JP2001139800A - 防蟻性発泡ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

防蟻性発泡ポリウレタン樹脂組成物

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JP2001139800A
JP2001139800A JP32021599A JP32021599A JP2001139800A JP 2001139800 A JP2001139800 A JP 2001139800A JP 32021599 A JP32021599 A JP 32021599A JP 32021599 A JP32021599 A JP 32021599A JP 2001139800 A JP2001139800 A JP 2001139800A
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polyurethane resin
termite
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foamed polyurethane
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Tatsuya Okuya
達也 奥谷
Hidekazu Ishiwatari
英一 石渡
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリウレタン樹脂組成物中で防蟻成分が分
離、沈降せず、均一に分散されている発泡ポリウレタン
組成物およびそれを反応・発泡させた防蟻性を有する発
泡ポリウレタン樹脂を提供すること。 【解決手段】 防蟻成分として、常温で液状の防蟻性化
合物、例えば、シラフルオフェン、オクタクロロジプロ
ピルエーテル、1,3,5−トリ−n−プロピル−1,
3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,2H,3
H)トリオンからなる群から選択される1または2以上
の化合物を、発泡ポリウレタン樹脂組成物全量に対して
好ましくは0.01〜1重量%配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡ポリウレタン
樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、建築資材等に用
いられる、防蟻性を有する発泡ポリウレタン樹脂および
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡ポリウレタンは、建築物の断熱材、
保温材等の資材として一般に使用されている。しかし何
ら処理が施されてない発泡ポリウレタンは、シロアリ等
による食害を受け易く、何らかの対策が施される必要が
ある。
【0003】前記対策として、有機リン系殺虫剤および
石油ピッチを含有する防蟻性ポリウレタンフォーム(特
許第2620786号)、ピレスロイド系化合物を含有
するポリウレタン樹脂(特開平6−294165号)、
クロロピリジルメチル基を有する化合物を防蟻成分とし
て含有する、防蟻性発泡ポリウレタン樹脂成形組成物
(特開平10−259263)等が提案されている。
【0004】しかしながら、有機リン系化合物は、ポリ
ウレタンフォーム中での保存安定性に問題があることが
あった。また、蒸気圧が高いために施工性に問題がある
場合があった。一方、石油ピッチは比重が高く、組成物
中ですぐに沈降してしまうことがあった。
【0005】また、クロロピリジルメチル基を有する化
合物等のほとんどの防蟻成分は常温で固体であり、ポリ
ウレタン樹脂成分のポリオールに対して溶解度が低いた
め、沈降してしまう欠点を有していた。また、ピレスロ
イド系化合物は液状のものもあるが、アミン触媒で分解
されてしまうという欠点を有していた。したがって、施
工時にこの組成物を攪拌しておく必要があるばかりでな
く、この組成物の運搬経路中で組成物が停滞した場合、
防蟻成分が沈降を起こし、経路中等で液詰まり等を引き
起こす等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
対してなされたものであり、ポリウレタン樹脂組成物中
で防蟻成分が分離、沈降せず、均一に分散され、かつ保
存安定性が良好な防蟻性の発泡ポリウレタン樹脂組成物
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を行った結果、防蟻成分として常
温で液状の化合物を用いると、上記課題を解決すること
ができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち本発明は、防蟻成分として、常温
で液状の防蟻性化合物を含むことを特徴とする発泡ポリ
