JP2001143132A - カード回収システム及び玉貸し機 - Google Patents

カード回収システム及び玉貸し機

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JP2001143132A
JP2001143132A JP32685699A JP32685699A JP2001143132A JP 2001143132 A JP2001143132 A JP 2001143132A JP 32685699 A JP32685699 A JP 32685699A JP 32685699 A JP32685699 A JP 32685699A JP 2001143132 A JP2001143132 A JP 2001143132A
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良二 二宮
Akihiko Uchida
明彦 内田
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幸雄 三高
Akira Yazawa
晃 矢澤
Toru Iijima
徹 飯島
Katsuyuki Saito
克之 斉藤
Yoshitaka Maeyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉貸し機の占有幅が制限される場合であって
も使用済みのカードを効率よく回収でき、回収システム
の一部に不具合があっても、回収システムを停止させる
ことなく不具合の修復を可能にする。 【解決手段】 玉貸し機10の制御装置によって回収指
示を受けた使用済みのカードを玉貸し機10から排出
し、排出カード通路12によってカード搬送レール3に
誘導し、カード搬送レール3は誘導されたカードをカー
ド搬送金庫2に搬送し、カード搬送金庫2は、搬送され
たカードを回収する。カードの搬送は、出口センサ12
a及び入口センサ2aによって検知され、これらのセン
サがカード搬送上の不具合を発見した場合、カードの回
収を各玉貸し機10の内部収納に切り替える。各玉貸し
機10へのカードの内部収納は、カードを各カード収納
部11に斜めに積み重ねて収納することによって行なわ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技台に用いる玉
の貸し出しに使用されたカードの回収を行なうカード回
収システム及び玉貸し機に関し、特に、複数の玉貸し機
からカードの回収を行なうことが可能なカード回収シス
テム、及びそれを構成する玉貸し機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技用の玉の貸し出しを行なう玉
貸し機において、玉の貸し出し代金を金額データとして
記録したカードを用い、購入する玉の金額換算を行なう
玉貸し機が提案されている。このような玉貸し機を用い
る場合、まず、利用者は、遊技を行なう金額に応じたカ
ードを購入する。この際、購入したカードには、購入し
た金額に相当する金額データが記録されることとなる。
例えば、利用者が10000円分の遊技を行なおうとす
る場合、利用者は10000円に相当するカードを購入
することとなり、この場合、購入したカードには100
00円分に相当する金額データが記録されることとな
る。
【0003】カードを購入した利用者は、購入したカー
ドを玉貸し機に挿入し、必要な分だけ玉の貸し出しを行
なう。この貸し出しに際し、貸し出された玉の代金はカ
ードに記録された金額データから減算されることとな
り、このカードによる玉の貸し出しは、カードに記録さ
れた金額が玉の貸し出し代金及び手数料を下回るまで行
なうことができる。そして、このように玉が購入され、
金額データで示される残高が一定値を下回ったカード
は、玉貸し機より排出され、利用者に返却されることと
なる。
【0004】しかし、このように使用済みのカードを利
用者に返却する玉貸し機においては、実質、使用済みの
カードはすべて廃棄されることとなり、資源の有効利
用、及びランニングコストの削減の面において望ましく
ない。そこで、このような問題を解決する手段として、
使用済みのカードを玉貸し機の中に一旦収納し、それら
を回収して再利用することができる玉貸し機の提案が行
なわれている。また、別の方法として、ベルトコンベア
等により、複数の玉貸し機から使用済みのカードを回収
し、カードの再利用を図るシステムの提案も行なわれて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遊技スペース
の有効利用が進められる中、玉貸し機が配置される占有
幅も制限され、玉貸し機の幅をカードの幅より狭くしな
ければならない場合も生じている。このようにカードの
幅よりも幅が狭い玉貸し機の場合、従来の使用済みのカ
ードを玉貸し機の中に一旦収納する方法では、使用済み
のカードを玉貸し機の中に収納することができず、使用
済みのカードの回収を行なうことができないという問題
点がある。
【0006】また、従来の使用済みのカードを玉貸し機
の中に一旦収納する方法では、玉貸し機の中に収納され
たカードの回収は、店員等が玉貸し機ごとに手作業で行
なわなければならず、カード回収に時間と労力を要して
しまうという問題点もある。
【0007】さらに、従来のベルトコンベア等によって
複数の玉貸し機から使用済みのカードを回収する方法で
