JP2001142528A - プロセスアセスメントツール及びプロセスアセスメント処理方法 - Google Patents

プロセスアセスメントツール及びプロセスアセスメント処理方法

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JP2001142528A
JP2001142528A JP32261699A JP32261699A JP2001142528A JP 2001142528 A JP2001142528 A JP 2001142528A JP 32261699 A JP32261699 A JP 32261699A JP 32261699 A JP32261699 A JP 32261699A JP 2001142528 A JP2001142528 A JP 2001142528A
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computer
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Takahiro Asano
隆宏 浅野
Shigeto Shibaike
成人 芝池
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造プロセスにおける環境負荷の低減化設計
を実現する、価値のある評価を行うために有効なプロセ
スアセスメントツールの提供を目的とする。 【解決手段】 セクションデータ入力2とステップデー
タ入力3と消費材料入力4を有するデータ入力部1と、
電力環境負荷データベース6と化石燃料環境負荷データ
ベース7と材料環境負荷データベース8に接続されたデ
ータ演算(データ処理)部5と、積算グラフや円グラフ
及びレーダーチャート表示器を備えた表示部9と、を用
いて構成し、データ入力部1で入力されたデータは、デ
ータ演算(データ処理)部5に接続したデータベースか
らのデータとの演算処理により、エネルギー消費量、二
酸化炭素、硫黄酸化物及び窒素酸化物等の環境負荷量を
算出することができ、この演算結果を表示部9で視覚化
することで、製造プロセスにおける環境負荷の低減化設
計に対する有効な情報を提供しこれを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工物の製造プロ
セスを評価するプロセスアセスメントツールとそれを用
いた処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、環境に配慮した製造プロセスによ
る人工物の生産は非常に重要な課題になっている。現行
の人工物の製造にあたって、その製造工場では、動力源
や熱源として主に電気エネルギーが用いられている。ま
た産業界にあって製造プロセスの設計では従来よりコス
トが重要視されて来た。しかし最近では地球環境保全に
対する関心の高まりから、エネルギー消費、温暖化ガス
あるいは酸性化ガスの排出低減を同時に検討することが
不可欠となっている。従って実際に製造プロセスを設計
する場合、あるいは現状の製造プロセスでも、こうした
環境への影響を推定するシミュレーションを行い、計画
中あるいは現行のプロセスの問題点を抽出して改善策を
検討することが重要である。
【0003】コジェネレーションシステム(コジェネ)
は、製造に必要な電気エネルギーの一部をガス、石油等
を用いて自家発電するシステムであり、さらに自家発電
の際に発生する排熱を利用してエネルギー消費の低減を
実現しようとするものである。一般にガスをコジェネに
用いた場合の総合エネルギー変換効率は70〜80%であ
り、コジェネを用いた環境負荷の低減に期待が大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際の工場で
は、購入電力と自家発電の割合を最適化する指針が無
く、製造可能量にも限界がある。環境負荷の因子として
は、電気やガスを製造するために消費されるエネルギー
量に加え、これらのエネルギーを製造したり利用したり
する際に発生する二酸化炭素(CO2 )、窒素酸化物(NOx)
、硫黄酸化物(SOx) 等の排出物量が挙げられる。しか
も、電力会社により発電源構成が異なるため、環境負荷
の発生比率も異なる、といった数多くの要因が複雑に絡
み合った状況にある。製造プロセスの環境負荷を改善す
るには、プロセスを構成するステップ(工程)毎の検討
が必要である。しかし、ステップ数が 100を越えるプロ
セスも多く、さらに製品を構成する部品が複数の工場で
製造されることも頻繁に起こる。したがって、製造プロ
セスの評価を実際の製造プロセスで行い環境負荷の低減
化設計を具現化するには、こうした条件を全て考慮した
上で詳細なエネルギー分析を実施し、適切なシミュレー
ションを実現して価値のある評価につなげるためのツー
ルが望まれている。
【0005】本発明は上記課題を解決するものであり、
製造プロセスの評価を実際の製造プロセスで行い環境負
荷の低減化設計を可能とするツールの提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、エネルギー源の消費に伴って発生する環境
負荷のデータを備えたデータベースと、人工物の製造プ
ロセスに必要な各種条件を入力するデータ入力部と、入
力されたデータと前記データベースのデータとから前記
製造プロセスが生み出す環境負荷を演算するデータ処理
部と、演算した結果を出力するデータ出力部とを用いて
構成したプロセスアセスメントツールまたはこれを用い
た処理方法としたものであり、価値のある評価を行い製
造プロセスの環境負荷の低減化設計を実現するものであ
