JP2001140998A - 自動変速機用パワートレイン - Google Patents

自動変速機用パワートレイン

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JP2001140998A
JP2001140998A JP2000191674A JP2000191674A JP2001140998A JP 2001140998 A JP2001140998 A JP 2001140998A JP 2000191674 A JP2000191674 A JP 2000191674A JP 2000191674 A JP2000191674 A JP 2000191674A JP 2001140998 A JP2001140998 A JP 2001140998A
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planetary gear
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Jong-Sool Park
鍾 述 朴
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    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
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    • F16H2200/003Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
    • F16H2200/0043Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising four forward speeds

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】2つの一方向クラッチと別途のクラッチ一つを
使用し、全変速段で非同期変速が可能となるようにし
て、向上された変速感を提供する自動変速機のパワート
レインを提供する。 【解決手段】 出力要素として作動するように作動要素
の連結関係を有する複合遊星ギヤセット1と;第1、2
単純遊星ギヤセット5,7の作動要素のうち、ある3つ
の作動要素に可変的に選択入力が行われるようにする入
力手段と;第1、2単純遊星ギヤセットの作動要素のう
ち、ある2つの作動要素が選択的に反力要素となるよう
に作動する複数のブレーキ手段B1,B2と;前進3速
及び前進4速の変速時にフリーフィーリング状態になる
ようにする第1一方向クラッチF1と;第1方向クラッ
チと前記第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアCaZ
との間に介されている第2一方向クラッチF2と;第1
一方向クラッチと前記第2単純遊星ギヤセットのサンギ
ヤS2とが可変的に連結されるように構成される第4ク
ラッチとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機用パワー
トレインに係り、詳しくは、2つの一方向クラッチと別
途のクラッチ1つとで、全変速段において非同期変速が
可能となるようにして、変速感を向上させる自動変速機
用パワートレインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用自動変速機は、車両の走行
速度と負荷の変動によって変速比を自動的に制御するト
ランスミッション制御ユニットを備えており、このトラ
ンスミッション制御ユニットには、多段変速メカニズム
として複合遊星ギヤセットが適用されている。
【0003】このような遊星ギヤセットは、エンジンの
回転動力が伝達される入力要素、変速した回転動力を従
減速装置に伝達する出力要素、そして、前記入力要素に
伝達されたエンジンの回転動力が変速して出力要素に伝
達されるように反力を提供する反力要素を備えるように
なる。
【0004】通常、出力要素は従減速装置と固定連結さ
れるが、入力要素は可変するため、エンジンの動力を伝
達する部分と摩擦要素とを介して連結され、反力要素も
また可変するので、変速機ハウジングと他の摩擦要素と
を介して連結される。
【0005】前記摩擦要素は、クラッチとブレーキとに
大別され、入力要素としてはクラッチを使用し、反力要
素としてはブレーキを使用している。さらに、摩擦要素
としてはクラッチとブレーキとのナンシンクロナスシフ
ティング(non-synchronousshifting)、すなわち、非
同期変速においての変速制御を容易にするために、一方
向クラッチを使用したりする。
【0006】このような自動変速機用パワートレインは
相当数が公知されており、特に図4に示したパワートレ
インは、複合遊星ギヤセット50を備え、Dレンジの1
