JP2001140898A - 転がり軸受用合成樹脂製保持器 - Google Patents
転がり軸受用合成樹脂製保持器Info
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工性が良くて、製造コストを低減できる転
がり軸受用合成樹脂製保持器を提供する。 【解決手段】 この転がり軸受用合成樹脂製保持器は、
軌道輪へのガイド面１およびポケット面３に、グラファ
イト６と綿布片５が露出していて、かつ、他の面８には
フェノール樹脂層が露出している。この保持器は、グラ
ファイト６と綿布片５を含んでいるフェノール樹脂から
なるので、生産速度が速い射出成形で製造可能となり、
輪切り切断工程が不要となって、製造コストの低減を図
れる。また、軌道輪へのガイド面１およびポケット面３
に固体潤滑剤のグラファイト６と油を含んだ綿布片５が
露出しているので、潤滑性が向上する。
がり軸受用合成樹脂製保持器を提供する。 【解決手段】 この転がり軸受用合成樹脂製保持器は、
軌道輪へのガイド面１およびポケット面３に、グラファ
イト６と綿布片５が露出していて、かつ、他の面８には
フェノール樹脂層が露出している。この保持器は、グラ
ファイト６と綿布片５を含んでいるフェノール樹脂から
なるので、生産速度が速い射出成形で製造可能となり、
輪切り切断工程が不要となって、製造コストの低減を図
れる。また、軌道輪へのガイド面１およびポケット面３
に固体潤滑剤のグラファイト６と油を含んだ綿布片５が
露出しているので、潤滑性が向上する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械等で用
いられる転がり軸受用の合成樹脂製保持器に関する。
いられる転がり軸受用の合成樹脂製保持器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の樹脂製保持器は、フェノ
ール樹脂を含んだ綿布を筒状に巻いて、機械加工で輪切
りにして製造されたものがある。上記綿布に潤滑油を含
浸させて潤滑状態を向上させていた。
ール樹脂を含んだ綿布を筒状に巻いて、機械加工で輪切
りにして製造されたものがある。上記綿布に潤滑油を含
浸させて潤滑状態を向上させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の樹
脂製保持器では、輪切りにする機械加工が必要になるか
ら、コストが上昇する上に、輪切り加工の加工性も良く
ないという問題がある。
脂製保持器では、輪切りにする機械加工が必要になるか
ら、コストが上昇する上に、輪切り加工の加工性も良く
ないという問題がある。
【０００４】そこで、この発明の目的は、加工性が良く
て、製造コストを低減できる転がり軸受用合成樹脂製保
持器を提供することにある。
て、製造コストを低減できる転がり軸受用合成樹脂製保
持器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明の転がり軸受用合成樹脂製保持器
は、軌道輪へのガイド面およびポケット面に、グラファ
イトと綿布片が露出していて、かつ、他の面にはフェノ
ール樹脂層が露出していることを特徴としている。
め、請求項１の発明の転がり軸受用合成樹脂製保持器
は、軌道輪へのガイド面およびポケット面に、グラファ
イトと綿布片が露出していて、かつ、他の面にはフェノ
ール樹脂層が露出していることを特徴としている。
【０００６】この請求項１の発明の保持器は、グラファ
イトと綿布片を含んでいるフェノール樹脂からなるの
で、生産速度が速い射出成形で製造可能となり、輪切り
切断工程が不要となる。したがって、製造コストの低減
を図れ、かつ、大量生産に適する。また、例えば、成形
時の樹脂表面層を除去することで、軌道輪へのガイド面
およびポケット面に、グラファイトと綿布片が露出して
いるから、グラファイトが固体潤滑剤となり、綿布片が
給油時の油を保油し、潤滑性が向上する。
イトと綿布片を含んでいるフェノール樹脂からなるの
で、生産速度が速い射出成形で製造可能となり、輪切り
切断工程が不要となる。したがって、製造コストの低減
を図れ、かつ、大量生産に適する。また、例えば、成形
時の樹脂表面層を除去することで、軌道輪へのガイド面
およびポケット面に、グラファイトと綿布片が露出して
いるから、グラファイトが固体潤滑剤となり、綿布片が
給油時の油を保油し、潤滑性が向上する。
【０００７】また、請求項２の発明の転がり軸受用合成
樹脂製保持器は、フェノール樹脂を母材とし、グラファ
イトを１５乃至４０重量％，綿布片を１０乃至３０重量
％だけ含んだことを特徴としている。
樹脂製保持器は、フェノール樹脂を母材とし、グラファ
イトを１５乃至４０重量％，綿布片を１０乃至３０重量