る。
【0007】本発明の他の特徴は、データベースに、エ
ネルギー源として電力、都市ガス等の二次エネルギーの
うち少なくとも1つを消費したときに発生する環境負荷
のデータを備えたプロセスアセスメントツールであっ
て、前記環境負荷のデータがエネルギー供給元別あるい
はエネルギー供給地域別に構成されたプロセスアセスメ
ントツールまたはこれを用いた処理方法により、価値の
ある評価を行い製造プロセスの環境負荷の低減化設計を
実現するものである。
【0008】本発明の他の特徴は、材料の消費に伴って
発生する環境負荷のデータを備えたデータベースと、人
工物の製造及びその製造プロセスに必要な材料の消費量
を入力するデータ入力部と、入力されたデータと前記デ
ータベースのデータとから前記人工物の製造及びその製
造プロセスが生み出す環境負荷を演算するデータ処理部
と、演算した結果を出力するデータ出力部とから構成し
たプロセスアセスメントツールまたはこれを用いた処理
方法により、価値のある評価を行い製造プロセスの環境
負荷の低減化設計を実現するものである。
【0009】本発明の他の特徴は、データ出力部が、製
造プロセスを構成する工程単位で演算結果を視覚化して
表示する機能を有するプロセスアセスメントツールによ
り、価値のある評価を行い製造プロセスの環境負荷の低
減化設計を実現するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、エネルギー源の消費に伴って発生する環境負荷のデ
ータを備えたデータベースと、人工物の製造プロセスに
必要な各種条件を入力するデータ入力部と、入力された
データと前記データベースのデータとから前記製造プロ
セスが生み出す環境負荷を演算するデータ処理部と、演
算した結果を出力するデータ出力部とから構成したプロ
セスアセスメントツールであり、価値のある評価を行い
製造プロセスの環境負荷の低減化設計を可能とするとい
う作用を有する。
【0011】また、請求項2に記載の発明のように、デ
ータベースに、エネルギー源として天然ガス、重油、軽
油、灯油、ガソリン、石炭、木材等の一次エネルギーの
うち少なくとも1つを消費したときに発生する環境負荷
のデータを備えた請求項1記載のプロセスアセスメント
ツールとするのが、好適である。。
【0012】または、請求項3に記載の発明のように、
データベースに、エネルギー源として電力、都市ガス等
の二次エネルギーのうち少なくとも1つを消費したとき
に発生する環境負荷のデータを備えた請求項1記載のプ
ロセスアセスメントツールであって、前記環境負荷のデ
ータがエネルギー供給元別あるいはエネルギー供給地域
別に構成されたプロセスアセスメントツールとするの
が、より好適である。
【0013】更に、請求項4に記載の発明のように、エ
ネルギー供給元別あるいはエネルギー供給地域別の発電
源構成データと発電源別による環境負荷データから電力
利用に伴う環境負荷を算出する機能を備えた請求項3記
載のプロセスアセスメントツールとするのが、より好適
である。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、材料の
消費に伴って発生する環境負荷のデータを備えたデータ
ベースと、人工物の製造及びその製造プロセスに必要な
材料の消費量を入力するデータ入力部と、入力されたデ
ータと前記データベースのデータとから前記人工物の製
造及びその製造プロセスが生み出す環境負荷を演算する
データ処理部と、演算した結果を出力するデータ出力部
とから構成したプロセスアセスメントツールであり、価
値のある評価を行い製造プロセスの環境負荷の低減化設
計を可能とするという作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、データベース
に、環境負荷としてエネルギー源もしくは材料の原料の
採掘から利用までに消費される総エネルギーのデータを
備えた請求項1または5記載のプロセスアセスメントツ
ールであり、価値のある評価を行い製造プロセスの環境
負荷の低減化設計を可能とするという作用を有する。
【0016】請求項7に記載の発明は、データベース
に、環境負荷としてエネルギー源もしくは材料の原料の
採掘から利用までに発生する二酸化炭素、硫黄酸化物、
窒素酸化物等の環境負荷物質のうち少なくとも1つの総
排出量のデータを備えた請求項1または5記載のプロセ
スアセスメントツールであり、価値のある評価を行い製
造プロセスの環境負荷の低減化設計を可能とするという
作用を有する。
【0017】請求項8に記載の発明は、データ出力部
が、製造プロセスを構成する工程単位で演算結果を視覚
化して表示する機能を有する請求項1または5記載のプ
ロセスアセスメントツールであり、価値のある評価を行
い製造プロセスの環境負荷の低減化設計を可能とすると
いう作用を有する。
【0018】また、請求項9に記載の発明のように、工
程を経るに従い増加する環境負荷を積算グラフで表示す
る機能を有する請求項8記載のプロセスアセスメントツ
ールとするのが、好適である。
【0019】または、請求項10に記載の発明のよう
に、工程を分類し、その分類毎に発生する環境負荷の割
合を合計して分割グラフで表示する機能を有する請求項
8記載のプロセスアセスメントツールとするのが、好適
である。
【0020】または、請求項11に記載の発明のよう
に、各工程毎に発生する複数の環境負荷を、それぞれ製
造プロセス全体との割合で示すチャートで表示する機能
を有する請求項8記載のプロセスアセスメントツールと
するのが、好適である。
【0021】本発明の請求項12と23に記載の発明
は、エネルギー源の消費に伴って発生する環境負荷のデ
