JP2001137233A - 放射線透視装置の天板回転機構 - Google Patents
放射線透視装置の天板回転機構Info
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000002583 angiography Methods 0.000 description 1
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 1
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- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 天板を倒立させた場合、床から天板の下端部
までの高さが低くなる放射線透視装置の天板回転機構を
提供することを課題とする。 【解決手段】 載置される被検体の体軸と略平行な軸
O′を中心に天板9を回転可能に支持する天板支持手段
と、天板9へ回転力を与える駆動手段とを有する放射線
透視装置の天板回転機構において、軸O′に沿った天板
9の側面側に駆動手段140を設ける。
までの高さが低くなる放射線透視装置の天板回転機構を
提供することを課題とする。 【解決手段】 載置される被検体の体軸と略平行な軸
O′を中心に天板9を回転可能に支持する天板支持手段
と、天板9へ回転力を与える駆動手段とを有する放射線
透視装置の天板回転機構において、軸O′に沿った天板
9の側面側に駆動手段140を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、載置される被検体
の体軸と略平行な軸を中心に天板を回転可能に支持する
天板支持手段と、前記天板へ回転力を与える駆動手段と
を有する放射線透視装置の天板回転機構に関する。
の体軸と略平行な軸を中心に天板を回転可能に支持する
天板支持手段と、前記天板へ回転力を与える駆動手段と
を有する放射線透視装置の天板回転機構に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線透視装置の一例として、例えばX
線透視装置がある。X線透視装置においては、放射線と
してはX線が利用される。X線照射器から撮影対象にコ
ーン(cone)状のX線ビーム(beam)を照射
し、X線検出器で透過X線を検出して透視像を生成す
る。
線透視装置がある。X線透視装置においては、放射線と
してはX線が利用される。X線照射器から撮影対象にコ
ーン(cone)状のX線ビーム(beam)を照射
し、X線検出器で透過X線を検出して透視像を生成す
る。
【0003】多目的のX線透視装置では、様々な角度で
の透視像を得るために、X線照射器とX線検出器を対向
関係を保ったままで撮影対象の周りで回転変位可能な構
成としている。
の透視像を得るために、X線照射器とX線検出器を対向
関係を保ったままで撮影対象の周りで回転変位可能な構
成としている。
【0004】図4は、そのようなX線透視装置の構成図
である。尚、図4(a)は上面図、図4(b)図は正面図であ
る。図において、X線照射器1とX線検出器3が支持腕
5の両端で支持され、X線照射器1のX線照射口および
X線検出器3のX線受光面を互いに対向するようになっ
ている。X線照射器1とX線検出器3の上下関係は図示
とは逆にする場合もある。
である。尚、図4(a)は上面図、図4(b)図は正面図であ
る。図において、X線照射器1とX線検出器3が支持腕
5の両端で支持され、X線照射器1のX線照射口および
X線検出器3のX線受光面を互いに対向するようになっ
ている。X線照射器1とX線検出器3の上下関係は図示
とは逆にする場合もある。
【0005】X線照射器1とX線検出器3との間に、被
検体7が天板9に搭載されて配置される。X線照射器1
から被検体7に向けてX線が照射され、被検体7および
天板9を透過したX線がX線検出器3で検出される。
検体7が天板9に搭載されて配置される。X線照射器1
から被検体7に向けてX線が照射され、被検体7および
天板9を透過したX線がX線検出器3で検出される。
【0006】支持腕5は概ね半円弧状の形状を有し、い
わゆるCアーム(C−arm)となっている。支持腕5
の中間部分は支持腕駆動部11に接続されている。又、
支持腕駆動部11は、天板支持構造体13上に設けられ
た案内手段15に係合している。