％だけ含んだことを特徴としている。
【０００８】この請求項２の発明の保持器は、フェノー
ル樹脂を主成分とし、グラファイトと綿布片を含有した
組成であるから、射出成形で製造でき、輪切り切断工程
が要らなくなり、製造コストを低減できる。
ル樹脂を主成分とし、グラファイトと綿布片を含有した
組成であるから、射出成形で製造でき、輪切り切断工程
が要らなくなり、製造コストを低減できる。
【０００９】また、グラファイトを１５乃至４０重量
％，綿布片を１０乃至３０重量％だけ含む組成とするこ
とで、機械的強度を維持しつつ、潤滑性を特に向上でき
る。
％，綿布片を１０乃至３０重量％だけ含む組成とするこ
とで、機械的強度を維持しつつ、潤滑性を特に向上でき
る。
【００１０】また、請求項３の発明は、請求項２に記載
の転がり軸受用合成樹脂製保持器において、軌道輪への
ガイド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が
露出していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露
出していることを特徴としている。
の転がり軸受用合成樹脂製保持器において、軌道輪への
ガイド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が
露出していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露
出していることを特徴としている。
【００１１】この請求項３の発明では、軌道輪へのガイ
ド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が露出
していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露出し
ているから、潤滑が必要な箇所に、固体潤滑剤としての
グラファイト,綿布片が保油した油を存在させて、潤滑
性を向上できる。
ド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が露出
していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露出し
ているから、潤滑が必要な箇所に、固体潤滑剤としての
グラファイト,綿布片が保油した油を存在させて、潤滑
性を向上できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
態により詳細に説明する。
【００１３】図１に、この発明の転がり軸受用合成樹脂
製保持器の実施の形態を示す。この保持器は、いわゆる
もみ抜き型であって、全体として、リング形状になって
おり、径方向に開口した複数のポケット２,２,２…が周
方向に所定間隔を隔てて形成されている。このポケット
２,２,２…に、転がり軸受の転動体(玉)が嵌め込まれ
る。
製保持器の実施の形態を示す。この保持器は、いわゆる
もみ抜き型であって、全体として、リング形状になって
おり、径方向に開口した複数のポケット２,２,２…が周
方向に所定間隔を隔てて形成されている。このポケット
２,２,２…に、転がり軸受の転動体(玉)が嵌め込まれ
る。
【００１４】この保持器は、ノボラックタイプ,レゾー
ルタイプのフェノール樹脂を母材とし、グラファイト６
を３０重量％,綿布片５を２０重量％だけ含有した合成
樹脂からなる。この綿布片５は、外径寸法が約１ｍｍ角
〜約５ｍｍ角のものが適宜使用される。この寸法が、１
ｍｍ未満であると添加効果が無く、５ｍｍ角を越えると
成形が困難になる。上記寸法は、約３ｍｍ角のものが好
適である。グラファイト６は、粒径１０μｍ以下のもの
が使用され、平均粒径１μｍのものが好適に使用され
る。なお、この粒径が１０μｍを越えると摩耗が大きく
なる。なお、グラファイト６は１５〜４０重量％の範囲
で設定すればよく、綿布片５は１０〜３０重量％の範囲
で設定すればよい。この範囲の下限を下回ると潤滑性能
が十分でなくなる一方、上限を越えると機械強度が低く
なる。
ルタイプのフェノール樹脂を母材とし、グラファイト６
を３０重量％,綿布片５を２０重量％だけ含有した合成
樹脂からなる。この綿布片５は、外径寸法が約１ｍｍ角
〜約５ｍｍ角のものが適宜使用される。この寸法が、１
ｍｍ未満であると添加効果が無く、５ｍｍ角を越えると
成形が困難になる。上記寸法は、約３ｍｍ角のものが好
適である。グラファイト６は、粒径１０μｍ以下のもの
が使用され、平均粒径１μｍのものが好適に使用され
る。なお、この粒径が１０μｍを越えると摩耗が大きく
なる。なお、グラファイト６は１５〜４０重量％の範囲
で設定すればよく、綿布片５は１０〜３０重量％の範囲
で設定すればよい。この範囲の下限を下回ると潤滑性能