ータを備えたデータベースを有し、人工物の製造プロセ
スに必要な各種条件を入力するデータ入力段階と、入力
されたデータと前記データベースのデータとを用いて前
記製造プロセスが生み出す環境負荷を演算するデータ処
理段階と、演算した結果を出力するデータ出力段階とを
有するプロセスアセスメント処理方法とそれをコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
であり、価値のある評価を行い製造プロセスの環境負荷
の低減化設計を可能とするという作用を有する。
【0022】また、請求項13と24に記載の発明のよ
うに、データベースは、エネルギー源として天然ガス、
重油、軽油、灯油、ガソリン、石炭、木材等の一次エネ
ルギーのうち少なくとも1つを消費したときに発生する
環境負荷のデータを備えた請求項12記載のプロセスア
セスメント処理方法とそれをコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体とするのが、好適
である。。
【0023】または、請求項14と25に記載の発明の
ように、データベースは、エネルギー源として電力、都
市ガス等の二次エネルギーのうち少なくとも1つを消費
したときに発生する環境負荷のデータを備えた請求項1
2記載のプロセスアセスメント処理方法であって、前記
環境負荷のデータがエネルギー供給元別あるいはエネル
ギー供給地域別に構成されたプロセスアセスメント処理
方法とそれをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録した記録媒体とするのが、より好適である。
【0024】更に、請求項15と26に記載の発明のよ
うに、データ処理段階は、エネルギー供給元別あるいは
エネルギー供給地域別の発電源構成データと発電源別に
よる環境負荷データとを用いて電力利用に伴う環境負荷
を算出する段階を有する請求項14記載のプロセスアセ
スメント処理方法とそれをコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録した記録媒体とするのが、より好
適である。
【0025】請求項16と27に記載の発明は、材料の
消費に伴って発生する環境負荷のデータを備えたデータ
ベースを有し、人工物の製造及びその製造プロセスに必
要な材料の消費量を入力するデータ入力段階と、入力さ
れたデータと前記データベースのデータとを用いて前記
人工物の製造及びその製造プロセスが生み出す環境負荷
を演算するデータ処理段階と、演算した結果を出力する
データ出力段階とを有するプロセスアセスメント処理方
法とそれをコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録した記録媒体であり、価値のある評価を行い製造
プロセスの環境負荷の低減化設計を可能とするという作
用を有する。
【0026】請求項17と28に記載の発明は、データ
ベースは、環境負荷としてエネルギー源もしくは材料の
原料の採掘から利用までに消費される総エネルギーのデ
ータを備えた請求項12または16記載のプロセスアセ
スメント処理方法とそれをコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録した記録媒体であり、価値のある
評価を行い製造プロセスの環境負荷の低減化設計を可能
とするという作用を有する。
【0027】請求項18と29に記載の発明は、データ
ベースは、環境負荷としてエネルギー源もしくは材料の
原料の採掘から利用までに発生する二酸化炭素、硫黄酸
化物、窒素酸化物等の環境負荷物質のうち少なくとも1
つの総排出量のデータを備えた請求項12または16記
載のプロセスアセスメント処理方法とそれをコンピュー
タに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体で
あり、価値のある評価を行い製造プロセスの環境負荷の
低減化設計を可能とするという作用を有する。
【0028】請求項19と30に記載の発明は、データ
出力段階が、製造プロセスを構成する工程単位で演算結
果を視覚化して表示する段階を有する請求項12または
16記載のプロセスアセスメント処理方法とそれをコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録
媒体であり、価値のある評価を行い製造プロセスの環境
負荷の低減化設計を可能とするという作用を有する。
【0029】また、請求項20と31に記載の発明のよ
うに、データ出力段階が、工程を経るに従い増加する環
境負荷を積算グラフで表示する段階を有する請求項19
記載のプロセスアセスメント処理方法とそれをコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
とするのが、好適である。
【0030】または、請求項21と32に記載の発明の
ように、データ出力段階が、工程を分類し、その分類毎
に発生する環境負荷の割合を合計して分割グラフで表示
する段階を有する請求項19記載のプロセスアセスメン
ト処理方法とそれをコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録した記録媒体とするのが、好適である。
【0031】または、請求項22と33に記載の発明
は、データ出力段階が、各工程毎に発生する複数の環境
負荷を、それぞれ製造プロセス全体との割合で示すチャ
ートで表示する段階を有する請求項19記載のプロセス
アセスメント処理方法とそれをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録した記録媒体とするのが、好
