JP2001138789A - チャイルドシート - Google Patents

チャイルドシート

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JP2001138789A
JP2001138789A JP32492399A JP32492399A JP2001138789A JP 2001138789 A JP2001138789 A JP 2001138789A JP 32492399 A JP32492399 A JP 32492399A JP 32492399 A JP32492399 A JP 32492399A JP 2001138789 A JP2001138789 A JP 2001138789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
child seat
surface part
base
back surface
base end
Prior art date
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Pending
Application number
JP32492399A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanji
広行 丹治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
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Publication date
Application filed by Iris Ohyama Inc filed Critical Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別部材を用いること無く頭部保護機能を高め
る。 【解決手段】 チャイルドシート本体の骨格部材21
を、合成樹脂により形成し、背面部41と背面部41よ
り前方へ延出した側面部43により一体形成する。背面
部41に、複数の縦リブ45及び横リブ4を格子状に設
け、横リブ46を、背面部41と側面部43との角部に
連設する。つまり、側面部43の基端部を、横リブ46
に補強し、この基端部より先端側に、リブを不具備な可
撓性を有する可撓領域47を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設置される
チャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すようなチャイルドシー
ト201が知られている(特開平10−226252号
公報参照)。
【0003】このチャイルドシート201は、ベース部
211と、該ベース部211に設けられた座席部212
とを備えており、該座席部212の左右側部には、アー
ムレスト213,213が設けられている。前記座部2
12の後方部には、背凭れ部214が設けられており、
該背凭れ部214と前記座部212によってチャイルド
シート本体215が形成されている。前記背凭れ部21
4は、背部216と、該背部216の左右側部より垂直
方向に立ち上がるサイドガード217,217と、前記
背部216の上端に設けられたヘッドレスト218とに
より構成されている。前記両サイドガード217,21
7の内側には、緩衝材としてのヘッドガードが設けられ
ており(図示せず)、該ヘッドガードの内側には、保護
パッド219が取り付けられている。該保護パッド21
9は、クッション材により形成されるとともに、前記両
サイドガード217,217及び前記ヘッドレスト21
8に内周面に沿って逆U字形状に形成されており、着座
者の頭部を安定な状態に支持及び保護し、車両衝突時に
おいて横方向の衝撃を吸収できるように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなチャイルドシート201にあっては、チャイルドシ
ート本体215の背凭れ部214に設けられたサイドガ
ード217,217が強固に固定されているため、両サ
イドガード217,217の内側に緩衝材であるヘッド
ガードを設けるとともに(図示せず)、そのさらに内側
に保護パッド219を取り付けなければならず、使い勝
手が悪かった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、別部材を取り付けること無く、頭
部保護機能を高めることができるチャイルドシートを提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のチャイルドシートにあっては、チャイルドシ
ート本体の骨格部材を、背面部と該背面部の両側部より
前方へ向けて延出した側面部とにより構成し、前記背面
部に突設されたリブを前記側面部の基端部に連設して、
前記側面部の前記基端部より先端側に可撓性を有する可
撓領域を形成した。
【0007】すなわち、チャイルドシート本体の骨格を
形成する骨格部材は、その背面部に突設されたリブが側
面部の基端部に連設され、前記背面部が補強されるとと
もに該背面部と前記側面部との結合強度が高められる。
そして、前記側面部の基端部より先端側には、前記リブ
を不具備な可撓性を有する可撓領域が形成されており、
車両衝突時において横方向に加わる衝撃は、側壁部の可
撓領域が弾性変形することにより吸収される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるチャ
イルドシート1を示す図であり、チャイルドシート1
が、シートベルト2によって車両シート3上に固定され
た状態が示されている。
【0009】このチャイルドシート1は、前記車両シー
ト3のシートクッション11に載置されるベース12
と、該ベース12に支持され、幼児用の座席を形成する
チャイルドシート本体13とからなる。前記ベース12
は、図2に示すように、ベース本体14と、該ベース本
体14の両側部に設けられた側壁部材15,15とから
なり、該側壁部材15上縁より内側へ向けて形成された
屈曲部16と前記ベース本体14の上面との間にはスラ
イド溝17,17が形成されている。前記ベース本体1
4の前端部には、中途部が金属バー18によって支持さ
れたリクライニングレバー19が軸支されており、該リ
クライニングレバー19の後端部には、上方へ突出した
爪20,20が形成されるとともに、図外のスプリング
によって、この爪20,20が上方へ向けて付勢されて
いる。
【0010】前記チャイルドシート本体13は、図3及
び図4に示すように、前方開口形状に形成された骨格部
材21と、該骨格部材21内に収容されるクッション材
31と、該クッション材31を覆おうカバー32とによ
り構成されている。前記骨格部材21の底面には、円弧
状に形成された一対のベース取付部33が左右側部に形
成されており、両ベース取付部33,33には、前記ベ
ース12のスライド溝17,17内にスライド自在に内
