JP2001140750A - ピストンポンプ・モータ - Google Patents

ピストンポンプ・モータ

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JP2001140750A
JP2001140750A JP32770799A JP32770799A JP2001140750A JP 2001140750 A JP2001140750 A JP 2001140750A JP 32770799 A JP32770799 A JP 32770799A JP 32770799 A JP32770799 A JP 32770799A JP 2001140750 A JP2001140750 A JP 2001140750A
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JP
Japan
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swash plate
casing
piston pump
section
pump motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP32770799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyasu Nagatomo
邦泰 長友
Yu Jon Cho
ユ ジョン チョ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DON MYON HEAVY IND CO Ltd
DON MYON HEAVY INDUSTRIES CO Ltd
NAGATOMO RYUTAI KIKAI KENKYUSH
NAGATOMO RYUTAI KIKAI KENKYUSHO KK
Original Assignee
DON MYON HEAVY IND CO Ltd
DON MYON HEAVY INDUSTRIES CO Ltd
NAGATOMO RYUTAI KIKAI KENKYUSH
NAGATOMO RYUTAI KIKAI KENKYUSHO KK
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Filing date
Publication date
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ポンプケーシングのとくに上下方向の小型化を
図る。 【解決手段】回転軸10と一体的に回転するシリンブロ
ック12と、シリンダブロック12のピストン13が摺
接する斜板30と、斜板30の傾転角を変化させるべく
斜板30に連結する一対の斜板操作アクチュエータ4
0、41を備える。これらを収納配置するケーシング5
0はほぼ正四角形の角筒型断面に形成され、この角筒型
断面のほぼ対角線上に斜板30の中心線Cが位置するよ
うに傾けて配置し、また一対の斜板操作アクチュエータ
40、41も対角線上に位置するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変容量型ピストン
ポンプ・モータの小型化、軽量化に関する。
【0002】
【従来技術】図2は従来の可変容量型のピストンポンプ
であり、回転軸10によって回転させられるシリンダブ
ロック12には、回転軸10を中心とする同一円周上に
複数のピストン13が配列され、各ピストン13は斜板
30に先端が摺接し、シリンダブロック12の回転に伴
いこれらピストン13が伸縮運動し、その伸長行程で作
動油を吸い込み、圧縮行程で作動油を吐出するようにな
っている。
【0003】ポンプ吐出量は斜板30の傾転角に応じて
変化し、斜板30の傾転角が大きくなるほど吐出量は増
大する。
【0004】斜板30の傾転角は一対の対抗的に配置さ
れた斜板操作アクチュエータ(油圧シリンダ)40と4
1によって制御されるが、斜板30の背面には図3にも
示すように、回転軸10を挟んでその両側に位置して円
弧状の軸受面をもつ軸受31と32が一体的に形成さ
れ、この軸受31と32を介して斜板操作アクチュエー
タ40と41の操作力をケーシング側で受け止める。
【0005】斜板操作アクチュエータ40と41の斜板
30に対する連結部45と46は、図中の上下位置にお
いて斜板30と傾動自在に連結し、斜板操作アクチュエ
ータ40と41が互いに相反する方向に作動することに
より、斜板30が軸受31、42の摺接面に沿って回動
し、その傾転角が変化する。
【0006】ところで、図3に示すように、ポンプのケ
ーシング21はシリンダブロック12の回転中心と直交
する断面において、その外周面と所定の間隔をもつ円筒
状に形成され、かつ斜板操作アクチュエータ40と41
に対応する部位において、さらに外側に膨らんだ円弧部
21Aと21Bを有する。なお、ケーシング21の端面
はカバー20により覆われ、このカバー20を回転軸1
0が軸受を介して回転自由に貫通している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のケー
シング21は円筒状に形成され、その上下方向には円弧
部21A21Bが膨出しているため、高さ方向の寸法が
大きく、このポンプを建設機械などに装着するときにそ
れだけ大きな設置スペースを必要とした。また、ケーシ
ング21の形状が特異なため加工上からも問題があっ
た。
【0008】本発明はこのような問題を解決することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転軸と一体
的に回転するシリンブロックと、シリンダブロックに配
設したピストンが摺接する斜板と、斜板の傾転角を変化
させるべく斜板に連結した斜板操作アクチュエータとを
備え、これらが筒型のケーシングに収納されたピストン
ポンプ・モータにおいて、前記ケーシングはほぼ正四角
形の角筒型断面に形成され、この角筒型断面空間のほぼ
対角線上に、前記斜板の軸受中心軸と直交し、かつ前記
回転軸のほぼ軸心を通る斜板の中心線が一致するように
斜板を配置した。
【0010】また、本発明では、前記斜板の中心線方向
のほぼ両端に連結する一対の斜板操作アクチュエータを
その中心線が前記角筒型断面のほぼ対角線上に位置する
ように配置する。
【0011】
