JP2001135103A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2001135103A
JP2001135103A JP31036399A JP31036399A JP2001135103A JP 2001135103 A JP2001135103 A JP 2001135103A JP 31036399 A JP31036399 A JP 31036399A JP 31036399 A JP31036399 A JP 31036399A JP 2001135103 A JP2001135103 A JP 2001135103A
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lamp
light
reflector
arc tube
pressure sodium
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Hajime Echigo
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配光特性を低下することなく、障害光を充分
に抑制できる照明装置を提供する。 【解決手段】 器具基体1のフランジ9に支柱16の下端
を取り付け、上部に反射体18を取り付ける。反射体18、
カバー19の周縁は、発光管12の高さ方向の中心を含む円
形の平面状に位置する。第1の反射面24は主として下方
周辺に反射し拡散反射機能を有し、第2の反射面25は上
方へ向けて照射する光束を抑制し主として斜め下方に反
射し、光害を防止する。高圧ナトリウムランプ11の周囲
には制光体としての円筒状のプリズム体28を支柱16に取
り付け、プリズム体28の上端は発光管12の上端と反射体
18の周縁を結ぶ直線上に位置し、下端は地上面から30
°の角度の延長上に位置している。高圧ナトリウムラン
プ11の光が直接目に入ることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害光を抑制し防
犯効果を有する照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明装置としては、例えば特開平
10−223018号公報に記載の構成が知られてい
る。この特開平10−223018号公報には、ポール
に取り付けられた器具本体にランプソケットが取り付け
られ、このランプソケットに放電ランプが取り付けら
れ、この放電ランプを器具本体に取り付けられたグロー
ブ体内に内包し、このグローブ体の上部に設けられた反
射体で放電ランプの光を下方に反射し、反射体により上
方への光を抑制する構成が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−223018号公報に記載の構成では、いず
れかといえば意匠を優先して設計されているため、充分
に障害光を抑制しにくく、また、下方への配光特性が必
ずしも好ましくない問題を有している。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、障害光を充分に抑制でき、下方を照明できる照明装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置
は、発光管および口金を有するランプが装着されるラン
プソケットと;ランプに光学的に対向して配設され、発
光管と直交する方向に端部近傍を位置させることによ
り、上方への光を低減させるとともに、ランプからの光
を主として、下方周辺に拡散させる反射面および発光管
の軸方向に形成された凹部を有する反射体と;ランプを
発光管の径方向周囲で包囲する光学手段とを具備してい
るもので、反射体により上方への光を低減させて障害光
を抑制するとともに、ランプからの光を主として、下方
周辺に拡散させ下方も照明するので、アンビエント照明
として使用可能である。
【0006】請求項2記載の照明装置は、発光管および
口金を有するランプが装着されるランプソケットと;ラ
ンプに光学的に対向して配設され、発光管と直交する方
向に端部近傍を位置させることにより、上方への光を低
減させるとともに、ランプからの光を主として、下方周
辺に反射および拡散の少なくともいずれか一方の機能を
有する反射面および発光管の軸方向に形成された凹部を
有する反射体と;ランプを発光管の径方向周囲で包囲す
る複数の反射体を上下方向に重ねて配設した光学手段と
を具備しているもので、反射体により上方への光を低減
させて障害光を抑制するとともに、ランプからの光を主
として、下方周辺に反射または拡散させ下方も照明する
ので、防犯灯あるいはアンビエント照明として使用可能
である。
【0007】請求項3記載の照明装置は、請求項2記載
の照明装置において、反射体は、下方周辺に反射させる
部分が拡散反射機能を有し、斜め下方に反射させる部分