嵌されるガイド条34が形成されているとともに、その
下面には、前記爪20,20が挿入される挿入部が複数
設けられている(図示せず)。また、前記骨格部材21
と前記ベース取付部33,33との間には、左右に貫通
する扇状の通し穴35が形成されており、前記シートベ
ルト2の挿通を可能としている。
【0011】前記骨格部材21は、合成樹脂により形成
されており、背面部41と該背面部41の両側部より湾
曲部42を介して前方へ延出した側面部43,43とが
一体形成されている。前記背面部の中央には、図5(後
述する図6のA−A断面図)に示すように、前方へ膨出
した前方膨出部44が形成されており、前記背面部41
の内側面には、複数の縦リブ45,・・・と横リブ4
6,・・・とが格子状に突設されており、前記各横リブ
46,・・・は、前記背面部41と前記側面部43との
角部に連設されている。すなわち、前記側面部43の基
端部は、前記横リブ46,・・・に支持され補強されて
おり、当該側面部43の基端部より先端側には、図6に
も示すように、リブを不具備な可撓性を有した可撓領域
47が形成されている。
【0012】一方、前記クッション材31は、ウレタン
により形成されており、図4に示したように、前記骨格
部材21の背面部41における背凭れ部51に配置され
る背部パッド52と、前記背面部41の座部53上に配
置される座部パッド54と、前記座部54の両脇に位置
した前記側面部43,43に沿って配置される左右パッ
ド55,56とにより構成されている。前記背部パッド
52は、前記背凭れ部51に固定した状態で、該背凭れ
部51の両脇に位置する前記側面部43,43に沿って
延在する幅寸法を有しており、チャイルドシート1に着
座した状態で、着座者の頭部と前記側面部43,43と
の間に配置されるように構成されている。
【0013】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、チャイルドシート本体1の骨格を形成する骨格部材
21は、その背面部41に複数突設された横リブ46,
・・・が側面部43の基端部に連設されており、このリ
ブ46,・・・によって前記背面部41を補強すること
ができるとともに、該背面部41と前記側面部43,4
3との結合強度を高めることができる。
【0014】そして、前記側面部43,43の基端部よ
り先端側には、リブを不具備な可撓領域47,47が形
成されるため、車両衝突時において、着座者の頭部がチ
ャイルドシート1の側部に当接した場合であっても、こ
の横方向に加わる衝撃を、側壁部43の可撓領域47,
47が撓むことにより吸収することができる。したがっ
て、チャイルドシート本体13の背凭れ部にサイドガー
ドが強固に固定され、サイドガードに設けられた緩衝材
のさらに内側に保護パッドを取り付けなければならなか
った従来と比較して、別部材を用いること無く、頭部保
護機能を向上させることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のチャイルド
シートにあっては、チャイルドシート本体の骨格を形成
する骨格部材の背面部と、該背面部及び側面部の結合強
度を確保しつつ、車両衝突時に横方向に加わる衝撃を、
側壁部の可撓領域により吸収することができる。
【0016】したがって、チャイルドシート本体の背凭
れ部にサイドガードが強固に固定され、サイドガードに
設けられた緩衝材のさらに内側に保護パッドを取り付け
なければならなかった従来と比較して、別部材を用いる
こと無く、頭部保護機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態にかかるベースを示す斜視図であ
る。
【図3】同実施の形態にかかるチャイルドシート本体を
示す斜視図である。
【図4】同実施の形態にかかるチャイルドシート本体の
分解斜視図である。
【図5】同実施の形態にかかる骨格部材の要部(図6の
A−A断面に相当)を示す断面図である。
【図6】同実施の形態にかかる骨格部材を示す側面図で
ある。
【図7】従来のチャイルドシートを示す側面図である。
【符号の説明】
1 チャイルドシート 13 チャイルドシート本体 21 骨格部材 41 背面部 43 側面部 46 横リブ(リブ) 47 可撓領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャイルドシート本体の骨格部材を、背
    面部と該背面部の両側部より前方へ向けて延出した側面
    部とにより構成し、前記背面部に突設されたリブを前記
    側面部の基端部に連設して、前記側面部の前記基端部よ
    り先端側に可撓性を有する可撓領域を形成したことを特
    徴とするチャイルドシート。
JP32492399A 1999-11-16 1999-11-16 チャイルドシート Pending JP2001138789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32492399A JP2001138789A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 チャイルドシート

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JP32492399A JP2001138789A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 チャイルドシート

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JP2001138789A true JP2001138789A (ja) 2001-05-22

Family

ID=18171129

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32492399A Pending JP2001138789A (ja) 1999-11-16 1999-11-16 チャイルドシート

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JP (1) JP2001138789A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7984950B2 (en) 2005-03-31 2011-07-26 Ts Tech Co., Ltd. Seat height adjusting device for automobile

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7984950B2 (en) 2005-03-31 2011-07-26 Ts Tech Co., Ltd. Seat height adjusting device for automobile

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