適である。。
【0032】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図8を用いて説明する。
【0033】(実施の形態1)本発明によるプロセスア
セスメントツールの概略を示すブロック図を、図1に示
す。データ入力部1は、セクションデータ入力2とステ
ップデータ入力3、消費材料データ入力4で構成されて
いる。データ演算(データ処理)部5は、電力環境負荷
データベース6および化石燃料環境負荷データベース
7、材料環境負荷データベース8に接続され、データ入
力部1で入力された各データをデータ演算(データ処
理)部5に入力して、電力環境負荷データベース6、化
石燃料環境負荷データベース7および材料環境負荷デー
タベース8からのデータを用いて演算・処理を行う。こ
の結果を表示部9へ出力し、積算グラフ表示10、円グ
ラフ表示11およびレーダーチャート表示12を行う。
【0034】セクションデータ入力2、ステップデータ
入力3および消費材料データ入力4における具体的入力
項目は以下の通りである。
【0035】1)セクションデータ入力2 図2に電源系を同じとする製造プロセス中ステップの製
造場所(セクション)のデータを入力するための画面を
示す。ステップとは1つ1つの製造プロセスを構成する
1つ1つの工程を示す。このときの入力データは、稼働
時間等の生産条件13、電力会社14、購入電力使用量
15、自家発電利用分の化石燃料使用量16、自家発電
による発電量17およびガス会社18である。この入力
内容を基に、プロセスアセスメントツールは内蔵してい
る電気、ガスおよび発電源構成のデータベース(図示せ
ず)にアクセスし、エネルギー供給先である電力会社1
4やガス会社18および購入電力使用量15や化石燃料
使用量16に応じたCO2、NOx、SOx等の排出物量等の様
々な環境負荷量を算出する(図示せず)。
【0036】2)ステップデータ入力3 図3に製造プロセスを構成する各ステップの条件を入力
する際に用いられる画面を示す。
【0037】まずステップ分類コード19を入力すると
プロセスアセスメントツールは自動的にステップ番号2
0、補助番号21、ステップコード22を出力する。次
にステップの名称23とステップの処理がどの分類に該
当するかを工程分類24に入力する。
【0038】各ステップでは製造設備を使用している。
実際の工場でこの設備単独の電力消費量を得ることは、
非常に困難である。従って、ここでは各装置の定格電力
25、稼働時間からの割合26およびフルパワーからの
割合27を入力し、実際の電力消費量を推量する実効値
(図示せず)を各ステップ毎に求める。
【0039】次に同一セクションの実効値の合計からの
実効値割合と図2におけるセクションの購入電力使用量
15と自家発電の発電量17の合計値より各ステップの
消費電力値(図示せず)を算出する。さらに図2におい
て自家発電の発電量17にデータを入力している場合、
図3の各ステップの条件入力画面中コジェネ利用状況2
8で非導入および導入を選択する。また、各ステップ単
独で導入する化石燃料の消費データを非電力利用分29
にデータを入力する。
【0040】3)消費材料データ入力4 図4に各ステップで消費(投入)される材料を入力する
画面を示す。ステップコード一覧30で該当するステッ
プコードをステップコード31に入力する。次に材料環
境負荷データベース32で該当する材料を選び、使用材
料33に入力する。また対象とするステップで消費量を
使用量34および基準となる単位を単位選択部35に入
力する。これらの処理を行うとプロセスアセスメントツ
ールは排出物表示欄36に単位重量あたりの排出物の量
を算出し表示する。
【0041】1)、2)および3)の入力後、プロセス
アセスメントツールは各ステップのエネルギー消費量お
よび排出物量の算出データ処理を行う(図示せず)。こ
の算出結果によりどのステップの環境負荷が大きいか、
数値により比較することが可能である。
【0042】次に製造プロセスの環境負荷低減をより効
果的に検討するために、図5に示される積算グラフ表示
機能を用いる。ここで横軸は製造プロセスステップコー
ド軸37で各ステップを表し、縦軸は積算される環境負
荷を表す積算環境負荷軸38である。このときの環境負
荷は消費エネルギー、CO2 、NOx およびSOx 等である。
【0043】これにより、具体的にどのステップが全体
の割合から比較して環境負荷を増加させているかが分か
り、削減するべきかを明らかにすることができる。また
別の効果としてリサイクル、リユースを検討する場合
に、全体の環境負荷割合と各ステップまでの積算環境負
荷割合の関係から、どのステップからリサイクルあるい
はリユースの対象とすべきかを決めるために参考となる
データを得ることができる。
【0044】さらに製造プロセスの環境負荷低減をより
効果的に検討するために、図6に示される円グラフの表
示機能を用いる。このときのグラフはステップで処理す
る内容を工程分類毎にまとめ環境負荷の割合を表示す
る。このときの環境負荷は消費エネルギー、CO2 、NOx
およびSOx 等である。
【0045】これによりどの工程分類の環境負荷が大き
いかが明確になる。環境負荷低減化を検討する場合、同
じ工程分類を複数のステップで行っていたものを統合さ
せるなど、製造プロセスの設計にこの結果を反映させる
ことができる。
【0046】さらに製造プロセスを構成する各ステップ
の環境負荷低減をより効果的に検討するために、図7に
示されるレーダーチャートの表示機能を用いる。このと
きのチャートは複数の環境負荷要因を軸に取り、各軸で