が鏡面状に形成されているもので、下方周辺に反射させ
る部分は反射光がランプ方向に反射されやすくなりラン
プが反射光を遮光してしまうが、拡散反射機能を持たせ
ることによりランプによる遮光の影響を低減でき、斜め
下方に反射させる部分は鏡面状にして効率よく反射させ
る。
【0008】請求項4記載の照明装置は、請求項1ない
し3記載の照明装置において、光学手段は、ランプ脱着
時に退避可能であるもので、工具などを用いることなく
ランプを脱着する。
【0009】請求項5記載の照明装置は、請求項1ない
し4記載の照明装置において、ランプソケットを保持す
る器具基体と、反射体を器具基体に取り付ける交換可能
な支持体とを備え、この支持体は交換により反射体およ
び器具基体間の距離を可変可能であるもので、支持体の
交換により反射体および器具基体間の距離を可変可能と
したため、共通の反射体で異なる大きさのランプの装着
を可能にして支持体の交換により汎用性を持たせる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明装置の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0011】図1は照明装置の断面図、図2は平面図で
ある。
【0012】図1に示すように、1は器具基体で、この
器具基体1は内部が中空の円筒状で上部に径小部2が形
成され、この径小部2内には、例えばエジソン型のE2
6などのランプソケット3が収納されるランプソケット
収納部4が形成されている。また、径小部2の下部には
径方向に沿った段部5を介して径小部2より径大の径大
部6が形成され、この径大部6の内部にはポール7が挿
入されるポール挿入部8が形成され、下端周縁にはフラ
ンジ9が周状に突出して形成されている。なお、ポール
7は一般構造用鋼管で形成され、内部には図示しない安
定器が収納される。
【0013】また、ランプソケット3には、例えば、直
径5.2mm、長さ56mmの直管状の発光管12が垂直
の状態になるようにランプとしての75Wの型番NH7
5Lの高圧ナトリウムランプ11が装着されており、発光
管12の周囲にはやや球状に膨出した膨出部14が形成され
ている。
【0014】さらに、器具基体1のフランジ9には支持
体としての支柱16の下端が等間隔で3か所ねじ17にて取
り付けられ、支柱16の上部には反射体18およびこの反射
体18とは別体で間隙を有してこの反射体18を覆うカバー
19がねじ20にて取り付けられている。
【0015】また、この反射体18は、一体絞り成形され
筒状部21とこの筒状部21の下側に位置する皿状部22を有
し、下面に反射面23が形成され、この反射面23は筒状部
21の内部に位置し主として下方周辺に反射し拡散反射機
能を有する第1の反射面24と、皿状部22の下面に位置し
上方への光を低減するとともに主として斜め下方に反射
し第1の反射面24から連続した鏡面状の第2の反射面25
を有し、第1の反射面24に囲まれて凹部26が形成され、
この凹部26の一部に高圧ナトリウムランプ11の一部が挿
入され、第1の反射面24の上方には高圧ナトリウムラン
プ11より径大の開口部27が形成されている。
【0016】さらに、反射体18およびカバー19の周縁
は、発光管12の高さ方向の中心を含む円形の平面状に位
置するとともに、発光管12の下端から例えば5°の角度
を形成して位置している。
【0017】また、高圧ナトリウムランプ11の周囲には
制光体としての円筒状のプリズム体28が支柱16に取り付
けられ、このプリズム体28の上端は発光管12の上端と反
射体18の周縁を結ぶ直線上に位置し、下端は地上面から
30°の角度の延長上に位置している。
【0018】そして、上記実施の形態によれば、反射体
18およびカバー19の周縁を、高圧ナトリウムランプ11の
発光管12の高さ方向の中心を含む円形の平面状に位置さ
せるとともに、発光管12の位置を調整して配置している
ので、反射体18あるいはカバー19により反射体18の上方
への光束は全光束の5%以下に抑えられ、反射体18によ
り主として下方および斜め下方に反射させるため下方へ
の光量は全光量の70%以上とすることができ、星空に
光が漏れず、光害対策となる。
【0019】また、反射体18は、下方周辺に反射させる
第1の反射面24が拡散反射機能を有し、斜め下方に反射
させる第2の反射面25が鏡面状に形成されているので、
下方周辺に反射させる第1の反射面24からの反射光が高
圧ナトリウムランプ11の方向に反射されやすくなり高圧
ナトリウムランプ11が反射光を遮光してしまうが、拡散
反射機能を持たせることによりランプによる遮光の影響
を低減でき、斜め下方に反射させる第2の反射面25は鏡
面状にして効率よく反射させ、照射光を有効に利用する
ことにより、効率を向上する。
【0020】さらに、75Wの高圧ナトリウムランプ11
を用いた場合、ポール7の高さを4.5mにしたとき、
ランプ直下すなわちポール7から20m離れた高さ1.
