金
ワイヤ(42wt%Ni−6wt%Cr−52%wt%
Fe)を電極として、凹部内側の底部に形成された凹部
にはめ込んだ。
【0102】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
によりを隔壁凹部内に塗布した。なお、塗布の際、スキ
ージのアタック角度は20度とした。
【0103】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成して、図6に示す
ようなプラズマディスプレイ基板を得た。
【0104】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法にしたがって、真空排気、ガ
ス封入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0105】<実施例7>サンドブラスト用リブペース
ト(日本電気硝子製 PLSー3550)をガラス基板
上にスクリーン印刷法により70μmの厚さにコーティ
ングした。
【0106】しかるのち、耐サンドブラスト性を有する
厚さ25μmのドライフィルムレジスト(東京応化工業
製 BFー703)をラミネートした。
【0107】電極配置部形成のため、ピッチ150μ
m、幅100μmの開口幅のストライプパターンおよび
電極引き出し用の端子パターンを有するフォトマスクを
介して、前記ドライフィルムレジストを高圧水銀灯を用
いて200[mJ/cm2]で露光した。
【0108】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、電極ピッチ150μm、幅100μmのストライ
プパターン、および端子パターンを解像した。
【0109】再度リブペーストを、スクリーン印刷法に
より25μmの厚さにコーティングした。そして、端子
パターンより内側の部分のみ、スクリーン印刷法によ
り、前記リブペーストを再度160μmの厚さにコーテ
ィングした。
【0110】しかるのち、耐サンドブラスト性を有する
厚さ25μmのドライフィルムレジスト(東京応化工業
製 BFー703)を基板全面にラミネートした。
【0111】障壁パターン形成のため、ピッチ150μ
m、幅50μmの開口幅のストライプパターンを有する
フォトマスクを介して、前記ドライフィルムレジストを
高圧水銀灯を用いて200[mJ/cm2]で露光し
た。なお、この露光の際、先の露光とはストライプの幅
方向に75μmだけピッチを移動させて露光した。
【0112】露光後、0.2%炭酸ナトリウム水溶液を
用い、ピッチ150μm、幅50μmのレジストパター
ンを解像した。
【0113】レジストパターンを形成した前記基板を、
サンドブラスト装置(不二製作所製)を用い、始めにパ
ターン形成したドライフィルムレジストの所まで不要の
リブペーストを削り取り、凹型の形状にリブペーストを
成形した。
【0114】しかるのち、BF剥離液(東京応化工業
製)を用い、レジストを剥離したのち、水洗して乾燥し
た。
【0115】レジストを剥離した基板を、熱風焼成炉に
て580℃で20分焼成した。その結果、障壁の厚さ、
幅とも焼成前の約80%となり、凹部下部の厚さが約5
5μm、凹部上部幅が40μmの凹型形状の隔壁を得
た。
【0116】この隔壁にスクリーン印刷を用いて、感光
性銀ペースト(デュポン製 FODEL DC202)
を基板全面に塗布した。なお、塗布の際、スキージのア
タック角度は20度とした。
【0117】前記銀ペースト乾燥後、電極パターン形成
のため、ピッチ150μm、幅30μmの開口幅のスト
ライプパターンおよび電極引き出し用の端子パターンを
有するフォトマスクを前記電極配置部に位置あわせした
のち、高圧水銀灯を用いて200[mJ/cm2]で露
光した。
【0118】しかるのち、電極パターンが形成された基
板を、熱風焼成炉にて550℃で20分焼成して電極を
得た。
【0119】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
により隔壁凹部内に塗布した。
【0120】なお、塗布の際、スキージのアタック角度
は20度とした。
【0121】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成して、図7に示す
ような基板を得た。
【0122】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法に従って、真空排気、ガス封
入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0123】得られたパネルの評価を行ったところ、電
極間のショートは発生していなかった。また、隔壁のよ
れ、倒れ等も確認できなかった。
【0124】<実施例8>隔壁形成の手段として、あら
かじめ、隔壁および電極配置部の逆形状が形成された凹
版を用い、これにリブペーストを充填して、当該ペース
トを所定の基板に転写した。その結果、凹部上部幅が5
0μm、凹部底部に形成された凹部の厚さが70μmの
成形体を得た。
【0125】しかるのち、これを焼成したところ、幅、
厚さとも焼成前の約80%となり、隔壁となる凹部上部
幅が40μm、電極配置部となる凹部底部に形成された
凹部の厚さが約55μmの凹型形状の隔壁を得た。
【0126】この隔壁にスクリーン印刷を用いて、アル
カリ可溶型の銀ペースト(デュポン製 FODEL D
C202)を基板全面に塗布した。なお、塗布の際、ス
キージのアタック角度は20度とした。
【0127】前記銀ペーストを乾燥後、0.2%の炭酸
ナトリウム水溶液をスプレーして凹部底部とさらに形成
された凹部に塗布された銀ペーストの厚さの違いを利用
して凹部底部の凹部のみ電極ペーストを残して電極パタ
ーンを形成した。
【0128】しかるのち、この基板を、熱風焼成炉にて
550℃で20分焼成して電極を得た。
【0129】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
により隔壁凹部内に塗布した。なお、塗布の際、スキー
ジのアタック角度は20度とした。
【0130】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成して、図8に示す
ような基板を得た。
【0131】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法に従って、真空排気、ガス封
入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0132】<実施例9>隔壁形成の手段として、あら
かじめ隔壁の逆形状が形成された凹版を用い、これにリ
ブペーストを充填して、当該ペーストを所定の基板に転
写した。その結果、凹部上部幅が50μm、凹部底部の
厚さが50μmの成形体を得た。
【0133】しかるのち、これを焼成したところ、幅、
厚さとも焼成前の約80%となり、凹部上部幅が40μ
m、凹部底部の厚さが約40μmの凹型形状の隔壁を得
た。
【0134】この隔壁にスクリーン印刷を用いて、感光
性銀ペースト(デュポン製 FODEL DC202)
を基板全面に塗布した。なお、塗布の際、スキージのア
タック角度は20度とした。
【0135】前記銀ペースト乾燥後、電極パターン形成
のため、ピッチ150μm、幅30μmの開口幅のスト