は、回収システムの一部にカード詰まり等の不具合が生
じた場合、回収システム全体が機能しなくなるという問
題点がある。
【0008】また、使用済みカードの搬送中に不具合が
生じた場合、その不具合が修復されるまでシステム全体
を停止しなければならないという問題点もある。本発明
はこのような点に鑑みてなされたものであり、玉貸し機
の占有幅が制限される場合であっても使用済みのカード
を効率よく回収でき、回収システムの一部に不具合があ
っても、回収システムを停止させることなく不具合を修
復できるカード回収システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、遊技台に用いる玉の貸し出しに使用され
たカードの回収を行うカード回収システムにおいて、前
記カードに記録されたデータを読み取るカード読み取り
手段と、前記カードの回収指示を行なう回収制御手段
と、前記カードを斜めに積み重ねて収納するカード収納
部と、前記カードが排出されるカード排出口と、前記カ
ード排出口から排出された前記カードを搬送可能な位置
まで誘導する排出カード通路とを有する玉貸し機と、前
記排出カード通路によって誘導された前記カードを搬送
するカード搬送手段と、前記カード搬送手段によって搬
送された前記カードが回収されるカード回収部とを有す
ることを特徴とするカード回収システムが提供される。
【0010】ここで、カード読みとり手段は、カードに
記録されたデータを読みとり、回収制御手段は、カード
の回収指示を行い、カード収納部は、カードを斜めに積
み重ねて収納し、カード排出口は、カードを玉貸し機の
外部に排出し、排出カード通路は、前記カード排出口か
ら排出された前記カードを搬送可能な位置まで誘導し、
カード搬送手段は、排出カード通路によって誘導された
前記カードを搬送し、カード回収部は、カード搬送手段
によって搬送されたカードを回収する。
【0011】また、遊技台に用いる玉の貸し出しに使用
されたカードの回収を行なう玉貸し機において、前記カ
ードに記録されたデータを読み取るカード読み取り手段
と、前記カードの回収指示を行なう回収制御手段と、前
記カードを斜めに積み重ねて収納するカード収納部と、
前記カードが排出されるカード排出口と、前記カード排
出口から排出された前記カードを搬送可能な位置まで誘
導する排出カード通路と、を有することを特徴とする玉
貸し機が提供される。
【0012】ここで、カード読み取り手段は、カードに
記録されたデータを読み取り、回収制御手段は、カード
の回収指示を行ない、カード収納部は、カードを斜めに
積み重ねて収納し、カード排出口は、カードを玉貸し機
の外部に排出し、排出カード通路は、前記カード排出口
から排出された前記カードを搬送可能な位置まで誘導す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本形態におけるカード回
収システム1の概略構成を示した構成図である。
【0014】カード回収システム1は、非接触のICカ
ード、プリペイドカード等のカードを情報媒体として遊
技用の玉の貸し出しを行なう玉貸し機10、玉貸し機1
0で使用されたカードが玉貸し機10に内部収納される
カード収納部11、玉貸し機10で使用され、玉貸し機
10から排出されたカードを搬送可能な位置まで誘導す
る排出カード通路12、排出カード通路12に設けら
れ、排出カード通路12を通過するカードの検知を行な
う出口センサ12a、玉貸し機10から排出され、排出
カード通路によって誘導されたカードを搬送するカード
搬送手段であるカード搬送レール3、カード搬送レール
3によって搬送されたカードが回収されるカード回収部
であるカード搬送金庫2、及びカード搬送金庫2に設け
られ、カード搬送金庫2に回収されるカードを検知する
入口センサ2aを有している。
【0015】ここで、玉貸し機10は、1つのカード搬
送金庫2及びカード搬送レール3に対して複数設置さ
れ、複数の玉貸し機10から排出されたカードが、カー
ド搬送レール3を介して1つのカード搬送金庫2に収集
されることとなる。
【0016】図2は、カード回収システム1の具体的な
構成例を示した斜視図である。図2の構成例におけるカ
ード回収システム1では、複数設置された遊技台4に1
対1で対応した複数の玉貸し機10が遊技台4間に設置
される。これらの複数の玉貸し機10に対して、1つの
カード搬送レール3及びカード搬送金庫2が設置され、
各玉貸し機10から排出されたカードは、各玉貸し機1
0に設置された排出カード通路12によってカード搬送
レール3に誘導され、カード搬送レール3は各玉貸し機
10から排出されたカードをカード搬送金庫2に搬送
し、カード搬送金庫2は、搬送されたカードを回収す
る。
【0017】図3は、玉貸し機10の構成を示した断面
図であり、図4は、その正面図を示している。ここで、
図4の(a)は前面パネル11fが閉じた状態を、図4
の(b)は前面パネル11fが開いた状態をそれぞれ示
している。
【0018】玉貸し機10は、カード20に記録された
データの読み取り等を行なうカード読み取り手段である
カードリーダライタ15、カード20の回収指示を行な
う回収制御手段である制御装置13、制御装置13から
指示を受け、遊技台への玉供給指示を与える玉供給制御
装置14、カード20を斜めに積み重ねて収納するカー
ド収納部11、カード20を排出するカード排出口1
6、及びカード排出口16から排出されたカード20を
搬送可能な位置まで誘導する排出カード通路12によっ