5mの鉛直面照度を0.5lx以上にできるとともに、
ランプ直下から20m四方内の平均水平面照度、いわゆ
る地上面照度を3lx以上にできるため、防犯灯として
も充分に機能させることができる。なお、これにより従
来の器具に250Wの真球街路灯、あるいは、110W
ないし200W程度の高輝度放電ランプを装着した場合
と同様な照度特性を得ることができ、省電力化を図れ
る。
【0021】実験によれば、従来例の場合には図4に示
すように、上方に向けて光が120cd/1000lm
以上もれていた部分もあり、光害を生ずるおそれがある
とともに、照射効率を低下させていたが、上記実施の形
態によれば、図3に示すように上方への光の漏れは小さ
く照射効率も向上し、図5では0.5lx以上の部分を
表しており、従来例のものでは地上1.5mの高さで照
明装置から16m程度までしか防犯効果を有しないのに
対し、上記実施の形態のものでは地上1.5mの高さで
26m程度まで防犯効果を有している。
【0022】さらに、反射体18に凹部26を形成し、この
凹部26に高圧ナトリウムランプ11の先端の一部を挿入さ
せることにより、発光管12の位置を高くすることができ
るため、同様に、反射体18の平面面積を小型化できる。
【0023】また、ポール7の内部に安定器を収納する
ことにより、配線およびランプソケット3などとの結線
を簡素化できるとともに、施工が容易になり作業性が向
上する。
【0024】そして、ランプソケット3を保持する器具
基体1に、ポール7が挿入されるポール挿入部8を形成
したため、器具基体1の面積を比較的小さくでき、高圧
ナトリウムランプ11から照射される光の器具基体1によ
る遮光を抑制できる。
【0025】さらに、グローブあるいはセードなどを用
いる必要がないため、器具基体1は器具基体1とポール
7とを連結する必要最小寸法にできるので、器具基体1
の最大径を支柱16を結ぶ円周とほぼ等しい大きさにした
ので小型化を図れ、ポール7の太さもこの器具基体1の
最大径の部分であるフランジ9より細いので、器具基体
1およびポール7で遮光される量を少なくできる。な
お、ポール7は器具基体1のポール挿入部8に挿入可能
な太さであれば、遮光量をより小さくするため支持可能
な範囲で細いものを用いてもよい。
【0026】また、プリズム体28の上端を高圧ナトリウ
ムランプ11の発光管12の上端と反射体18を結ぶ線上に位
置させ、下端を地上面から30°の角度の延長上に位置
させることにより、仰角がほぼ30°以下の通常の視線
では、高圧ナトリウムランプ11が直接見えず、プリズム
体28を透過あるいは反射体18で反射された光しか目に入
らないので防眩効果がある。
【0027】さらに、支柱16に異なる長さのものを用い
ることにより、同一の反射体18に対して異なる高圧ナト
リウムランプ11を用いることができ、反射体18の汎用性
が向上する。例えば、例えば250W、その他のE39
型ソケットを用いる場合には、高圧ナトリウムランプ11
の長さは約28mm長いので、この程度の長さが長めの
支柱16を用いればよく、110Wの型番NH110Lの
場合には発光管12の直径は例えば6.9mm、長さ81
mm程度になる。
【0028】また、高圧ナトリウムランプ11を露出型と
することにより、ランプ交換作業が容易になり、反射体
18の開口部27に高圧ナトリウムランプ11の頂部の一部が
進入できるため、高圧ナトリウムランプ11を交換する際
に高圧ナトリウムランプ11が上方ににげることができる
ので、高圧ナトリウムランプ11を着脱する際に高圧ナト
リウムランプ11の破損を防止できる。
【0029】さらに、反射体18の開口部27により高圧ナ
トリウムランプ11で発生した熱を逃がすことができるた
め、反射体18に熱がこもることを防止し、反射体18およ
び高圧ナトリウムランプ11の損傷を防止する。
【0030】次に、他の実施の形態の照明装置を図面を
参照して説明する。
【0031】図6は照明装置の斜視図、図7は断面図で
ある。
【0032】図6および図7に示す照明装置は、図1お
よび図2に示す照明装置と同様に、器具基体1内のラン
プソケット3に高圧ナトリウムランプ11が取り付けら
れ、器具基体1に取り付けられた支柱16の上部に反射体
31が装着されている。
【0033】また、反射体31は、中央に環状の平板部32
を有し、この平板部32の周囲に環状で周囲に向けてやや
上方に向けた傾斜を有し下方に対して凹状に形成され直
下よりやや外側に向けて下方を照射するために反射およ
び拡散させる白色なし地メッキされたたとえばアンビエ
ント照明用の反射面33を有し、この反射面33の周囲には
上方に向けて屈曲されたフランジ34が環状に形成されて
いる。さらに、高圧ナトリウムランプ11の取り外し方向