わゆるCアーム(C−arm)となっている。支持腕5
の中間部分は支持腕駆動部11に接続されている。又、
支持腕駆動部11は、天板支持構造体13上に設けられ
た案内手段15に係合している。
【0007】天板支持構造体13は、主構造体16内に
設けられた天板支持構造体回転機構17に接続されてい
る。更に、天板支持構造体13内には、天板9を支持す
る天板回転機構21が設けられている。
設けられた天板支持構造体回転機構17に接続されてい
る。更に、天板支持構造体13内には、天板9を支持す
る天板回転機構21が設けられている。
【0008】次に、このような構成のX線透視装置の動
作を図4及び図5を用いて説明する。支持腕駆動部11
が案内手段15に沿って移動することにより、支持腕5
は被検体7の体軸(図4(a)における軸O)方向、即
ち、図4(a)の矢印A方向に移動する。
作を図4及び図5を用いて説明する。支持腕駆動部11
が案内手段15に沿って移動することにより、支持腕5
は被検体7の体軸(図4(a)における軸O)方向、即
ち、図4(a)の矢印A方向に移動する。
【0009】又、支持腕駆動部11により、支持腕5は
図5(a)の矢印B方向に回転する。更に、天板回転機
構21により、天板9は体軸Oと平行な軸O′(図4
(a))を中心に矢印C方向に回転する。
図5(a)の矢印B方向に回転する。更に、天板回転機
構21により、天板9は体軸Oと平行な軸O′(図4
(a))を中心に矢印C方向に回転する。
【0010】又、更に、天板支持構造体回転機構17に
より、天板支持構造体13は図5(b)の矢印D方向に
回転し、天板9は起倒可能となっている。
より、天板支持構造体13は図5(b)の矢印D方向に
回転し、天板9は起倒可能となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のX線透視装
置における天板回転機構21は、図4(a)のE部分の
拡大断面図である図6に示すような構成となっている。
置における天板回転機構21は、図4(a)のE部分の
拡大断面図である図6に示すような構成となっている。
【0012】天板9に設けられた被検体7の足乗せ台で
あるフットレスト(foot rest)31には、被
検体7の体軸Oと平行な軸O′(図4(a)参照)に一
致するシャフト(shaft)33が設けられている。
あるフットレスト(foot rest)31には、被
検体7の体軸Oと平行な軸O′(図4(a)参照)に一
致するシャフト(shaft)33が設けられている。
【0013】天板支持構造体13内には、シャフト33
のラジアル(radial)荷重、スラスト(thru
st)荷重及び軸O′と直交する軸O″回りのモーメン
ト(moment)を受け、天板9を回転可能に支持す
る天板支持手段として機能する軸受35が設けられてい
る。
のラジアル(radial)荷重、スラスト(thru
st)荷重及び軸O′と直交する軸O″回りのモーメン
ト(moment)を受け、天板9を回転可能に支持す
る天板支持手段として機能する軸受35が設けられてい
る。
【0014】一方、回転可能に支持された天板9に回転
力を与える駆動手段は、シャフト33に設けられたウォ
ームホイール(worm wheel)37と、天板支
持構造体13内に設けられた駆動源39と、この駆動源
39の出力軸41に設けられ、ウォームホイール37に
噛合するウォーム(worm)43とから構成されてい
る。
力を与える駆動手段は、シャフト33に設けられたウォ
ームホイール(worm wheel)37と、天板支
持構造体13内に設けられた駆動源39と、この駆動源
39の出力軸41に設けられ、ウォームホイール37に
噛合するウォーム(worm)43とから構成されてい
る。
【0015】従って、天板支持手段である軸受35と、
駆動手段であるウォームホイール37とが軸O′上に積
層されており、天板支持構造体13の幅Wが厚くなリ、
図5(b)の二点鎖線で示すように天板9を倒立させた
場合、床Fからフットレスト31までの高さHが高くな
リ、乗り降りする被検体7に大きな負担となっている。
駆動手段であるウォームホイール37とが軸O′上に積
層されており、天板支持構造体13の幅Wが厚くなリ、
図5(b)の二点鎖線で示すように天板9を倒立させた
場合、床Fからフットレスト31までの高さHが高くな
リ、乗り降りする被検体7に大きな負担となっている。