て構成されている。
【0019】カードリーダライタ15はカード挿入口1
5aを有し、このカード挿入口15aからカード20が
挿入される。カード収納部11は、カード収納部11の
外部に配置される開閉可能な扉である前面パネル11
f、カード収納部11に収納されたカード20が、カー
ド取り出し口11aaから飛び出すことを防止する飛び
出し防止手段であるストッパー11g、引き出されるこ
とによって収納したカード20を外部に運搬する引き出
し構造部11a、前面パネル11fを施錠するパネルキ
ー11h、カード収納部11にカード20が収納されて
いるか否か判断するための検出光を発光する有無センサ
発光部11b、有無センサ発光部11bが発光した検出
光を検出する有無センサ受光部11c、収納されたカー
ド20の収納数が上限に達しているか否か判断するため
の検出光を発光する上限センサ発光部11d、及び上限
センサ発光部11dが発光した検出光を検出する上限セ
ンサ受光部11eによって構成されている。
【0020】図5は、本形態における玉貸し機10の電
気的な構成を示した構成図である。上述したように、玉
貸し機10は、制御装置13、カードリーダライタ1
5、パネルキー11h、玉供給制御装置14、出口セン
サ12a、有無センサ発光部11b、有無センサ受光部
11c、上限センサ発光部11d及び上限センサ受光部
11eを有している。制御装置13は、パネルキー11
h、カードリーダライタ15、玉供給制御装置14、出
口センサ12a、有無センサ発光部11b、有無センサ
受光部11c、上限センサ発光部11d及び上限センサ
受光部11eとそれぞれ電気的に接続されており、玉供
給制御装置14は、遊技台と電気的に接続されている。
さらに、制御装置13には、店内等に設置された管理コ
ンピュータ40と電気的に接続されており、管理コンピ
ュータ40は、入口センサ2a、解錠装置30、及び他
の玉貸し機と電気的に接続されている。
【0021】次に、図1から図4を用いて、カード回収
システム1の動作について説明する。利用者が玉貸し機
10を用いて遊技用の玉の貸し出しを行なう場合、ま
ず、利用者は、店内に別途設置されたカード販売機等に
よってカード20の購入を行なう。ここで購入したカー
ドには、玉の貸し出しに必要な代金が金額データとして
記録されている。
【0022】カード20を購入した利用者は、購入した
カード20を玉貸し機10のカード挿入口15aから図
3に示すA方向に挿入し、挿入されたカード20はカー
ドリーダライタ15に取り込まれる。カード20を取り
込んだカードリーダライタ15は、取り込んだカード2
0に記録された金額データを読み込み、その結果を制御
装置13に伝える。
【0023】金額データを受け取った制御装置13は、
別途、利用者によって入力指示された玉の貸し出し数等
を考慮し、貸し出した玉の代金及び手数料等を金額デー
タから減算し、玉供給制御装置14に購入した玉の供給
指示を与える。玉の供給指示を受け取った玉供給制御装
置5は遊技台へ玉の供給指示を与え、この指示を受け取
った遊技台は玉の出力を行なう。なお、ここでは、玉の
出力自体は遊技台が行なうこととしているが、玉貸し機
10に玉を出力する機構を設け、玉貸し機から玉を出力
する構成としてもよい。
【0024】一方、玉の貸し出し代金等を減算された金
額データは、カードリーダライタ15に送られ、そこで
カード20に記録されることとなるが、ここで、減算さ
れた金額データに相当する金額が1回の玉貸しに必要な
金額以下になっている場合、言い換えると、カード20
によって貸し出すことができる玉数が、通常1回の玉貸
しで貸し出される玉数以下になっている場合、制御装置
13は、カード20にによって貸し出すことができる数
だけ玉を出力する指示を玉供給制御装置14に与え、残
高分の玉を出力させる。同時に、カード20の金額デー
タに示される金額を0にし、カード20を回収する回収
指示をカードリーダライタ15に与える。この指示を受
け取ったカードリーダライタ15は、カード20の金額
データに示される金額を0にするとともに、カード20
をカード排出口16から、図3に示すC方向に排出す
る。
【0025】カード排出口16から排出されたカード2
0は、排出カード通路12に投入されることとなり、排
出カード通路12に投入されたカード20は、排出カー
ド通路12の内壁に沿って自由落下し、カード搬送レー
ル3の上部へ誘導される。カード搬送レール3の上部へ
誘導されたカード20は、カード搬送レール3によって
図1に示した搬送方向に搬送され、カード搬送金庫2に
回収される。このようにすることによって、各玉貸し機
10における使用済みのカード20を一括して回収する
ことができる。
【0026】上記の通り、カード排出口16から排出さ
れたカード20は、排出カード通路12及びカード搬送
レール3を移動し、カード搬送金庫2に回収されること
となるが、この移動中のカード20は、排出カード通路
12に設置された出口センサ12a、及びカード搬送金
庫2に設置された入口センサ2aによって検知され、そ
の搬送途中でのカード詰まり等の不具合が検出できるよ
うになっている。出口センサ12aがカード20の搬送
途中での不具合を検出した場合、この不具合を発見した
出口センサ12aが設けられている玉貸し機10、及び
カード搬送レール3におけるカード20の搬送方向に対
して不具合を発見した玉貸し機10よりも上流側に位置
するすべての玉貸し機10でのカード20の回収を内部