は製造プロセス全体の環境負荷に対する対象とするステ
ップの環境負荷の割合がプロットされている。またこの
ときの環境負荷は、消費エネルギー、CO2 、NOx および
SOx 等である。このプロットを結んだものがステップ環
境負荷ライン39である。また対象とするステップが購
入電力のみである場合の環境負荷の割合を同様にプロッ
トし、このプロットを結んだものが購入電力環境負荷ラ
イン40である。製造プロセスで消費されるエネルギー
が全て購入電力である場合、ステップ環境負荷ライン3
9と電力環境負荷ライン40は重なる。コジェネにおい
て自家発電を行う場合、ステップ環境負荷ライン39と
電力環境負荷ライン40はズレが生じる。電力環境負荷
ライン40より外側にステップ環境負荷ライン39がプ
ロットされる環境負荷は改善が必要な環境負荷要因であ
る。
【0047】このチャートにより各ステップにおける複
数の環境負荷要因の位置づけが明確になる。この結果は
各ステップの環境負荷低減化に対する方針の作成に有効
であり、この操作を全てのステップで行うことにより、
全プロセスの環境負荷低減を実現することができる。
【0048】また、これらの処理方法をプログラムとし
て記録し、コンピュータで実行させることによっても、
同様の作用、効果が得られる。
【0049】(実施の形態2)本発明においてコジェネ
を製造プロセスに導入した製造プロセスを想定した場合
に、プロセスアセスメントツールを用いた、環境負荷低
減化設計に関する実施例を示す。このときの製造プロセ
スで必要な総電力量は1000kWh とする。またプロセスに
必要なエネルギーは購入電力とガスによる自家発電によ
り得るものとし、全プロセスエネルギーの25%分は、熱
エネルギーが直接利用できるものとする。コジェネの条
件は、天然ガスで自家発電を行い、発電効率を30%、排
熱利用を45%とする。本例では環境負荷因子としてコジ
ェネを利用した場合に排出する二酸化炭素(CO2 )の排
出量について検討する。CO2 は特に環境負荷因子の一つ
である地球温暖化物質の一つであり、削減が急務であ
る。なお本実施例では、設備の建設等の初期投資は考慮
していない。
【0050】電力会社の発電におけるCO2 および他の環
境負荷因子となる硫黄酸化物(SOx) 、窒素酸化物(NO
x) の排出量の調査・算出結果の報告が行われており、
これを図8に示す(出典:松野他、日本エネルギー学会
誌、77(12),1162(1998))。また天然ガスの採掘および
燃焼に至るまでに発生する排出物量の報告が行われてお
り、これを同様に図8に示す(出典:BUWAL250 Environ
mental Series No.250 Life Cycle Inventories for Pa
ckaging, Swiss Agency for the Environment, Forests
and Landscape (SAEFL), Bern, Switerland(1998))。
【0051】これより電力会社により排出量が大きく異
なることが分かる。この表中のE社、F社、G社および
天然ガスの値を用いて、コジェネによる排熱を利用した
場合の自家発電量に伴うCO2 の発生量の変化について、
推定した結果を図9に示す。図9の縦軸は自家発電割合
に基づくCO2 の排出量を示す総CO2 排出量軸41であ
り、横軸は自家発電の割合を示す自家発電割合軸42で
ある。
【0052】図9中において電力会社E社によるコジェ
ネを行う場合のCO2 排出量はE社利用コジェネ二酸化炭
素排出量曲線43、電力会社F社によるコジェネを行う
場合のCO2 排出量はF社利用コジェネ二酸化炭素排出量
曲線44、電力会社G社によるコジェネを行う場合のCO
2 排出量はG社利用コジェネ二酸化炭素排出量曲線45
で示されている。いずれの場合でも、コジェネを導入す
ること自体はCO2 削減に有効である。G社の電力を使用
している場合は、自家発電の比率が高まるほどCO2 が削
減されるが、E社利用コジェネ二酸化炭素排出量曲線4
3とF社利用コジェネ二酸化炭素排出量曲線44には極
小点があり、この極小点を過ぎるとCO2の排出量が増加
する。この極小点は、自家発電による排熱エネルギー量
が、製造プロセスで直接消費できる熱エネルギーと等し
くなる点である。E社とF社の比較でも、E社はE社利
用コジェネ二酸化炭素排出量曲線43上の極小点までの
CO 2 の削減量が大きいため積極的に利用することが望ま
しい。F社はF社利用コジェネ二酸化炭素排出量曲線4
3上の極小点までのCO2 削減量はそれほど大きくない
が、極小点以降のCO2 増加量割合が大きい。従ってF社
から電力を購入するのであれば、自家発電の排熱が消費
できなくなる量以上の自家発電は、避けるべきである。
【0053】SOx とNOx にも同様の傾向があり、ここで
はSOx の排出量について図10に結果を示す。図10中
の縦軸は自家発電割合に基づくSOx の排出量を示す総SO
x 排出量軸46であり、横軸は自家発電の割合を示す自
家発電割合軸42である。図10中において電力会社E
社によるコジェネを行う場合のSOx 排出量はE社利用コ
ジェネ硫黄酸化物排出量曲線47、電力会社F社による
コジェネを行う場合のSOx 排出量はF社利用コジェネ二
硫黄酸化物排出量曲線48、電力会社G社によるコジェ
ネを行う場合のSOx 排出量はG社利用コジェネ硫黄酸化
物排出量曲線49で示されている。
【0054】以上述べた環境負荷の検討から、コジェネ
システムは環境負荷低減にとって有効な手段である。し
かし環境負荷に対する影響は、購入する電力会社すなわ
ち製造プロセスのある場所により、環境負荷低減に有効