が十分でなくなる一方、上限を越えると機械強度が低く
なる。
【００１５】この保持器は、外周面１およびポケット面
３にグラファイト６と綿布片５が露出している。一方、
軸方向端面７と内周面８には、グラファイト６と綿布片
５が露出しておらず、軸方向端面７と内周面８はフェノ
ール樹脂からなるスキン層になっている。なお、図１で
は、綿布片５の大きさ及びグラファイト６の大きさを誇
張して表現している。
３にグラファイト６と綿布片５が露出している。一方、
軸方向端面７と内周面８には、グラファイト６と綿布片
５が露出しておらず、軸方向端面７と内周面８はフェノ
ール樹脂からなるスキン層になっている。なお、図１で
は、綿布片５の大きさ及びグラファイト６の大きさを誇
張して表現している。
【００１６】この実施形態の保持器は、フェノール樹脂
を母材として、グラファイト６と綿布片５とを含有して
いるので、射出成形で製造可能となり、製造コストの低
減を図れる。より詳細には、上記射出成形で製造してか
ら、穴機械加工によってポケット２を形成し、次に、外
周面１のフェノール樹脂からなるスキン層を除去すれ
ば、図１に示すように、綿布片５とグラファイト６が外
周面１とポケット面３に露出した保持器が得られる。こ
の保持器によれば、固体潤滑剤としてのグラファイト６
と綿布片５にしみ込んだ潤滑油とにより、潤滑性を向上
させることができる。
を母材として、グラファイト６と綿布片５とを含有して
いるので、射出成形で製造可能となり、製造コストの低
減を図れる。より詳細には、上記射出成形で製造してか
ら、穴機械加工によってポケット２を形成し、次に、外
周面１のフェノール樹脂からなるスキン層を除去すれ
ば、図１に示すように、綿布片５とグラファイト６が外
周面１とポケット面３に露出した保持器が得られる。こ
の保持器によれば、固体潤滑剤としてのグラファイト６
と綿布片５にしみ込んだ潤滑油とにより、潤滑性を向上
させることができる。
【００１７】次に、図３の特性図と図２の一覧表を参照
して、この実施形態の保持器を用いた転がり軸受と従来
の積層管型保持器を用いた転がり軸受との昇温比較試験
結果を説明する。この試験条件としては、０〜２０００
０(ｒｐｍ)の回転数で連続運転(最長８時間)したときの
温度上昇幅を測定した。その結果、図３および図２に示
すように、本発明の上記実施形態によれば、温度上昇幅
が従来例と同等以下であり、特に２００００ｒｐｍにお
いては、従来例に比べて、昇温幅が４℃以上小さくなっ
た。また、油の供給を停止して、２００００ｒｐｍで連
続回転させる焼き付き試験では、従来例のものでは、連
続運転４.２時間で焼き付きが起こったが、この実施形
態のものでは、連続運転５.０時間を超えても焼き付き
が起こらなかった。
して、この実施形態の保持器を用いた転がり軸受と従来
の積層管型保持器を用いた転がり軸受との昇温比較試験
結果を説明する。この試験条件としては、０〜２０００
０(ｒｐｍ)の回転数で連続運転(最長８時間)したときの
温度上昇幅を測定した。その結果、図３および図２に示
すように、本発明の上記実施形態によれば、温度上昇幅
が従来例と同等以下であり、特に２００００ｒｐｍにお
いては、従来例に比べて、昇温幅が４℃以上小さくなっ
た。また、油の供給を停止して、２００００ｒｐｍで連
続回転させる焼き付き試験では、従来例のものでは、連
続運転４.２時間で焼き付きが起こったが、この実施形
態のものでは、連続運転５.０時間を超えても焼き付き
が起こらなかった。
【００１８】尚、上記実施形態の説明では、射出成形で
保持器を作製したが、圧縮成形もしくは射出してから圧
縮するトランスファー成形で保持器を作製することもで
きる。
保持器を作製したが、圧縮成形もしくは射出してから圧
縮するトランスファー成形で保持器を作製することもで
きる。
【００１９】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項１の発
明の転がり軸受用合成樹脂製保持器は、軌道輪へのガイ
ド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が露出
していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露出し
ている。
明の転がり軸受用合成樹脂製保持器は、軌道輪へのガイ
ド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が露出
していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露出し
ている。
【００２０】この請求項１の発明の保持器は、グラファ
イトと綿布片を含んでいるフェノール樹脂からなるの
で、生産速度が速い射出成形で製造可能となり、輪切り