速では第1クラッチC1、第1一方向クラッチF1が作
動し、2速では第1クラッチC1、第3ブレーキB3、
第2一方向クラッチF2が作動し、3速では第1、2ク
ラッチC1、C2は作動し、4速では第2クラッチC
2、第2、3ブレーキB2、B3が作動し、Rレンジで
は第3クラッチC3、第1ブレーキB1が作動してそれ
ぞれの自動変速を実現する。
【0007】しかしながら、前記のような自動変速機用
パワートレインは、Dレンジのほとんどの変速段で、一
方向クラッチが作動することによって非同期変速を実現
するが、3←→4変速時には同期変速を実現するため、
短い変速時間内に摩擦要素の解除時点と作動時点とが正
確に合わない場合には、始動が消えたり摩擦部材が焼損
されるタイ−アップ(TIE-UP)現状や、瞬間的中立の状
態によってエンジンの回転数が急上昇するラン−アップ
(RUN-UP)が発生するという問題点があり、前記のよう
にタイ−アップ、またはラン−アップ現状が発生する場
合、その変速衝撃がひどく発生し、これによる乗車感の
低下を招来することになる。
【0008】なお、前記のような問題点を解決するため
には、解除時点と動作時点とが正確に制御されなければ
ならないが、このような制御が容易ではなく、ともに制
御システムが複雑になるので、変速衝撃の発生に対する
根本的な解決ができなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、前記のような問題点を解決するために発明されたも
のであり、本発明の目的は、2つの一方向クラッチと別
途のクラッチ一つとを使用して全変速段で非同期変速が
可能となるようにし、向上された変速感を提供する自動
変速機のパワートレインを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、全変速レンジの全変
速段で2レンジの前進2速とDレンジの前進4速の変速
時、一つのブレーキによって制御することにより、液圧
システムを単純に構成することができるようにした自動
変速機のパワートレインを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】これを実現するために、
本発明による自動変速機用パワートレインは、第1単純
遊星ギヤセットの遊星キャリアと第2単純遊星ギヤセッ
トのリングギヤとが相互固定的に連結され、前記第1単
純遊星ギヤセットのリングギヤと前記第2単純遊星ギヤ
セットの遊星キャリアとが相互固定的に連結され、前記
第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリアは、出力要素と
して作動するように作動要素の連結関係を有する複合遊
星ギヤセットと;前記第1、2単純遊星ギヤセットの作
動要素のうち、ある3つの作動要素に可変的に選択入力
が行われるようにする入力手段と;前記第1、2単純遊
星ギヤセットの作動要素のうち、ある2つの作動要素が
選択的に反力要素となるように作動する複数のブレーキ
手段と;前記第2単純遊星ギヤセットの作動要素のう
ち、ある1つの作動要素と変速機ハウジングとの間に介
されて前進1速及び前進2速の変速時に反力要素として
作用することができるようにし、前進3速及び前進4速
の変速時にフリーフィーリング状態となるようにする第
1一方向クラッチと;前記第1方向クラッチと前記第2
単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとの間に介されてい
る第2一方向クラッチと;前記第1一方向クラッチと前
記第2単純遊星ギヤセットのサンギヤとが可変的に連結
されるように構成される第4クラッチとを含み、前記入
力手段は、前記第1単純遊星ギヤセットのサンギヤと入
力軸との間に介される第1クラッチと;第2単純遊星ギ
ヤセットの遊星キャリアと入力軸との間に介される第2
クラッチと;第2単純遊星ギヤセットのサンギヤと入力
軸との間に介される第3クラッチとを含んで構成され、
前記ブレーキ手段は、第1単純遊星ギヤセットのリング
ギヤと第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとを相互
連結する連結部材と変速機ハウジングとの間に介される
第1ブレーキと;第2単純遊星ギヤセットのサンギヤと
変速機ハウジングとの間に介される第2ブレーキとを含
んで構成され、前記第4クラッチは、前記第1、第2一
方向クラッチを連結する連結部材と、前記第2単純遊星
ギヤセットのサンギヤの間に多板クラッチで介されてこ
れらを可変的に連結することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい構成及び
作用を、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1実施例によるパワー
トレインの構成図であり、Dレンジの全変速段にて非同
期変速を実現することができるように構成されている。