【0016】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、天板を倒立させた場合、床から天板
の下端部までの高さが低くなる放射線透視装置の天板回
転機構を提供することにある。
ので、その目的は、天板を倒立させた場合、床から天板
の下端部までの高さが低くなる放射線透視装置の天板回
転機構を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、載置される被検体の体軸と略平行な
軸を中心に天板を回転可能に支持する天板支持手段と、
前記天板へ回転力を与える駆動手段とを有する放射線透
視装置の天板回転機構において、前記軸に沿った天板の
側面側に前記駆動手段を設けたことを特徴とする天板回
転機構である。
項1記載の発明は、載置される被検体の体軸と略平行な
軸を中心に天板を回転可能に支持する天板支持手段と、
前記天板へ回転力を与える駆動手段とを有する放射線透
視装置の天板回転機構において、前記軸に沿った天板の
側面側に前記駆動手段を設けたことを特徴とする天板回
転機構である。
【0018】前記軸に沿った天板の側面側に前記駆動手
段を設けたことにより、天板を倒立させた場合、鉛直方
向に駆動手段がない分床から天板の下端部までの高さが
低くなる。
段を設けたことにより、天板を倒立させた場合、鉛直方
向に駆動手段がない分床から天板の下端部までの高さが
低くなる。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記軸に沿った天板の側面側に前記天板支
持手段を設けたことを特徴とするの放射線透視装置の天
板回転機構である。
明において、前記軸に沿った天板の側面側に前記天板支
持手段を設けたことを特徴とするの放射線透視装置の天
板回転機構である。
【0020】請求項1記載の発明に加え、前記軸に沿っ
た天板の側面側に前記天板支持手段を設けたことによ
り、天板を倒立させた場合、床から天板の下端部までの
高さが更に低くなる。
た天板の側面側に前記天板支持手段を設けたことによ
り、天板を倒立させた場合、床から天板の下端部までの
高さが更に低くなる。
【0021】ここで、請求項1記載の発明における駆動
手段の例としては、請求項3記載の発明のように、前記
軸を中心とする円弧上に歯面が設けられた大歯車と、該
大歯車に噛合する小歯車と、前記小歯車を回転駆動する
駆動源とからなり、前記大歯車、前記小歯車のうちの一
方を前記天板の側面側に、他方を装置の固定側に設けた
ものがある。
手段の例としては、請求項3記載の発明のように、前記
軸を中心とする円弧上に歯面が設けられた大歯車と、該
大歯車に噛合する小歯車と、前記小歯車を回転駆動する
駆動源とからなり、前記大歯車、前記小歯車のうちの一
方を前記天板の側面側に、他方を装置の固定側に設けた
ものがある。
【0022】尚、この場合、駆動源を装置の固定側にし
たほうが駆動源への電流の供給が容易となるので、駆動
源と、小歯車とを装置の固定側に、大歯車を天板側に設
けたほうが好ましい。
たほうが駆動源への電流の供給が容易となるので、駆動
源と、小歯車とを装置の固定側に、大歯車を天板側に設
けたほうが好ましい。
【0023】又、請求項2記載の発明の天板支持手段の
例としては、請求項4記載の発明のように、前記装置固
定側に設けられ、軸を中心とする円弧状の案内手段と、
前記天板側に設けられ、前記案内手段に移動可能に係合
する移動手段とからなるものがある。
例としては、請求項4記載の発明のように、前記装置固
定側に設けられ、軸を中心とする円弧状の案内手段と、
前記天板側に設けられ、前記案内手段に移動可能に係合
する移動手段とからなるものがある。
【0024】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例の天板回転機構を説明する。 (1)第1の実施の形態例 第1の実施の形態例の放射線透視装置の回転機構を図1
を用いて説明する。(a)図は、天板回転機構を説明す
る断面図、(b)図は(a)図の下面から見た断面図で
ある。尚、本実施の形態例の放射線透視装置において、
従来例と異なる部分は、天板回転機構の部分であリ、他
の部分は同一なので、他の部分の説明は省略する。
形態例の天板回転機構を説明する。 (1)第1の実施の形態例 第1の実施の形態例の放射線透視装置の回転機構を図1
を用いて説明する。(a)図は、天板回転機構を説明す