な導入割合があることが明確になった。従って、製造プ
ロセスのある場所毎の製造プロセスの設計に関する検討
が非常に重要である。
【0055】本発明によるプロセスアセスメントツール
に、自家発電量を考慮して、製造プロセス条件を入力し
た結果を図11に示す。図11中の縦軸は各ステップの
CO2排出量を積算した積算CO2 排出量軸50で、横軸は
各ステップを表す製造プロセスステップ軸37である。
ここでは、コジェネ中の自家発電の割合を0%、20%お
よび40%とした。
【0056】図11中では、コジェネ中の自家発電量が
0%の場合の自家発電0%積算線51、20%の場合の自
家発電20%積算線52、40%の場合の自家発電40%積算
線53で示されている。この図11からステップの経過
に伴い発生するCO2 量は自家発電量により異なることが
分かる。すなわちコジェネシステムを導入し、自家発電
の割合が全消費電力の20%になるまでは環境負荷が低減
するが、それ以上の割合では環境負荷が増加して行く傾
向がある。実際の製造プロセスでは必ずしも一カ所で実
施されるわけではなく、多くの場所に分散して行われ
る。本プロセスアセスメントツールは、プロセス毎にプ
ロセスを実施する場所が入力できるため、迅速かつ詳細
にプロセスを検証することができ、この結果環境負荷を
低減する施策の検証が容易にできる。また今後の環境負
荷低減に向けた方針を得ることもできる。
【0057】また、これらの処理方法をプログラムとし
て記録し、コンピュータで実行させることによっても、
同様の作用、効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、購入電力
と自家発電の割合を最適化する指針を得、消費エネルギ
ー量や、二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物等の排出
物量の推量が可能になる。しかも、工程数が非常に多い
プロセスや複数の地域で生産される場合にも容易に分析
でき、その結果が視覚的に示され環境負荷の低減に向け
た施策の検証が容易にできる。結果、今後の環境負荷低
減化に向けた方針を得ることができ、その工業的価値は
非常に高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプロセスアセスメ
ントツールの構成を示す概略図
【図2】本発明の一実施の形態によるセクションデータ
入力部を示す図
【図3】本発明の一実施の形態による製造プロセスステ
ップデータ入力部を示す図
【図4】本発明の一実施の形態による消費材料入力部を
示す図
【図5】本発明の一実施の形態による積算グラフ表示機
能を示す図
【図6】本発明の一実施の形態による円グラフ表示機能
を示す図
【図7】本発明の一実施の形態によるレーダーチャート
表示機能を示す図
【図8】電力会社における発電時に発生する主な排出物
量、および天然ガスの採掘から燃焼に至るまでに発生す
る主な排出物量を示す図
【図9】電力3社における自家発電割合によるCO2 発生
量の比較を示す図
【図10】電力3社における自家発電割合によるSOx 発
生量の比較を示す図
【図11】自家発電の割合を変えた場合に発生するCO2
の積算発生量の変化を示す図
【符号の説明】
1 データ入力部 2 セクションデータ入力 3 ステップデータ入力 4 消費材料データ入力 5 データ演算(データ処理)部 6 電力環境負荷データベース 7 化石燃料環境負荷データベース 8 材料環境負荷データベース 9 表示部 10 積算グラフ表示 11 円グラフ表示 12 レーダーチャート表示 13 生産条件 14 電力会社 15 購入電力使用量 16 自家発電利用分の化石燃料使用量 17 自家発電による発電量 18 ガス会社 19 ステップ分類コード 20 ステップ番号 21 補助番号 22 ステップコード 23 ステップの名称 24 工程分類 25 定格電力 26 稼働時間からの割合 27 フルパワーからの割合 28 コジェネ利用状況 29 非電力利用分 30 ステップコード一覧 31 ステップコード 32 材料環境負荷データベース 33 使用材料 34 使用量 35 単位選択部 36 排出物表示欄 37 製造プロセスステップコード軸 38 積算環境負荷軸 39 ステップ環境負荷ライン 40 電力環境負荷ライン 41 総CO2排出量軸 42 自家発電割合軸 43 E社利用コジェネ二酸化炭素排出量曲線 44 F社利用コジェネ二酸化炭素排出量曲線 45 G社利用コジェネ二酸化炭素排出量曲線 46 総SOx 排出量軸 47 E社利用コジェネ硫黄酸化物排出量曲線 48 F社利用コジェネ二硫黄酸化物排出量曲線 49 G社利用コジェネ硫黄酸化物排出量曲線 50 積算CO2 排出量軸 51 自家発電0%積算線 52 自家発電20%積算線 53 自家発電40%積算線

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギー源の消費に伴って発生する環
    境負荷のデータを備えたデータベースと、人工物の製造
    プロセスに必要な各種条件を入力するデータ入力部と、
    入力されたデータと前記データベースのデータとを用い
    て前記製造プロセスが生み出す環境負荷を演算するデー
    タ処理部と、演算した結果を出力するデータ出力部とを
    用いて構成したプロセスアセスメントツール。
  2. 【請求項2】 データベースは、エネルギー源として天
    然ガス、重油、軽油、灯油、ガソリン、石炭、木材等の
    一次エネルギーのうち少なくとも1つを消費したときに
    発生する環境負荷のデータを備えた請求項1記載のプロ
    セスアセスメントツール。
