JP2001138155A - 放電加工用ワークの取付具 - Google Patents

放電加工用ワークの取付具

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JP2001138155A
JP2001138155A JP32575499A JP32575499A JP2001138155A JP 2001138155 A JP2001138155 A JP 2001138155A JP 32575499 A JP32575499 A JP 32575499A JP 32575499 A JP32575499 A JP 32575499A JP 2001138155 A JP2001138155 A JP 2001138155A
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Yoshimitsu Ishii
吉満 石井
Junichiro Tanaka
順一郎 田中
Atsushi Hirai
淳 平井
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Nippon Koshuha Steel Co Ltd
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Nippon Koshuha Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電加工機に固定するワークの外形と加工形
状が近接している場合でも、ワークを回転固定すること
なく一度で二次元の加工形状に加工できるものを提供す
ることにある。 【解決手段】 本体部37aの両自由端に対向し且つ離
間してそれぞれ設けた外方突出部38と、該両外方突出
部間の間隔を狭める締付け手段とを備え、前記本体部
は、放電加工機のテーブル31に載置可能で固定用部材
の爪37aを載せられる巾とワークWより薄い表裏平行
な厚みを有し、内径が前記ワークより大きく形成した放
電加工用ワークの取付具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電加工用ワーク
の取付具、更に詳しくは、ワイヤカット放電加工機で加
工するワークを前記加工機に取付けるための取付具に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、ワイヤカット放電加
工機で放電加工されるワークWはクロステーブル1に
水平に固定されており、このワークWに対して供給リ
ール2から常時送出される銅,タングステンなどのワイ
ヤ電極3が、前記ワークWを垂直状態で通過して巻取
りリール4で巻き取られるように構成されている。そし
て、加工電源5から陽極電圧が前記ワークWに供給さ
れ、陰極電圧が前記ワイヤ電極3に印加されている。
【0003】そこで、前記ワークWに加工液タンク6
からポンプ7により絶縁性加工液8が噴射されるとゝも
に、前記クロステーブル1がNC制御サーボモータ駆動
によりX軸方向,Y軸方向にそれぞれ移動することによ
って、前記ワークWとワイヤ電極3との間に放電が行
われ、糸鋸式に2次元形状の加工が行われる。
【0004】ここで、前記ワイヤカット放電加工機のク
ロステーブル1に対するワークWの固定方法には、下
記に示すような各種構造のものがある。まず、第1の従
来例は、図7に示すように、水平なL形テーブル1Aの
2辺に夫々円形ワークWの円周の一部を載置するとゝ
もに、当該円周の上面にクランプ10の先端の爪部を載
せた後、該クランプ10のボルト穴に挿入したボルト1
1を前記テーブル1A上に設けたタップ穴12に螺合し
て締付けることにより、前記円形ワークWを加工領域
Eに固定するものである。なお、図中、WFは前記円形
ワークWの外形に近接した二次元の加工形状である。
【0005】また、第2の従来例としては、実開平6−
63244号公報で開示されている図8に示すようなも
ので、額縁状をなす本体13の直交する各側枠13a,
13bにX方向に対応する第1基準面13A及びY方向
に対応する第2基準面13Bを形成し、この両基準面1
3A,13Bの直下にZ方向に対応する第3基準面14
を形成した保持部材15をそれぞれ着脱自在に設ける。
【0006】そして、上記各側枠13a,13bに対し
互いに向合った他の各側枠13d ,13c に各長孔1