る断面図、(b)図は(a)図の下面から見た断面図で
ある。尚、本実施の形態例の放射線透視装置において、
従来例と異なる部分は、天板回転機構の部分であリ、他
の部分は同一なので、他の部分の説明は省略する。
【0025】フットレスト31には、載置される被検体
の体軸と略平行な軸O′上に設けられたシャフト33が
取り付けられている。天板支持構造体113内には、シ
ャフト33のラジアル荷重、スラスト荷重及び軸O′と
直交する軸O″回りのモーメントを受け、天板9を回転
可能に支持する天板支持手段として機能する軸受135
が設けられている。本実施の形態例では、クロスローラ
ベアリング(cross roller bearin
g)を用いた。
の体軸と略平行な軸O′上に設けられたシャフト33が
取り付けられている。天板支持構造体113内には、シ
ャフト33のラジアル荷重、スラスト荷重及び軸O′と
直交する軸O″回りのモーメントを受け、天板9を回転
可能に支持する天板支持手段として機能する軸受135
が設けられている。本実施の形態例では、クロスローラ
ベアリング(cross roller bearin
g)を用いた。
【0026】そして、軸O′に沿った天板9の側面9a
側には、天板9へ回転力を与える駆動手段が設けられて
いる。駆動手段140は、軸O′を中心とする円弧上に
歯面が設けられた大歯車としてのセクタギヤ(sect
or gear)141と、装置固定側である天板支持
構造体113内に設けられ、セクタギヤ141に噛合す
る小歯車としての小平歯車143と、小平歯車143を
回転駆動する駆動源としてのモータ145及び減速機1
47とからなっている。
側には、天板9へ回転力を与える駆動手段が設けられて
いる。駆動手段140は、軸O′を中心とする円弧上に
歯面が設けられた大歯車としてのセクタギヤ(sect
or gear)141と、装置固定側である天板支持
構造体113内に設けられ、セクタギヤ141に噛合す
る小歯車としての小平歯車143と、小平歯車143を
回転駆動する駆動源としてのモータ145及び減速機1
47とからなっている。
【0027】又、小平歯車143には、小平歯車143
の回転を介して天板9の回転角を検出するパルスジェネ
レータ等の検出手段151が噛合している。上記構成に
よれば、軸O′に沿った天板9の側面側に天板を駆動す
る駆動手段140を設けたことにより、天板支持構造体
113の幅W′を薄くすることができる。
の回転を介して天板9の回転角を検出するパルスジェネ
レータ等の検出手段151が噛合している。上記構成に
よれば、軸O′に沿った天板9の側面側に天板を駆動す
る駆動手段140を設けたことにより、天板支持構造体
113の幅W′を薄くすることができる。
【0028】よって、天板9を倒立させた場合、鉛直方
向に駆動手段140がない分、床から天板の下端部であ
るフットレスト31までの高さが低くなる。又、支持腕
駆動部(図4参照)の移動も阻害することがないので、
下肢血管造影等の検査も可能である。
向に駆動手段140がない分、床から天板の下端部であ
るフットレスト31までの高さが低くなる。又、支持腕
駆動部(図4参照)の移動も阻害することがないので、
下肢血管造影等の検査も可能である。
【0029】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、天板9側に、
軸O′を中心とする円弧上に歯面が設けられた大歯車と
してのセクタギヤ141を設け、装置固定側である天板
支持構造体113側に小歯車としての小平歯車143と
駆動源としてのモータ145及び減速機147とを設け
たが、逆に、装置固定側である天板支持構造体113側
に軸O′を中心とする円弧上に歯面が設けられた大歯車
を設け、天板9側に大歯車に噛合する小歯車と小歯車を
駆動する駆動源を設けても良い。
るものではない。上記実施の形態例では、天板9側に、
軸O′を中心とする円弧上に歯面が設けられた大歯車と
してのセクタギヤ141を設け、装置固定側である天板
支持構造体113側に小歯車としての小平歯車143と
駆動源としてのモータ145及び減速機147とを設け
たが、逆に、装置固定側である天板支持構造体113側
に軸O′を中心とする円弧上に歯面が設けられた大歯車
を設け、天板9側に大歯車に噛合する小歯車と小歯車を
駆動する駆動源を設けても良い。
【0030】(2)第2の実施の形態例 第2の実施の形態例の放射線透視装置の回転機構を図2