  3. 【請求項3】 データベースは、エネルギー源として電
    力、都市ガス等の二次エネルギーのうち少なくとも1つ
    を消費したときに発生する環境負荷のデータを備えた請
    求項1記載のプロセスアセスメントツールであって、前
    記環境負荷のデータがエネルギー供給元別あるいはエネ
    ルギー供給地域別に構成されたプロセスアセスメントツ
    ール。
  4. 【請求項4】 データ処理部は、エネルギー供給元別あ
    るいはエネルギー供給地域別の発電源構成データと発電
    源別による環境負荷データとを用いて電力利用に伴う環
    境負荷を算出する機能を備えた請求項3記載のプロセス
    アセスメントツール。
  5. 【請求項5】 材料の消費に伴って発生する環境負荷の
    データを備えたデータベースと、人工物の製造及びその
    製造プロセスに必要な材料の消費量を入力するデータ入
    力部と、入力されたデータと前記データベースのデータ
    とを用いて前記人工物の製造及びその製造プロセスが生
    み出す環境負荷を演算するデータ処理部と、演算した結
    果を出力するデータ出力部とを用いて構成したプロセス
    アセスメントツール。
  6. 【請求項6】 データベースは、環境負荷としてエネル
    ギー源もしくは材料の原料の採掘から利用までに消費さ
    れる総エネルギーのデータを備えた請求項1または5記
    載のプロセスアセスメントツール。
  7. 【請求項7】 データベースは、環境負荷としてエネル
    ギー源もしくは材料の原料の採掘から利用までに発生す
    る二酸化炭素、硫黄酸化物、窒素酸化物等の環境負荷物
    質のうち少なくとも1つの総排出量のデータを備えた請
    求項1または5記載のプロセスアセスメントツール。
  8. 【請求項8】 データ出力部が、製造プロセスを構成す
    る工程単位で演算結果を視覚化して表示する機能を有す
    る請求項1または5記載のプロセスアセスメントツー
    ル。
  9. 【請求項9】 データ出力部が、工程を経るに従い増加
    する環境負荷を積算グラフで表示する機能を有する請求
    項8記載のプロセスアセスメントツール。
  10. 【請求項10】 データ出力部が、工程を分類し、その
    分類毎に発生する環境負荷の割合を合計して分割グラフ
    で表示する機能を有する請求項8記載のプロセスアセス
    メントツール。
  11. 【請求項11】 データ出力部が、各工程毎に発生する
    複数の環境負荷を、それぞれ製造プロセス全体との割合
    で示すチャートで表示する機能を有する請求項8記載の
    プロセスアセスメントツール。
  12. 【請求項12】 エネルギー源の消費に伴って発生する
    環境負荷のデータを備えたデータベースを有し、人工物
    の製造プロセスに必要な各種条件を入力するデータ入力
    段階と、入力されたデータと前記データベースのデータ
    とを用いて前記製造プロセスが生み出す環境負荷を演算
    するデータ処理段階と、演算した結果を出力するデータ
    出力段階とを有するプロセスアセスメント処理方法。
  13. 【請求項13】 データベースは、エネルギー源として
    天然ガス、重油、軽油、灯油、ガソリン、石炭、木材等
    の一次エネルギーのうち少なくとも1つを消費したとき
    に発生する環境負荷のデータを備えた請求項12記載の
    プロセスアセスメント処理方法。
  14. 【請求項14】 データベースは、エネルギー源として
    電力、都市ガス等の二次エネルギーのうち少なくとも1
    つを消費したときに発生する環境負荷のデータを備えた
    請求項12記載のプロセスアセスメント処理方法であっ
    て、前記環境負荷のデータがエネルギー供給元別あるい
    はエネルギー供給地域別に構成されたプロセスアセスメ
    ント処理方法。
  15. 【請求項15】 データ処理段階は、エネルギー供給元
    別あるいはエネルギー供給地域別の発電源構成データと
    発電源別による環境負荷データとを用いて電力利用に伴
    う環境負荷を算出する段階を有する請求項14記載のプ
    ロセスアセスメント処理方法。
  16. 【請求項16】 材料の消費に伴って発生する環境負荷
    のデータを備えたデータベースを有し、人工物の製造及
    びその製造プロセスに必要な材料の消費量を入力するデ
    ータ入力段階と、入力されたデータと前記データベース
    のデータとを用いて前記人工物の製造及びその製造プロ
    セスが生み出す環境負荷を演算するデータ処理段階と、
    演算した結果を出力するデータ出力段階とを有するプロ
    セスアセスメント処理方法。
  17. 【請求項17】 データベースは、環境負荷としてエネ
    ルギー源もしくは材料の原料の採掘から利用までに消費
    される総エネルギーのデータを備えた請求項12または
    16記載のプロセスアセスメント処理方法。
  18. 【請求項18】 データベースは、環境負荷としてエネ
    ルギー源もしくは材料の原料の採掘から利用までに発生
    する二酸化炭素、硫黄酸化物、窒素酸化物等の環境負荷
    物質のうち少なくとも1つの総排出量のデータを備えた
    請求項12または16記載のプロセスアセスメント処理
    方法。
  19. 【請求項19】 データ出力段階が、製造プロセスを構
    成する工程単位で演算結果を視覚化して表示する段階を
    有する請求項12または16記載のプロセスアセスメン