7,16を長手方向に穿設し、この各長孔17,16に
可動調整部材18を取付部材19で固定するように設
け、この可動調整部材18に操作螺杆20を螺合した構
造のもので、ワークWはその外周面を前記第1基準面
13Aおよび第2基準面13Bに当接するとゝもに、第
3基準面14上に載置して水平に保持した後、取付部材
19で固定された可動調整部材18の操作螺杆20を前
進させてワークWを固定するものである。なお、図
中、WFは前記ワークWの外形に近接した二次元の加
工形状である。
【0007】更に、第3の従来例としては、特開平11
−114725号公報に開示されているもので、これは
図9に示すように、テーブル21上の少なくとも二か所
に、ワーク固定用治具22をその先部がワーク加工領域
23内に突入する状態で取付け、ワーク固定用治具22
の先部裏面にワークWの表面の四隅を密接させて、前
記ワーク固定用治具22とワークWとを止め金具24
を介して連結する構造のものである。なお、図中、WF
は前記ワークWの外形に近接した二次元の加工形状で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す前
記第1の従来例においては、加工形状WFがワークW
の外周に近接している場合には、テーブル1Aに固定し
たワークWの円周部分は、垂直方向に走行するワイヤ
電極が前記テーブル1Aの干渉によって放電加工できな
い。したがって、この場合には、前記固定した円周部分
を除くワークWの加工形状の放電加工を行った後、前
記固定を解除してワークWを回転させ、該ワークW
の加工完了部分を再度テーブル1Aに固定してから未加
工部分を加工するというように、数回にわけて加工して
いた。しかし、前記ワークWを回転させるたびに、ワ
ークWの平行出しや加工原点の設定をやり直さなけれ
ばならず、高精度が要求されるものには不向きであり、
段取りに手間がかかるという問題があった。
【0009】また、図8に示す前記第2の従来例におい
ては、ワークWはZ方向に対応する基準面14の保持
部材15に載せるように構成されているため、加工形状
WFがワークWの外周に近接している場合には、前記
従来例と同様に、ワークWの基準面14に載せた部分
の放電加工は不可能となるので、ワークWを回転させ
て固定し、数回にわけて加工する必要があるという問題
が発生する。また、ワークWをX方向に対応する基準
面13AとY方向に対応する基準面13Bの二つの基準
面が成す角の対角側から操作螺杆20を押しつけて固定
する構造になっているため、円形状や三角形状のワーク
は確実に固定できるが、長方形状のワークを固定するた
めには、対角側から押さえる力を二辺に分散する補助具
を必要とするといった難点があった。
【0010】更に、図9に示す前記第3の従来例におい
ては、ワークWは止め金具24を介してワーク固定用
治具22の先部に固定する構造のため、前記ワークに止
め金具24用のストレート穴を穿設する必要があり、ワ
ークWにこれらの穴を設けられない場合には、前記ワ
ーク固定用治具22を使うことができない。また、加工
形状WFがワークW外周に近接している場合には、前
記従来例と同様に、止め金具24が邪魔になって該部分
の放電加工は不可能となる。
【0011】更には、ワークWの厚さにより、該ワー
クWに陰極電圧を供給するため、ワークWの下面に
接触して設置した下側電極に対してワークWの底面が
高くなる場合、あるいは逆に低くなるときには、それぞ
れその高低差を高さ調整用スペーサを用いて調整する必
要があるので、ワークWの厚さに適応した複数個の調
整用スペーサを揃えておかなければならない。更に、テ
ーブル21がL形状のワイヤカット放電加工機にワーク
を固定する場合には、前記治具22をワークの四隅
全てに取付けることができないので、ワークをバランス
よく安定して固定することができない、等の問題があっ
た。
【0012】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するために成されたもので、ワークの外形と加工形状
が近接している等により、テーブルに載せる巾と固定用
部材の爪で押さえるスペースを確保することが出来ない
場合でも、ワークを回転させることなく一度で加工する
ことができ、また、放電電極が固定用部材の爪などに干
渉されることなく加工できるとゝもに、ワークへの電圧
供給電極を常時ワークに密着するよう構成することによ