を用いて説明する。(a)図は、天板回転機構を説明す
る断面図、(b)図は(a)図の切断線G−Gでの断面
図である。尚、本実施の形態例の放射線透視装置におい
て、従来例と異なる部分は、天板回転機構の部分であ
リ、他の部分は同一なので、他の部分の説明は省略す
る。
を用いて説明する。(a)図は、天板回転機構を説明す
る断面図、(b)図は(a)図の切断線G−Gでの断面
図である。尚、本実施の形態例の放射線透視装置におい
て、従来例と異なる部分は、天板回転機構の部分であ
リ、他の部分は同一なので、他の部分の説明は省略す
る。
【0031】本実施の形態例では、載置される被検体の
体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回転可能に支持
する天板支持手段210と、天板9へ回転力を与える駆
動手段260とを軸O′に沿った天板9の側面9a側に
設けている。
体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回転可能に支持
する天板支持手段210と、天板9へ回転力を与える駆
動手段260とを軸O′に沿った天板9の側面9a側に
設けている。
【0032】天板支持手段210は、フットレスト23
1に設けられた案内板213,217に形成された移動
手段としてのレール211,215と、天板支持構造体
220に設けられ、レール211が移動可能に係合する
案内手段としての一対のガイドユニット221,22
1′及びレール215が移動可能に係合する案内手段と
しての一対のガイドユニット223,223′(ガイド
ユニット223′は図示せず)とからなっている。
1に設けられた案内板213,217に形成された移動
手段としてのレール211,215と、天板支持構造体
220に設けられ、レール211が移動可能に係合する
案内手段としての一対のガイドユニット221,22
1′及びレール215が移動可能に係合する案内手段と
しての一対のガイドユニット223,223′(ガイド
ユニット223′は図示せず)とからなっている。
【0033】一対のガイドユニット221,221′及
びガイドユニット223,223′は、軸O′を中心と
する円弧状に配設され、レール211,215も軸O′
を中心とする円弧状となっている。
びガイドユニット223,223′は、軸O′を中心と
する円弧状に配設され、レール211,215も軸O′
を中心とする円弧状となっている。
【0034】又、本実施の形態例では、レール211か
らのガイドユニット221の剥離方向((a)図におい
て、矢印H方向)と、レール215からのガイドユニッ
ト223の剥離方向((a)図において、矢印I方向)
とが逆方向になるようにした。即ち、天板支持構造体2
20に作用する天板9の時計のモーメント((a)図に
おいて、矢印J方向)及び反時計方向のモーメント
((a)図において、矢印K方向)によってレール21
1からのガイドユニット221の剥離及びレール215
からのガイドユニット223の剥離を防止するようにし
た。
らのガイドユニット221の剥離方向((a)図におい
て、矢印H方向)と、レール215からのガイドユニッ
ト223の剥離方向((a)図において、矢印I方向)
とが逆方向になるようにした。即ち、天板支持構造体2
20に作用する天板9の時計のモーメント((a)図に
おいて、矢印J方向)及び反時計方向のモーメント
((a)図において、矢印K方向)によってレール21
1からのガイドユニット221の剥離及びレール215
からのガイドユニット223の剥離を防止するようにし
た。
【0035】駆動手段260は、軸O′を中心とする円
弧上に歯面が設けられた大歯車としてのセクタギヤ26
1と、装置固定側である天板支持構造体220側に設け
られ、セクタギヤ261に噛合する小歯車としての小平
歯車263と、小平歯車263を回転駆動する駆動源と
してのモータ265及び減速機267とからなってい
る。
弧上に歯面が設けられた大歯車としてのセクタギヤ26
1と、装置固定側である天板支持構造体220側に設け
られ、セクタギヤ261に噛合する小歯車としての小平
歯車263と、小平歯車263を回転駆動する駆動源と
してのモータ265及び減速機267とからなってい
る。
【0036】又、小平歯車263には、小平歯車263
の回転を介して天板9の回転角を検出するパルスジェネ
レータ等の検出手段271が噛合している。上記構成に