収納に切り替える。ここで、内部収納とは、使用済みの
カード20を各玉貸し機10がそれぞれ有するカード収
納部11に収納することであり、その場合、その玉貸し
機10は、カード排出口16からのカード排出を行なわ
ない。一方、入口センサ2aがカード20の搬送上の不
具合を検出した場合、カード搬送金庫2に使用済みのカ
ード20を搬送するすべての玉貸し機10でのカード2
0の回収を内部収納に切り替える。また、同時に、出口
センサ12a或いは入口センサ2aが検出した不具合
は、店員等に通知され、それを知った店員等は、その不
具合の処理を行なうこととなる。このようにすることに
より、カード回収システム1の搬送経路にカード20の
搬送上の不具合が生じた場合であっても、システム全体
の動作を中断することなく、不具合の修復を行なうこと
が可能となる。
【0027】次に、図5を用いて、不具合発生時におけ
るカード20の回収切り替え処理について説明する。出
口センサ12aがカード20の搬送上の不具合を検出す
ると、出口センサ12aは、その検知信号を制御装置1
3に送る。検知信号を受け取った制御装置13は、不具
合が発生したことを示す信号を管理コンピュータ40に
送るとともに、カードリーダライタ15へ回収処理の切
り替え指令を出す。これを受けたカードリーダライタ1
5は、その後、回収指示を受けたカード20をカード収
納部11へ収納する。一方、不具合が発生したことを示
す信号を受け取った管理コンピュータ40は、カード搬
送レール3におけるカード20の搬送方向に対し、不具
合が発生したことを示す信号を送った玉貸し機10より
も上流側に位置するすべての玉貸し機10に指令を出
し、それらの玉貸し機10におけるカード20の回収を
内部収納に切り替える。
【0028】入口センサ2aが、カード20の搬送上の
不具合を検出すると、入口センサ2aは、不具合が発生
したことを示す信号を管理コンピュータ40に送る。こ
の信号を受け取った管理コンピュータ40は、すべての
玉貸し機10に指令を出し、それらの玉貸し機10にお
けるカード20の回収を内部収納に切り替える。
【0029】次に、玉貸し機10におけるカード20の
内部収納について説明する。カード20の内部収納は、
カードリーダライタ15がカード20を図3に示すB方
向に自由落下させることによって行なわれ、落下したカ
ード20はカード収納部11の引き出し構造部11aに
収納される。
【0030】図6は、図3における引き出し構造部11
aのD−D断面図、図7は、引き出し構造部11aに収
納されたカード20の様子を示した斜視図である。図6
及び図7に示すように、引き出し構造部11aは、引き
出し構造部11aの底面に対して斜めに傾いて配置され
る平面形状を有する傾斜板11acと、平面形状を有
し、底面に対して垂直に配置され、傾斜板11acとの
組み合わせでV字型を形成する垂直板11ab、及び底
面、傾斜板11ac、垂直板11abとそれぞれ垂直な
位置に配置される平面形状を有する側面板11adによ
って構成されている。ここで、傾斜板11acは、有無
センサ発光部11bから出力される検出光を通過させる
検出光通過部11aeを有している。
【0031】B方向に落下したカード20は、この斜め
に配置されている傾斜板11acに沿って倒れこみ、こ
の傾斜板11ac上に積み重なって配置される。これに
より、カード20は引き出し構造部11aの底面に対し
て斜めに積み重ねられて収納されることとなり、カード
20の幅よりも狭い空間にカード20の収納を行なうこ
とが可能となる。
【0032】図7に示すように、カード20は、傾斜板
11ac上に重ねられ、その1側面を垂直板11abに
よって保持され、また別の1側面を側面板11adによ
って保持されて収納される。ここで、収納されるカード
20は、傾斜板11ac、垂直板11ab及び側面板1
1adの3平面によってのみ保持されており、側面板1
1adと向かい合うカード取り出し口11aa側の面か
らは保持されていない。そこで、このカード取り出し口
11aa側の面からカード20を保持し、カード取り出
し口11aaからのカード20飛び出しを防止する手段
として、ストッパー11gが配置される。
【0033】図3及び図4の(b)に示すように、スト
ッパー11gは板形状を有しており、その板形状の平面
部によって、引き出し構造部11aに収納されたカード
20の側面をカード取り出し口11aa側から保持す
る。ストッパー11gは、その1辺が引き出し構造部1
1aの側面に取りつけられ、その取付け部を回転軸とし
た回転運動を可能としている。この回転運動によって、
ストッパー11gは、その平面部が引き出し構造部11
aのカード取り出し口11aa側の側面と平行に配置さ
れる位置から、垂直に配置される位置まで回転移動する
ことが可能となっている。また、ストッパー11gは、
バネ等の弾性体の弾性力によって、その平面部がカード
取り出し口11aa側の側面と平行に配置されるように
加圧されている。これにより、引き出し構造部11aが
カード収納部11に収納された状態においては、常時、
ストッパー11gが、引き出し構造部11aに収納され
たカード20の側面をカード取り出し口11aa側から
保持することとなる。
【0034】次に、引き出し構造部11aの引き出し動
作について説明する。図8に図3におけるカード収納部
11のE‐E断面図を示す。ここで、図8の(a)は、
引き出し構造部11aがカード収納部11に収納されて
いる状態を示し、図8の(b)は、引き出し構造部11