である発光管12の軸方向である平板部32の中央には截頭
円錐状に上方に向けて縮径され下方の直径が高圧ナトリ
ウムランプ11の最大径の部分とほぼ等しいかあるいはや
や大きい凹部35を有し、凹部35の頂部には開口36が形成
されている。また、反射体18の上部には、カバー体37が
嵌合して取り付けられ、すなわちカバー体37の直径は反
射体18の直径よりやや径大で、前面が上方に向けてやや
突状となるように曲面状に形成された上面部38を有し、
この上面部38の周囲には反射体31の周囲のフランジ34よ
りやや径大でフランジ34を内面側にほぼ嵌合するフラン
ジ39が形成され、反射体31のフランジ34をカバー体37の
フランジ39の内周側に位置させて反射体31とカバー体37
とを嵌合している。
【0034】さらに、高圧ナトリウムランプ11の周囲に
は光学手段41が取り付けられている。この光学手段41
は、高圧ナトリウムランプ11の発光管12の最上部より上
部に設けられた上部光学体42と、高圧ナトリウムランプ
11の発光管12の最下部より上部、たとえば中央よりやや
上部に設けられた下部光学体43とが間隔を介して支柱16
に取りつけられて形成されている。そして、上部光学体
42は截頭円錐状に傾斜し高圧ナトリウムランプ11からの
光を下方に照射するとともに上方へ向かう光を低減させ
る光学部44が形成され、この光学部44の下方には照射開
口45が形成され、光学部44の上方には内方に向けて環状
に形成されたフランジ部46が形成され、このフランジ部
46が支柱16に取り付けられ、フランジ部46の中央には高
圧ナトリウムランプ11の最大径より径大で高圧ナトリウ
ムランプ11が挿通可能なランプ挿通孔47が形成されてい
る。また、下部光学体43は上部光学体42より傾斜が急で
截頭円錐状に傾斜し高圧ナトリウムランプ11からの光を
上部光学体42よりも直下に照射するとともに上方へ向か
う光を低減させる光学部48が形成され、この光学部48の
下方には上部光学体42の照射開口45より径小の照射開口
49が形成され、光学部48の上方には内方に向けて環状に
形成されたフランジ部50が形成され、このフランジ部50
が支柱16に取り付けられ、フランジ部50の中央には上部
光学体42のランプ挿通孔47と同径で同軸状に位置するラ
ンプ挿通孔51が形成されている。なお、下部光学体43の
照射開口49は高圧ナトリウムランプ11の発光管12の最下
部より低い位置に位置している。
【0035】そして、高圧ナトリウムランプ11をランプ
ソケット3に装着する際には、上部光学体42のランプ挿
通孔47と下部光学体43のランプ挿通孔51に高圧ナトリウ
ムランプ11を挿入し、高圧ナトリウムランプ11の先端を
反射体31の凹部35内に進入させて退避させ、高圧ナトリ
ウムランプ11の先端を中心に高圧ナトリウムランプ11を
回動させ、高圧ナトリウムランプ11のソケットをランプ
ソケット3と対向させて、高圧ナトリウムランプ11をソ
ケットの螺旋に対応させて回転させて高圧ナトリウムラ
ンプ11を装着する。
【0036】反対に、高圧ナトリウムランプ11をランプ
ソケット3に取り外す際には、高圧ナトリウムランプ11
をソケットの螺旋に対応させて回転させて高圧ナトリウ
ムランプ11の先端を反射体31の凹部35内に進入させて退
避させ、高圧ナトリウムランプ11の先端を中心に高圧ナ
トリウムランプ11を回動させ、ランプソケット3の無い
方向に高圧ナトリウムランプ11を移動させて高圧ナトリ
ウムランプ11を取り外す。
【0037】また、高圧ナトリウムランプ11から照射さ
れた光のうち上方に向けた光は、上部光学体42および下
部光学体43で低減されるとともに、反射体31で抑制す
る。高圧ナトリウムランプ11の発光管12の上端からの光
のうち上方に向けた光は上部光学体42および反射体31で
遮られるので、発光管12から直接上方に光が漏れること
も無い。
【0038】さらに、高圧ナトリウムランプ11からの光
は、下部光学体43で直下方向に反射して直下方向を照射
し、上部光学体42で直下よりやや広がった下方に反射し
て下方を照射することにより、下方の照度を得ることが
でき、反射面33で下方の周囲に反射することにより、反
射体31の反射面33では下方に向けて拡散反射させ、環境
照明となる下方周囲のアンビエント照明をする。
【0039】また、他の実施の形態の照明装置を図面を
参照して説明する。
【0040】図8は照明装置の斜視図、図9は断面図で
ある。
【0041】図8および図9に示す照明装置は、図6お
よび図7に示す照明装置において、光学手段41の1枚の
下部光学体43に代えて、4枚の下部光学体61を設けたも
のである。
【0042】また、これら下部光学体61は、支柱16に等
しい距離の間隙を介して取り付けられ、上部光学体42よ