よれば、軸O′に沿った天板9の側面9a側に、載置さ
れる被検体の体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回
転可能に支持する天板支持手段210と、天板9へ回転
力を与える駆動手段260とを設けたことにより、天板
9を倒立させた場合、鉛直方向に天板支持手段210及
び駆動手段260がない分、床から天板の下端部である
フットレスト231までの高さが低くなる。
の回転を介して天板9の回転角を検出するパルスジェネ
レータ等の検出手段271が噛合している。上記構成に
よれば、軸O′に沿った天板9の側面9a側に、載置さ
れる被検体の体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回
転可能に支持する天板支持手段210と、天板9へ回転
力を与える駆動手段260とを設けたことにより、天板
9を倒立させた場合、鉛直方向に天板支持手段210及
び駆動手段260がない分、床から天板の下端部である
フットレスト231までの高さが低くなる。
【0037】更に、本実施の形態例においては、第1の
実施の形態例のように鉛直方向にシャフト、軸受等が配
置されていないことにより、第1の実施の形態例よりも
床から天板の下端部であるフットレスト231までの高
さが低くなる。
実施の形態例のように鉛直方向にシャフト、軸受等が配
置されていないことにより、第1の実施の形態例よりも
床から天板の下端部であるフットレスト231までの高
さが低くなる。
【0038】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、天板9側にレ
ール211,215を設け、天板支持構造体220側に
ガイドユニット221,221′及びガイドユニット2
23,223′を設けたが、逆に、天板支持構造体22
0側にレールを設け、天板9側にガイドユニットを設け
てもよい。
るものではない。上記実施の形態例では、天板9側にレ
ール211,215を設け、天板支持構造体220側に
ガイドユニット221,221′及びガイドユニット2
23,223′を設けたが、逆に、天板支持構造体22
0側にレールを設け、天板9側にガイドユニットを設け
てもよい。
【0039】(3)第3の実施の形態例 第3の実施の形態例の放射線透視装置の回転機構を図3
を用いて説明する。(a)図は、天板回転機構を説明す
る断面図、(b)図は(a)図の切断線L−Lでの断面
図である。尚、本実施の形態例の放射線透視装置におい
て、従来例と異なる部分は、天板回転機構の部分であ
リ、他の部分は同一なので、他の部分の説明は省略す
る。
を用いて説明する。(a)図は、天板回転機構を説明す
る断面図、(b)図は(a)図の切断線L−Lでの断面
図である。尚、本実施の形態例の放射線透視装置におい
て、従来例と異なる部分は、天板回転機構の部分であ
リ、他の部分は同一なので、他の部分の説明は省略す
る。
【0040】本実施の形態例では、載置される被検体の
体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回転可能に支持
する天板支持手段310と、天板9へ回転力を与える駆
動手段360とを軸O′に沿った天板9の側面9a側に
設けている。
体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回転可能に支持
する天板支持手段310と、天板9へ回転力を与える駆
動手段360とを軸O′に沿った天板9の側面9a側に
設けている。
【0041】天板支持手段310は、フットレスト33
1に設けられた案内板313,317上に形成された移
動手段としてのカム(cam)溝311,315と、天
板支持構造体320に設けられ、カム溝311が移動可
能に係合する案内手段としてのカムフォロアー(cam
follower)321,321′,321″及び
カム溝315が移動可能に係合する案内手段としてのカ
ムフォロアー323,323′,323″(カムフォロ
アー323′,323″は図示せず)とからなってい
る。
1に設けられた案内板313,317上に形成された移
動手段としてのカム(cam)溝311,315と、天
板支持構造体320に設けられ、カム溝311が移動可
能に係合する案内手段としてのカムフォロアー(cam
follower)321,321′,321″及び