aがカード収納部11から引き出されている状態を示し
ている。
【0035】引き出し構造部11aの引き出しを行なう
場合、まず、カード収納部11の外部に取付けられた前
面パネル11fの開扉が行なわれる。前面パネル11f
は板形状を有しており、その板形状の一端を軸とした回
転運動を行なうことによって、扉の開閉動作を行なう。
また、前面パネル11fはパネルキー11hによって施
錠されており、パネルキー11hは、パネルキー11h
に鍵を挿入することにより、或いは後述する遠隔操作を
行なうことによって解錠することができる。パネルキー
11hが解錠され、前面パネル11fが図8の(a)に
示したF方向に開扉されると、次に、引き出し構造部1
1aの引き出し動作に移る。
【0036】引き出し構造部11aのカード収納部11
外部への引き出しは、カード収納部11の内部から、前
面パネル11fに向かう方向(H方向)に行なわれる。
引き出し構造部11aにH方向の力が加えられた場合、
引き出し構造部11aは、そのカード取り出し口11a
a側の側面によって、ストッパー11gを内側から外側
に向けて加圧する。引き出し構造部11aによって加圧
されたストッパー11gは、上述した回転軸を中心とし
た回転運動(G方向)を行ない、その平面部がカード取
り出し口11aa側の側面と垂直になる位置へ回転移動
する。これにより、カード取り出し口11aa側を保持
していたストッパー11gがカード収納部11の側面に
しまい込まれ、その後さらに引き出し構造部11aにH
方向の力が加えられることにより、引き出し構造部11
aのカード取り出し口11aaが、カード収納部11の
外部に引き出されることとなる(図8(b))。図9及
び図10は、カード取り出し口11aaがカード収納部
11の外部に引き出される過程を示したカード収納部1
1の詳細斜視図である。ここで、図9は、ストッパー1
1gが引き出し構造部11aに収納されたカード20の
側面をカード取り出し口11aa側から保持し、前面パ
ネル11fが開扉された状態を示し、図10は、カード
取り出し口11aaがカード収納部11の外部に引き出
された状態を示している。
【0037】次に、カード20が収納されているか否か
判断する有無センサ発光部11b、有無センサ受光部1
1c、及びカード20の収納数が上限に達しているか否
か判断する上限センサ発光部11d、上限センサ受光部
11eの動作について説明する。図11及び図12は、
有無センサ発光部11b、有無センサ受光部11c、上
限センサ発光部11d、及び上限センサ受光部11eの
動作を示した図である。
【0038】図11及び図12に示すように、有無セン
サ発光部11bはカード収納部11の底面内側に、有無
センサ受光部11c及び上限センサ受光部11eはカー
ド収納部11の側面内側に、上限センサ発光部11dは
カード収納部11の上面内側にそれぞれ配置される。こ
れにより、有無センサ発光部11b及び上限センサ発光
部11dからは、収納されるカードの積み重ね方向を斜
めに横切る方向に検出光が出力されることとなる。
【0039】これらのセンサは、制御装置13によって
制御され、制御装置13がカードリーダライタ15に対
してカード20を収納する指示を行なう場合、及び後述
する遠隔操作によってパネルキー11hへ解錠指示が与
えられた場合に一定期間動作し、有無センサ発光部11
bから出力された検出光は有無センサ受光部11cで、
上限センサ発光部11dから出力された検出光は上限セ
ンサ受光部11eでそれぞれ検出される。
【0040】まず、図11を用いて、カード20が収納
されているか否かを判断する判断方法について説明す
る。図11の(a)に示すように、引き出し構造部11
aにカード20が収納されていない場合、有無センサ発
光部11bから出力された検出光は、引き出し構造部1
1aの検出光通過部11aeを通過して有無センサ受光
部11cに達し、そこで検出されることとなる。一方、
図11の(b)に示すように、引き出し構造部11aに
カード20が収納された場合、有無センサ発光部11b
から出力された検出光は、引き出し構造部11aに収納
されたカード20によって遮断され、この検出光が有無
センサ受光部11cに達することはない。この場合、有
無センサ受光部11cによる検出光の検出は行なわれな
い。
【0041】以上のように、引き出し構造部11aにカ
ード20が収納されていない場合、有無センサ受光部1
1cは検出光を検出し、カード20が収納されている場
合、有無センサ受光部11cは検出光を検出しないこと
となるため、有無センサ受光部11cが検出光を検出す
るか否かを判断することによって、カード20が引き出
し構造部11aにカード20が収納されているか否かを
判断することが可能となる。
【0042】次に、図12を用いて、カード20の収納
数が上限に達しているか否かを判断する判断方法につい
て説明する。図12の(a)は、収納されたカード20
が収納数の上限に達していない場合を示している。この
場合、上限センサ発光部11dから出力された検出光
は、上限センサ受光部11eに達し、そこで検出される
こととなる。一方、図12の(b)は、カード20が収
納数の上限に達している場合を示し、この場合、上限セ
ンサ発光部11dから出力された検出光は、カード20
によって遮断され、この検出光が上限センサ受光部11
eに達することはない。この場合、上限センサ受光部1
1eによる検出光の検出は行なわれない。