切断工程が不要となって、製造コストの低減を図れ、か
つ、大量生産に適する。また、成形時の樹脂表面層を除
去することで、軌道輪へのガイド面およびポケット面に
固体潤滑剤のグラファイトと油を含んだ綿布片が露出し
ているので、潤滑性が向上する。
イトと綿布片を含んでいるフェノール樹脂からなるの
で、生産速度が速い射出成形で製造可能となり、輪切り
切断工程が不要となって、製造コストの低減を図れ、か
つ、大量生産に適する。また、成形時の樹脂表面層を除
去することで、軌道輪へのガイド面およびポケット面に
固体潤滑剤のグラファイトと油を含んだ綿布片が露出し
ているので、潤滑性が向上する。
【００２１】また、請求項２の発明の転がり軸受用合成
樹脂製保持器は、フェノール樹脂を母材とし、グラファ
イトを１５乃至４０重量％，綿布片を１０乃至３０重量
％だけ含んでいる。この保持器は、フェノール樹脂を主
成分とし、グラファイトと綿布片を含有した組成である
から、射出成形で製造でき、輪切り切断工程が要らなく
なり、製造コストを低減できる。また、グラファイトを
１５乃至４０重量％，綿布片を１０乃至３０重量％だけ
含む組成とすることで、機械的強度を維持しつつ、潤滑
性を特に向上できる。
樹脂製保持器は、フェノール樹脂を母材とし、グラファ
イトを１５乃至４０重量％，綿布片を１０乃至３０重量
％だけ含んでいる。この保持器は、フェノール樹脂を主
成分とし、グラファイトと綿布片を含有した組成である
から、射出成形で製造でき、輪切り切断工程が要らなく
なり、製造コストを低減できる。また、グラファイトを
１５乃至４０重量％，綿布片を１０乃至３０重量％だけ
含む組成とすることで、機械的強度を維持しつつ、潤滑
性を特に向上できる。
【００２２】また、請求項３の発明は、請求項２に記載
の転がり軸受用合成樹脂製保持器において、軌道輪への
ガイド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が
露出していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露
出している。これにより、固体潤滑剤としてのグラファ
イト,綿布片が保油した油を潤滑が必要な箇所に存在さ
せて潤滑性を向上できる。
の転がり軸受用合成樹脂製保持器において、軌道輪への
ガイド面およびポケット面に、グラファイトと綿布片が
露出していて、かつ、他の面にはフェノール樹脂層が露
出している。これにより、固体潤滑剤としてのグラファ
イト,綿布片が保油した油を潤滑が必要な箇所に存在さ
せて潤滑性を向上できる。
【図１】 この発明の転がり軸受用合成樹脂製保持器の
実施の形態を模式的に示す斜視図である。
実施の形態を模式的に示す斜視図である。
【図２】 上記実施形態の昇温試験結果の一覧を表す図
である。
である。
【図３】 上記昇温試験結果を示す特性図である。
１…外周面、２…ポケット、３…ポケット面、５…綿布
片、６…グラファイト、７…軸方向端面、８…内周面。
片、６…グラファイト、７…軸方向端面、８…内周面。
Claims (3)
- 【請求項１】 軌道輪へのガイド面およびポケット面
に、グラファイトと綿布片が露出していて、かつ、他の
面にはフェノール樹脂層が露出していることを特徴とす
る転がり軸受用合成樹脂製保持器。 - 【請求項２】 フェノール樹脂を母材とし、グラファイ
トを１５乃至４０重量％，綿布片を１０乃至３０重量％
だけ含んだ転がり軸受用合成樹脂製保持器。 - 【請求項３】 請求項２に記載の転がり軸受用合成樹脂
製保持器において、軌道輪へのガイド面およびポケット
面に、グラファイトと綿布片が露出していて、かつ、他
の面にはフェノール樹脂層が露出していることを特徴と
する転がり軸受用合成樹脂製保持器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31947699A JP3985402B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 転がり軸受用合成樹脂製保持器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31947699A JP3985402B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 転がり軸受用合成樹脂製保持器およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001140898A true JP2001140898A (ja) | 2001-05-22 |