カム溝315が移動可能に係合する案内手段としてのカ
ムフォロアー323,323′,323″(カムフォロ
アー323′,323″は図示せず)とからなってい
る。
【0042】更に、本実施の形態例では、天板支持構造
体320に作用する天板9の時計のモーメント((a)
図において、矢印M方向)及び反時計方向のモーメント
((a)図において、矢印N方向)によって、カム溝と
カムフォロアーとの剥離が生じないように、天板支持構
造体320側に、案内板313上に当接可能なカムフォ
ロアー331,331′及び案内板317に当接可能な
カムフォロアー333,333′が設けられている。
体320に作用する天板9の時計のモーメント((a)
図において、矢印M方向)及び反時計方向のモーメント
((a)図において、矢印N方向)によって、カム溝と
カムフォロアーとの剥離が生じないように、天板支持構
造体320側に、案内板313上に当接可能なカムフォ
ロアー331,331′及び案内板317に当接可能な
カムフォロアー333,333′が設けられている。
【0043】3つのカムフォロアー321,321′,
321″及びカムフォロアー323,323′,32
3″は、軸O′を中心とする円弧状に配設され、カム溝
311,315も軸O′を中心とする円弧状となってい
る。
321″及びカムフォロアー323,323′,32
3″は、軸O′を中心とする円弧状に配設され、カム溝
311,315も軸O′を中心とする円弧状となってい
る。
【0044】駆動手段360は、軸O′を中心とする円
弧上に歯面が設けられた大歯車としてのセクタギヤ36
1と、装置固定側である天板支持構造体320側に設け
られ、セクタギヤ361に噛合する小歯車としての小平
歯車363と、小平歯車363を回転駆動する駆動源と
してのモータ365及び減速機367とからなってい
る。
弧上に歯面が設けられた大歯車としてのセクタギヤ36
1と、装置固定側である天板支持構造体320側に設け
られ、セクタギヤ361に噛合する小歯車としての小平
歯車363と、小平歯車363を回転駆動する駆動源と
してのモータ365及び減速機367とからなってい
る。
【0045】又、小平歯車363には、小平歯車363
の回転を介して天板9の回転角を検出するパルスジェネ
レータ等の検出手段371が噛合している。上記構成に
よれば、軸O′に沿った天板9の側面9a側に、載置さ
れる被検体の体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回
転可能に支持する天板支持手段310と、天板9へ回転
力を与える駆動手段360とを設けたことにより、天板
9を倒立させた場合、鉛直方向に天板支持手段310及
び駆動手段360がない分、床から天板の下端部である
フットレスト231までの高さが低くなる。
の回転を介して天板9の回転角を検出するパルスジェネ
レータ等の検出手段371が噛合している。上記構成に
よれば、軸O′に沿った天板9の側面9a側に、載置さ
れる被検体の体軸と略平行な軸O′を中心に天板9を回
転可能に支持する天板支持手段310と、天板9へ回転
力を与える駆動手段360とを設けたことにより、天板
9を倒立させた場合、鉛直方向に天板支持手段310及
び駆動手段360がない分、床から天板の下端部である
フットレスト231までの高さが低くなる。
【0046】更に、本実施の形態例においては、第1の
実施の形態例のように鉛直方向にシャフト、軸受等が配
置されていないことにより、第1の実施の形態例よりも
床から天板の下端部であるフットレスト231までの高
さが低くなる。
実施の形態例のように鉛直方向にシャフト、軸受等が配
置されていないことにより、第1の実施の形態例よりも
床から天板の下端部であるフットレスト231までの高
さが低くなる。
【0047】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、天板9側に、
カム溝311,315を設け、天板支持構造体320側
にカムフォロアー321,321′321″及びカムフ
ォロアー323,323′,323″を設けたが、逆
に、天板支持構造体320側に、カム溝を設け、天板9
側にカムフォロアーを設けてもよい。
るものではない。上記実施の形態例では、天板9側に、
カム溝311,315を設け、天板支持構造体320側
にカムフォロアー321,321′321″及びカムフ