【0043】以上のように、収納されたカード20が収
納数の上限に達していない場合、上限センサ受光部11
eは検出光を検出し、カード20が収納数の上限に達し
ている場合、上限センサ受光部11eは検出光を検出し
ないこととなるため、上限センサ受光部11eが検出光
を検出するか否かを判断することによって、収納された
カード20が収納数の上限に達しているか否かを判断す
ることが可能となる。
【0044】次に、図5を用い、上述した有無センサ及
び上限センサの判断手順について説明する。制御装置1
3がカードリーダライタ15に対してカード20を収納
する指示を行なう場合、或いは後述する遠隔操作によっ
てパネルキー11hへ解錠指示が与えられた場合、制御
装置13は上限センサ発光部11d及び有無センサ発光
部11bに対し、一定期間検出光を出力させる指示を行
なう。この指示を受け取った上限センサ発光部11d及
び有無センサ発光部11bは検出光を発光し、有無セン
サ受光部11c及び上限センサ受光部11eは、それら
の検出光の検出結果を制御装置13に送る。制御装置1
3は、有無センサ受光部11c及び上限センサ受光部1
1eから受け取った検出結果をもとに、上述した判断方
法に従ってカード20の有無及び収納状態を判断し、そ
の判断結果に応じた各種の処理を行なう。
【0045】次に、遠隔操作によって行なわれる複数の
玉貸し機10の一括解錠動作について説明する。複数の
玉貸し機10の一括解錠動作は、店内に設置された解錠
装置30によって行なわれる。図5に示すように、解錠
装置30は管理コンピュータ40と電気的に接続されて
いる。解錠装置30はキー操作等によって解錠信号を出
力し、出力された解錠信号は、管理コンピュータ40に
伝えられる。解錠信号を受け取った管理コンピュータ4
0は、接続されているすべての玉貸し機10の制御装置
13に対し解錠信号を送る。解錠信号を受け取った各制
御装置13は、上述した方法によって、カード20がカ
ード収納部11に収納されているか否か判断し、カード
20が収納されていると判断した場合、自己が制御する
パネルキー11hの解錠を行なう。ここで、カード20
が収納されていないと判断した場合には、パネルキー1
1hの解錠は行なわない。このようにすることにより、
カード20が内部収納された玉貸し機10のみパネルキ
ー11hの解錠を複数連動して行なうことが可能とな
り、解錠作業が簡易化される。なお、ここでは、管理コ
ンピュータ40がすべての玉貸し機10に解錠信号を送
るとしたが、解錠装置30による操作等により、一部の
玉貸し機10のみに解錠信号を送る構成としてもよい。
【0046】このように、本形態では、玉貸し機10の
内部収納は、カード20を斜めに積み重ねて行なうこと
としたため、玉貸し機10の幅がカード20の幅よりも
狭い場合であってもカード20の収納を行なうことがで
きる。
【0047】また、制御装置13によって回収指示を受
けた使用済みのカード20をカード排出口16から排出
し、排出カード通路12によってカード搬送レール3に
誘導し、カード搬送レール3は誘導されたカード20を
カード搬送金庫2に搬送し、カード搬送金庫2は、搬送
されたカード20を回収することとしたため、カード2
0の回収作業の効率化を図ることができる。
【0048】さらに、カード20に搬送上の不具合が生
じた場合には、カード20を各玉貸し機10のカード収
納部11に斜めに積み重ねて内部収納することとしたた
め、回収システムの一部に不具合が生じた場合であって
も、回収システム全体の機能を維持することができる。
【0049】また、カード20に搬送上の不具合が生じ
た場合には、カード20を各玉貸し機10のカード収納
部11に斜めに積み重ねて内部収納することとしたた
め、カードの搬送中に不具合が生じた場合であっても、
回収システムを停止させることなく、不具合の修復を図
ることが可能となる。
【0050】なお、本形態では、制御装置13がカード
20の回収指示を行なうたびに、カード20をカード排
出口16から排出し、排出カード通路12及びカード搬
送レール3を介してカード搬送金庫2に回収し、搬送途
中に不具合が生じた場合にのみ、各玉貸し機10のカー
ド20の回収を内部収納へ切り替えることとしたが、制
御装置13がカード20の回収指示を行なうたびに、カ
ード20をカード収納部11に内部収納し、カード収納
部11に収納されたカード20が上限に達した場合にの
み、カード収納部11に収納されたカード20を排出
し、カード搬送レール3でカード搬送金庫2に回収する
構成としてもよい。この場合、カード収納部11に収納
されたカード20が上限に達したか否かの判断は、上限
センサによって行なう。また、カード搬送レール3の稼
動は、いずれかの玉貸し機10がカード収納部11に収
納されたカード20を排出し、排出されたカード20が
カード搬送金庫2に回収される間のみ稼動することとし
てもよい。これにより、ランニングコストの削減を図る
ことが可能となる。
【0051】また、本形態では、カード20に金額デー
タを記録し、制御装置13がカード20に記録された金
額データを読み取って、玉の貸し出しを行なう構成とし
ているが、カード20自身には金額データを記録せず、
店内等に設置された管理コンピュータ40に金額データ
を記録することとしてもよい。この場合、カード20に
は、その利用者を示す識別コード等が記録され、その内
容に従って管理コンピュータ40に記録された利用者ご
との金額データを読み出し、貸し出した玉の代金等に応