【0014】すなわち、エンジンEの回転動力を、トル
クコンバータTで変換及び非変換させて複合遊星ギヤセ
ット1に伝達し、各摩擦要素等を作動及び非作動させて
変速した回転動力を、従減速装置(図示せず)に伝達可
能に連結されるトランスファドライブギヤ3に伝達する
ことができるように構成されている。
【0015】さらに、前記トルクコンバータTは、変換
された回転動力を、入力軸9を通して前記複合遊星ギヤ
セット1に伝達するようになっている。
【0016】このように、回転動力の伝達を受けること
ができる複合遊星ギヤセット1は、第1単純遊星ギヤセ
ット5側と第2単純遊星ギヤセット7側とで構成され、
これらの両側遊星ギヤセット5、7は、前記第1単純遊
星ギヤセット5の遊星キャリアCa1と第2単純遊星ギ
ヤセット7のリングギヤR2とが相互固定的に連結さ
れ、前記第1単純遊星ギヤセット5のリングギヤR1と
前記第2単純遊星ギヤセット7の遊星キャリアCa2と
が相互固定的に連結されて構成される。
【0017】このように構成された複合遊星ギヤセット
1は、変速のために各要素等のうちの特定要素を入力要
素、出力要素、そして反力要素として作動させることが
でき、このために、複合遊星ギヤセット1の各要素等に
は、回転動力を伝達、及び遮断したり各要素等を固定さ
せることができる摩擦要素である入力手段、ブレーキ手
段、非同期手段等が設置される。
【0018】前記要素等のうち、入力要素と反力要素と
は各変速段によって可変的に決定され、出力要素は常に
一定となっている。すなわち本構成では、出力要素を第
1単純遊星ギヤセット5の遊星キャリアCa1とし、こ
のために前記遊星キャリアCa1はトランスファドライ
ブギヤ3に固定連結される。
【0019】そして、各変速段によって可変する入力要
素を決定するために、入力手段の第1、2、3クラッチ
C1、C2、C3が複合遊星ギヤセット1の特定要素と
入力軸9との間に設置され、反力要素を決定するため
に、ブレーキ手段の第1、2ブレーキB1、B2が複合
遊星ギヤセット1の特定要素と変速機ハウジング11と
の間に各々可変的に設置されている。
【0020】なお、全変速段で非同期変速を可能にする
ために、前記第2単純遊星ギヤセット7の遊星キャリア
Ca2と第1単純遊星ギヤセット5とのリングギヤR1
とを連結する連結部材13と変速機ハウジング11との
間に第1、第2一方向クラッチF1、F2を横方向で連
結して、前記遊星キャリアCa2とリングギヤR1との
一方向回転を制限することができるように設置した。
【0021】さらに、前記第1、第2一方向クラッチF
1、F2を連結する連結部材15と前記第2単純遊星ギ
ヤセット7のサンギヤS2との間には、第4クラッチC
4が可変的に設置され構成される。
【0022】以上、前記した第1、2、3クラッチC
1、C2、C3と第1、2ブレーキB1、B2及び第
1、2一方向クラッチF1、F2、及び第4クラッチC
4の具体的な設置関係は、前記図1に図示した通りであ
る。
【0023】すなわち、第1クラッチC1は、Dレンジ
の1、2、3速時、及び2レンジの1、2速、そしてL
レンジ時に、入力軸9からの回転動力を第1単純遊星ギ
ヤセット5のサンギヤS1に伝達できるように、これら
の間に可変的に設置されている。
【0024】第2クラッチC2は、Dレンジの3、4速
時に、前記入力軸9からの回転動力を第2単純遊星ギヤ
セット7の遊星キャリアCa2に直接伝達できるよう
に、これらの間に可変的に設置されている。
【0025】第3クラッチC3は、Rレンジ時、第2単
純遊星ギヤセット7のサンギヤS2に入力軸9からの回
転動力を伝達できるように、これらの間に可変的に設置
されている。
【0026】そして、第1ブレーキB1は、Rレンジ時
とLレンジ時とに、第1単純遊星ギヤセット5のリング
ギヤR1と、これと直結された第2単純遊星ギヤセット
7の遊星キャリアCa2との回転を制限して反力要素と
して作用させるように、前記リングギヤR1と遊星キャ
リアCa2とを連結する連結部材13と変速機ハウジン
グ11との間に可変的に設置されている。
【0027】第2ブレーキB2は、Dレンジの2、4速
と2レンジの2速とで前記第2単純遊星ギヤセット7の
サンギヤS2の回転を制限しながら、反力要素として作
用させることができるように、サンギヤS2と変速機ハ
ウジング11との間に可変的に設置されている。
【0028】さらに、第1一方向クラッチF1は、Dレ
ンジ及び2レンジの1速にて前記第2一方向クラッチF
2とともに第1単純遊星ギヤセット5のリングギヤR1
と、これと直結された第2単純遊星ギヤセット7の遊星
キャリアCa2との回転を制限して反力要素として作用
させることができるように、前記リングギヤR1と遊星
キャリアCa2とを連結する連結部材13と変速機ハウ
ジング11との間に前記第2一方向クラッチF2と一緒
に可変的に設置されている。
【0029】なお、第1一方向クラッチF1は、Dレン
ジの2速で前記第4クラッチC4と一緒に作動し、第2