って、高速放電加工が可能なものを提供することを目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本願の第1発明は、平面視が略C字型の本体部と、
該本体部の両自由端に対向し且つ離間してそれぞれ設け
た外方突出部と、該両外方突出部間の間隔を狭める締付
け手段とを備え、該締付け手段で前記本体部を内側に弾
性変形させることによってその内周面で前記本体部内に
設置したワークの外面を圧接し保持固定する取付具であ
って、前記本体部は、放電加工機のテーブルに載置可能
で固定用部材の爪を載せられる巾と前記ワークより薄い
表裏平行な厚みを有し、本体部の内径が前記ワークより
大きく形成したことを特徴とする放電加工用ワークの取
付具である。
【0014】また、本願の第2発明は、前記第1発明に
おいて、ワークが取付具の内径の弾性変形量を越えさら
に小さい場合に使用する補助駒であって、該補助駒は、
取付具と同じもしくは薄い厚さで任意巾を有し、両端が
R形状の円弧形状のものであって、その凹側を前記ワー
クの外周へ、凸側を前記取付具の内面へそれぞれ向けて
任意箇所に任意数配することにより、外方突出部を締め
付けることで、取付具の内面とワークの外面が直接また
は前記補助駒を介して圧接し、保持固定する構成とした
ことを特徴とする放電加工用ワークの取付具である。
【0015】更に、第3の発明は、前記第1発明におい
て、四角形状のワークを保持固定する場合に使用する補
助駒であって、該補助駒は、取付具と同じもしくは薄い
厚さで任意巾を有し、両端がR形状の円弧形状のもので
あって、前記四角形状のワークの隣り合う2角に、それ
ぞれの角を成す2辺に前記補助駒の両端のR形状が接す
るよう、その2角の対辺側に前記補助駒と同じまたは異
なる大きさの補助駒をその両端のR形状が接するように
それぞれ配し、両外方突出部を締め付けることで、取付
具の内面とワークの外面が直接または補助駒を介して圧
接し、保持固定する構成としたことを特徴とする放電加
工用ワーク取付具である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図5に示
す実施形態に基づいて詳細に説明すると、図において、
31はワイヤカット放電加工機のL字形状をした水平な
テーブルで、該テーブル31の二辺の表面には、その幅
方向の中間に固定用ボルト32が螺合する複数個の雌ネ
ジ33が長手方向に沿って所定間隔毎に設けられてい
る。また前記テーブル31の二辺で囲まれた加工領域3
4内には、後述するワークWに常時陽極電圧を供給する
ための陽極電極35が設置されており、該陽極電極35
の上面は前記テーブル31の表面と同一面に設定されて
いる。なお、前記加工領域34内には、垂直状態で下方
向に走行する放電用ワイヤ電極36が設置されている。
【0017】前記ワークWは所定の肉厚を有する円形状
や長方形状のもので、その表裏両面は平行に研磨されて
いる。37は前記ワークWをテーブル31に固定するワ
ーク取付具で、図3に示すように、円周方向に弾性変形
可能な平面視がほゞC字型のものであり、該ワーク取付
具37の本体部37aの一部(図面では下部)は所定間
隔をもって分離されている。そして、この分離による両
自由端部には、外側に向かって平行な外方突出部38,
38が夫々設けられているとゝもに、この両外方突出部
38,38には、締付用のボルト39の挿入穴40,前
記ボルト39に螺合するナット41からなる締付け手段
を備えている。なお、図中、WFは円形状ワークWの外
周に近接して切断加工される二次元の加工形状である。
【0018】前記ワーク取付具37の本体部37aの表
裏両面は平行に研磨されており、その厚み(高さ)は前
記ワークWの厚み(高さ)より薄く設定されている。ま
た、ワーク取付具37の内面は表裏両面に対して垂直に
精度よく仕上げられているとゝもに、ワーク取付具37
の内径は、その円周方向の弾性変形可能な範囲内で、円
形状ワークWの外径より大きく設定してある。また、前
記ワーク取付具37の本体部37aの幅Hはテーブル3
1に載置可能で、後述する固定用部材42の爪42aを
載せられる大きさであればよい。また、前記ワーク取付
具37の弾性変形を良好にするためには、その円周部3
7aの幅Hを前記外方突出部38,38側からその反対
側に行くにしたがって次第にを狭くしたり、外方突出部
38の反対側の内面または外面若しくは両面に切欠部4
3を設けてもよい。