じて、その金額データを減算することとなる。
【0052】さらに、本形態では、有無センサ発光部1
1b及び上限センサ発光部11dからの検出光の出力
は、制御装置13がカードリーダライタ15に対してカ
ード20を収納する指示を行なう場合、及び遠隔操作に
よってパネルキー11hへ解錠指示が与えられた場合に
一定期間行なわれることとしたが、その他のタイミング
で検出光の出力が行なわれることとしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード回
収システムでは、回収制御手段によって回収指示を受け
たカードをカード収納部に斜めに積み重ねて収納するこ
ととしたため、玉貸し機の幅がカードの幅よりも狭い場
合であってもカードの収納を行なうことができる。
【0054】また、本発明のカード回収システムでは、
回収制御手段によって回収指示を受けたカードをカード
排出口から排出し、排出されたカードを排出カード通路
で誘導し、誘導されたカードをカード搬送手段によって
搬送し、カード回収部に回収することとしたため、カー
ドの回収作業の効率化を図ることができる。
【0055】さらに、本発明のカード回収システムで
は、回収制御手段によって回収指示を受けたカードをカ
ード収納部に斜めに積み重ねて収納し、或いはカード排
出口から排出し、排出されたカードを排出カード通路で
誘導し、誘導されたカードをカード搬送手段によって搬
送し、カード回収部に回収することとしたため、回収シ
ステムの一部に不具合が生じた場合であっても、回収シ
ステム全体の機能を維持することができる。
【0056】また、本発明のカード回収システムでは、
回収制御手段によって回収指示を受けたカードをカード
収納部に斜めに積み重ねて収納し、或いはカード排出口
から排出し、排出されたカードを排出カード通路で誘導
し、誘導されたカードをカード搬送手段によって搬送
し、カード回収部に回収することとしたため、カードの
搬送中に不具合が生じた場合であっても、回収システム
を停止させることなく、不具合の修復を図ることが可能
となる。
【0057】さらに、本発明の玉貸し機では、回収制御
手段によって回収指示を受けたカードをカード収納部に
斜めに積み重ねて収納することとしたため、玉貸し機の
幅がカードの幅よりも狭い場合であってもカードの収納
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード回収システムの概略構成を示した構成図
である。
【図2】カード回収システムの具体的な構成例を示した
斜視図である。
【図3】玉貸し機の構成を示した断面図である。
【図4】玉貸し機の正面図である。
【図5】玉貸し機の電気的な構成を示した構成図であ
る。
【図6】図3における引き出し構造部のD−D断面図で
ある。
【図7】引き出し構造部に収納されたカードの様子を示
した斜視図である。
【図8】図3におけるカード収納部のE‐E断面図であ
る。
【図9】カード取り出し口がカード収納部の外部に引き
出される過程を示したカード収納部の詳細斜視図であ
る。
【図10】カード取り出し口がカード収納部の外部に引
き出される過程を示したカード収納部の詳細斜視図であ
る。
【図11】有無センサ発光部、有無センサ受光部、上限
センサ発光部、及び上限センサ受光部の動作を示した図
である。
【図12】有無センサ発光部、有無センサ受光部、上限
センサ発光部、及び上限センサ受光部の動作を示した図
である。
【符号の説明】
1 カード回収システム 2 カード搬送金庫 2a 入口センサ 3 カード搬送レール 10 玉貸し機 11 カード収納部 11a 引き出し構造部 11b 有無センサ発光部 11c 有無センサ受光部 11d 上限センサ発光部 11e 上限センサ受光部 11f 前面パネル 11g ストッパー 11h パネルキー 12 排出カード通路 12a 出口センサ 13 制御装置 16 カード排出口 20 カード 30 解錠装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 良二 埼玉県浦和市西堀10丁目13番1号 マミ ヤ・オーピー株式会社内 (72)発明者 内田 明彦 埼玉県浦和市西堀10丁目13番1号 マミ ヤ・オーピー株式会社内 (72)発明者 三高 幸雄 東京都中央区日本橋室町4丁目1番22号 日本レジャーカードシステム株式会社内 (72)発明者 矢澤 晃 東京都中央区日本橋室町4丁目1番22号 日本レジャーカードシステム株式会社内 (72)発明者 飯島 徹 東京都中央区日本橋室町4丁目1番22号 日本レジャーカードシステム株式会社内 (72)発明者 斉藤 克之 東京都文京区後楽1丁目2番2号 コス モ・イーシー株式会社内 (72)発明者 前山 義孝 東京都文京区後楽1丁目2番2号 コス モ・イーシー株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BA88 BB36 3E044 AA06 DE10 FB20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技台に用いる玉の貸し出しに使用され
    たカードの回収を行なうカード回収システムにおいて、 前記カードに記録されたデータを読み取るカード読み取
    り手段と、前記カードの回収指示を行なう回収制御手段
    と、前記カードを斜めに積み重ねて収納するカード収納
    部と、前記カードが排出されるカード排出口と、前記カ