単純遊星ギヤセット7のサンギヤS2の回転を制限して
反力要素として作用させることができるようになり、前
記第4クラッチC4は、前記第1、2一方向クラッチF
1、F2を相互連結する連結部材15と第2単純遊星ギ
ヤセット7のサンギヤS2との間に介されるとともに、
変速機ハウジング11との間に介される前記第2ブレー
キB2と連結され、第3クラッチC3とも連結される。
【0030】上述のように構成される自動変速機用パワ
ートレインが全変速段で非同期変速となっていく作動を
説明するために、まず、図3で図示した摩擦要素作動表
によって変速作動を整理して説明すると次のようにな
る。
【0031】すなわち、前記のような自動変速機用パワ
ートレインは、Dレンジの1速で第1クラッチC1と第
1、2一方向クラッチF1、F2とを作動させ、2速で
は第1、4クラッチC1、C4と第2ブレーキB2と第
1一方向クラッチF1とを作動させ、3速では第1、
2、4クラッチC1、C2、C4を作動させ、4速では
第2、4クラッチC2、C4と第2ブレーキB2とを作
動させ、Rレンジでは第3クラッチC3と第1ブレーキ
B1とを作動させて各々の自動変速を実現することにな
る。
【0032】したがって、本構成のパワートレインによ
り、Dレンジの1←→2速では、第1、2一方向クラッ
チF1、F2と第2ブレーキB2、第4クラッチC4と
によって非同期変速が行われ、2←→3速では、前記2
速の状態で第2ブレーキB2を解除し、第2クラッチC
2のみが更に追加作動して非同期変速を行い、3←→4
速では第1クラッチC1が解除された後に第2ブレーキ
B2が作動して非同期変速が行われるようになる。
【0033】このとき、前記第4クラッチC4は、3、
4速にて第1一方向クラッチF1が解除されているの
で、変速には何の影響もない。
【0034】一方、前記Dレンジの3速時には、第1、
2、4クラッチC1、C2、C4が作動することによ
り、複合遊星ギヤセット1全体が一体に駆動されるとと
もに、第1単純遊星ギヤセット5のサンギヤS1と第2
単純遊星ギヤセット7の遊星キャリアCa2とに伝達さ
れるエンジンEの回転動力は、そのまま第1単純遊星ギ
ヤセット5の遊星キャリアCa1を通じてトランスファ
ドライブギヤ3に伝達され、Dレンジの3速が実現され
る。
【0035】このようなDレンジ段の3速にて前記3←
→4変速、すなわち、アップ・シフトするためには、ト
ランスミッション制御ユニットTCUが第1クラッチC
1を解除し、第4クラッチC4と第2一方向クラッチF
2とによって貯めてきた駆動力を維持するので、Dレン
ジの3速にて第2ブレーキB2の作動のみを制御するこ
とにより、簡単な液圧システムを構築することもできる
ようになる。
【0036】結局、第2クラッチC2を通じて第2単純
遊星ギヤセット7の遊星キャリアCa2に伝達されるエ
ンジンEの回転動力は、第2ブレーキB2の作動のみで
第2単純遊星ギヤセット7のサンギヤS2が反力要素と
して作用するので、増速して第1単純遊星ギヤセット5
の遊星キャリアCa1を通じてトレンスファドライブギ
ヤ3に伝達される。
【0037】これに反して、図2に図示されたような第
2実施例のパワートレインは、第1実施例で構成される
入力要素をトルクコンバータT側に形成し、よりコンパ
クトな構成となるようにしたものであり、その具体的構
成と作動は第1実施例と同一であるのでその説明を省略
する。
【0038】したがって、第1、2実施例によるパワー
トレインの構成は、第4クラッチC4と第2一方向クラ
ッチF2とを通じて、3←→4変速時、第1クラッチC
1を解除させる時点と第2ブレーキB2を作動させる時
点とを正確に一致させない非同期変速を実現することが
でき、2レンジ前進2速とDレンジ前進2、4速の変速
時に一つのブレーキB2を通じて変速制御することによ
り、液圧システムを単純に構成できるようにする効果が
ある。
【0039】
【発明の効果】上述したように本発明による自動変速機
用パワートレインは、第1、2非同期手段とブレーキ手
段とが相互連結関係によって作動するので、3←→4変
速段を含んだ全変速段で非同期変速を実現して制御を容
易にし、変速感を向上させることができ、2レンジ前進
2速とDレンジ前進2、4速の変速時に一つのブレーキ
によって制御することにより、液圧システムを単純に構
成することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるパワートレインの構
成図である。
【図2】本発明の第2実施例のよるパワートレインの構
成図である。
【図3】本発明によるパワートレインを運用するための
摩擦要素の作動表である。
【図4】従来の技術によるパワートレインの構成図であ
る。
【符号の説明】