り傾斜が急で截頭円錐状に傾斜し高圧ナトリウムランプ
11からの光を上部光学体42よりも直下に照射するととも
に上方へ向かう光を低減させ上部光学体42の光学部44よ
り長さが短い光学部62が形成され、この光学部62の下方
には上部光学体42の照射開口45より径小の照射開口63が
形成され、光学部62の上方には内方に向けて環状に形成
されたフランジ部64が形成され、このフランジ部64が支
柱16に取り付けられ、フランジ部64の中央には上部光学
体42のランプ挿通孔47と同径で同軸状に位置するランプ
挿通孔65が形成されている。なお、最も下位に位置する
下部光学体43のフランジ部64は、高圧ナトリウムランプ
11の発光管12の最下部より低い位置に位置している。
【0043】そして、このように下部光学体61を複数枚
である4枚にしても、図6および図7に示す照明装置と
同様の作用効果を奏する。
【0044】さらに、他の実施の形態の照明装置を図面
を参照して説明する。
【0045】図10は照明装置の通常の状態を示す断面
図、図11は着脱状態を示す断面図である。
【0046】図8および図9に示す照明装置は、図6お
よび図7に示す照明装置において、4枚の下部光学体61
を支柱16に沿って移動可能にしたものである。
【0047】また、一番上部の下部光学体61の上面が位
置する支柱16の位置に位置決め用の六角ナット71が取り
付けられ、一番下部の下部光学体61の下面が位置する支
柱16の位置に位置決め用の六角ナット72が取り付けられ
ている。また、これら下部光学体61はそれぞれ支柱16に
上下方向移動可能に取り付けられ、下部光学体61,61間
の支柱16にはコイルスプリング73が巻装して取り付けら
れ、下部光学体61同士の間隔を維持している。
【0048】そして、高圧ナトリウムランプ11を着脱し
ないそのままの状態では、図10に示すように、それぞ
れのコイルスプリング73を伸張させた状態で、下部光学
体61の間隔を維持させて、下部光学体61が所定の光学特
性を示すようにする。なお、この状態ではコイルスプリ
ング73は支柱に沿って位置しているため、外観を損ない
にくいとともに、光学特性を低下させることもない。
【0049】また、高圧ナトリウムランプ11を取り外す
際には、高圧ナトリウムランプ11をソケットの螺旋に対
応させて回転させてランプソケット3から取り外し、高
圧ナトリウムランプ11の先端を反射体31の凹部35内に進
入させて退避させ、図11に示すように、下部光学体61
を上方に向けて押し上げて退避させ、コイルスプリング
73を縮めて下部光学体61間の間隙を短くして下部光学体
61を全体に上方に位置させ、高圧ナトリウムランプ11の
上方を中心に下方を回動させて斜めにし、最下部の下部
光学体61の内面に沿って高圧ナトリウムランプ11を取り
出す。
【0050】反対に、高圧ナトリウムランプ11を取り付
ける際には、図11に示すように、下部光学体61を上方
に向けて押し上げ、コイルスプリング73を縮めて下部光
学体61間の間隙を短くして下部光学体61を全体に上方に
位置させて退避させ、最下部の下部光学体61の内面に沿
って高圧ナトリウムランプ11を進入させ、高圧ナトリウ
ムランプ11の先端を反射体31の凹部35内に進入させて退
避させ、高圧ナトリウムランプ11をソケットの螺旋に対
応させて回転させてランプソケット3に装着する。
【0051】このように、下部光学体61を押し上げコイ
ルスプリング73を縮めて下部光学体61の間隔を短くする
ことにより、高圧ナトリウムランプ11を下方から取り出
すことにより、工具を用いて下部光学体61などを着脱す
る必要がなくなるので、簡単に高圧ナトリウムランプ11
を着脱できる。
【0052】そして、このように下部光学体61を上下方
向に移動可能にしても、図8および図9に示す照明装置
と同様の作用効果を奏する。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の照明装置によれば、反射
体により上方への光を低減させて障害光を抑制するとと
もに、ランプからの光を主として、下方周辺に反射また
は拡散させ下方も照明するので、アンビエント照明とし
て使用できる。
【0054】請求項2記載の照明装置によれば、反射体
により上方への光を低減させて障害光を抑制するととも
に、ランプからの光を主として、下方周辺に反射または
拡散させ下方も照明するので、防犯灯あるいはアンビエ
ント照明として使用できる。
【0055】請求項3記載の照明装置によれば、請求項
2記載の効果に加え、反射体は、下方周辺に反射させる
部分が拡散反射機能を有するため、ランプによる遮光の
影響を低減できるとともに、斜め下方に反射させる部分
を鏡面状に形成したため、効率よく反射できる。