ウレタン樹脂組成物である。本発明はまた、前記発泡ポ
リウレタン樹脂組成物において、前記防蟻性化合物が、
シラフルオフェン、オクタクロロジプロピルエーテル、
1,3,5−トリ−n−プロピル−1,3,5−トリア
ジン−2,4,6−(1H,2H,3H)トリオンから
なる群から選択される1または2以上の化合物である発
泡ポリウレタン樹脂組成物を提供する。
【0009】本発明はさらに、防蟻性化合物の含有率
が、0.01〜1重量%である前記発泡ポリウレタン樹
脂組成物を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の発泡ポリウレタン樹脂お
よび組成物は、原料として、防蟻成分、ポリオール成
分、イソシアネート成分を含んでおり、以下それぞれに
ついて説明する。また、ポリオール成分およびイソシア
ネート成分とを合わせたものを、ポリウレタン樹脂成分
と称する場合がある。
【0011】本発明の発泡ポリウレタン樹脂組成物は、
防蟻成分として常温で液状の防蟻性化合物を含むことを
特徴とする。常温で液状の防蟻性化合物を配合すること
以外は、本発明の発泡ポリウレタン樹脂組成物は従来公
知の発泡ポリウレタン樹脂組成物と同様にして製造する
ことができる。
【0012】以下、本発明の発泡ポリウレタン樹脂組成
物の原料として用いられる、防蟻性化合物、ポリオール
成分、イソシアネート成分等について説明する。尚、ポ
リオール成分およびイソシアネート成分とを合わせたも
のを、ポリウレタン樹脂成分と称する場合がある。
【0013】本発明で使用される防蟻成分は、常温で液
状の防蟻性化合物である。ここで常温とは、通常15〜
25℃である。また、常温で液状とは、液状を呈するも
のであり、さらに、常温で蒸気圧が低いことが好まし
い。具体的には、例えば20℃での蒸気圧が1.33×
10-1Pa(10-6mmHg)以下、より好ましくは1.33
×10-2Pa(10-7mmHg)以下であり、液状である化合
物が挙げられる。
【0014】本発明に用いる防蟻性化合物は、常温で液
状で、かつ、発泡ポリウレタン受精組成物に配合したと
きに、シロアリ等の食害を防止する作用を有する化合物
である。このような化合物として具体的には、例えば、
シラフルオフェン、オクタクロロジプロピルエーテル、
1,3,5−トリ−n−プロピル−1,3,5−トリア
ジン−2,4,6−(1H,2H,3H)トリオンが挙
げられるが、常温で液状であり、かつ、防蟻性を有し、
本発明の効果を損なわないものであれば、特に制限され
ない。防蟻性化合物は、1種でもよく、2種以上を組み
合わせて使用してもよい。
【0015】さらに、本発明の効果を妨げない限り、従
来防蟻成分として使用されている化合物及び将来防蟻成
分として見出される化合物を含めることもできる。ま
た、本発明の効果を妨げない限り、常温で液状でない防
蟻成分を併用することもできる。
【0016】本発明で使用されるポリオール成分は、1
分子内に2つ以上の活性水素基を有するポリオールを含
有するものである。このポリオールは、防蟻効果を妨げ
ない限り特に限定されるものではなく、発泡ポリウレタ
ン樹脂を製造する際に通常用いられるポリオールを好適
に使用することができる。具体的には、エチレンジアミ
ン系、シュガー系、トリエタノールアミン系、トリレン
ジアミン系等のエーテル系ポリオール、フタル酸エステ
ル系、廃PET系等のポリエステル系ポリオールなどが
挙げられる。上述したポリオールの中から、一種または
二種以上を選択して使用することができる。
【0017】本発明で使用されるイソシアネート成分
は、1分子内に2つ以上のイソシアネート基を有するポ
リイソシアネートを含有するものである。前記イソシア
ネートとしては、防蟻効果を妨げない限り特に限定され
るものではなく、ポリウレタン樹脂を製造する際に通常
用いられるイソシアネートが好適に使用できる。具体的
には、ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート等の芳香族系イソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート等の脂環族系イソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート等の脂肪族系イソシアネー
トなどが挙げられるが、好ましくはジフェニルメタンジ
イソシアネートの粗製物である。また、上述したイソシ
アネートの中から、一種または二種以上を選択して使用
することができるポリウレタン樹脂成分は、上記ポリオ
ール成分及びイソシアネート成分以外に、ポリウレタン
樹脂組成物を製造する際に通常用いられる各種成分の適
当量を含有することができる。この様な成分として、例
えば、発泡剤、難燃剤、触媒、整泡剤、架橋剤、着色
剤、充填剤、安定剤、離型剤等が挙げられる。