【0019】前記固定用部材42は所定の厚さを有する
長方形状で、図2に示すように、その長手方向に沿って
段付長穴44が開口されており、該段付長穴44に前記
固定用ボルト32が挿入され、その頭部が係止するよう
に形成されている。また、ワークWの表面に密着する固
定用部材42の爪42aの裏面はひさし状に切除して肉
薄に形成されているとゝもに、この固定用部材42を水
平に保持するため、その後端部裏面には、前記テーブル
31の表面に当接する支えボルト45が調整可能に螺合
されている。
【0020】つぎに、前記実施形態の作用について説明
すると、まず、ワーク取付具37をテーブル31等の水
平面上に置き、その内径側に円形状ワークWをその底面
がワーク取付具37の底面と同一面となるように設置す
る。次いで、ワーク取付具37の前記両外方突出部3
8,38の挿入穴40に締付用ボルト39を挿入し、ナ
ット41を螺合して締付けて前記両外方突出部38,3
8を接近させ、円周部37aを内側に向かって弾性変形
させることで、ワーク取付具37の内面と円形状ワーク
Wの外面を圧接させて保持固定する。
【0021】前記円形状ワークWを保持固定したワーク
取付具37は、その円周部37aの裏面を前記テーブル
31の二辺の表面に載置して、円形状ワークWが加工領
域34内に収まるようにする。そして、前記ワーク取付
具37の本体部37aの表面の数か所を前記固定用部材
42の爪42aで押さえた後、該固定用部材42の長穴
44に挿入された固定用ボルト32を前記テーブル31
に設けられた雌ネジ33に螺合して締付けることによ
り、前記ワーク取付具37はテーブル31の表面に確実
に固定される。その結果、円形状ワークWの底面はテー
ブル31の表面と同一面となり、また、前記陽極電極3
5の上面はテーブル31の表面と同一面なので、前記陽
極電極35の上面は円形状ワークWの底面に対しても密
着状態となり、常時円形状ワークWに陽極電圧を供給す
ることができる。
【0022】そこで、前記テーブル31をX軸方向,Y
軸方向に移動させるとゝもに、前記円形状ワークWを貫
通するワイヤ電極36と該ワークWとの間に放電を起こ
させると、糸鋸式に二次元の加工形状WFに沿って加工
が行われる。この際、前記加工形状WFは前記ワーク取
付具37によってテーブル31の内側縁から離間してい
るので、前記テーブル31に干渉されることなく一度で
二次元の加工形状WFの放電加工を行うことができる。
また、前記円形状ワークWの表面はワーク取付具37の
表面より上位に位置しているので、前記ワーク取付具3
7および固定用部材42の爪42aにも干渉されること
なく放電加工が行われる。
【0023】図4は、円形状ワークWの外径がワーク取
付具37の内径の弾性変形量を越えさらに小さい場合の
保持固定手段を示したもので、図中46は任意の平面幅
を有する円弧状の補助駒である。この補助駒46は、前
記ワーク取付具37の厚さと同じか薄い厚さであって、
その両端がR形状の円弧状に形成されている。
【0024】そして、前記補助駒46は、ワーク取付具
37の両外方突出部38,38側において、その凸部側
をワーク取付具37の内面に当接するとゝもに、その両
端のR形状を円形状ワークWの外面と接するように、ワ
ーク取付具37の内面と円形状ワークWの外面との間に
介装する。この結果、前記ワーク取付具37と円形状ワ
ークWとは、介装した前記補助駒46による3点接触
で、ワーク取付具37の両外方突出部38,38を締付
けたときに移動しないように保持固定される。以後の操
作は、前記実施形態の場合と同様である。なお、この補
助駒46の形状は上記の形状に限定されないことは勿論
である。
【0025】図5に示すものは、ワーク取付具37の内
径より小さい矩形状のワークWを保持固定する場合で、
2個のC形補助駒47と1個の円弧形補助駒48とを使
用する。まず、前記ワーク取付具37内に収めた矩形状
ワークWの隣合う二つの角部のそれぞれに、該角部を形
成する2辺にC形補助駒47の両端部が接するように配
し、また、前記二つの角部の対辺側に円弧形補助駒48
の両端部が接するように配置し、この3個の補助駒4
7,48によって前記ワーク取付具37内にワークWを
保持した後、前記実施例と同様の操作を行う。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る放電加工用ワークの取付具
は、上記のような構成であるから、ワークの外径とワー