1、50 複合遊星ギヤセット 3 トランスファドライブギヤ 5 第1単純遊星ギヤセット 7 第2単純遊星ギヤセット 9 入力軸 11 変速機ハウジング 13、15 連結部材 B1 第1ブレーキ B2 第2ブレーキ C1 第1クラッチ C2 第2クラッチ C3 第3クラッチ C4 第4クラッチ Ca1 第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリア Ca2 第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリア E エンジン F1 第1一方向クラッチ F2 第2一方向クラッチ R1 第1単純遊星ギヤセットのリングギヤ R2 第2単純遊星ギヤセットのリングギヤ S1 第1単純遊星ギヤセットのサンギヤ S2 第2単純遊星ギヤセットのサンギヤ T トルクコンバータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1単純遊星ギヤセットの遊星キャリア
    と第2単純遊星ギヤセットのリングギヤとが相互固定的
    に連結され、前記第1単純遊星ギヤセットのリングギヤ
    と前記第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとが相互
    固定的に連結され、前記第1単純遊星ギヤセットの遊星
    キャリアは、出力要素として作動するように作動要素の
    連結関係を有する複合遊星ギヤセットと;前記第1、2
    単純遊星ギヤセットの作動要素のうち、ある3つの作動
    要素に可変的に選択入力が行われるようにする入力手段
    と;前記第1、2単純遊星ギヤセットの作動要素のう
    ち、ある2つの作動要素が選択的に反力要素となるよう
    に作動する複数のブレーキ手段と;前記第2単純遊星ギ
    ヤセットの作動要素のうち、ある1つの作動要素と変速
    機ハウジングとの間に介されて前進1速及び前進2速の
    変速時に反力要素として作用できるようにし、前進3速
    及び前進4速の変速時にフリーフィーリング状態となる
    ようにする第1一方向クラッチと;前記第1方向クラッ
    チと前記第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアとの間
    に介されている第2一方向クラッチと;前記第1一方向
    クラッチと前記第2単純遊星ギヤセットのサンギヤとが
    可変的に連結されるように構成される別途のクラッチ手
    段と;を含むことを特徴とする自動変速機用パワートレ
    イン。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記第1単純遊星ギヤ
    セットのサンギヤと入力軸との間に介される第1クラッ
    チと;第2単純遊星ギヤセットの遊星キャリアと入力軸
    との間に介される第2クラッチと;第2単純遊星ギヤセ
    ットのサンギヤと入力軸との間に介される第3クラッチ
    と;を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記
    載の自動変速機用パワートレイン。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ手段は、 第1単純遊星ギヤセットのリングギヤと第2単純遊星ギ
    ヤセットの遊星キャリアとを相互連結する連結部材と変
    速機ハウジングとの間に介される第1ブレーキと;第2
    単純遊星ギヤセットのサンギヤと変速機ハウジングとの
    間に介される第2ブレーキと;を含んで構成されること
    を特徴とする請求項1に記載の自動変速機用パワートレ
    イン。
  4. 【請求項4】 前記別途のクラッチ手段は、 前記第1、第2一方向クラッチを連結する連結部材と、
    前記第2単純遊星ギヤセットのサンギヤの間に多板クラ
    ッチで介されてこれらを可変的に連結するクラッチとか
    らなることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用
    パワートレイン。
  5. 【請求項5】 前記入力手段を形成するクラッチとして
    多板クラッチが用いられることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の自動変速機用パワートレイン。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキ手段を形成するブレーキと
    して多板クラッチが用いられることを特徴とする請求項
    1又は3に記載の自動変速機用パワートレイン。
JP2000191674A 1999-11-09 2000-06-26 自動変速機用パワートレイン Pending JP2001140998A (ja)

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Cited By (1)

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