【作用効果】本発明ではケーシングが略正四角形の角筒
型断面をもつように形成され、この対角線上に斜板の中
心線が位置するように斜板を配置したので、回転軸の軸
心に直交する断面において、斜板の寸法が最も大きい方
向が、四角形の空間断面内で最も寸法の大きい対角線
上、または略対角線上に配置されることにより、ポンプ
の高さ方向の寸法を、従来の円筒型のケーシングに比較
して実質的に30%ほど減少させることが可能となる。
【0012】また、この対角線上に斜板操作アクチュエ
ータを配置したことにより、ケーシング内部空間を効率
的に利用することができ、ポンプの小型化が可能とな
る。
【0013】
【実施の形態】以下、本発明をピストンポンプに適用し
た場合の実施の形態を説明する。
【0014】本発明は実質的にはケーシングの断面構造
に特徴があり、したがってこの部分について図1に基づ
いて説明する。なお基本的な構成は図2と同じためこれ
を参照されたい。
【0015】図のように、ケーシング50は正四角形の
筒型断面をもち、この内部にシリンダブロック(図2参
照)と斜板30などが配設される。
【0016】斜板30は軸受31と32を介してケーシ
ング50のカバー側に対して傾転自由に支持されるが、
斜板30の中心線Cの方向、つまり両側の軸受31、3
2の中間であって回転軸10の軸心を通り、軸受31、
32の回転中心、すなわち軸受転動面の回転中心軸と直
交する方向が、ケーシング内部断面の対角線上、もしく
は略対角線上に位置するようにケーシング上下方向に対
して45度だけ傾けて設置される。
【0017】斜板30には斜板操作アクチュエータ40
と41が連結部45と46を介して連結されるが、これ
ら連結部45と46は斜板30の中心線C上の、上下の
対称位置に設けられる。これにより連結部45と46を
結ぶ線が、ケーシング50の内部空間の対角線もしくは
略対角線上に一致し、また一対の斜板操作アクチュエー
タ40と41もその中心線が筒型断面の対角線上の隅部
に配置される。
【0018】つまり、斜板30にとって最も寸法が長く
なる中心線C方向、つまり連結部45と46を結ぶ中心
線Cが、ケーシング50の内部空間で最も寸法の大きく
なる対角線上に配置することにより、ケーシング50の
上下、左右方向の寸法を最小にすることが可能となる。
【0019】そして斜板30の傾斜に対応して、シリン
ダブロックの図示しない吸入、吐出ポートや弁板を、回
転軸を中心にして回転した位置に設ける。
【0020】このように、斜板30の寸法の最も大きく
なる中心線C方向が、ケーシング50の内部の断面空間
において最も寸法の大きい対角線上(もしくはその近
傍)に位置するように斜板30を、その背面から見て、
上下方向に対して45度に傾けて配置したので、ケーシ
ング50の上下方向の寸法を、従来の円筒型のケーシン
グに比較して小さくすることができる。
【0021】具体的には、円筒型のケーシングに対し
て、もし、ケーシング内部に同一の余裕隙間を設けたと
すると、その高さは30%ほど短縮させることが可能と
なる。
【0022】また、ケーシング50の断面空間の対角線
上に斜板操作アクチュエータ(油圧シリンダ)40と4
1を配置することで、内部空間の利用効率が高まり、ポ
ンプ全体の小型化が図れる。
【0023】したがって、この小型化したピストンポン
プを建設機械などポンプ設置スペースにあまり余裕のな
いものに装着するときには非常に有利となる。
【0024】本発明は上記の実施の形態に限定されるわ
けではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の
範囲内で様々な変更がなしうることは明白である。
【0025】例えば、ケーシング50の断面は正四角形
が好ましいが、実質的にこれに準じる四角形であっても
よい。また、この実施の形態ではピストンポンプについ
ての適用例を説明したが、ピストンモータについても同
様に適用することが可能である。また、斜板操作アクチ
ュエータはいずれか一方のみであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の断面図である。
【図2】一般的なピストンポンプの縦断面図である。
【図3】同じくその回転軸と直交する断面図である。
【符号の説明】
10 回転軸 12 シリンダブロック 30 斜板 31 軸受 32 軸受 40 斜板操作アクチュエータ 41 斜板操作アクチュエータ 45 連結部 46 連結部 50 ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チョ ユ ジョン 大韓民国,キョンサンナンド,チャンオ ン,ネードン,456−3 ドン ミョン ヘーヴィ インダストリーズ カンパニー リミテッド内 Fターム(参考) 3H070 AA01 BB04 BB06 CC34 DD02 DD91 3H071 AA03 BB01 CC33 DD83 3H084 AA08 BB26 CC35 CC58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と一体的に回転するシリンブロック
    と、シリンダブロックに配設したピストンが摺接する斜
    板と、斜板の傾転角を変化させるべく斜板に連結した斜
    板操作アクチュエータとを備え、これらが筒型のケーシ
    ングに収納されたピストンポンプ・モータにおいて、前
    記ケーシングはほぼ正四角形の角筒型断面に形成され、
    この角筒型断面空間のほぼ対角線上に、前記斜板の軸受
    中心軸と直交し、かつ前記回転軸のほぼ軸心を通る斜板
    の中心線が一致するように斜板を配置したことを特徴と
    するピストンポンプ・モータ。
  2. 【請求項2】前記斜板の中心線方向のほぼ両端に連結す
    る一対の斜板操作アクチュエータをその中心線が前記角
    筒型断面のほぼ対角線上に位置するように配設する請求
    項1に記載のピストンポンプ・モータ。
JP32770799A 1999-11-18 1999-11-18 ピストンポンプ・モータ Pending JP2001140750A (ja)

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Cited By (2)

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