ライプパターンおよび電極引き出し用の端子パターンを
有するフォトマスクを前記電極配置部に位置あわせした
のち、高圧水銀灯を用いて200[mJ/cm2]で露
光した。
【0136】しかるのち、電極パターンが形成された基
板を、熱風焼成炉にて550℃で20分焼成して電極を
得た。
【0137】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
により隔壁凹部内に塗布した。なお、塗布の際、スキー
ジのアタック角度は20度とした。
【0138】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成したところ、図9
に示すような基板を得た。なおこのとき、誘電体のみの
厚さが約10μmとなり、障壁の凹部下部に形成した凹
部と合わせて約50μmの厚さとなった。
【0139】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法に従って、真空排気、ガス封
入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0140】<実施例10>隔壁形成の手段として、あ
らかじめ形成された隔壁および電極の逆形状が形成され
た凹版を用い、これにリブペーストを充填して、当該ペ
ーストを所定の基板に転写した。その結果、凹部上部幅
が50μm、凹部底部に形成された凹部の厚さが50μ
mの成形体を得た。
【0141】しかるのち、これを焼成したところ、幅、
厚さとも焼成前の約80%となり、隔壁となる凹部上部
幅が40μm、電極配置部となる凹部底部に形成された
凹部の厚さが約40μmの凹型形状の隔壁を得た。
【0142】この隔壁にスクリーン印刷を用いて、アル
カリ可溶型の銀ペースト(デュポン製 FODEL D
C202)を基板全面に塗布した。なお、塗布の際、ス
キージのアタック角度は20度とした。
【0143】前記銀ペーストを乾燥後、0.2%の炭酸
ナトリウム水溶液をスプレーして凹部底部とさらに形成
された凹部に塗布された銀ペーストの厚さの違いを利用
して凹部底部の凹部のみ電極ペーストを残して電極パタ
ーンを形成した。
【0144】しかるのち、この基板を、熱風焼成炉にて
550℃で20分焼成して電極を得た。
【0145】前記電極が形成された基板に誘電体ペース
ト(ノリタケ製 NP−7972J)をスクリーン印刷
により隔壁凹部内に塗布した。なお、塗布の際、スキー
ジのアタック角度は20度とした。
【0146】しかるのち、誘電体が塗布された基板を、
熱風焼成炉にて530℃で20分焼成したところ、誘電
体のみの厚さが約10μmとなり、障壁の凹部下部に形
成した凹部と合わせて約50μmの厚さとなり、図10
に示すような基板を得た。
【0147】この基板にスクリーン印刷により赤、緑、
青の蛍光体を流し込んで焼成し、背面基板を完成した。
ついで、ガラス基板に透明電極、バス電極、透明誘電
体、MgO保護膜を順次形成した前面基板を用意し、両
者を張り合わせた後、常法に従って、真空排気、ガス封
入を行いプラズマディスプレイパネルを作製した。
【0148】
【発明の効果】以上に示したように、本発明によれば、 (1)隔壁幅が狭くなっても倒れない隔壁を有するプラ
ズマディスプレイパネルを提供すること。 (2)背面基板の裏面への発光光のもれが少ないプラズ
マディスプレイパネルを提供すること。 (3)電極と隔壁の位置関係が正確なプラズマディスプ
レイを提供すること。 (4)電極の断線、ショートのないプラズマディスプレ
イパネルを提供すること。 ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なプラズマディスプレイ基板の断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図4】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図5】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図6】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図7】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図8】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図9】本発明の一実施例におけるプラズマディスプレ
イ基板の断面図である。
【図10】本発明の一実施例におけるプラズマディスプ
レイ基板の断面図である。
【符号の説明】
10・・基板 20・・隔壁 30・・電極 40・・誘電体 50・・金属線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマディスプレイパネルにおいて、こ
    れを構成する背面基板上に形成された隔壁が凹型の形状
    を有する構造物からなり、かつ電極が凹部内側の底部に
    配置されていることを特徴とするプラズマディスプレイ
    パネル。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、その電極部以外の可視光反射率が、蛍光体
    を塗布していない状態において50%以上であることを
    特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、隔壁を構成する凹型の構造物の内側の底部
    にさらに凹部が形成され、その凹部に電極が配置されて
    いることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、電極幅が隔壁底部間距離に等しい事を特徴
    とするプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、電極として金属線もしくは金属板を用いた
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】請求項3記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、電極として金属線もしくは金属板を用いた
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、隔壁を構成する凹型の構造物底部の厚さ
    が、凹部の上部構造部の幅以上であることを特徴とする
    プラズマディスプレイパネル
  8. 【請求項8】請求項3記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、隔壁を構成する凹型の構造物の内側の底部
    に形成された凹部の底部の厚さが、凹部の上部構造部の
    幅以上であることを特徴とするプラズマディスプレイパ
    ネル
  9. 【請求項9】請求項1または請求項3記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルにおいて、隔壁を構成する凹型の構造
    物底部の厚さとその上に形成された誘電体層の厚さの和
    が、凹部の上部構造部の幅以上であることを特徴とする
    プラズマディスプレイパネル
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