ォロアー323,323′,323″を設けたが、逆
に、天板支持構造体320側に、カム溝を設け、天板9
側にカムフォロアーを設けてもよい。
【0048】更に、カムフォロアーとしては、低摩擦材
で構成された摺動するタイプであってもよいし、ローラ
等で構成しカム溝に対して転動するタイプであってもよ
い。
で構成された摺動するタイプであってもよいし、ローラ
等で構成しカム溝に対して転動するタイプであってもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、天板
を倒立させた場合、床から天板の下端部までの高さが低
くなる放射線透視装置の天板回転機構を実現できる。
を倒立させた場合、床から天板の下端部までの高さが低
くなる放射線透視装置の天板回転機構を実現できる。
【図1】第1の実施の形態例の放射線透視装置の回転機
構を説明する図である。
構を説明する図である。
【図2】第2の実施の形態例の放射線透視装置の回転機
構を説明する図である。
構を説明する図である。
【図3】第3の実施の形態例の放射線透視装置の回転機
構を説明する図である。
構を説明する図である。
【図4】従来のX線透視装置の構成図である。
【図5】図4の動作を説明する図である。
【図6】図4(a)の天板回転機構の拡大断面図でであ
る。
る。
9 天板 135 軸受(天板支持手段) 140 駆動手段
Claims (4)
- 【請求項1】 載置される被検体の体軸と略平行な軸を
中心に天板を回転可能に支持する天板支持手段と、前記
天板へ回転力を与える駆動手段とを有する放射線透視装
置の天板回転機構において、 前記軸に沿った天板の側面側に前記駆動手段を設けたこ
とを特徴とする放射線透視装置の天板回転機構。 - 【請求項2】 前記軸に沿った天板の側面側に前記天板
支持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の放射
線透視装置の天板回転機構。 - 【請求項3】 前記駆動手段は、 前記軸を中心とする円弧上に歯面が設けられた大歯車
と、 該大歯車に噛合する小歯車と、 前記小歯車を回転駆動する駆動源とからなり、 前記大歯車、前記小歯車のうちの一方を前記天板の側面
側に、他方を装置の固定側に設けたことを特徴とする請
求項1記載の放射線透視装置の天板回転機構。 - 【請求項4】 前記天板支持手段は、 前記装置固定側に設けられ、軸を中心とする円弧状の案
内手段と、 前記天板側に設けられ、前記案内手段に移動可能に係合
する移動手段とからなることを特徴とする請求項2記載
の放射線透視装置の天板回転機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32251899A JP2001137233A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 放射線透視装置の天板回転機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32251899A JP2001137233A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 放射線透視装置の天板回転機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001137233A true JP2001137233A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18144561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32251899A Pending JP2001137233A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 放射線透視装置の天板回転機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001137233A (ja) |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32251899A patent/JP2001137233A/ja active Pending
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