    ト処理方法。
  20. 【請求項20】 データ出力段階が、工程を経るに従い
    増加する環境負荷を積算グラフで表示する段階を有する
    請求項19記載のプロセスアセスメント処理方法。
  21. 【請求項21】 データ出力段階が、工程を分類し、そ
    の分類毎に発生する環境負荷の割合を合計して分割グラ
    フで表示する段階を有する請求項19記載のプロセスア
    セスメント処理方法。
  22. 【請求項22】 データ出力段階が、各工程毎に発生す
    る複数の環境負荷を、それぞれ製造プロセス全体との割
    合で示すチャートで表示する段階を有する請求項19記
    載のプロセスアセスメント処理方法。
  23. 【請求項23】 エネルギー源の消費に伴って発生する
    環境負荷のデータを備えたデータベースを有し、人工物
    の製造プロセスに必要な各種条件を入力するデータ入力
    段階と、入力されたデータと前記データベースのデータ
    とを用いて前記製造プロセスが生み出す環境負荷を演算
    するデータ処理段階と、演算した結果を出力するデータ
    出力段階とを有するプロセスアセスメント処理方法をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 データベースは、エネルギー源として
    天然ガス、重油、軽油、灯油、ガソリン、石炭、木材等
    の一次エネルギーのうち少なくとも1つを消費したとき
    に発生する環境負荷のデータを備えた請求項23記載の
    プロセスアセスメント処理方法をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 データベースは、エネルギー源として
    電力、都市ガス等の二次エネルギーのうち少なくとも1
    つを消費したときに発生する環境負荷のデータを備え、
    前記環境負荷のデータがエネルギー供給元別あるいはエ
    ネルギー供給地域別に構成された請求項23記載のプロ
    セスアセスメント処理方法をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  26. 【請求項26】 データ処理段階は、エネルギー供給元
    別あるいはエネルギー供給地域別の発電源構成データと
    発電源別による環境負荷データとを用いて電力利用に伴
    う環境負荷を算出する段階を備えた請求項25記載のプ
    ロセスアセスメント処理方法をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  27. 【請求項27】 材料の消費に伴って発生する環境負荷
    のデータを備えたデータベースを有し、人工物の製造及
    びその製造プロセスに必要な材料の消費量を入力するデ
    ータ入力段階と、入力されたデータと前記データベース
    のデータとを用いて前記人工物の製造及びその製造プロ
    セスが生み出す環境負荷を演算するデータ処理段階と、
    演算した結果を出力するデータ出力段階とを有するプロ
    セスアセスメント処理方法をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  28. 【請求項28】 データベースは、環境負荷としてエネ
    ルギー源もしくは材料の原料の採掘から利用までに消費
    される総エネルギーのデータを備えた請求項23または
    27記載のプロセスアセスメント処理方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  29. 【請求項29】 データベースは、環境負荷としてエネ
    ルギー源もしくは材料の原料の採掘から利用までに発生
    する二酸化炭素、硫黄酸化物、窒素酸化物等の環境負荷
    物質のうち少なくとも1つの総排出量のデータを備えた
    請求項23または27記載のプロセスアセスメント処理
    方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 【請求項30】 データ出力段階が、製造プロセスを構
    成する工程単位で演算結果を視覚化して表示する段階を
    有する請求項23または27記載のプロセスアセスメン
    ト処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  31. 【請求項31】 データ出力段階が、工程を経るに従い
    増加する環境負荷を積算グラフで表示する段階を有する
    請求項30記載のプロセスアセスメント処理方法をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 【請求項32】 データ出力段階が、工程を分類し、そ
    の分類毎に発生する環境負荷の割合を合計して分割グラ
    フで表示する段階を有する請求項30記載のプロセスア
    セスメント処理方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  33. 【請求項33】 データ出力段階が、各工程毎に発生す
    る複数の環境負荷を、それぞれ製造プロセス全体との割
    合で示すチャートで表示する段階を有する請求項30記
    載のプロセスアセスメント処理方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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