    ード排出口から排出された前記カードを搬送可能な位置
    まで誘導する排出カード通路とを有する玉貸し機と、 前記排出カード通路によって誘導された前記カードを搬
    送するカード搬送手段と、 前記カード搬送手段によって搬送された前記カードが回
    収されるカード回収部と、 を有することを特徴とするカード回収システム。
  2. 【請求項2】 前記玉貸し機は、前記カードの搬送に不
    具合が生じていない場合には、前記回収指示を受けた前
    記カードを前記カード排出口から排出し、前記カードの
    搬送に不具合が生じている場合には、前記回収指示を受
    けた前記カードを前記カード収納部に収納することを特
    徴とする請求項1記載のカード回収システム。
  3. 【請求項3】 前記排出カード通路には、前記排出カー
    ド通路を通過する前記カードを検知する出口センサがさ
    らに設けられ、前記カード回収部には、前記カード回収
    部に回収される前記カードを検知する入口センサがさら
    に設けられ、 前記出口センサが前記カードの搬送上の不具合を発見し
    た場合、前記不具合を発見した前記出口センサが設けら
    れている前記玉貸し機、及び前記カードの搬送方向に対
    し、前記不具合を発見した前記玉貸し機よりも上流側に
    位置するすべての前記玉貸し機において、その後に前記
    回収指示を受けた前記カードを前記カード収納部に収納
    し、 前記入口センサが前記カードの搬送上の不具合を発見し
    た場合、すべての前記玉貸し機において、その後に前記
    回収指示を受けた前記カードを前記カード収納部に収納
    することを特徴とする請求項2記載のカード回収システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記玉貸し機は、前記回収指示を受けた
    前記カードを前記カード収納部に収納し、前記カード収
    納部での前記カードの収納数が上限に達した場合に、前
    記カード収納部に収納された前記カードを前記カード排
    出口から排出することを特徴とする請求項1記載のカー
    ド回収システム。
  5. 【請求項5】 前記カード搬送手段は、前記カードが前
    記カード排出口から排出されてから、前記カード回収部
    に回収されるまでの間のみ稼動することを特徴とする請
    求項4記載のカード回収システム。
  6. 【請求項6】 前記カード収納部は、その外面に開閉可
    能な扉をさらに有し、前記扉の解錠は、遠隔操作によっ
    て複数の玉貸し機と連動して行なわれることを特徴とす
    る請求項1記載のカード回収システム。
  7. 【請求項7】 前記回収制御手段は、前記カードによっ
    て貸し出すことができる玉数が、通常1回の玉貸しで貸
    し出される玉数以下になった場合、前記カードによって
    貸し出すことができる数だけ前記玉を貸し出す指示を与
    え、併せて、前記カードの回収指示を行なうことを特徴
    とする請求項1記載のカード回収システム。
  8. 【請求項8】 前記カード収納部は、前記カードが収納
    されているか否かを判断する有無センサと、前記カード
    の収納数が上限に達しているか否か判断する上限センサ
    とをさらに有し、 前記有無センサ及び前記上限センサは、前記有無センサ
    及び前記上限センサから出力される検出光が前記カード
    の積み重ね方向を斜めに横切るように配置されることを
    特徴とする請求項1記載のカード回収システム。
  9. 【請求項9】 前記有無センサ及び前記上限センサは、
    検出を行なう一定期間にのみ動作することを特徴とする
    請求項8記載のカード回収システム。
  10. 【請求項10】 前記有無センサ及び前記上限センサ
    は、前記回収制御手段が前記カードの回収指示を行った
    場合に一定期間動作することを特徴とする請求項9記載
    のカード回収システム。
  11. 【請求項11】 前記カード収納部は、収納された前記
    カードがカード取り出し口から飛び出すことを防止する
    飛び出し防止手段をさらに有することを特徴とする請求
    項1記載のカード回収システム。
  12. 【請求項12】 前記カード収納部は、引き出されるこ
    とによって収納した前記カードを外部に運搬するカード
    収納部を有し、 前記飛び出し防止手段は、前記カード収納部が前記カー
    ド収納部の内部に収納されている際に前記カード取り出
    し口をふさぎ、前記カード収納部が引き出される際に自
    動的に前記カード取り出し口を開くことを特徴とする請
    求項11記載のカード回収システム。
  13. 【請求項13】 遊技台に用いる玉の貸し出しに使用さ
    れたカードの回収を行なう玉貸し機において、 前記カードに記録されたデータを読み取るカード読み取
    り手段と、 前記カードの回収指示を行なう回収制御手段と、 前記カードを斜めに積み重ねて収納するカード収納部
    と、 前記カードが排出されるカード排出口と、 前記カード排出口から排出された前記カードを搬送可能
    な位置まで誘導する排出カード通路と、 を有することを特徴とする玉貸し機。
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