【0018】前記発泡剤としては、HCFC-141b、HFC-134
a、HFC-245fa、HFC-365mfc等のフロン系発泡剤、n−ペ
ンタン、イソペンタン等の炭化水素系発泡剤、水などが
挙げられる。
【0019】また、前記難燃剤としては、トリス(β-
クロロプロピル)フォスフェート、トリエチルフォスフ
ェート、トリメチルフォスフェートなどが挙げられる。
また、触媒としては、防蟻効果を妨げない限り特に限定
されるものではないが、例えば、鉛オクトエート、ジブ
チル錫ジラウレート等の有機金属系化合物、トリエチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、N,N',N”
−トリス(ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ−S
−トリアジン等のアミン系化合物、オクチル酸カリ、酢
酸カリ等のカリ系触媒、オクチル酸の4級アンモニウム
塩などが挙げられる。
【0020】また、整泡剤としては、ポリアルキレンア
ルキルエーテル等のポリオキシアルキレン系整泡剤、オ
ルガノポリシロキサン等のシリコン系整泡剤などが挙げ
られる。
【0021】また、架橋剤としては、多価アルコール、
多価アミン、アルカノールアミンが挙げられ、着色剤と
しては、有機・無機顔料、染料等が挙げられ、充填剤と
しては、無機(ガラス等)・有機微少繊維、無機・有機
粉体が挙げられ、安定剤としては、フェノール、アミン
およびリン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、カルボ
ジイミド系化合物が挙げられ、離型剤としては、ワック
ス、石鹸類が挙げられる。
【0022】本発明の発泡ポリウレタン樹脂組成物は、
上記防蟻成分、ポリオール成分、イソシアネート成分及
び必要に応じて他の成分を混合し、反応、発泡させるこ
とにより、製造することができる。
【0023】ポリオール成分とイソシアネート成分の割
合としては特に制限されず、目的に応じて適宜設定する
ことができるが、NCOインデックス(ポリオール当量
に対するイソシアネート当量の比(NCO/OH)を1
00倍した値)で、90〜500程度であることが好ま
しく、より好ましくは110〜300程度である。
【0024】防蟻成分の配合量としては、発泡ポリウレ
タン樹脂組成物全量に対して、常温で液状の防蟻性化合
物の含有率が、合計で0.01〜1重量%であることが
好ましく、0.05〜0.5重量%であることがさらに
好ましい。
【0025】上記成分以外の発泡剤、難燃剤、触媒、整
泡剤、架橋剤、着色剤、充填剤、安定剤、離型剤等の他
の成分は、必要に応じて適当量使用することができる。
本発明の発泡ポリウレタン樹脂組成物を得る方法として
は、具体的には、上記防蟻成分とポリオール成分とイソ
シアネート成分と必要に応じて添加される上記各種成分
とを混合し、反応、発泡させる。この際の混合について
は反応原料が均一に混合され、続く反応・硬化の工程を
妨げない限り特に限定されるものではないが、毒性を有
するアセタミプリド等が原料として含まれていることか
ら原料が飛散しにくい方法をとることが望ましい。ま
た、防蟻成分は、樹脂組成物中に均一に溶解、分散され
るように混合することが好ましい。
【0026】反応、発泡は、加温条件下で行われてもよ
いが、常温、常圧で行うことが可能であり、本発明の発
泡ポリウレタン樹脂組成物においては、これが一般的で
ある。尚、加温する場合は、常温で液状の防蟻性化合物
が揮散しないような温度で行うことが好ましい。また、
本発明の発泡ポリウレタン樹脂組成物の製造には、通常
の発泡ポリウレタン樹脂組成物に用いられる成形法が特
に制限されずに適用される。
【0027】本発明の発泡ポリウレタン樹脂組成物は、
防蟻性を有しており、シロアリ等の食害を受けやすい建
築物の断熱材、保温材等の資材として、有用である。
【0028】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0029】
【実施例1〜3、比較例1〜4】ポリオールとしてFD-5
90(旭硝子社製 OHV590:シュガー、トリレンジアミ
ン、エチレンジアミン、グリセリン混合物)35.3重
量部、整泡剤としてSH-190(東レシリコーン社製、オル
ガノポリシロキサン)1.0重量部、触媒として、DABC
O 33LV(三共エアプロダクト社製、トリエチレンジアミ
ンのDEG33%溶液)0.4重量部、発泡剤として水
0.3重量部、及び、フロン141b(旭硝子社製)9.0
重量部、難燃剤としてPCF(アクゾ社製、トリス(β−
クロロプロピル)フォスフェート)3.0重量部、及
び、防蟻成分として下記化合物A〜G1.0重量部を、
混合、撹拌することにより混合液(計50重量部)を得
た。この混合液と、イソシアネートとしてMR-200(日本
ポリウレタン社製 イソシアネート当量134)50.