| JP3985402B2 JP3985402B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=18110635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31947699A Expired - Fee Related JP3985402B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 転がり軸受用合成樹脂製保持器およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3985402B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10235539A1 (de) * | 2002-08-03 | 2004-02-19 | Ina-Schaeffler Kg | Linearwälzlager |
| JP2007162843A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Nidec Copal Electronics Corp | 気体動圧軸受けおよび気体動圧軸受けを備えるポリゴンスキャナモータ等のモータ |
| EP2096327A1 (en) * | 2006-11-27 | 2009-09-02 | Osaka Vacuum, Ltd. | Retainer of ball bearing |
| JP2010090934A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Nsk Ltd | 転がり軸受用保持器及びその製造方法並びに転がり軸受 |
| US8113718B2 (en) * | 2006-03-10 | 2012-02-14 | Ntn Corporation | Resin-made cage and bearing |
| CN114427561A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-05-03 | 江阴市凯华机械制造有限公司 | 一种风电机花键齿轮轴及加工工艺 |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP31947699A patent/JP3985402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10235539A1 (de) * | 2002-08-03 | 2004-02-19 | Ina-Schaeffler Kg | Linearwälzlager |
| JP2007162843A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Nidec Copal Electronics Corp | 気体動圧軸受けおよび気体動圧軸受けを備えるポリゴンスキャナモータ等のモータ |
| JP4686353B2 (ja) * | 2005-12-14 | 2011-05-25 | 日本電産コパル電子株式会社 | 気体動圧軸受けを備えるモータ |
| US8113718B2 (en) * | 2006-03-10 | 2012-02-14 | Ntn Corporation | Resin-made cage and bearing |
| EP2096327A1 (en) * | 2006-11-27 | 2009-09-02 | Osaka Vacuum, Ltd. | Retainer of ball bearing |
| EP2096327A4 (en) * | 2006-11-27 | 2012-11-28 | Osaka Vacuum Ltd | HOLDER FOR BALL BEARINGS |
| US8449195B2 (en) | 2006-11-27 | 2013-05-28 | Osaka Vacuum, Ltd. | Retainer of ball bearing |
| JP2010090934A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Nsk Ltd | 転がり軸受用保持器及びその製造方法並びに転がり軸受 |
| CN114427561A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-05-03 | 江阴市凯华机械制造有限公司 | 一种风电机花键齿轮轴及加工工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3985402B2 (ja) | 2007-10-03 |
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