【0056】請求項4記載の照明装置によれば、請求項
1ないし3記載の照明装置の効果に加え、光学手段はラ
ンプ脱着時に退避可能であるので、工具などを用いるこ
となくランプを脱着できる。
【0057】請求項5記載の照明装置によれば、請求項
1ないし4記載の効果に加え、支持体の交換により反射
体および器具基体間の距離を可変可能としたため、共通
の反射体で異なる大きさのランプを装着でき、支持体の
交換により汎用性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の一実施の形態を示す一部を
切り欠いた断面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上配光特性を示すグラフである。
【図4】従来例の配光特性を示すグラフである。
【図5】一実施の形態の照明装置と従来例の照明装置と
の0.5lx以上の部分を示すグラフである。
【図6】他の実施の形態の照明装置を示す斜視図であ
る。
【図7】同上断面図である。
【図8】同上また他の実施の形態の照明装置を示す斜視
図である。
【図9】同上断面図である。
【図10】同上さらに他の実施の形態の照明装置の通常
の状態を示す断面図である。
【図11】同上着脱状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 器具基体 3 ランプソケット 11 ランプとしての高圧ナトリウムランプ 12 発光管 16 支持体としての支柱 18,31 反射体 19 カバー 24 第1の反射面 25 第2の反射面 41 光学手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管および口金を有するランプが装着
    されるランプソケットと;ランプに光学的に対向して配
    設され、発光管と直交する方向に端部近傍を位置させる
    ことにより、上方への光を低減させるとともに、ランプ
    からの光を主として、下方周辺に拡散させる反射面およ
    び発光管の軸方向に形成された凹部を有する反射体と;
    ランプを発光管の径方向周囲で包囲する光学手段と;を
    具備していることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 発光管および口金を有するランプが装着
    されるランプソケットと;ランプに光学的に対向して配
    設され、発光管と直交する方向に端部近傍を位置させる
    ことにより、上方への光を低減させるとともに、ランプ
    からの光を主として、下方周辺に反射および拡散の少な
    くともいずれか一方の機能を有する反射面および発光管
    の軸方向に形成された凹部を有する反射体と;ランプを
    発光管の径方向周囲で包囲する複数の反射体を上下方向
    に重ねて配設した光学手段と;を具備していることを特
    徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 反射体は、下方周辺に反射させる部分が
    拡散反射機能を有し、斜め下方に反射させる部分が鏡面
    状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の照
    明装置。
  4. 【請求項4】 光学手段は、ランプ脱着時に退避可能で
    あることを特徴とする請求項1ないし3記載の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 ランプソケットを保持する器具基体と、
    反射体を器具基体に取り付ける交換可能な支持体とを備
    え、 この支持体は交換により反射体および器具基体間の距離
    を可変可能であることを特徴とする請求項1ないし4記
    載の照明装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004204599A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 独立電源型防犯柱
EP1847764A3 (en) * 2006-04-19 2008-06-18 iGUZZINI ILLUMINAZIONE S.p.A. Column lighting device
KR101273338B1 (ko) 2013-01-31 2013-06-11 주식회사 신유이엘 램프 교체가 용이한 밀폐형 가로등
CN105716014A (zh) * 2016-03-13 2016-06-29 唐旭 水晶草坪灯

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