0重量部を混合し、撹拌して発泡ポリウレタン樹脂成分
混合物を得た。この混合液を反応させて発泡ポリウレタ
ン樹脂を得た。
【0030】化合物A;シラフルオフェン 化合物B;オクタクロロジプロピルエーテル 化合物C;1,3,5-トリ-n-フ゜ロヒ゜ル-1,3,5-トリアシ゛ン-2,4,6-(1
H,2H,3H)トリオン 化合物D;クロルピリホス 化合物E;アレスリン 化合物F;イミダクロプリド 化合物G;FD-590(ポリオール)
【0031】ここで、化合物Dは、有機リン系防蟻剤で
あり、化合物Eは、ピレスロイド系化合物であり、化合
物Fは、クロロピリジルメチル基を持つ化合物であり、
化合物Gは、本発泡樹脂成分におけるポリオールと同一
の化合物である。したがって、化合物Gを含む発泡ポリ
ウレタン樹脂組成物は、防蟻成分を含まないコントロー
ルとしての組成物である。
【0032】上記の各発泡ポリウレタン樹脂組成物につ
いて保存安定性試験を行った。本試験は具体的には、こ
れら発泡ポリウレタン樹脂組成物を40℃の乾燥機中で
保管し、各一定時間経過後に反応させ、そのクリームタ
イムを測定するものである。結果を表1に記す。
【0033】
【表1】
【0034】これらの結果から、比較例1〜3における
発泡ポリウレタン樹脂組成物は、経時的にクリームタイ
ムが増加する傾向にあるのに比べ、本発明である実施例
1〜3における発泡ポリウレタン樹脂組成物は、この条
件においては、経過時間によっては有意的な変化は見ら
れなかった。したがって、本実施例における発泡ポリウ
レタン樹脂組成物は、保存安定性に優れていることが確
認された。
【0035】
【実施例4〜12、比較例5〜8】実施例1〜3および
比較例1〜4における発泡ポリウレタン樹脂組成物の防
蟻成分が、表2記載の含有率となるように化合物A〜G
を加えた他は同様にして、発泡ポリウレタン樹脂組成物
を製造した。
【0036】この発泡ポリウレタン樹脂について防蟻効
力試験を行った。本試験は、(社)日本木材保存協会規
格第11号1992の、塗装・吹付け・浸せき処理用木
材防蟻剤の防蟻効力試験方法(1)屋内試験方法におけ
る接触試験方法に準じて行った。
【0037】具体的には、試験対象であるポリウレタン
樹脂に対してシロアリ(職蟻150匹、兵蟻15匹、合
計165匹)を接触させて、一定時間経過後のポリウレ
タン樹脂の平均質量減少率を測定するものである。結果
を表2に記す。
【0038】
【表2】
【0039】これらの結果から、比較例5〜8と比較し
て、各添加率に対応する実施例4〜12のそれぞれは質
量減少率が劣ることなく、むしろ優れていた。すなわ
ち、本試験により、本実施例における防蟻成分としての
化合物を含む発泡ポリウレタン樹脂は防蟻効果において
優れていることが確認された。
【0040】
【発明の効果】本発明の防蟻性を有する発泡ポリウレタ
ン樹脂組成物は、保存安定性に優れており、保存が容易
である。したがって大量生産をして集缶して置いてお
き、必要な時に使用できるといった利便性を有してい
る。また、施工時にその原液である組成物を反応させる
ことができるので、反応直前に薬品を混合するといった
危険性を回避することができる。さらに、本発明で使用
する防蟻成分は、常温で液状であることより、樹脂組成
物中で分離、沈降せず、散在していることから、施工時
に組成物の攪拌、循環の必要がなく、さらに、蒸気圧が
低いことから、反応中に飛散することがなく、作業者等
の安全性が確保できる。
【0041】さらに、この組成物を反応、硬化させてで
きる本発明の発泡ポリウレタン樹脂は優れた防蟻性を有
している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 CK031 CK041 CK051 EB026 EB106 ED046 EU186 EU206 EX026 EX036 FD010 FD030 FD090 FD130 FD140 FD160 FD320 GT00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防蟻成分として、常温で液状の防蟻性化
    合物を含むことを特徴とする発泡ポリウレタン樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記防蟻性化合物が、シラフルオフェ
    ン、オクタクロロジプロピルエーテル、1,3,5−ト
    リ−n−プロピル−1,3,5−トリアジン−2,4,
    6−(1H,2H,3H)トリオンからなる群から選択
    される1または2以上の化合物であることを特徴とする
    請求項1記載の発泡ポリウレタン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記発泡ポリウレタン樹脂組成物中の防
    蟻性化合物の含有率が、0.01〜1重量%であること
    を特徴とする請求項1または2記載の発泡ポリウレタン
    樹脂組成物。
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