クの加工形状とが近接していても、ワークの加工形状の
軌跡上を動くワイヤ電極が、テーブル,ワーク取付具,
固定用部材の爪等に干渉されることがない。従って、ワ
ークを回転させることなく一回の固定状態で加工するこ
とができ、加工時間の短縮と高精度の製品を得ることが
できる。
【0027】また、ワークの底面とワーク取付具の底面
は同一面上に組付けることが可能なので、前記ワークの
底面とテーブルの上面とは同じ位置関係になる。従っ
て、陽極電極の上面とワークの底面との間に隙間が発生
することなく、常時密着状態で電圧を供給することがで
きるので、高速加工を行うことができる。また、ワーク
取付具の弾性変形を越えた内径より小さな円形形状や矩
形形状のワークの場合であっても、補助駒を介装するこ
とによって、前記ワーク取付具内に安定した状態で確実
に保持固定することが可能であり、一個のワーク取付具
を広範囲に利用することができる、といった諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電加工用ワークの取付具を用い
た放電加工機の要部平面図である。
【図2】同放電加工機の要部縦断面図である。
【図3】ワーク取付具の斜視図である。
【図4】ワーク取付具の一使用例である。
【図5】ワーク取付具の他の使用例である。
【図6】ワイヤカット放電加工機の概略図である。
【図7】従来の放電加工機のワーク固定構造の平面図で
ある。
【図8】従来の放電加工機の他のワーク固定構造の平面
図である。
【図9】従来の放電加工機の更に他のワーク固定構造の
平面図である。
【符号の説明】
31 テーブル 37 ワーク取付具 37a 本体部 38 外方突出部 39 ボルト 40 挿入穴 41 ナット 42 固定用部材 42a 爪 46 補助駒 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 淳 千葉県市川市東浜1丁目1番地 日本高周 波鋼業株式会社市川工場内 Fターム(参考) 3C016 CA08 CB03 CB06 CE02 3C059 AA01 AB05 JA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視が略C字型の本体部と、該本体部
    の両自由端に対向し且つ離間してそれぞれ設けた外方突
    出部と、該両外方突出部間の間隔を狭める締付け手段と
    を備え、該締付け手段で前記本体部を内側に弾性変形さ
    せることによってその内面で前記本体部内に設置したワ
    ークの外面を圧接し保持固定する取付具であって、前記
    本体部は、放電加工機のテーブルに載置可能で固定用部
    材の爪を載せられる巾と前記ワークより薄い表裏平行な
    厚みを有し、本体部の内径が前記ワークより大きく形成
    したことを特徴とする放電加工用ワークの取付具。
  2. 【請求項2】 ワークが取付具の内径の弾性変形量を越
    えさらに小さい場合に使用する補助駒であって、該補助
    駒は、取付具と同じもしくは薄い厚さで任意巾を有し、
    両端がR形状の円弧形状のものであって、その凹側を前
    記ワークの外周へ、凸側を前記取付具の内面へ向けて任
    意箇所に任意数配することにより、外方突出部を締め付
    けることで、取付具の内面とワークの外面が直接または
    前記補助駒を介して圧接し、保持固定する構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の放電加工用ワークの取付
    具。
  3. 【請求項3】 四角形状のワークを保持固定する場合に
    使用する補助駒であって、該補助駒は、取付具と同じも
    しくは薄い厚さで任意巾を有し、両端がR形状の円弧形
    状のものであって、前記四角形状のワークの隣り合う2
    角に、それぞれの角を成す2辺に前記補助駒の両端のR
    形状が接するよう、その2角の対辺側に前記補助駒と同
    じまたは異なる大きさの補助駒をその両端のR形状が接
    するようにそれぞれ配し、両外方突出部を締め付けるこ
    とで、取付具の内面とワークの外面が直接または補助駒
    を介して圧接し、保持固定する構成としたことを特徴と
    する請求項1記載の放電加工用ワーク取付具。
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